JP2977585B2 - 調光装置 - Google Patents

調光装置

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JP2977585B2
JP2977585B2 JP2171669A JP17166990A JP2977585B2 JP 2977585 B2 JP2977585 B2 JP 2977585B2 JP 2171669 A JP2171669 A JP 2171669A JP 17166990 A JP17166990 A JP 17166990A JP 2977585 B2 JP2977585 B2 JP 2977585B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、照明負荷を制御するための調光装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、例えば、実開昭60−188499号公報に記載されて
いるように、照明負荷への供給電力をオン・オフすると
ともに変化させる調光制御部を有する調光器本体と、そ
れぞれ一対の常開接点からなる2つのスイッチをそれぞ
れ有する複数の子器とにより、同一の照明負荷を数か所
でオン・オフおよび調光操作できるようにした調光装置
が知られている。
そして、この従来の調光装置は、各子器に、各スイッ
チにそれぞれ対応させて一対の操作部材を設けた構造に
なっており、いずれかの子器の一方の操作部材を押圧操
作して、一方のスイッチを閉じると、このスイッチから
の信号を受けて、調光器本体の調光制御部が照明負荷へ
の供給電力をオン・オフし、他方の操作部材を押圧操作
して、他方のスイッチを閉じると、このスイッチからの
信号を受けて、調光器本体の調光制御部が照明負荷への
供給電力を変化させるようになっている。しかし、この
構造では、オン・オフを行なうときと調光を行なうとき
とで、別の操作部材を操作しなければならないため、操
作性が悪い。
また、前述のような従来の調光装置においては、特開
昭59−5530号公報あるいは特開平1−132096号公報に記
載されているように、スイッチと操作部材とが互いに対
となる関係で使用されており、例えばスイッチが1つの
場合と上下方向に3つ並べて配設した場合のようにスイ
ッチの数を変更する場合にはそれぞれ専用の操作部材を
用いる必要があり、あるいは、操作部材の大きさを変更
する場合にはスイッチや操作部材を支持する部品に専用
品を用いる必要がある。
(発明が解決しようとする課題) 前述のように、調光器本体と子器とを備えた従来の調
光装置では、オン・オフを行なうときと調光を行なうと
きとで、別のスイッチを操作しなければならないため、
操作性が悪い問題があり、さらに、操作部材の数や大き
さなどに対応し、専用の部品を用いなければならず、部
品を共通化できない問題がある。
本発明は、前述のような問題点を解決しようとするも
ので、1つの押しボタンスイッチの操作により、調光お
よびオン・オフの両方を行なうことができ、さらに、操
作部材の数や大きさなどに対応し、部品の共用化を図る
ことができる調光装置を提供することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 請求項1記載の調光装置は、照明負荷をオン・オフす
るとともに調光する調光制御部を有する調光器本体と;
この調光器本体の調光制御部を調光およびオン・オフさ
せる押しボタンスイッチと;この押しボタンスイッチを
内蔵する筐体と;この筐体に可動に支持され、前記押し
ボタンスイッチを開閉させる操作子と;この操作子に着
脱自在に取付けられる爪部を2ヶ所に有し、これら2か
所の爪部のうちのいずれか一方によって前記操作子に結
合される操作部材と;を具備したものである。
請求項2記載の調光装置は、照明負荷をオン・オフす
るとともに調光する調光制御部を有する調光器本体と;
この調光器本体の調光制御部を調光およびオン・オフさ
せる押しボタンスイッチと;この押しボタンスイッチを
内蔵する筐体と;この筐体の一面の中央部でその一面の
一方向長さの約3分の1以下の範囲位置に可動に支持さ
れ、前記押しボタンスイッチを開閉させる操作子と;前
記筐体の一面の操作子の範囲位置外に一方向に沿ってほ
ぼ直線的に連続して設けられた支点部と;前記操作子に
結合されるとともに前記支点部に揺動自在に支持された
