JP2016142010A - コンクリート縁石、縁石構造体及びその構築方法 - Google Patents

コンクリート縁石、縁石構造体及びその構築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】欠け、割れ、段差、沈下等が生じ難いコンクリート縁石であって、該コンクリート縁石によって拘束されているインターロッキングブロックにガタツキが生じ難いコンクリート縁石を提供する。【解決手段】長さが240〜550mm、幅が120〜300mm、厚さが120〜300mm、長さ/幅の比が1.5〜2.5、および、厚さ/幅の比が0.7〜1.3である略直方体状の形状を有し、隣接するコンクリート縁石と組み合わせるための凹凸部(凸部2及び凹部3)、及び、隣接するコンクリート縁石との間に目地を形成させるための突起部4を有するコンクリート縁石1。【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート縁石、該コンクリート縁石を含む縁石構造体、並びに、該縁石構造体の構築方法に関する。
私有地内の車道等を構成するインターロッキングブロックの端部を拘束するために、コンクリート縁石を複数、敷き詰めて、公有地である車道等との間に、線状の境界部分を形成させることが知られている。
一方、車道と歩道の境界部を形成するブロックとして、従来、種々のものが知られている。
例えば、特許文献1に、歩道縁石のブロックにおいて、歩道と車道の境界部に敷設する歩道縁石の隅角部の形状を2〜3段からなる階段形状としたことを特徴とする歩道縁石のバリアフリー用ブロックが記載されている。
特開2007−321539号公報
従来のコンクリート縁石としては、例えば、長さが600mm程度、幅が100〜150mm程度、厚さが100〜150mm程度の寸法を有する長尺のコンクリート縁石が用いられることが多い。
しかし、公有地である車道と、私有地である工場内の車両通行路(例えば、インターロッキングブロックを敷設してなるもの)の境界部のように、コンクリート縁石の上を、車両が頻繁に通行するような使用環境下においては、当該境界部の構成部材であるコンクリート縁石に欠け、割れ、段差、沈下等が生じたり、あるいは、コンクリート縁石によって拘束されているインターロッキングブロック等のブロックにガタツキが生じることがある。この場合、景観性が悪化することに加えて、車両や歩行者の通行に支障が出るおそれがある。
本発明の目的は、欠け、割れ、段差、沈下等が生じ難いコンクリート縁石であって、該コンクリート縁石によって拘束されているインターロッキングブロック等のブロックにガタツキが生じ難いコンクリート縁石を提供することである。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、特定の寸法を有する略直方体状の形状を有するコンクリート縁石であって、隣接するコンクリート縁石と組み合わせるための凹凸部、及び、隣接するコンクリート縁石との間に目地を形成させるための突起部を有するコンクリート縁石によれば、欠け、割れ、段差、沈下等が生じ難く、しかも、該コンクリート縁石によって拘束されているインターロッキングブロック等のブロックにガタツキが生じ難いことを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下の[1]〜[6]を提供するものである。
[1] 長さが240〜550mm、幅が120〜300mm、厚さが120〜300mm、長さ/幅の比が1.5〜2.5、および、厚さ/幅の比が0.7〜1.3である略直方体状のコンクリート縁石であって、上記コンクリート縁石が、隣接するコンクリート縁石と組み合わせるための凹凸部、及び、隣接するコンクリート縁石との間に目地を形成させるための突起部を有することを特徴とするコンクリート縁石。
