JP2006044521A - 駆動装置およびこれを備える動力出力装置並びにこれを搭載する自動車 - Google Patents

駆動装置およびこれを備える動力出力装置並びにこれを搭載する自動車 Download PDF

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Abstract

【課題】 二つの変速機を用いて内燃機関からの動力を変速して駆動軸に出力する装置において内燃機関からの動力をスムースに変速して駆動軸に出力すると共に体格の小さな電動機を用いることができるようにする。
【解決手段】 エンジン22からの動力を分配する動力分配統合機構30のサンギヤ31とキャリア34とを接続したり接続を解除するクラッチC1を設け、クラッチC1をオンオフすることにより、エンジン22からの動力を変速して駆動軸36に出力する第1変速機50と動力分配統合機構30を介して入力される動力を変速して駆動軸36に出力する第2変速機60とを単一の変速機として機能させたり独立の変速機として機能させる。これにより、エンジン22からの動力をよりスムースに変速して駆動軸36に出力することができると共にモータMGの体格を小さくすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、駆動装置およびこれを備える動力出力装置並びにこれを搭載する自動車に関する。
従来、この種の動力出力装置としては、エンジンと、エンジンのクランクシャフトにキャリアが接続されたプラネタリギヤと、プラネタリギヤのサンギヤに接続されたモータジェネレータと、プラネタリギヤのキャリアと駆動輪に連結された駆動軸とに接続された第1変速機と、プラネタリギヤのリングギヤと駆動軸とに接続された第2変速機とを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、第1変速機の変速段を変更するときには、変速段の変更に先だって第2変速機による変速に切り替えて第1変速機の変速段を変更し、第2変速機による変速から第1変速機による変速に切り替えることにより、エンジンから出力される動力をスムースに変速段を変速して駆動軸に出力するものとしている。
特開2003−72403号公報
しかしながら、上述の動力出力装置では、第2変速機を用いてエンジンからの動力を変速して駆動軸に出力するときにはモータジェネレータは発電状態となる場合が多いため、電力の収支の必要から第1変速機による変速を多く用いなければならず、第2変速機による変速は第1変速機の変速段の変更のときにだけしか用いることができないものとなってしまう。このため、モータ走行やモータ回生を行なう場合にもモータジェネレータの出力の選択範囲が小さくなり、モータジェネレータから出力しなければならない出力範囲が大きくなり、体格の大きなモータジェネレータを用いなければならなくなってしまう。
本発明の駆動装置およびこれを備える動力出力装置並びにこれを搭載する自動車は、二つの変速機を用いて内燃機関からの動力をスムースに変速して駆動軸に出力することを目的の一つとする。また、本発明の駆動装置およびこれを備える動力出力装置並びにこれを搭載する自動車は、二つの変速機を用いて内燃機関からの動力を変速して駆動軸に出力する装置において体格の小さな電動機を用いることができるようにすることを目的の一つとする。
本発明の駆動装置およびこれを備える動力出力装置並びにこれを搭載する自動車は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の駆動装置は、
内燃機関の出力軸と電動機の回転軸と駆動軸とに接続された駆動装置であって、
前記内燃機関の出力軸に連結された第1入力軸と前記駆動軸とに接続され、該第1入力軸と該駆動軸との切り離しと該第1入力軸に入力される動力を変速して前記駆動軸に出力する変速とが可能な第1変速手段と、
第2入力軸と前記駆動軸とに接続され、該第2入力軸と該駆動軸との切り離しと該第2入力軸に入力される動力を変速して前記駆動軸に出力する変速とが可能な第2変速手段と、
前記第1入力軸と前記第2入力軸と前記電動機の回転軸との3軸に接続され、該3軸のうちのいずれか2軸の回転に基づいて残余の軸を回転させる第1の連結と、前記3軸を一体回転させる第2の連結と、を切り替えて前記3軸を回転させる回転機構と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の駆動装置では、回転機構を第1入力軸と第2入力軸と電動機の回転軸との3軸のうちのいずれか2軸の回転に基づいて残余の軸を回転させる第1の連結としてこの3軸を回転させるときには、内燃機関からの動力を第1変速手段により変速して駆動軸に出力すると共に内燃機関からの動力を電動機によって反力をとることにより第2変速手段により変速して駆動軸に出力することができ、回転機構を第1入力軸と第2入力軸と電動機の回転軸との3軸を一体回転させる第2の連結としてこの3軸を回転させるときには、第1変速手段と第2変速手段とを一体の変速機として機能させて内燃機関からの動力を変速して駆動軸に出力することができる。このように第1の連結と第2の連結とを切り替えて回転機構を機能させることにより、内燃機関からの動力の変速をスムースに行なうことができる。また、第1の連結と第2の連結とを切り替えて回転機構を機能させることができないものに比して、電動機に要求される性能を低いものにすることができ、この結果、電動機の体格を小さくすることができる。
こうした本発明の駆動装置において、前記回転機構は、前記第1入力軸と前記第2入力軸と回転軸との3軸に接続され、該3軸のうちのいずれか2軸の回転に基づいて残余の軸を回転させる3軸式回転機構と、該3軸のうちのいずれか2軸の接続および接続の解除を行なう接続解除手段と、からなる手段であるものとすることもできる。この態様の駆動装置では、接続解除手段により3軸のうちのいずれか2軸の接続を解除することによって第1の連結を実現することができ、接続解除手段により3軸のうちのいずれか2軸を接続することによって第2の連結を実現することができる。
