JPH0917576A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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Publication number
JPH0917576A
JPH0917576A JP7160815A JP16081595A JPH0917576A JP H0917576 A JPH0917576 A JP H0917576A JP 7160815 A JP7160815 A JP 7160815A JP 16081595 A JP16081595 A JP 16081595A JP H0917576 A JPH0917576 A JP H0917576A
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JP
Japan
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handle
lamp
push button
lighting
illuminance
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Pending
Application number
JP7160815A
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English (en)
Inventor
Katsunori Kitagawa
勝則 北川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0917576A publication Critical patent/JPH0917576A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】周囲の明るさに応じてランプの点灯状態を制御
して、眩しさや、暗さを感じさせることがない照明装置
を提供する。 【構成】主制御部4は、操作スイッチ1がオン操作され
て電源供給が開始されると、その時点の照度センサ3の
検出照度が判定値以上にあるか否かを判定し、検出照度
が判定値以上であればランプLaを全点灯させるための
制御信号S1 を電源開閉部5に与え、検出照度が判定値
未満であれば、調光制御させるための制御信号S2 を調
光制御部6に与えるようになっている。調光制御部6は
主制御部4から制御信号S2 を受け取ると、電源開閉部
5に与える位相制御信号、つまりトリガ信号の発生位相
を、所定率でランプLaの照度を上昇させるために、刻
々変化させるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廊下や、寝室、或いは
トイレ等の照明に用いるのに好適な照明装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、廊下や、寝室、或いはトイレ等の
照明に用いられる照明装置は、壁に配設されたスイッチ
の操作により点灯させるのが通常である。この場合、ス
イッチが操作されると周囲の明るさには無関係に光源
(ランプ)を全点灯させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、周囲の照明
を消した暗い状態の夜間において、トイレへ行く場合等
に、ランプを点けると、周りが暗いため急に明るくなっ
て眩しさを感じてしまうという問題があり、特に就寝後
に小用でトイレに立つ場合など目からの刺激で覚醒し再
度の睡眠に就きにくいという問題があった。
【0004】この対策としては、照明装置に調光機能を
持たせて予め照度を設定しておく方法も考えられるが、
この場合でも全点灯と調光された減光点灯とを切り換え
るために調光レバーの操作によって行ったり、別々のス
イッチを壁に配設しなければならず、操作や施工が面倒
になるという問題があった。本発明は上記問題に鑑みて
為されたもので、その目的とするところは周囲の明るさ
に応じてランプの点灯状態を制御して、眩しさや、暗さ
を感じさせることがない照明装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、外部からの電源供給により点灯
するランプと、ランプの点灯を制御する点灯制御手段
と、周囲の明るさを検出する照度センサと、この照度セ
ンサの検出信号を取り込んで検出照度が予め設定した判
定値以上であるか否かを判定し、判定値以上であればラ
ンプを全点灯する制御信号を点灯制御手段に与え、判定
値未満であると全点灯時の照度レベルよりも低く設定し
てある減光レベルまで所定比率で照度レベルを上昇させ
ながらランプを調光制御する制御信号を点灯制御手段に
与える制御部とを備えたこと特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、壁面のような造営面に配設されて外部からランプへ
の電源供給をオン、オフする操作スイッチと、操作スイ
ッチがオンされてランプへの電源供給が開始されると照
度センサの検出信号を取り込んで点灯制御手段に制御信
号を与える上記制御部とを備えたことを特徴とする。請
求項3の発明は、請求項1の発明において、人体の存在
を検知する人体検知センサと、この人体検知センサの検
知信号と照度センサの検出信号とを取り込み、人体検知
センサから人体の存在を表すオン検知信号があると検出
照度の判定を行うとともに判定結果に応じた制御信号を
点灯制御手段に与える上記制御部とを備えたことを特徴
とする。
【0007】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、器体内に回動自在に支持されて接点部を開閉する開
閉体と、操作面を露出させて露出方向に移動自在に器体
に取り付けられた押釦ハンドルと、この押釦ハンドルの
押動に連動して開閉体を反転回動させる反転手段と、押
