JPH0887600A - 特徴抽出装置 - Google Patents

特徴抽出装置

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JPH0887600A
JPH0887600A JP6249963A JP24996394A JPH0887600A JP H0887600 A JPH0887600 A JP H0887600A JP 6249963 A JP6249963 A JP 6249963A JP 24996394 A JP24996394 A JP 24996394A JP H0887600 A JPH0887600 A JP H0887600A
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image
light receiving
optical system
focus
unit
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JP6249963A
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Nobuo Takachi
伸夫 高地
Shinichi Nakamura
新一 中村
Hitoshi Otani
仁志 大谷
Takayuki Noma
孝幸 野間
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Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/50Image enhancement or restoration using two or more images, e.g. averaging or subtraction
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/10Image acquisition
    • G06V10/12Details of acquisition arrangements; Constructional details thereof
    • G06V10/14Optical characteristics of the device performing the acquisition or on the illumination arrangements
    • G06V10/147Details of sensors, e.g. sensor lenses
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof

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  • Multimedia (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Image Analysis (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 本発明は、対象物のジャストフォーカス像と
ソフトフォーカス像の画像信号を読み込み、ジャストフ
ォーカス像の信号とソフトフォーカス像の信号の差分演
算を行うことにより、輪郭を抽出することのできる特徴
抽出装置を提供することを目的とする。 [構成] 本発明は、像形成光学系が対象物の像を形成
し、受光部が画像信号に変換し、特徴抽出部が、受光部
からの画像信号に基づき画像の特徴を抽出する様になっ
ており、像形成光学系は、ジャストフォーカス像とソフ
トフォーカス像を形成し、特徴抽出部は、ジャストフォ
ーカス像を受光した時の第1画像信号と、ソフトフォー
カス像を受光した時の第2画像信号との差を演算し、対
象物の像の特徴を抽出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像の特徴抽出装置に係
わり、特に、対象物のジャストフォーカス像とソフトフ
ォーカス像の画像信号を読み込み、ジャストフォーカス
像の信号とソフトフォーカス像の信号の差分演算を行う
ことにより、輪郭を抽出することのできる特徴抽出装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像データから輪郭を抽出する場
合には、TVカメラ等から入力した画像をデータを画像
メモリに蓄え、その画像に対して2次元フィルタリング
処理を施して輪郭を抽出する方式が一般的である。2次
元フィルタリング処理には、例えば、微分処理等を使用
した空間フィルタリング処理或いはフーリエ変換等を使
用した周波数領域での処理が採用されている。
【0003】更に特開昭58−208875号公報に記
載されている様に、2台のTVカメラで同一対象物を撮
影し、画像データをフレームメモリに蓄えると共に、2
台のTVカメラによる画像データの差分演算を行って輪
郭抽出を行う方法も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記2次
元フィルタリング処理では、数値演算処理等に膨大な演
算時間を必要とし、高速化の要求を満たすためには、多
大なメモリ容量、大規模な高速ハードウェアが必要とな
るという問題点があった。
【0005】例えば、図12に示す様な特開昭58−2
08875号の発明では、画像メモリ取り込み(S
1)、2次元フーリエ変換(S2)、2次元フーリエ変
換像に対する高空間周波数透過フィルタ乗算(S3)、