また、本発明の駆動装置において、前記第1変速手段および前記第2変速手段は複数段に変速可能な有段変速機であるものとすることもできる。
本発明の動力出力装置は、
内燃機関と、電動機と、該内燃機関の出力軸と該電動機の回転軸と駆動軸とに接続された上述のいずれかの態様の本発明の駆動装置とを備える動力出力装置であって、
前記回転機構を前記第1の連結として前記3軸を回転させるときには前記第1変速手段と前記第2変速手段とを切り替えて用いて前記内燃機関からの動力を変速して前記駆動軸に出力するよう該第1変速手段と該第2変速手段と前記電動機とを制御し、前記回転機構を前記第2の連結として前記3軸を回転させるときには前記第1変速手段と前記第2変速手段とを単一の変速機として用いて前記内燃機関からの動力を変速して前記駆動軸に出力するよう該第1変速手段と該第2変速手段と前記電動機とを制御する制御手段を備えることを要旨とする。
この本発明の動力出力装置は、上述のいずれかの態様の本発明の駆動装置を備えるから、本発明の駆動装置が奏する効果、例えば、回転機構を第1の連結として3軸を回転させるときには内燃機関からの動力を第1変速手段により変速して駆動軸に出力すると共に内燃機関からの動力を電動機によって反力をとることにより第2変速手段により変速して駆動軸に出力することができ、回転機構を第2の連結として3軸を回転させるときには第1変速手段と第2変速手段とを一体の変速機として機能させて内燃機関からの動力を変速して駆動軸に出力することができる効果や、内燃機関からの動力の変速をスムースに行なうことができる効果、電動機の体格を小さくすることができる効果などと同様な効果を奏することができる。
こうした本発明の動力出力装置において、前記制御手段は、前記回転機構を前記第1の連結として前記3軸を回転させる最中に前記第1変速手段と前記第2変速手段とのうち一方の変速手段の変速比を変更するときには他方の変速手段による変速が可能な状態であるのを確認してから該一方の変速手段の変速比を変更する手段であるものとすることもできる。こうすれば、一方の変速手段の変速比を変更するときにでも他方の変速手段により内燃機関からの動力を変速して駆動軸に出力することができる。この結果、変速比の変更に伴うトルクショックを抑制することができる。
また、本発明の動力出力装置において、前記制御手段は、前記回転機構を前記第1の連結として前記3軸を回転させる最中に前記第1変速手段の変速比を変更するときには、前記第2変速手段による変速が可能な状態であるときには直ちに前記第1変速手段の変速比を変更し、前記第2変速手段による変速が可能な状態でないときには該第2変速手段による変速が可能な状態とした後に前記第1変速手段の変速比を変更する手段であるものとすることもできる。こうすれば、第1変速手段の変速比の変更をトルクショックを生じることなく行なうことができる。
さらに、本発明の動力出力装置において、前記制御手段は、前記回転機構を前記第1の連結として前記3軸を回転させるときには、主として前記第1変速手段を用いて前記内燃機関からの動力を変速して前記駆動軸に出力すると共に主として前記第2変速手段を用いて前記電動機が効率のよく運転されるよう前記第1変速手段と前記第2変速手段と前記電動機とを制御する手段であるものとすることもできる。
あるいは、本発明の動力出力装置において、前記駆動軸に要求される要求動力を設定する要求動力設定手段を備え、前記制御手段は前記設定された要求動力に基づく動力が前記駆動軸に出力されるよう前記内燃機関と前記第1変速手段と前記第2変速手段と前記電動機とを制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、駆動軸に要求される動力を駆動軸に出力することができる。
本発明の自動車は、上述のいずれかの態様の本発明の動力出力装置を搭載し、車軸が前記駆動軸に連結されてなることを要旨とする。この本発明の自動車では、上述のいずれかの態様の本発明の動力出力装置を備えるから、本発明の動力出力装置が奏する効果、例えば、回転機構を第1の連結として3軸を回転させるときには内燃機関からの動力を第1変速手段により変速して駆動軸に出力すると共に内燃機関からの動力を電動機によって反力をとることにより第2変速手段により変速して駆動軸に出力することができ、回転機構を第2の連結として3軸を回転させるときには第1変速手段と第2変速手段とを一体の変速機として機能させて内燃機関からの動力を変速して駆動軸に出力することができる効果や、内燃機関からの動力の変速をスムースに行なうことができる効果、電動機の体格を小さくすることができる効果などと同様な効果を奏することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての駆動装置を搭載するハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト23にクラッチC1を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMGと、エンジン22のクランクシャフト23にクラッチC1を介して接続されると共に駆動輪39a,39bにデファレンシャルギヤ38およびギヤ機構37を介して連結された駆動軸36に接続される第1変速機50と、動力分配統合機構30に接続されると共に駆動軸36に接続される第2変速機60と、車両全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であり、エンジン22の運転状態を検出する各種センサから信号を入力するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)29により燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などの運転制御を受けている。エンジン22のクランクシャフト23にはギヤ24およびギヤ27によりスタータモータ26が取り付けられている。このスタータモータ26もエンジンECU29により駆動制御を受けている。