釦ハンドルを露出方向に付勢する復帰手段とを備えた押
釦スイッチと、開閉体の回動方向と一致する方向で回動
自在に一端部が押釦スイッチの外部に枢支され、他端部
を押圧して押釦ハンドルを押圧操作するピアノハンドル
とからなり、開閉体にコイルスプリングを介して結合さ
れ、開閉体の回動方向にシーソ動自在に器体に枢支され
ると共に、押釦ハンドルとの対向面の両端部に掛合突起
が形成された反転ハンドルと、押釦ハンドルの裏面に摺
動自在に配設され、押釦ハンドルの押動により押釦ハン
ドルに近付く反転ハンドルの掛合突起に両端部に形成さ
れた掛合カム体の一方が掛合して押圧ハンドルの押動方
向と直交する方向に摺動し、反転ハンドルに反転回動力
を与えるスライドカムと、このスライドカムに一体成形
され押釦ハンドルに自由端が係合されスライドカムの摺
動に対して反摺動方向に弾発力を与える復帰弾性体とで
反転手段を構成したピアノハンドル式スイッチから成る
上記操作スイッチを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、開閉体による接点部の開閉状態を表示する表示素子
を有し、この表示素子の発光面を外部へ臨ませる表示窓
をピアノハンドルに設けて成る上記操作スイッチを備え
たことを特徴とする。請求項6の発明は、請求項5の発
明において、ランプから成る表示素子を有する上記操作
スイッチを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項7の発明は、請求項5の発明におい
て、EL発光素子から成る表示素子を有する上記操作ス
イッチを備えたことを特徴とする。請求項8の発明は、
請求項7の発明において、ピアノハンドルに取り付けら
れた表示素子に接点部を介して電源供給を行うための電
極ピンをピアノハンドルから器体の方へ突設し、この電
極ピンを器体内へ導入する導入孔を器体に設けて成る上
記操作スイッチを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項9の発明は、請求項7又は8の発明
において、透光性を有する表示板を表示素子の前面に配
設したことを特徴とする。請求項10の発明は、請求項
7乃至9の発明において、ピアノハンドルの押圧される
端部の略全面に表示窓を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の発明の構成では、外部からの電源供
給により点灯するランプと、ランプの点灯を制御する点
灯制御手段と、周囲の明るさを検出する照度センサと、
この照度センサの検出信号を取り込んで検出照度が予め
設定した判定値以上であるか否かを判定し、判定値以上
であればランプを全点灯する制御信号を点灯制御手段に
与え、判定値未満であると全点灯時の照度レベルよりも
低く設定してある減光レベルまで所定比率で照度レベル
を上昇させながらランプを調光制御する制御信号を点灯
制御手段に与える制御部とを備えたので、周囲が暗い状
態でランプを点灯させた場合、ランプの照度を全点灯時
の照度レベルよりも低い減光レベルまで徐々に上昇させ
ることができ、そのため眩しさを感じさせることがな
く、逆に周囲の照度が判定値より以上であればランプを
全点灯させることができるため、逆に暗さを感じさせな
い。
【0012】請求項2の発明の構成では、壁面のような
造営面に配設されて外部からランプへの電源供給をオ
ン、オフする操作スイッチと、操作スイッチがオンされ
てランプへの電源供給が開始されると照度センサの検出
信号を取り込んで点灯制御手段に制御信号を与える上記
制御部とを備えたので、操作スイッチの操作によってラ
ンプの点灯、消灯を行うことができる。
【0013】請求項3の発明の構成では、人体の存在を
検知する人体検知センサと、この人体検知センサの検知
信号と照度センサの検出信号とを取り込み、人体検知セ
ンサから人体の存在を表すオン検知信号があると検出照
度の判定を行うとともに判定結果に応じた制御信号を点
灯制御手段に与える上記制御部とを備えたので、人体検
知センサにより人体が検知されたときにのみランプを点
灯させるようにすることができる。
【0014】請求項4の発明の構成では、器体内に回動
自在に支持されて接点部を開閉する開閉体と、操作面を
露出させて露出方向に移動自在に器体に取り付けられた
押釦ハンドルと、この押釦ハンドルの押動に連動して開
閉体を反転回動させる反転手段と、押釦ハンドルを露出
方向に付勢する復帰手段とを備えた押釦スイッチと、開
閉体の回動方向と一致する方向で回動自在に一端部が押
釦スイッチの外部に枢支され、他端部を押圧して押釦ハ
ンドルを押圧操作するピアノハンドルとからなり、開閉
体にコイルスプリングを介して結合され、開閉体の回動
方向にシーソ動自在に器体に枢支されると共に、押釦ハ
ンドルとの対向面の両端部に掛合突起が形成された反転
ハンドルと、押釦ハンドルの裏面に摺動自在に配設さ
れ、押釦ハンドルの押動により押釦ハンドルに近付く反
転ハンドルの掛合突起に両端部に形成された掛合カム体
の一方が掛合して押圧ハンドルの押動方向と直交する方
向に摺動し、反転ハンドルに反転回動力を与えるスライ
ドカムと、このスライドカムに一体成形され押釦ハンド
ルに自由端が係合されスライドカムの摺動に対して反摺
動方向に弾発力を与える復帰弾性体とで反転手段を構成
したピアノハンドル式スイッチから成る上記操作スイッ
チを備えたので、操作スイッチのオン、オフ操作が容易
になる。
【0015】請求項5の発明の構成では、開閉体による
接点部の開閉状態を表示する表示素子を有し、この表示
素子の発光面を外部へ臨ませる表示窓をピアノハンドル
に設けて成る上記操作スイッチを備えたので、ランプの
点灯、消灯状態を操作スイッチの表示素子によって視認
することができる。請求項6の発明の構成では、ランプ
から成る表示素子を有する上記操作スイッチを備えたの
で、ランプの点灯、消灯状態を操作スイッチの表示素子
によって視認することができる。
