JP2011078047A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、レンズに付着した異物を自動的に検出することが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】デジタルカメラ10は、光学レンズ12を経た被写界の光学像が照射される撮像面を有し、光電変換により被写界の光学像に対応する画像信号を生成する撮像素子16と、光学レンズ12の絞りを制御する絞り機構14と、撮像素子16の露光時間を制御するシャッタ15と、被写界の明るさの評価値に基づいて撮像面の露光量を調整する露光調整手段と、光学レンズ12のフォーカス位置を調整するフォーカス調整手段とを備える。CPU30は、露光量およびフォーカス位置を同一とし、かつ、絞り値が互いに異なる複数の撮影条件で撮影動作を行なうとともに、撮影動作時に撮像手段から得られる複数の画像信号を比較することにより光学レンズ12に付着した異物を検出する。
【選択図】図1

Description

この発明は、撮像装置に関し、より特定的には、光学系に付着した異物を検出する異物検出機能を備えた撮像装置に関する。
レンズを含む光学系に付着した異物を検出する機能を有する撮像装置の一例として、特開2005−286404号公報(特許文献1)には、レンズ鏡筒に設けられ、外部に露出する光学部品と、被写体像を結像位置に合焦させるフォーカスレンズと、フォーカスレンズを移動させ、焦点調整して合焦位置を得る駆動手段と、フォーカスレンズの移動時に、光学部品の表面に合焦されるか否かを判定する合焦判定手段と、合焦判定手段により合焦されたと判定されたときに、光学部品の表面に汚れが付着していることを示す警告をユーザーに報知する報知手段とを有するデジタルカメラが開示される。
この特許文献1に記載のデジタルカメラによれば、光学部品の表面にゴミなどの汚れが付着しているときには、光学部品の表面に合焦され、汚れが付着していないときには、光学部品の表面に合焦しない。合焦判定手段により合焦されたと判定されたときには、警告がユーザーに報知されるため、ユーザーは、汚れの付着を容易に確認し、クリーナーなどで拭くことができ、汚れが付着したまま撮影が続行されるのを回避できる。
また、特開2008−265727号公報(特許文献2)には、車両の後方に据え付けたカメラと、該カメラで撮影した画像を監視するディスプレイとを備えた車両用バックモニタ装置であって、カメラの一部に写った車両の実画像と、カメラに付着物が付いていないときの実画像に対応する基準画像とを比較し、画像の変化の有無を検出することにより、カメラの付着物の有無を判定する付着物有無検出手段を備えた構成が開示される。
特開2005−286404号公報 特開2008−265727号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の合焦判定手段は、フォーカスレンズのフォーカス位置が光学部品の表面に合焦することを前提としたものであるが、このようなレンズはコストが高く、レンズ自体も大きくなってしまうため、汎用性が求められるデジタルカメラへの適応が難しいという問題があった。
また、上記の特許文献2に記載される付着物有無検出手段では、カメラの付着物の有無を判定するために基準画像が必要となるが、車両の後方に据え付けられたカメラとは異なり、様々な場所で撮影動作が行なわれることを前提としたデジタルカメラにおいては、実画像の被写体と基準画像の被写体とが一致しないことが多い。そのため、特許文献2に記載される付着物有無検出手段をデジタルカメラに適応するには問題が発生し得る。特に、一旦電源がオフされると、オフ期間中にカメラに付着した付着物は、次回の電源がオンされたときには、被写体が変更しているために検出することが不可能となる。
それゆえ、この発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡易な構成で、レンズに付着した異物を自動的に検出することが可能な撮像装置を提供することである。
この発明のある局面に従えば、撮像装置は、レンズを経た被写界の光学像が照射される撮像面を有し、光電変換により被写界の光学像に対応する画像信号を生成する撮像手段と、レンズの絞りを制御する絞り制御手段と、撮像手段の露光時間を制御するシャッタ手段と、被写界の明るさの評価値に基づいて撮像面の露光量を調整する露光調整手段と、レンズのフォーカス位置を調整するフォーカス調整手段と、露光量およびフォーカス位置を同一とし、かつ、絞り値が互いに異なる複数の撮影条件で撮影動作を行なうとともに、撮影動作時に撮像手段から得られる複数の画像信号を比較することによりレンズに付着した異物を検出するための異物検出手段とを備える。
好ましくは、異物検出手段は、撮影条件が異なる第1の画像信号と第2の画像信号との輝度差を、第1および第2の画像信号の各々が表わす画像を分割した複数の分割領域の各領域ごとに求める演算手段と、少なくとも一部の分割領域において、演算手段により求められた輝度差が予め設定された閾値以上となるか否かを判定する判定手段と、判定手段によって演算手段により求められた輝度差が閾値以上となると判定された場合には、レンズに異物が付着したと判断して警告を出力する警告手段とを含む。