エンジンECU29は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはクラッチC1を介してエンジン22のクランクシャフト23が連結されると共に第1変速機50の入力軸52と連結されており、リングギヤ32にはギヤ35a,35b,35cからなる連絡ギヤ機構35によって第2変速機60の入力軸62が連結されている。動力分配統合機構30のサンギヤ31は、モータMGが連結されていると共にクラッチC2を介してキャリア34に連結されている。動力分配統合機構30は、クラッチC2をオンとすることにより、サンギヤ31,リングギヤ32,キャリア34の各回転要素を一体の回転体として回転させる。また、動力分配統合機構30は、クラッチC2をオフとしたときには、モータMGを発電機として機能させるときにはキャリア34に入力される動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMGを電動機として機能させるときにはキャリア34に入力される動力とサンギヤ31から入力されるモータMGからの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。
モータMGは、発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、モータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)49による駆動制御によって、インバータ42を介してバッテリ46との電力のやりとりを伴ってサンギヤ31側に動力を入出力する。モータECU49には、モータMGを駆動制御するために必要な信号、例えばモータMGの回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ44からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMGに印加される相電流などが入力されており、モータECU49からは、インバータ42へのスイッチング制御信号が出力されている。また、モータECU49は、バッテリ46も管理しており、バッテリ46を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ46の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ46の出力端子に接続された電力ラインに取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ46に取り付けられた温度センサからの電池温度などが入力されており、バッテリ46を管理するための残容量(SOC)や入出力制限Win.Woutなどを演算している。モータECU49は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMGを駆動制御すると共に必要に応じてモータMGの運転状態に関するデータやバッテリ46の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
第1変速機50は、入力軸52に入力された動力を5段の変速段のいずれかを用いて変速して駆動軸36に出力する一般的な5段変速の変速機として構成されており、入力軸52に取り付けられた入力ギヤ52a〜52cと、駆動軸36に取り付けられた駆動ギヤ36a〜36eとそれぞれ連結する1段〜5段の変速ギヤ54a〜54eと、入力ギヤ52a〜52cに変速ギヤ54a〜54eを選択的に連結する環状の連結ギヤ55a〜55cと、この連結ギヤ55a〜55cによる連結および連結の解除を操作する操作部材56a〜56cと、この操作部材56a〜56cを駆動するアクチュエータ59とを備える。連結ギヤ55a〜55cは、対応する入力ギヤ52a〜52cと連結しており、操作部材56a〜56cを操作することにより左右にスライドして図中、中央,右,左の3つのポジションをとることができるようになっている。第1変速機50は、連結ギヤ55a〜55cのすべてを中央のポジションにすることにより、入力軸52と駆動軸36とを切り離すニュートラルとすることができる。第1変速機50は、連結ギヤ55aを図中右のポジションとして入力ギヤ52aと変速ギヤ54aとを連結すると共に連結ギヤ55b,55cを中央のポジションとすることにより、入力軸52の動力を入力ギヤ52aと変速ギヤ54aとの連結によるギヤ段(1速)によって変速して駆動軸36に出力し、連結ギヤ55aを図中左のポジションとして入力ギヤ52aと変速ギヤ54bとを連結すると共に連結ギヤ55b,55cを中央のポジションとすることにより、入力軸52の動力を入力ギヤ52aと変速ギヤ54bとの連結によるギヤ段(2速)によって変速して駆動軸36に出力する。また、第1変速機50は、連結ギヤ55bを図中右のポジションとして入力ギヤ52bと変速ギヤ54cとを連結すると共に連結ギヤ55a,55cを中央のポジションとすることにより、入力軸52の動力を入力ギヤ52bと変速ギヤ54cとの連結によるギヤ段(3速)によって変速して駆動軸36に出力し、連結ギヤ55bを図中左のポジションとして入力ギヤ52bと変速ギヤ54dとを連結すると共に連結ギヤ55a,55cを中央のポジションとすることにより、入力軸52の動力を入力ギヤ52bと変速ギヤ54dとの連結によるギヤ段(4速)によって変速して駆動軸36に出力する。さらに、第1変速機50は、連結ギヤ55cを図中左のポジションとして入力ギヤ52cと変速ギヤ54eとを連結すると共に連結ギヤ55a,55bを中央のポジションとすることにより、入力軸52の動力を入力ギヤ52cと変速ギヤ54eとの連結によるギヤ段(5速)によって変速して駆動軸36に出力する。
