JP3048751U - 舗道用縁石ブロック - Google Patents

舗道用縁石ブロック

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JP3048751U
JP3048751U JP1997010991U JP1099197U JP3048751U JP 3048751 U JP3048751 U JP 3048751U JP 1997010991 U JP1997010991 U JP 1997010991U JP 1099197 U JP1099197 U JP 1099197U JP 3048751 U JP3048751 U JP 3048751U
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curb
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JP1997010991U
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文夫 冨安
勉 池田
安則 池田
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文夫 冨安
勉 池田
安則 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 舗道用縁石ブロックを位置ずれなく容易に接
合できるようにすると共に、接合部を短時間に強固に施
工できるようにし、且つ暗闇での縁石ブロックの境界を
視認できるようにする。 【解決手段】 縁石ブロック1の左右いずれかの片端面
に四角形の凹み穴1aを設け、別端面に前記凹み穴1a
に嵌合する凸起部1bを設けて、同じように形成された
別の縁石ブロック1Aの凸起部1bを目地隙間を設けて
嵌め込み接合し、該目地隙間に目地用接着剤2で固め
る。縁石ブロックの表側面には、暗闇時に境界が視認で
きるようにソーラー板3により発光するデリネーター4
を着脱自在に埋設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、接合部を位置ずれなく強固に、且つ現場施工を短時間に行えるよう にすると共に、暗闇時の安全面に配慮した舗道用縁石ブロックに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
舗道などの縁石ブロックの接合施工においては、従来より両端面を平坦にした 縁石ブロックが一般に使用され、該縁石ブロックを1個宛端面を目地隙間を設け て突合わせ、該目地隙間をモルタル等で固めて接合施工するやり方が主流となっ ている。
【0003】 しかしながら、上記従来のやり方では、重量物がぶつかったりなどして大きな 衝撃や負荷がかかったりすると接合部が位置ずれしたり、剥離しやすく、そのた め、補修をしなければならない課題がある。
【0004】 又、縁石ブロック端面突合わせ目地隙間にモルタルを使用して固めているため 、固着するまでの期間(養生期間)が長く、工期の短縮が図れず、施工費を低減 することが困難であること及び養生期間中は容易に位置ずれしたり、剥離したり しやすいため、誤って踏みつけたり、物をぶつけたりしないように、或いは悪戯 されないよう管理面に細心の注意を払わなければならないなどの課題がある。
【0005】 更に、従来の縁石ブロックでは、暗闇での舗道と縁石ブロックの境界を視認で きず、縁石ブロックにぶつかったり、足を踏みはずしたり、或いは車や自転車の 脱輪、接輪、乗り上げなどを起こしやすいなど安全面での課題があるが、此のよ うな課題を解消するための手段は講じられていない。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その解決手段は以下のとお りである。すなわち、 (1)略直方体に形成された縁石ブロックの左右いずれかの片端面に凹み穴を設 け、別端面に前記凹み穴に嵌合する凸起部を設けてなり、前記凹み穴に、同じよ うに形成された別の縁石ブロックの凸起部を目地隙間を設けて嵌め込み接合し、 該目地隙間に目地用接着剤を充填して固着してなることを特徴とする舗道用縁石 ブロックであって、縁石ブロックの接合部を凹凸嵌め込みにより、位置ずれなく 強固に接合できるようにすると共に、接合部の目地隙間を接着剤で固めて施工す るようにしたものである。
【0007】 (2)縁石ブロックの表側面にソーラー板により発光するデリネーターを着脱 自在に埋設してなることを特徴とする前記(1)記載の舗道用縁石ブロックであ って、暗闇における舗道の縁石ブロックの境界が視認できるようにし、未然に事 故を防止できるように安全面にも配慮したものである。
