JP2003512686A - 運賃カードに値を迅速に分配し付加するためのシステム - Google Patents
運賃カードに値を迅速に分配し付加するためのシステムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】付加値端末は、デビットおよびクレジット機能のみを使用して輸送運賃カードに値を再付加し且つ輸送運賃カードを発行するコンパクトで使用および設置が簡単な装置を備えた自動料金収集環境を提供する。付加値端末は、紙幣や硬貨での取引ができる自動販売機に関連する長い列を軽減する。また、付加値端末は、ショッピングセンター、食料品店、郵便局、空港を含むシステム外環境でチケットを販売するための手段も提供する。
Description
【０００１】
本発明は、３５Ｕ．Ｓ．Ｃ．１１９（ｅ）に基づき、１９９９年１０月２１日
に提出された米国仮特許出願第６０／１６０，６８１号における優先権を主張す
る。
に提出された米国仮特許出願第６０／１６０，６８１号における優先権を主張す
る。
【０００２】
発明の背景発明の分野
本発明は、一般に、運賃カードに金銭的な値を付加するための端末に関し、特
に、運賃カードやスマートカードに金銭的な値を付加するデビット／クレジット
専用端末に関する。
に、運賃カードやスマートカードに金銭的な値を付加するデビット／クレジット
専用端末に関する。
【０００３】背景
大量輸送システムにおける運賃カードの使用は、フリー乗換や無制限パスの成
功的な導入、および、走行距離、日時、年齢や使用頻度を含むユーザ分類に基づ
く料金価格システムの成功的な導入とともに、記録的なレベルに達している。運
賃カードを使用する自動料金収集は、人間同士の間での現金交換を排除すること
により安全性を向上させるとともに、必要人員の削減および会計システムの自動
化に伴って運営費を低減させ、また、チケット窓口における列および各輸送シス
テム乗車のためのチケット購入を排除することによって通勤者の利便性を向上さ
せる。
功的な導入、および、走行距離、日時、年齢や使用頻度を含むユーザ分類に基づ
く料金価格システムの成功的な導入とともに、記録的なレベルに達している。運
賃カードを使用する自動料金収集は、人間同士の間での現金交換を排除すること
により安全性を向上させるとともに、必要人員の削減および会計システムの自動
化に伴って運営費を低減させ、また、チケット窓口における列および各輸送シス
テム乗車のためのチケット購入を排除することによって通勤者の利便性を向上さ
せる。
【０００４】
運賃カードは、磁気ストリップカード、接触スマートカード、非接触スマート
カードを含む様々な形式で利用することができる。運賃カードは、紙幣／硬貨、
クレジットカード、デビットカードを使用して自動販売機で購入されても良い。
カードの値は、単一の輸送運賃の値に限られても良く、あるいは、カードを多数
の運賃に関して使用できるように単一の輸送運賃の値を超えても良い。１つの輸
送運賃を超える値を有する運賃カードは、多数の乗車に対して金銭上の取引が１
つであるという利点がある。また、料金収集システムは、時間や距離に基づく料
金に関し、値を自動的に差し引くため、乗客は、カードの総額が要求される料金
を超えている限りにおいては、正確な運賃額を計算する必要がなく、したがって
、運賃カード販売機で乗客が費やす時間が短くなる。カードに残存する金銭上の
値は、次の運賃に使用することができる。また、運賃カードは、再利用できると
いう利点を与える。輸送の乗客は、紙幣／硬貨またはクレジット／デビットカー
ドを含む支払手段とともに、使用されたカードを自動運賃販売機内に挿入し、対
応する付加値が運賃カードに記憶される。
カードを含む様々な形式で利用することができる。運賃カードは、紙幣／硬貨、
クレジットカード、デビットカードを使用して自動販売機で購入されても良い。
カードの値は、単一の輸送運賃の値に限られても良く、あるいは、カードを多数
の運賃に関して使用できるように単一の輸送運賃の値を超えても良い。１つの輸
送運賃を超える値を有する運賃カードは、多数の乗車に対して金銭上の取引が１
つであるという利点がある。また、料金収集システムは、時間や距離に基づく料
金に関し、値を自動的に差し引くため、乗客は、カードの総額が要求される料金
を超えている限りにおいては、正確な運賃額を計算する必要がなく、したがって
、運賃カード販売機で乗客が費やす時間が短くなる。カードに残存する金銭上の
値は、次の運賃に使用することができる。また、運賃カードは、再利用できると
いう利点を与える。輸送の乗客は、紙幣／硬貨またはクレジット／デビットカー
ドを含む支払手段とともに、使用されたカードを自動運賃販売機内に挿入し、対
応する付加値が運賃カードに記憶される。
【０００５】
現在の自動販売機は、カードの再利用および迅速な取引時間という前述した利
点を与える。しかしながら、通勤時間のピーク中に、通勤者は、しばしば、自動
運賃販売機で行列に直面する。紙幣／硬貨取引によって、また、通勤者が硬貨や
紙幣を自動販売機に挿入しなければならない面倒な処理によって、アップグレー
ドされた運賃カードを得ようとすると、しばしば、遅れを生じる。特に、通勤者
は、紙幣が折れていたり、皺になっていたり、あるいは、擦り切れているために
、何回も紙幣が拒絶されるという共通の経験をもっている。したがって、一人の
通勤者が硬貨や現金がうまく出てこないで手探りしていたり、あるいは、機械の
中に紙幣を強制的に押し込もうとしている場合、他の通勤者は、利用できる機械
のために行列を成して待つしかない。また、硬貨・紙幣の機械は、紙幣や硬貨を
受け入れるために必要な機械的構成要素であって故障や誤作動を生じ易いものに
起因して、期待される故障間平均サイクルが短くなるという不都合を有している
。更に、これらの自動販売機は、機械が現金を保持していることが知られている
ため、公共物破壊の標的になるという欠点も持っている。
点を与える。しかしながら、通勤時間のピーク中に、通勤者は、しばしば、自動
運賃販売機で行列に直面する。紙幣／硬貨取引によって、また、通勤者が硬貨や
紙幣を自動販売機に挿入しなければならない面倒な処理によって、アップグレー
ドされた運賃カードを得ようとすると、しばしば、遅れを生じる。特に、通勤者
は、紙幣が折れていたり、皺になっていたり、あるいは、擦り切れているために
、何回も紙幣が拒絶されるという共通の経験をもっている。したがって、一人の
通勤者が硬貨や現金がうまく出てこないで手探りしていたり、あるいは、機械の
中に紙幣を強制的に押し込もうとしている場合、他の通勤者は、利用できる機械
のために行列を成して待つしかない。また、硬貨・紙幣の機械は、紙幣や硬貨を
受け入れるために必要な機械的構成要素であって故障や誤作動を生じ易いものに
起因して、期待される故障間平均サイクルが短くなるという不都合を有している
。更に、これらの自動販売機は、機械が現金を保持していることが知られている
ため、公共物破壊の標的になるという欠点も持っている。
【０００６】
したがって、故障間平均サイクルを向上させるとともに自動料金収集（ＡＦＣ
