JP2005080827A - 吸収性物品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 所定の模様を所定の部位に精度良く配置することができ、且つ模様の位置修正を迅速に行うことができる新規な吸収性物品の製造方法を提供する。
【解決手段】 第1基材シート1を繰出し装置11で連続的に繰出して搬送し、これとは別に第2基材シート2を連続的に繰出して搬送し、これら基材シート1,2を貼り合せ位置bで貼り合せて連続する積層体8を形成した後、該積層体cを切断位置cで一定長さLに切断して個々の吸収性物品5を製造する。第1基材シート1には、模様6が吸収性物品の切断長さLよりも短い印刷ピッチPで印刷され、印刷ピッチPの間隔でピッチ基準マーク7が配置されている。貼り合せ位置bの前には第1基材シート1の搬送速度を調整する調整手段13が設けられ、該調整手段13により、第1基材シート1のピッチ基準マーク7の位置を調整すると共に、第1基材シート1を伸縮させて両基材シート1,2を貼り合せ切断する際の印刷ピッチPを吸収性物品の切断長さLと一致させ、吸収性物品5の所定部位に模様6が位置するよう第1基材シート1の搬送速度を制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明は吸収性物品の製造方法に関し、詳しくは、所定の模様が所定部位に配置された吸収性物品を製造する方法に関するものである。
従来、紙おむつなどの吸収性物品を製造する方法として、例えば特許文献1に記載されるように、液不透過性シートと吸収体形成用シートを貼り合せて連続する積層体を形成し、該積層体を一定間隔毎に切断して吸収性本体を得、該吸収性本体を外層シートの所定箇所に貼り付けて製品とする方法や、特許文献2に記載されるように、吸収体を一定間隔ごとに貼り付けた液透過性シートと、液不透過性シートを貼り合せて連続する積層体を形成し、該積層体を一定間隔毎に切断して製品とする方法が知られている。
液不透過性シートは吸収性物品の非肌当接面側に配されるもので、この液不透過性シートには、製品着用時に吸収体を着用者の所定箇所に位置させるための所定の模様が印刷されており、例えば紙おむつにおいては前記模様が後身頃に配置され、その模様が着用者の背面側に位置するよう着用することで、吸収体が所定箇所に位置して吸収漏れなどが起こることなく適正な使用がなされるようになっている。
すなわち、これら特許文献に記載の方法は、前記模様を、吸収性物品を製造する際に所定部位に配置しようとするもので、前記特許文献1では、連続部材(液不透過性シート)の切断長さよりも短いピッチで所定の模様を印刷し、該連続部材を伸張して繰り出すことで前記切断長さと印刷ピッチを一致させると共に、切断部材の位置に対し前記模様を配すべき位置と、搬送中の連続部材における模様の位置との差を演算し、該演算値に基づき、連続部材の繰り出し速度を制御して、前記模様が所定部位に位置するよう調整することが提案されている。
また、特許文献2では、一定間隔毎に図柄(模様)が印刷された第2の層(液不透過性シート)の搬送途中部位に選択的に圧力を加えて図柄の印刷ピッチを調整すると共に、該第2の層と、吸収体が一定間隔毎に貼り付けられた第1の層(液透過性シート)とを貼り合せた後に、吸収体の位置と図柄の位置をそれぞれセンサーで検出し、その検出信号に基づいて第2の層の搬送速度を調整することで、前記模様が所定部位に位置するよう調整することが提案されている。
特開2001−29385号公報(図1参照) 特表2002−512566号公報(図5参照)
しかし、特許文献1の方法では、搬送中の連続部材における模様の位置を該連続部材の繰り出し直後に検出しており、該検出位置から、連続部材と吸収体形成用シートの貼り合せ位置までの距離が長くなり、連続部材のテンション変動により模様の位置が搬送途中でずれる虞れがある。また、連続部材の繰出し速度の調整により位置修正を実施し、切断部材の位置と搬送中の連続部材における模様の位置を検出し、その検出結果と前記模様が配されるべき位置との差を演算し、その演算結果に基づき連続部材の繰出し速度を調整するので、結果として模様の位置調整に時間がかかり、部材の調整ロスも多くなるという問題が考えられる。
一方、特許文献2の方法では、搬送中の第2の層における図柄の位置検出、該図柄の印刷ピッチの調整、該第2の層の搬送速度の調整を、第2の層の繰出し直後に行っているため、貼り合せ位置までの距離が長くなって図柄の位置が途中でずれる虞れがある。したがって、図柄の位置調整に時間がかかったり、調整のための部材のロスも発生し易いという問題が考えられる。また、印刷ピッチを調整するための複雑な加圧手段と、図柄の位置を修正するための搬送速度調整手段を別々に備え、マーク検出器の信号と貼り合せ後の吸収体と図柄の位置ずれを検出し、その結果に基づき印刷ピッチの調整と図柄の位置修正を個別に調整するので、該方法を実施するための装置構成が複雑になるという問題がある。
