JPS62248280A - レ−ザダイオ−ドモジユ−ルの光フアイバ固定構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はレーザダイオードモジュールの光ファイバ固定
ａ造に関する。

［従来の技術］ 光ファイバ通信において光ファイバにシングルモードフ
ァイバ（以下ＳＭＦと略する）を使用り゛ることは伝送
容量の増大をもたらずので近年実用化が進展しつつある
。

レーザダイオード素子とＳＭＦを光学結合したモジュー
ルにおいて、ＳＭＦのコア径が約１０μ（レーザ波長１
．３μｍの時）と非常に小さいので、光ファイバのレー
雪ア素子に対する光軸ズレがわずかに生じてもファイバ
光出力の大幅な低下をもたらすことになる。

過剰結合損失０．５ｄＢで許容されるファイバの光軸ズ
レは、その光学系にもにるが、通常は１ｎ前後であり、
温度サイクル等の環境試験にス・１して光軸ズレが極小
となるように設計しなければならない。

従来、この種のレーザダイオードモジュールにおいては
光ファイバの端末部はＸ、Ｙ、Ｚ３方向の光軸調整後、
モジュール本体のビーム出射］］に取付けた円筒軸受部
に５ｎ−Ｐｂ半田で固定されるのが一般的である。

通常光ファイバを円筒軸受部に挿通したまま、光軸調整
か行なわれるから、円筒軸受部の内径は光ファイバの外
径より余裕をもって大きくしてあり、軸受部と光ファイ
バとの間にはかなり大きな隙間がおる。

［発明か解決しようとする問題点］ 従来、軸受部と光ファイバとの間に大ぎな隙間かあるた
めに、半田に応力が作用しやすく、周知のように半田は
応力の存在下でクリープ現象を起こし、このため結果的
にファイバ位置変位が生じ光出力が低下するという欠点
がある。

本発明の目的は光ファイバの位置ズレをなくした固定構
造を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ 本発明はモジュール本体の円筒軸受部内に挿通した光フ
ァイバと、レーＩアダイオードと、詠し−ｌアダイオー
ドから出側される光ビームを前記光ファイバに入射ざぜ
るレンズ系とを有するレーデダイオードモジュールにお
いて、前記円筒軸受部にリング状スペーサを取付け、該
スペーサに前記光ファイバの端末を嵌合保持させたこと
を特徴とするレーザダイオ−ドロジュールの光ファイバ
固定構造である。

［実施例１ 以下、本発明の一実施例を図により説明する。

ところで、最近に４１つてレーク“ビーム（例えばＹ　
Ａ　Ｇレーリ′）を用いて、部材を溶接、固定する方法
が提唱されており、徐々に実用化されつつある。レーザ
溶接の場合は、被固定物同士を直接溶融、接合するので
、半田を用いた場合に比ｌ〈で位置変位は著しく小さく
、実質的に問題にはならない。そこで、本発明はレーザ
溶接を利用して各構成部品を接合可能ならしめた光ファ
イバの固定構造としたものである。すなわち、第１図に
おいて、レーザダイオード素子］と屈折率分布型ロッド
レンズ２とは光軸を一致させて金属基板８上に搭載され
ている。ざらに該金属基板８は電子冷却器（ペルチェ）
９を介してデュアルインライン型のパッケージ３に搭載
されている。パッケージ３のビーム出射口３ａには円筒
状の軸受部４が取り付番ノられている。軸受部４の軸中
心位置はほぼレーザダイオード素子１とロッドレンズ２
との光軸と一致する位置に設計される。−５第２図に示
すように光ファイバ６は中心に光ファイバ素線５を有し
その素線５の外周はガラスフェルール５ａで被覆され、
その端末は金属パイプ５ｂで被覆される。

ざらに、本発明は光ファイバ５を光ビームと同軸上に位
置させて支持するリング状スペーサ７を備えている。リ
ング状スペーサ７は光ファイバ５を嵌合する筒部７ａと
、筒部７ａの口縁に設けたフランジ１ｂとからなる。

実施例において、レーザダイオード素子１を発掘ざけて
その光ビームを光ファイバ端末部に大割させ、その入射
光出力が最大となるような位置を決定することによりレ
ーザダイオード素子１と光フフイハ６の端末とを光結合
し、この状態に光ファイバ６をヂャツク治具により保持
する。この場合パッケージの軸受部４の穴径は光ファイ
バ端末外径よりも必要とされる調整成分だけ大きく形成
されている。次に光ファイバ６端末に精度よく挿入、嵌
合したリング状スペーサ７の７ランジ７ｂを軸受部４に
、またスペーサ７の筒部１ａと光ファイバ６の金属パイ
プ５ｂとを溶接箇所１０ａ、１０ｂでＹＡＧレーデに溶
接し、固定する。このようなリング状スペーサ７を用い
た構造であれば被溶接部材間（４と７あるいは６と７）
の隙間はＸ！ｌ１１１１方向ではＯ，Ｘ、Ｙ方向では部
材初期設計により小さなある一定値に制御することが可
能であり、レーザ溶接は常に一定した条件で行なうこと
ができ、安定した溶接強度を得ることができる。またレ
ーザ溶接時の位置変位も充分許容できる程度に小さく良
好な光学結合状態を１テることができる。

尚、本発明はレーザダイオードモジュールに限らずＬＥ
Ｄモジュール、受光素子モジュールにも適用できること
は明らかである。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明は円筒軸受部と光ファイバと
の間にリング状スペー丈を設け、該スペーサにより光フ
ァイバを円筒軸受部に支持させたので、一定のＹＡＧレ
ーザ溶接で溶接して各構成部品を接合することができ、
しかも経時的に安定なレーザダイオードモジュールの光
ファイバ固定構造か得られ、その工業的効果は大きいも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は第１
図のＡ部拡大図でおる。 １・・・シー１１ダイオード素子 ２・・・屈折率分布型ロッドレンズ ３・・・モジュールパッケージ ４・・・−Ｅジュールパッケージの円筒軸受部５・・・
光ファイバ索線 ６・・・光ファイバ ７・・・リング状スペーサ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）モジュール本体の円筒軸受部内に挿通した光ファ
   イバと、レーザダイオードと、該レーザダイオードから
   出射される光ビームを前記光ファイバに入射させるレン
   ズ系とを有するレーザダイオードモジュールにおいて、
   前記円筒軸受部にリング状スペーサを取付け、該スペー
   サに前記光ファイバの端末を嵌合保持させたことを特徴
   とするレーザダイオードモジュールの光ファイバ固定構
   造。