JP2009074746A - 加熱調理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の赤外線発光素子から赤外線信号を出力して換気装置を作動させる場合に、該赤外線信号の出力に伴う電力損失を低減することができる加熱調理装置を提供する。
【解決手段】赤外線信号を受信したときに換気運転を開始する換気装置に対し、加熱手段による加熱調理の実行時に、送信手段により赤外線LED15a〜15dから該赤外線信号を送信する換気制御手段とを備えた加熱調理装置において、前記送信手段は、複数の赤外線LEDを直列に接続した発光素子直列回路70と、直流電源の出力端子間に発光素子直列回路70を接続する電源接続回路と、各赤外線LED15a〜15dに対して、個別に並列に接続して設けられ、赤外線LEDの断線故障が生じたときに、該断線故障が生じた赤外線LEDをバイパスして該断線故障が生じた赤外線LEDの端子間を短絡するダイオード71a〜71dを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、赤外線信号の送信により換気装置を作動させる機能を備えた加熱調理装置に関する。
従来より、赤外線通信によってガスコンロと換気扇とを連動して作動させるシステムが知られている。このシステムにおいては、ガスコンロ側に赤外線信号の送信部が設けられ、換気扇側に赤外線信号の受信部が設けられている。そして、赤外線信号の送信部をガスコンロの前面に設けて、ガスコンロの送信部から発信された赤外線信号を使用者等に当てて反射させ、反射した赤外線信号を換気扇の受信部で受信して換気扇が作動を開始するようにしたシステムが提案されている。
さらに、赤外線信号の送信部をガスコンロ前面の2箇所に設け、該2箇所から同時に赤外線信号を発信して赤外線の照射範囲を広げることで、赤外線信号が使用者に確実に反射して換気扇で受信されるようにしたシステムも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、特許文献1に記載されたガスコンロにおいては、2個の赤外線発光素子(発信LED)を並列に接続して各赤外線発光素子に通電を行っている。この場合、1個の赤外線素子が故障しても、故障していない他の赤外線発光素子は使用することができる。しかし、このように複数の赤外線発光素子を並列に接続して、各赤外線発光素子への通電を制御する場合、赤外線発光素子の個数が多くなるに従って制御する通電量が増大する。そのため、各赤外線発光素子への通電と通電の遮断とを切換えるスイッチング素子等の通電制御回路における使用電力が大きくなるという不都合がある。
特開2004−116883号公報
本発明は上記背景を鑑みてなされたものであり、複数の赤外線発光素子から赤外線信号を出力して換気装置を作動させる場合に、該赤外線信号の出力に伴う使用電力を低減することができる加熱調理装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、調理物を加熱する加熱手段と、直流電源と、複数の赤外線発光素子を有し、前記直流電源から各赤外線発光素子への通電を制御することにより、各赤外線発光素子から所定の赤外線信号を送信する送信手段と、前記赤外線信号を受信したときに換気運転を開始する換気装置に対し、前記加熱手段による加熱調理の実行時に、前記送信手段により前記各赤外線発光素子から前記赤外線信号を送信する換気制御手段とを備えた加熱調理装置の改良に関する。
そして、前記送信手段は、前記複数の赤外線発光素子を直列に接続した発光素子直列回路と、前記直流電源の出力端子間に該発光素子直列回路を接続する電源接続回路と、前記各赤外線発光素子に対して個別に並列に接続して設けられ、前記赤外線発光素子の断線故障が生じたときに、該断線故障が生じた赤外線発光素子をバイパスして該断線故障が生じた赤外線発光素子の端子間を短絡する短絡手段とを備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記複数の赤外線発光素子は直列に接続されて前記発光素子直列回路を構成し、前記直流電源の出力端子間に前記発光素子直列回路が接続されて、前記直流電源から各赤外線発光素子に通電される。このように、前記複数の赤外線発光素子を直列に接続することによって、前記送信手段により制御される通電量を1個の前記赤外線発光素子を発光させることができるレベルとすることができるため、前記複数の赤外線発光素子を並列に接続して通電制御を行う場合よりも、通電制御に伴う使用電力を低減することができる。