本発明はこのような従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、前記した従来の方法による問題点を解消し、所定の模様を所定の部位に精度良く配置することができ、且つ模様の位置修正を迅速に行うことができ、しかも簡単な装置構成で実施可能な吸収性物品の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1は、長尺状の第1基材シートを所定の繰出し位置から連続的に繰出して搬送し、これとは別に、長尺状の第2基材シートを連続的に繰出して搬送し、これら第1及び第2基材シートを所定の貼り合せ位置で貼り合せて連続する積層体を形成した後、所定の切断位置で前記連続する積層体を一定間隔で切断して個々の吸収性物品を製造する方法であって、
前記第1基材シートには、所定の模様が、前記吸収性物品の切断長さよりも短い印刷ピッチで印刷されており、
前記貼り合せ位置の前には、前記第1基材シートの搬送速度を調整する調整手段が設けられており、該調整手段において速度調整することにより、前記第1基材シートの模様の位置を調整すると共に、前記第1基材シートと前記第2基材シートを貼り合せて切断する際の前記模様の印刷ピッチを前記吸収性物品の切断長さと一致させ、前記吸収性物品の所定部位に前記所定の模様が位置するように制御することを特徴とする。
本発明において第1基材シートは、少なくとも伸張性を有するシートであり、伸縮性を有するシートであることがより好ましい。伸縮性を有するシートの場合、前記調整手段の速度調整により、印刷ピッチの調整をより容易に行うことができる。
本発明の請求項2は、前記調整手段が前記貼り合せ位置の直近に設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項3は、前記第1基材シートが、予め別ラインにて前記所定の模様を印刷されたものであることを特徴とする。
本発明の請求項4は、前記調整手段と前記貼り合せ位置の間に、前記第1基材シートの前記模様の印刷ピッチに対応して配されたピッチ基準マークを検出するマーク検出手段が配置されており、該マーク検出手段からの検出信号に基づき、前記調整手段により前記第1基材シートの搬送速度を制御することを特徴とする。
本発明の請求項5は、前記第1基材シートには、前記模様の印刷ピッチに対応して、前記ピッチ基準マークが、前記模様とは別に印刷されていることを特徴とする。
本発明の請求項6は、前記マーク検出手段により検出される前記第1基材シート搬送中の前記模様の位置と、前記吸収性物品の所定部位に前記所定の模様を配置するために予め決められた前記模様の位置との差を算出し、該算出値に基づき、前記調整手段により前記第1基材シートの搬送速度を加減速して、前記所定の模様を前記吸収性物品の所定部位に配置させることを特徴とする。
本発明の請求項7は、前記調整手段が、回転速度を制御可能な少なくとも一つのロールからなることを特徴とする。
本発明の請求項8は、前記調整手段が、回転速度を制御可能な少なくとも二つのロールからなり、それらロールを、前記第1基材シートに接着剤を塗布するための接着剤塗布手段の前後に配置し、それらロールの回転速度を加減速することで前記第1基材シートの搬送速度を加減速して、前記所定の模様を前記吸収性物品の所定部位に配置させることを特徴とする。
本発明の請求項9は、前記第1基材シートの繰出し位置と前記調整手段の間に、前記第1基材シートの搬送途中のテンションを検出するテンション検出手段が配置されており、該テンション検出手段からの検出信号に基づき、前記繰出し位置からの第1基材シートの繰出し速度を制御することを特徴とする。
本発明の請求項10は、前記第2基材シートが吸収体を所定間隔毎に貼り付けたものであり、該吸収体が所定箇所に配されるよう、前記所定の切断位置で前記連続する積層体を一定間隔で切断して前記個々の吸収性物品を製造することを特徴とする。
本発明に係る吸収性物品の製造方法によれば、以下に記載されるような効果がある。
(請求項1)
第1基材シートに印刷された模様の印刷ピッチの調整と該印刷ピッチのずれの修正を、第1基材シートと第2基材シートの貼り合せ位置の前に設けた調整手段により行うので、前記模様の位置修正を、簡単な構成により精度良く迅速に行うことができる。また、吸収性物品の切断長さよりも短い一定ピッチで模様が印刷された第1基材シートを用い、該第1基材シートにテンションを掛けて所定のピッチに伸ばして位置調整を行うので、皺やたるみが生じることなく、吸収性物品を製造することができる。したがって、所定部位に模様が配置された吸収性物品を効率良く製造することが可能になる。
(請求項2)
第1及び第2基材シートの貼り合せ位置の直近に設けた調整手段により第1基材シートの搬送速度を調整するので、模様の位置修正をより精度良く迅速に行うことができると共に、調整ロスも少なくなる。よって、請求項1による前述の効果をより実効あるものとし得る。