【0016】請求項7の発明の構成では、EL発光素子
から成る表示素子を有する上記操作スイッチを備えたの
で、発光面を大きくして視認性を向上させることができ
る。請求項8の発明の構成では、ピアノハンドルに取り
付けられた表示素子に接点部を介して電源供給を行うた
めの電極ピンをピアノハンドルから器体の方へ突設し、
この電極ピンを器体内へ導入する導入孔を器体に設けて
成る上記操作スイッチを備えたので、表示素子をピアノ
ハンドルに取り付けることができ、押釦スイッチの器体
の大きさに制限されることなく大きな発光面を有する表
示素子を用いることができる。
【0017】請求項9の発明の構成では、透光性を有す
る表示板を表示素子の前面に配設したので、表示素子と
表示板との間にネームプレートを介在させて場合に表示
素子がバックライトの機能を果たし、視認性を高めて使
い勝手を向上させることができる。請求項10の発明の
構成では、ピアノハンドルの押圧される端部の略全面に
表示窓を設けたので、ピアノハンドルの押操作すべき箇
所が視認し易くなり、操作性が向上する。
【0018】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の第1の実施例の回路ブロッ
ク図を示しており、ランプLaと、外部の商用電源AC
からの電源供給をオン、オフする操作スイッチ1と、こ
の操作スイッチ1を介して供給される交流電源を安定化
してランプLaをはじめとする各部に電源供給する電源
回路2と、周囲の照度を検出する照度センサ3と、操作
スイッチ1により商用電源ACからの電源供給がオンさ
れると照度センサ3の検出照度に基づいてランプLaの
点灯を制御するための制御信号を作る主制御部4と、電
源回路2からの電源供給をオンオフしてランプLaへの
通電を開閉する電源開閉部5と、主制御部4からの制御
信号を受けて電源開閉部5のオン、オフ期間を制御する
ことによりランプLaの供給電力を制御しランプLaを
調光する調光制御部6とからなり、電源開閉部5と調光
制御部6とで点灯制御手段を、また主制御部4にて点灯
制御手段を制御する制御部を構成している。
【0019】ここで電源開閉部5は例えばトライアック
等の位相制御素子を具備して構成され、主制御部4から
の制御信号により略全導通し、調光制御部6からの位相
制御信号により所定位相で導通するようになっている。
主制御部4は、操作スイッチ1がオンされて商用電源A
Cからの電源供給が行われると、その動作を開始してそ
の時点における照度センサ3の照度センサ3の検出照度
Lが図2(a)に示す判定値L1 以上にあるか否かを判
定し、検出照度Lが判定値L1 以上であれば略全導通さ
せるための制御信号S1 を電源開閉部5に与え、検出照
度Lが判定値L1 未満であると調光制御させるための制
御信号S 2 を調光制御部6に与えるようになっている。
【0020】調光制御部6は主制御部4から制御信号S
2 を受け取ると、電源開閉部5に与える位相制御信号、
つまりトリガ信号の発生位相を、所定率でランプLaの
照度を上昇させるために、刻々変化させるようになって
いる。次に本実施例の回路の動作を説明する。今操作ス
イッチ1のオン操作により商用電源ACから電源回路2
へ電源の供給が開始されると、主制御部4は電源回路2
からの電源供給によって動作を開始し、その時点で照度
センサ3が検出していた照度Lが判定値L1 以上にある
か否を判定し、図2(a)に示すように照度Lが判定値
1 以上であれば、制御信号S 1 を電源開閉部5に送り
電源開閉部5を全導通させる。従ってランプLaに供給
される電力は略定格100%となり、ランプLaは全点
灯する。この時の照度を100%として示したのが図2
(b)に示すタイミングチャートであり、その後操作ス
イッチ1がオフ操作されて商用電源ACからの電源供給
が停止されると、ランプLaへの電源供給も停止するの
でランプLaは消灯することになる。
【0021】次に周囲の照度が判定値L1 より低い場合
に、操作スイッチ1のオン操作により商用電源ACから
電源回路2へ電源の供給が開始されると、主制御部4は
電源回路2からの電源供給によって動作を開始し、その
時点で照度センサ3が検出していた照度Lが判定値L1
より低いので、制御信号S2 を調光制御部6へ出力す
る。調光制御部6は制御信号S2 を受け取ると、電源開
閉部5に位相制御信号を出力する。この場合位相制御信
号たるトリガ信号の発生位相を徐々に変化させる。この
トリガ信号の発生位相に応じて電源開閉部5は位相制御
され、ランプLaの供給電力を所定率で上昇させる。従
ってランプLaの照度は図2(b)に示すように所定率
で上昇することになる。調光制御部6はトリガ信号の発
生位相がランプLaの照度レベルが予め定めた減光レベ
ルL0 に達する位相になると以後その発生位相を保持し
てトリガ信号を出力する。従ってランプLaの照度は減
光レベルL0 に保持されることになる。つまり操作スイ
ッチ1のオン操作からランプLaが点灯されその照度が
減光レベルL0 に達する迄の期間がフェード点灯期間T
0 となり、使用者に眩しさを感じさせず、目からの刺激
で覚醒し再度の睡眠につきにくいというようなことが防
止できる。またフェード点灯と減光点灯とにより同一室
内で就寝している他の人を起こしてしまう等の心配が軽
減される。
【0022】さてその後操作スイッチ1がオフ操作され
れば商用電源ACからの電源供給が停止してランプLa
は消灯することになる。ところで、本実施例では減光レ
ベルL0 での照度が上記判定値L1 より高くなるように
設定しているため、減光レベルL0 でランプLaが点灯
している状態で操作スイッチ1を短時間でオフ−オン操
作すると、ランプLaが図2(b)に示すように短時間
1 消灯するが、照度センサ3が新たに照度変化を検出
する迄に時間遅れがあるため、主制御部4が、操作スイ
ッチ1がオン操作された時に照度センサ3から取り込ん
でいる照度レベルは消灯直前の減光レベルL0 での照度