この高空間周波数透過フィルタ乗算(S3)の乗算結果
に対する逆フーリエ変換(S4)、という一連の処理を
行って輪郭を抽出する様に構成されており、演算処理の
長時間化、及びハードウェアの大規模化が避けられない
という問題点があった。
【0006】また周波数領域における処理のみならず、
微分処理等の空間フィルタリングも同様に、演算処理の
長時間化、ハードウェアの大規模化等の問題点があり、
低コスト化の障害となっていた。
【0007】ここで、空間フィルタリング処理について
簡単に説明する。例えば図13に示す様な3*3の微分
オペレータを使用した場合では、以下の様に局所積和演
算を全画素に対して施す方法が一般的である。
【0008】
【0009】g(x、y):輪郭抽出画像
【0010】f(x、y):取り込み画像
【0011】h(i、j):微分オペレータ
【0012】x、y:画像の水平、垂直座標
【0013】i、j:中心を0とした微分オペレータの
水平、垂直
【0014】シグマ:総和記号
【0015】この方法によると、全画素*微分オペレー
タの画素数の積和演算が必要であるという問題点があ
る。即ち、512*512の画像で図13の微分オペレ
ータを使用した場合には、約512*512*3*3=
2359296回の繰り返し演算を必要とし、更に取り
込む画素数が増大すれば、演算時間が増加するという深
刻な問題点があった。
【0016】そして、この局所積和演算をハードウェア
によって高速化することも不可能ではないが、大規模な
ハードウェアを必要とし、コスト高となるという問題点
があった。
【0017】なお微分オペレータには多種多用のものが
存在し、3*3の微分オペレータでも種々の微分オペレ
ータが提案されているが、何れも上述の問題点を有して
いる。
【0018】次に、上述した様な2台のTVカメラを利
用する方法では、2台のカメラの視差によるオクルージ
ョンにより、画像信号に対して差分処理を行っても輪郭
抽出ができない場所が発生したり、更に、2台のカメラ
のレンズ゛特性の差異や、信号処理回路特性の相違等に
より、精度よく輪郭抽出が出来ない等の問題点があっ
た。
【0019】なお、2台のカメラの視差によるオクルー
ジョンとは、1台のカメラでは撮影されているが、他の
1台のカメラには撮影されていない点である。
【0020】そして上述の先行技術においては、2台の
カメラを使用しているが、1台のカメラで実現しようと
すれば、視差や特性の違い等の上述の問題点は解消され
るものの、焦点位置を変化させることによる主点位置の
変動や、倍率の変化が生じることにより、輪郭抽出でき
なくなる場合があるという問題点があった。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
み案出されたもので、対象物の像を形成するための像形
成光学系と、この像形成光学系によって受光面上に形成
される像を画像信号に変換するための受光部と、該受光
部からの画像信号に基づき画像の特徴を抽出するための
特徴抽出部とから構成される特徴抽出装置において、前
記像形成光学系は、受光部の受光面上にジャストフォー
カス像とソフトフォーカス像を形成する様に構成され、
前記特徴抽出部は、ジャストフォーカス像を受光した時
に前記受光部で得られる第1画像信号と、ソフトフォー
カス像を受光した時に前記受光部で得られる第2画像信
号との差を演算し、対象物の像の特徴を抽出する様に構
成したことを特徴としている。
【0022】また本発明の像形成光学系は、結像レンズ
とテレセン絞りとを構成要素に含んだテレセントリック
光学系から形成し、受光部をジャストフォーカス位置か
ら変化させるか、或いは、対象物と前記構成要素との光
軸方向の間隔をジャストフォーカス位置から変化させる
ための間隔変化部を設けることにより、受光部の受光面
上にジャストフォーカス像とソフトフォーカス像を形成
する様に構成することもできる。
【0023】また本発明は、像形成光学系は、対象物と
受光部の受光面との間の光路中に、拡散作用を有する拡
散光学部材を挿脱自在に配置し、光路中に前記拡散光学
部材が挿入されていない場合には、受光面上にジャスト
フォーカス像を形成し、光路中に前記拡散光学部材が挿
入されている場合には、受光面上にソフトフォーカス像
を形成する様に構成することもできる。
【0024】そして本発明は、対象物の像を形成するた
めの撮影光学系と、この撮影光学系によって受光面上に
形成される像を画像信号に変換するための受光部と、該
受光部からの画像信号に基づき、画像の特徴を抽出する
ための特徴抽出部とから構成される特徴抽出装置におい
て、前記撮影光学系が形成した像又は受光部を、その光
軸又は受光部の受光面に対して直交する方向に移動可能
とするための像シフト部を設け、前記受光部は、前記像
シフト部が受光面上の像をシフトしていない時に、ジャ
ストフォーカス像に相当する第1画像信号を形成し、前
記像シフト部が受光面上の像をシフトしている時に、ソ
フトフォーカス像に相当する第2画像信号を形成する様
に構成されている。
【0025】更に本発明は、撮影光学系の光軸に対して
直交する方向に、前記撮影光学系が形成する像又は前記
受光部を移動可能に構成し、移動による像のシフト範囲
の略中央で、前記受光面上にジャストフォーカス像を形
成するための像シフト部を設け、前記受光部は、前記像
シフト部によるシフト範囲の略中央の像に基づき、ジャ
ストフォーカス像に相当する第1画像信号を形成する様
に構成されている。
【0026】
【作用】以上の様に構成された本発明は、像形成光学系