第2変速機60は、入力軸62に入力された動力を5段の変速段のいずれかを用いて変速して駆動軸36に出力すると共に1段のリバース変速する一般的なリバース付きの5段変速の変速機として構成されており、入力軸62に取り付けられた入力ギヤ62a〜62cと、駆動軸36に取り付けられた駆動ギヤ36a〜36eとをそれぞれ連結する1段〜5段の変速ギヤ64a〜64eと、駆動軸36に取り付けられたリバース用の駆動ギヤ36fと連結する反転ギヤ68bおよび伝達ギヤ68aと、入力ギヤ62a〜62cに変速ギヤ64a〜64eおよび伝達ギヤ68aを選択的に連結する環状の連結ギヤ65a〜65cと、この連結ギヤ65a〜65cによる連結および連結の解除を操作する操作部材66a〜66cと、この操作部材66a〜66cを駆動するアクチュエータ69とを備える。連結ギヤ65a〜65cは、対応する入力ギヤ62a〜62cと連結しており、操作部材66a〜66cを操作することにより左右にスライドして図中、中央,右,左の3つのポジションをとることができるようになっている。第2変速機60は、連結ギヤ65a〜65cのすべてを中央のポジションにすることにより、入力軸62と駆動軸36とを切り離すニュートラルとすることができる。第1変速機60は、連結ギヤ65aを図中右のポジションとして入力ギヤ62aと変速ギヤ64aとを連結すると共に連結ギヤ65b,65cを中央のポジションとすることにより、入力軸62の動力を入力ギヤ62aと変速ギヤ64aとの連結によるギヤ段(1速)によって変速して駆動軸36に出力し、連結ギヤ65aを図中左のポジションとして入力ギヤ62aと変速ギヤ64bとを連結すると共に連結ギヤ65b,65cを中央のポジションとすることにより、入力軸62の動力を入力ギヤ62aと変速ギヤ64bとの連結によるギヤ段(2速)によって変速して駆動軸36に出力する。また、第2変速機60は、連結ギヤ65bを図中右のポジションとして入力ギヤ62bと変速ギヤ64cとを連結すると共に連結ギヤ65a,65cを中央のポジションとすることにより、入力軸62の動力を入力ギヤ62bと変速ギヤ64cとの連結によるギヤ段(3速)によって変速して駆動軸36に出力し、連結ギヤ65bを図中左のポジションとして入力ギヤ62bと変速ギヤ64dとを連結すると共に連結ギヤ65a,65cを中央のポジションとすることにより、入力軸62の動力を入力ギヤ62bと変速ギヤ64dとの連結によるギヤ段(4速)によって変速して駆動軸36に出力する。さらに、第2変速機60は、連結ギヤ65cを図中右のポジションとして入力ギヤ62cと変速ギヤ64eとを連結すると共に連結ギヤ65a,65bを中央のポジションとすることにより、入力軸62の動力を入力ギヤ62cと変速ギヤ64eとの連結によるギヤ段(5速)によって変速して駆動軸36に出力する。また、第2変速機60は、連結ギヤ65cを図中左のポジションとして入力ギヤ62cと伝達ギヤ68aとを連結すると共に連結ギヤ65a,65bを中央のポジションとすることにより、入力軸62の動力を入力ギヤ62cと伝達ギヤ68aおよび反転ギヤ38bの連結によるギヤ段(リバース)によって反転して駆動軸36に出力する。
第1変速機50と第2変速機60は、動力分配統合機構30のクラッチC2をオフとしたときには動力分配統合機構30により分配や統合される動力に基づいて各々異なる独立の変速機として機能する。この場合、動力分配統合機構30のキャリア34は、第1変速機50の変速段と駆動軸36の回転数とに基づく回転数により回転することになり、動力分配統合機構30のリングギヤ32は第2変速機60の変速段と駆動軸36の回転数とに基づく回転数により回転することになる。したがって、クラッチC1がオンとされている状態では、エンジン22は第1変速機50の変速段と駆動軸36の回転数(車速V)に基づく回転数で運転されることになり、モータMGは第1変速機50の変速段と駆動軸36の回転数(車速V)とに基づくキャリア34の回転数と第2変速機60の変速段と駆動軸36の回転数(車速V)とに基づくリングギヤ32の回転数と動力分配統合機構30のギヤ比ρとにより定まる回転数で駆動されることになる。このため、エンジン22を所望の運転ポイントの近傍で運転しようとするときには、駆動軸36の回転数(車速V)に対して第1変速機50の各段におけるキャリア34の回転数を計算し、計算した各段におけるキャリア34の回転数のうち所望の運転ポイントにおける回転数に最も近い回転数となる変速段を選択すればよいことになる。また、モータMGを所望の運転ポイントで運転しようとするときには、駆動軸36の回転数(車速V)に対して第2変速機60の各段におけるリングギヤ32の回転数を計算すると共に計算した各段におけるリングギヤ32の回転数と第1変速機50の変速段により決定されるキャリア34の回転数(エンジン22の回転数)とに基づいて各段におけるサンギヤ31の回転数を計算し、計算した各段におけるサンギヤ31の回転数のうち所望の運転ポイントにおける回転数に最も近い回転数となる変速段を選択すればよいことになる。
また、第1変速機50と第2変速機60は、動力分配統合機構30のクラッチC2をオンとしたときには単一の変速機として機能する。この場合、単一の変速機は、第1変速機50の各段における駆動軸36に対するキャリア34の変速比と、第2変速機60の各段における駆動軸36に対するリングギヤ32の変速比を異なるものとすれば、第1変速機50の変速段と第2変速機60の変速段とを合わせ持つ変速機、実施例ではリバース付きの10段変速の変速機として機能することになる。実施例では、第2変速機60の1速が第1変速機50の1速と2速の間となり、第2変速機60の2速が第1変速機50の2速と3速の間となり、第2変速機60の3速が第1変速機50の3速と4速の間となり、第2変速機60の4速が第1変速機50の4速と5速の間となり、第2変速機60の5速が第1変速機50の5速より上段となるように第1変速機50と第2変速機60とを構成した。したがって、単一の変速機は、第1変速機50の1速〜第2変速機60の5速までの10段変速の変速機として機能する。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70からは、第1変速機50のアクチュエータ59への駆動信号や第2変速機60のアクチュエータ69への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU29やモータECU49と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU29やモータECU49と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accに応じたトルクがエンジン22やモータMGから出力されるようエンジン22とモータMGと第1変速機50と第2変速機60とが制御される。