）システムの能力を高めて、時間的に効率が良い方法で既存の運賃カードに値や
時間を補充することができるようにする努力が続けられている。更に差し迫って
必要なことは、地下鉄／列車システムに共通に配置される既存のＡＦＣシステム
の場所内で、また、バスターミナル等のＡＦＣシステム外の場所で、磁気ストリ
ップカードおよびスマートカードを含む全てのタイプのカードに値／時間を付加
できる能力を提供することである。運賃カード端末を利用できることは、バスの
顧客や、地下鉄／列車の駅に直ぐにアクセスする必要がない人々にとっては、特
に価値がある。
）システムの能力を高めて、時間的に効率が良い方法で既存の運賃カードに値や
時間を補充することができるようにする努力が続けられている。更に差し迫って
必要なことは、地下鉄／列車システムに共通に配置される既存のＡＦＣシステム
の場所内で、また、バスターミナル等のＡＦＣシステム外の場所で、磁気ストリ
ップカードおよびスマートカードを含む全てのタイプのカードに値／時間を付加
できる能力を提供することである。運賃カード端末を利用できることは、バスの
顧客や、地下鉄／列車の駅に直ぐにアクセスする必要がない人々にとっては、特
に価値がある。
【０００７】
発明の要約
本発明の利点は、クレジット／デビット支払機構だけを使用する顧客によって
カードに値を付加する手段を提供することである。
カードに値を付加する手段を提供することである。
【０００８】
更に他の利点は、付加値端末の全体的な故障間平均サイクルを向上することで
ある。
ある。
【０００９】
本発明の更なる他の利点は、取引時間をあまり必要としない付加値機を提供す
ることによって通勤者の満足を高めることである。
ることによって通勤者の満足を高めることである。
【００１０】
更なる他の利点は、設置が簡単で且つ既存の自動料金収集システムとの互換性
がある運賃カードに値を付加する機械を提供することである。
がある運賃カードに値を付加する機械を提供することである。
【００１１】
更なる他の利点は、輸送システム外の場所に設置可能なコンパクトな機械を提
供することである。
供することである。
【００１２】
典型的な実施形態の付加値端末は、デビットカードまたはクレジットカードの
みを使用して運賃カードまたは非接触スマートカードに値を付加する迅速且つ簡
単な手段を提供する。簡単なクレジット／デビット取引は、紙幣や硬貨の使用を
伴う取引よりもあまり時間を必要としないため、付加値端末は、顧客が自分の運
賃カードをアップグレードするために待つ顧客の列を短くする。したがって、付
加値端末は、紙幣や硬貨を受け入れないクレジット／デビット端末に顧客を引き
付けることにより、自動販売機が設置されている場所での運賃カードの購入を促
進させる。
みを使用して運賃カードまたは非接触スマートカードに値を付加する迅速且つ簡
単な手段を提供する。簡単なクレジット／デビット取引は、紙幣や硬貨の使用を
伴う取引よりもあまり時間を必要としないため、付加値端末は、顧客が自分の運
賃カードをアップグレードするために待つ顧客の列を短くする。したがって、付
加値端末は、紙幣や硬貨を受け入れないクレジット／デビット端末に顧客を引き
付けることにより、自動販売機が設置されている場所での運賃カードの購入を促
進させる。
【００１３】
典型的な実施形態の付加値端末は、壁、台座、支柱に設置できるコンパクトな
キャビネットである。端末は、顧客の運賃カードに値を付加し、顧客の運賃カー
ドをアップグレードし、あるいは、顧客の運賃カードの状態を確認するために必
要なステップを通じて顧客に指示・説明を行なうためにディスプレイ、選択ボタ
ン、浮き出し文字、点字、音声出力ジャックを使用する使い易いインタフェース
を有している。典型的な実施形態の付加値端末は、磁気ストリップ運賃カードお
よび非接触スマートカードの両方を受け入れる。ここで使用されている用語「運
賃カード」は、カードタイプの区別が述べられていない場合、磁気ストリップカ
ードおよび非接触カードの両方を含んでいる。チケット搬送によってカードから
のデータの読み取りを行なうことができるように、磁気ストリップ運賃カードは
、運賃カードベゼル内に挿入される。非接触スマートカードのデータは、スマー
トカードインタフェースの使用を通じて、付加値端末に送られる。顧客は、ディ
スプレイによってそうするように指示される度に、非接触スマートカードリーダ
ーを通過させるようにスマートカードを移動させるだけである。
キャビネットである。端末は、顧客の運賃カードに値を付加し、顧客の運賃カー
ドをアップグレードし、あるいは、顧客の運賃カードの状態を確認するために必
要なステップを通じて顧客に指示・説明を行なうためにディスプレイ、選択ボタ
ン、浮き出し文字、点字、音声出力ジャックを使用する使い易いインタフェース
を有している。典型的な実施形態の付加値端末は、磁気ストリップ運賃カードお
よび非接触スマートカードの両方を受け入れる。ここで使用されている用語「運
賃カード」は、カードタイプの区別が述べられていない場合、磁気ストリップカ
ードおよび非接触カードの両方を含んでいる。チケット搬送によってカードから
のデータの読み取りを行なうことができるように、磁気ストリップ運賃カードは
、運賃カードベゼル内に挿入される。非接触スマートカードのデータは、スマー
トカードインタフェースの使用を通じて、付加値端末に送られる。顧客は、ディ
スプレイによってそうするように指示される度に、非接触スマートカードリーダ
ーを通過させるようにスマートカードを移動させるだけである。
【００１４】
付加値端末のディスプレイは、運賃カードを挿入するように顧客に指示する。
運賃カードがベセル内に挿入されるか、あるいは非接触スマートカードリーダー
を通過して振り動かされると、運賃カードの状態が表示される。典型的な実施形
態の付加値端末は、現在の期間、カードの有効期限、残存値、残存乗車数、カー
ドのアップグレード状態などを表示する。その後、ディスプレイは、所望の取引
を選択するように顧客に指示する。顧客は、ディスプレイの指示によって示され
るように選択ボタンを押すことにより、取引タイプを選択する。典型的な実施形
態の一般的な取引は、カード状態の確認、カードのアップグレード、カードへの
値の付加あるいは時間の付加を含んでいる。顧客は、キャンセルボタンを押すこ
とによって、いつでも取引をキャンセルすることができる。顧客が取引タイプを
選択した後、ディスプレイは、支払い方法について顧客に指示する。顧客は、適
切な選択ボタンを押して、クレジットカードもしくはデビットカードをクレジッ
ト／デビットカードリーダーに挿入し、ＰＩＮキーパッド上で任意の必要な暗証
番号を入力する。付加値端末は、クレジット／デビット情報を銀行承認ネットワ
ークと通信する。照合が受けられると、顧客は、カードに付加される時間、値、
または、アップグレード状態を選択する。付加値端末は、磁気ストリップカード
がベゼルから取り除かれる時、あるいは、カードがスマートカードリーダーの前
を通過する時に、カード状態を更新する。顧客が取引レシートを受け取ることを
選択する場合には、付加値端末キャビネット上に配置されたプリンタカップを介