(請求項3)
予め別ラインにて模様が印刷された第1基材シートを用いるので、前記模様の印刷手段が不要なコンパクトな構成で実施可能であり、汎用性の高い吸収性物品の製造方法として供することができる。
(請求項4)
搬送中の第1基材シートにおける模様の印刷ピッチ毎に配置されているピッチ基準マークをマーク検出手段で検出し、その検出信号に基づき調整手段による調整を行って前記模様の位置ずれを修正し、それにより前記模様の印刷ピッチの修正を行うことができるので、請求項1による前述の効果をより実効あるものとし得る。
(請求項5)
ピッチ基準マークが模様とは別に印刷されているので、マーク検出手段による検出をより高精度で行うことができる。よって、請求項1による前述の効果をより実効あるものとし得る。
(請求項6)
マーク検出手段により検出される第1基材シート搬送中の模様の位置と、吸収性物品の所定部位に模様を配置するために予め決められた模様の位置との差の算出値に基づき、調整手段による調整を行って前記模様の位置ずれを修正し、それにより前記模様の印刷ピッチを修正することができるので、請求項1による前述の効果をより実効あるものとし得る。
(請求項7)
回転速度を制御可能な少なくとも一つのロールにより調整手段を構成したので、複雑な加圧手段を用いて模様の印刷ピッチを調整するような場合に比べ構成が簡素化される。よって、請求項1による前述の効果をより実効あるものとし得る。
(請求項8)
調整手段が少なくとも二つのロールを有するので、第2基材シートとの貼り合せのためにホットメルトなどの接着剤を塗布手段により第1基材シートの搬送中に塗布する場合、一方のロールを該接着剤塗布位置の上流側に、他方のロールを下流側に配することで、接着剤が塗布された第1基材シートに対しても、請求項1による前述の効果を得ることができる。
(請求項9)
第1基材シートの搬送速度の制御に伴うテンションの変動を検出し、該検出結果に基づき繰出し速度を制御し第1基材シートのテンションを調整するので、第1基材シートに皺、たるみ、蛇行などが発生することを未然に防いで、請求項1による前述の効果をより実効あるものとし得る。
(請求項10)
第1及び第2基材シートの間に吸収体が配され所定長さに切断される吸収性物品の所定箇所に模様を配することができる方法として好適に供することができる。
以下、本発明に係る吸収性物品の製造方法について詳述する。
本発明に係る吸収性物品の製造方法は、長尺状で少なくとも伸張性を有し、好ましくは伸縮性を有する第1基材シートを所定の繰出し位置から連続的に繰出して搬送し、これとは別に、長尺状の第2基材シートを連続的に繰出して搬送し、これら第1及び第2基材シートを所定の貼り合せ位置で貼り合せて連続する積層体を形成した後、所定の切断位置で前記連続する積層体を一定間隔で切断して個々の吸収性物品を製造する方法であって、
前記第1基材シートには、所定の模様が、前記吸収性物品の切断長さよりも短い印刷ピッチで印刷されており、
前記貼り合せ位置の前には、前記第1基材シートの搬送速度を調整する調整手段が設けられており、該調整手段の速度調整により、前記第1基材シートの模様の位置を調整すると共に、前記第1基材シートを伸張(又は伸縮)させ、前記第1基材シートと前記第2基材シートを貼り合せて切断する際の前記模様の印刷ピッチを前記吸収性物品の切断長さと一致させ、前記吸収性物品の所定部位に前記所定の模様が位置するように制御することを特徴とするものである。
本発明において使用される第1基材シートは、長尺シート状であってわずかでも伸縮性があれば良く、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、その他の熱可塑性樹脂等を原料とした合成繊維、レーヨン、コットンなどの天然繊維などからなる不織布、ポリエチレンやポリプロピレンなどのフィルムなど用いることができ、異なる素材を2層以上重ねた複合シートでもかまわない。
特に、フィルム状の第1基材シートであると、模様の印刷が容易で、模様も鮮明となるので好ましい。通常、この種の吸収性物品の液不通過性シートとして使用されるポリエチレンフィルムが好ましく用いられ、一般的には炭酸カルシウムを含有する透湿性のポリエチレンフィルムが用いられる。
第1基材シートには一定の印刷ピッチPをもって模様が印刷されており、該印刷ピッチPは、第1基材シートと第2基材シートを貼り合せた後に切断される長さ、すなわち吸収性物品の切断長さLよりも短くなっている。
ここで、印刷ピッチPとは、繰出し位置にセットする前の無張力状態の第1基材シートにおける隣り合わせる模様間の印刷ピッチであり、また、吸収性物品の切断長さLとは、切断直後の無張力状態の吸収性物品の長さである。
印刷ピッチPが前記切断長さLよりも長いと、模様の位置合せをするために第1基材シートの搬送速度を早くした際に該第1基材がたるんで蛇行や皺が入るため好ましくない。
また、印刷ピッチPは、前記切断長さLに対して、0.3%〜5%短いことが好ましい。