こうした制御は、クラッチC1をオフとすると共にクラッチC2をオンとしてモータMGからの動力を第1変速機50と第2変速機60とからなる単一の変速機により変速して駆動軸36に出力するモータ走行モードと、クラッチC1をオンとすると共にクラッチC2をオフとしてエンジン22からの動力を必要に応じてモータMGの充放電を伴いながら第1変速機50と第2変速機60の独立の変速機により変速して駆動軸36に出力する独立変速機走行モードと、クラッチC1をオンとすると共にクラッチC2をオンとしてエンジン22からの動力を必要に応じてモータMGの充放電を伴いながら第1変速機50と第2変速機60とからなる単一の変速機により変速して駆動軸36に出力する単一変速機走行モードとを切り替えて行なわれる。いずれのモードを用いる制御を行なうかについては、搭載するエンジン22の性能やモータMGの性能,バッテリ46の容量,ハイブリッド自動車20の用途などに基づいて決定することができる。
次に、各モードによる駆動制御について説明する。図2は、モータ走行モードで走行する際にハイブリッド用電子制御ユニット70により実行されるモータ走行モード駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば、8msec毎)に繰り返し実行される。このルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accやモータ回転数Nm,車速センサ88からの車速V,第1変速機50と第2変速機60とからなる単一の変速機の現在の変速段S,バッテリ46の入出力制限Win,Woutなど駆動制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS100)。ここで、モータ回転数Nmは、回転位置検出センサ44により検出されたモータMGの回転位置に基づいて計算されたものをモータECU49から通信により入力するものとした。また、バッテリ46の入出力制限Win,Woutは、バッテリ46の温度や残容量(SOC)に基づいて計算されたものをモータECU49から通信により入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したアクセル開度Accとモータ回転数Nmとに基づいてモータMGから出力すべきトルクとしての仮モータトルクTmtmpを設定する(ステップS110)。この仮モータトルクTmtmpは、実施例では、アクセル開度Accとモータ回転数Nmと仮モータトルクTmtmpとの関係を予め定めてトルク設定用マップとしてROM74に記憶しておき、アクセル開度Accとモータ回転数Nmとが与えられると記憶したマップから対応する仮モータトルクTmtmpを導出して設定するものとした。図3にトルク設定用マップの一例を示す。続いて、仮モータトルクTmtmpをバッテリ46の入出力制限Win,Woutで制限したものとしてモータトルク指令Tm*を設定し(ステップS120)、設定したモータトルク指令Tm*をモータECU49に送信する(ステップS130)。モータトルク指令Tm*を受信したモータECU49は、モータMGからモータトルク指令Tm*が出力されるようインバータ42のスイッチング素子をスイッチング制御する。こうして運転者の要求が反映されるアクセル開度Accに応じたトルクがモータMGから出力されてハイブリッド自動車20は走行する。
モータトルク指令Tm*を送信すると、次に、第1変速機50と第2変速機60とからなる単一の変速機における変速段Sをアクセル開度Accと車速Vとに基づいて設定する(ステップS140)。変速段Sは、実施例では、アクセル開度Accと車速Vと単一の変速機としたときの変速段Sとの関係を予め定めて変速段設定用マップとしてROM74に記憶しておき、アクセル開度Accと車速Vとが与えられると記憶したマップから対応する変速段Sを導出して設定するものとした。図4に変速段設定用マップの一例を示す。実施例では、前述したように、クラッチC2をオンとすることにより第1変速機50と第2変速機60とをリバース付きの10段変速の変速機として機能するから、変速段設定用マップも10段に変速できるようになっている。このように、10段変速とすることにより、5段変速に比して、モータMGの稼働範囲(出力範囲)を狭くすることができ、モータMGの体格を小さくすることができる。
こうして変速段Sを設定すると、現在の変速段と比較して変速段を変更する必要があるか否かを判定し(ステップS150)、変速段を変更する必要がないときにはこれで本ルーチンを終了し、変速段の変更が必要なときには、設定した変速段Sとなるよう変速制御を開始して(ステップS160)、本ルーチンを終了する。変速制御は、このルーチンとは別のルーチンにより平行して行なわれ、現在の変速段を解除すると共に設定した変速段Sとなるよう第1変速機50や第2変速機60のアクチュエータ59,69を駆動制御することにより行なう。具体的には、現在の変速段を実現している連結ギヤによる入力ギヤと変速ギヤとの連結を解除してニュートラルにすると共に設定した変速段を実現する連結ギヤにより対応する入力ギヤと変速ギヤとを連結することにより行なわれる。