して、印刷レシートが顧客に供給される。
運賃カードがベセル内に挿入されるか、あるいは非接触スマートカードリーダー
を通過して振り動かされると、運賃カードの状態が表示される。典型的な実施形
態の付加値端末は、現在の期間、カードの有効期限、残存値、残存乗車数、カー
ドのアップグレード状態などを表示する。その後、ディスプレイは、所望の取引
を選択するように顧客に指示する。顧客は、ディスプレイの指示によって示され
るように選択ボタンを押すことにより、取引タイプを選択する。典型的な実施形
態の一般的な取引は、カード状態の確認、カードのアップグレード、カードへの
値の付加あるいは時間の付加を含んでいる。顧客は、キャンセルボタンを押すこ
とによって、いつでも取引をキャンセルすることができる。顧客が取引タイプを
選択した後、ディスプレイは、支払い方法について顧客に指示する。顧客は、適
切な選択ボタンを押して、クレジットカードもしくはデビットカードをクレジッ
ト／デビットカードリーダーに挿入し、ＰＩＮキーパッド上で任意の必要な暗証
番号を入力する。付加値端末は、クレジット／デビット情報を銀行承認ネットワ
ークと通信する。照合が受けられると、顧客は、カードに付加される時間、値、
または、アップグレード状態を選択する。付加値端末は、磁気ストリップカード
がベゼルから取り除かれる時、あるいは、カードがスマートカードリーダーの前
を通過する時に、カード状態を更新する。顧客が取引レシートを受け取ることを
選択する場合には、付加値端末キャビネット上に配置されたプリンタカップを介
して、印刷レシートが顧客に供給される。
【００１５】
典型的な実施形態の付加値端末は、ステーションコントローラおよび関連する
通信ネットワーク装置を介して、既存の４線式デジタル回線または光ファイバラ
インを使用する輸送システムエリアコントローラに接続される。輸送エリアコン
トローラは、システム外付加値端末およびシステム内付加値端末の両方を監視す
る。システム外とは、輸送システム端末の外側に配置されている付加値端末のこ
とである。一般的なシステム外の場所は、食料品店、ショッピングセンター、バ
スターミナル、空港を含んでいる。システム内付加値端末は、例えば鉄道／地下
鉄の駅などの輸送システムステーション内に配置されており、他の自動販売機、
トークンブース、回転式改札口装置、運賃カードリーダーと共に、エリアコント
ローラへのネットワークを作る。
通信ネットワーク装置を介して、既存の４線式デジタル回線または光ファイバラ
インを使用する輸送システムエリアコントローラに接続される。輸送エリアコン
トローラは、システム外付加値端末およびシステム内付加値端末の両方を監視す
る。システム外とは、輸送システム端末の外側に配置されている付加値端末のこ
とである。一般的なシステム外の場所は、食料品店、ショッピングセンター、バ
スターミナル、空港を含んでいる。システム内付加値端末は、例えば鉄道／地下
鉄の駅などの輸送システムステーション内に配置されており、他の自動販売機、
トークンブース、回転式改札口装置、運賃カードリーダーと共に、エリアコント
ローラへのネットワークを作る。
【００１６】
紙幣／硬貨取引を排除することにより、故障間平均サイクル（ＭＣＢＦ）統計
値が向上し、金銭収集および処理のコストが低減するとともに、輸送システム自
動販売サービスのメンテナンスコストが低減する。付加値端末の主な利点は、既
存の輸送システムの構成要素を付加値端末の構成に組み込むため、当初の資本コ
ストが低く、また、ＭＣＢＦの向上により信頼性が高いとともに、メンテナンス
コストが低く、キャビネットが非常にコンパクトであり、現金や予め価格が定め
られた料金媒体を機械に収容していないため、安全性の面で危険が少なく、運賃
カードを再利用でき、扱い易く、設置コストが安く、既存の輸送システム装置と
スペアが共通であるという点である。
値が向上し、金銭収集および処理のコストが低減するとともに、輸送システム自
動販売サービスのメンテナンスコストが低減する。付加値端末の主な利点は、既
存の輸送システムの構成要素を付加値端末の構成に組み込むため、当初の資本コ
ストが低く、また、ＭＣＢＦの向上により信頼性が高いとともに、メンテナンス
コストが低く、キャビネットが非常にコンパクトであり、現金や予め価格が定め
られた料金媒体を機械に収容していないため、安全性の面で危険が少なく、運賃
カードを再利用でき、扱い易く、設置コストが安く、既存の輸送システム装置と
スペアが共通であるという点である。
【００１７】
本発明の第１の実施形態の以下の詳細な説明と、図面中、同じ参照符号は同様
の部品を示している添付図面とによって、本発明を一層良く理解することができ
る。
の部品を示している添付図面とによって、本発明を一層良く理解することができ
る。
【００１８】
好ましい具体例の説明
以下の詳細な説明は、この技術分野で一般に良く知られた多くの頭字語を使用
している。定義は一般に各頭字語が挙げられるときに与えられているが、便宜の
ため、以下の表１は、頭字語および各頭字語の定義のリストを与える。
している。定義は一般に各頭字語が挙げられるときに与えられているが、便宜の
ため、以下の表１は、頭字語および各頭字語の定義のリストを与える。
【００１９】
【表１】
本発明の付加値端末は、購入、アップグレード、運賃カードへの値や時間の付
加に要する時間を減らすことによって通勤者に利便性を与えられるように構成さ
れている。好ましい実施形態の付加値端末（ＡＶＴ）は、クレジットおよびデビ
ットアカウントのみを使用して、磁気ストリップカードや非接触スマートカード
を含む運賃カードに値を分配したり付加したりする端末である。新しい運賃カー
ドを購入しなければならない通勤者のため、付加値端末は、付加値端末キャビネ
ットの外側に装着されあるいは共に配置されるホスト設備または商業組織やサー
ビス組織等の組織によって供給される別個の単純な格納ホッパ内に配置されても
良い販売準備ができた運賃カードに値を付加する。
加に要する時間を減らすことによって通勤者に利便性を与えられるように構成さ
れている。好ましい実施形態の付加値端末（ＡＶＴ）は、クレジットおよびデビ
ットアカウントのみを使用して、磁気ストリップカードや非接触スマートカード
を含む運賃カードに値を分配したり付加したりする端末である。新しい運賃カー
ドを購入しなければならない通勤者のため、付加値端末は、付加値端末キャビネ
ットの外側に装着されあるいは共に配置されるホスト設備または商業組織やサー
ビス組織等の組織によって供給される別個の単純な格納ホッパ内に配置されても
良い販売準備ができた運賃カードに値を付加する。
【００２０】
図１に示されるように、好ましい実施形態の付加値端末キャビネット２は、ほ
ぼ高さが３０．２５”（７６．８４ｃｍ）、幅が１８”（４５．７２ｃｍ）、奥
行きが１０．５”（２６．６７ｃｍ）の寸法に設定されている。他の実施形態の
ＡＶＴキャビネット２は、例えばＡＶＴキャビネット２が他の自動販売機に取っ
て代えられる既存の空間内に適合するように構成されている。好ましい実施形態