前記切断長さLに対する印刷ピッチPの短さの割合が0.3%未満では、模様の位置合せをするために第1基材シートの搬送速度を変動させた際、第1基材シートがたるむ虞れがあるため好ましくない。
前記切断長さLに対する印刷ピッチPの短さの割合が5%を越えると、第1基材シートの収縮力が強すぎた場合、吸収性物品に形成された後に皺が入ったり変形する虞れがあるため好ましくない。
第1基材シートに一定の印刷ピッチPをもって印刷される夫々の模様は、同一の図柄でも良いし、異なる複数種類の図柄が規則的に若しくは不規則的に配列するよう印刷されたものでも良い。
複数種類の図柄を印刷されている方が、多数の吸収性物品を包装袋に封入した際、各吸収性物品に夫々異なった図柄が施され、製品としてバラエティーに富むため好ましい。
前記印刷ピッチPは、吸収性物品一組に対応する前記模様のピッチであり、各模様毎に前記印刷ピッチPの間隔でピッチの基準となる検知可能部分(模様の特定部分)を決めておくことが好ましい。さらに、前記模様に対応して、前記印刷ピッチPの間隔でピッチの基準となる検知可能なマークを、模様とは別に印刷しておくことが好ましい。
本発明において、ピッチ基準マークは、前記印刷ピッチPの基準となる模様の特定部分と、模様とは別に印刷されたマークの双方を含むものである。
前記模様やピッチ基準マークは、第1基材シートに予め印刷されていることが好ましいが、吸収性物品の製造工程上で印刷することもできる。
但し、吸収性物品の製造工程上で印刷を施す場合、印刷手段が別途必要になり装置が大型化し、大きな設備スペースが必要になると共に、異なる模様やピッチ基準マークを印刷することが困難になり汎用性が悪いため、予め模様やピッチ基準マークが印刷された第1基材シートを用いる方が好ましい。
第1基材に対する模様やピッチ基準マークの印刷方法としては、この種の吸収性物品において一般的に用いられるものであれば良く、例えば、グラビア印刷、フレキソ印刷、インクジェット印刷などをあげることができる。
模様やピッチ基準マークが予め印刷された第1基材シートを用いる場合、前記印刷ピッチPが0.1%〜5%伸張された状態で該第1基材シートをロール状に巻き取り、このロール状物を繰出し位置にセットし、繰出し装置で繰出すようにすることが好ましい。
該ロール状物に巻き取る際の印刷ピッチPの伸張割合が0.1%未満では、第1基材シートの巻取りが安定せず、蛇行して巻かれる虞れがあるため好ましくない、また、前記印刷ピッチPの伸張割合が5%を越えると、該ロール状物を吸収性物品の製造に供するまでに長期間保管した場合、伸張状態で長期間保たれるため第1基材シートが伸びきってしまう虞れがあり、模様を位置合せするための制御がし難くなるため好ましくない。
前記ロール状物に巻き取る際の印刷ピッチPの伸張割合は、0.3%〜3%であることがより好ましい。
本発明において、第1基材シートは前記したようにロール状物に巻き取られ、繰出し位置にセットして繰出し装置により連続的に繰出して搬送され、第2基材シートとの貼り合せ位置の手前で、その搬送速度を調整する調整手段を経て、第2基材シートとの貼り合せ位置に至る。
第2基材シートは、第1基材シートとは別の繰出し位置にセットされ、別の繰出し装置により連続的に繰出して搬送され、前記貼り合せ位置に至る。
本発明において、第2基材シートは特に限定されるものではないが、例えば、この種の吸収性物品に用いられる吸収体形成用シートや、予め所定長さに切断されたパルプと吸収性樹脂からなる吸収体を所定間隔毎に貼り合わせた液通過性の表面材からなる長尺状のシートを挙げることができる。該長尺状シートには、弾性体とシートからなるギャザーなどが配置されていても良い。
また、第2基材シートとして複数の素材が積層されたシートを用いることもでき、それら複数の素材の貼り合せや、前記液通過性表面材への吸収体の貼り合せは、第1基材シートと第2基材シートの貼り合せ位置で同時に行うようにしても良い。
第1基材シートと第2基材シートは、貼り合せ位置で貼り合されて連続する積層体となり、該積層体は切断位置に搬送され、所望の切断手段により、吸収性物品一個分の長さ(吸収性物品の長さL)で切断される。これにより得られた吸収性物品は、後の吸収性物品組立工程へと搬送される。
第1基材シートの繰出し位置から貼り合せ位置までの間には、該第1基材シートにおける各模様の印刷ピッチP毎に配置されたピッチ基準マーク(模様の特定の位置または模様とは別に配したマーク)を検出するマーク検出手段が、少なくとも一箇所配置され、該マーク検出手段からの検出信号に基づき調整手段が作動して、第1基材シートの搬送速度が制御される。
マーク検出手段は特に限定されるものではなく、前記各模様やピッチ基準マークを検出すると検出信号を発するイメージセンサーやカラーセンサーなど、一般的に使われるマーク検出器が利用でき、印刷の有り無しや印刷色の変化を読み取れれば良いが、カラーセンサーが安価であるため好ましく用いることができる。