図5は、単一変速機走行モードで走行する際にハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される単一変速機走行モード駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば、8msec毎)に繰り返し実行される。このルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや車速センサ88からの車速V,第1変速機50と第2変速機60とからなる単一の変速機における現在の変速段Sなど駆動制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS200)。そして、入力したアクセル開度Accに基づいてエンジン22のスロットル開度Thを設定する(ステップS210)。スロットル開度Thは、実施例では、アクセル開度Accとスロットル開度Thとの関係を予め定めてスロットル開度設定用マップとしてROM74に記憶しておき、アクセル開度Accが与えられると記憶したマップから対応するスロットル開度Thを導出して設定するものとした。図6にスロットル開度設定用マップの一例を示す。こうしてスロットル開度Thを設定すると、設定したスロットル開度ThをエンジンECU29に送信する(ステップS220)。スロットル開度Thを受信したエンジンECU29は、エンジン22の図示しない吸気系に取り付けられたスロットルバルブの開度が設定されたスロットル開度Thとなるようそのポジションを変更するモータに駆動信号を出力する。スロットル開度Thを送信すると、続いて、第1変速機50と第2変速機60とからなる単一の変速機における変速段Sをアクセル開度Accと車速Vとに基づいて設定し(ステップS230)、現在の変速段と比較して変速段を変更する必要があるか否かを判定し(ステップS240)、変速段を変更する必要がないときにはこれで本ルーチンを終了し、変速段の変更が必要なときには、設定した変速段Sとなるよう変速制御を開始して(ステップS250)、本ルーチンを終了する。第1変速機50と第2変速機60とを単一の変速機として機能させたときの変速制御についてはモータ走行モードにおける駆動制御と同一である。こうした単一変速機走行モードでは、上述したように、基本的にはエンジン22からの動力により走行する。この場合、第1変速機50と第2変速機60とを10段変速の単一の変速機として機能させるから、5段変速に比して、エンジン22の稼働範囲(出力範囲)を狭くすることができる。また、こうした制御に加えて、アクセルペダル83の踏み込み量に応じてモータMGを駆動制御または回生制御することができるから、バッテリ46の残容量(SOC)を管理することができる。この場合でも、第1変速機50と第2変速機60とを10段変速の単一の変速機として機能させるから、モータMGの稼働範囲(出力範囲)を狭くすることができ、性能の低いモータを用いることができ、モータMGの体格を小さくすることができる。
図7は、独立変速機走行モードで走行する際にハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される独立変速機走行モード駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば、8msec毎)に繰り返し実行される。このルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや車速センサ88からの車速V,第1変速機50の現在の変速段S1,第2変速機60の現在の変速段S2など駆動制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS300)。そして、入力したアクセル開度Accに基づいてエンジン22のスロットル開度Thを設定し(ステップS310)、設定したスロットル開度ThをエンジンECU29に送信する(ステップS320)。スロットル開度Thの設定については上述した。続いて、第1変速機50の変速段S1をアクセル開度Accと車速Vとに基づいて設定し(ステップS330)、現在の変速段と比較して変速段を変更する必要があるか否かを判定する(ステップS340)。第1変速機50の変速段S1は、実施例では、アクセル開度Accと車速Vと第1変速機50の変速段S1との関係を予め定めて第1変速段設定用マップとしてROM74に記憶しておき、アクセル開度Accと車速Vとが与えられると記憶したマップから対応する第1変速機50の変速段S1を導出して設定するものとした。図8に第1変速段設定用マップの一例を示す。このマップは、図示するように、第1変速機50が5段変速であることから、1速〜5速の領域に区分されるよう設定されている。実施例では、図4の変速段設定用マップの1−1速および2−1速の領域を1速の領域、1−2速および2−2速の領域を2速の領域、1−3速および2−3速の領域を3速の領域、1−4速および2−4速の領域を4速の領域、1−5速および2−5速の領域を5速の領域となるようにした。
第1変速機50の変速段を変更する必要があると判定されると、第2変速機60の状態を確認し(ステップS350)、第2変速機60が動力分配統合機構30のリングギヤ32を介して入力される動力を変速して駆動軸36に出力可能な状態にあるか否かを判定する(ステップS360)。第2変速機60が動力分配統合機構30のリングギヤ32を介して入力される動力を変速して駆動軸36に出力可能な状態にあるときには、第1変速機50の変速段の変更制御を開始する(ステップS370)。なお、ステップS340で第1変速機50の変速段を変更する必要がないと判定されたり、ステップS340では第1変速機50の変速段を変更する必要があると判定されてもステップS360で第2変速機60が動力分配統合機構30のリングギヤ32を介して入力される動力を変速して駆動軸36に出力可能な状態にないと判定されたときには、第1変速機50の変速制御は開始されない。
続いて、第2変速機60の変速段S2をアクセル開度Accと車速Vとに基づいて設定し(ステップS380)、現在の変速段と比較して変速段を変更する必要があるか否かを判定する(ステップS390)。第2変速機60の変速段S2は、実施例では、アクセル開度Accと車速Vと第2変速機60の変速段S2との関係を予め定めて第2変速段設定用マップとしてROM74に記憶しておき、アクセル開度Accと車速Vとが与えられると記憶したマップから対応する第2変速機60の変速段S2を導出して設定するものとした。図9に第2変速段設定用マップの一例を示す。このマップは、図示するように、第2変速機60が5段変速であることから、1速〜5速の領域に区分されるよう設定されている。実施例では、図4の変速段設定用マップの1−1速,2−1速,1−2速の領域を1速の領域、2−2速および1−3速の領域を2速の領域、2−3速および1−4速の領域を3速の領域、2−4速および1−5速の領域を4速の領域、2−5速の領域を5速の領域となるようにした。なお、第2変速機60の変速段S2の設定は、実施例では、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて設定するものとしたが、モータMGが効率よく運転されるよう車速Vとリングギヤ32の回転数とモータMGのトルク指令Tm*とに基づいて設定するものとしてもよい。