しかし、前記複数の赤外線発光素子を直列に接続した場合には、いづれか1個の赤外線発光素子の断線故障が生じた場合に、他の全ての赤外線発光素子への通電が不能となって、前記赤外線信号を送信することができなくなる。
そこで、前記送信手段は、前記各赤外線発光素子と並列に接続された前記短絡手段を備え、前記赤外線発光素子の断線故障が生じたときに、該断線故障が生じた赤外線発光素子に並列に接続された前記短絡手段によって、該断線故障が生じた赤外線発光素子をバイパスして該断線故障が生じた赤外線発光素子の端子間を短絡する。そして、これにより、断線故障が生じた赤外線発光素子によって他の赤外線発光素子への通電が遮断されることを回避して、他の赤外線発光素子からの前記赤外線信号の送信を可能な状態に維持することができる。
また、前記短絡手段として、前記各赤外線発光素子に対して個別にアノードを前記直流電源の高電位側にして並列に接続され、並列接続された前記赤外線発光素子が断線故障状態でないときは、該赤外線発光素子の端子間電圧を該赤外線発光素子が発光するレベルとし、該赤外線発光素子が断線故障状態であるときには、前記発光素子直列回路の通電量を、該断線故障状態である赤外線発光素子以外の断線故障が生じていない前記各赤外線発光素子が発光するレベルとするダイオードを備えていることを特徴とする。
かかる本発明によれば、詳細は後述するが、前記各赤外線発光素子と前記ダイオードとを並列に接続することによって、前記赤外線発光素子の断線故障が生じたときに、該断線故障が生じた赤外線発光素子を該ダイオードによりバイパスして、他の赤外線発光素子への通電を確保する構成を容易に構成することができる。
また、前記直流電源は、商用交流電源から出力される交流電圧を降圧して、前記複数個の赤外線発光素子を発光させるために必要な直流電圧を生成し、該直流電圧を前記発光素子直列回路に出力することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記複数の赤外線発光素子を直列に接続して前記発光素子直列回路を構成することによって、前記直流電源から前記発光素子直列回路に出力する電圧を、前記複数の赤外線発光素子を並列に接続して、前記直流電源から各赤外線発光素子に出力する場合よりも高くすることができる。そのため、前記商用交流電源から出力される交流電圧を降圧する度合を小さくして、該降圧に伴なう電力損失を低減することができる。
本発明の実施の形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1を参照して、本発明の加熱調理装置であるガスコンロ1は、天面に第1コンロ2(本発明の加熱手段に相当する)と第2コンロ3(本発明の加熱手段に相当する)と第3コンロ4(本発明の加熱手段に相当する)とを備え、前面にグリル5(本発明の加熱手段に相当する)を備えている。
また、ガスコンロ1の前面には、グリル5の点火/消火を行うためのグリル点火ボタン6とグリル5の火力を調節するためのグリル調節レバー7、第1コンロ2の点火/消火を行うための第1コンロ点火ボタン8と第1コンロ2の火力を調節するための第1コンロ調節レバー9、第1コンロ2による温調調理を設定するためのスイッチ等が設けられた操作パネル10、第2コンロ3の点火/消火を行うための第2コンロ点火ボタン11と第2コンロの火力を調節するための第2コンロ調節レバー12、第3コンロ4の点火/消火を行うための第3コンロ点火ボタン13と第3コンロ4の火力を調節するための第3コンロ調節レバー14、及び換気装置20に対して赤外光を出力する4個の赤外線LED(本発明の赤外線発光素子に相当する)15a〜15dが備えられている。
4個の赤外線LED15a〜15dのうち、ガスコンロ1に向かって右側の赤外線LED15a,15bは、グリル点火ボタン6と第1コンロ点火ボタン8の上部に配置されている。また、ガスコンロ1に向かって左側の赤外線LED15c,15dは、第2コンロ点火ボタン11と第3コンロ点火ボタン13の上部に配置されている。そして、このように赤外線LED15a〜15dをガスコンロ1の前面の左右の各点火ボタン(グリル点火ボタン6、第1コンロ点火ボタン8、第2コンロ点火ボタン11、第3コンロ点火ボタン13)の付近に配置することで、使用者がいずれの点火ボタンを操作したときにも、赤外線LED15a〜15dから出力される赤外光を使用者の体に反射させて、換気装置20に赤外光を到達させることができる。
