JPH06242352A - 光ファイバモジュール - Google Patents

光ファイバモジュール

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Publication number
JPH06242352A
JPH06242352A JP5025420A JP2542093A JPH06242352A JP H06242352 A JPH06242352 A JP H06242352A JP 5025420 A JP5025420 A JP 5025420A JP 2542093 A JP2542093 A JP 2542093A JP H06242352 A JPH06242352 A JP H06242352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
holder
optical fiber
peripheral surface
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5025420A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Tanaka
秀幸 田中
Katsuyoshi Naito
勝好 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP5025420A priority Critical patent/JPH06242352A/ja
Publication of JPH06242352A publication Critical patent/JPH06242352A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接状態を目視により確認可能とし、かつ確
実に溶接がなされる光ファイバモジュールを提供する。 【構成】 スリーブ16の胴部に、該スリーブ16の外
周面から内周面まで貫通する穴部17を複数設け、この
穴部17とホルダ12の外周面との接合部をスミ肉溶接
により固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバモジュール
の構造に関し、特に、光ファイバを保持するホルダと、
このホルダと発光素子あるいは受光素子を収納する筐体
を接続するスリーブとの接合部の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
発光素子または受光素子と光ファイバとを光学的に結合
させるための種々の器具が提案され、実用化が図られて
いる。図2はレーザダイオードと光ファイバで構成され
ている従来の光ファイバモジュールの構成を示す断面図
である。
【0003】図において、1はレーザダイオード、2は
レーザダイオード1を搭載して該レーザダイオード1の
発熱を放熱するヒートシンク、3はレーザダイオード1
とヒートシンク2をボンディングしたLD(レーザダイ
オード)ヘッダ、4はLDヘッダ3が取り付けられたL
字状の支持板である。なお、LDヘッダ3と支持板4と
は、放熱性を良くするために、半田により固定されてい
る。
【0004】5はレーザダイオード1と近接して取り付
けられ、該レーザダイオード1から発せられる光を平行
ビーム光に変換するレンズ、6はこのレンズ5が接着,
圧入等で取り付けられたレンズホルダ、7はこのレンズ
ホルダ6を支持板4に固定するスリーブで、支持板4の
レンズホルダ6が取り付けられる部位である水平片に
は、レンズホルダ6より若干大きな径の穴が開けられて
おり、レーザダイオード1とレンズ5の光軸を調整した
後、レンズホルダ6をスリーブ7により支持板4の水平
片にYAGレーザ等で溶接固定してある。
【0005】8は内部に前記支持板4が取り付けられ、
この支持板4に固定されたレーザダイオード1,レンズ
5等を保護する筐体である。9は平行ビーム光を集光し
て光ファイバ10と結合させるレンズ、11は光ファイ
バ10を固定するフェルール、12はレンズ9とフェル
ール11を保持する円筒状のホルダである。
【0006】13は前記ホルダ12を筐体8に固定する
ためのスリーブ、14はこのスリーブ13の胴部中央に
形成される段部で、この段部14は、スリーブ13の円
周方向にわたり肉厚が薄く形成されている。図3は前記
ホルダ12とスリーブ13の従来の接合構造を示す光フ
ァイバモジュールの要部拡大斜視図で、ホルダ12とス
リーブ13は、スリーブ13にホルダ12を挿入し、ス
リーブ13の端部とホルダ12の外周面との接合部Aを
YAGレーザ等でスミ肉溶接するとともに、段部14を
YAGレーザ等で溶かして該段部14の内周面とスリー
ブ13の外周面と溶着させる重ね合わせ溶接して固定し
ている。
【0007】以下、これら一体化されたレンズ9,光フ
ァイバ10,フェルール11,ホルダ12およびスリー
ブ13をコリメータ15という。このコリメータ15
は、レーザダイオード1と光ファイバ10との光軸を調
整した後、スリーブ13を介して筐体8の上部にYAG
レーザ等で溶接固定される。
【0008】従来の光ファイバモジュールは上記のよう
に構成されており、レーザダイオードからの光をレンズ
5で平行なビーム光に変換し、これをレンズ9で集光し
て、この集光された光が光ファイバ10に照射され光結
合していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光ファイバモジュールであると、ホルダ12と
スリーブ13の固定の際に、スリーブ13の端部とホル
ダ12の外周面との接合部Aは、溶接による接合状態を
目視可能であるので、溶接により確実に固定されたかど
うかの確認が可能であるが、スリーブ13の胴部に形成
した段部14の内周面とホルダ12の外周面との溶接に
よる接合状態は目視できず、溶接により確実に固定され
たかどうかの目視での確認が不可能であるという問題が
ある。
【0010】また、スリーブ13の段部14の内周面と
ホルダ12の外周面とのクリアランスの偏りによって、
ホルダ12の円周方向においてある一部のみ溶接固定さ
れ、その他は溶接されていないということが起こりやす
く、確実に溶接されないという問題がある。このよう
に、目視による溶接状態の確認が不可能で、構造上、確
実に溶接されないことがあるということで、光軸がずれ
て性能が低下する等により、信頼性が下がるという問題
がある。
【0011】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、スリーブの胴部とホルダとの溶接状
態を目視により確認可能とし、かつ確実に溶接固定さ