が対象物の像を形成し、受光部が像形成光学系によって
受光面上に形成される像を画像信号に変換し、特徴抽出
部が、受光部からの画像信号に基づき画像の特徴を抽出
する様になっており、像形成光学系は、受光部の受光面
上にジャストフォーカス像とソフトフォーカス像を形成
し、特徴抽出部は、ジャストフォーカス像を受光した時
に受光部で得られる第1画像信号と、ソフトフォーカス
像を受光した時に受光部で得られる第2画像信号との差
を演算し、対象物の像の特徴を抽出することができる。
【0027】また本発明の像形成光学系を、結像レンズ
とテレセン絞りとを構成要素に含んだテレセントリック
光学系から形成し、間隔変化部が、受光部をジャストフ
ォーカス位置から変化させるか、或いは、対象物と構成
要素との光軸方向の間隔をジャストフォーカス位置から
変化させ、受光部の受光面上にジャストフォーカス像と
ソフトフォーカス像を形成することもできる。
【0028】そして本発明の像形成光学系は、対象物と
受光部の受光面との間の光路中に、拡散作用を有する拡
散光学部材を挿脱自在に配置し、光路中に拡散光学部材
が挿入されていない場合には、受光面上にジャストフォ
ーカス像を形成し、光路中に拡散光学部材が挿入されて
いる場合には、受光面上にソフトフォーカス像を形成す
る様にすることもできる。
【0029】更に本発明は、撮影光学系が対象物の像を
形成し、受光部が、受光面上に形成される像を画像信号
に変換し、特徴抽出部が、受光部からの画像信号に基づ
き、画像の特徴を抽出し、像シフト部が、像又は受光部
を、その光軸又は受光部の受光面に対して直交する方向
に移動可能し、受光部は、像シフト部が受光面上の像を
シフトしていない時に、ジャストフォーカス像に相当す
る第1画像信号を形成し、像シフト部が受光面上の像を
シフトしている時に、ソフトフォーカス像に相当する第
2画像信号を形成する様になっている。
【0030】更に本発明は、撮像光学系の光軸に対して
直交する方向に、撮像光学系が形成する像又は受光部を
移動可能に構成し、像シフト部が、移動による像のシフ
ト範囲の略中央で受光面上にジャストフォーカス像を形
成させ、受光部が、像シフト部によるシフト範囲の略中
央の像に基づき、ジャストフォーカス像に相当する第1
画像信号を形成する様にすることもできる。
【0031】
【実施例】
【0032】「原理」
【0033】画像の空間周波数の内、高い周波数の成分
が少なくなると輪郭部が鈍ることになる。そこで、画像
に対して2次元フーリエ変換を施し、高い周波数成分の
値を大きく強調した後、逆フーリエ変換を実行して原画
像を復元すれば輪郭部が鮮明化される。
【0034】ここで、ジャストフォーカス像の像形成光
学系の透過特性は、図14に示す様な特性となってお
り、ソフトフォーカス像の像形成光学系の透過特性は、
図15に示す様な特性になっている。そこで、ジャスト
フォーカス像の像形成光学系の透過特性からソフトフォ
ーカス像の像形成光学系の透過特性を差し引いて得られ
る透過特性は、図16に示す様な透過特性となる。
【0035】そして、図14に示すジャストフォーカス
像の像形成光学系の透過特性をH0(u、v)とし、図
15に示すソフトフォーカス像の像形成光学系の透過特
性をH1(u、v)とし、図16に示すジャストフォー
カス像の像形成光学系の透過特性からソフトフォーカス
像の像形成光学系の透過特性を差し引いて得られる透過
特性をH2(u、v)と表すことにする。なお、uは空
間周波数領域における水平方向の座標であり、vは空間
周波数領域における鉛直方向の座標である。
【0036】また図14〜図16は、u軸方向のu≧0
の領域のみを示しているが、これら透過特性は、原点
(u=v=0)に対して中心対称となっている。なお図
中に示されるfは、画素数の逆数に等しい最大空間周波
数である。
【0037】そして、理想状態でフォーカスされている
(ぼけていない)画像を画像f(x、y)とし、この画
像を2次元フーリエ変換した像をF(u、v)とすれ
ば、像形成光学系透過後のフーリエ変換像G(u、v)
は、
【0038】G(u、v)=F(u、v)H(u、v)
【0039】と表せる。なお、H(u、v)は、理想状
態における透過特性を示すものである。
【0040】従って、ジャストフォーカス状態の像形成
光学系透過後のフーリエ変換像をG0(u、v)、ソフ
トフォーカス状態の像形成光学系透過後のフーリエ変換
像をG1(u、v)とすれば、
【0041】 G0(u、v)=F(u、v)H0(u、v)
【0042】 G1(u、v)=F(u、v)H1(u、v)
【0043】となる。
【0044】更に、ジャストフォーカス状態の像形成光
学系透過後のフーリエ変換像からソフトフォーカス状態
の像形成光学系透過後のフーリエ変換像を差し引いて得
られる変換像をG2(u、v)とすれば、
【0045】 G2(u、v)=F(u、v)H2(u、v) =F(u、v){H0(u、v)−H1(u、v)} =F(u、v)H0(u、v)−F(u、v)H1(u、v)
【0046】となる。
【0047】なお、H2(u、v)の透過特性は、図1
6に示す様にのように低周波側ほど減衰し、高周波側ほ
ど減衰の少ない低周波カットフィルタの特性を有してい
る。
【0048】従ってG2(u、v)を逆フーリエ変換し
て原画像に再現した像をg2(x、y)とすれば、以下
の式となり、求める輪郭抽出像となる。
【0049】 g2(x、y)=g0(x、y)−g1(x、y)
【0050】ここで、 g0(x、y):ジャストフォ
ーカス像
【0051】g1(x、y):ソフトフォーカス像