レベルとなり、そのため主制御部4は制御信号S1 を電
源開閉部5に出力し、電源開閉部5を全導通させる。従
ってランプLaに供給される電力は略定格100%とな
り、ランプLaは全点灯する。つまり必要に応じて操作
スイッチ1の操作により減光レベルL0 から全点灯に切
り換えることができるのである。
【0023】次に、本実施例における操作スイッチ1の
構成について説明する。この操作スイッチ1は壁面など
の造営面に埋め込み配設されるものであって、押釦ハン
ドル32の押圧操作により接点切換が行われる押釦スイ
ッチ8と、この押釦スイッチ8の外部に一端部が回動自
在に枢支され他端部を押圧して押釦ハンドル32を押圧
操作するピアノハンドル43とからなる所謂ピアノハン
ドル式スイッチである。
【0024】押釦スイッチ8の器体は合成樹脂製のボデ
ィ8aとカバー8bとで形成されており、図5に示すよ
うにカバー8bの両側面から夫々垂下した一対のボディ
係止脚10に設けたボディ係止孔10aを、ボディ8a
の係止突起9に係止させて、ボディ8aにカバー8bを
被着する構造となっている。ここで、この押釦スイッチ
8の器体はJIS規格等において埋込型の配線器具用と
して規格化されている大角形3個用の取付枠に最大3個
取着することができるように規格化された単位寸法(1
個モジュール寸法と呼ぶ。)に形成してある。
【0025】カバー8bは、図3に示す取付枠60の両
側片60aに穿設してある係止孔61に係止する係止爪
11a,11bを図4に示すように夫々両端面に突設し
てあり、一方の係止爪11bの背部にはカバー8bの外
壁を上下に貫通した孔よりなるたわみ代を得るための空
間12を形成して係止爪11bが背方へ弾性的にたわむ
ようにしてある。
【0026】ボディ8aは、図5に示すように、両端に
接続端子収納部13,14を形成してあり、一方の接続
端子収納部13には共通端子板15、鎖錠ばね16及び
解除釦17からなる速結端子を収納し、他方の接続端子
収納部14には端子板18及び鎖錠ばね19からなる第
1の接続端子部と、端子板20及び鎖錠ばね21からな
る第2の接続端子部とを収納し、また第1、第2の接続
端子部には共通の解除釦22を設けてある。また、接続
端子収納部13,14の間には中央収納部23を形成し
てあり、この中央収納部23内に電流トランスCTを収
め、その上に中枠64を載設する構造となっている。
【0027】端子板18には延設片18aが設けてあ
り、この延設片18aは中枠64の隔壁64bを乗り越
えて中央部側に延出させてある。なお、この延設片18
aは隔壁64b側に近接させてあり、この延設片18a
には固定接点25aを固着してある。また、端子板20
はボディ8aの内壁に沿わせて中央部側に延設し、その
先端を中枠64の接続端子収納部13側の隔壁64cに
沿うように折り曲げ、その折曲片20aの先端に上記固
定接点25aに対応する固定接点25bを固着してあ
る。
【0028】器体内に回動自在に支持されて接点部を開
閉する開閉体24は、導電板により形成してあり、両端
下部に設けた突部28を中央収納部23の側壁及び中枠
64に設けたV状凹部27に嵌め込んで、下端縁を中枠
64に敷設される支持板15a上に立設し、V状凹部2
7の下部を中心に回動自在となっている。そして、開閉
体24の上部両面に設けてある可動接点29を回動に応
じて固定接点25a,25bに接触,開離して、共通接
続端子部と、第1または第2の接続端子部との間を接続
あるいは切離すようになっている。
【0029】この開閉体24を反転駆動する反転機構
は、コイルスプリング30、反転ハンドル31、押釦ハ
ンドル32及びスライドカム33等で構成してある。コ
イルスプリング30は上記開閉体24の上縁に設けたば
ね座24aに下部を係止させ、上部を反転ハンドル31
の下部に突設してある筒部31a内に挿入させて反転ハ
ンドル31の回動に応じて開閉体24を反転駆動するよ
うになっている。
【0030】反転ハンドル31はカバー8bの凹部51
の底部に開口した孔52に下方から挿入され、反転ハン
ドル31の筒部31aの両側に設けた逆三角形状の軸3
1cをカバー8bの内壁の軸受け50に回動自在に枢支
してあり、反転ハンドル31の上部の直方体部31bの
両端には上記スライドカム33に掛合する掛合突起34
を突設している。
【0031】押釦ハンドル32は上記カバー8bの凹部
51の両端内壁面に形成された上下方向の係止溝35に
係止突起36を係入して上下動自在に凹部51内に収納
されており、この押釦ハンドル32の下方に配置される
復帰ばね37により常時上方に付勢されている。復帰ば
ね37は、平片37bから下向きに開拡した2つの復帰
ばね片37aを下方に向けて一体延設してあり、平片3
7bに穿設した孔37dに押釦ハンドル32の下面に突
設した突起(図示せず)を挿入することにより、押釦ハ
ンドル32の下面側に取り付け、この復帰ばね37の復
帰ばね片37aの先端を凹部51の底面に弾接すること
により押釦ハンドル32を上方に常時付勢している。
【0032】スライドカム33はポリアセタールのよう
な弾性に富む熱可塑性樹脂により略ロ状に成形されたも
ので、両端辺部の下面に上記反転ハンドル31の掛合突
起34に摺動係合する掛合カム体38を突設し、側辺部
にハ状に一体突設した一対のばね片33aを備え、この
ばね片33aの先端間に押釦ハンドル32の下面に形成
している突起32Aを挿入して押釦ハンドル32の下面
においてスライドカム33を摺動自在に装着し、且つば
ね片33aの弾性によって反摺動方向への復帰力を与え
るようになっている。
【0033】このピアノハンドル式スイッチでは、接点
切換に応じて負荷であるランプLaの点灯/消灯表示や
通電表示を行う表示部Aを備えている。図6は、上記ス
イッチを2個用いて3路スイッチを構成した場合の一方
のスイッチの内部回路を示すもので、共通接点と共通端
子との間(具体的には、支持板15aと共通端子板15
との間)に1次側が接続された電流トランスCT、この