のＡＶＴキャビネット２は、輸送システムの既存の自動販売機に調和するように
仕上げられる１４ゲージもしくはそれよりも薄いステンレススチールによって形
成されている。１４ゲージのスチールを使用するＡＶＴキャビネット２は、約９
０ｌｂｓ（４０．８２ｋｇ）の重量を有しており、設置の目的で比較的簡単に扱
うことができる。好ましい実施形態において、ＡＶＴキャビネットの全ての継ぎ
目は、付加値端末２の内部の構成要素に水が進入しないようにシールされる。
ぼ高さが３０．２５”（７６．８４ｃｍ）、幅が１８”（４５．７２ｃｍ）、奥
行きが１０．５”（２６．６７ｃｍ）の寸法に設定されている。他の実施形態の
ＡＶＴキャビネット２は、例えばＡＶＴキャビネット２が他の自動販売機に取っ
て代えられる既存の空間内に適合するように構成されている。好ましい実施形態
のＡＶＴキャビネット２は、輸送システムの既存の自動販売機に調和するように
仕上げられる１４ゲージもしくはそれよりも薄いステンレススチールによって形
成されている。１４ゲージのスチールを使用するＡＶＴキャビネット２は、約９
０ｌｂｓ（４０．８２ｋｇ）の重量を有しており、設置の目的で比較的簡単に扱
うことができる。好ましい実施形態において、ＡＶＴキャビネットの全ての継ぎ
目は、付加値端末２の内部の構成要素に水が進入しないようにシールされる。
【００２１】
本発明の他の実施形態において、付加値端末キャビネット２は、キャビネット
重量を減らすため、丈夫で耐破壊性がある衝撃に強いプラスチック材料から成形
される。多数の消費および工業製品で使用されるこれらの材料は、ＵＬ、ＥＭＣ
、環境基準の全てを満たしており、その一方で、生産性を大きく向上させ、また
、キャビネット重量の軽減により設置が容易である。
重量を減らすため、丈夫で耐破壊性がある衝撃に強いプラスチック材料から成形
される。多数の消費および工業製品で使用されるこれらの材料は、ＵＬ、ＥＭＣ
、環境基準の全てを満たしており、その一方で、生産性を大きく向上させ、また
、キャビネット重量の軽減により設置が容易である。
【００２２】
ＡＶＴキャビネット２のフロントドアでもあるＡＶＴフロントパネル３６は、
全ての構成要素と、顧客が取引を開始して終了するまでに必要な基本的な使用説
明とを含んでいる。好ましい実施形態のフロントパネルの構成要素は、顧客ディ
スプレイ１８と、選択ボタン６と、運賃カード差込ベセル１０と、非接触スマー
トカードリーダー２８と、デビット／クレジットカードリーダー２６と、ＰＩＮ
パッド２２と、プリンタレシートカップ２４と、オーディオジャック３０と、文
字２０および点字３２の使用説明を有する複数のベセル４０と、安全ミラー１６
とを含んでいる。
全ての構成要素と、顧客が取引を開始して終了するまでに必要な基本的な使用説
明とを含んでいる。好ましい実施形態のフロントパネルの構成要素は、顧客ディ
スプレイ１８と、選択ボタン６と、運賃カード差込ベセル１０と、非接触スマー
トカードリーダー２８と、デビット／クレジットカードリーダー２６と、ＰＩＮ
パッド２２と、プリンタレシートカップ２４と、オーディオジャック３０と、文
字２０および点字３２の使用説明を有する複数のベセル４０と、安全ミラー１６
とを含んでいる。
【００２３】
好ましい実施形態の通勤者／顧客インタフェースは、付加値端末の内部の全て
の構成要素に接近することができるように、取り外し可能またはヒンジで開くフ
ロントドア３６に装着されている。好ましい実施形態のフロントドア３６は、Ａ
ＶＴキャビネット２の左側に配置されたフロントドアヒンジ３８を有しており、
このフロントドアヒンジ３８によってフロントドア３６をヒンジで開放すること
ができる。フロントドア３６は、ＡＶＴキャビネット２のフレームに対してフロ
ントドア３６をしっかりとロックするためのハイセキュリティーロック４，１２
を有している。好ましい実施形態の上側のハイセキュリティーロック４および下
側のハイセキュリティーロック１２は、単一のキーを使用する。他の実施形態は
、各ロック４，１２毎に別個のキーを使用する。好ましい実施形態のＡＶＴキャ
ビネット２は、台座または支柱のいずれかに装着されるように、あるいは、壁に
直接に装着されるように構成されており、また、既存の自動販売機の外観と調和
する外観を全体として有するように構成されている。例えば、本発明の実施形態
は、既存の都市輸送システムにおけるＡＶＭのデザインと同様の、浮き出し文字
テキスト２０および点字３２の情報を伴う１または複数の平板状で且つセラミッ
クコーティングが施された有色のスチールプレート４０を有している。
の構成要素に接近することができるように、取り外し可能またはヒンジで開くフ
ロントドア３６に装着されている。好ましい実施形態のフロントドア３６は、Ａ
ＶＴキャビネット２の左側に配置されたフロントドアヒンジ３８を有しており、
このフロントドアヒンジ３８によってフロントドア３６をヒンジで開放すること
ができる。フロントドア３６は、ＡＶＴキャビネット２のフレームに対してフロ
ントドア３６をしっかりとロックするためのハイセキュリティーロック４，１２
を有している。好ましい実施形態の上側のハイセキュリティーロック４および下
側のハイセキュリティーロック１２は、単一のキーを使用する。他の実施形態は
、各ロック４，１２毎に別個のキーを使用する。好ましい実施形態のＡＶＴキャ
ビネット２は、台座または支柱のいずれかに装着されるように、あるいは、壁に
直接に装着されるように構成されており、また、既存の自動販売機の外観と調和
する外観を全体として有するように構成されている。例えば、本発明の実施形態
は、既存の都市輸送システムにおけるＡＶＭのデザインと同様の、浮き出し文字
テキスト２０および点字３２の情報を伴う１または複数の平板状で且つセラミッ
クコーティングが施された有色のスチールプレート４０を有している。
【００２４】
好ましい実施形態の付加値端末は、自動料金収集装置を使用して通勤者／顧客
が費やす時間を最小限に抑えるために、使い易いインタフェースを有して設計さ
れている。ＡＶＴキャビネット２は、オプション・プロンプトや、運賃、現在の
カード値、付加されたカード値に関する情報を表示するためにキャビネットフロ
ントドア３６に装着可能なディスプレイ１８を有している。本発明の信号ブロッ
ク図５０を示す図２ａを参照すると、好ましい実施形態のディスプレイ８０は、
６行×４０文字（６×４０）の英数字ディスプレイである。好ましい実施形態の
ディスプレイアッセンブリ８０は、ＡＳＣＩ文字セットを表示する真空蛍光ディ
スプレイ（ＶＦＤ）モジュールを使用している。ディスプレイ８０は、パラレル
・インタフェース８６を介して、制御およびメモリカードアッセンブリ５２によ
って制御される。付加値端末は、取引を通して顧客を案内するため、メッセージ
や使用説明を形成してディスプレイ８０上に表示する。また、付加値端末２がア
イドリング状態にある間、顧客ディスプレイ１８は、広告や告知などの文字メッ
セージをスクリーンを横切ってスクロールさせるために使用できる。エリアコン
トローラを介して、あるいは、局所的に、ラップトップ型パソコンやハンドヘル