マーク検出手段は、貼り合せ位置と調整手段の間で、且つ貼り合せ位置の近傍にあることが好ましい。
マーク検出手段が第1基材シートの搬送経路における調整手段の前(上流側)にあると、調整手段により制御される前の印刷ピッチPが検出され、模様の位置ずれが正確に修正されたか否かが検出されないので好ましくない。
マーク検出手段が第1基材シートの搬送経路における調整手段の後(下流側)にあると、調整手段により制御された後の印刷ピッチPが検出され、模様の位置ずれが正確に修正されたか否かが検出できるため好ましい。
調整手段は、第1基材シートの搬送経路における前記貼り合せ位置の前(上流側)で、且つ該貼り合せ位置近傍にあることが好ましい。詳しくは、調整手段と貼り合せ位置の間の距離が0.1m〜10mであることが好ましく、更に好ましくは5m以下の直近であることが良い。更に、貼り合せ位置直前の駆動ロールが回転速度を調整できる調整手段であることが好ましい。
すなわち、第1基材シートに印刷された各模様の位置を吸収性物品の所定部位に合せるべく、調整手段で第1基材シートの搬送速度を調整して前記模様の位置を修正するので、調整手段と貼り合せ位置の間の距離が短いほど好ましく、該距離が長いと、第1基材シートの伸縮などにより修正した模様の位置が変動し安定しない虞れがあるため好ましくない。
但し、第1基材シートを巻き取った前記ロール状物の大きさなどから、調整手段と貼り合せ位置間の距離を0.1m未満にする事は、実質的に困難である。
調整手段としては、回転速度が加減速可能である少なくとも1つのロールを備えた手段が例示でき、前記マーク検出手段からの検出信号に基づき、該ロールの回転速度をサーボモーターなどにより変化させ、第1基材シートの搬送速度を加減速すると共に該第1基材シートを伸縮させて、前記ピッチ基準マークの切断基準位置(第1及び第2基材シートを貼り合せ所定長さに切断する際の基準位置)に対する位置を調整することにより、前記第1及び第2基材シートを貼り合せ切断する際の前記模様の位置を調整すると共に、前記印刷ピッチPを前記吸収性物品の切断長さと一致させ、前記吸収性物品の所定部位に前記所定の模様が位置するよう構成する。
すなわち、ピッチ基準マークの位置がずれて模様を早く送る必要がある場合は、調整手段によって第1基材シートの搬送速度を速くし、ピッチ基準マークの位置を修正すると共に、調整手段と貼り合せ位置の間で第1基材シートを収縮させ印刷ピッチPを短くして、そのずれを修正し得るよう構成されている。
また、ピッチ基準マークの位置がずれて模様を遅らせる必要がある場合は、調整手段によって第1基材シートの搬送速度を遅くし、ピッチ基準マークの位置を修正すると共に、調整手段と貼り合せ位置の間で第1基材シートを伸張させ印刷ピッチPを長くして、そのずれを修正し得るよう構成されている。
また、印刷ピッチPは切断長さより予め短く設定してあるので、調整手段は、貼り合せ位置で第1及び第2基材シートを貼り合せた積層体を切断位置へ搬送する搬送速度に対し、第1基材シートを低速で送り出すことで、第1基材シートを伸張させて該第1基材シートと前記第2基材シートを貼り合せ切断する際の前記模様の印刷ピッチPを前記吸収性物品の切断長さと一致させ得るよう構成されている。
前記したピッチ基準マークのずれの修正は、マーク検出手段により検出された第1基材シート搬送中の模様の位置と、吸収性物品の所定部位に該模様を配置するために予め決められた模様の位置との差を算出し、該算出値に基づき、調整手段のロールの回転速度を加減速することにより実施するのが好ましい。
すなわち、第1基材シートの搬送中に、ピッチ基準マーク(模様の特定部分又は模様とは別に印刷されたマーク)がマーク検出手段で検出されるタイミングが、予め決められたタイミング(吸収性物品の所定部位に該模様を配置するためにピッチ基準マークがマーク検出手段で検出されるべきタイミング)よりも遅い場合、第1基材シートの搬送速度を速くすることで、ピッチ基準マークの位置を修正すると共に、調整手段と貼り合せ位置の間で第1基材シートが収縮し印刷ピッチPが短くなるよう修正され、吸収性物品の所定部位に模様が配置される。
第1基材シートの搬送中に、ピッチ基準マークがマーク検出手段で検出されるタイミングが、予め決められたタイミングよりも早い場合、第1基材シートの搬送速度を遅くすることで、ピッチ基準マークの位置を修正すると共に、調整手段と貼り合せ位置の間で第1基材シートが伸張し印刷ピッチPが長くなるよう修正され、吸収性物品の所定部位に模様が配置される。
前記予め決められたタイミングは、吸収性物品を所定長さLに切断する際に該吸収性物品の所定部位(切断位置から所定寸法離間した位置)にピッチ基準マークが配置されるようなタイミングを基準として設定することができ、例えば、吸収性物品を所定長さLに切断するための切断手段の位置(例えば、切断カッターの角度の検出手段)などを基準の信号として利用することができる。