好ましくは、演算手段は、複数の分割領域から第1の画像信号と第2の画像信号とで共通するエッジ部分を除いた残余の分割領域の各領域ごとに、第1の画像信号と第2の画像信号との輝度差を求める。
好ましくは、異物検出手段は、絞りを設定可能範囲の開放端とする第1の撮影条件で撮影した第1の画像信号と、絞りを設定可能範囲の小絞り端とする第2の撮影条件で撮影した第2の画像信号とを比較することにより、レンズに付着した異物を検出する。
好ましくは、撮像装置は、撮影画角を調整するズーム調整手段をさらに備える。異物検出手段は、複数の撮影条件の間で撮影画角を広角側の所定値に固定する。
好ましくは、撮像装置は、撮影動作時における手ぶれを検出する手ぶれ検出手段をさらに備える。異物検出手段は、複数の撮影条件で連続して撮影動作を行なっているときに手ぶれ検出手段により検出される手ぶれ量が所定量以下である場合に、レンズに付着した異物を検出する。
この発明によれば、簡易な構成で、レンズに付着した異物を自動的に検出することができる。
この発明の実施の形態1に係る撮像装置としてのデジタルカメラの要部を示す概略構成図である。 この発明の実施の形態1に従う異物検出処理を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態1に従う異物検出処理を説明するフローチャートである。 図3のステップS22の撮影/記録処理において取得される撮影画像の一例を示す図である。 図3のステップS23の撮影/記録処理において取得される撮影画像の一例を示す図である。 画像1および画像2を比較した結果の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1の変更例に従う異物検出処理を説明する図である。 この発明の実施の形態1の変更例に従う異物検出処理を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態2に従う異物検出処理を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態3に従う異物検出処理を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態3に従う異物検出処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当する部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1に係る撮像装置としてのデジタルカメラ10の要部を示す概略構成図である。
図1を参照して、デジタルカメラ10において、被写界の光学像は、光学レンズ12を通して撮像素子16の受光面つまり撮像面に照射される。絞り機構14は、光学レンズ12を通過する光の量を調整する機構である。シャッタ15は、撮像素子16の撮像面に被写界からの光かが当たる時間を(露光時間)を調整する機構である。撮像素子16は、光電変換によって、撮像面に結像した被写界の光学像の明暗に対応する電荷つまりRaw画像信号を生成する。撮像素子16には、たとえばCCD(Charge Coupled Device)や、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)が用いられる。
電源が投入されると、スルー画像処理つまり被写界のリアルタイム動画像を液晶モニタ38に表示する処理が実行される。具体的には、CPU30はまず、絞り機構14の開放をドライバ20に命令し、プリ露光および間引き読み出しの繰り返しをタイミングジェネレータ(TG)26に命令する。
ドライバ20は、絞り機構14の絞りを開放し、TG26は、撮像素子16のプリ露光とこれによって生成されたRaw画像信号の間引き読み出しとを繰り返し実行する。プリ露光および間引き読み出しは、1/30秒毎に発生する垂直同期信号に応答して実行される。これによって、被写界の光学像に対応する低解像度のRaw画像信号が、30fpsのフレームレートで撮像素子16から出力される。
AFE回路22は、相関2重サンプリング、ゲイン調整およびA/D変換の一連の処理を撮像素子16から出力された各フレームのRaw画像信号に施す。AFE回路22から出力されたデジタル信号であるRaw画像データは、ホワイトバランス調整、色分離、YUV変換などの処理を信号処理回路24によって施され、これによってYUV形式の画像データに変換される。
信号処理回路24は、バスB1を通して所定量の画像データをメモリ制御回路32に与え、この所定量の画像データの書込みリクエストをメモリ制御回路32に向けて発行する。所定量の画像データは、メモリ制御回路32によってSDRAM34に書き込まれる。こうして、画像データは所定量ずつSDRAM34に格納される。
ビデオエンコーダ36は、メモリ制御回路32から与えられた画像データをNTSCフォーマットに従うコンポジットビデオ信号に変換し、変換されたコンポジットビデオ信号を液晶モニタ38に与える。この結果、被写界のスルー画像がモニタ画面に表示される。
シャッタボタン28が半押しされると、CPU30は、AE処理およびAF処理を行なう。AE処理は、次の要領で行なわれる。信号処理回路24によって生成された画像データのうちYデータは、輝度評価回路50に与えられる。輝度評価回路50は、与えられたYデータに基づいて、1/30秒毎に被写界の輝度を評価する。このとき、輝度評価回路50は、被写界を水平方向および垂直方向の各々において複数に分割し(たとえば8分割とする)、64個の分割エリアの各々についてYデータを積算する。この結果、64個の輝度評価値Iy[0]〜Iy[64]が輝度評価回路50で生成される。