[2] 上記隣接するコンクリート縁石と組み合わせるための凹凸部が、一方の側面に形成された凸部、および、他方の側面に形成された凹部の組み合わせであり、かつ、上記隣接するコンクリート縁石との間に目地を形成させるための突起部が、これら2つの側面のいずれかに形成されたものである、上記[1]に記載のコンクリート縁石。
[3] 上記凹凸部を有する2つの側面以外の2つの側面の各々が、鉛直方向に延びる平坦面と、該平坦面の上端から上方に延びて上面に連なる曲面または傾斜面を有する、上記[1]又は[2]に記載のコンクリート縁石。
[4] 上記[1]〜[3]のいずれかに記載のコンクリート縁石を複数、組み合わせてなる縁石層と、該縁石層の下方に形成された砂層と、該砂層の下方に形成された、砕石と常温アスファルト合材のいずれか一方または両方からなる基層を含むことを特徴とする縁石構造体。
[5] 上記[4]に記載の縁石構造体を構築するための方法であって、砕石と常温アスファルト合材のいずれか一方または両方を用いて、上記基層を形成する基層形成工程と、上記基層の上に、細骨材を用いて、上記砂層を形成する砂層形成工程と、上記砂層の上に、上記コンクリート縁石を用いて、上記縁石層を形成する縁石層形成工程、を含む縁石構造体の構築方法。
[6] 上記縁石層形成工程において、上記コンクリート縁石を複数、組み合わせて敷設し、かつ、これら複数のコンクリート縁石の間に形成された目地に、目地砂を充填する、上記[5]に記載の縁石構造体の構築方法。
本発明のコンクリート縁石は、欠け、割れ、段差、沈下等が生じ難く、しかも、該コンクリート縁石によって拘束されているインターロッキングブロック等のブロックにガタツキが生じ難いので、私有地内の車道等を構成するインターロッキングブロック等の端部を拘束するための縁石(特に、この縁石を複数組み合わせて形成される境界部の両側の路面に対して段差を有さず、この縁石上の車両の円滑な通行に支障がない縁石)として、好適に用いることができる。
また、本発明によれば、コンクリート縁石に欠け、割れ、段差、沈下等が生じ難く、また、該コンクリート縁石によって拘束されているブロックにガタツキが生じ難いので、景観の低下を招くことがなく、また、歩行者、車椅子利用者、車両等の通行に支障を生じることもない。
さらに、本発明によれば、養生等の工程が不要であり、施工を容易にかつ迅速に行うことができるので、施工コストを低減させることができ、また、専門性の高い技能を有する職人(具体的には、インターロッキングブロック等のブロックの施工業者以外の業者)を必要としない点でも有利である。また、モルタル等を用いた湿式の工法ではなく、乾式の工法で施工が可能であるため、施工後の交通開放を早期に行うことができる。
本発明のコンクリート縁石の一例を示す平面図である。 図1に示すコンクリート縁石の右側面図である。 図1に示すコンクリート縁石の左側面図である。 図1に示すコンクリート縁石を2つ組み合わせた状態を示す平面図である。 本発明のコンクリート縁石の他の例を示す平面図である。 図5に示すコンクリート縁石の右側面図である。 図5に示すコンクリート縁石の左側面図である。 図5に示すコンクリート縁石を2つ組み合わせた状態を示す平面図である。 本発明のコンクリート縁石を含む縁石構造体を模式的に示す断面図である。 本発明のコンクリート縁石の使用状態の一例を示す図である。 本発明のコンクリート縁石の使用状態の他の例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態例を説明する。
[第一の実施形態例]
図1〜図4中、本発明のコンクリート縁石1は、隣接するコンクリート縁石10(図4参照)と組み合わせるための凹凸部(凸部2及び凹部3)、及び、隣接するコンクリート縁石10との間に目地5(図4参照)を形成させるための突起部4を有する、略直方体状のコンクリート成形体である。
