JP2861567B2 - テープ印字装置 - Google Patents

テープ印字装置

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JP2861567B2
JP2861567B2 JP3360721A JP36072191A JP2861567B2 JP 2861567 B2 JP2861567 B2 JP 2861567B2 JP 3360721 A JP3360721 A JP 3360721A JP 36072191 A JP36072191 A JP 36072191A JP 2861567 B2 JP2861567 B2 JP 2861567B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープ印字装置に関し、
特に各同一印字行の種々の文字サイズの文字や記号のう
ち指定した範囲の文字や記号に、その指定範囲のうちの
最大サイズの文字や記号と共通のアンダーラインを印字
するようにしたテープ印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々の印字装置が提案され実
用化されているが、本願出願人は、テープを印字媒体と
したテープ印字装置を提案し実用化した。例えば、ファ
イルの「表題」や「内容」をテープに印字してそのテー
プをファイルの所定位置に貼付けたり、或いは「名前」
をテープに印字してネームプレートに貼付けたり、この
テープ印字装置は幅広く利用されている。従来のテープ
印字装置においては、印字テープに種々の文字サイズで
文字や記号を印字でき、指定した範囲の文字や記号を強
調するために該文字や記号にアンダーラインを印字でき
るようになっている。アンダーラインは、同一印字行の
種々の文字サイズの文字や記号のうち最大サイズの文字
や記号を基準にした位置に印字される。即ち、図17に
示すように、例えば、印字テープ100に「ABC」の
各文字と「DEF」の各文字とを夫々異なる文字サイズ
で同一印字行に印字し、「DEF」にアンダーライン1
01を印字する場合には、アンダーライン101は、同
一印字行の最大サイズの「ABC」の各文字にアンダー
ライン101を印字するときの位置(一点鎖線図示)と
同じ位置に印字されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のテープ印字
装置においては、アンダーラインを印字する指定した範
囲以外の文字や記号に最大サイズの文字や記号が存在す
る場合には、その文字サイズを基準にした位置にアンダ
ーラインが印字され、アンダーラインが指定した範囲の
文字や記号から離れた位置に印字されるので、アンダー
ラインの強調効果が劣化し、また、アンダーラインの外
観が著しく低下し、実用性に欠けるという問題があっ
た。
【0004】本発明の目的は、アンダーラインを印字す
る指定された範囲の文字や記号のうちの最大サイズの文
字や記号を基準にしてアンダーラインを印字することに
より、アンダーラインの強調効果を劣化させることな
く、また、アンダーラインの外観を高め得るようなテー
プ印字装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るテープ印字
装置は、図1の機能ブロック図に示すように、印字媒体
としてのテープにドットパターンで印字する印字ヘッド
を含む印字手段と、文字や記号及び種々の指令を入力す
る為の入力手段と、複数の文字や記号をディスプレイに
表示する表示手段と、入力された文字や記号のデータを
記憶するデータ記憶手段と、このデータ記憶手段のデー
タを受け、キャラクタジェネレータから読み出したデー
タを用いてドットパターンデータを作成し印字手段に印
字させる印字制御手段とを備えたテープ印字装置におい
て、文字サイズを指定するサイズ指定データを文字や記
号のデータに付随させてデータ記憶手段に記憶させるサ
イズ指定手段と、前記入力手段と表示手段を介して、ア
ンダーラインを印字する範囲を指定してアンダーライン
モードを設定する為の設定手段と、前記アンダーライン
モードが設定されたときに、データ記憶手段に記憶され
たデータを介して、各同一印字行の文字や記号のうち設
定手段で指定された範囲の文字や記号に付随する複数の
サイズ指定データから最大サイズを判別する判別手段と