【0052】である。
【0053】次に本発明における実施例について説明す
る。
【0054】「第1実施例]
【0055】本発明の第1実施例である特徴抽出装置1
0000を図面に基づいて説明する。図1は第1実施例
の特徴抽出装置10000の光学系を含む全体構成を示
すものである。
【0056】第1実施例の特徴抽出装置10000の光
学系は、像形成光学系Lと、この像形成光学系Lから画
面距離G離れた位置に配置された撮影画面Sとから構成
されている。撮影画面Sは受光部が形成される位置に相
当するものであり、この撮影画面Sに投影された画像の
特徴を抽出するための演算処理装置1000が接続され
ている。
【0057】そして、第1実施例の特徴抽出装置100
00の光学系は、像形成光学系Lの構成要素や撮影画面
Sを、その光軸に沿って直線的に移動させるための直線
移動機構Dが備えられている。この直線移動機構Dは間
隔変化部に該当するもので、撮影画面Sに対して垂直度
を保ちつつ、かつ、像形成光学系Lの光軸Oと撮影画面
Sとの交点である主点Pの位置の変動を抑制するための
ものである。
【0058】像形成光学系Lの撮像レンズ等を移動させ
焦点調整を行った場合でも、直線移動機構Dが撮影画面
Sに対して垂直度を保ちつつ、かつ、像形成光学系Lの
光軸Oと撮影画面Sとの交点である主点Pの位置の変動
を抑制する様になっているので、主点Pの位置変動を殆
ど防止することができる。
【0059】本第1実施例の直線移動機構Dは、ベース
上に取り付けられたリニアガイドと、このリニアガイド
に摺動自在に形成されたステージ部材とから構成されて
おり、このステージ部材に像形成光学系Lが取付られて
いる。なお、直線移動機構Dは、像形成光学系Lの構成
要素や撮影画面Sを直線的に移動させることができる機
構であれば、何れのものを採用することができる。
【0060】ここで、像形成光学系Lを詳細に説明す
る。図2(a)〜図2(c)は、第1実施例の特徴抽出
装置10000の像形成光学系Lを示すものである。第
1実施例の像形成光学系Lはテレセントリック光学系で
構成されており、撮像レンズ100と開口絞り200と
を備えている。この撮像レンズ100の焦点位置に開口
絞り200を配置しており、撮影画面Sや像形成光学系
Lの構成要素を光軸Oに沿って移動させ、焦点位置を可
変させても倍率は変化しない様に構成されている。
【0061】なお、撮像レンズ100は結像レンズに該
当するものであり、開口絞り200はテレセン絞りに該
当するものである。
【0062】この像形成光学系Lにより、被撮影体であ
る物体300の像を撮像レンズ100により撮影画面S
に形成することが可能となる。なお撮影画面Sは、受光
部を配置する位置に該当し、物体300は対象物に該当
するものである。
【0063】図2(a)に示す像形成光学系Lは、撮影
画面Sのみを移動させたり、或いは、撮影距離が長い場
合には、撮像レンズ100と開口絞り200とを一体と
して直線移動機構Dにより直線移動させることができる
様になっている。従って、倍率を変えることなく焦点位
置を可変させることができ、撮影画面S上でのフォーカ
ス状態、又はピント状態を変化させることができる。
【0064】次に図2(b)に示す像形成光学系Lは、
図2(a)に示す像形成光学系Lに対して、物体300
と撮影画面Sとの位置を入れ換えた構成となっている。
【0065】図2(b)に示す像形成光学系Lは、撮影
画面Sと撮像レンズ100と開口絞り200とを一体と
して直線移動機構Dにより直線移動させることができる
様になっており、倍率を変えることなく焦点位置を可変
させることができる。従って、図2(a)と同様に、撮
影画面S上でのフォーカス状態、又はピント状態を変化
させることができる。なお、その他の構成は、図2
(a)と同様であるから説明を省略する。
【0066】そして図2(c)に示す像形成光学系L
は、2枚の撮像レンズ100a、100bとを備えてお
り、これらのレンズの間に開口絞り200が挿入されて
いる。そして、2枚の撮像レンズ100a、100bの
それぞれの焦点位置に開口絞り200が配置される様に
構成されている。この図2(c)に示す像形成光学系L
は、物体300の像を等倍で形成させる場合に最適なも
のであり、撮影画面Sのみを移動させたり、或いは、2
枚の撮像レンズ100a、100bと開口絞り200と
を一体として直線移動機構Dにより直線移動させたり、
更に、2枚の撮像レンズ100a、100bと開口絞り
200と撮影画面Sとを一体として直線移動させる構成
にすることもできる。従って、図2(a)及び図2
(b)と同様に、倍率を変えることなく焦点位置を可変
させることが可能となり、撮影画面S上でのフォーカス
状態、又はピント状態を変化させることができる。
【0067】なお、その他の構成は、図2(a)と同様
であるから説明を省略する。
【0068】以上の様に構成された第1実施例の特徴抽
出装置10000の像形成光学系Lにより、ジャストフ
ォーカス像、ソフトフォーカス像を撮影画面S上に形成
することができる。
【0069】特に上述の像形成光学系Lは、焦点位置を
変化させても主点Pが変動しない上、倍率も等倍となっ
て変化することがないという効果があり、更に、1つの
光学系と画像信号処理系で画像信号を処理できるので、
ジャストフォーカス像とソフトフォーカス像を全く同じ
条件で撮影でき、輪郭抽出を確実に精度よく行うことが
できるという卓越した効果がある。
【0070】次に、第1実施例における輪郭抽出処理を
説明する。
【0071】まず、第1実施例の特徴抽出装置1000