第2変速機60の変速段を変更する必要があると判定されると、第1変速機50の状態を確認し(ステップS400)、第1変速機50がエンジン22からの動力を変速して駆動軸36に出力可能な状態にあるか否かを判定する(ステップS410)。第1変速機50がエンジン22からの動力を変速して駆動軸36に出力可能な状態にあるときには、第2変速機60の変速段の変更制御を開始して(ステップS420)、本ルーチンを終了する。なお、ステップS390で第2変速機60の変速段を変更する必要がないと判定されたり、ステップS390では第2変速機60の変速段を変更する必要があると判定されてもステップS410で第1変速機50がエンジン22からの動力を変速して駆動軸36に出力可能な状態にないと判定されたときには、第2変速機60の変速制御は開始されず、本ルーチンを終了する。
ステップS330〜S420の処理を考えれば、第1変速機50の変速段の変更は第2変速機60が動力分配統合機構30のリングギヤ32を介して入力される動力を変速して駆動軸36に出力可能な状態にあるときに行なわれ、第2変速機60の変速段の変更は第1変速機50がエンジン22からの動力を変速して駆動軸36に出力可能な状態にあるときに行なわれる。このため、第1変速機50の変速段を変更するときには、エンジン22から出力されモータMGで反力をとることによりリングギヤ32に出力された動力を第2変速機60により変速して駆動軸36に出力して走行することができ、第2変速機60の変速段を変更するときには、エンジン22から出力された動力を第1変速機50により変速して駆動軸36に出力して走行することができる。即ち、第1変速機50の変速段を変更するときでも第2変速機60の変速段を変更するときでもエンジン22からの動力を駆動軸36に出力することができるのである。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、クラッチC2をオフとして二つの変速機50,60を独立の変速機として機能させるときには、第1変速機50の変速段を変更する際にはエンジン22から出力されモータMGで反力をとることによりリングギヤ32に出力された動力を第2変速機60により変速して駆動軸36に出力することができる状態であるのを確認し、第2変速機60の変速段を変更する際にはエンジン22から出力された動力を第1変速機50により変速して駆動軸36に出力することができる状態にあるのを確認するから、第1変速機50や第2変速機60の変速段を変更するときでもエンジン22からの動力を駆動軸36に出力することができる。この結果、第1変速機50や第2変速機60の変速段の変更をスムースに行なうことができる。もとより、第1変速機50や第2変速機60の変速段の変更の有無に拘わらず、運転者のアクセルペダル83の操作に基づく動力を駆動軸36に出力することができる。
また、実施例のハイブリッド自動車20によれば、クラッチC2をオンとすることにより、二つの変速機50,60を単一の変速機として機能させるから、モータMGの稼働範囲(出力範囲)を狭くすることができ、性能の低いモータを用いることができる。即ち、モータMGの体格を小さくすることができる。この場合でも、運転者のアクセルペダル83の操作に基づく動力を駆動軸36に出力することができる。さらに、クラッチC2をオンとした状態でクラッチC1をオフとすることにより、モータMGからの動力を二つの変速機50,60を単一の変速機として機能させて変速して駆動軸36に出力することができる。この場合でも、運転者のアクセルペダル83の操作に基づく動力を駆動軸36に出力することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、第1変速機50として5段変速の変速機を用い、第2変速機60としてリバース付きの5段変速の変速機を用いるものとしたが、第1変速機50や第2変速機60は、4段以下の変速機や6段以上の変速機を用いるものとしてもよい。この場合、第1変速機50の変速段数と第2変速機60の変速段数は同じ段数としてもよく異なる段数としてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、動力分配統合機構30としてシングルピニオン式のプラネタリギヤを用いるものとしたが、ダブルピニオン式のプラネタリギヤはもとより、エンジン22からの動力を分配できるものであれば如何なる機構を用いるものとしてもよい。
実施例では、本発明の一実施例をエンジン22とモータMGと動力分配統合機構30と第1変速機50と第2変速機60とを搭載するハイブリッド自動車20として説明したが、エンジン22とモータMGと動力分配統合機構30と第1変速機50と第2変速機60とを備える動力出力装置の形態としてもよいし、動力分配統合機構30と第1変速機50と第2変速機60とを備える駆動装置の形態としてもよい。動力出力装置や駆動装置の形態とする場合、これらを自動車以外の車両や船舶や航空機などの移動体に搭載するものとしてもよいし、建設設備などのように移動しない設備やシステムに組み込まれるものとしてもかまわない。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車などの移動体の製造産業や駆動装置製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例としての駆動装置を搭載するハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 ハイブリッド用電子制御ユニット70により実行されるモータ走行モード駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 トルク設定用マップの一例を示す説明図である。 