を備え、前記印字制御手段は、前記設定手段からのデー
タと判別手段の判別結果を受けて、設定手段で指定され
た範囲内の文字や記号に、最大サイズの文字や記号と共
通のアンダーラインを印字するドットパターンデータを
作成するように構成されたものである。
【0006】
【作用】本発明に係るテープ印字装置においては、入力
手段により入力された文字や記号はデータ記憶手段に記
憶されるとともに、表示手段によりディスプレイに表示
される。文字や記号の文字サイズを指定するサイズ指定
データは、サイズ指定手段により文字や記号に付随させ
てデータ記憶手段に記憶される。設定手段により入力手
段と表示手段を介して、アンダーラインを印字する範囲
を指定してアンダーラインモードを設定すると、判別手
段によりデータ記憶手段に記憶されたデータを介して、
各同一印字行の文字や記号の複数のサイズ指定データの
うち設定手段で指定された範囲の文字や記号の複数のサ
イズ指定データから最大サイズが判別され、この最大サ
イズと設定手段からのデータに基いて、印字制御手段に
より、設定手段で指定された範囲内の文字や記号に、最
大サイズの文字や記号と共通のアンダーラインを印字す
るドットパターンデータが作成され、このドットパター
ンデータに基いて、印字手段によりテープにアンダーラ
インが印字される。このように、アンダーラインを印字
する指定された範囲の文字や記号のうちの最大サイズの
文字や記号を基準にしてアンダーラインを印字するの
で、アンダーラインの強調効果が劣化せず、また、アン
ダーラインの外観を高めることが出来、テープ印字装置
の実用性を大幅に高めることが出来る。
【0007】
【発明の効果】本発明に係るテープ印字装置によれば、
以上作用の項で説明したように、サイズ指定手段と、ア
ンダーラインを印字する範囲を指定してアンダーライン
モードを設定する為の設定手段と、各同一印字行の文字
や記号のうち設定手段で指定された文字や記号に付随す
る複数のサイズ指定データから最大サイズを判別する判
別手段とを設け、指定された範囲の文字や記号に、最大
サイズの文字や記号と共通のアンダーラインを印字する
ドットパターンデータを作成して印字するように構成し
たので、指定された範囲の文字や記号に付するアンダー
ラインの強調効果を劣化させることなく、また、アンダ
ーラインの外観を高めることが出来、テープ印字装置の
実用性を高めることが出来る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、アルファベット文字や記号など
の多数のキャラクタを印字用テープに印字可能な英語専
用のテープ印字装置に本発明を適用した場合のものであ
る。図2に示すように、テープ印字装置1の本体フレー
ム2の前部にはキーボード3が配設され、キーボード3
の後方で本体フレーム2内には印字機構PMが配設さ
れ、またキーボード3の後方には文字や記号を表示可能
な液晶ディスプレイ4が設けられている。
【0009】キーボード3には、アルファベットや数字
や記号(以下、文字という)を入力する為の文字キー、
カーソル移動キー、文書データを作成する為の文書作成
キー、文書作成の終了を指令する為の作成終了キー、印
字時の文字サイズを指定するときにサイズ指定モードを
指令する為のサイズキー、アンダーラインモードを設定
する為のアンダーラインモード設定キー、アンダーライ
ンを印字する文字を指定する為のアンダーラインキー、
アンダーラインを印字する文字の指定を終了する為の終
了キー、印字を指令する為の印字キー、文字間スペース
を設ける為のスペースキー、電源をON・OFFする為
の電源キーなどが設けられている。
【0010】次に、印字機構PMについて簡単に説明す
る。図3に示すように、本体フレーム2には、矩形状の
テープ収納カセットCSが着脱自在に装着され、このテ
ープ収納カセットCSには、透明なフィルムからなる幅
約24mmの印字用テープ5が巻装されたテープスプール
6と、インクリボン7が巻装されたリボン供給スプール
8と、このインクリボン7を巻取る巻取りスプール9
と、印字用テープ5と同一幅を有する両面テープ10が
剥離紙を外側にして巻装された供給スプール11と、こ
れら印字用テープ5と両面テープ10とを接合させる接
合ローラ12とが回転自在に設けられている。印字用テ