輝度評価値Iy[0]〜Iy[64]は、CPU30によって取り込まれ、スルー画像用AE処理に利用される。CPU30は、輝度評価値Iy[0]〜Iy[64]に基づいてTG26に設定されたプリ露光時間および絞り機構14の絞り値を調整する。この結果、液晶モニタ38に表示されるスルー画像の明るさが適度に調整される。
シャッタボタン28が半押しされると、被写界像の撮影条件が調整される。CPU30は、記録用AE処理を実行する。具体的には、CPU30は、輝度評価回路50で積算された最新の輝度評価値Iy[0]〜Iy[64]を取り込み、取り込んだ輝度評価値Iy[0]〜Iy[64]に従って適正な露光量(Exposure Value)を算出する。この結果、被写界の明るさに応じて露光量が厳密に調整される。そして、CPU30は、算出された適正な露光量が得られるように最適露光時間を調整し、調整した最適露光時間をTG25に設定する。
AF処理は、次の要領で実行される。AF評価回路54では、信号処理回路24によって生成されたYデータの高周波成分が1フレーム期間毎に積算される。積算結果つまりAF評価値(合焦度)はCPU30によって取り込まれ、CPU30は取り込んだAF評価値に基づいてドライバ18を制御する。この結果、光学レンズ12が合焦位置に設定される。
シャッタボタン28が全押しされると、CPU30によって撮影/記録処理が実行される。CPU30は、最適露光時間に従う本露光と全画素読み出しとをTG26に命令する。撮像素子16は本露光を施され、これによって得られた全ての電荷つまり高解像度のRaw画像信号が撮像素子16から出力される。出力されたRaw画像信号は、AFE回路22によってRaw画像データに変換され、変換されたRaw画像データは信号処理回路24を通してSDRAM34に書き込まれる。この結果、YUV形式の画像データがSDRAM34に一旦格納される。
上述の処理が完了すると、CPU30は続いて、JPEGコーデック40およびI/F42に命令を与える。JPEGコーデック40は、SDRAM34に格納された画像データをメモリ制御回路32を通して読み出す。読み出された画像データは、バスB1を経てJPEGコーデック40に与えられ、JPEG圧縮が施される。これによって生成された圧縮画像データは、バスB1を経てメモリ制御回路32に与えられ、これによってSDRAM34に書き込まれる。I/F42は、SDRAM34に格納された圧縮画像データをメモリ制御回路32を通して読み出し、読み出された圧縮画像データをファイル形式で記録媒体44に記録する。
(処理フロー)
CPU30は、詳しくは、図2に示すフローチャートに従う処理を実行する。なお、このフローチャートに対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ46に記憶されている。
図2を参照して、電源が投入されると、最初に初期化を行なう(ステップS01)。ここでは、異物検出フラグを「1」に設定し、初期値を示す露光時間をTG26に設定する。また、光学レンズ12を初期位置(無限遠側端部)に配置する。
次に、CPU30は、被写界のスルー画像を液晶モニタ38に表示すべくスルー画像処理を実行する(ステップS02)。そして、シャッタボタン28が半押しされたか否かを判定する(ステップS03)。シャッタボタン28が半押しされていなければ(ステップS03にてNO)、ステップS03に戻る。一方、シャッタボタン28が半押しされていれば(ステップS03にてYES)、AE処理を実行する(ステップS04)。つまり、輝度評価回路によって積算された最新の輝度評価値Iy[0]〜Iy[64]を取り込み、取り込んだ輝度評価値Iy[0]〜Iy[64]に基づいて適正な露光量を算出する。そして、CPU30は、適正な露光量が得られるように、最適露光時間を調整する。
また、CPU30は、AF処理を実行する(ステップS05)。つまり、CPU30は、AF評価回路54からAF評価値を取り込み、取り込んだAF評価値に基づいてドライバ18を制御する。これによって、光学レンズ12が合焦位置に設定される。
次に、シャッタボタン28が全押しされたか否かを判定する(ステップS06)。シャッタボタン28が全押しされていなければ(ステップS06にてNO)、シャッタボタン28が解除されたか否かを判定する(ステップS11)。シャッタボタン28の半押し状態が解除されると(ステップS11にてYES)、ステップS02に戻り、シャッタボタン28の半押し状態が継続すれば(ステップS11にてNO)、ステップS06に戻る。
一方、シャッタボタン28が全押しされていれば(ステップS06にてYES)、CPU30は、撮影/記録処理を行なう(ステップS07)。そして、CPU30は、異物検出フラグが「1」を示すか否かを判定する(ステップS08)。
異物検出フラグが「1」でない、すなわち、異物検出フラグが「0」のときには(ステップS08にてNO)、CPU30は、前回の異物検出処理を実行した時点から所定時間以上経過したか否かを判定する(ステップS12)。なお、所定時間は、異物検出処理が実行される間隔を規定するものとして、予め定められたものである。
