JP3449105B2 - 調光装置 - Google Patents

調光装置

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JP3449105B2
JP3449105B2 JP07071396A JP7071396A JP3449105B2 JP 3449105 B2 JP3449105 B2 JP 3449105B2 JP 07071396 A JP07071396 A JP 07071396A JP 7071396 A JP7071396 A JP 7071396A JP 3449105 B2 JP3449105 B2 JP 3449105B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明負荷を所望の
調光レベルで点灯させるように操作される調光装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の調光装置としては、
照明負荷の調光レベルを設定する調光設定部のみを備え
たものが提供されている。調光設定部としては、例えば
回転式乃至直線式であってスイッチと連動した可変抵抗
器が用いられ、調光設定部で調光レベルを最小にし、さ
らに調光レベルを下げる向きに操作するとスイッチがオ
フになって照明負荷への給電が停止するように構成され
ている。
【0003】また、調光設定部とは別に照明負荷をオン
・オフさせる入切スイッチを付加した調光装置も提案さ
れている。すなわち、入切スイッチにより照明負荷をオ
ンにした状態で調光設定部を操作することで、所望の調
光レベルに設定することができるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、オ
フ状態から全点灯状態(すなわちオン状態)とするため
には、調光設定部の操作部を最小レベルから最大レベル
まで移動させる必要があり、全点灯と消灯とを切り換え
るときには操作が煩わしいという欠点がある。後者の構
成では、調光設定部によって調光レベルを予め最大にし
ておけば、入切スイッチによって全点灯と消灯との切換
も可能ではあるが、全点灯状態から所望の調光レベルを
得ようとすれば、調光設定部を操作しなければならない
ものである。すなわち、一般的な使用では調光状態での
調光レベルはほぼ同じであるにもかかわらず全点灯状態
から調光状態に移行しようとすれば、その都度、調光設
定部を操作しなければならず、煩わしいという欠点があ
る。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、消灯と全点灯と調光と
の各状態を容易に切り換えることができるとともに、調
光状態での調光レベルが任意に設定可能な調光装置を提
供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、照明負荷をオン・オフさせる
めの入切スイッチと、照明負荷の調光レベルを設定する
調光設定部と、少なくとも照明負荷を調光点灯させるた
めの調光スイッチと、照明負荷の消灯中に入切スイッチ
が操作されると照明負荷を点灯させ、照明負荷の点灯中
に入切スイッチが操作されると照明負荷を消灯させると
ともに、照明負荷の消灯中に調光スイッチが操作される
と調光設定部により設定されている調光レベルで照明負
荷を点灯させ、且つ照明負荷の調光点灯中に調光スイッ
チが操作されると照明負荷を消灯させる制御部と、これ
ら入切スイッチと調光設定部と調光スイッチとの操作部
が前面に露出し埋込型の配線器具用に規格化されている
一連の取付枠に取付可能な寸法に形成されたケースと、
ケースの前面に揺動自在に取り付けられて入切スイッチ
及び調光スイッチの操作部を操作するとともにケース前
面の略全体を覆う幅広の操作ハンドルとを備えたもので
あり、照明負荷の全点灯と消灯と調光との3つの状態を
スイッチ操作のみで選択することができ、これら3つの
状態を容易に選択することができる。しかも、スイッチ
操作のための操作ハンドルがケース前面の略全体を覆う
幅広に形成されているため、操作が容易になるものであ
る。また、調光スイッチの操作時における照明負荷の調
光レベルを設定する調光設定部を備えるから、調光スイ
ッチの操作時における照明負荷の調光レベルを任意に設
定することができる。さらには、ケースが埋込型の配線
器具用に規格化されている一連の取付枠に取付可能な寸