電流トランスCTの2次側に接続された発光ダイオード
LED、及び逆起電圧防止用ダイオードDで、負荷の動
作表示を行うようにしてあり、夫々の接点間(端子板1
8,20間)に接続されたネオン管L及び抵抗Rで、通
電表示を行うようにしてある。なお、ネオン管Lは負荷
がオフの際に電源が供給されて点灯する所謂ホタルラン
プである。この表示部Aでは電流トランスCTを除く上
記各構成部品を図4に示すようにプリント基板26上に
実装して構成し、端子板18,20の上部に載置する。
上記プリント基板26の下面には図5に示す弾性を有す
る接触子26aを取り付け、この接触子26aに端子板
18,20より突設した端子18b,20bを弾接し
て、通電表示部の電気接続を行うようにしてある。カバ
ー8bには窓部40を設け、この窓部40にランプカバ
ー41を取り付け、発光ダイオードLEDやネオン管L
からの光が見えるようになっている。なお、電流トラン
スCTと表示回路との接続はリード線(図示せず)で行
うが、その構成は省略する。
【0034】このように構成した押釦スイッチ8は、金
属製の取付枠60の一方の側片2bの係止孔61に係止
爪11aを係入し、次いで空間12によるたわみを利用
して係止爪11bを他側片2bの係止孔61に係入し
て、取付枠60の窓孔62の下方から取り付ける。この
ようにして取付枠60に取り付けた押釦スイッチ8には
ピアノハンドル43が付設される。このピアノハンドル
43は図7に示すように一端縁に設けた支点リブ43a
をカバー8bの一端部の凹部54に回動自在に係止し、
またピアノハンドル43の他端縁に形成した係止足43
bをカバー8bの他端部の係止空間47に上下動自在に
係止して装着されている。このピアノハンドル43の他
端部を押圧操作することで、支点リブ43aの部分を支
点として回動自在となっており、このピアノハンドル4
3を押し回動させることにより押釦ハンドル32を押し
駆動できるようになっている。このピアノハンドル43
には上記ネオン管L及び発光ダイオードLEDの光を透
過させて表示するための表示窓43dを穿孔してある。
【0035】ところで、本実施例では取付枠60は、J
IS規格等において埋込型の配線器具用として規格化さ
れている大角形3個用の取付枠の寸法に形成してあり、
図3の場合には取付枠60に1個の押釦スイッチを取り
付け、3個モジュール寸法のピアノハンドル43を取り
付けるようにしてある。なお、取付は既製の配線器具と
同様にして、壁面に埋設された埋込ボックス(図示せ
ず)、プレート枠75及び化粧プレート76を用いて行
う。
【0036】次に、図8乃至図11に基づいて押釦スイ
ッチ8の動作を説明する。まず、上述した図7(a)の
状態でピアノハンドル43を押し下げると、押釦ハンド
ル32を復帰ばね37のばね片37aに抗して押し下
げ、押釦ハンドル32の押し下げによりスライドカム3
3が下降し、スライドカム33の一方の端部の掛合カム
体38の内側傾斜面の上端付近が、図9(b)に示すよ
うに傾いた状態にある反転ハンドル31の上側の掛合突
起34に当たり、さらに押釦ハンドル32を押すと掛合
カム体38の内側傾斜面に沿うように掛合突起34が押
し下げられ、反転ハンドル31が図10(b)に示すよ
うに反転回動する。なお、反転ハンドル31の反転途中
で反転ハンドル31が水平を越える位置以上に回動して
他方の掛合突起34が上昇しても、スライドカム33が
左側にスライドしていることで、図中右側の掛合カム体
38が右側の掛合突起34よりも左側に位置することと
なって反転ハンドル31の反転回動に支障とならないよ
うになっている。
【0037】上述のようにして反転ハンドル31を反転
回動させるとコイルスプリング30が反転揺動して開閉
体24が反転し、可動接点29が接触している一方の固
定接点25aから開離して、他方の固定接点25bに接
触するのである。この反転後、ピアノハンドル43の押
し下げ力を解除すると、図11(b)に示すように復帰
ばね37のばね片37aで押釦ハンドル32が押し上げ
られ、このときピアノハンドル43も元の状態に戻るこ
とになる。また、同時に反転ハンドル31もばね片33
aのばね力で中央部に摺動復帰して図11(a)に示す
ようになる。この状態でピアノハンドル43を押し下げ
れば上述と同様な操作によって開閉体24を反転するこ
とができるのである。このようにしてピアノハンドル4
3をもう1回押して、開閉体24が図11(b)の状態
からさらに反転した状態を図7(b)に示す。
【0038】(実施例2)図12は本発明の第2の実施
例における操作スイッチ1’を示す一部省略した分解斜
視図である。なお、操作スイッチ1’以外の他の構成に
ついては実施例1と共通であるので、共通する部分の構
成については図示及び説明は省略する。実施例1の操作
スイッチ1は商用電源ACからの通電状態やランプLa
の点灯/消灯状態を表示するための表示部Aを備えてい
るが、表示に用いられる表示素子がネオンランプや発光
ダイオードであり、また、これら表示素子の発する光が
ピアノハンドル43の表示窓43dを通して視認される
ため、表示部分が小さく且つ視認可能な角度も狭くなっ
てしまうという欠点がある。
【0039】そこで、本実施例は商用電源ACからの通
電表示を行う表示素子として、ネオン管Lや発光ダイオ
ードLEDよりも充分に大きい平板状の発光面を持つE
L発光素子(いわゆるELパネル)55を有する操作ス
イッチ1’を備えたものである。この操作スイッチ1’
は、図12に示すように実施例1における操作スイッチ
1の押釦スイッチ8とほぼ共通の構成を有する押釦スイ
ッチ8’と、EL発光素子55の発光面を前面に露出さ
せるための表示窓56aが、押圧操作される部分の略全
面に設けられたピアノハンドル56とからなり、接点部
や接点の開閉機構などは実施例1と共通であるから図示
及び説明は省略する。
【0040】本実施例においては、EL発光素子55は
矩形平板状の発光面を有し、この発光面をピアノハンド
ル56の前面に設けられた表示窓56aから前面側へ臨