ド型パソコンを介して、メッセージを付加値端末２にダウンロードすることがで
きる。
が費やす時間を最小限に抑えるために、使い易いインタフェースを有して設計さ
れている。ＡＶＴキャビネット２は、オプション・プロンプトや、運賃、現在の
カード値、付加されたカード値に関する情報を表示するためにキャビネットフロ
ントドア３６に装着可能なディスプレイ１８を有している。本発明の信号ブロッ
ク図５０を示す図２ａを参照すると、好ましい実施形態のディスプレイ８０は、
６行×４０文字（６×４０）の英数字ディスプレイである。好ましい実施形態の
ディスプレイアッセンブリ８０は、ＡＳＣＩ文字セットを表示する真空蛍光ディ
スプレイ（ＶＦＤ）モジュールを使用している。ディスプレイ８０は、パラレル
・インタフェース８６を介して、制御およびメモリカードアッセンブリ５２によ
って制御される。付加値端末は、取引を通して顧客を案内するため、メッセージ
や使用説明を形成してディスプレイ８０上に表示する。また、付加値端末２がア
イドリング状態にある間、顧客ディスプレイ１８は、広告や告知などの文字メッ
セージをスクリーンを横切ってスクロールさせるために使用できる。エリアコン
トローラを介して、あるいは、局所的に、ラップトップ型パソコンやハンドヘル
ド型パソコンを介して、メッセージを付加値端末２にダウンロードすることがで
きる。
【００２５】
図１に示されるように、表示オプションは、顧客が操作できる単純で凹凸があ
る使い易いメニュー選択機構を与えるためにディスプレイ１８の近傍に装着され
た複数の選択ボタン６のうちの１つを押すことによって選択される。好ましい実
施形態は、ディスプレイ１８の右に配置された３つの選択ボタン６を使用する。
これらのボタンは、スクリーン上に表示される顧客指示に応じた多機能ボタンで
ある。他の実施形態は、必要に応じて、特定の用途や指示ソフトウエアにより、
任意の数のボタン６を構成中に組み込む。いつでも取引を終了させることができ
るように、キャンセルボタン８が設けられている。図２ａに示されるように、付
加値端末を所定の状態にリセットするために、制御およびメモリカードアッセン
ブリ５２にはキャンセルボタン６４が直接に接続されている。本発明の他の実施
形態は、選択ボタン６を不要としあるいは故障間平均サイクル（ＭＣＢＦ）を拡
張するためのバックアップのユーザインタフェースとして役立つタッチスクリー
ンディスプレイ技術を組み込む。好ましい実施形態は、しばしば湿気や結露に晒
される自動料金収集環境で使用可能なステンレススチール選択ボタン６を使用す
る。
る使い易いメニュー選択機構を与えるためにディスプレイ１８の近傍に装着され
た複数の選択ボタン６のうちの１つを押すことによって選択される。好ましい実
施形態は、ディスプレイ１８の右に配置された３つの選択ボタン６を使用する。
これらのボタンは、スクリーン上に表示される顧客指示に応じた多機能ボタンで
ある。他の実施形態は、必要に応じて、特定の用途や指示ソフトウエアにより、
任意の数のボタン６を構成中に組み込む。いつでも取引を終了させることができ
るように、キャンセルボタン８が設けられている。図２ａに示されるように、付
加値端末を所定の状態にリセットするために、制御およびメモリカードアッセン
ブリ５２にはキャンセルボタン６４が直接に接続されている。本発明の他の実施
形態は、選択ボタン６を不要としあるいは故障間平均サイクル（ＭＣＢＦ）を拡
張するためのバックアップのユーザインタフェースとして役立つタッチスクリー
ンディスプレイ技術を組み込む。好ましい実施形態は、しばしば湿気や結露に晒
される自動料金収集環境で使用可能なステンレススチール選択ボタン６を使用す
る。
【００２６】
図２ａに示されるように、制御およびメモリカードアッセンブリ５２は、付加
値端末の動作を制御するとともに、ステーションコントロール通信ライン８４を
介してステーションコントローラに取引および状態を通信する。好ましい実施形
態の制御およびメモリアッセンブリ５２は、既存の輸送システムの全体にわたっ
て使用される制御およびメモリ回路カードアッセンブリと同一となるように選択
されても良い。好ましい実施形態において、メモリは、現状、会計検査、取引情
報の保存のため、６つの５１２Ｋ×８ＳＲＡＭとして構成されるバッテリーで支
持されたメモリの少なくとも３メガバイトを有している。図３に示されるように
、ステーションコントローラ２２６の一時的な使用不能状態によるデータ損失の
可能性を防止するため、ＡＶＴ２は、５日間のデータを蓄積する能力を有してい
る。
値端末の動作を制御するとともに、ステーションコントロール通信ライン８４を
介してステーションコントローラに取引および状態を通信する。好ましい実施形
態の制御およびメモリアッセンブリ５２は、既存の輸送システムの全体にわたっ
て使用される制御およびメモリ回路カードアッセンブリと同一となるように選択
されても良い。好ましい実施形態において、メモリは、現状、会計検査、取引情
報の保存のため、６つの５１２Ｋ×８ＳＲＡＭとして構成されるバッテリーで支
持されたメモリの少なくとも３メガバイトを有している。図３に示されるように
、ステーションコントローラ２２６の一時的な使用不能状態によるデータ損失の
可能性を防止するため、ＡＶＴ２は、５日間のデータを蓄積する能力を有してい
る。
【００２７】
図２ａに示されるように、付加値端末のデビット／クレジットモジュール８８
は、クレジットカードもしくはデビットカードを使用した支払い手段を与える。
好ましい実施形態のデビット／クレジットモジュール８８は、デビット／クレジ
ットカードリーダー５８と、ピンパッドアッセンブリ６０と、プリンタアッセン
ブリ６２とを有しており、これらは、シリアル通信リンク９０および拡張コネク
タ回路カード５４を介して、制御およびメモリカードアッセンブリ５２によって
制御される。
は、クレジットカードもしくはデビットカードを使用した支払い手段を与える。
好ましい実施形態のデビット／クレジットモジュール８８は、デビット／クレジ
ットカードリーダー５８と、ピンパッドアッセンブリ６０と、プリンタアッセン
ブリ６２とを有しており、これらは、シリアル通信リンク９０および拡張コネク
タ回路カード５４を介して、制御およびメモリカードアッセンブリ５２によって
制御される。
【００２８】
好ましい実施形態の付加値端末のデビット／クレジットカードリーダー５８は
、既存の都市輸送自動販売機で使用されるデビット／クレジットカードリーダー
と同一になるように選択されても良い。同じ部品を使用すると、製造コストが低
減するとともに、交換部品の在庫数を最小限に抑えることができる。好ましい実
施形態のデビット／クレジットカードリーダー５８は、拡張コネクタ回路カード
５４を介して、制御およびメモリ回路カードアッセンブリ５２に接続されている
。図１に示されるように、デビット／クレジットカードリーダー２６は、磁気ス
トライプデータを読むことができる手動操作挿入装置である。リーダー２６は、
完全に封入された破壊耐性があるエレクトロニクスおよびスイッチを有している
。好ましい実施形態のデビット／クレジットカードリーダー２６は、ＩＳＯ７８