法であるため、既製の取付枠を用いて一連用の埋込ボッ
クスに容易に取り付けることができる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ケースに着脱自在に取り付けられてケースの前面よ
り露出した調光設定部の操作部を覆い隠す手段を備えた
ものであり、調光レベルの操作が必要でないときは調光
スイッチの操作部を隠しておくことにより、調光装置の
見栄えを良くすることができる。請求項3の発明は、請
求項1又は2の発明において、照明負荷をオン・オフさ
せるオン・オフスイッチと、予め設定された調光レベル
にて照明負荷を点灯させる1乃至複数の段階調光スイッ
チとを具備する1乃至複数の子器を備えたものであり、
入切スイッチと調光設定部と調光スイッチとを備えた所
謂親器とは別に1乃至複数の子器によって多箇所からの
照明負荷のオン・オフ又は調光操作が可能となり、使い
勝手の向上が図れる。
【0008】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、制御部は、照明負荷の点灯中に入切スイッチあるい
は調光スイッチが操作されると一定時間内で照明負荷を
漸次消灯させるとともに照明負荷の消灯中に調光スイッ
が操作されると一定時間内で照明負荷を漸次調光点灯
させるものであり、所謂フェードイン点灯及びフェード
アウト消灯が実現でき、照明負荷の状態変化に伴う眩し
さを防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態を示す
ブロック図であり、商用電源ACと照明負荷Lとが一対
の電源端子Tpに直列接続された親器Aと、親器Aが具
備する信号端子Tsに直列接続された複数の子器B1
2 …とを備えている。親器Aは、調光レベルを設定す
るための可変抵抗器(図示せず)を具備した調光設定部
3と、照明負荷Lをオン・オフすなわち全点灯・消灯さ
せるときに操作される入切スイッチSW1 並びに調光設
定部3にて設定された調光レベルで照明負荷Lを点灯さ
せるときに操作される調光スイッチSW2 を具備したス
イッチ部2と、一対の電源端子Tp間に直列に挿入され
たトライアックのようなスイッチング素子(図示せず)
を具備する負荷駆動部4と、スイッチ部2の操作状況に
応じて負荷駆動部4を制御し商用電源ACから照明負荷
Lへの電力供給の入切及びその供給量を調整することで
照明負荷Lの点灯・消灯・調光を行う制御部1と、後述
するように信号端子Tsに接続された複数の子器B1
が具備するオン・オフスイッチSW3 及び段階調光スイ
ッチSW4 の操作状態を検出する子器インタフェース部
6と、商用電源ACからの電源供給を受けて各部の動作
電源を作成する電源部5と、スイッチ部2の各スイッチ
SW1 ,SW2 の操作状態を表示する表示部7とを備え
ている。
【0010】また、制御部1はCPU(図示せず)を主
構成要素とし、スイッチ部2並びに子器インタフェース
部6からの入切スイッチSW1 等の各スイッチSW1
の操作状態を示す信号に基づき、負荷駆動部4のスイッ
チング素子に制御信号を与えてスイッチング素子のオン
・オフ並びにその導通角を可変することにより、商用電
源ACから照明負荷Lへの供給電力量を入切又は調整し
て照明負荷Lの点灯・消灯・調光を制御している。ここ
で、制御部1には、可変抵抗器により設定される調光レ
ベルに応じた信号が調光設定部3より入力されており、
この信号に基づいて、設定された調光レベルで照明負荷
Lを点灯させるべく、制御部1が負荷駆動部4のスイッ
チング素子の導通角を調整するものである。なお、制御
部1は、表示部7が具備する発光ダイオードLD1 〜L
3 (図5参照)のオン・オフ制御も行っており、入切
スイッチSW1 並びに調光スイッチSW2 の操作状態に
応じた表示を発光ダイオードLD1 〜LD3 のオン・オ
フにより行っている。
【0011】また、子器インタフェース部6は、照明負
荷Lの状態(全点灯・消灯・調光点灯)に応じて制御部
1から与えられる指令に基づき、電源部5からの電源供
給を受けて作成した3段階の電圧を信号端子Ts間に切
り換えて印加するとともに、信号端子Tsの端子間電圧
を検出して制御部1に検出結果を出力している。一方、
各子器B1 …は、図1〜図3に示すように一対の入力端
子Ti及び送り端子Toを具備してそれぞれ送り配線さ
れており、入力端子Ti間に互いに並列に接続されたオ
ン・オフスイッチSW3 及び段階調光スイッチSW4