ープ5とインクリボン7とが重なる位置には、サーマル
ヘッド13が立設され、これら印字用テープ5とインク
リボン7とをサーマルヘッド13に押圧するプラテンロ
ーラ14と、印字用テープ5と両面テープ10とを接合
ローラ12に押圧する送りローラ15とは支持体16に
回転可能に枢支されている。このサーマルヘッド13に
は、128個の発熱素子からなる発熱素子群13a(図
4参照)が上下方向に列設されている。テープ送りモー
タ24(図5参照)を回転駆動して接合ローラ12と巻
取りスプール9とを夫々所定方向に同期回転駆動すると
ともに、発熱素子群13aを所定のタイミングで通電す
ることにより、印字用テープ5上には複数のドット列に
より文字が印字され、その後、印字用テープ5の印字面
には両面テープ10が貼付けられて送り方向Aにテープ
送りされる。尚、印字機構PMの詳細については、特開
平2─106555号公報を参照。
【0011】図4に示すように、印字用テープ5には、
発熱素子群13aに対応する印字領域PEが設定され、
この印字領域PEに、最小10ポイントから最大50ポ
イントまで5ポイントおきの種々の文字サイズで印字可
能になっている。また、各文字はセンターラインCLを
中心に上下幅が均等になるようにセンター揃えに印字さ
れ、図4の文字「A」のように、50ポイントの文字サ
イズで印字した場合でも、文字は、印字下限ラインBL
と印字上限ラインTLより夫々所定ドット数dT分内側
に印字されるようになっている。
【0012】次に、テープ印字装置1の制御系について
説明する。図5に示すように、キーボード3と、液晶デ
ィスプレイ(LCD)4に表示データを出力する為の表
示用RAMを有するディスプレイコントローラ(LCD
C)23と、サーマルヘッド13を駆動する為の駆動回
路25と、テープ送りモータ24を駆動する為の駆動回
路26と、警告用ブザー20の為の駆動回路21とは制
御装置Cの入出力インターフェース27に夫々接続され
ている。制御装置Cは、CPU29と、このCPU29
にデータバスなどのバス28を介して接続された入出力
インターフェース27、CGROM30・31、ROM
32及びRAM40とから構成されている。
【0013】CGROM30には、多数の文字の各々に
関して、液晶ディスプレイ4に表示する為のドットパタ
ーンデータがコードデータに対応させて格納されてい
る。CGROM31には、多数の文字の各々に関して、
文字を印字する為の文字の輪郭線を規定する輪郭線デー
タがコードデータに対応させて格納されている。
【0014】ROM32には、データ入力処理制御、表
示処理制御、印字処理制御及び本願特有のアンダーライ
ンモード設定処理制御などを含むテープ印字制御の制御
プログラムと、図6に示すように、印字領域PEにおけ
るアンダーライン位置のデータのテーブルが格納されて
いる。アンダーラインULは指定された範囲の文字や記
号に印字され、またアンダーライン位置は、指定された
範囲の文字や記号のうち最大サイズの文字や記号を基準
にして適切な位置に設定され、アンダーライン位置のテ
ーブルには、文字サイズ毎に印字下限ラインBLからの
上方向ドット数dがアンダーライン位置のデータとして
格納されている。
【0015】RAM40のラインバッファ41には、図
7に示すように、キーボード3から入力された各文字に
ついて文字のコードデータと、文字サイズを指定するサ
イズ指定データやアンダーラインの印字を指定するアン
ダーライン識別データなどの文字修飾データとが一時的
に格納される。テキストメモリ42には、ラインバッフ
ァ41から転送されたデータなどが格納される。サイズ
メモリ43には、サイズ指定データが一時的に格納され
る。アンダーライン位置メモリ44には、アンダーライ
ン位置のテーブルから読み出された1つのアンダーライ
ン位置のデータが格納される。印字ポインタ(この内容
を印字ポインタ値Pとする)45には、印字するコード
データなどを読み出す為にテキストメモリ42の1つの
アドレスが格納される。印字バッファ46には、ドット
パターンデータに展開された複数文字の印字データが格
納される。
【0016】次に、テープ印字装置1の制御装置Cで行
なわれるテープ印字制御のルーチンについて、図8〜図
11のフローチャートに基いて説明する。尚、図中符号
Si(i=10、11、12・・・・)は各ステップで