【0008】 (3)縁石ブロックの左右両端面に設けた凹み穴と凸起部を多角形にして、嵌 合面にテーパーを形成してなることを特徴とする前記(1)又は(2)記載の舗 道用縁石ブロックであって、凹凸嵌め込み作業をやりやすくすると共に、回転ず れを防止して位置決めできるようにしたものである。
【0009】 (4)縁石ブロックの左右両端面の外周縁稜角を面取りしてなることを特徴と する前記(1)又は(2)記載の舗道用縁石ブロックであって、各縁石ブロック の接合部目地隙間を目地用接着剤で固める時、接合部の表面仕上げをやりやすく すると共に、前記接合部を強固に固着できるようにしたものである。
【0010】 (5)縁石ブロックの接合部目地隙間にエポキシ系接着剤を充填して固着して なることを特徴とする前記(1)又(2)記載の舗道用縁石ブロックであって、 各縁石ブロックの接合部目地隙間を強力且つ短時間に固着して、作業性の向上を 図ったものである。
【0011】 (6)縁石ブロックの表側面に埋設したデリネーターの発光が舗道側斜め前方 に向くように設置角度をつけてなることを特徴とする前記(2)記載の舗道用縁 石ブロックであって、走行中の車内からデリネーターの発光による舗道と縁石ブ ロックの境界を視認しやすくしたものである。
【0012】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を実施例を示す図1に基づいて説明すると、本考案は縁石 ブロック1の左右いずれかの片端面に凹み穴1aを設け、別端面に前記凹み穴に 嵌合する凸起部1bを設けて、同じように形成された別の縁石ブロック1Aの凸 起部1bを目地隙間を設けて嵌め込み接合し、該目地隙間に目地用接着剤2で固 めてなり、併せて舗道と縁石ブロックの境界を表示するソーラー板3とデリネー ター4を縁石ブロックの表側面に埋設してなるものである。
【0013】 縁石ブロック1はコンクリートにより略直方体に形成されたもので、図2に示 すように左右いずれかの片端面(本実施例では右端面)に四角形の凹み穴1aを 設け、別端面に前記凹み穴1aに嵌合する凸起部1bを設けて、図3に示す底面 幅Aを200〜210mm、上面幅Bを175〜185mm、高さHを240〜 260mmとし、図4に示す長さLを550〜650mmとして、左右両端面の 外周縁稜角は面取りし、面取りCは3〜4mmとするのが縁石ブロックの運搬及 び施工上好ましく、縁石ブロックの長さを長くする場合は、ブロック内に鉄筋を 適宜配筋するなどして補強するのが好ましい。
【0014】 前記縁石ブロックの両端面に設けられた凹み穴1a及び凸 起部1bは同一形状、同一寸法にして、図3に示す横寸法Eを65〜75mm、 縦寸法Fを75〜85mmにし、図4に示す穴深さ及び凸起高さDを15〜25 mmとして、嵌合面はテーパー角度Xは15〜30度とするのが好ましい。 又、前記凹み穴1a及び凸起部1bの形状は四角形に限らず、その外の多角形 にしても良い。
【0015】 更に、前記縁石ブロックは図1及び図4に示すように、表側面上部にソーラー 板3により発光するデリネーター4に合わせて凹み溝1cを設け、該凹み溝にソ ーラー板と縁石ブロックの表側面が面一になるように嵌め込み、前記デリネータ ーの光が斜め前方に発光するようにデリネーターに傾斜角度Yをつけて、該傾斜 角度に合わせて前記凹み溝に傾斜面1dを設ける。前記傾斜角度Yは15〜20 度とするのが好ましい。
【0016】 以上のように形成された縁石ブロックを舗道縁に施工するについて、図5にお いて説明すると、縁石ブロック1の凹み穴1aに、別の縁石ブロック1Aの凸起 部1bを嵌め込み、目地隙間Sを保って、該目地隙間に目地用接着剤2を充填し 、目地表面は縁石ブロック面と面一になるように仕上げて固着する。
【0017】 前記目地隙間Sは2〜4mmとするのが好ましく、縁石ブロックの左右両端面 の外周縁稜角を面取りして、接合縁周り幅S1は8〜12mmとなるようにする のが好ましい。又、前記目地用接着剤2は接着強度や耐久性、施工性から、エポ キシ系接着剤を用いるのが好ましい。
【0018】 縁石ブロックの表側面に埋設するデリネーターは、前記舗道縁に施工された縁 石ブロックの全てに埋設されている必要はなく、例えば一つ置きとか、二つ置き に、デリネーターを埋設した縁石ブロックを用いて施工すると良い。 そして、その埋設方法は図4に示す如く、ソーラー板3と一体にしたデリネー ター4を、凹み溝1cに傾斜面1dに沿って斜め前方を向くように傾斜角度Yを 15〜20度にして嵌め込み、容易に脱落しないように例えば両面接着テープ等 で裏面を貼着するなどして、容易に着脱できるように埋設する。
【0019】
【実施例】
本考案に係る舗道用縁石ブロックを、図3及び図4に示す底面幅Aを205m m、上面幅Bを180mm、高さHを250mm、長さLを600mm、左右両 端面の外周縁稜角の面取りCを3.5mmの略直方体に形成し、左右両端嵌め込 み部の凹み穴と凸起部の横寸法Eを70mm、縦寸法Fを80mm、穴深さ並び に凸起部高さDを20mm、嵌合面テーパー角度Xを26度に形成して、図5に 示す目地隙間Sを3mm、接合縁周幅S1を10mmとして、前記目地隙間にエ ポキシ系接着剤を充填して接合固着して実施した結果、接合強度を大幅に向上さ せることができ、施工期間を大幅に短縮することができた。