操作部材と;を具備したものである。
(作用) 請求項1の記載の調光装置では、1つの押しボタンス
イッチの操作により、調光器本体の調光制御部の調光お
よびオン・オフの両方を行なえる。さらに、押しボタン
スイッチにおいて、操作部材の2か所に爪部を設けて、
これら2か所の爪部のうちのいずれか一方を押しボタン
スイッチの操作子に取付けるので、たとえば、操作子を
それぞれ有する2つの押しボタンスイッチが並設されて
いるような場合、これら押しボタンスイッチの各操作子
に対して操作部材の異なるか所の爪部を取付けることに
より、操作子の並設ピッチよりも幅の大きい操作部材で
あっても、2つの操作子にそれぞれ容易に取付けること
が可能となり、したがって、操作部材を大きくして操作
性を向上させることが可能となるとともに、操作部材の
共用化を図ることが可能となる。
請求項2記載の調光装置では、1つの押しボタンスイ
ッチの操作により、調光器本体の調光制御部の調光およ
びオン・オフの両方を行なえる。さらに、操作子を筐体
の一面の中央部でその一面の一方向長さの約3分の1以
下の範囲位置に設け、操作部材を揺動自在に支持するた
めの支点部を筐体の一面の操作子の範囲位置外に一方向
に沿ってほぼ直線的に連続して設けたので、取付けるこ
とができる操作部材の大きさなどに対する自由度が大き
くなり、大きさなどの異なる各種の操作部材に対して、
筐体の共用化を図ることが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の調光装置の一実施例の構成を図面を参
照して説明する。
まず、電気的配線について、第1図により説明する。
同図において、1は調光器本体、2は押しボタンスイ
ッチとしての子器である。調光器本体1は1個のみ設け
られるが、子器2は、必要に応じて、n(=1,2,…)個
設けられる。これら調光器本体1および子器2は、それ
ぞれ別のか所に配設される。そして、外部の交流電源3
に、照明負荷4すなわち光源ランプと、前記調光器本体
1に内蔵された調光制御部5とが接続される。この調光
制御部5は、周知のような双方向性サイリスターの位相
制御回路などが用いられるものであり、前記照明負荷4
への供給電力をオン・オフするとともに段階的または連
続的に変化させるものである。
また、前記調光器本体1は、調光制御部5に接続され
た常開接点である調光スイッチ6を有している。そし
て、この調光スイッチ6が一定時間以下閉じたとき、調
光制御部5が照明負荷4への供給電力をオン・オフし、
調光スイッチ6が一定時間以上閉じ続けたとき、調光制
御部5が照明負荷4への供給電力を変化させていくよう
になっている。すなわち、調光スイッチ6が閉じ続ける
と、たとえば、照明負荷4への供給電力が、次第に大き
くなっていき、最大値に達すると最小値に戻って、再び
大きくなっていくようになっている。さらに、前記各子
器2は、それぞれ、常開接点7を有しており、これら常
開接点7が前記調光器本体1の調光スイッチ6に電気的
に並列に接続されている。したがって、それぞれ押しボ
タンスイッチである各子器2によっても、オン・オフと
調光とを行なえるようになっている。
つぎに、前記調光器本体1の機械的構成について、第
2図ないし第7図により説明する。
この調光器本体1は、一種の埋込配線器具になってお
り、壁などに埋め込まれる上下方向を長手方向とする筐
体11を有している。この筐体11は、前面を開口した本体
ケース12と、この本体ケース12の前側にビスなどにより
固定された支持板13とを有しており、前後一対の回路基
板14,15を内蔵している。これら回路基板14,15には、前
記調光制御部5を形成する各種電気部品16が搭載されて
いる。
とくに、後側の回路基板14の最上部には、雑防コイル
17と半導体スイッチング素子18とが配設されている。そ
して、このスイッチング素子18には金属製の放熱板19が
接合されており、さらに、この放熱板19が金属製のビス
20により前記支持板13に取付けられている。この支持板
13は、金属からなっていて、放熱板を兼ねている。
また、前記後側の回路基板14の最下部には、前記子器
2との電気的接続のための一対の端子21が取付けられて
いる。これら端子21は、前記本体ケース12内の最下部に
形成された端子収納部22に収納されている。そして、こ
れら端子収納部22に臨ませて本体ケース12の後面部に形
成された通孔23に挿入された電線が前記端子21に鎖錠接
