JP2007202098A - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる露出条件の少ない画像枚数でブレのない画像を得ることができ、処理時間を短縮することが可能な撮像装置および撮像方法を提供する。
【解決手段】撮像装置10は、光学系11および撮像素子12により露出時間は短く解像度は高いがノイズの多い画像と露出時間は長いがノイズの少ない解像度の低い画像を含む複数枚の画像を撮影し、信号処理部13の信号処理後、CPU14で撮影画像間の位置ズレとブレを検出し、2枚の差分画像から閾値によってエッジ・ブレとノイズを切り分けて、画像の合成比率を変化させて合成することにより、ブレのないノイズ低減を図った画像を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像画像を合成することによりノイズを低減可能な撮像装置および撮像方法に関するものである。
近年、撮像装置としてカメラの小型化が進み、手振れ補正技術が注目をされてきている。
カメラの小型化により、写真撮影においてホールド性の低下や、携帯電話搭載のカメラなど撮影方法として、片手での撮影など従来の撮影形態とくらべ自由度が広がっている。
このように、撮影する際に、種々の方法や安定性の無い状態で撮影する場合、シャッターボタンを押した際にカメラがブレて手振れが発生してしまう。
たとえば、露出時間の長い暗条件での撮影となるとシャッター速度が遅くなりブレてしまうケースが多々ある。
また露出条件で感度を上げて露出時間を短くし撮影した場合は、ノイズがのってしまい粗い画像となってしまう。
この問題を解消すべく、手振れ補正する装置が、一眼レフや最近ではコンパクトカメラにも搭載されている。
たとえば、ブレに合わせてレンズを傾斜させ補正する、光学式手振れ補正装置が製品化されているが、近年の小型化や携帯電話カメラへの搭載を考慮するとスペース的にも非常に困難である。
また、他の方法として、画像処理により複数枚の画像からブレの無い画像を得ることができる撮像装置などが種々提案されている(たとえば特許文献1参照)。
特開平10−108079号公報
しかし、従来提案されている撮像装置においては、複数枚分の画像を保持しておくメモリが必要となり高価なものとなってしまうという不利益がある。
また、撮影枚数が増えるに従い、撮影間に生じる画像間の位置ズレを補正するため処理時間が長くなってしまうという不利益がある。
本発明の目的は、異なる露出条件の少ない画像枚数でブレのない画像を得ることができ、処理時間を短縮することが可能な撮像装置および撮像方法を提供することにある。
本発明の第1の観点は、異なる露出条件で撮影した複数枚の撮像画像を合成する機能を有する撮像装置であって、前記複数枚の画像間の位置ズレとブレ量を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果を基に位置ズレを補正した第1の画像と第2の画像より画素の差分をとり、当該差分値があらかじめ設定した閾値を越える場合は当該画素を画像のエッジと判断して第1の画像の合成比率を高くし、当該差分値が閾値以下の場合は第1の画像の合成比率を低くして画像を合成する合成手段とを有する。
好適には、合成対象の複数枚の画像のうち、少なくとも1枚はノイズがある解像度が高い画像を含む。
好適には、合成対象の複数枚の画像のうち、少なくとも1枚は解像度は低いがノイズの少ない画像を含む。
好適には、前記合成手段に設定する閾値は、画像を撮影する際の露出条件から決まる画像信号に対するゲイン倍率によって変更可能である。
好適には、前記合成手段は、画像の合成を撮像素子の出力であるデータのうち、少なくともG成分に基づいて行う。
好適には、前記合成手段は、画像の合成を輝度信号Y、色差信号U,Vのうち、少なくとも輝度信号に基づいて行う。
好適には、前記検出手段は、画像間の位置ズレとブレ量を複数枚の画像の差分画像から抽出する。
好適には、前記合成手段は、エッジからの距離が大きくなるに従い、長時間露出のノイズの少ない画像の比率を大きくし、エッジ部分は短時間露出の解像感が高い画像の比率が大きくなるように設定する。
好適には、前記合成手段は、エッジからの距離があらかじめ設定した距離より近い場合、短時間露出画像の比率を大きくして画像を合成する。