また、印刷ピッチの距離を算出し、演算により前記予め決められたタイミングの設定に用いることも可能で、算出された印刷ピッチの値を調整プログラムに利用することもできる。
調整手段は、2本以上のロールで構成されることが望ましい。該ロールの回転速度の加減速が第1基材シートの搬送速度を正確に加減速し得るようにするため、少なくとも1本のロールは、第1基材シートを挟んでスリップしないように加圧するニップロールを備えることが好ましい。
通常、第1基材シートはホットメルトなどの接着剤を塗布された後第2基材シートと貼り合されるが、接着剤を塗布した後はニップすることができない。よって、調整手段と貼り合せ位置の距離を短くするには、接着剤の塗布後に、前記ニップロールを備えない調整用のロールがあると良い。
すなわち、最も好ましい調整手段は、第1基材シートの繰出し位置側に、ニップロールを備えた搬送速度調整用の駆動ロールが配置され、貼り合せ位置側に、ニップロールの無い搬送速度調整用駆動ロールが配置され、これら駆動ロールの間に接着剤塗布手段が配置されたものである。
調整手段を構成する複数本のロールは、すべて同速回転するものでも良いし、段階的に回転速度が変化するものでも構わない。
第1基材シートの繰出し位置と調整手段の間には、ダンサーロール等によるテンション検出手段を設け、該テンション検出手段からの検出信号に基づき、第1基材シートの搬送中のテンションが一定になる様、第1基材シートの繰出し速度を調整することが好ましい。
尚、第1基材シートの搬送中のテンションを制御しない場合、該テンションの変動により、繰出し時の第1基材シートにおける模様の印刷ピッチが大きく変動する虞れがあるため、前記テンションを所定の値に制御することが好ましく、該テンション制御のために第1基材シートの繰出し速度を調整可能とすることが好ましい。
本発明において、第1及び第2基材シートを貼り合せてなる積層体は、前身頃と後身頃を別途固定した上で一定ピッチで切断することで展開型の紙おむつとしたり、或いは、一定ピッチで切断した上で外装部材と一体化してパンツ型の紙おむつとすることができる。
以下、図1〜図4を参照して、本発明に係る吸収性物品の製造方法をより具体的に説明するが、本発明は該実施例に限定されるものではない。
図1、図2には第1基材シート1に印刷される模様パターンの一例を示す。
第1基材シート1は液不通過性シートとしてのポリエチレンフィルムからなる長尺状で伸張性を有するシートであり、吸収性物品の非肌接触面側である裏面シートを構成する。
図1に示す第1基材シート1には、前述した印刷ピッチPをもって同一の模様6が印刷されると共に、その印刷ピッチPを検出するためのピッチ基準マーク7が、各模様6毎にに対応して、模様6にかからないよう前記印刷ピッチPをもって印刷されている。
印刷ピッチ6は、無張力状態の第1基材シート1における隣り合わせる模様6のピッチ、及びこの模様6に対応して設けられたピッチ基準マーク7間のピッチであり、吸収性物品5の切断長さLよりも短くなっている。
図2に示す第1基材シート1は、前記印刷ピッチPをもって、異なる二種類の模様6が交互に位置するよう印刷したものである。それ以外の構成は図1に示す第1基材シート1と同様のため、重複する説明は省略する。
本発明では、図1、図2に示すいずれの第1基材シート1を用いても良いし、異なる複数種の模様が前記印刷ピッチPをもって規則的に又は不規則的に位置するよう印刷された第1基材シート1を用いることもできる。
第2基材シート2は、別途所定長さに切断された吸収体3を、所定間隔毎に、液通過性シート4に配置して形成された連続体であり、液通過性シート4は、吸収性物品の肌接触面側である表面シートを構成する(図3、図4参照)。
図3には、本発明に係る吸収性物品の製造方法を実施する装置の模式図を示す。
この装置は、前記印刷ピッチPが0.1%〜5%伸張された状態で第1基材シート1を巻き取ったロール状物10を、繰出し位置aにセットして繰出し装置11で繰出すようにすると共に、繰出された第1基材シート1が、テンション検出手段としてのダンサーロール12、調整手段13の搬送速度調整用の駆動ロール14、ピッチ基準マーク7を検出するマーク検出手段としてのマーク検出器15などを経て貼り合せ位置bに至り、該貼り合せ位置bにて、別の繰出し位置から繰出された第2基材シート2と前記第1基材シート1を貼り合せて連続する積層体8を形成した後、該積層体8を次工程になる切断位置cに搬送し、該切断位置cで積層体8を一定間隔で切断して個々の吸収性物品5を製造するようになっている。
貼り合せ位置bには上下一対のベルトコンベヤ16、17が設置され、第1基材シート1と第2基材シート2を貼り合せて連続する積層体8を形成し、該積層体8を切断位置cに搬送するようになっている。
貼り合せ位置bの手前には、前記上下のベルトコンベヤ16、17間に吸収体3を所定速度で送り込むベルトコンベヤ18が設置され、所定間隔毎に吸収体3を備えた第2基材シート2が貼り合せ位置bに供給されるようになっている。