本発明のコンクリート縁石1の長さ(凸部2及び凹部3を有しない一側面における水平方向の一端部と他端部の間の距離;例えば、図1中のコンクリート縁石1の4本の直線で表す輪郭のうち、上側の線または下側の線における、右端と左端の間の距離)は、240〜550mm、好ましくは280〜500mm、より好ましくは320〜440mm、特に好ましくは360〜400mmである。該長さが240mm未満では、施工対象領域(境界部)の単位長さ当たりのコンクリート縁石の数が多くなるため、コンクリート縁石を敷設する作業に多大の労力を要する。該長さが550mmを超えると、コンクリート縁石に欠け、割れ、段差、沈下等が生じ易くなり、また、コンクリート縁石による拘束の対象物であるインターロッキングブロック等のブロックにガタツキが生じ易くなる。
本発明のコンクリート縁石1の幅(凸部2または凹部3を有する一側面における水平方向の一端部と他端部の間の距離;例えば、図1中のコンクリート縁石1の4本の直線で表す輪郭のうち、右側の線または左側の線における、上端と下端の間の距離)は、120〜300mm、好ましくは140〜270mm、より好ましくは160〜230mm、特に好ましくは180〜200mmである。該幅が120mm未満では、コンクリート縁石の長さ/幅の比が大きくなることによって、コンクリート縁石に欠け、割れ、段差、沈下等が生じ易くなり、また、コンクリート縁石による拘束の対象物であるインターロッキングブロック等のブロックにガタツキが生じ易くなる。該幅が300mmを超えると、本発明の効果のさらなる向上が望めない一方、施工対象領域(境界部)の単位長さ当たりのコンクリートの使用量が大きくなり、施工コストが増大する。
本発明のコンクリート縁石1の厚さは、120〜300mm、好ましくは140〜270mm、より好ましくは160〜230mm、特に好ましくは180〜200mmである。該厚さが120mm未満では、コンクリート縁石に欠け、割れ、段差、沈下等が生じ易くなり、また、コンクリート縁石による拘束の対象物であるインターロッキングブロック等のブロックにガタツキが生じ易くなる。該厚さが300mmを超えると、本発明の効果のさらなる向上が望めない一方、施工対象領域(境界部)の単位長さ当たりのコンクリートの使用量が大きくなり、施工コストが増大する。
本発明のコンクリート縁石1の長さ/幅の比は、1.5〜2.5、好ましくは1.6〜2.4、より好ましくは1.7〜2.3、さらに好ましくは1.8〜2.2、特に好ましくは1.9〜2.1である。該比が1.5未満では、幅が同じであり長さを変えた複数のコンクリート縁石の間で比較した場合に、施工対象領域(境界部)の単位長さ当たりのコンクリート縁石の数が多くなるため、コンクリート縁石を敷設する作業に多大の労力を要する。該比が2.5を超えると、コンクリート縁石に欠け、割れ、段差、沈下等が生じ易くなり、また、コンクリート縁石による拘束の対象物であるインターロッキングブロック等のブロックにガタツキが生じ易くなる。
本発明のコンクリート縁石1の厚さ/幅の比は、0.7〜1.3、好ましくは0.8〜1.2、より好ましくは0.9〜1.1、特に好ましくは1.0である。該比が0.7未満では、コンクリート縁石に欠け、割れ、段差、沈下等が生じ易くなり、また、コンクリート縁石による拘束の対象物であるインターロッキングブロックにガタツキが生じ易くなる。該比が1.3を超えると、本発明の効果のさらなる向上が望めない一方、施工対象領域(境界部)の単位長さ当たりのコンクリートの使用量が大きくなり、施工コストが増大する。
コンクリート縁石1の形状は、略直方体状である。
ここで、「略直方体状」とは、凸部2、凹部3、突起部4、及び、必要に応じて設けることができる他の付属的な形状(例えば、景観性を向上させるための上面の模様を構成する凹凸等)を除く全体の輪郭が、直方体または直方体に近似する形状であることを意味する。
また、ここでの「直方体に近似する形状」とは、例えば、コンクリート縁石を複数、組み合わせて敷設して形成される境界部が、円弧状であるものをいう。
コンクリート縁石1の凸部2及び凹部3は、隣接するコンクリート縁石10と組み合わせることができる形状を有していればよく、図1に示す形態に代えて、種々の形態(例えば、円柱状の凸部と、該凸部に嵌合可能な凹部の組み合わせ)を採用することができる。