0の演算処理装置1000を説明する。
【0072】演算処理装置1000は図3に示す様に、
第1のメモリ1100と、第2のメモリ1200と、演
算処理部1300とから構成されている。
【0073】第1のメモリ1100は、像形成光学系L
により形成されたジャストフォーカス像の画像信号であ
る第1画像信号を記憶するためのものである。即ち、像
形成光学系Lの撮影画面S上に受光部2000を配置
し、この受光部2000により、ジャストフォーカス像
を画像信号に変換して、第1画像信号を第1のメモリ1
100に記憶する様になっている。
【0074】第2のメモリ1200は、像形成光学系L
により形成されたソフトフォーカス像の画像信号である
第2画像信号を記憶するためのものである。
【0075】演算処理部1300は、第1のメモリ11
00に記憶されているジャストフォーカス像の画像信号
から、第2のメモリ1200に記憶されているソフトフ
ォーカス像の画像信号を差分する演算を行うためのもの
である。
【0076】なお、演算処理装置1000は特徴抽出部
に該当するものであり、受光部2000は、CCDカメ
ラ等の画像センサを使用することができるが、画像を画
像信号に変換することができる素子であれば、何れの素
子を使用することができる。
【0077】ここで、演算処理装置1000の輪郭抽出
処理について図4に基づいて説明する。
【0078】まず、ステップ1(以下、S1と略す
る。)では、像形成光学系Lにより撮影画面S上にジャ
ストフォーカス像を形成させる。更に、撮影画面S上に
配置された受光部2000が、ジャストフォーカス像を
画像信号に変換させ、第1のメモリ1100に記憶させ
る。
【0079】次にS2では、像形成光学系Lにより撮影
画面S上にソフトフォーカス像を形成させる。更に、撮
影画面S上に配置された受光部2000が、ソフトフォ
ーカス像を画像信号に変換させ、第2のメモリ1200
に記憶させる。
【0080】そしてS3では、S2で得られたソフトフ
ォーカス像に相当する画像信号から、S1で得られたジ
ャストフォーカス像に相当する画像信号の差分演算を行
い、輪郭を抽出する様になっている。
【0081】「第2実施例」
【0082】次に本発明の第2実施例である特徴抽出装
置20000を説明する。図5は第2実施例の特徴抽出
装置20000の光学系を含む全体構成を示すものであ
る。
【0083】第2実施例の特徴抽出装置20000の光
学系は、撮影レンズ系5000と、撮影画面Sと、拡散
作用を有する拡散光学部材6000とから構成されてい
る。
【0084】拡散作用を有する光学部材6000は、例
えば、フォギーフィルター等で像をソフトフォーカス化
できるものであり、フォギーフィルターに限らず、ソフ
トフォーカス化できるものであれば、何れの光学部材を
採用することができる。拡散作用を有する光学部材60
00は、図5に示す様に、撮影レンズ系5000の前後
の何れか一方に挿脱自在に配置されている。
【0085】従って、拡散作用を有する拡散光学部材6
000を取り外せば、撮影画面S上にジャストフォーカ
ス像を形成することができ、拡散光学部材6000を挿
入すれば、撮影画面S上にソフトフォーカス像を形成す
ることができる。
【0086】なお第2実施例における輪郭抽出処理は、
第1実施例と同様となっており、演算処理装置1000
も、ジャストフォーカス像の第1画像信号を第1のメモ
リ1100に記憶し、ソフトフォーカス像の第2画像信
号を第2のメモリ1200に記憶する様に構成されてい
るので、説明を省略する。
【0087】ここで、第2実施例の特徴抽出装置200
00の輪郭抽出処理の結果を図6〜図8に基づいて説明
する。ここでは、水平1ラインについての画像(波形と
なる)で結果の評価を行っている。
【0088】図6は、拡散作用を有する拡散光学部材6
000を挿入して得られたソフトフォーカス像を示すも
のであり、図7は、ジャストフォーカス像と輪郭抽出処
理結果を示したものであり、図8は、ソフトフォーカス
像とジャストフォーカス像との差分演算を施した場合の
結果である。
【0089】図8の差分結果は、これ自体が輪郭抽出像
となるが、ゼロクロス点が輪郭抽出位置となっている。
図7の縦線は、輪郭抽出像のゼロクロス点をジャストフ
ォーカス像上に描いたものであり、正確に輪郭を抽出し
ていることが理解される。
【0090】「第3実施例」
【0091】次に本発明の第3実施例である特徴抽出装
置30000を説明する。
【0092】図9は第3実施例の特徴抽出装置3000
0の光学系を含む全体構成を示すものである。
【0093】第3実施例の特徴抽出装置30000は、
第1実施例と同様な撮影レンズ系5000と、撮影画面
Sと、この撮影画面S上に配置されたCCDセンサー8
000と、像シフト部9000とから構成されている。
なお撮影レンズ系5000は、撮影光学系に該当するも
のである。
【0094】CCDセンサー8000は、受光部に該当
するもので、撮影画面S上に形成された画像を画像信号
に変換するためのものである。
【0095】像シフト部9000は、CCDセンサー8
000を撮影レンズ系5000の光軸に対して直交する
方向に微少に移動させるためのものである。本第3実施
例の像シフト部9000は、X座標の方向にCCDセン
サー8000を移動させるためのX方向像シフト部91
00と、Y座標の方向にCCDセンサー8000を移動
させるためのY方向像シフト部9200とから構成され
ており、2次元方向にCCDセンサー8000を微少移
動させることができる。