１０による、ＶＩＳＡカードやマスターカード等の標準サイズ（２．１２５”×
３．３７５”）（５．３９８ｃｍ×８．５７３ｃｍ）のカードを受け入れること
ができる。図１に示されるデビット／クレジットカードリーダー２６は、カード
を水平に受け入れるとともに、カードの移動中に７５ＢＰＩデータもしくは２１
０ＢＰＩデータの任意のトラックを読み取ることができる。本発明の他の実施形
態は、付加値端末中に構成されてカードを垂直に受け入れるカードリーダーを使
用しても良い。好ましい実施形態のデビット／クレジットカードリーダー２６は
、顧客がカードを連続的に把持することができ且つカードをいつでも取り出せる
ように設計される。
、既存の都市輸送自動販売機で使用されるデビット／クレジットカードリーダー
と同一になるように選択されても良い。同じ部品を使用すると、製造コストが低
減するとともに、交換部品の在庫数を最小限に抑えることができる。好ましい実
施形態のデビット／クレジットカードリーダー５８は、拡張コネクタ回路カード
５４を介して、制御およびメモリ回路カードアッセンブリ５２に接続されている
。図１に示されるように、デビット／クレジットカードリーダー２６は、磁気ス
トライプデータを読むことができる手動操作挿入装置である。リーダー２６は、
完全に封入された破壊耐性があるエレクトロニクスおよびスイッチを有している
。好ましい実施形態のデビット／クレジットカードリーダー２６は、ＩＳＯ７８
１０による、ＶＩＳＡカードやマスターカード等の標準サイズ（２．１２５”×
３．３７５”）（５．３９８ｃｍ×８．５７３ｃｍ）のカードを受け入れること
ができる。図１に示されるデビット／クレジットカードリーダー２６は、カード
を水平に受け入れるとともに、カードの移動中に７５ＢＰＩデータもしくは２１
０ＢＰＩデータの任意のトラックを読み取ることができる。本発明の他の実施形
態は、付加値端末中に構成されてカードを垂直に受け入れるカードリーダーを使
用しても良い。好ましい実施形態のデビット／クレジットカードリーダー２６は
、顧客がカードを連続的に把持することができ且つカードをいつでも取り出せる
ように設計される。
【００２９】
また、図２ａに示される付加値端末の暗証番号（ＰＩＮ）パッドアッセンブリ
６０は、付加値端末の使用を組み込む既存の輸送システムで利用されるＰＩＮパ
ッドと同一であっても良い。ＰＩＮパッドは、シリアル通信リンク９０を介して
、制御およびメモリ回路カードアッセンブリ５２に接続されている。再び図１を
参照すると、ＰＩＮキーパッド２２は、標準的なハンドセット形態の１２個のキ
ーユニットである。番号「５」キーの点字ドットは、視力障害者のためにキーの
関係を示している。プッシュボタンキー４２は、顧客に触知できるフィードバッ
クを与えるとともに、キーパッドハウジング４４内のエレクトロニクスを保護す
るためにシールされている。好ましい実施形態のプッシュボタンキー４２および
キーパッドハウジング４４は、丈夫で破壊耐性があるステンレススチールによっ
て形成されている。公共物破壊を防止するため、ＰＩＮキーパッド２２は、付加
値端末２内から取り外すことができる。
６０は、付加値端末の使用を組み込む既存の輸送システムで利用されるＰＩＮパ
ッドと同一であっても良い。ＰＩＮパッドは、シリアル通信リンク９０を介して
、制御およびメモリ回路カードアッセンブリ５２に接続されている。再び図１を
参照すると、ＰＩＮキーパッド２２は、標準的なハンドセット形態の１２個のキ
ーユニットである。番号「５」キーの点字ドットは、視力障害者のためにキーの
関係を示している。プッシュボタンキー４２は、顧客に触知できるフィードバッ
クを与えるとともに、キーパッドハウジング４４内のエレクトロニクスを保護す
るためにシールされている。好ましい実施形態のプッシュボタンキー４２および
キーパッドハウジング４４は、丈夫で破壊耐性があるステンレススチールによっ
て形成されている。公共物破壊を防止するため、ＰＩＮキーパッド２２は、付加
値端末２内から取り外すことができる。
【００３０】
図２ａに示されるように、好ましい実施形態のプリンタアッセンブリ６２は、
拡張コネクタ回路カード５４およびシリアル通信リンク９０を介して、制御およ
びメモリカードアッセンブリ５２に接続されている。プリンタアッセンブリ６２
は、必要に応じて職員に承認を与えるために、顧客取引および会計報告のための
レシートを発行する。好ましい実施形態のプリンタアッセンブリ６２は、１／８
インチ（０．３２ｃｍ）の高さの文字、様々なフォントおよびグラフィックを印
刷できるサーマルユニットである。好ましい実施形態のプリンタアッセンブリ６
２で使用されるペーパーロールは、一般に、４インチ（１０．１６ｃｍ）長の約
９５０枚のレシートを形成する。付加値端末のプリンタアッセンブリ６２は、レ
シートロールのサイズを最大にし、これによって、ペーパーロールの点検頻度を
減らすように設計されている。他の実施形態のプリンタアッセンブリ６２は、エ
レクトロニクスを露出させることなく、レシートペーパーへの簡単なアクセスを
与える。プリンタアッセンブリ６２は、紙のスタック状態の低さおよび紙詰まり
状態を検知するセンサを有している。プリンタアッセンブリ６２の状態は、制御
およびメモリ回路カード５２によって監視され、その後、制御およびメモリ回路
カード５２は、エリア通信ライン８４を介して適当な状態メッセージをエリアコ
ントローラに送る。紙交換および運賃カード詰まりの除去は、指先でのメンテナ
ンスによって達成される。
拡張コネクタ回路カード５４およびシリアル通信リンク９０を介して、制御およ
びメモリカードアッセンブリ５２に接続されている。プリンタアッセンブリ６２
は、必要に応じて職員に承認を与えるために、顧客取引および会計報告のための
レシートを発行する。好ましい実施形態のプリンタアッセンブリ６２は、１／８
インチ（０．３２ｃｍ）の高さの文字、様々なフォントおよびグラフィックを印
刷できるサーマルユニットである。好ましい実施形態のプリンタアッセンブリ６
２で使用されるペーパーロールは、一般に、４インチ（１０．１６ｃｍ）長の約
９５０枚のレシートを形成する。付加値端末のプリンタアッセンブリ６２は、レ
シートロールのサイズを最大にし、これによって、ペーパーロールの点検頻度を
減らすように設計されている。他の実施形態のプリンタアッセンブリ６２は、エ
レクトロニクスを露出させることなく、レシートペーパーへの簡単なアクセスを
与える。プリンタアッセンブリ６２は、紙のスタック状態の低さおよび紙詰まり
状態を検知するセンサを有している。プリンタアッセンブリ６２の状態は、制御
およびメモリ回路カード５２によって監視され、その後、制御およびメモリ回路
カード５２は、エリア通信ライン８４を介して適当な状態メッセージをエリアコ
ントローラに送る。紙交換および運賃カード詰まりの除去は、指先でのメンテナ
ンスによって達成される。
【００３１】
プリンタアッセンブリ６２は、プリントヘッド、メカニズムコントロール、パ
ワーマネージメント、印刷速度および印字品質を最適化するために、内部コント
ローラプリント回路基板を使用する。図１に示されるように、供給されるレシー