好適には、前記合成手段は、エッジからの距離があらかじめ設定した距離より遠い場合、長時間露出画像の比率を大きくして画像を合成する。
本発明の第2の観点は、異なる露出条件で撮影した複数枚の撮像画像を合成する撮像方法であって、前記複数枚の画像間の位置ズレとブレ量を検出する第1ステップと、検出結果を基に位置ズレを補正した第1の画像と第2の画像より画素の差分をとる第2ステップと、前記差分値とあらかじめ設定した閾値とを比較し、前記差分値が閾値を越える場合は当該画素を画像のエッジと判断して第1の画像の合成比率を高くし、当該差分値が閾値以下の場合は第1の画像の合成比率を低く設定する第3ステップと、前記第3ステップで設定した比率をもって画像を合成する第4ステップとを有する。
本発明によれば、異なる露出条件の少ない画像枚数でブレのない画像を得ることができ、処理時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
図1は、本発明に係る撮像装置の一実施形態を示すブロック図である。
本撮像装置10は、光学系11、撮像素子12、信号処理部13、制御および演算処理ユニットしてのCPU14、およびメモリ15を有している。
本実施形態の撮像装置10は、露出時間は短く解像度は高いがノイズの多い画像と露出時間は長いがノイズの少ない解像度の低い画像を含む複数枚の画像を撮影する機能を有している。
そして、撮像装置10は、撮影画像間の位置ズレとブレ量を検出し、この検出結果を基に位置ズレを補正した露出時間が短時間第1の画像と長時間の第2の画像より画素の差分をとり、この差分値があらかじめ設定した閾値を越える場合はこの画素を画像のエッジと判断して第1の画像の合成比率を高くし、差分値が閾値以下の場合は第1の画像の合成比率を低くして(第2の画像の合成比率を高くして)、画像を合成することによりブレのないノイズ低減を図った画像を形成する機能を有している。
本実施形態の合成処理はセンサからのRGBベイヤー配列の出力(RAWデータ)に対して行うことができるが、撮影画像の信号処理後のYUV(Yは輝度信号、U,Vは色差信号)形式における輝度信号Yを画像合成に用いる場合にも適用できる。
撮像素子12は、CCDまたはCMOSセンサ等により形成され、光学系11を通った被写体の光学像を受けて光電変換して信号処理部13に供給する。以下の説明では、撮像素子12はCCDにより形成されているものとして説明する。
本実施形態の光学系11と撮像素子12は、たとえばCPU14の制御の下、CCD感度の低い状態、すなわちノイズが少ないがシャッター速度の遅い長時間露出撮影と、CCD感度を変えてノイズは多いが露出時間の短い撮影と、を行うことが可能である。
信号処理部13は、カラー補間、ホワイトバランス、YUV変換処理、圧縮、フィルタリング等の処理を行い、メモリ15への格納等を行う。
本実施形態の信号処理部13は、光学系11と撮像素子12における各撮影データから輝度信号部分を抽出する機能と、輝度信号Yのノイズ成分を除去するフィルタリング処理機能を有する。フィルタリング処理は解像度を低下させないでノイズ成分を減らすためのフィルタ係数で処理を行う。一般的なものにはメディアンフィルタやエッジ保存フィルタなどが適用可能である。
信号処理部13は、各撮影データに応じたフィルタリング処理後の画像をメモリ15に格納する。
CPU14は、露出制御を行うとともに、図示しない操作部などの操作入力を持ち、それらの入力に応じて、システム全体の動作を決定し、光学系11、撮像素子12、信号処理部13等を制御し、システム全体の調停制御を司るものである。
また、CPU14は、メモリ13に格納された信号処理部13の信号処理後のデータに基づいて、撮影画像間の位置ズレとブレ量を検出し、第1の画像と第2の画像との差分と閾値との比較結果に応じて画像の比率を変化させて合成することによりブレのないノイズ低減を図った画像を形成する機能を有している。
より具体的には、露出条件の異なる複数枚の画像間の位置ズレとブレ量を検出する検出機能と、検出機能の検出結果を基に位置ズレを補正した露出時間が短時間第1の画像と長時間の第2の画像より画素の差分をとり、この差分値があらかじめ設定した閾値を越える場合はこの画素を画像のエッジと判断して第1の画像の合成比率を高くし、差分値が閾値以下の場合は第2の画像の合成比率を高くして画像を合成する合成機能とを有している。