【0020】
【考案の効果】
本考案に係る舗道用縁石ブロックは、端面を凹凸嵌め込みにより接合したこと により、接合部が強固に保持できて、衝撃や負荷に対して抵抗力があり、縁石ブ ロックの接合部の位置ずれや剥離を防止するのに効果があること、及び接合部の 位置決めが凹凸嵌め込みにより容易に且つ短時間に出来るので、作業能率が向上 し、作業時間の短縮に効果がある。
【0021】 又、縁石ブロックの接合部目地隙間を、目地用接着剤としてエポキシ系接着剤 を用いて固めたことにより、従来のようなモルタルなどで固める施工のように、 モルタルが固まるまでの期間(養生期間)をおく必要がなく、工期の短縮に効果 があることや養生期間中に容易に位置ずれや剥離する恐れがないため、管理面に 注意を払う必要がない。
【0022】 更に、ソーラー板により発光するデリネーターを縁石ブロックの表側面に埋設 し、縁石ブロックの境界を視認できるようにしたことにより、暗闇時の歩行者の 事故防止や、前記デリネーターを舗道に対して斜め前方に向くように設置角度を つけて埋設したことにより、車内からの縁石ブロックの視認性が高まり、舗道を 往来する車の事故防止に効果があるほか、前記ソーラー板により発光するデリネ ーターを使用して、縁石ブロックに着脱自在に埋設することにより、デリネータ ーの設置及びメンテナンスが容易になる。 などの諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る舗道用縁石ブロックを接合施工し
た実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案に係る舗道用縁石ブロックの斜視図であ
る。
【図3】本考案に係る舗道用縁石ブロックの右側面図で
ある。
【図4】図2におけるN−N断面図である。
【図5】図1におけるM−M断面図である、
【符号の説明】
1,1A 縁石ブロック 1a 凹み穴 1b 凸起部 1c 凹み溝 1d 傾斜面 2 目地用接着剤 3 ソーラー板 4 デリネーター
フロントページの続き (72)考案者 池田 勉 鹿児島県鹿児島市武岡1丁目49番地9 (72)考案者 池田 安則 鹿児島県鹿児島市明和5丁目15番13号

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略直方体に形成された縁石ブロックの左
    右いずれかの片端面に凹み穴を設け、別端面に前記凹み
    穴に嵌合する凸起部を設けてなり、前記凹み穴に、同じ
    ように形成された別の縁石ブロックの凸起部を目地隙間
    を設けて嵌め込み接合し、該目地隙間に目地用接着剤を
    充填して固着してなることを特徴とする舗道用縁石ブロ
    ック。
  2. 【請求項2】 縁石ブロックの表側面にソーラー板によ
    り発光するデリネーターを着脱自在に埋設してなること
    を特徴とする請求項1記載の舗道用縁石ブロック。
  3. 【請求項3】 縁石ブロックの左右両端面に設けた凹み
    穴と凸起部を多角形にして、嵌合面にテーパーを形成し
    てなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の舗
    道用縁石ブロック。
  4. 【請求項4】 縁石ブロックの左右両端面の外周縁稜角
    を面取りしてなることを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の舗道用縁石ブロック。
  5. 【請求項5】 縁石ブロックの接合部目地隙間にエポキ
    シ系接着剤を充填して固着してなることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の舗道用縁石ブロック。
  6. 【請求項6】 縁石ブロックの表側面に埋設したデリネ
    ーターの発光が舗道側斜め前方に向くように設置角度を
    つけてなることを特徴とする請求項2記載の舗道用縁石
    ブロック。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016142010A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 太平洋プレコン工業株式会社 コンクリート縁石、縁石構造体及びその構築方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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