トペーパーが使い果されると、顧客は、顧客ディスプレイ１８上でその旨を知ら
される。また、顧客は、レシートが無い状態で取引を続けたいか否かを示すよう
に指示される。印刷終了時、レシートは、カットされて、レシートカップ２４内
に置かれる。好ましい実施形態のプリンタアッセンブリ６２は、芳しくない動作
状態にもかかわらず、レシートを読み取ることができるように、汚れに耐えるレ
シートを供給する。図１および図２に示されるように、運賃カードは、運賃カー
ドまたはトランスポート差込ベセル１０を通じて付加値端末２内に挿入される。
チケット搬送７８は、運賃カードの磁気ストリップからのデータを読み取り、運
賃カードにデータを書き込み、および／または運賃カード上に現在記憶されてい
る値および他の利用可能な情報を確認する。チケット搬送７８は、制御およびメ
モリ回路カードアッセンブリ５２からデータを送受信する。本発明の好ましい実
施形態において、運賃カードが書き込み後の確認をしなかった場合には、チケッ
ト搬送７８は、運賃カードを顧客に戻す前に運賃カードを適切にエンコードする
ために３つの追加の試みを行なう。うまく取引が完了したことを示す適当なメッ
セージ、あるいは、エラー状態が存在する場合には、顧客サービスと連絡を取る
ように示唆するメッセージが顧客ディスプレイ１８上に表示される。メッセージ
は、各運賃カード取引の後、エリアコントローラに送られる。
ワーマネージメント、印刷速度および印字品質を最適化するために、内部コント
ローラプリント回路基板を使用する。図１に示されるように、供給されるレシー
トペーパーが使い果されると、顧客は、顧客ディスプレイ１８上でその旨を知ら
される。また、顧客は、レシートが無い状態で取引を続けたいか否かを示すよう
に指示される。印刷終了時、レシートは、カットされて、レシートカップ２４内
に置かれる。好ましい実施形態のプリンタアッセンブリ６２は、芳しくない動作
状態にもかかわらず、レシートを読み取ることができるように、汚れに耐えるレ
シートを供給する。図１および図２に示されるように、運賃カードは、運賃カー
ドまたはトランスポート差込ベセル１０を通じて付加値端末２内に挿入される。
チケット搬送７８は、運賃カードの磁気ストリップからのデータを読み取り、運
賃カードにデータを書き込み、および／または運賃カード上に現在記憶されてい
る値および他の利用可能な情報を確認する。チケット搬送７８は、制御およびメ
モリ回路カードアッセンブリ５２からデータを送受信する。本発明の好ましい実
施形態において、運賃カードが書き込み後の確認をしなかった場合には、チケッ
ト搬送７８は、運賃カードを顧客に戻す前に運賃カードを適切にエンコードする
ために３つの追加の試みを行なう。うまく取引が完了したことを示す適当なメッ
セージ、あるいは、エラー状態が存在する場合には、顧客サービスと連絡を取る
ように示唆するメッセージが顧客ディスプレイ１８上に表示される。メッセージ
は、各運賃カード取引の後、エリアコントローラに送られる。
【００３２】
また、好ましい実施形態の付加値端末２は、音声合成器を有するオーディオ回
路カード７４を有している。オーディオ回路カード７４は、ＡＳＣＩＩテキスト
入力から電子化された音声を形成する。音声フィルタはノイズを低減し、増幅器
は音声出力パワーを増幅する。オーディオ回路カード７４は、制御およびメモリ
カードアッセンブリ５２に接続されるとともに、制御およびメモリカードアッセ
ンブリ５２によって制御される。図１に示されるように、標準的な１／８インチ
（０．３２ｃｍ）のオーディオジャック３０は、情報、説明、指示を聞く際にプ
ライバシーのため、付加値端末２のフロントパネル上に設けられている。例えば
ニューヨーク市輸送で利用できる自動販売機などの既存の輸送システムの自動販
売機との一貫性を維持するために、付加値端末２には音声機能が設けられている
。製造コスト、設置コスト、在庫数を最小限に抑えるため、本発明のオーディオ
回路カード７４は、既存の輸送自動販売機で使用されるオーディオカードと同一
であっても良い。
路カード７４を有している。オーディオ回路カード７４は、ＡＳＣＩＩテキスト
入力から電子化された音声を形成する。音声フィルタはノイズを低減し、増幅器
は音声出力パワーを増幅する。オーディオ回路カード７４は、制御およびメモリ
カードアッセンブリ５２に接続されるとともに、制御およびメモリカードアッセ
ンブリ５２によって制御される。図１に示されるように、標準的な１／８インチ
（０．３２ｃｍ）のオーディオジャック３０は、情報、説明、指示を聞く際にプ
ライバシーのため、付加値端末２のフロントパネル上に設けられている。例えば
ニューヨーク市輸送で利用できる自動販売機などの既存の輸送システムの自動販
売機との一貫性を維持するために、付加値端末２には音声機能が設けられている
。製造コスト、設置コスト、在庫数を最小限に抑えるため、本発明のオーディオ
回路カード７４は、既存の輸送自動販売機で使用されるオーディオカードと同一
であっても良い。
【００３３】
好ましい実施形態の付加値端末２は、非接触スマートカードを使用する輸送シ
ステムにおける非接触スマートカードリーダー２８を有している。図２ａに示さ
れるように、スマートカードターゲットアッセンブリ５６は、乗客が自分の非接
触スマートカードに値を付加するための手段を与える。スマートカードターゲッ
トアッセンブリ５６は、ＲＳ−４２２ポートを介して、制御およびメモリ回路カ
ード５２と直接に通信を行なう。好ましい実施形態の非接触スマートカードリー
ダー２８は、この技術分野で知られている任意の非接触スマートカード通信プロ
トコルを使用するスマートカードを読み取り、書き込み、確認する能力を有して
いる。この能力は、食料品店等の輸送エリア外で利用可能な付加値端末において
特に望ましく、この場合、端末は、様々なスマートカード通信プロトコルを利用
する様々な輸送リンクの運賃カードに値を付加するために使用される。
ステムにおける非接触スマートカードリーダー２８を有している。図２ａに示さ
れるように、スマートカードターゲットアッセンブリ５６は、乗客が自分の非接
触スマートカードに値を付加するための手段を与える。スマートカードターゲッ
トアッセンブリ５６は、ＲＳ−４２２ポートを介して、制御およびメモリ回路カ
ード５２と直接に通信を行なう。好ましい実施形態の非接触スマートカードリー
ダー２８は、この技術分野で知られている任意の非接触スマートカード通信プロ
トコルを使用するスマートカードを読み取り、書き込み、確認する能力を有して
いる。この能力は、食料品店等の輸送エリア外で利用可能な付加値端末において
特に望ましく、この場合、端末は、様々なスマートカード通信プロトコルを利用
する様々な輸送リンクの運賃カードに値を付加するために使用される。
【００３４】
図１に示されるように、付加値端末２は、背後から近付いてくる誰かを顧客が
視認できる安全ミラー１６を有している。本発明の好ましい実施形態において、
安全ミラーは、付加値端末２の外側に配置されたビデオテープレコーダへの専用
回線を使用する安全カメラのためのカバープレートとしても機能する。