前回の異物検出処理を実行した時点から所定時間以上経過しているときには(ステップS12にてYES)、異物検出フラグを「1」に設定してステップS02に戻る。一方、前回の異物検出処理を実行した時点から所定時間以上経過していなければ(ステップS12にてNO)、異物検出フラグを「0」に維持してステップS02に戻る。
これに対して、ステップS08において異物検出フラグが「1」のとき(ステップS08にてYES)には、CPU30は、異物検出フラグを「0」に設定し(ステップS09)、光学レンズ12に付着した異物を検出するための異物検出処理を実行する(ステップS10)。
(異物検出処理)
ステップS10の異物検出処理は、図3に示すサブルーチンに従う。なお、このフローチャートに対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ46に記憶されている。
図3を参照して、最初に、CPU30は、光学レンズ12を現在の位置から至近側端部に移動させる(ステップS21)。そして、以下のステップS22,S23に従って、フォーカス位置および露光量を同一とし、かつ、絞り値および露光時間の組合せが異なる複数の撮影条件を用いた撮影を連続して実行する。
具体的には、最初に、CPU30は、絞り機構14の絞りの開放をドライバ20に命令する。ここで、絞り機構14の状態は、絞り値(F値)と呼ばれる数値を用いて表わされる。本実施の形態に従うデジタルカメラ10は、絞り値を複数の段階に設定可能である。このうち、絞り値の最も小さい側が、絞りの開放端であり、絞り値の最も大きい側が、絞りの絞り込み側(小絞り端)である。なお、絞り値を一段階上げるごとに、露光量は減少する。本ステップS22では、絞り値は、開放端に対応する値に設定される。
絞りが開放端に変更されると、変更後のプリ露光に基づくRaw画像信号が撮像素子16から出力される。CPU30は、Raw画像信号に基づく輝度評価値Iy[0]〜Iy[64]を輝度評価回路50から取り込み、取り込んだ輝度評価値に基づいて適正な露光量を算出する。そして、算出した適性な露光量が得られるように、最適露光時間が調整され、TG26に設定される。最適露光時間が調整されると、CPU30は、決定された撮影条件にて撮影/記録処理を実行する(ステップS22)。
なお、ステップS22の撮影/記録処理では、撮像素子16から出力される高解像度のRaw画像信号は、AFE回路22によってRaw画像データに変換され、変換されたRaw画像データは信号処理回路24を通してSDRAM34に書き込まれる。このとき、AFE回路22では、撮影画像が最適な明るさになるようにゲイン調整が行なわれる。この結果、YUV形式の画像データがSDRAM34に一旦格納される。以下では、この絞りを開放端に設定したときの撮影画像を、「画像1」もしくは「絞り開放画像」とも称する。
次に、CPU30は、絞り機構14の絞り込みをドライバ20に命令する。本ステップS23では、絞り値は、小絞り端に対応する値に設定される。
絞りが小絞り端に変更されると、変更後のプリ露光に基づくRaw画像信号が撮像素子16から出力される。CPU30は、Raw画像信号に基づく輝度評価値Iy[0]〜Iy[64]を輝度評価回路50から取り込み、取り込んだ輝度評価値に基づいて露光時間を調整する。
このとき、CPU30は、ステップS22での「画像1(絞り開放画像)」の撮影時の露光量と、今回の撮影時の露光量とが実質的に同一となるように、露光時間を調整する。すなわち、ステップS22の撮影条件とステップS23の撮影条件とは、被写界の明るさに応じた適正な露光量を実現するための絞りと露光時間との組合せが異なるように設定される。
変更された絞りにて最適露光時間が調整されると、CPU30は、決定された撮影条件にて撮影/記録処理を実行する(ステップS23)。具体的には、撮像素子16から出力されたRaw画像信号は、AFE回路22によってRaw画像データに変換され、変換されたRaw画像データが信号処理回路24を通してSDRAM34に書き込まれる。このとき、AFE回路22では、撮影画像が「画像1」と略同じ明るさになるようにゲイン調整が行なわれる。この結果、YUV形式の画像データがSDRAM34に一旦格納される。以下では、この絞りを小絞り端に設定したときの撮影画像を、「画像2」もしくは「小絞り画像」とも称する。
図4および図5には、図3のステップS22,S23の撮影/記録処理において取得される撮影画像の一例が示される。なお、図4はステップS22の撮影/記録処理を説明する図であり、図5は、ステップS23の撮影/記録処理を説明する図である。
図4を参照して、光学レンズ12の表面の中央部分に異物が付着している場合を仮定する。このような場合において、光学レンズ12を至近側端部に配置し、かつ、絞りを開放端に設定して被写界を撮影すると(図4(a)参照)、撮像素子16の撮像面上に結像される被写界の光学像には、その中央部分P1に、異物の像が拡散した状態で現われる(図4(b)参照)。これは、光学レンズ12の合焦位置が光学レンズ12の表面となっていないことによる。したがって、図4(c)に示すように、光学像を光電変換することによって得られる撮影画像(画像1)は大きくぼやけたものとなり、かつ、その中央部分P1には若干の異物の影響が見られる。