有するスイッチ回路部8と、スイッチ回路部8の各スイ
ッチSW3 ,SW4 の操作状態を表示する表示回路部9
とを備えている。
【0012】図3に示すように、子器B1 …のオン・オ
フスイッチSW3 はダイオードブリッジDBの入力端間
に接続され、段階調光スイッチSW4 はツェナーダイオ
ードZD1 と直列にダイオードブリッジDBの出力端間
に接続されている。したがって、オン・オフスイッチS
3 あるいは段階調光スイッチSW4 をオンすれば、入
力端子Ti間の端子間電圧が変化することになる。そし
て、子器B1 …の入力端子Ti間の端子間電圧の変化
を、親器Aの子器インタフェース部6において信号端子
Tsの端子間電圧の変化として検出することにより、各
子器B1 …におけるオン・オフスイッチSW3 並びに段
階調光スイッチSW4 のオン・オフ操作を検知すること
ができる。そして、親器Aの制御部1は、子器インタフ
ェース部6における上記検知結果に応じて親器Aの入切
スイッチSW1 、調光スイッチSW 2 がオン・オフされ
た場合と全く同様に照明負荷Lの点灯・消灯・調光を行
うのである。
【0013】一方、子器B1 …の表示回路部9は、3個
の発光ダイオードLD4 〜LD6 、ツェナーダイオード
ZD2 〜ZD4 、トランジスタQ1 〜Q3 、ダイオード
1〜D5 、抵抗等から構成されており、親器Aの子器
インタフェース部6によって入力端子Tiの端子間電圧
が切り換えられることにより、3個の発光ダイオードL
4 〜LD6 の何れか1個が点灯される。例えば、照明
負荷Lが消灯状態ではトランジスタQ3 のみがオンとな
って発光ダイオードLD6 (例えば、緑色)が点灯し、
スイッチSW3 ,SW4 の位置を表示するようになって
いる。また、照明負荷Lが全点灯状態あるいは調光点灯
状態のときには、トランジスタQ1 あるいはトランジス
タQ2 のみがオンとなって発光ダイオードLD4 又はL
5 (例えば、赤色)のみが点灯し、照明負荷Lの状態
が表示されるようになっている。
【0014】次に本実施形態の動作を図4のタイムチャ
ートを参照して説明する。まず、入切スイッチSW1
操作されるとその操作中にのみ制御部1に信号が入力さ
れ(同図(a)参照)、制御部1が負荷駆動部4を制御
して照明負荷Lに定格電圧(100V)を供給し(同図
(c)参照)、照明負荷Lを調光レベル100%の全点
灯させる。この全点灯状態で再度入切スイッチSW1
操作されると(同図(a)参照)、制御部1は負荷駆動
部4のスイッチング素子の導通角を徐々に小さくし、一
定時間t1 内で照明負荷Lを漸次消灯(フェードアウ
ト)させる(同図(c)参照)。
【0015】一方、消灯状態から調光スイッチSW2
操作されると(同図(b)参照)、制御部1は負荷駆動
部4のスイッチング素子の導通角を徐々に大きくし、一
定時間t2 内で調光設定部3により設定された調光レベ
ル(例えば、50%)を上昇させ、これにより照明負荷
Lを漸次調光点灯(フェードイン)させる(同図(c)
参照)。この調光点灯状態で再度調光スイッチSW2
操作されると(同図(b)参照)、制御部1は一定時間
2 内で照明負荷Lを漸次消灯させる(同図(c)参
照)。また、調光点灯状態から入切スイッチSW1 が操
作された場合には(同図(a)参照)、制御部1は直ち
に照明負荷Lを全点灯させる(同図(c)参照)。
【0016】さらに、全点灯状態において調光スイッチ
SW2 が操作された場合には(同図(b)参照)、制御
部1は一定時間t3 内で照明負荷Lへの供給電圧を漸次
低下させ、全点灯(調光レベル100%)から調光点灯
(調光レベル50%)へ切り換える(同図(c)参
照)。そして、調光状態から再度調光スイッチSW2
操作されれば、上述のように制御部1が照明負荷Lを漸
次消灯させる(同図(c)参照)。なお、調光レベルは
上記50%に限定されず、調光設定部3によって0〜1
00%の任意のレベルに設定可能である。
【0017】ところで、親器Aの制御部1は、信号端子
Tsに接続された複数の子器B1 …のオン・オフスイッ
チSW3 及び段階調光スイッチSW4 の操作状態を子器
インタフェース部6により監視しており、いずれかの子
器B1 …においてオン・オフスイッチSW3 若しくは段
階調光スイッチSW4 が操作されれば、親器Aの入切ス
イッチSW1 並びに調光スイッチSW2 が操作された場
合と同一の動作を行う。このように、親器Aのスイッチ