ませてピアノハンドル56に取り付けられている。EL
発光素子55への電源供給はピアノハンドル56の後面
より突設された一対の電極ピン57により押釦スイッチ
8’の接点部を介して行われる。
【0041】押釦スイッチ8’のボディ8a’の前面に
は一対の電極ピン57を器体の内部へ導入するための導
入孔58が設けられている。一方、器体の内部において
は導入孔58に対向する位置に略V形に折曲形成された
接触ばね59が各電極ピン57に対応してそれぞれ配設
されている。接触ばね59の基片59aは押釦スイッチ
8’の接点部を構成する端子板18,20に設けられた
コ字状部18c,20cに固定され、接触ばね59と端
子板18,20とが電気的に接続されている。すなわ
ち、ピアノハンドル56を押釦スイッチ8’の器体に組
み立てる際に電極ピン57を器体の前面に設けた導入孔
58より器体の内部に挿入し、器体の内部に配設された
接触ばね59の端部59bに電極ピン57の先端を接触
導通させる。ここで、導入孔58は器体の長手方向に沿
った長孔状に形成されており、ピアノハンドル56の押
圧操作に応じて揺動する電極ピン57が導入孔58の周
縁に当たらないようになっている。また、接触ばね59
は略V形に形成されているため、電極ピン57が揺動し
た場合でも常に電極ピン57の先端に端部59bを接触
導通させておくことができる。
【0042】図13(a)はこの操作スイッチ1’の内
部回路を示すものであり、また、同図(b)は操作スイ
ッチ1’を2個用いて2箇所で操作できるように構成し
た場合の内部回路を示すものである。すなわち、夫々の
接点間(端子板18,20間)に接続されたEL発光素
子55でランプLaの点灯/消灯の動作表示と商用電源
ACからの通電表示を行うようにしてある。接点部が開
成した状態ではランプLa等を通して電源が供給されて
EL発光素子55が発光し、接点部が閉成した状態では
接点部を介してランプ電流が流れるためにEL発光素子
には殆ど電圧が印加されず、電流が流れない。すなわ
ち、このEL発光素子55はランプLaが消灯している
ときに点灯し、ランプLaが点灯しているときに消灯す
るのである。このように、実施例1におけるネオン管L
や発光ダイオードLEDに比較して発光面が充分大きい
EL発光素子55を用いたため、商用電源ACからの通
電状態すなわちランプLaの点灯/消灯の状態がより視
認し易くなるとともに、操作スイッチ1’のピアノハン
ドル56の位置や、ピアノハンドル56の操作すべき部
分の視認が容易になるという利点もある。
【0043】また、ピアノハンドル56の表示窓56a
には、透光性を有する材料で平板状に形成された表示板
63が表示窓56aの開口を塞ぐようにEL発光素子5
5の前面に取り付けられている。したがって、この表示
板63とEL発光素子55の発光面との間に本実施例照
明装置の設置場所などを記したネームプレートを介在さ
せておけば、EL発光素子55がバックライトとして機
能し、ネームプレートに記された文字や記号の視認性を
高めることもできる。
【0044】(実施例3)図14は本発明の第3の実施
例の回路ブロック図を示しており、基本的な構成は実施
例1と共通であるから共通する部分には同一の符号を付
して説明は省略し、本実施例の特徴となる部分について
のみ説明する。本実施例は、人体の存在を検知する人体
検知センサ7を備えるとともに、操作スイッチ1をなく
して商用電源ACから常時電源供給を受けるようにした
点に特徴がある。人体検知センサ7には人体から放射さ
れる熱線を検出する焦電型(PIR型)のセンサを用い
ているがこれに限定する主旨ではない。また、人体検知
センサ7は検知範囲内における人体の存在を検知する
と、主制御部4に対してオン検知信号を出力するように
なっている。
【0045】次に本実施例の回路の動作を説明する。今
人体検知センサ7が人体を検知してオン検知信号を主制
御部4に出力すると、主制御部4はオン検知信号が入力
する前の照度センサ3が検出していた照度Lが判定値L
1 以上にあるか否を判定し、図2(a)に示すように照
度Lが判定値L1 以上であれば、制御信号S1 を電源開
閉部5に送り電源開閉部5を全導通させる。従ってラン
プLaに供給される電力は略定格100%となり、ラン
プLaは全点灯する。その後、図2(b)に示すように
人体検知センサ7において人体が検知されなくなって人
体検知センサからオン検知信号が出力されなくなると、
主制御部4は制御信号S1 をオフして、電源開閉部5を
オフさせる。この電源開閉部5のオフによりランプLa
は消灯することになる。
【0046】次に周囲の照度が判定値L1 より低い場合
に、人体検知センサ7からオン検知信号が出力される
と、主制御部4はオン検知信号が入力する前の照度セン
サ3が検出していた照度Lが判定値L1 より低いので、
制御信号S2 を調光制御部6へ出力する。調光制御部6
は制御信号S2 を受け取ると、電源開閉部5に位相制御
信号を出力する。この場合位相制御信号たるトリガ信号
の発生位相を徐々に変化させる。このトリガ信号の発生
位相に応じて電源開閉部5は位相制御され、ランプLa
の供給電力を所定率で上昇させる。従ってランプLaの
照度は図2(b)に示すように所定率で上昇することに
なる。調光制御部6はトリガ信号の発生位相がランプL
aの照度レベルが予め定めた減光レベルL0 に達する位
相になると以後その発生位相を保持してトリガ信号を出
力する。従ってランプLaの照度は減光レベルL0 に保
持されることになる。つまり人体検知センサ7が人体を
検知してからランプLaが点灯されその照度が減光レベ
ルL0 に達する迄の期間がフェード点灯期間T0 とな
り、使用者に眩しさを感じさせず、目からの刺激で覚醒
し再度の睡眠につきにくいというようなことが防止でき
る。またフェード点灯と減光点灯とにより同一室内で就
寝している他の人を起こしてしまう等の心配が軽減され
る。
【0047】さてその後人体検知センサ7により人体が