一方、図5に示すように、光学レンズ12を至近側端部に配置し、かつ、絞りを小絞り端に設定して被写界を撮影した場合には(図5(a)参照)、撮像素子16の撮像面上に結像される被写界の光学像において、その中央部分P2では、異物の像の拡散が小さく抑えられている(図5(b)参照)。そのため、図5(c)に示すように、光学像を光電変換して得られる撮影画像(画像2)では、その中央部分P2に見られる異物の影響が、撮影画像(画像1)における異物の影響と比較して、より大きいものとなっている。
このようにして、絞りを開放端と小絞り端との間で変化させて同一の被写界を撮影することにより、撮影された画像1および画像2の間では、撮影画像に及ぼす異物の影響の大きさに違いが現われる。かかる違いは、絞りの変更に応じて被写界深度(ピントが合っているように見える幅)が変化することに起因している。
すなわち、絞りを開放端まで開放して撮影された画像(画像1)は、被写界深度の浅い画像となるため、フォーカス位置のみピントが合い、フォーカス位置よりも前方の異物は完全にぼけた画像となる。そのため、異物が撮影画像に及ぼす影響は小さいものとなる。
これに対して、絞りを小絞り端まで絞り込んで撮影された画像(画像2)は、被写界深度の深い画像となるため、フォーカス位置のみならず、フォーカス位置の前方にもピントが合った画像となる。そのため、異物は少しぼけた画像となり、撮影画像に及ぼす影響が画像1と比較して大きくなる。
したがって、被写界深度に応じて撮影画像に及ぼす異物の影響が変化することを利用すれば、被写界深度が異なる2つの画像1および画像2を比較することによって、光学レンズ12に付着した異物の有無を判断することが可能となる。
図6は、画像1および画像2を比較した結果の一例を示す図である。なお、図6(a)は、画像1(図4(c)と同じ)および画像2(図5(c)と同じ)を示し、図6(b)は、画像1と画像2との間で、画素毎での輝度の差分を算出した結果を示す。
上述したように、画像1と画像2とは、露光量が同一であるとともに、同じ明るさとなるようにゲイン調整が行なわれているため、本来、画素ごとの輝度差分値は略零となり、輝度差が発生することがない。しかしながら、図6(b)では、画像間で異物の影響が異なることを受けて、画面の中央部分P3に輝度差が生じている。したがって、この輝度差の発生の有無を検出することにより、光学レンズ12に付着した異物の有無を判断することが可能となる。
これによれば、レンズの表面に合焦位置を有さないレンズを搭載した一般的なデジタルカメラであっても、レンズの表面に付着した異物の検出を行なうことができる。
また、絞りを変更しながら連続して撮影を行なうことによって、被写界および露光量が同一であり、被写界深度が異なる2枚の撮影画像を取得できることから、電源をオフした後に撮影環境が変更された場合であっても、次回の電源投入後には、オフ期間中にレンズに付着した異物を検出することができる。
なお、本実施の形態において、絞りを開放端と小絞り端との間で変化させて撮影する構成としたのは、2枚の撮影画像の間で被写界深度の差を最大とすることで、撮影画像に及ぼす異物の影響に顕著な差を生じさせるためである。したがって、2枚の撮影画像の間で異物の影響に顕著な差を生じさせるものである限りにおいて、絞りは必ずしも開放端および小絞り端に限定されるものではない。
再び図3を参照して、画像1および画像2の撮影/記録処理が完了すると(ステップS22,S23)、CPU30は、ジャイロセンサ56のセンサ値を取得する(ステップS24)。ジャイロセンサ56は、デジタルカメラ10の装置本体の手ぶれを検知し、その検知した手ぶれ量をCPU30へ出力する。なお、CPU30は、通常の撮影処理においては、ジャイロセンサ56により検知された手ぶれ量に応じて、光学レンズ12の光軸に垂直な方向に撮像素子16を移動させるように、手ぶれ補正機構(図示せず)を駆動制御する。これにより、手ぶれ補正機構は、装置本体の手ぶれを相殺させるように撮像素子16を移動させる。
ステップS25では、CPU30は、ジャイロセンサ56のセンサ値に基づいて、画像1の撮影時(ステップS22)から画像2の撮影時(ステップS23)までの時間に手ぶれが発生していないかを判定する。当該時間に手ぶれが発生したと判定されたときには(ステップS25にてNO)、異物検出処理を終了する。
一方、当該時間に手ぶれが発生していないと判定されたときには(ステップS25にてYES)、CPU30は、画像1および画像2の比較を行ない、その比較結果に基づいて光学レンズ12に付着した異物の有無を検出する。
具体的には、CPU30は、SDRAM34に格納された画像1および画像2の画像データをメモリ制御回路32を通して読み出し、読み出した画像1および画像2を、それぞれ同一の所定ブロックに分割する(ステップS26)。そして、CPU30は、各ブロック毎に画像1および画像2を比較する(ステップS27)。このとき、CPU30は、ブロック毎に画像1および画像2の輝度の差分値を算出し、算出した輝度差分値と所定の閾値とを比較する。そして、輝度差分値が所定の閾値以上となるブロックが所定数以上である場合には(ステップS28にてYES)、CPU30は、光学レンズ12の異物が付着していると判断する。一方、輝度差分値が所定の閾値以上となるブロックが所定数を下回る場合には(ステップS28にてNO)、異物検出処理を終了する。