CPU14は、撮影した複数枚の画像のRAW画素データよりGr成分を抽出して差分をとり、この差分画像からエッジ、ブレ成分とノイズ成分を閾値により切り分ける。
CPU14は、たとえば補正機能において、位置ズレを補正処理した各画像の差分画像(短時間露出画像S1―長時間画像露出S2)の絶対値を算出する。
この画像は短時間露出の画像から長時間露出のブレのある画像を減算するため、ノイズとブレを含んだエッジの画像が生成されることになる。
CPU14は、エッジからの距離が大きくなるに従い、長時間露光のノイズの少ない画像の比率を大きくし、エッジ部分は短時間露光の解像感が高い画像の比率が大きくなるように設定する。
たとえば、エッジ部分は短時間露光の画像の比率を100%とし、エッジから離れるに従い長時間露光の画像の比率を段階的に上げ、ノイズ部分で50%ずつの比率とすればよい。
そして、CPU14は、エッジからの距離があらかじめ設定した距離より近い場合、短時間露出画像の比率を大きくして画像を合成し、エッジからの距離があらかじめ設定した距離より遠い場合、長時間露出画像の比率を大きくして画像を合成する。
CPU14は、処理後の画像データをメモリ15に格納する。
以下、異なる露出条件で撮影した複数枚の画像例、撮像素子の出力であるRAWデータのうち少なくもとG(r)成分を画像の合成に用いる理由等についてさらに詳細に説明する。
図2(a)〜(c)は、異なる露出条件で撮影した2枚の画像とその合成の画像例を示す図である。
図2(a)は、露光時間は短くブレがないが、感度が高いためにノイズの多い画像を示している。たとえばシャッター速度は短く感度の高い状態で撮影を行ったもので、解像度は高いが感度を上げたため画像全体にノイズがのったものである。
図2(b)は、露光時間は長くブレがあるが、感度が低いためにノイズの少ない画像を示している。たとえばシャッター速度が長く感度の低い状態で撮影を行ったもので、解像度は低く手振れが生じている可能性があるがノイズの少ない画像である。図2(c)は図2(a),(b)を合成した画像である。
複数枚の画像は連続して撮影しても図2(a)〜(c)に示すように、撮影間で位置ズレを生じる。
図3(a)〜(c)は、図2のように撮影した複数画像のRAW画像信号より、Gr成分を抽出して差分をとった画像を示している。RAW画像信号は、アナログ段階で既にホワイトバランスのゲインがR・Bに対してかけられているため、G成分に比べてR・B成分はノイズが多い。そのため、本実施形態では、Gr成分を抽出している。
なお、その他のR、B、Gbで行うことも可能である。本実施形態においては、複数枚の画像撮影間の位置ズレを補正した後で差分をとっており、短時間露光のエッジとノイズ、長時間露光のブレを含んだ画像となる。この差分画像からエッジ・ブレ成分とノイズ成分を閾値Thにより切り分ける。
本実施形態においては、この差分画像から解像度が高いがノイズの多い画像を基準としてエッジからの距離による比率で複数枚画像の合成を行う。
図4(a)〜(c)は、差分画像と合成における比率との関係を示す図であって、図4(a)はノイズ低減処理前の画像を、図4(b)は被写体部分を拡大した画像を、図4(c)は出力画像をそれぞれ示している。
差分画像のエッジ部分は図に示すようになる。画像の近隣の画素は大きく変化しないことから、エッジから所定距離以上離れると比較的変化の少ない画像となる。
このことからエッジ近傍では図3(b)のように、差分画像は短時間露光のエッジとノイズ、長時間露光のブレを抽出した画像となる。
これをあらかじめ設定した閾値Thにより切り分け、信号が閾値Vthよりも大きい場合はエッジ・ブレと判断し、短時間露光の合成比率を大きくする。
信号が閾値Thよりも小さい場合はノイズと判断し、長時間露光の合成比率を大きく設定する。そして、たとえば個々の画素で合成比率を設定して2枚の画像の合成を行う。
たとえば、被写体後方の壁や一様な面など、ノイズののった画像はノイズが目立ちムラのある画像であったものが、この処理を行うことによりノイズ低減が図れる。