【0096】本第3実施例のX方向像シフト部9100
とY方向像シフト部9200とは、ピエゾ素子から構成
されており、CCDセンサー8000を微少移動させる
ことができる。なお像シフト部9000は、ピエゾ素子
に限ることなく、CCDセンサー8000を微少移動さ
せることができるアクチュエーターであれば、何れの駆
動手段を採用することができる。
【0097】なお、第3実施例における輪郭抽出処理
は、第1実施例と同様となっており、演算処理装置10
00も同様な構成となっている。
【0098】即ち、ジャストフォーカス像とジャストフ
ォーカス像との切り替えを、像シフト部9000により
実施している点が異なっている。
【0099】第3実施例の特徴抽出装置30000は、
まず、像シフト部9000を駆動しない状態で、撮影レ
ンズ系5000により撮影画面S上にジャストフォーカ
ス像を形成させる。そして、ジャストフォーカス像をC
CDセンサー8000で画像信号に変換し、第1のメモ
リ1100に記憶させる。即ち、像シフト部9000
は、像のシフト範囲の略中央で、CCDセンサー800
0上にジャストフォーカス像を形成する様に構成されて
いる。
【0100】次に、像シフト部9000を駆動して、C
CDセンサー8000を例えば図10に示す様に2次元
方向に微少移動させる。ここで、像シフト部9000を
駆動しない状態におけるCCDセンサー8000の位置
をとし、像シフト部9000の駆動により微少移動さ
れたCCDセンサー8000の方向を〜とする。
【0101】そして像シフト部9000により、CCD
センサー8000が〜の方向に移動されている間で
は、CCDセンサー8000は蓄積状態となっている。
また、CCDセンサー8000の蓄積時間は、ジャスト
フォーカス像を受光した場合と等しくなる様になってい
る。
【0102】また、CCDセンサー8000のCCD蓄
積時間と、像シフト部9000を駆動するための駆動信
号との関係は、図11の様になる。
【0103】従って、像シフト部9000を駆動してC
CDセンサー8000から得られた第2画像信号を第2
のメモリ1200に積算記憶させれば、第2のメモリ1
200に記憶されたCCDセンサー8000の1画素1
画素に相当するデータは、近隣の画素同志で空間的に積
分された値となり、ソフトフォーカス像を演算すること
になる。
【0104】以上の様に構成された第3実施例は、第1
のメモリ1100にはジャストフォーカス像に相当する
第1画像信号が記憶され、第2のメモリ1200にはソ
フトフォーカス像に相当する第2画像信号が記憶される
ことになり、演算処理部1300が差分演算を行うこと
により、輪郭を抽出することができる。
【0105】また本第3実施例は、像シフト部9000
をCCDセンサー8000に形成した場合で説明した
が、像シフト部9000を撮影レンズ系5000に形成
し、撮影レンズ系5000を移動させる様に構成するこ
ともできる。
【0106】なお本第3実施例の、その他の構成、処理
等は、第1実施例及び第2実施例と同様であるから説明
を省略する。
【0107】「第4実施例」
【0108】上述の第3実施例では、像シフト部900
0によりCCDセンサー8000を微少移動させ、ソフ
トフォーカス像を得ていたが、像シフト部9000で光
線を微少移動させることにより、ソフトフォーカス像を
得る第4実施例について説明する。
【0109】図17は、第4実施例の特徴抽出装置40
000の光学系を含む全体構成を示すものである。
【0110】第4実施例の特徴抽出装置40000は、
バリアングルプリズム7100と、プリズム駆動アクチ
ュエーターから構成される像シフト部9000と、撮影
レンズ系5000と、エリアCCDセンサー8000と
から構成されており、バリアングルプリズム7100で
結像位置を微少移動させることにより、ソフトフォーカ
ス像を得る様になっている。
【0111】図19は、バリアングルプリズム7100
を示す断面図であり、バリアングルプリズム7100
は、2枚の板ガラスの間を特殊フィルムから形成された
ベローズでつなぎ、内部に透明な高屈折率液体を充填し
たものである。
【0112】図18は、バリアングルプリズム7100
で光線を微少移動させる原理を示すものである。図18
(a)はジャストフォーカス像を形成する時の原理図で
あり、バリアングルプリズム7100の頂角は平行状態
となっている。図18(b)及び図18(c)は、ソフ
トフォーカス像を形成する時の原理図であり、バリアン
グルプリズム7100の頂角を、光線を微少移動させる
角度だけ変化させる様になっている。
【0113】例えば、角度θだけ光線を微少移動させた
い場合には、バリアングルプリズム7100を、θ=
(n−ε)の式に従って、εを変化させれば、光線の振
れ角を制御することができる。なお、高屈折率液体の屈
折率nとし、εをバリアングルプリズム7100の頂角
とする。
【0114】従って図17に示す様に、プリズム駆動ア
クチュエーターから構成される像シフト部9000が、
バリアングルプリズム7100の頂角εを制御すること
により、図10に示した場合と同様に、エリアCCDセ
ンサー8000を〜まで動かしたのと実質的に同一
な効果を得ることができる。
【0115】そして第4実施例の特徴抽出装置4000
0は、上述の第1実施例と同様となっており、演算処理
装置1000も同様な構成となっている。
【0116】更に第4実施例の特徴抽出装置40000
は、ジャストフォーカス像とソフトフォーカス像との切
り替えは、プリズム駆動アクチュエーターから構成され