続されるようになっている。なお、24はこれら端子21を
前方から覆う端子カバーである。
一方、前側の前記回路基板15の前面には、調光器本体
1の位置を示すための常時点灯する発光素子25が中央部
に配設されているとともに、前記調光スイッチ6の一対
の常開接点6a,6bが下部の左右両側に配設されている。
前記端子21に電気的に接続されたこれら常開接点6a,6b
は、それぞれ、前方へ突出しかつ前方へ付勢された押し
ボタン開閉子31a,31bを有しており、これら開閉子31a,3
1bが後方へ押圧されたときのみ閉じるものである。
また、前記支持板13には、前記発光素子25に対向する
窓孔32が中央部に形成されているとともに、この窓孔32
の下方に位置して操作子取付開口33が形成されている。
そして、この操作子取付開口33に操作子34が可動に支持
されている。具体的には、この操作子34は、上下方向を
軸方向とする図示しない支点部により左右揺動自在また
は前後動自在に支持されており、前記両常開接点6a,6b
各開閉子31a,31bを後方へ押圧するものである。なお、
前記操作子34の左右両側部には爪受け部35がそれぞれ形
成されている。
41はワイドハンドルと称する装飾用カバーを兼ねた操
作部材で、この操作部材41は、前記操作子34に着脱自在
に取付けられるとともに、前記支持板13を前方から覆う
ものである。すなわち、前記操作子34との結合のため
に、操作部材41の裏側後面の下部に左右2対のほぼL字
形状の爪部42が突出形成されており、これら爪部42が前
記操作子34の両爪受け部35に係脱自在に係合されてい
る。これにより、前記操作部材41は、前記操作子34と一
体的に左右方向に揺動自在または前後動自在になってい
る。さらに、前記操作部材41の中央部には、前記発光素
子25に対向する表示窓44が形成されている。
さらに、46は化粧用枠状プレートで、この枠状プレー
ト46は、前記操作部材41を囲んで支持板13の周辺部を覆
うとともに、壁面などに接合されるものである。
つぎに、前記子器2の機械的構成について、第8図な
いし第10図により説明する。
この子器2は、一種の埋込型配線器具になっており、
壁などに埋め込まれる。左右方向を長手方向とする筐体
51を有している。この筐体51は、連結金具52により結合
された後側の本体ケース53と前側の蓋体54とからなって
いる。そして、前記子器2は、調光制御部5を内蔵して
いない他は、前記調光器本体1と同様の構造になってい
る。すなわち、図示していないが、前記子器2の筐体51
には、調光器本体1または他の子器2との電気的接続の
ための一対の鎖錠端子が内蔵されているとともに、左右
一対の前記常開接点7が内蔵されている。前記鎖錠端子
に電気的に接続されたこれら常開接点7は、それぞれ、
前方へ突出しかつ前方へ付勢された押しボタン開閉子を
有しており、これら開閉子が後方へ押圧されたときのみ
閉じるものである。
そして、前記蓋体54の中央部に形成された操作子取付
開口55に操作子56が左右揺動自在または前後動自在に支
持されているが、この操作子56は、前記両調光スイッチ
7の各開閉子を後方へ押圧するものである。なお、前記
操作子56の左右両側部には爪受け部57がそれぞれ形成さ
れている。
61は操作部を大きくして装飾用カバーを兼ねた操作部
材で、この操作部材61は、前記操作子56に着脱自在に取
付けられるとともに、前記蓋体54を前方から覆うもので
ある。すなわち、前記操作子56との結合のために、操作
部材61の裏側後面の下部に左右2対のほぼL字形状の爪
部62が突出形成されており、これら爪部62が前記操作子
56の両爪受け部57に係脱自在に係合されている。こうし
て、前記操作部材61は、前記操作子56と一体的に左右方
向に揺動自在または前後動自在になっている。なお、前
記操作部材61の正面形状は、筐体51よりも大きくなって
いる。
つぎに、調光装置の作用について説明する。
調光器本体1の1つの操作部材41を操作することによ
り、照明負荷4への供給電力をオン・オフまたは変化さ
せることができる。また、調光器本体1の調光スイッチ
6の常開接点6a,6bと押しボタンスイッチである子器2
の常開接点7とが前記端子21を介して並列に接続されて
いるので、別の箇所で、子器2の1つの操作部材61を操
作することによっても、同じ照明負荷4に対してオン・
オフと調光とを行なうことができる。