前記駆動ロール14はニップロール14’を備えており、前記積層体8を切断位置cへ搬送する搬送速度に対し、第1基材シート1の速度を調整できるように構成されている。また、印刷ピッチPが吸収性物品の切断長さLより短く設定された第1基材シート1を、前記搬送速度より低速で貼り合せ位置bへ送り出すことで、第1基材シート1を伸張させて第2基材シート2と貼り合せ切断する際の前記模様6の印刷ピッチPを、吸収性物品5の切断長さLと一致させることができるように構成されている。
また、駆動ロール14は、マーク検出器15によるピッチ基準マーク7の検出信号に基づきその回転速度が加減速され、吸収性物品5に対する模様6の位置がずれた場合、第1基材シート1の搬送速度が加減速され、吸収性物品5におけるピッチ基準マーク7の位置を修正することができるように構成されている。
切断位置cには、前記カッターロールの切断カッターの角度を検出する検出器21が設けられ、該検出器21で検出した切断カッターの位置検出信号を基準とし、予め決められたタイミング(吸収性物品5の所定部位に模様6を配置するためにピッチ基準マーク7がマーク検出器15で検出されるべきタイミング)を設定し、ピッチ基準マーク7がマーク検出器15で検出されたタイミングが、その予め決められたタイミングより遅い又は早い場合、第1基材シート1の搬送速度が加減速され、模様6の位置ずれ(吸収性物品5におけるピッチ基準マーク7の位置ずれ)を修正して、吸収性物品5の所定部位に模様6が配されるようになっている。
駆動ロール14の加減速により生じた第1基材シート1のテンションの変動はダンサーロール12で検知され、その検出信号に基づき、繰出し装置11の駆動ロール19の回転速度が加減速され、第1基材シート1のテンションを所定値に調整し得るようになっている。
このような構成になる図示例の装置によれば、吸収体3を所定間隔毎に備えた第2基材シート2は、所定の一定速度で搬送され、貼り合せ位置bで第1基材シート1と貼り合せた後、切断手段20により、吸収体3が所定箇所に配されるよう、所定の位置で所定長さLをもって切断される。第2基材シートの切断位置の調整は、切断手段20により所定の一定速度で積層体8を切断しつつ、吸収体3の供給タイミングを調整する方法等により実施することができる。
また、第1基材シート1は、繰出し装置11、駆動ロール14により、印刷ピッチPが伸張された状態で貼り合せ位置bに供給され、第2基材シート2に貼り合される。
検出器21が検出した切断カッターの位置検出信号と、マーク検出器15が検出したピッチ基準マーク7の検出信号のタイミングがずれた場合、駆動ロール14が加減速されて第1基材シート1の搬送速度が調整され、模様6の位置ずれを修正して吸収性物品5の所定部位に模様6が配される。
また、前記加減速により生じた第1基材シート1のテンション変動は、ダンサーロール12からの検出信号に基づき駆動ロール19の加減速により調整され、テンションが所定値に保たれる。
このようにして搬送速度とテンションが適時に調整されながら搬送される第1基材シート1と、これとは別に搬送される第2基材シートとは、その後の切断長さLと模様6の印刷ピッチPが一致した状態で貼り合され、切断手段20で所定の長さLに切断され、個々の吸収性物品5となる。
得られた吸収性物品5には、所定部位に模様6が配されており、ベルトコンベヤ22で別の組立工程に送られ、紙おむつなどの製品に組み立てられる。
図4には、前述した装置における調整手段13が2本の駆動ロール14a、14bで構成されると共に、両駆動ロール14a、14bの間に、第1基材シート1への接着剤塗布手段としての接着剤塗布装置23が配設された例を示す。
第1基材シート1の繰出し位置a側に配置される駆動ロール14aはニップロール14cを有し、貼り合せ位置b側に配置される駆動ロール14bはニップロールの無いロールであり、これら駆動ロール14a、14bの間に接着剤塗布装置23を配置することで、第2基材シートとの貼り合せのためにホットメルトなどの接着剤を塗布された第1基材シート1に対しても、前述したように模様6の位置ずれを修正して、吸収性物品5の所定部位に模様6が配されるようになっている。
それ以外の構成および作動は図3に示す例と同様のため、重複する説明は省略する。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明に係る吸収性物品の製造方法は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に記載された技術的思想の範疇において種々の変更が可能であることは言うまでも無い。
本発明は、紙おむつなどの吸収性物品の所定の部位に所定の模様を配置する際の製造方法として有効であり、簡単な設備で効率良く模様の位置調整が可能である。
また、本発明の製造方法によって製造される吸収性物品は、一定位置に所定の模様が配置されるため、所定の模様が吸収性物品の前後の目安となる。更に、文字により前後の表示や製品の表示などをする場合にも有効に用いることができる。