本実施形態においては、露出時間は短く解像度は高いがノイズの多い画像と露出時間は長いがノイズの少ない解像度の低い画像を含む複数枚の画像を撮影する。撮影間の位置ズレとブレを検出し合成するに際して、合成する2枚の画像の差分画像を生成する。この画像には2枚の画像のエッジ成分とブレ成分、およびノイズ成分が抽出される。差分画像から閾値Thを用いて、エッジ・ブレ成分とノイズ成分を切り分け、エッジもしくはブレと判断した部分はブレのない短時間露光の画像の比率を高くし、それ以外の部分はノイズの少ない長時間露光の画像の比率を高くして合成することにより、ブレのないノイズ低減を図る。
たとえば、エッジ部分は短時間露光の画像の比率を100%とし、エッジから離れるに従い長時間露光の画像の比率を段階的に上げ、ノイズ部分で50%ずつの比率とすればよい。
次に、上記構成による動作を、図5のフローチャートに関連付けて説明する。
まず、CPU14の制御の下、光学系11および撮像素子12を撮影するために駆動し、ステップST1において、CCD感度の高い状態、すなわちノイズが多いがシャッター速度の速い短時間露光撮影を行う。
次に、ステップST2において、CCD感度を変えてノイズは少ないが露光時間の長い撮影を行う。
ステップST3において、撮影データからGr成分を抽出し、ステップST4において、信号のノイズ成分を除去するフィルタ処理を行う。フィルタ処理は解像度を低下させないでノイズ成分を減らすためのフィルタ係数で処理を行う。一般的なものにはメディアンフィルタやエッジ保存フィルタなどがある。
次に、ステップST5において、処理された各画像の位置ズレを検出し、補正する。ここではズレを検出・補正する方法は問わない。
ステップST6において、位置ズレを補正処理した各画像の差分画像(短時間露光画像S1―長時間画像露光S2)を算出する。この画像は短時間露光の画像から長時間露光のブレのある画像を減算するため、ノイズとブレを含んだエッジの画像が生成されることになる。
ステップST7において、差分画像の各画素の値ΔSと設定した閾値Thを比較し、ステップST8において、ΔSがThより大きければ短時間露光の合成比率を高く設定する。反対にΔSがThより小さければ、ステップST9において、長時間露光の合成比率を高く設定する。
ステップST10において、この比率設定を全画素に対して行い、ステップST11において、この比率を基に2枚の画像の合成を行う。
なお、閾値Thは、画像を撮影する際の露出条件から決まる画像信号に対するゲイン倍率によって変更可能である。
これは、撮影時に設定されたセンサの信号に対するゲイン倍率によって、閾値Thの値を変えるというものである。
暗い被写体などでは、撮影時のISO感度が高く設定され、センサの出力に対するゲイン倍率が高くなる。ゲインが高くなればノイズが多くなるため、ゲイン倍率に対応して差分画像によるエッジとノイズの切り分け閾値を変えるようにする。
なお、本実施形態では、2枚の画像を合成した場合について説明したが、3枚以上の画像を合成するようにしてもよい。たとえば3枚合成の場合、それぞれの露出条件に応じてエッジからの距離により合成における比率を設定すればよい。
以上の説明のように、本実施形態によれば、異なる露出条件で撮影した複数の画像から、差分画像によるエッジ・ブレとノイズを閾値により切り分けて合成比率を変えることにより、ノイズ低減効果がはかれ、撮影画像間の位置ズレやブレにも対応した撮影が行える。従来技術に対して、メモリ容量の低減、処理時間の短縮、部品実装スペースの確保、コストの削減と大きな効果が得られる。
なお、以上の説明において、合成処理は撮像素子(センサ)からのRGBベイヤー配列の出力(RAWデータ)に対して行うが、撮影画像の信号処理後のYUV形式における輝度信号Yを画像合成に用いる場合にも適用できる。
この場合、CPU14は、たとえば補正機能において、信号処理部13で処理された露出条件の異なる各撮影の輝度信号Yの差(短時間露出画像YS―長時間画像露出YL)を算出し、位置ズレとブレ量を検出するように構成される。この画像は短時間露出の画像から長時間露出のブレのある画像を減算するため、ブレを含んだエッジの画像が生成されることになる。
撮影画像のYUV形式について説明する。
この形式で扱われる信号は、輝度信号Y、色差信号U、および色差信号Vである。これらの信号YUVのうち、解像度を決める要素としてY信号成分が大きく影響する。
画像圧縮の原理としてJPEGなど、色差信号を減らして圧縮するなど人間の目は比較的色情報に関しては鈍感であるため、輝度信号Yの画像合成を行うことによりノイズの大きな低減効果が図ることができる。