コンクリート縁石1の凸部2は、図2に示すように、凸部2の上端が、コンクリート縁石1の上面8と面一であり、かつ、凸部2の下端が、コンクリート縁石1の下面9と面一であるように形成させることができる。この場合、図4に示すように、コンクリート縁石1と、隣接するコンクリート縁石10を組み合わせて、上方から見ると、凸部2と凹部3が嵌合しているのがわかる。
コンクリート縁石1の凸部2は、図1に示すように、水平面で切断した断面が台形状になるように形成させることが好ましい。このような形状に凸部2を形成させれば、コンクリート縁石同士を組み合わせて連結させる作業を、より容易に行うことができ、また、コンクリート縁石の欠け等の発生を、より効果的に抑制することができる。
コンクリート縁石1の凸部2の基部の幅(図1中、突起部4を有する面を延長した仮想面における幅)は、隣接するコンクリート縁石10との嵌合状態(例えば、ガタツキ等を生じないこと)を良好にするとともに、欠け、割れ等の発生を抑制する観点から、好ましくは40〜100mm、より好ましくは50〜90mm、特に好ましくは60〜80mmである。
凸部2における基部の幅と頂部の幅の差(「基部の幅」−「頂部の幅」)は、隣接するコンクリート縁石10との嵌合時の作業性を良好にするとともに、欠け、割れ等の発生を抑制する観点から、好ましくは5〜15mm、より好ましくは6〜14mm、特に好ましくは7〜13mmである。
コンクリート縁石1の凸部2の高さ(突起部4を有する面を延長した仮想面と、凸部2の頂部の距離)は、隣接するコンクリート縁石10との嵌合状態(例えば、ガタツキ等を生じないこと)を良好にするとともに、欠け、割れ等の発生を抑制する観点から、好ましくは10〜40mm、より好ましくは10〜30mm、特に好ましくは15〜25mmである。
コンクリート縁石1の凹部3の形状及び寸法は、凸部2の形状及び寸法に合わせて定められる。
コンクリート縁石1の突起部4は、隣接するコンクリート縁石との間に目地5(図4参照)を形成させることができる形状を有していればよく、図1に示す形態に代えて、種々の形態(例えば、複数の半球状の突起)を採用することができる。
コンクリート縁石1の突起部4の好ましい一例は、図1〜図2に示すとおり、コンクリート縁石1の凸部2の右方及び左方の各々に設けられた一対の帯状の鉛直方向に延びる突起である。
この場合、突起部4は、例えば、図2に示すように、突起部4の上端が、コンクリート縁石1の上面8から適宜の距離だけ隔てた下方の地点(例えば、上面から7〜15mmの地点)であり、かつ、突起部4の下端が、コンクリート縁石1の下面9と面一であるように形成させることができる。
突起部4の上端部は、隣接するコンクリート縁石10との嵌合状態(例えば、ガタツキ等を生じないこと)を良好にするとともに、欠け、割れ等の発生を抑制する観点から、図2に示すように曲面を有する略半球状に形成することが好ましい。
突起部4の幅は、好ましくは5〜25mm、より好ましくは8〜21mm、特に好ましくは12〜18mmである。該幅が5mm以上であると、欠け等の発生を抑制する観点から好ましい。該幅が25mm未満であると、該幅が25mmを超える場合に比べて目地(空隙)の体積が大きくなることから、目地砂の量が大きくなり、目地砂による効果(例えば、コンクリート縁石同士の接触によるコンクリート縁石の欠け等の抑制)が大きくなる観点から好ましい。
突起部4の高さは、目地の幅を適正なものとする観点から、好ましくは1〜3mm、より好ましくは1.5〜2.5mmである。
突起部4の表面を水平面で切断した形状は、図1に示すように、好ましくは、突起部4の欠け等の発生を抑制する観点から、円弧状である。
なお、突起部4は、図1〜図2に示す凸部2を有する側面に代えて、凹部3を有する側面に、凹部3の右方及び左方の各々に設けられた一対の帯状の突起として形成させてもよい。
凹凸部(凸部2、凹部3)を有しない側面は、図2〜図3に示すように、鉛直方向に延びる平坦面6と、平坦面6の上端から上方に延びて上面に連なる曲面7を有する。