る像シフト部9000により実施されている。
【0117】以上の様に構成された第4実施例の特徴抽
出装置40000は、まず、図18(a)に示す様に、
像シフト部9000によりバリアングルプリズム710
0の頂角を平行状態とする。なお、像シフト部9000
を駆動しない初期状態を平行状態とすることもできる。
【0118】そしてジャストフォーカス像を、エリアC
CDセンサー8000により画像信号に変換し、画像信
号を第1のメモリ1100に記憶させる。
【0119】次に、像シフト部9000を駆動させて、
光線を図10に示す様に微少移動させる。ここで、像シ
フト部9000によりバリアングルプリズム7100の
頂角が平行状態とされるエリアCCDセンサー8000
の光線位置をとし、像シフト部9000により、バリ
アングルプリズム7100の頂角εを微少量変化させた
時の光線移動の方向を〜とする。
【0120】そして像シフト部9000により、光線が
〜の方向に移動されている間では、エリアCCDセ
ンサー8000は蓄積状態となっている。また、エリア
CCDセンサー8000のCCD蓄積時間と、像シフト
部9000を駆動するための駆動信号との関係は、図1
1に示す様になる。
【0121】従って像シフト部9000を駆動して、エ
リアCCDセンサー8000から得られた第2画像信号
を第2のメモリ1200に積算記憶すれば、第2のメモ
リ1200に記憶されたエリアCCDセンサー8000
の1画素1画素に相当するデータが、近隣の画素同志で
空間的に積分された値となり、ソフトフォーカス像を演
算することになる。
【0122】以上の様に構成された第4実施例の特徴抽
出装置40000は、第1のメモリ1100にはジャス
トフォーカス像に相当する第1画像信号が記憶され、第
2のメモリ1200にはソフトフォーカス像に相当する
第2画像信号が記憶されることになり、演算処理部13
00が差分演算を行うことにより、輪郭を抽出すること
ができる。
【0123】また本第4実施例の特徴抽出装置4000
0は、バリアングルプリズム7100を、撮影レンズ系
5000とエリアCCDセンサー8000との間に配置
したが、撮影レンズ系5000の前方に配置することも
できる。
【0124】なお、本第4実施例の特徴抽出装置400
00の、その他の構成、作用、処理等は、上述の第1実
施例及び第2実施例等と同様であるから説明を省略す
る。
【0125】「第5実施例」
【0126】次に、第5実施例の特徴抽出装置5000
0を説明する。
【0127】図20は、第5実施例の特徴抽出装置50
000の光学系を含む全体構成を示すものである。
【0128】第5実施例の特徴抽出装置50000は、
撮影レンズ系5000と、平行平板7200と、像シフ
ト部9000と、エリアCCDセンサー8000とから
構成されている。
【0129】第5実施例の像シフト部9000は、X軸
用アクチュエータとY軸用アクチュエータとから構成さ
れており、上述の第4実施例のバリアングルプリズム7
100に代えて、平行平板7200が使用されている。
【0130】即ち、平行平板7200をX軸、Y軸を中
心に回転させることにより、結像位置を図11に示す
〜まで微少に移動させ、ジャストフォーカス像及びソ
フトフォーカス像を得ることができる。
【0131】なお第5実施例の特徴抽出装置50000
の、その他の原理は、上述の第4実施例と同様であるか
ら説明を省略する。
【0132】そして、第5実施例の特徴抽出装置500
00の平行平板7200は、撮影レンズ系5000の前
方に配置することも可能である。
【0133】また第5実施例の特徴抽出装置50000
は、平行平板7200に代えてミラーを挿入し、このミ
ラーをX軸、Y軸を中心に微少量回転させることによ
り、光線を微少移動させることもできる。従って、ミラ
ーを使用した第5実施例の特徴抽出装置50000も、
ジャストフォーカス像及びソフトフォーカス像を得るこ
とが可能となる。
【0134】
【効果】以上の様に構成された本発明は、像形成光学系
は、受光部の受光面上にジャストフォーカス像とソフト
フォーカス像を形成する様に構成され、特徴抽出部は、
ジャストフォーカス像を受光した時に受光部で得られる
第1画像信号と、ソフトフォーカス像を受光した時に受
光部で得られる第2画像信号との差を演算し、対象物の
像の特徴を抽出する様に構成されているので、像形成光
学系、受光部及び特徴抽出部が共通となり、視差による
オクルージョンや、レンズ特性の違い、信号処理回路特
性の相違等がなく、確実に高精度に輪郭抽出が可能とな
るという効果がある。
【0135】更に本発明は、メモリと減算処理回路のみ
で演算することが可能であり、処理演算も差分だけなの
で、小規模な簡便な回路構成で高速な輪郭抽出が可能と
なるという効果がある。
【0136】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体構成を示す図であ
る。
【図2(a)】第1実施例の像形成光学系Lの構成を説
明する図である。
【図2(b)】第1実施例の像形成光学系Lの構成を説
明する図である。
【図2(c)】第1実施例の像形成光学系Lの構成を説
明する図である。
【図3】第1実施例の演算処理装置1000を説明する
図である。
【図4】第1実施例の特徴抽出装置30000の作用を
説明する図である。
【図5】第2実施例のの全体構成を示す図である。
【図6】拡散光学部材6000を挿入して得られたソフ
トフォーカス像を説明する図である。
【図7】ジャストフォーカス像と輪郭抽出処理結果を示
した図である。