本発明で用いる第1基材シートの印刷模様パターンの一例を示す平面図。 本発明で用いる第1基材シートの印刷模様パターンの他例を示す平面図。 本発明に係る吸収性物品の製造方法の実施形態の一例を示す模式図。 本発明に係る吸収性物品の製造方法の実施形態の他例を示す模式図。
符号の説明
1:第1基材シート
2:第2基材シート
3:吸収体
4:液通過性シート
5:吸収性物品
6:模様
7:ピッチ基準マーク
8:積層体
10:ロール状物(第1基材シート)
11:繰出し装置
12:ダンサーロール(テンション検出手段)
13:調整手段
14、14a、14b:駆動ロール(調整手段)
15:マーク検出器(マーク検出手段)
20:切断手段
23:接着剤塗布装置(接着剤塗布手段)
a:繰出し位置
b:貼り合せ位置
c:切断位置
P:印刷ピッチ
L:吸収性物品の切断長さ

Claims (10)

  1. 長尺状の第1基材シートを所定の繰出し位置から連続的に繰出して搬送し、これとは別に、長尺状の第2基材シートを連続的に繰出して搬送し、これら第1及び第2基材シートを所定の貼り合せ位置で貼り合せて連続する積層体を形成した後、所定の切断位置で前記連続する積層体を一定間隔で切断して個々の吸収性物品を製造する方法であって、
    前記第1基材シートには、所定の模様が、前記吸収性物品の切断長さよりも短い印刷ピッチで印刷されており、
    前記貼り合せ位置の前には、前記第1基材シートの搬送速度を調整する調整手段が設けられており、該調整手段において速度調整することにより、前記第1基材シートの模様の位置を調整すると共に、前記第1基材シートと前記第2基材シートを貼り合せて切断する際の前記模様の印刷ピッチを前記吸収性物品の切断長さと一致させ、前記吸収性物品の所定部位に前記所定の模様が位置するように制御することを特徴とする吸収性物品の製造方法。
  2. 前記調整手段が前記貼り合せ位置の直近に設けられていることを特徴とする請求項1記載の吸収性物品の製造方法。
  3. 前記第1基材シートが、予め別ラインにて前記所定の模様を印刷されたものであることを特徴とする請求項1または2記載の吸収性物品の製造方法。
  4. 前記調整手段と前記貼り合せ位置の間に、前記第1基材シートの前記模様の印刷ピッチに対応して配されたピッチ基準マークを検出するマーク検出手段が配置されており、該マーク検出手段からの検出信号に基づき、前記調整手段により前記第1基材シートの搬送速度を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の吸収性物品の製造方法。
  5. 前記第1基材シートには、前記模様の印刷ピッチに対応して、前記ピッチ基準マークが、前記模様とは別に印刷されていることを特徴とする請求項4記載の吸収性物品の製造方法。
  6. 前記マーク検出手段により検出される前記第1基材シート搬送中の前記模様の位置と、前記吸収性物品の所定部位に前記所定の模様を配置するために予め決められた前記模様の位置との差を算出し、該算出値に基づき、前記調整手段により前記第1基材シートの搬送速度を加減速して、前記所定の模様を前記吸収性物品の所定部位に配置させることを特徴とする請求項4または5記載の吸収性物品の製造方法。
  7. 前記調整手段が、回転速度を制御可能な少なくとも一つのロールからなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の吸収性物品の製造方法。
  8. 前記調整手段が、回転速度を制御可能な少なくとも二つのロールからなり、それらロールを、前記第1基材シートに接着剤を塗布するための接着剤塗布手段の前後に配置し、それらロールの回転速度を加減速することで前記第1基材シートの搬送速度を加減速して、前記所定の模様を前記吸収性物品の所定部位に配置させることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の吸収性物品の製造方法。
  9. 前記第1基材シートの繰出し位置と前記調整手段の間に、前記第1基材シートの搬送途中のテンションを検出するテンション検出手段が配置されており、該テンション検出手段からの検出信号に基づき、前記繰出し位置からの第1基材シートの繰出し速度を制御することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の吸収性物品の製造方法。
  10. 前記第2基材シートが吸収体を所定間隔毎に貼り付けたものであり、該吸収体が所定箇所に配されるよう、前記所定の切断位置で前記連続する積層体を一定間隔で切断して前記個々の吸収性物品を製造することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の吸収性物品の製造方法。
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