さらに、赤外線LED15a〜15dは、ガスコンロ1の前面に対して上方(例えば15度上方)に傾けて設けられている。そして、これにより、赤外線LED15a〜15dから送信された赤外光が、使用者の体等に反射して換気装置20に届き易くしている。
換気装置20は、フード23の内部に設けられたファン21と、フード23の前面に配置された操作部22及び赤外線信号受信部25とを備えている。そして、換気装置20は、ガスコンロ1の赤外線LED15a〜15dから出力される赤外光による赤外線信号を赤外線信号受信部25により受信したときに、ファン21の作動を開始し又は停止する。
次に、図2を参照して、ガスコンロ1の構成と作動について説明する。ガスコンロ1は、CPUやメモリ等からなる電子ユニットであって直流電源38から供給される電力により作動するコントローラ30によって、全体の作動が制御される。直流電源38は、商用交流電源35から供給される交流電圧(例えばAC100V)を降圧、整流してDC12Vの直流電圧を出力する。
また、コントローラ30は、第1コンロ2の作動を制御する第1コンロ制御手段31、第2コンロ3の作動を制御する第2コンロ制御手段32、第3コンロ4の作動を制御する第3コンロ制御手段33、グリル5の作動を制御するグリル制御手段34、換気扇20の作動を送信回路37を介して指示する換気制御手段36を備える。
また、第1コンロ2には、第1コンロバーナ55と第1コンロ2に点火するための第1コンロ点火電極40と第1コンロ2の燃焼炎の有無を検知するための第1コンロ熱電対41とが設けられており、同様に、第2コンロ3には第2コンロバーナ56と第2コンロ点火電極42と第2コンロ熱電対43とが設けられ、第3コンロ4には第3コンロバーナ57と第3コンロ点火電極44と第3コンロ熱電対45とが設けられ、グリル5にはグリルバーナ58とグリル点火電極46とグリル熱電対47とが設けられている。
そして、第1コンロ点火電極40、第2コンロ点火電極42、第3コンロ点火電極44、及びグリル点火電極46は、高電圧を印加するイグナイタ48と接続されている。
また、第1コンロ2、第2コンロ3、第3コンロ4、及びグリル5への燃料ガスの供給/遮断が、それぞれ、第1コンロ電磁弁50、第2コンロ電磁弁51、第3コンロ電磁弁52、及びグリル電磁弁53により切替えられる。なお、第1コンロ2には、調理物Aの温度により加熱量を制御する温調調理を行うために、調理物Aの温度を検出する温度センサ54と燃料ガスの供給量を調節するバイパス電磁弁59とが設けられている。
第1コンロ制御手段31は、使用者により第1コンロ点火ボタン8の点火操作がなされたことを検知すると、それに応じてイグナイタ48から第1コンロ点火電極40に高電圧を印加して火花放電を生じさせると共に、第1コンロ電磁弁50を開弁して第1コンロ2の点火処理を実行する。第1コンロ制御手段31は、第1コンロ熱電対41の出力電圧から第1コンロ2が着火したことを検出したときは、第1コンロ電磁弁50を開弁状態に保持して第1コンロ2の燃焼を保持する。一方、第1コンロ熱電対41の出力電圧から第1コンロ2の着火が検知されなかったときには、第1コンロ制御手段31は、第1コンロ電磁弁50を閉弁して燃料ガスの供給を遮断する。
同様にして、使用者により第2コンロ点火ボタン11の点火操作がなされると、第2コンロ制御手段32により第2コンロ3の点火処理と着火検知が行われ、第3コンロ点火ボタン13の点火操作がなされると、第3コンロ制御手段33により第3コンロ3の点火処理と着火検知が行われ、グリル点火ボタン6の点火操作がなされると、グリル制御手段34によりグリル5の点火処理と着火検知が行われる。
換気制御手段36は、第1コンロ点火ボタン8、第2コンロ点火ボタン11、第3点火ボタン13、及びグリル点火ボタン6の操作状態を検知し、第1コンロ2、第2コンロ3、第3コンロ4及びグリル5のうちの少なくともいずれか一つに対して点火操作がなされたときに、送信回路37を介して換気装置20の作動開始を指示する赤外線信号を送信する。
次に、図3(a)を参照して、送信回路37は、4個の赤外線LED15a〜15dを直列に接続して発光素子直列回路70を構成する回路と、発光素子直列回路70を抵抗73及びトランジスタ72を介して直流電源38の出力端子間(DC12V〜0V間)に接続する回路(電源接続回路)と、各赤外線LED15aに対して個別に並列に接続されたダイオード71a〜71d(本発明の短絡手段に相当する)とを有している。