光学レンズ12に異物が付着していると判断されると、CPU30は、ビデオエンコーダ36を介して液晶モニタ38に、光学レンズ12に異物が付着していることを示す警告を表示する。さらに、CPU30は、異物検出フラグを「0」にリセットする(ステップS29)。
なお、光学レンズ12に異物が付着していることをユーザーに報知するため手段は、上述したような液晶モニタ38に警告を表示させる構成に限定されるものではない。例えば、装置本体に設けた警告ランプを点灯させる構成や、スピーカーから警告音を出力する構成としてもよい。
[変更例]
上述した実施の形態1では、被写界深度が異なる画像1および画像2の差分を算出し、差分が所定の閾値以上となるブロックが所定数以上となるか否かにより、異物の有無を判断する構成としたが、本変更例に示すように、画像1および画像2の露光制御に用いられる輝度評価値を比較することにより異物の有無を判断する構成とすることも可能である。
図7は、この発明の実施の形態1の変更例に従う異物検出処理を説明する図である。なお、図7(a)は、画像1(図4(c)と同じ)および画像2(図5(c)と同じ)を示し、図7(b)は、各画像の露光量の調整に用いられた輝度評価値を示す。輝度評価値は、輝度評価回路50(図1)で生成され、AE処理においてCPU30に取り込まれたものである。なお、輝度評価回路50は、図7(b)に示すように、被写界を水平方向および垂直方向の各々において8分割し、64個の分割エリアの各々についてYデータを積算することにより、64個の輝度評価値Iy[0]〜Iy[64]を生成する。
図7(c)には、各分割エリア毎の輝度評価値の差分を算出した結果が示される。同図では、画面中央部分の4つの分割エリアP4において、大きな差が生じている。したがって、この差分の発生の有無を検出することにより、光学レンズ12に付着した異物の有無を判断することが可能となる。
図8は、本変更例に従う異物検出処理を説明するフローチャートである。図8のフローチャートは、図3のフローチャートのステップS26,S27,S28を、ステップS260,S270,S280に変更した点でのみ異なる。
ステップS25で、画像1の撮影時(ステップS22)から画像2の撮影時(ステップS23)までの時間に手ぶれが発生していないと判定されたときには、CPU30は、内蔵するレジスタから、画像1の露光量の調整に用いた輝度評価値Iy[0]〜Iy[64]を取得するとともに(ステップS260)、画像2の露光量の調整に用いた輝度評価値Iy[0]〜Iy[64]を取得する(ステップS270)。なお、これらの輝度評価値は、ステップS22,S23において最適露光時間を調整した後にレジスタに登録されている。
CPU30は、分割エリア毎に輝度評価値の差分値を算出し、算出した差分値と所定の閾値とを比較する。そして、差分値が所定の閾値以上となる分割エリアが所定数以上である場合には(ステップS280にてYES)、光学レンズ12の異物が付着していると判断する。一方、差分値が所定の閾値以上となる分割エリアが所定数を下回る場合には(ステップS280にてNO)、異物検出処理を終了する。
このように、この発明の実施の形態1の変更例に従う異物検出処理によれば、画像1および画像2の露光制御に用いられる評価値を比較して、光学レンズ12に付着した異物の有無を判断する構成としたことにより、異物検出処理のためにCPU30にかかる処理負荷を軽減することができる。この結果、短時間で異物の検出を行なうことができる。
[実施の形態2]
上述した実施の形態1では、光学レンズ12のフォーカス位置を予め至近側端部に設定した状態で、被写界深度の異なる画像1および画像2を撮影する構成としたが、かかる構成では、図4および図5に示したように、被写体がぼけた画像となる。そのため、画像1と画像2との間での被写体のぼけ具合の差が、画像間の明るさの差となって現われた場合には、この明るさの差を検出することで異物が付着していると誤って判断してしまう可能性がある。
このような不具合を防止する手段として、本実施の形態に従う異常検出処理では、光学レンズ12のフォーカス位置を被写体に合わせた状態で、絞りを変更して画像1および画像2の撮影を行なう構成とする。
図9は、この発明の実施の形態2に従う異物検出処理を説明するフローチャートである。図9のフローチャートは、図3のフローチャートから、フォーカス位置を至近端部へ移動させるステップS21を削除した点でのみ異なる。すなわち、図9の異常検出処理は、通常の撮影処理で設定された光学レンズ12のフォーカス位置を維持したままで、絞りを変更させて連続した撮影が行なわれる。
このような構成としたことにより、この発明の実施の形態に従う異物検出処理によれば、画像1と画像2とは、ともに被写体にピントが合っているが、被写体の前方および後方のぼけ具合に差が生じる。したがって、画像1および画像2の差分からは、被写体の明るさの差が排除されるため、誤って異物が付着していると判断するのを防止することができる。
[実施の形態3]
上述した実施の形態1および2では、通常の撮影処理の完了後に、絞りを開放端と小絞りとに変更して連続して撮影を行なう構成としたが、通常の撮影処理での絞りとの間で絞りを変更して撮影を行なう構成としても、同様の効果を得ることができる。