ある。また、以下の説明では、図12に示すように、文
字列「ABCDEFGHIJKL」を一行印字する場合
において、「ABC」の各文字を30ポイントに、「D
EF」の各文字を20ポイントに、「GHI」の各文字
を15ポイントに、「JKL」の各文字を30ポイント
の文字サイズに印字するとともに、これらの文字のうち
「DEFGHI」にアンダーラインULを印字する場合
について説明する。電源キー操作により電源が投入され
るとこの制御が開始され、先ず各メモリ41〜46をク
リアするなどの初期設定が実行され(S10)、文書作
成キーが操作されると(S11・S12:Yes)、文
字キーを操作することにより入力されるデータを入力処
理するデータ入力処理制御(図9参照)が実行される
(S13)。
【0017】データ入力処理制御が開始され、サイズキ
ーが操作されてサイズ指定モードが指令されると(S2
0:Yes)、図13に示すように、10ポイントから
50ポイントまで5ポイントおきの文字サイズがカーソ
ル移動キーの操作により順次ディスプレイ4に表示され
(S21)、文字サイズを示す数字キーを操作すること
により文字サイズが設定される(S22)。即ち、最初
の「ABC」の各文字の文字サイズを30ポイントに設
定するために数字キー「5」を操作すると、30ポイン
トを示すサイズ指定データがサイズメモリ43に格納さ
れる。
【0018】次に、文字キーが操作されると(S20:
No、S23:Yes)、その文字の文字コードデータ
が順次ラインバッファ41に格納され(S24)、更に
その文字がディスプレイ22に表示される(S25)。
このようにして、「ABC」の各文字が入力され、次に
「DEF」の各文字の文字サイズを20ポイントに設定
する為にサイズキーを操作すると(S20:Yes)、
サイズメモリ43に格納されていたサイズ指定データが
ラインバッファ41に「ABC」の各文字の文字コード
データに夫々付随して格納させる。以下、同様にS21
〜S25が繰り返され、文字コードデータとサイズ指定
データとがラインバッファ41に格納される。このよう
にして、文字入力が終わって作成終了キーが操作される
と(S20・S23:No、S26:Yes)、ライン
バッファ41のデータはテキストメモリ42に転送され
(S27)、その後S11に移行する。尚、作成終了キ
ー以外のキーが操作されたときには(S20・S23・
S26:No)、警告の為にブサー20が鳴動される
(S28)。
【0019】次に、アンダーラインモード設定キーが操
作されると(S11:Yes、S12:No、S14:
Yes)、アンダーラインを印字する文字の範囲を指定
する為のアンダーライン設定処理制御(図10参照)が
実行される(S15)。この制御が開始され、テキスト
メモリ42に文字データが格納されているときには(S
30:Yes)、テキストメモリ42に格納された文字
列がディスプレイ4に表示されるとともに、ディスプレ
イ4の左端に表示された文字の下側にカーソルが表示さ
れる(S31)。即ち、この場合、入力した文字列「A
BCDEFGHIGKL」のうち文字「A」がディスプ
レイ4の左端に表示され、「A」の下側にカーソルが表
示される。次に、カーソル移動キーが操作されると(S
32:Yes)、カーソルが下位側(右側)に1文字分
づつ移動する(S33)。
【0020】アンダーラインULを印字する「D」の位
置までカーソルを移動させたときに、アンダーラインキ
ーを操作すると(S32:No、S34:Yes)、テ
キストメモリ42の「D」の文字コードデータに付随さ
せてアンダーライン識別データがテキストメモリ42に
記憶され(S35)、次に、カーソルが1文字分下位側
に移動する(S36)。即ち、この場合、カーソルは
「E」の下側に表示される。このとき、アンダーライン
キーを操作すると、「E」の文字コードデータに付随さ
せてアンダーライン識別データがテキストメモリ42に
記憶される。以下、同様にしてアンダーラインキーを操
作することにより、アンダーラインULを印字する「F
GHI」の各文字の文字コードデータに付随させてアン
ダーライン識別データがテキストメモリ42に記憶され
る。このようにしてアンダーラインULを印字する範囲
の指定が終わり終了キーを操作すると(S32・S3
4:No、S37:Yes)、このアンダーライン設定