検知されなくなってオン検知信号が出力されなくなると
主制御部4は制御信号S1 をオフして、電源開閉部5を
オフさせる。この電源開閉部5のオフによりランプLa
は消灯することになる。ところで本実施例では減光レベ
ルL0 での照度が上記判定値L1 より高くなるように設
定しているため、減光レベルL0 でランプLaが点灯し
ている状態で人体検知センサ7からのオン検知信号が短
時間で断続すると、ランプLaが図2(b)に示すよう
に短時間T1 消灯するが、照度センサ3が新たに照度変
化を検出する迄に時間遅れがあるため、主制御部4がオ
ン操作のオン検知信号が入力した時に、照度センサ3か
ら取り込んでいる照度レベルは消灯直前の減光レベルL
0での照度レベルとなり、そのため主制御部4は制御信
号S1 を電源開閉部5に出力し、電源開閉部5を全導通
させる。従ってランプLaに供給される電力は略定格1
00%となり、ランプLaは全点灯することになる。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明は、外部からの電源供給
により点灯するランプと、ランプの点灯を制御する点灯
制御手段と、周囲の明るさを検出する照度センサと、こ
の照度センサの検出信号を取り込んで検出照度が予め設
定した判定値以上であるか否かを判定し、判定値以上で
あればランプを全点灯する制御信号を点灯制御手段に与
え、判定値未満であると全点灯時の照度レベルよりも低
く設定してある減光レベルまで所定比率で照度レベルを
上昇させながらランプを調光制御する制御信号を点灯制
御手段に与える制御部とを備えたので、周囲が暗い状態
でランプを点灯させた場合、ランプの照度を全点灯時の
照度レベルよりも低い減光レベルまで徐々に上昇させる
ことができ、そのため眩しさを感じさせることがなく、
逆に周囲の照度が判定値より以上であればランプを全点
灯させることができるため、逆に暗さを感じさせないと
いう効果がある。
【0049】請求項2の発明は、壁面のような造営面に
配設されて外部からランプへの電源供給をオン、オフす
る操作スイッチと、操作スイッチがオンされてランプへ
の電源供給が開始されると照度センサの検出信号を取り
込んで点灯制御手段に制御信号を与える上記制御部とを
備えたので、操作スイッチの操作によってランプの点
灯、消灯を行うことができるという効果がある。請求項
3の発明は、人体の存在を検知する人体検知センサと、
この人体検知センサの検知信号と照度センサの検出信号
とを取り込み、人体検知センサから人体の存在を表すオ
ン検知信号があると検出照度の判定を行うとともに判定
結果に応じた制御信号を点灯制御手段に与える上記制御
部とを備えたので、人体検知センサにより人体が検知さ
れたときにのみランプを点灯させるようにすることがで
きるという効果がある。
【0050】請求項4の発明は、器体内に回動自在に支
持されて接点部を開閉する開閉体と、操作面を露出させ
て露出方向に移動自在に器体に取り付けられた押釦ハン
ドルと、この押釦ハンドルの押動に連動して開閉体を反
転回動させる反転手段と、押釦ハンドルを露出方向に付
勢する復帰手段とを備えた押釦スイッチと、開閉体の回
動方向と一致する方向で回動自在に一端部が押釦スイッ
チの外部に枢支され、他端部を押圧して押釦ハンドルを
押圧操作するピアノハンドルとからなり、開閉体にコイ
ルスプリングを介して結合され、開閉体の回動方向にシ
ーソ動自在に器体に枢支されると共に、押釦ハンドルと
の対向面の両端部に掛合突起が形成された反転ハンドル
と、押釦ハンドルの裏面に摺動自在に配設され、押釦ハ
ンドルの押動により押釦ハンドルに近付く反転ハンドル
の掛合突起に両端部に形成された掛合カム体の一方が掛
合して押圧ハンドルの押動方向と直交する方向に摺動
し、反転ハンドルに反転回動力を与えるスライドカム
と、このスライドカムに一体成形され押釦ハンドルに自
由端が係合されスライドカムの摺動に対して反摺動方向
に弾発力を与える復帰弾性体とで反転手段を構成したピ
アノハンドル式スイッチから成る上記操作スイッチを備
えたので、操作スイッチのオン、オフ操作が容易になる
という効果がある。
【0051】請求項5の発明は、開閉体による接点部の
開閉状態を表示する表示素子を有し、この表示素子の発
光面を外部へ臨ませる表示窓をピアノハンドルに設けて
成る上記操作スイッチを備えたので、ランプの点灯、消
灯状態を操作スイッチの表示素子によって視認すること
ができるという効果がある。請求項6の発明は、ランプ
から成る表示素子を有する上記操作スイッチを備えたの
で、ランプの点灯、消灯状態を操作スイッチの表示素子
によって視認することができるという効果がある。
【0052】請求項7の発明は、EL発光素子から成る
表示素子を有する上記操作スイッチを備えたので、発光
面を大きくして視認性を向上させることができるという
効果がある。請求項8の発明は、ピアノハンドルに取り
付けられた表示素子に接点部を介して電源供給を行うた
めの電極ピンをピアノハンドルから器体の方へ突設し、
この電極ピンを器体内へ導入する導入孔を器体に設けて
成る上記操作スイッチを備えたので、表示素子をピアノ
ハンドルに取り付けることができ、押釦スイッチの器体
の大きさに制限されることなく大きな発光面を有する表
示素子を用いることができるという効果がある。
【0053】請求項9の発明は、透光性を有する表示板
を表示素子の前面に配設したので、表示素子と表示板と
の間にネームプレートを介在させて場合に表示素子がバ
ックライトの機能を果たし、視認性を高めて使い勝手を
向上させることができるという効果がある。請求項10
の発明は、ピアノハンドルの押圧される端部の略全面に
表示窓を設けたので、ピアノハンドルの押操作すべき箇
所が視認し易くなり、操作性が向上するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す回路ブロック図である。
【図2】同上の動作説明用のタイミングチャートであ
る。