曲面7の半径(R)は、コンクリート縁石1の欠け、割れ等の発生の抑制等の観点から、好ましくは3〜20mm、より好ましくは5〜16mm、特に好ましくは7〜13mmである。
本発明において、曲面7に代えて、傾斜面(傾斜を有する平坦面)を採用してもよい。
[第二の実施形態例]
図5〜図8中、本発明のコンクリート縁石11は、隣接するコンクリート縁石20(図8参照)と組み合わせるための凹凸部(凸部12及び凹部13)と、隣接するコンクリート縁石20との間に目地15(図8参照)を形成させるための突起部14を有する、略直方体状のコンクリート成形体である。
コンクリート縁石11は、凸部12及び凹部13が、上述の凸部2及び凹部3と異なる点を除いて、図1〜図4に示す本発明のコンクリート縁石1と同様に形成されている。
コンクリート縁石11の凸部12は、図6に示すように、凸部12の上端が、コンクリート縁石11の上面18から適宜の距離だけ隔てた下方の地点(例えば、上面から40〜60mmの地点)であり、かつ、凸部12の下端が、コンクリート縁石11の下面19と面一であるように形成されている。この場合、図8に示すように、コンクリート縁石11と、隣接するコンクリート縁石20を組み合わせると、凸部12と凹部13が嵌合していることは、図4のようには目視することができない。
上述したコンクリート縁石1との相違点を除いて、コンクリート縁石11の形状(例えば、突起部14、上面18、下面19、側面における平坦面16及び曲面17等)及び寸法(好ましい数値範囲等)は、コンクリート縁石1と同様である。
本発明において、上述の第一及び第二の実施形態例以外の実施形態を採用する場合であっても、コンクリート縁石の好ましい形状及び好ましい寸法(数値範囲等)等は、第一及び第二の実施形態例と同様である。
本発明のコンクリート縁石を構成するコンクリートの圧縮強度は、コンクリート縁石の欠け、割れ等の発生を抑制する観点から、好ましくは20N/mm以上、より好ましくは25N/mm以上である。該圧縮強度の上限値は、特に限定されないが、材料のコストの観点から、実用上、例えば35N/mmである。
次に、本発明のコンクリート縁石を含む縁石構造体の一例について説明する。
図9中、縁石構造体30は、本発明のコンクリート縁石を複数、組み合わせ、かつ、コンクリート縁石相互間に目地砂を充填してなる縁石層31と、縁石層31の下方に形成された砂層32と、砂層32の下方に形成された基層(常温アスファルト合材からなる層33、及び、砕石からなる層34)を含む。
砂層32を形成させるための細骨材としては、例えば、砂や、アスファルトでコーティングされている砂等が挙げられる。
砂層32の厚さは、例えば、15〜25mmである。
なお、基層は、常温アスファルト合材と砕石のいずれか一方のみを用いて、形成させてもよい。例えば、常温アスファルト合材のみを用いた場合、常温アスファルト合材と砕石の両方を用いた場合(図9に示す場合)に比べて、基層全体の厚さをやや小さくすることができる。
基層の厚さは、例えば、80〜200mmである。
基層が、常温アスファルト合材からなる層33と、砕石からなる層34の積層体である場合、常温アスファルト合材からなる層33の厚さは、例えば、40〜100mmであり、砕石からなる層34の厚さは、例えば、60〜150mmである。
縁石構造体30の構築方法の一例は、地盤35の上に、砕石と常温アスファルト合材のいずれか一方または両方を用いて、基層(例えば、層33、34)を形成する基層形成工程と、基層(層33、34)の上に、細骨材を用いて、砂層32を形成する砂層形成工程と、砂層32の上に、本発明のコンクリート縁石11を複数組み合わせて敷設するとともに、これら複数のコンクリート縁石の間に形成された目地に、目地砂を充填して、縁石層31を形成する縁石層形成工程を含む。
この場合、加熱して用いるアスファルト混合物を用いていないので、加熱手段を用いなくても、縁石構造体30を構築することができる。また、現場打ちのモルタルやコンクリートを用いないので、容易にかつ迅速に縁石構造体30を構築することができる。
