JP3130149B2 - 光ファイバ結合装置 - Google Patents
光ファイバ結合装置Info
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- JP3130149B2 JP3130149B2 JP04315552A JP31555292A JP3130149B2 JP 3130149 B2 JP3130149 B2 JP 3130149B2 JP 04315552 A JP04315552 A JP 04315552A JP 31555292 A JP31555292 A JP 31555292A JP 3130149 B2 JP3130149 B2 JP 3130149B2
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Description
関し、更に詳しくは光ファイバの光学系本体への取り付
けが容易な光ファイバ結合装置に関する。
及びは受光素子と光ファイバを結合する手段が不可欠で
あり、半導体レーザと光ファイバを結合して一体化した
モジュールが使用されている。このような結合手段の組
み立てには極めて高い精度が要求されており、光ファイ
バはフェルールの内孔に強固に支持され、光ファイバの
所定の内端位置及び角度の精密な設定後にフェルールは
レーザ装置の金属ハウジングに溶接で固定された光学ホ
ルダーに溶接される。
記載されているような従来の光ファイバ結合装置の典型
的な例を示し、レーザ光を発生する光素子(あるいは受
光素子)とレンズ等の光学系本体をステンレス鋼等の金
属製ハウジング1に収容し、軸孔に光ファイバ4を保持
したステンレス鋼等の金属製管状フェルール3を、ステ
ンレス鋼等の金属製環状ホルダ6にレーザ溶接による溶
接点または線2を介して固定し、ホルダ6をレーザ溶接
による溶接点または線5を介してハウジング1に溶接固
定する。適正な光結合を行うためには溶接に先立って光
ファイバ先端が光学系本体光に対して所定の向き及び位
置に固定され、また外力に対して機械的に安定であるよ
うに各部材の位置決めと固定が正しくなされなければな
らない。図2のような溶接方法ではフェルールとホルダ
の溶接が軸線に直角な同一の平面内で数カ所または円周
に沿って形成されているために、溶接個所を軸にする振
動が生じたり一か所でも不良があると光ファイバ軸線に
直角な方向にずれが生じて光結合特性に大きな影響が生
じる。この問題は、実開平3−92610号のようにフ
ェルールをホルダの溶接個所を軸線に直角な2つの面内
で等間隔で行うことにより回避することができる。
号の構造では、環状ホルダに軸線に沿って離間した2つ
の平面に沿って等間隔に3個以上の半径方向貫通孔を設
け、これらの貫通孔とフェルールが接する箇所を貫通孔
を通して溶接しかければならず、貫通孔の壁により溶接
用レーザビームの操作が制約を受け、作業が面倒となり
また時間がかかる。したがって、本発明の目的は、能率
的な溶接が可能な構造の光ファイバ結合装置を提供する
ことにある。
装置は、光学系本体の金属ケーシングの開口部の外側に
固定された環状ホルダと、前記開口部に整列するように
してこの環状ホルダの内孔に支持された管状フェルール
と、該フェルールの軸孔に支持されそこから外側に延び
出している光ファイバよりなる光ファイバ結合装置にお
いて、前記環状ホルダは光学系本体側の内側ホルダと光
ファイバ側の外側ホルダとより構成され、前記内側ホル
ダは内側外周で前記金属ケーシングに溶接され、外側内
周で前記フェルールに溶接され、前記外側ホルダは内側
外周で前記内側ホルダーに溶接され、外側内周で前記フ
ェルールに溶接されており、前記外側ホルダは前記内側
内周から内側外周にかけた切り込みも有せず、前記内側
内周は面取りされている。好ましい形態として、さらに
前記内側ホルダの前記外側外周と、前記外側ホルダの前
記内側外周はネスト構造を有する。
倒な作業によらないで所定の機械的な安定性を有する光
結合部が得られる。すなわち、溶接個所が完全に露出し
ているから、レーザ光による溶接作業が容易に実施でき
る。
光ファイバ結合装置の実施例を説明する。レーザ光を発
生する光素子11(あるいは受光素子)及びレンズ系1
2はステンレス鋼等の金属製ハウジング10に収容され
ている。13はステンレス鋼製の環状ホルダである。環
状ホルダ13は、光学系本体側の内側ホルダ14と光フ
ァイバ側の外側ホルダ15に分割されている。環状ホル
ダ13の内孔にはステンレス鋼製の管状フェルール16
が収容固定されている。このフェルール16は、その軸
孔に光ファイバ17を固定的に収容している。なお光フ
ァイバ17は一般にセラミック製ガイド(キャピラリ
ー)を有するが図では省略してある。これらの部材は所
定の位置決めの後にレーザ光線により小円で示した溶接
点または線で互いに溶接されている。
外側外周は小径部18を有し、一方外側ホルダ15はこ
の小径部と嵌合する環状凹所19を有する。このため内
側及び外側ホルダはネスト構造となって組立の際に相互
の位置決めを容易にしている。更に外側ホルダ13の内
側内周は溶接部を逃げるためのテーパ面20ないし面取
りを有する。
内側ホルダ14とを嵌合した状態で光学系本体に対して
適正な位置決めをし、次いで両部材の接触線に沿った全
周または等間隔の3か所以上にレーザ光ビームを当てて
溶接して溶接点Aを形成することにより両部材を固定す
る。次に外側ホルダ15を組み込んで溶接点B及びCで
同様に溶接することにより、内側ホルダ14と外側ホル
ダ15間、及び外側ホルダ15とフェルール16間を溶
接一体化する。最後に内側ホルダ14をハウジング10
に溶接して、光結合手段の取り付けを終了する。
邪魔のない露出箇所に対して実行でき、先の実開平3−
92610号の溶接方法では得れれなかった迅速な取り
付け作業が実施できると同時に、軸線に沿った2平面で
の溶接により振動等の影響を受けない機械的に強固な固
定が可能となる。
Claims (2)
- 【請求項1】 光学系本体の金属ケーシングの開口部の
外側に固定された環状ホルダと、前記開口部に整列する
ようにしてこの環状ホルダの内孔に支持された管状フェ
ルールと、該フェルールの軸孔に支持されそこから外側
に延び出している光ファイバよりなる光ファイバ結合装
置において、前記環状ホルダは光学系本体側の内側ホル
ダと光ファイバ側の外側ホルダとより構成され、前記内
側ホルダは内側外周で前記金属ケーシングに溶接され、
外側内周で前記フェルールに溶接され、前記外側ホルダ
は内側外周で前記内側ホルダーに溶接され、外側内周で
前記フェルールに溶接されており、前記外側ホルダは前
記内側内周から内側外周にかけた切り込みも有せず、前
記内側内周は面取りされている光ファイバ結合装置。 - 【請求項2】 前記内側ホルダの前記外側外周と、前記
外側ホルダの前記内側外周はネスト構造を有する請求項
1の光ファイバ結合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04315552A JP3130149B2 (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 光ファイバ結合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04315552A JP3130149B2 (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 光ファイバ結合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06148450A JPH06148450A (ja) | 1994-05-27 |
JP3130149B2 true JP3130149B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=18066722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04315552A Expired - Fee Related JP3130149B2 (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 光ファイバ結合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3130149B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112415664A (zh) * | 2020-12-03 | 2021-02-26 | 四川光恒通信技术有限公司 | 一种光路接力式器件的新型四件式耦合台及其使用方法 |
-
1992
- 1992-11-02 JP JP04315552A patent/JP3130149B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06148450A (ja) | 1994-05-27 |
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