【図3】同上における操作スイッチを示す図であり、
(a)は操作スイッチを構成する押釦スイッチ、ピアノ
ハンドル及び取付枠を示す斜視図、(b)はピアノハン
ドルの背面図である。
【図4】同上における押釦スイッチの断面図である。
【図5】同上における押釦スイッチの分解斜視図であ
る。
【図6】同上における押釦スイッチの内部回路構成を示
す回路図である。
【図7】(a)及び(b)は同上における操作スイッチ
のピアノハンドルの操作状態を示す断面図である。
【図8】同上における押釦スイッチの動作を説明する動
作説明図である。
【図9】同上における押釦スイッチの動作を説明する動
作説明図である。
【図10】同上における押釦スイッチの動作を説明する
動作説明図である。
【図11】同上における押釦スイッチの動作を説明する
動作説明図である。
【図12】実施例2における操作スイッチを示す一部省
略した分解斜視図である。
【図13】同上における操作スイッチの内部回路構成を
示す回路図である。
【図14】実施例3を示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 操作スイッチ 2 電源回路 3 照度センサ 4 主制御部 5 電源開閉部 6 調光制御部 La ランプ AC 商用電源

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの電源供給により点灯するラン
    プと、ランプの点灯を制御する点灯制御手段と、周囲の
    明るさを検出する照度センサと、この照度センサの検出
    信号を取り込んで検出照度が予め設定した判定値以上で
    あるか否かを判定し、判定値以上であればランプを全点
    灯する制御信号を点灯制御手段に与え、判定値未満であ
    ると全点灯時の照度レベルよりも低く設定してある減光
    レベルまで所定比率で照度レベルを上昇させながらラン
    プを調光制御する制御信号を点灯制御手段に与える制御
    部とを備えたこと特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 壁面のような造営面に配設されて外部か
    らランプへの電源供給をオン、オフする操作スイッチ
    と、操作スイッチがオンされてランプへの電源供給が開
    始されると照度センサの検出信号を取り込んで点灯制御
    手段に制御信号を与える上記制御部とを備えたことを特
    徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 人体の存在を検知する人体検知センサ
    と、この人体検知センサの検知信号と照度センサの検出
    信号とを取り込み、人体検知センサから人体の存在を表
    すオン検知信号があると検出照度の判定を行うとともに
    判定結果に応じた制御信号を点灯制御手段に与える上記
    制御部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の照明
    装置。
  4. 【請求項4】 器体内に回動自在に支持されて接点部を
    開閉する開閉体と、操作面を露出させて露出方向に移動
    自在に器体に取り付けられた押釦ハンドルと、この押釦
    ハンドルの押動に連動して開閉体を反転回動させる反転
    手段と、押釦ハンドルを露出方向に付勢する復帰手段と
    を備えた押釦スイッチと、開閉体の回動方向と一致する
    方向で回動自在に一端部が押釦スイッチの外部に枢支さ
    れ、他端部を押圧して押釦ハンドルを押圧操作するピア
    ノハンドルとからなり、開閉体にコイルスプリングを介
    して結合され、開閉体の回動方向にシーソ動自在に器体
    に枢支されると共に、押釦ハンドルとの対向面の両端部
    に掛合突起が形成された反転ハンドルと、押釦ハンドル
    の裏面に摺動自在に配設され、押釦ハンドルの押動によ
    り押釦ハンドルに近付く反転ハンドルの掛合突起に両端
    部に形成された掛合カム体の一方が掛合して押圧ハンド
    ルの押動方向と直交する方向に摺動し、反転ハンドルに
    反転回動力を与えるスライドカムと、このスライドカム
    に一体成形され押釦ハンドルに自由端が係合されスライ
    ドカムの摺動に対して反摺動方向に弾発力を与える復帰
    弾性体とで反転手段を構成したピアノハンドル式スイッ
    チから成る上記操作スイッチを備えたことを特徴とする
    請求項2記載の照明装置。
  5. 【請求項5】 開閉体による接点部の開閉状態を表示す
    る表示素子を有し、この表示素子の発光面を外部へ臨ま
    せる表示窓をピアノハンドルに設けて成る上記操作スイ
    ッチを備えたことを特徴とする請求項4記載の照明装
    置。
  6. 【請求項6】 ランプから成る表示素子を有する上記操
    作スイッチを備えたことを特徴とする請求項5記載の照
    明装置。
  7. 【請求項7】 EL発光素子から成る表示素子を有する
    上記操作スイッチを備えたことを特徴とする請求項5記
    載の照明装置。
  8. 【請求項8】 ピアノハンドルに取り付けられた表示素
    子に接点部を介して電源供給を行うための電極ピンをピ
    アノハンドルから器体の方へ突設し、この電極ピンを器
    体内へ導入する導入孔を器体に設けて成る上記操作スイ
    ッチを備えたことを特徴とする請求項7記載の照明装
    置。
  9. 【請求項9】 透光性を有する表示板を表示素子の前面
    に配設したことを特徴とする請求項7又は8記載の照明
    装置。
  10. 【請求項10】 ピアノハンドルの押圧される端部の略
    全面に表示窓を設けたことを特徴とする請求項7乃至9
    記載の照明装置。
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