部2による照明負荷Lの全点灯・消灯・調光の切換操作
と同一の切換操作が、複数の子器B1 …のスイッチ回路
部8によっても可能となるため、親器Aとは別に複数の
子器B1 …によって多箇所からの照明負荷Lのオン・オ
フ又は調光操作が可能となり、使い勝手の向上が図れる
という利点がある。
【0018】また、親器Aの表示部7が具備する発光ダ
イオードLD1 〜LD3 はマイコン1によってオン・オ
フされ、照明負荷Lのオフ(消灯)時に発光ダイオード
LD 3 (例えば、緑色)が点灯して、入切スイッチSW
1 及び調光スイッチSW2 の位置を表示するとともに、
照明負荷Lが全点灯状態あるいは調光点灯状態のときに
は、それぞれ発光ダイオードLD1 及びLD2 (例え
ば、赤色)の一方のみが点灯して照明負荷Lの状態を表
示するものである。
【0019】上述した親器Aの各部を構成する回路は、
図5乃至図7に示すようにプリント基板よりなる回路基
板13に実装され、合成樹脂製のボディ11とカバー1
2とを結合して成るケース10に収納される。回路基板
13には押釦スイッチからなる入切スイッチSW1 及び
調光スイッチSW2 、調光設定部3の可変抵抗器、表示
部7の発光ダイオードLD1 〜LD3 が実装されてお
り、図示しない可変抵抗器には操作用のスライド式の操
作つまみ14が取り付けてある。
【0020】一方ケース10は、JIS(日本工業規
格)等において規格化されている大角形3個用の取付枠
(所謂一連の取付枠40)に3個まで取り付けることが
できる単位寸法の配線器具の3個分(3個モジュールと
いう)の寸法に対応して形成されており、カバー12の
両側面には埋込ボックス取付け用の取付枠40(図8参
照)に取り付けるための係合爪15がそれぞれ一体に突
設してある。また、ボディ11内には接続端子収納部1
6が形成され、それぞれ端子板17、鎖錠ばね18及び
解除釦19からなる各一対の速結端子によって電源端子
Tp並びに信号端子Tsが構成されている。また、ボデ
ィの底面には各速結端子に対応する電線挿入孔20が設
けられている。
【0021】カバー12の前面には、入切スイッチSW
1 及び調光スイッチSW2 を駆動するためのスイッチ機
構部が配設される一対の凹所21が長手方向の両端部に
設けられている。各凹所21の底面には、入切スイッチ
SW1 及び調光スイッチSW 2 の押釦22を押駆動する
駆動体23が進退自在に取り付けられる取付孔24が設
けてある。また、各凹所21の開口を塞ぐように平板状
の押釦ハンドル25が取り付けられており、これら押釦
ハンドル25はカバー12側に突設された係止片25a
が凹所21の開口縁部に係止されるとともに、凹所21
内に配設された復帰ばね26によってカバー12の前面
方向へ常時弾性付勢されている。すなわち、押釦ハンド
ル25、復帰ばね26及び駆動体23によってスイッチ
機構部が構成されており、押釦ハンドル25が押操作さ
れることで駆動体23をケース10の内部方向へ移動さ
せ、駆動体23によって入切スイッチSW1 及び調光ス
イッチSW2 の押釦22が押駆動されるのである。な
お、カバー12の前面には上記凹所21に隣接して表示
部7の発光ダイオードLD1 〜LD3 を前面側へ臨ませ
るための透孔27が設けてあり、この透孔27を通して
発光ダイオードLD1〜LD3 の光がケース10の前面
方向へ投光される。また、両凹所21に挟まれたカバー
12の前面略中央部には、可変抵抗器の操作つまみ14
を露出させる長孔29を有する突台部28が突設されて
いる。
【0022】上述のようにして回路基板13等が内部に
収納されて組み立てられたケース10の前面には、図8
に示すように一対のピアノハンドル式の操作ハンドル3
1,302の一端が枢支される。これらの操作ハンドル
301,302は各々入切スイッチSW1及び調光スイッ
チSW2を操作するためのものであって、これら一対の
操作ハンドル301,302により、操作つまみ14が露
出した突台部28を除くケース10の前面略全部が覆わ
れている。各操作ハンドル301,302が押操作される
ことで上記スイッチ機構部を介して入切スイッチSW1
及び調光スイッチSW2の押釦22が押駆動され、操作
ハンドル301,302の押操作が解除されると、復帰ば
ね26によって前面方向へ付勢されている押釦ハンドル
25により操作ハンドル301,302が押されて元の状
態に復帰する。ここで、操作ハンドル301,302の押