図10は、インターロッキングブロックからなる車道40と、車道40に対して垂直に交差する、インターロッキングブロックからなる車道41の間に、本発明のコンクリート縁石11を8個、組み合わせて敷設し、直線状の境界部42を形成させた状態を示す。
図11は、本発明のコンクリート縁石を含む縁石構造体の他の例を示す。
図11中、複数のブロックを用いてなるブロック系舗装(または、アスファルト系もしくはコンクリート系の舗装)50で形成した道路、駐車場等の路面形成体と、アスファルト系舗装(またはコンクリート系の舗装)54で形成した道路、駐車場等の路面形成体の間に、本発明のコンクリート縁石51を用いた縁石構造体、および、本発明のコンクリート縁石53を用いた縁石構造体を介して、複数のブロックを用いてなるブロック系舗装52が形成されている。また、図11中の矢印Bは、車両の通行方向を示す。
図11に示す縁石構造体において、長期間に亘ってトラック等の車両が通行しても、本発明のコンクリート縁石51、53(ここで、コンクリート縁石51、53は、同じものでもよいし、異なるものでもよい。)を用いた2つの縁石構造体が形成されているので、これらのコンクリート縁石によって拘束されているブロックにガタツキが生じ難く、また、コンクリート縁石自身にも、欠け、割れ、段差、沈下等が生じ難い。
本発明のコンクリート縁石によって拘束されるブロックとしては、インターロッキングブロックの他に、レンガ、タイル、自然石、コンクリート平板等が挙げられる。本発明のコンクリート縁石は、主に、インターロッキングブロック等のブロックを用いてなるブロック系舗装を拘束するために用いることができる。
以下、実施例によって本発明を説明する。ただし、本発明は、以下の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に包含される限りにおいて種々の実施形態を採ることができる。
[実施例1]
図1〜図3に示す8個のコンクリート縁石1を、インターロッキングブロックからなる舗装体(図10中の車道40)の端部に当接するように、図10中の符号11(コンクリート縁石)の位置にて直線状に組み合わせて敷設し、図9及び図10に示す縁石構造体を構築した。
コンクリート縁石1の寸法は、長さが400mm、幅が200mm、厚さが200mm、凸部2の長さが200mm(コンクリート縁石1の厚さと同じ)、凸部2の幅(基部)が70mm、凸部2の高さが20mm、凸部2の頂部の幅が60mm、突起部4の長さが190mm、突起部4の幅が15mm、突起部の高さが2mm、曲面7の半径(R)が10mmであった。
コンクリート縁石1同士の間の目地5の幅(図4参照)は、2mm(突起部4の高さと同じ)であった。
コンクリート縁石1の材料としては、セメント100質量部、砂223質量部、砕石(最大寸法:20mm)296質量部、水53質量部、混和剤1.6質量部を用いた。コンクリート縁石1の圧縮強度は、27N/mmであった。
縁石構造体の各部の寸法は、砂層32の厚さが20mm、常温アスファルト合材からなる層33の厚さが50mm、砕石からなる層34の厚さが80mmであった。
砂層32、および、コンクリート縁石1の間の目地に充填させる目地砂の材料としては、アスファルトでコーティングされている砂(商品名:ブロックサンド、太平洋プレコン工業社製)を用いた。
縁石構造体の構築後、トラック等の車両を1年間に亘って頻繁に、縁石構造体(境界部)の長手方向と垂直の方向(図4中に矢印Aで示す方向)に通行させた。
1年間の経過後、コンクリート縁石1には、欠け、割れ、段差、沈下等が全く見られなかった。また、コンクリート縁石1によって拘束されているインターロッキングブロックにも、ガタツキ等が全く見られなかった。
[実施例2]
図5〜図7に示す8個のコンクリート縁石11を、インターロッキングブロックからなる舗装体(図10中の車道40)の端部に当接するように、図10に示すとおりに直線状に組み合わせて敷設し、実施例1と同様にして、縁石構造体を構築した。