この場合、YUVのY成分のみでノイズ除去を行うことで処理時間の短縮を図っている。
また位置ズレやブレに関して、本実施形態では複数画像の差分画像から抽出しているが、パターンマッチングなどにより正確なズレ量を検出して合成比率を変化させたりすることも可能である。
本発明に係る撮像装置の一実施形態を示すブロック図である。 異なる露出条件で撮影した複数枚の画像例を示す図である。 短時間露出で撮影したY信号成分の画像、長時間露出で撮影したY信号成分の画像、および複数画像のY信号成分の差分画像を示す図である。 差分画像と合成における比率との関係を示す図である。 本実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10・・・撮像装置、11・・・光学系、12・・・撮像素子、13・・・信号処理部、14・・・CPU、15・・・メモリ。

Claims (11)

  1. 異なる露出条件で撮影した複数枚の撮像画像を合成する機能を有する撮像装置であって、
    前記複数枚の画像間の位置ズレとブレ量を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果を基に位置ズレを補正した第1の画像と第2の画像より画素の差分をとり、当該差分値があらかじめ設定した閾値を越える場合は当該画素を画像のエッジと判断して第1の画像の合成比率を高くし、当該差分値が閾値以下の場合は第1の画像の合成比率を低くして画像を合成する合成手段と
    を有する撮像装置。
  2. 合成対象の複数枚の画像のうち、少なくとも1枚はノイズはあるが解像度が高い画像を含む
    請求項1記載の撮像装置。
  3. 合成対象の複数枚の画像のうち、少なくとも1枚は解像度は低いがノイズの少ない画像を含む
    請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 前記合成手段に設定する閾値は、画像を撮影する際の露出条件から決まる画像信号に対するゲイン倍率によって変更可能である
    請求項1から3のいずれか一に記載の撮像装置。
  5. 前記合成手段は、画像の合成を撮像素子の出力であるデータのうち、少なくともG成分に基づいて行う
    請求項1から4のいずれか一に記載の撮像装置。
  6. 前記合成手段は、画像の合成を輝度信号Y、色差信号U,Vのうち、少なくとも輝度信号に基づいて行う
    請求項1から4のいずれか一に記載の撮像装置。
  7. 前記検出手段は、画像間の位置ズレとブレ量を複数枚の画像の差分画像から抽出する
    請求項1から6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記合成手段は、エッジからの距離が大きくなるに従い、長時間露出のノイズの少ない画像の比率を大きくし、エッジ部分は短時間露出の解像感が高い画像の比率が大きくなるように設定する
    請求項1から7のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 前記合成手段は、エッジからの距離があらかじめ設定した距離より近い場合、短時間露出画像の比率を大きくして画像を合成する
    請求項8記載の撮像装置。
  10. 前記合成手段は、エッジからの距離があらかじめ設定した距離より遠い場合、長時間露出画像の比率を大きくして画像を合成する
    請求項8または9記載の撮像装置。
  11. 異なる露出条件で撮影した複数枚の撮像画像を合成する撮像方法であって、
    前記複数枚の画像間の位置ズレとブレ量を検出する第1ステップと、
    検出結果を基に位置ズレを補正した第1の画像と第2の画像より画素の差分をとる第2ステップと、
    前記差分値とあらかじめ設定した閾値とを比較し、前記差分値が閾値を越える場合は当該画素を画像のエッジと判断して第1の画像の合成比率を高くし、当該差分値が閾値以下の場合は第1の画像の合成比率を低く設定する第3ステップと、
    前記第3ステップで設定した比率をもって画像を合成する第4ステップと
    を有する撮像方法。
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