そして、換気制御手段36から出力される制御信号によりトランジスタ72がON/OFFが切換えられる。トランジスタ72をONすることにより直流電源38から発光素子直列回路70に通電され、各赤外線LED15a〜15dから赤外光が出力される。なお、赤外線LED15a〜15dと、発光素子直列回路70と、ダイオード71a〜71dと、抵抗73と、トランジスタ72とにより、本発明の送信手段が構成される。
このように、赤外線LED15a〜15dを直列に接続して発光素子直列回路70を構成した場合、トランジスタ72によりON/OFFされる通電量は、1個の赤外線LEDを発光させるために必要な通電量で済む。それに対して、赤外線LED15a〜15dを並列に接続する場合には、トランジスタによりON/OFFされる通電量は4個の赤外線LEDを発光させるために必要な通電量となる。そのため、発光素子直列回路70の構成を採用することで、通電制御のためのトランジスタにおける使用電力を低減することができると共に、該トランジスタの小型化と低コスト化を図ることができる。
また、発光素子直列回路70を採用した場合、発光素子直列回路70に印加する必要がある電圧は4個の赤外線LED分となる。それに対して、赤外線LED15a〜15dを並列に接続した場合には、当該並列回路に印加する必要がある電圧は1個の赤外線LED分となる。そのため、直流電源38から発光素子直列回路70に印加する電圧を、当該並列回路を用いる場合よりも高くすることができ、これにより、直流電源38における降圧に伴なう電力損失を減少させて、赤外線LED15a〜15dから赤外線を発光させる際の使用電力を低減することができる。
また、送信回路37とコントローラ30の他の回路とを、共にDC12Vで駆動する構成とすることにより、各赤外線LED15a〜15dを並列に接続して、例えばDC3Vを印加する場合のように、DC12VをさらにDC3Vに降圧する回路を不要とすることができる。そして、この場合は、DC12VからDC3Vへの降圧回路における電力損失が生じないので、その分、赤外線LED15a〜15dから赤外線を発光させる際の使用電力を低減することができる。
ここで、ダイオード71a〜71dは、順方向電圧が約0.7Vであるダイオードを3個直列に接続して構成されている。そのため、通電電流が変化しても、各ダイオード71a〜71dの端子間電圧Vf1は約2.1V以下となる。一方、各赤外線LED15a〜15dの順方向電圧は約2.0Vである。
そのため、トランジスタ72をONした場合、例えば、赤外線LED15bとダイオード71bによる並列回路については、赤外線LED15bの断線故障が生じていないときは、発光素子直列回路70の通電電流Id1の大部分が端子間電圧Vf2が低い(Vf2<Vf1)赤外線LED15b側に流れ、ダイオード71b側にはほとんど電流が流れない。そのため、赤外線LED15bへの通電量を確保しつつ、ダイオード71bで無駄な電力損失が生じることを抑制することができる。
一方、赤外線LED15bの断線故障が生じているときには、赤外線LED15b側への通電が遮断される。そのため、図3(b)に示したように、発光素子直列回路70への通電電流Id2は、断線した赤外線LED15bをバイパスしてダイオード71b側に流れる。したがって、赤外線LED15bの断線故障が生じた場合であっても、他の赤外線LED15a,15c,15dへの通電が可能であり、他の赤外線LED15a,15c,15dから赤外光を出力することができる。
また、他の赤外線LED15a,15c,15dについても同様に、断線故障状態となったときに、並列に接続したダイオード71a,71c,71d側に電流が流れるため、断線故障が生じていない赤外線LEDに通電して赤外光を出力させることができる。
なお、各ダイオード71a〜71dの順方向電圧Vf1は、赤外線LED15a〜15dのいずれかの断線故障が生じたときに、発光素子直列回路70の通電電流が、故障が生じていない赤外線LEDから赤外光を出力可能なレベルに設定されている。
次に、図4は、送信回路37の他の構成例であり、各赤外線LED15a〜15dに対して、個別にトランジスタ81a〜81d(本発明の短絡手段に相当する)を並列に接続し、マイコン80の出力ポートPo1〜Po4からの制御信号によって、各トランジスタ81a〜81dのON/OFFを切換えるようにしている。