図10および図11は、この発明の実施の形態3に従う異物検出処理を説明するフローチャートである。なお、このフローチャートに対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ46に記憶されている。
図10のフローチャートは、図2のフローチャートのステップS07,S10を、ステップS071,S101に変更した点でのみ異なる。
図10を参照して、ステップS06でシャッタボタン28が全押しされていれば(ステップS06でYES)、CPU30は、撮影/記録処理を行なう(ステップS071)。このとき、撮像素子16から出力される高解像度のRaw画像信号は、AFE回路22によってRaw画像データに変換され、変換されたRaw画像データは信号処理回路24を通してSDRAM34に書き込まれる。この結果、YUV形式の画像データがSDRAM34に一旦格納される。本変更例では、この通常の撮影条件で撮影された画像を「画像1」とする。
そして、ステップS08で異物検出フラグが「1」を示すか否かを判定し、異物検出フラグが「1」であれば(ステップS08にてYES)、CPU30は、異物検出フラグを「0」に設定し(ステップS09)、光学レンズ12に付着した異物を検出するための異物検出処理を実行する(ステップS101)。
ステップS101の異物検出処理は、図11に示すサブルーチンに従う。なお、図11のフローチャートは、図3のフローチャートのステップS21〜S23を、ステップS210,S220に変更した点でのみ異なる。
図11を参照して、最初に、CPU30は、絞り機構14の絞り値の変更をドライバ20に命令する(ステップS210)。本ステップS210では、絞り値を、現在の状態から複数の段階絞り込み側に設定する。
絞りが変更されると、変更後のプリ露光に基づくRaw画像信号が撮像素子16から出力される。CPU30は、Raw画像信号に基づく輝度評価値Iy[0]〜Iy[64]を輝度評価回路50から取り込み、取り込んだ輝度評価値に基づいて露光時間を調整する。
このとき、CPU30は、ステップS071での通常の撮影時の露光量と、今回の撮影時の露光量とが実質的に同一となるように、露光時間を調整する。すなわち、ステップS071の撮影条件とステップS220の撮影条件とは、被写界の明るさに応じた適正な露光量を実現するための絞りと露光時間との組合せが異なるように設定される。
変更された絞りにて最適露光時間が調整されると、CPU30は、決定された撮影条件にて撮影/記録処理を実行する(ステップS220)。撮像素子16から出力されたRaw画像信号は、AFE回路22によってRaw画像データに変換され、変換されたRaw画像データが信号処理回路24を通してSDRAM34に書き込まれる。このとき、AFE回路22では、撮影画像が「画像1」と略同じ明るさになるようにゲイン調整が行なわれる。この結果、YUV形式の画像データがSDRAM34に一旦格納される。本変更例では、この絞りを変更したときの撮影画像を、「画像2」とする。
したがって、本変更例においては、通常の撮影条件で撮影された「画像1」と、通常の撮影条件の絞りを変更した撮影条件で撮影された「画像2」とが比較されることによって、光学レンズ12に付着した異物の有無が判断される。なお、ステップS210における絞りの変更は、画像1と画像2との間で異物の影響に顕著な差を生じさせるものである限りにおいて、絞り込み側および開放側のいずれかに限定されるものではない。
この発明の実施の形態3に従う異物検出処理によれば、通常の撮影処理で設定された光学レンズ12のフォーカス位置を維持したままで、絞りを変更させた撮影条件で撮影が行なわれる。そのため、画像1および画像2はともに被写体にピントが合っており、画像1および画像2の差分からは、被写体の明るさの差が排除される。その結果、誤って異物が付着していると判断するのを防止することができる。
また、先の実施の形態1および2に従う異物検出処理と比較して、撮影条件(絞りおよび露光時間)を変更して撮影を行なう回数が2回から1回に低減するため、異物検出処理の処理負荷および処理時間を低減することができる。また、取得された連続撮影画像に手ぶれ画像が混入するのを抑制することができるため、異物検出処理の検出精度を高めることが可能となる。
[実施の形態4]
ここで、絞りが異なる2枚の画像とを比較すると、いずれの画像も、ピントが合っている領域では、被写体の輪郭や細部がはっきり描写されるため、エッジ部分が多くなり、ピントがぼけている領域では、被写体の輪郭や細部が曖昧になるためエッジ部分が少なくなる。なお、エッジ部分とは、画像中の被写体の輪郭部分などに現われる、隣接する画素間の階調値の差が大きい部分である。
したがって、絞りが絞り込まれた画像2の方が、ピントが合っている領域が大きいためエッジ部分が多くなり、絞りが開放された画像1では、ピントが合っている領域が小さいためエッジ部分が少なくなる。そのため、このエッジ部分の差に起因して画像1および画像2の間には輝度差が生じると、この輝度差を検出することで異物が付着していると誤って判断してしまう可能性がある。
そこで、本実施の形態に従う異物検出処理では、画像1および画像2を比較する際には、それぞれの画像から、画像1および画像2に共通するエッジ部分を除外することにより、エッジ部分でない部分を画像1および画像2の間で比較する構成とする。