たとえば、調光器本体1において、操作部材41を指F
で短時間押すと、この操作部材41とともに操作子34が右
方または左方へ揺動して、この操作子34により右側また
は左側の常開接点6a,6bの開閉子31a,31bが後方へ押圧さ
れ、いずれかの常開接点6a,6bが短時間閉じる。そし
て、この常開接点6a,6bからの信号を受けて、調光制御
部5は、照明負荷4がそれまで消灯していればこれを点
灯させ、照明負荷4がそれまで点灯していればこれを消
灯させる。なお、操作部材41から指Fを離せば、この操
作部材41は常時の中立状態に戻り、常開接点6a,6bは再
び開く。
また、たとえば、操作部材41を押し続けて、一方また
は両方の常開接点6a,6bが閉じ続けると、その間、照明
負荷4の輝度が次第に明るくなっていき、最大輝度に達
すると最小輝度に戻って、その後再び輝度が次第に明る
くなっていく。すなわち、操作部材41を押し続けている
間、調光が繰り返される。操作部材41から指Fを離し
て、常開接点6a,6bが開けば、調光状態が終了となり、
その後照明負荷4の輝度が保持される。
また、他の場所にある子器2においても、操作部材61
に対する全く同様の操作により、オン・オフと調光とを
行なうことができる。
前記構成によれば、調光器本体1においても、子器2
においても、1つの操作部材41,61を押圧操作すること
により、オン・オフと調光との両方を行なうことがで
き、操作性がよい。
ところで、従来は、数か所から同一の照明負荷を調光
する場合、前述のような調光器本体とは別に、専用の調
光操作用機器が必要であった。また、この専用の調光操
作用機器側で照明負荷の動作表示を行なうと、接続可能
台数が制限されていた。
しかし、前記構成によれば、とくに、調光器本体1を
別の場所から操作するための機器すなわち子器2に、一
般に容易に入手できる常開接点からなる押しボタンスイ
ッチを利用したことにより、汎用性が向上するととも
に、子器2の接続台数の制限もなくすことができる。こ
うして、安価かつ容易に、多くの場所から操作できる調
光装置システムを構成することができる。
なお、子器2は、常開接点に代えて、単極単投のスイ
ッチなどにすることもできる。これにより、照明負荷4
の連続調光なども可能になり、使い勝手をより拡大させ
ることもできる。
また、前記構成によれば、調光器本体1および子器2
において、操作部材41,61は爪部42,62により操作子34,5
6に着脱自在に取付けられているので、製造上、異なる
ものに交換したりするこが容易に行なえ、製造上の自由
度が向上する。
ところで、1か所で複数の照明負荷4をオン・オフお
よび調光可能とするような場合には、第11図に示すよう
に、前述したような子器2がたとえば上下方向に3台連
続的に並べて配設される。なお、図示していないが、こ
れら子器2の筐体51は、1個のスイッチボックス内に連
接させて取付けられる。
このような場合において、子器2の筐体51と上下方向
の幅が等しい操作部材ならば、これら操作部材を各子器
2の操作子56に問題なく取付けることができる。しか
し、前述のように、装飾を兼ねた操作部材61は、一般的
に、子器2の筐体51よりも幅が大きい。
このように筐体51よりも幅の大きい操作部材61を各操
作子56に取付けるられるようにし、かつ、操作部材61の
共用化を図るには、第12図および第13図に示すように、
操作部材61の後面の上下2か所に爪部62,63を形成し
て、これら2か所の爪部62,63を操作子56に選択的に着
脱自在に取付け可能とするとよい。以下、これについて
詳しく説明する。
一例として、筐体51の上下方向の幅が23mmで、操作部
材61の上下方向の幅が30.5mmとする。また、操作子56
は、筐体51の前面中央部に設けられているものとする。
したがって、3つの筐体51が上下方向に隙間なく並設さ
れているとき、上側の筐体51の操作子56の中心から下側
の筐体51の操作子56の中心までの寸法は46mmである。ま
た、3つの操作部材61が上下方向に隙間なく並設されて
いるとき、上側の操作部材61の中心から下側の操作部材
61の中心までの寸法は61mmである。したがって、中央の
筐体51の操作子56の中心と中央の操作部材61の中心とが
一致しているとき、上側または下側の筐体51の操作子56
の中心から上側または下側の操作部材61の中心までの寸
法は7.5mmである。
そこで、とくに第13図に示すように、操作部材61の後