操作は、上記スイッチ機構部によって入切スイッチSW
1及び調光スイッチSW2の押釦22に伝えられるため、
大型の操作ハンドル301,302のどの部分が押されて
も入切スイッチSW1及び調光スイッチSW2を確実に操
作することができる。なお、操作ハンドル301,302
にはカバー12の透孔27に対向する位置に透光窓30
aが設けられており、この透光窓30aを介して発光ダ
イオードLD1〜LD3の光が視認できる。
【0023】また、取付枠40の窓部にケースを挿入し
た状態で係合爪15を取付枠40の係合孔41に係合さ
せることによって、ケース10が取付枠40に固定され
るのである。したがって、取付枠40を用いる埋込型の
配線器具と取付枠40などを共用することができ、取付
用の部材をあらたに製造する必要がないから製造コスト
の低減につながり、また施工時においても配線器具と同
様の施工技術を適用できるから新たな技術の習得が不要
になるのである。また、子器B1 …の外観構造は調光レ
ベルを設定するための手段を具備していない点以外は親
器Aとほぼ共通であるから、図示及び説明は省略する。
【0024】なお、本実施形態では調光設定部3によっ
て調光レベルを設定するための可変抵抗器にスライド式
の操作つまみ14を有するものを用いたが、例えば、図
9に示すように回転式の操作ダイヤル31を有するもの
を用いてもよい。さらに、本実施形態では操作つまみ1
4を常に前面より露出させるようにしているが、ケース
10の前面に着脱自在に取り付けられる一対の操作ハン
ドル321 ,322 によってケース10の前面を完全に
覆ってしまい、操作ダイヤル31を操作ハンドル3
1 ,322 の下に隠すようにしてもよい。この場合
は、調光レベルを変更する必要が生じたときにケース1
0の前面より操作ハンドル321 ,322 を取り外せ
ば、操作ダイヤル31を操作して調光レベルを設定する
ことができる。このようにすれば、通常の使用状態では
調光レベルを設定するための操作ダイヤル31が前面に
露出せず、ケース10の前面全部が一対の操作ハンドル
321 ,322 にほぼ完全に覆われることになるので、
外観上の見栄えをよくすることができるという利点があ
る。また、本実施形態を廊下に配設される照明器具等の
照明負荷Lに適用すれば、廊下などのように照明される
範囲が比較的に広い場合に多箇所から点灯・消灯・調光
などが可能となる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は、照明負荷をオン・オ
フさせるための入切スイッチと、照明負荷の調光レベル
を設定する調光設定部と、少なくとも照明負荷を調光点
灯させるための調光スイッチと、照明負荷の消灯中に入
切スイッチが操作されると照明負荷を点灯させ、照明負
荷の点灯中に入切スイッチが操作されると照明負荷を消
灯させるとともに、照明負荷の消灯中に調光スイッチが
操作されると調光設定部により設定されている調光レベ
ルで照明負荷を点灯させ、且つ照明負荷の調光点灯中に
調光スイッチが操作されると照明負荷を消灯させる制御
部と、これら入切スイッチと調光設定部と調光スイッチ
との操作部が前面に露出し埋込型の配線器具用に規格化
されている一連の取付枠に取付可能な寸法に形成された
ケースと、ケースの前面に揺動自在に取り付けられて入
切スイッチ及び調光スイッチの操作部を操作するととも
にケース前面の略全体を覆う幅広の操作ハンドルとを備
えたので、照明負荷の全点灯と消灯と調光との3つの状
態をスイッチ操作のみで選択することができ、これら3
つの状態を容易に選択することができ、しかも、スイッ
チ操作のための操作ハンドルがケース前面の略全体を覆
う幅広に形成されているため、操作が容易になり、ま
た、調光スイッチの操作時における照明負荷の調光レベ
ルを設定する調光設定部を備えるから、調光スイッチの
操作時における照明負荷の調光レベルを任意に設定する
ことができ、さらには、ケースが埋込型の配線器具用に
規格化されている一連の取付枠に取付可能な寸法である
ため、既製の取付枠を用いて一連用の埋込ボックスに容
易に取り付けることができるという効果がある。
【0026】請求項2の発明は、ケースに着脱自在に取
り付けられてケースの前面より露出した調光設定部の操
作部を覆い隠す手段を備えたので、調光レベルの操作が
必要でないときは調光スイッチの操作部を隠しておくこ
とにより、調光装置の見栄えを良くすることができると