処理を終了し、S11に移行する。一方、カーソル移動
キー、アンダーラインキー、終了キー以外のキーが操作
されると、警告の為にブザーが鳴動され(S38)、S
32に移行する。尚、S30において、テキストメモリ
42に文字コードデータが格納されていないときには、
警告の為にブザーが鳴動され(S39)、アンダーライ
ン設定処理を終了して、S11に移行する。
【0021】次に、印字キーが操作されると(S11:
Yes、S12・S14:No、S16:Yes)、印
字処理制御(図11)が開始される(S17)。この制
御が開始されると、テキストメモリ42内のサイズ指定
データのうちアンダーライン識別データを有する文字コ
ードデータのサイズ指定データから最大文字サイズが検
索される(S40)。この場合、「DEFGHI」の各
文字のサイズ指定データから、20ポイントが最大文字
サイズとして検索される。次に、このサイズ指定データ
に基いて対応するアンダーライン位置がテーブルから読
み込まれ、そのデータがアンダーライン位置メモリ44
に格納される(S41)。即ち、この場合、20ポイン
トに対応するアンダーライン位置データとしてドット数
d20がアンダーライン位置メモリ44に格納される。
次に、印字ポインタPにこのテキストメモリ42の先頭
アドレスがセットされ(S42)、次に、この印字ポイ
ンタPで指示するデータが読み出され(S43)、この
データに基いて印字バッファ46にドットパターンデー
タが展開処理される(S44)。即ち、この場合、最初
の文字である「A」の文字コードデータと、文字修飾デ
ータのうちのサイズ指定データに基いて、文字サイズの
拡大率が求められるとともに、この拡大率を用いて
「A」の輪郭線データが拡大処理され、図14に示すよ
うに、この輪郭線データからドットパターンデータが印
字バッファ46に展開される。次に、印字ポインタPが
インクリメントされ(S45)、テキストメモリ42に
文字コードデータが存在する場合には(S46:Ye
s)、S43に移行し、S44〜S46が繰り返えさ
れ、次の「BC」の各文字については、「A」と同様に
印字バッファ46にドットパターンデータが展開され、
「DEFGHI」の各文字については、「ABC」の各
文字と同様に印字バッファ46にドットパターンデータ
が展開されるとともに、各文字の印字内容のうちのアン
ダーライン識別データとアンダーライン位置メモリ44
に格納されたアンダーライン位置のデータに基いて、図
14に示すように、アンダーラインのドットパターンデ
ータが印字バッファ46に展開される。また、「JK
L」の各文字については、「ABC」の各文字と同様に
印字バッファ46にドットパターンデータが展開され
る。尚、S46において、文字と文字の間のスペース入
力は文字コードデータとして判断されS43に移行す
る。
【0022】こうして、全ての文字についてドットパタ
ーンデータが展開されると(S46:No)、テープ送
りモータ24が回転駆動されて接合ローラ12と巻取り
スプール9とが同期回転駆動されるとともに、印字バッ
ファ46のドットパターンデータに基いて発熱素子群1
3aが所定のタイミングで通電されて印字用テープ5上
には複数のドット列により文字が印字され、印字テープ
5の印字面には両面テープ10が貼付けられる(S4
7)。その後、全ての文字の印字が終わると、所定量の
テープ送り処理と切断処理の実行が指令され(S4
8)、この制御を終了してリターンする。
【0023】このように、アンダーラインULを印字す
る指定された範囲の文字のうちの最大サイズの文字を基
準にして所定の位置にアンダーラインULが印字される
ので、アンダーラインULが指定した範囲の文字から大
きく離れることがない。従って、アンダーラインULの
強調効果を劣化させることなく、また、アンダーライン
ULの外観を高めることが出来、テープ印字装置1の実
用性を高めることが出来る。
【0024】ここで、前記実施例を次のように変更する
ことも有り得る。即ち、センター揃え以外に、図15に
示すように、下端揃えに印字したり、図16に示すよう
に、上端揃えに印字することも可能であるし、2行以上
の複数行に印字することも可能である。更に、CGRO
M31に、輪郭線データに代えて、多数の文字に関して
文字サイズ毎のドットパターンデータを格納することも
有り得し、このCGROM31を兼用することにより、