単一の変速機としたときの変速段設定用マップの一例を示す説明図である。 ハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される単一変速機走行モード駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 スロットル開度設定用マップの一例を示す説明図である。 ハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される独立変速機走行モード駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 第1変速段設定用マップの一例を示す説明図である。 第2変速段設定用マップの一例を示す説明図である。
符号の説明
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、23 クランクシャフト、24 ギヤ、26 スタータモータ、27 ギヤ、29 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35 連絡ギヤ機構、35a,35b,35c ギヤ、36 駆動軸、36a〜36f 駆動ギヤ、37 ギヤ機構、38 デファレンシャルギヤ、39a,39b 駆動輪、42 インバータ、44 回転位置検出センサ、46 バッテリ、49 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、50 第1変速機、52 入力軸、52a〜52c 入力ギヤ、54a〜54e 変速ギヤ、55a〜55c 連結ギヤ、56a〜56c 操作部材、59 アクチュエータ、60 第2変速機、62 入力軸、62a〜62c 入力ギヤ、64a〜64e 変速ギヤ、65a〜65c 連結ギヤ、66a〜66c 操作部材、68a 伝達ギヤ、68b 反転ギヤ、69 アクチュエータ、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ。

Claims (9)

  1. 内燃機関の出力軸と電動機の回転軸と駆動軸とに接続された駆動装置であって、
    前記内燃機関の出力軸に連結された第1入力軸と前記駆動軸とに接続され、該第1入力軸と該駆動軸との切り離しと該第1入力軸に入力される動力を変速して前記駆動軸に出力する変速とが可能な第1変速手段と、
    第2入力軸と前記駆動軸とに接続され、該第2入力軸と該駆動軸との切り離しと該第2入力軸に入力される動力を変速して前記駆動軸に出力する変速とが可能な第2変速手段と、
    前記第1入力軸と前記第2入力軸と前記電動機の回転軸との3軸に接続され、該3軸のうちのいずれか2軸の回転に基づいて残余の軸を回転させる第1の連結と、前記3軸を一体回転させる第2の連結と、を切り替えて前記3軸を回転させる回転機構と、
    を備える駆動装置。
  2. 前記回転機構は、前記第1入力軸と前記第2入力軸と回転軸との3軸に接続され、該3軸のうちのいずれか2軸の回転に基づいて残余の軸を回転させる3軸式回転機構と、該3軸のうちのいずれか2軸の接続および接続の解除を行なう接続解除手段と、からなる手段である請求項1記載の駆動装置。
  3. 前記第1変速手段および前記第2変速手段は複数段に変速可能な有段変速機である請求項1または2記載の駆動装置。
  4. 内燃機関と、電動機と、該内燃機関の出力軸と該電動機の回転軸と駆動軸とに接続された請求項1ないし3いずれか記載の駆動装置とを備える動力出力装置であって、
    前記回転機構を前記第1の連結として前記3軸を回転させるときには前記第1変速手段と前記第2変速手段とを切り替えて用いて前記内燃機関からの動力を変速して前記駆動軸に出力するよう該第1変速手段と該第2変速手段と前記電動機とを制御し、前記回転機構を前記第2の連結として前記3軸を回転させるときには前記第1変速手段と前記第2変速手段とを単一の変速機として用いて前記内燃機関からの動力を変速して前記駆動軸に出力するよう該第1変速手段と該第2変速手段と前記電動機とを制御する制御手段を備える動力出力装置。
  5. 前記制御手段は、前記回転機構を前記第1の連結として前記3軸を回転させる最中に前記第1変速手段と前記第2変速手段とのうち一方の変速手段の変速比を変更するときには他方の変速手段による変速が可能な状態であるのを確認してから該一方の変速手段の変速比を変更する手段である請求項4記載の動力出力装置。
  6. 前記制御手段は、前記回転機構を前記第1の連結として前記3軸を回転させる最中に前記第1変速手段の変速比を変更するときには、前記第2変速手段による変速が可能な状態であるときには直ちに前記第1変速手段の変速比を変更し、前記第2変速手段による変速が可能な状態でないときには該第2変速手段による変速が可能な状態とした後に前記第1変速手段の変速比を変更する手段である請求項4記載の動力出力装置。
  7. 前記制御手段は、前記回転機構を前記第1の連結として前記3軸を回転させるときには、主として前記第1変速手段を用いて前記内燃機関からの動力を変速して前記駆動軸に出力すると共に主として前記第2変速手段を用いて前記電動機が効率のよく運転されるよう前記第1変速手段と前記第2変速手段と前記電動機とを制御する手段である請求項4ないし6いずれか記載の動力出力装置。
  8. 請求項4ないし7いずれか記載の動力出力装置であって、
    前記駆動軸に要求される要求動力を設定する要求動力設定手段を備え、
    前記制御手段は、前記設定された要求動力に基づく動力が前記駆動軸に出力されるよう前記内燃機関と前記第1変速手段と前記第2変速手段と前記電動機とを制御する手段である
    動力出力装置。
  9. 請求項4ないし8いずれか記載の動力出力装置を搭載し、車軸が前記駆動軸に連結されてなる自動車。
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