また、各赤外線LED15a〜15dのカソード側をマイコン80のAD(アナログ−デジタル)入力ポートAD1〜AD4と接続し、各赤外線LED15a〜15dのカソード側の電位をデジタル化してマイコン80に取り込むことにより、マイコン80で各赤外線LED15a〜15dの断線故障の有無を検知するようにしている。
例えば、赤外線LED15aのカソードの電位は、赤外線LED15aの断線故障が生じているときは12V−Vr(抵抗73における電圧降下)−Vf2(約2.0V)となり、赤外線LED15aの断線故障が生じてないときには12V−Vr−Vf1(約2.1V)となる。そのため、Vf1とVf2の差から、赤外線LED15aの断線故障の有無を検知することができる。
そして、マイコン80により、赤外線LED15aの断線故障が生じていないときはトランジスタ81aをOFFして赤外線LED15a側に通電し、赤外線LED15aの断線故障が生じているときにはトランジスタ81aをONして、断線故障している赤外線LED15aをバイパスさせることにより、他の赤外線LED15b〜15dに通電して赤外光を出力させることができる。他の赤外線LED15b〜15dの断線故障が生じたときも、同様にトランジスタ81b〜81dをONすることにより、断線故障が生じていない赤外線LEDに通電させて赤外光を出力させることができる。
なお、本実施の形態では、4個の赤外線LED15a〜15dを備えた構成を示したが、2個以上の赤外線LEDを備える場合であれば本発明の適用が可能である。
また、本実施の形態においては、本発明の加熱調理装置としてガスコンロを示したが、ガスオーブン等の他の種類のガス調理装置や、石油や電気を使用する熱源により調理物を加熱する加熱調理装置に対しても本発明の適用が可能である。
本発明の加熱調理装置であるガスコンロと該ガスコンロにより作動が制御される換気装置の外観図。 図1に示したガスコンロの制御ブロック図。 赤外線LEDの駆動回路の説明図。 赤外線LEDの他の駆動回路の例の説明図。
符号の説明
1…ガスコンロ、2…第1コンロ、3…第2コンロ、4…第3コンロ、5…グリル、10…操作パネル、15a〜15d…赤外線LED、20…換気装置、21…ファン、25…赤外線信号受信部、30…コントローラ、35…商用交流電源、36…換気制御手段、37…送信回路、38…直流電源、70…発光素子直列回路、71a〜71d…ダイオード

Claims (3)

  1. 調理物を加熱する加熱手段と、
    直流電源と、
    複数の赤外線発光素子を有し、前記直流電源から各赤外線発光素子への通電を制御することにより、各赤外線発光素子から所定の赤外線信号を送信する送信手段と、
    前記赤外線信号を受信したときに換気運転を開始する換気装置に対し、前記加熱手段による加熱調理の実行時に、前記送信手段により前記各赤外線発光素子から前記赤外線信号を送信する換気制御手段とを備えた加熱調理装置において、
    前記送信手段は、前記複数の赤外線発光素子を直列に接続した発光素子直列回路と、前記直流電源の出力端子間に該発光素子直列回路を接続する電源接続回路と、前記各赤外線発光素子に対して個別に並列に接続して設けられ、前記赤外線発光素子の断線故障が生じたときに、該断線故障が生じた赤外線発光素子をバイパスして該断線故障が生じた赤外線発光素子の端子間を短絡する短絡手段とを備えたことを特徴とする加熱調理装置。
  2. 請求項1記載の加熱調理装置において、
    前記短絡手段として、前記各赤外線発光素子に対して個別にアノードを前記直流電源の高電位側にして並列に接続され、並列接続された前記赤外線発光素子が断線故障状態でないときは、該赤外線発光素子の端子間電圧を該赤外線発光素子が発光するレベルとし、該赤外線発光素子が断線故障状態であるときには、前記発光素子直列回路の通電量を、該断線故障状態である赤外線発光素子以外の断線故障が生じていない前記各赤外線発光素子が発光するレベルとするダイオードを備えていることを特徴とする加熱調理装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の加熱調理装置において、
    前記直流電源は、商用交流電源から出力される交流電圧を降圧して、前記複数個の赤外線発光素子を発光させるために必要な直流電圧を生成し、該直流電圧を前記発光素子直列回路に出力することを特徴とする加熱調理装置。
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