なお、画像間に共通するエッジ部分の検出は、画像1のエッジ部分を検出することにより行なうことができる。絞りが開放された画像1のエッジ部分は、絞りが絞り込まれた画像2においてもエッジ部分となるからである。
この発明の実施の形態4に従う異物検出処理によれば、画像1および画像2の差分からは、エッジ部分の差が排除されるため、誤って異物が付着していると判断するのを防止することができる。
[実施の形態5]
光学レンズ12が撮影画角を変更するズーム機能を有している場合には、画像1および画像2の撮影条件において、撮影画角を同一とする必要が生じる。撮影画角によって被写界深度が異なるためである。
ここで、撮影画角を広角側に設定して撮影した場合には、一般的に被写界深度が深くなるため、光学レンズ12に付着した異物の撮影画像に及ぼす影響が相対的に大きくなる。したがって、この発明の実施の形態5に従う異物検出処理では、さらに、画像1および画像2の撮影条件において、撮影画角を広角側の所定値に固定する構成とする。これによれば、画像1と画像2とで、撮影画像に及ぼす異物の影響に顕著な差を生じさせることができる。その結果、異物検出処理の検出精度を高めることができる。
なお、上述した実施の形態1〜5では、通常の撮影処理の完了後に、異物検出処理を行なう構成について説明したが、異物検出処理は、通常の撮影処理の前に行なわれてもよい。たとえば、ユーザがシャッタボタン28を半押し状態にした場合に実行されてもよいし、スルー画像処理に併せて行なわれてもよい。
また、上述した実施の形態では、異物検出処理を実行する度合いを規定するものとして、前回の異物検出処理を行なった時点から所定時間以上経過したと判断された場合に、今回の異物検出処理を行なう構成について説明したが、前回の異物検出処理を行なった時点以降に撮影した画像の枚数が予め定められた所定枚数に達したと判断された場合に、今回の異物検出処理を行なう構成としてもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 デジタルカメラ、12 光学レンズ、14 絞り機構、15 シャッタ、16 撮像素子、18,20 ドライバ、22 AFE回路、24 信号処理回路、28 シャッタボタン、30 CPU、32 メモリ制御回路、34 SDRAM、36 ビデオエンコーダ、38 液晶モニタ、40 JPEGコーデック、44 記録媒体、46 フラッシュメモリ、50 輝度評価回路、54 AF評価回路、56 ジャイロセンサ、B1 バス。

Claims (6)

  1. レンズを経た被写界の光学像が照射される撮像面を有し、光電変換により被写界の光学像に対応する画像信号を生成する撮像手段と、
    前記レンズの絞りを制御する絞り制御手段と、
    前記撮像手段の露光時間を制御するシャッタ手段と、
    被写界の明るさの評価値に基づいて前記撮像面の露光量を調整する露光調整手段と、
    前記レンズのフォーカス位置を調整するフォーカス調整手段と、
    露光量およびフォーカス位置を同一とし、かつ、絞り値が互いに異なる複数の撮影条件で撮影動作を行なうとともに、前記撮影動作時に前記撮像手段から得られる複数の画像信号を比較することにより前記レンズに付着した異物を検出するための異物検出手段とを備える、撮像装置。
  2. 前記異物検出手段は、
    撮影条件が異なる第1の画像信号と第2の画像信号との輝度差を、前記第1および第2の画像信号の各々が表わす画像を分割した複数の分割領域の各領域ごとに求める演算手段と、
    少なくとも一部の分割領域において、前記演算手段により求められた輝度差が予め設定された閾値以上となるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記演算手段により求められた輝度差が前記閾値以上となると判定された場合には、前記レンズに異物が付着したと判断して警告を出力する警告手段とを含む、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記演算手段は、前記複数の分割領域から前記第1の画像信号と前記第2の画像信号とで共通するエッジ部分を除いた残余の分割領域の各領域ごとに、前記第1の画像信号と前記第2の画像信号との輝度差を求める、請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記異物検出手段は、絞りを設定可能範囲の開放端とする第1の撮影条件で撮影した第1の画像信号と、絞りを前記設定可能範囲の小絞り端とする第2の撮影条件で撮影した第2の画像信号とを比較することにより、前記レンズに付着した異物を検出する、請求項1に記載の撮像装置。
  5. 撮影画角を調整するズーム調整手段をさらに備え、
    前記異物検出手段は、前記複数の撮影条件の間で撮影画角を同一とする、請求項1に記載の撮像装置。
  6. 撮影動作時における手ぶれを検出する手ぶれ検出手段をさらに備え、
    前記異物検出手段は、前記複数の撮影条件で連続して撮影動作を行なっているときに前記手ぶれ検出手段により検出される手ぶれ量が所定量以下である場合に、前記レンズに付着した異物を検出する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置。
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