面には、上下方向中央部に左右2対の爪部62を形成する
とともに、この爪部62から上下方向に7.5mmずれた位置
に左右2対の爪部62を形成する。なお、前記操作部材61
は、左右対称な形状になっているとともに、爪部62,63
を除いて上下対称な形状になっている。
そして、各子器2の操作子56に操作部材61を取付ける
とき、第12図に示すように、中央の子器2の操作子56の
爪受け部57には操作部材61の中央の爪部62を係合させ
る。一方、上側および下側の子器2の操作子56の爪受け
部57には操作部材61の他の爪部63を係合させる。なお、
上側の操作部材61と下側の操作部材61とは、互いに上下
逆になる。また、中央の子器2においては、中央よりず
れた爪部63が筐体51の蓋体54に当たり、上側および下側
の子器2においては、中央の爪部62が筐体51の蓋体54に
当たることになる。
こうして、前記構成によれば、操作子56の並設ピッチ
よりも幅の大きいワイド化された操作部材61であって
も、各操作子56にそれぞれ容易に取付けることができ
る。しかも、同一の操作部材61を共通に用いることがで
きる。したがって、安価にできる。
また、操作部材61を大きくできることにより、操作性
も向上させることができる なお、並設される子器2の台数は、もちろん、2台で
もよい。
つぎに、本発明の他の実施例について、第14図ないし
第16図により説明する。
調光器本体1の支持板13の中央部に、この支持板13の
一面の一方向(長手方向)すなわち上下方向の3分の1
以下の範囲内で、操作子取付開口33が形成されており、
この取付開口33に図示しない操作子34が左右揺動自在に
取付けられている。また、この操作子取付開口33の上方
および下方に位置して、前記支持板13の前面の左右方向
中央部には、左右2対のリブ70間に凹溝状の支点部71が
それぞれ形成されている。これら支点部71は、それぞ
れ、操作子34の支点部と同軸的に位置して、上下方向に
直線的に連続しており、支持板13における操作子取付開
口33から最も遠い部分から操作子取付開口33の近傍位置
まで延びている。
一方、操作子34に固定的に結合された操作部材41,72
の後面の上下部でかつ左右方向中央の位置には受け片73
がそれぞれ突出形成されており、これら受け片73が前記
支持板13の両支点部71に左右方向へ揺動自在に支持され
ている。これにより、前記操作部材41,72は、前記操作
子34と一体的に左右方向に揺動自在になっている。そう
して、操作部材41,72は常時は中立状態にあるが、操作
時、操作部材41,72の左右どちら側を押しても、調光ス
イッチ6a,6bが閉じる。
ところで、操作部材41,72は、必要に応じて、大小各
種のものが使用される。たとえば、第15図において、実
線で示した41は大きい操作部材であり、鎖線で示した72
はこの操作部材41の約3分の1の大きさの操作部材であ
る。なお、この小さい操作部材72を用いる場合には、こ
れを囲む枠状プレートに、より大きいものが使用され
る。
そして、従来は、操作部材41,72の大きさにそれぞれ
合わせて、支持板13に短い支点部を形成していた。すな
わち、各種の操作部材41,72に対して、それぞれ専用の
支持板13を設けていた。
これに対して、前記構成によれば、操作子34に結合す
ることができ、かつ、支点部71により支持することがで
きる範囲内であれば、操作部材41,72を取付けることが
でき、取付けることができる操作部材41,72の大きさな
どに対する自由度が大きくなる。すなわち、各種の操作
部材41,72に対して、同じ支持板13を共用することがで
き、操作部材41,72の大きさなどの違いに対して、容易
に対応できるとともに、安価にできる。
そして、大きさなどの異なる操作部材41,72でも、こ
れを支持板13に確実に保持することができ、したがっ
て、操作も確実に行なえる。
また、支点部71を形成しているリブ70は、支持板13の
補強にもなる。
なお、支点部71は、全長に渡って完全に連続している
必要はなく、部分的に不連続になっていてもよく、必要
な部分にのみほぼ連続的にあればよい。
さらに、子器2においても、同様の構造を適用可能で
ある。
(発明の効果) 請求項1記載の調光装置によれば、1つの押しボタン
スイッチの操作により、調光器本体の調光制御部の調光
およびオン・オフの両方を行なうことができ、さらに、