CGROM30を省略することも有り得る。また、アン
ダーラインULを各印字行毎に複数範囲に印字すること
も可能である。加えて、アンダーライン識別データに代
えて、アンダーライン開始文字とアンダーライン終了文
字のテキストメモリにおけるアドレスを記憶するメモリ
を設け、これらアドレスデータに基いてアンダーライン
のドットパターンデータを展開するようにしてもよい。
更に、前記文字サイズ以外に、種々の文字サイズを設定
することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の構成を示す機能ブロック
図である。
【図2】テープ印字装置の平面図である。
【図3】印字機構の概略平面図である。
【図4】印字用テープ及びサーマルヘッドを示す印字機
構の部分正面図である。
【図5】テープ印字装置の制御系のブロック図である。
【図6】文字サイズとアンダーライン位置のデータのテ
ーブルを示す説明図である。
【図7】ラインバッファ内のデータを示す説明図であ
る。
【図8】テープ印字制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図9】データ入力処理制御のサブルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図10】アンダーライン設定処理制御のサブルーチン
の概略フローチャートである。
【図11】印字処理制御のサブルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図12】印字例を示す図である。
【図13】文字サイズ指定画面を示す説明図である。
【図14】印字バッファ内のドットパターンデータを模
式的に示す説明図である。
【図15】下端揃え印字の印字例を示す図である。
【図16】上端揃え印字の印字例を示す図である。
【図17】従来の技術に係るテープ印字装置による印字
例を示す図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 3 キーボード 4 ディスプレイ 29 CPU 31 CGROM 32 ROM 40 RAM C 制御装置 PM 印字機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−255972(JP,A) 実開 平3−31552(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/485 B41J 3/36 B41J 29/26 G06F 3/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字媒体としてのテープにドットパター
    ンで印字する印字ヘッドを含む印字手段と、文字や記号
    及び種々の指令を入力する為の入力手段と、複数の文字
    や記号をディスプレイに表示する表示手段と、入力され
    た文字や記号のデータを記憶するデータ記憶手段と、こ
    のデータ記憶手段のデータを受け、キャラクタジェネレ
    ータから読み出したデータを用いてドットパターンデー
    タを作成し印字手段に印字させる印字制御手段とを備え
    たテープ印字装置において、 文字サイズを指定するサイズ指定データを文字や記号の
    データに付随させてデータ記憶手段に記憶させるサイズ
    指定手段と、 前記入力手段と表示手段を介して、アンダーラインを印
    字する範囲を指定してアンダーラインモードを設定する
    為の設定手段と、 前記アンダーラインモードが設定されたときに、データ
    記憶手段に記憶されたデータを介して、各同一印字行の
    文字や記号のうち設定手段で指定された範囲の文字や記
    号に付随する複数のサイズ指定データから最大サイズを
    判別する判別手段とを備え、 前記印字制御手段は、前記設定手段からのデータと判別
    手段の判別結果を受けて、設定手段で指定された範囲内
    の文字や記号に、最大サイズの文字や記号と共通のアン
    ダーラインを印字するドットパターンデータを作成する
    ように構成されたことを特徴とするテープ印字装置。
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