【図8】ソフトフォーカス像とジャストフォーカス像と
の差分演算を施した場合の結果を示す図である。
【図9】第3実施例の全体構成を示す図である。
【図10】第3実施例の像シフト部9000を説明する
図である。
【図11】CCD蓄積時間と像シフト部9000の駆動
信号の関係を説明する図である。
【図12】従来技術を説明する図である。
【図13】従来技術を説明する図である。
【図14】ジャストフォーカス像の像形成光学系の透過
特性を示す図である。
【図15】ソフトフォーカス像の像形成光学系の透過特
性を示す図である。
【図16】ジャストフォーカス像の像形成光学系の透過
特性からソフトフォーカス像の像形成光学系の透過特性
を差し引いて得られる透過特性を示す図である。
【図17】第4実施例の全体構成を示す図である。
【図18(a)】ジャストフォーカス像を形成する時の
バリアングルプリズム7100を説明する図である。
【図18(b)】ソフトフォーカス像を形成する時のバ
リアングルプリズム7100を説明する図である。
【図18(c)】ソフトフォーカス像を形成する時のバ
リアングルプリズム7100を説明する図である。
【図19】バリアングルプリズム7100の断面図であ
る。
【図20】第5実施例の全体構成を示す図である。
【符号の説明】
10000 第1実施例の特徴抽出装置 20000 第2実施例の特徴抽出装置 30000 第3実施例の特徴抽出装置 40000 第4実施例の特徴抽出装置 50000 第5実施例の特徴抽出装置 1000 演算処理装置 1100 第1のメモリ 1200 第2のメモリ 1300 演算処理部 2000 受光部 100 撮像レンズ 200 開口絞り 300 物体 5000 撮影レンズ系 6000 拡散光学部材 7100 バリアングルプリズム 7200 平行平板 8000 CCDセンサー 9000 像シフト部 9100 X方向像シフト部 9200 Y方向像シフト部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野間 孝幸 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社ト プコン内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物の像を形成するための像形成光学
    系と、この像形成光学系によって受光面上に形成される
    像を画像信号に変換するための受光部と、該受光部から
    の画像信号に基づき画像の特徴を抽出するための特徴抽
    出部とから構成される特徴抽出装置において、前記像形
    成光学系は、受光部の受光面上にジャストフォーカス像
    とソフトフォーカス像を形成する様に構成され、前記特
    徴抽出部は、ジャストフォーカス像を受光した時に前記
    受光部で得られる第1画像信号と、ソフトフォーカス像
    を受光した時に前記受光部で得られる第2画像信号との
    差を演算し、対象物の像の特徴を抽出する様に構成した
    ことを特徴とする特徴抽出装置。
  2. 【請求項2】 像形成光学系は、結像レンズとテレセン
    絞りとを構成要素に含んだテレセントリック光学系から
    形成し、受光部をジャストフォーカス位置から変化させ
    るか、或いは、対象物と前記構成要素との光軸方向の間
    隔をジャストフォーカス位置から変化させるための間隔
    変化部を設けることにより、受光部の受光面上にジャス
    トフォーカス像とソフトフォーカス像を形成する様に構
    成した請求項1記載の特徴抽出装置。
  3. 【請求項3】 像形成光学系は、対象物と受光部の受光
    面との間の光路中に、拡散作用を有する拡散光学部材を
    挿脱自在に配置し、光路中に前記拡散光学部材が挿入さ
    れていない場合には、受光面上にジャストフォーカス像
    を形成し、光路中に前記拡散光学部材が挿入されている
    場合には、受光面上にソフトフォーカス像を形成する様
    に構成した請求項1記載の特徴抽出装置。
  4. 【請求項4】 対象物の像を形成するための撮影光学系
    と、この撮影光学系によって受光面上に形成される像を
    画像信号に変換するための受光部と、該受光部からの画
    像信号に基づき、画像の特徴を抽出するための特徴抽出
    部とから構成される特徴抽出装置において、前記撮影光
    学系が形成した像又は受光部を、その光軸又は受光部の
    受光面に対して直交する方向に移動可能とするための像
    シフト部を設け、前記受光部は、前記像シフト部が受光
    面上の像をシフトしていない時に、ジャストフォーカス
    像に相当する第1画像信号を形成し、前記像シフト部が
    受光面上の像をシフトしている時に、ソフトフォーカス
    像に相当する第2画像信号を形成する様に構成されてい
    る特徴抽出装置。
  5. 【請求項5】 撮影光学系の光軸に対して直交する方向
    に、前記撮影光学系が形成する像又は前記受光部を移動
    可能に構成し、移動による像のシフト範囲の略中央で、
    前記受光面上にジャストフォーカス像を形成するための
    像シフト部を設け、前記受光部は、前記像シフト部によ
    るシフト範囲の略中央の像に基づき、ジャストフォーカ
    ス像に相当する第1画像信号を形成する様に構成した請
    求項4記載の特徴抽出装置。
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