押しボタンスイッチにおいて、操作部材の2か所に爪部
を設けて、これら2か所の爪部のうちいずれか一方を押
しボタンスイッチの操作子に取付けるので、たとえば、
操作子をそれぞれ有する2つの押しボタンスイッチが並
設されているような場合、これら押しボタンスイッチの
各操作子に対して操作部材の異なるか所の爪部を取付け
ることにより、操作子の並設ピッチよりも幅の大きい操
作部材であっても、2つの操作子にそれぞれ容易に取付
けることができ、したがって、操作部材を大きくして操
作性を向上させることができるとともに、操作部材の共
用化を図ることができる。
また、請求項2の記載の調光装置では、1つの押しボ
タンスイッチの操作により、調光器本体の調光制御部の
調光およびオン・オフの両方を行なうことができ、さら
に、操作子を筐体の一面の中央部でその一面の一方向長
さの約3分の1以下の範囲位置に設け、操作部材を揺動
自在に支持するための支点部を筐体の一面の操作子の範
囲位置外に一方向に沿ってほぼ直線的に連続して設けた
ので、取付けることができる操作部材の大きさなどに対
する自由度が大きくなり、大きさなどの異なる各種の操
作部材に対して、筐体の共用化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は調光器本体と子器との配線関係を示す概略回路
図、第2図は調光器本体の斜視図、第3図は調光器本体
の断面図、第4図は調光器本体の分解斜視図、第5図は
調光器本体の操作部材を除いた正面図、第6図は調光器
本体の底面図、第7図は調光器本体の正面図、第8図は
押しボタンスイッチからなる子器の斜視図、第9図は子
器の操作部材を除いた正面図、第10図は子器の底面図、
第11図は操作部材を除いた子器の正面図、第12図は子器
の正面図、第13図は操作部材の背面図である。さらに、
第14図ないし第16図は本発明の他の実施例を示すもの
で、第14図は調光器本体の筐体の支持板の斜視図、第15
図は操作部材および支持板部材の斜視図、第16図は操作
部材および支持板部材の断面図である。 1……調光器本体、2……押しボタンスイッチとしての
子器、4……照明負荷、5……調光制御部、6……調光
器本体の調光スイッチ、11……調光器本体の筐体、34…
…調光器本体の操作子、41……調光器本体の操作部材、
42……操作部材の爪部、51……子器の筐体、56……子器
の操作子、61……子器の操作部材、62,63……操作部材
の爪部、71……支点部、72……操作部材。
フロントページの続き (72)発明者 高柳 順一 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−34885(JP,A) 実開 昭60−188499(JP,U) 実開 昭59−3438(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 37/02 H04Q 9/00 301

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明負荷をオン・オフするとともに調光す
    る調光制御部を有する調光器本体と; この調光器本体の調光制御部を調光およびオン・オフさ
    せる押しボタンスイッチと; この押しボタンスイッチを内蔵する筐体と; この筐体に可動に支持され、前記押しボタンスイッチを
    開閉させる操作子と; この操作子に着脱自在に取付けられる爪部を2ヶ所に有
    し、これら2か所の爪部のうちのいずれか一方によって
    前記操作子に結合される操作部材と; を具備したことを特徴とする調光装置。
  2. 【請求項2】照明負荷をオン・オフするとともに調光す
    る調光制御部を有する調光器本体と; この調光器本体の調光制御部を調光およびオン・オフさ
    せる押しボタンスイッチと; この押しボタンスイッチを内蔵する筐体と; この筐体の一面の中央部でその一面の一方向長さの約3
    分の1以下の範囲位置に可動に支持され、前記押しボタ
    ンスイッチを開閉させる操作子と; 前記筐体の一面の操作子の範囲位置外に一方向に沿って
    ほぼ直線的に連続して設けられた支点部と; 前記操作子に結合されるとともに前記支点部に揺動自在
    に支持された操作部材と; を具備したことを特徴とする調光装置。
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