コンクリート縁石11の形状及び寸法は、凸部12の長さが150mm(このうち、11.5mmは、図6に示す上部の傾斜面の部分の長さである。)であることを除いて、実施例1のコンクリート縁石1と同様であった。また、コンクリート縁石11の材料は、実施例1のコンクリート縁石1の材料と同じであった。
縁石構造体の構築後、実施例1と同様に、トラック等の車両を1年間に亘って頻繁に、縁石構造体の長手方向と垂直の方向(図8中のコンクリート縁石11の目地15が延びる方向;図4中の矢印Aと同様の方向)に通行させた。
1年間の経過後、コンクリート縁石11には、欠け、割れ、段差、沈下等が全く見られなかった。また、コンクリート縁石11によって拘束されているインターロッキングブロックにも、ガタツキ等が全く見られなかった。
[比較例1]
コンクリート縁石1に代えて、長さが600mm、幅が150mm、厚さが150mmの寸法を有する汎用のコンクリート縁石を用いたこと、および、層33、34に代えて、コンクリートからなる層を形成させ、かつ、砂層32および目地砂の材料として、アスファルトでコーティングされている砂に代えて、モルタルを用いたこと以外は、実施例1と同様にして実験した。この汎用のコンクリート縁石の材料は、実施例1のコンクリート縁石1の材料と同じであった。
その結果、コンクリート縁石に、欠けが見られた。また、コンクリート縁石によって拘束されているインターロッキングブロックに、ガタツキが認められた。
1,10,11,20,51,53 コンクリート縁石
2,12 凸部
3,13 凹部
4,14 突起部
5,15 目地
6,16 平坦面
7,17 曲面
8,18 上面
9,19 下面
30 縁石構造体
31 縁石層
32 砂層
33 常温アスファルト合材からなる層
34 砕石からなる層
35 地盤
40,41 車道
42 境界部
50,52 ブロック系舗装
54 アスファルト舗装
A,B 車両の通行方向

Claims (6)

  1. 長さが240〜550mm、幅が120〜300mm、厚さが120〜300mm、長さ/幅の比が1.5〜2.5、および、厚さ/幅の比が0.7〜1.3である略直方体状のコンクリート縁石であって、上記コンクリート縁石が、隣接するコンクリート縁石と組み合わせるための凹凸部、及び、隣接するコンクリート縁石との間に目地を形成させるための突起部を有することを特徴とするコンクリート縁石。
  2. 上記隣接するコンクリート縁石と組み合わせるための凹凸部が、一方の側面に形成された凸部、および、他方の側面に形成された凹部の組み合わせであり、かつ、上記隣接するコンクリート縁石との間に目地を形成させるための突起部が、これら2つの側面のいずれかに形成されたものである請求項1に記載のコンクリート縁石。
  3. 上記凹凸部を有する2つの側面以外の2つの側面の各々が、鉛直方向に延びる平坦面と、該平坦面の上端から上方に延びて上面に連なる曲面または傾斜面を有する請求項1又は2に記載のコンクリート縁石。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンクリート縁石を複数、組み合わせてなる縁石層と、該縁石層の下方に形成された砂層と、該砂層の下方に形成された、砕石と常温アスファルト合材のいずれか一方または両方からなる基層を含むことを特徴とする縁石構造体。
  5. 請求項4に記載の縁石構造体を構築するための方法であって、
    砕石と常温アスファルト合材のいずれか一方または両方を用いて、上記基層を形成する基層形成工程と、
    上記基層の上に、細骨材を用いて、上記砂層を形成する砂層形成工程と、
    上記砂層の上に、上記コンクリート縁石を用いて、上記縁石層を形成する縁石層形成工程、
    を含む縁石構造体の構築方法。
  6. 上記縁石層形成工程において、上記コンクリート縁石を複数、組み合わせて敷設し、かつ、これら複数のコンクリート縁石の間に形成された目地に、目地砂を充填する請求項5に記載の縁石構造体の構築方法。
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