れ、高信頼性を有する光ファイバモジュールを提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、光ファイバを保持する筒状のホルダと、
このホルダが挿入される穴を有する筒状のスリーブと、
発光素子あるいは受光素子を収納し、前記スリーブ,ホ
ルダを介して光ファイバと接続される筐体とを備えた光
ファイバモジュールにおいて、前記スリーブの胴部に、
該スリーブの外周面から内周面まで貫通する穴部を複数
設け、この穴部と前記ホルダの外周面との接合部を溶接
により固定したことを特徴とする。
【0013】
【作用】上述した構成を有する本発明は、光ファイバを
保持するホルダと、このホルダを発光素子あるいは受光
素子が収納された筐体に固定するためのスリーブとの固
定は、スリーブの胴部に設けられた穴部とホルダの外周
面との接合部をスミ肉溶接することにより行われてい
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。図
1は、本発明の一実施例におけるホルダとスリーブの接
合構造を示す光ファイバモジュールの要部拡大斜視図で
ある。なお、本実施例において、従来と同様の構成の部
位については、同じ番号を付して説明する。
【0015】8は筐体であり、この筐体8内には、従来
の技術図2で説明した従来の光ファイバモジュールと同
様に、レーザダイオードとこのレーザダイオードから発
せられる光を平行ビーム光に変換するレンズや、こらら
を固定するLDヘッダ,レンズホルダや支持板等の支持
部材が収納されており、これらレーザダイオード,レン
ズを保護している。
【0016】12は筒状のホルダであり、このホルダ内
には、従来の技術図2で説明した従来の光ファイバモジ
ュールと同様に、平行ビーム光を集光するレンズ,光フ
ァイバおよびこの光ファイバを保持するフェルール等が
固定されている。16はホルダ12を筐体8に固定する
スリーブで、例えばコバール,SUS304等の金属で
略円筒状に形成され、軸線方向にそって開けられた穴に
前記ホルダ12が挿入される。17はこのスリーブ16
の胴部に外周面から内周面まで貫通する穴を開けて形成
した穴部で、この穴部17はスリーブ16の胴部に円周
方向にわたって複数設けられている。
【0017】上記構成のホルダ12とスリーブ16の固
定は、スリーブ16にホルダ12を挿入し、スリーブ1
6の端部とホルダ12の外周面との接合部AをYAGレ
ーザ等でスミ肉溶接するとともに、各穴部17のスリー
ブ16の内周面側の縁部とホルダ12の外周面との接合
部BをYAGレーザ等でスミ肉溶接して行う。このよう
に、スリーブ16の胴部に穴部17を設け、この穴部1
7とホルダ12の外周面との接合部Bをスミ肉溶接する
ことで、スリーブ16の胴部においても、円周方向にわ
たり穴部17の設けられた箇所でホルダ12と確実な溶
接が行えるとともに、溶接による穴部17とホルダ12
の外周面との接合状態を目視することができ、溶接によ
り完全に固定されたかどうかの目視での確認が可能であ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、光ファ
イバを保持するホルダを発光素子あるいは受光素子を収
納した筐体に固定するためのスリーブの胴部に、該スリ
ーブの外周面から内周面まで貫通する穴部を複数設け、
この穴部と前記ホルダの外周面との接合部をスミ肉溶接
により固定したものである。
【0019】これにより、スリーブの胴部において該ス
リーブとホルダとを確実に溶接固定することができ、高
信頼性が得られるという効果を有する。また、溶接状態
を目視により確認可能となるので、信頼性を悪くする原
因となる溶接のクラックや溶接不良の検査を容易に行う
ことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるホルダとスリーブの
接合構造を示す光ファイバモジュールの要部拡大斜視図
である。
【図2】従来の光ファイバモジュールの構成を示す断面
図である。
【図3】ホルダとスリーブの従来の接合構造を示す光フ
ァイバモジュールの要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
12 ホルダ 16 スリーブ 17 穴部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバを保持する筒状のホルダと、 このホルダが挿入される穴を有する筒状のスリーブと、 発光素子あるいは受光素子を収納し、前記スリーブ,ホ
    ルダを介して光ファイバと接続される筐体とを備えた光
    ファイバモジュールにおいて、 前記スリーブの胴部に、該スリーブの外周面から内周面
    まで貫通する穴部を複数設け、この穴部と前記ホルダの
    外周面との接合部を溶接により固定したことを特徴とす
    る光ファイバモジュール。
JP5025420A 1993-02-15 1993-02-15 光ファイバモジュール Pending JPH06242352A (ja)

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JP5025420A JPH06242352A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 光ファイバモジュール

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JP5025420A JPH06242352A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 光ファイバモジュール

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7078103B2 (en) 2000-12-26 2006-07-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Conductive organic thin film, process for producing the same, and organic photoelectronic device, electric wire, and electrode each employing the same
CN100392459C (zh) * 2006-07-05 2008-06-04 仪和仪美(北京)科技有限公司 光纤插座及光纤插头
JP2019009236A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 スタンレー電気株式会社 光モジュール

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