いう効果がある。請求項3の発明は、照明負荷をオン・
オフさせるオン・オフスイッチと、予め設定された調光
レベルにて照明負荷を点灯させる1乃至複数の段階調光
スイッチとを具備する1乃至複数の子器を備えたので、
入切スイッチと調光設定部と調光スイッチとを備えた所
謂親器とは別に1乃至複数の子器によって多箇所からの
照明負荷のオン・オフ又は調光操作が可能となり、使い
勝手の向上が図れるという効果がある。
【0027】請求項4の発明は、制御部が、照明負荷の
点灯中に入切スイッチあるいは調光スイッチが操作され
ると一定時間内で照明負荷を漸次消灯させるとともに
明負荷の消灯中に調光スイッチが操作されると一定時間
内で照明負荷を漸次調光点灯させるので、所謂フェード
イン点灯及びフェードアウト消灯が実現でき、照明負荷
の状態変化に伴う眩しさを防止することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同上の結線図である。
【図3】同上における子器の回路図である。
【図4】同上の動作を説明するための波形図である。
【図5】同上を示し、(a)は親器のボディを示す平面
図、(b)は親器のカバーを示す平面図である。
【図6】同上における親器のボディを示し、(a)は一
部省略した平面図、(b)は側面断面図である。
【図7】同上の側面断面図である。
【図8】同上における親器を示し、(a)は取付枠に取
り付けた状態の正面図、(b)は側面図である。
【図9】同上における親器の他の構成を示し、(a)は
取付枠に取り付けた状態の正面図、(b)は側面図であ
る。
【符号の説明】
A 親器 B1 … 子器 AC 商用電源 L 照明負荷 1 制御部 2 スイッチ部 3 調光設定部 4 負荷駆動部 5 電源部 6 子器インタフェース部 7 表示部 8 スイッチ回路部 9 表示回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−212853(JP,A) 特開 平6−6878(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 37/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明負荷をオン・オフさせるための入切
    スイッチと、照明負荷の調光レベルを設定する調光設定
    部と、少なくとも照明負荷を調光点灯させるための調光
    スイッチと、照明負荷の消灯中に入切スイッチが操作さ
    れると照明負荷を点灯させ、照明負荷の点灯中に入切ス
    イッチが操作されると照明負荷を消灯させるとともに、
    照明負荷の消灯中に調光スイッチが操作されると調光設
    定部により設定されている調光レベルで照明負荷を点灯
    させ、且つ照明負荷の調光点灯中に調光スイッチが操作
    されると照明負荷を消灯させる制御部と、これら入切ス
    イッチと調光設定部と調光スイッチとの操作部が前面に
    露出し埋込型の配線器具用に規格化されている一連の取
    付枠に取付可能な寸法に形成されたケースと、ケースの
    前面に揺動自在に取り付けられて入切スイッチ及び調光
    スイッチの操作部を操作するとともにケース前面の略全
    体を覆う幅広の操作ハンドルとを備えたことを特徴とす
    る調光装置。
  2. 【請求項2】 ケースに着脱自在に取り付けられてケー
    スの前面より露出した調光設定部の操作部を覆い隠す手
    段を備えたことを特徴とする請求項1記載の調光装置。
  3. 【請求項3】 照明負荷をオン・オフさせるオン・オフ
    スイッチと、予め設定された調光レベルにて照明負荷を
    点灯させる1乃至複数の段階調光スイッチとを具備する
    1乃至複数の子器を備えたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の調光装置。
  4. 【請求項4】 制御部は、照明負荷の点灯中に入切スイ
    ッチあるいは調光スイッチが操作されると一定時間内で
    照明負荷を漸次消灯させるとともに照明負荷の消灯中
    調光スイッチが操作されると一定時間内で照明負荷を漸
    次調光点灯させることを特徴とする請求項1記載の調光
    装置。
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