視認できる安全ミラー１６を有している。本発明の好ましい実施形態において、
安全ミラーは、付加値端末２の外側に配置されたビデオテープレコーダへの専用
回線を使用する安全カメラのためのカバープレートとしても機能する。
【００３５】
図２ｂは、本発明の好ましい実施形態におけるパワーブロック図１００である
。付加値端末は、内部の構成要素の全てに様々なＤＣ電圧を供給する複数の出力
ＤＣ電源およびバッテリーバックアップ１０２を使用する。電源は、ＡＣプラグ
１０８で示される１２０Ｖ、６０Ｈｚの入力部を必要とする。また、設置時にお
いて、付加値端末は、１０Ａｍｐ単相ＡＣサービス連結部も必要とする。付加値
端末のキャビネット内に配置された１つの電源スイッチ１２２は、全ての電力を
除去する。好ましい実施形態のバッテリーバックアップは、最大３０秒間で現在
の取引を完了できる十分な動作電力を供給する。３０秒以内で取引が完了しない
場合、付加値端末は、取引をキャンセルして、カードを顧客に戻す。
。付加値端末は、内部の構成要素の全てに様々なＤＣ電圧を供給する複数の出力
ＤＣ電源およびバッテリーバックアップ１０２を使用する。電源は、ＡＣプラグ
１０８で示される１２０Ｖ、６０Ｈｚの入力部を必要とする。また、設置時にお
いて、付加値端末は、１０Ａｍｐ単相ＡＣサービス連結部も必要とする。付加値
端末のキャビネット内に配置された１つの電源スイッチ１２２は、全ての電力を
除去する。好ましい実施形態のバッテリーバックアップは、最大３０秒間で現在
の取引を完了できる十分な動作電力を供給する。３０秒以内で取引が完了しない
場合、付加値端末は、取引をキャンセルして、カードを顧客に戻す。
【００３６】
付加値端末内の構成要素における許容可能な実用温度を維持するために、ヒー
タ１０４が設けられている。付加値端末は、輸送環境、風雨や雪に晒される屋外
環境、ホテルのロビーや食料品店といった他のシステム外環境で直面する環境の
動作状態に耐えるように構成されている。好ましい実施形態の付加値端末は、実
用温度範囲が華氏度で−１０〜１２０度となり且つ実用湿度範囲が結露しない２
０％〜９７％となる環境状態に晒された後に故障することなく機能するように設
計されている。
タ１０４が設けられている。付加値端末は、輸送環境、風雨や雪に晒される屋外
環境、ホテルのロビーや食料品店といった他のシステム外環境で直面する環境の
動作状態に耐えるように構成されている。好ましい実施形態の付加値端末は、実
用温度範囲が華氏度で−１０〜１２０度となり且つ実用湿度範囲が結露しない２
０％〜９７％となる環境状態に晒された後に故障することなく機能するように設
計されている。
【００３７】
図２ａに示されるように、キーパッド８２およびフロントパネルの顧客ディス
プレイ８０は、メンテナンス作業中に付加値端末の故障状態の隔離を助けるよう
に設けられている。好ましい実施形態のテストモード中において、会計審査記録
データ、機械モード、位置識別、機械番号、時間、日付、内部診断結果を含む端
末状態データは、顧客ディスプレイ８０上に表示される。図３に示されるように
、全ての情報は、ステーションコントローラ２２６に送られ、その後、エリアコ
ントローラ２００に送られる。好ましい実施形態の付加値端末は、修理作業の履
行においてメンテナンス技術者を補助するために、診断手続きを有している。
プレイ８０は、メンテナンス作業中に付加値端末の故障状態の隔離を助けるよう
に設けられている。好ましい実施形態のテストモード中において、会計審査記録
データ、機械モード、位置識別、機械番号、時間、日付、内部診断結果を含む端
末状態データは、顧客ディスプレイ８０上に表示される。図３に示されるように
、全ての情報は、ステーションコントローラ２２６に送られ、その後、エリアコ
ントローラ２００に送られる。好ましい実施形態の付加値端末は、修理作業の履
行においてメンテナンス技術者を補助するために、診断手続きを有している。
【００３８】
再び図２ａを参照すると、好ましい実施形態の付加値端末は、制御およびメモ
リ回路カードアッセンブリ５２に接続された状態・メンテナンススイッチを有し
ている。ドア開放スイッチ７６は、安全侵犯の可能性を暗示する図１に示される
フロントドア３６の開放を、制御およびメモリ回路カード５２に知らせる。制御
およびメモリカードアッセンブリ５２は、安全侵犯の可能性について作業者に警
告するために、スイッチ状態をステーションコントローラに送る。メンテナンス
のログインが適切に実行されない場合には、付加値端末の動作が一時停止される
。また、本発明の好ましい実施形態において、スイッチＡ６８、スイッチＢ７０
、スイッチＣ７２を含むフロントドアスイッチ６６は、端末を識別するため、ま
た、診断作業のためにも設けられている。
リ回路カードアッセンブリ５２に接続された状態・メンテナンススイッチを有し
ている。ドア開放スイッチ７６は、安全侵犯の可能性を暗示する図１に示される
フロントドア３６の開放を、制御およびメモリ回路カード５２に知らせる。制御
およびメモリカードアッセンブリ５２は、安全侵犯の可能性について作業者に警
告するために、スイッチ状態をステーションコントローラに送る。メンテナンス
のログインが適切に実行されない場合には、付加値端末の動作が一時停止される
。また、本発明の好ましい実施形態において、スイッチＡ６８、スイッチＢ７０
、スイッチＣ７２を含むフロントドアスイッチ６６は、端末を識別するため、ま
た、診断作業のためにも設けられている。
【００３９】
付加値端末２は、米国障害者法（ＡＤＡ）の要件、建物や設備に関する米国連
邦政府ＡＤＡアクセシビリティー・ガイドラインの第４．３４項に準拠するよう
設計されている。具体的には、好ましい実施形態のＡＶＴ２は、その最大到達高
さが床から５４インチ（１３７ｃｍ）を超えないように、最大到達奥行きが５イ
ンチ（１２．７ｃｍ）を超えないように設置される。また、浮き出し文字テキス
ト２０は、最小で５／８インチ（１．５９ｃｍ）の高さであり、背景にコントラ
ストのある色を用い、触知できる感触を得るために０．０３０インチ（０．０７
６ｃｍ）浮き上がっている。点字３２は、視覚障害者が容易に使用できるように
、全ての顧客インタフェースに隣接して設けられている。以上に加え、電子化さ
れた音声を形成して顧客に指示や説明を行なうために、図２ａに示されるデジタ
ル音声合成器７４が使用されている。図１に示されるように、顧客は、顧客によ
って供給されるヘッドホンを使用し、オーディオジャック３０を介して、ＡＶＴ
音声出力にアクセスする。
邦政府ＡＤＡアクセシビリティー・ガイドラインの第４．３４項に準拠するよう
設計されている。具体的には、好ましい実施形態のＡＶＴ２は、その最大到達高
さが床から５４インチ（１３７ｃｍ）を超えないように、最大到達奥行きが５イ
ンチ（１２．７ｃｍ）を超えないように設置される。また、浮き出し文字テキス
ト２０は、最小で５／８インチ（１．５９ｃｍ）の高さであり、背景にコントラ
ストのある色を用い、触知できる感触を得るために０．０３０インチ（０．０７
６ｃｍ）浮き上がっている。点字３２は、視覚障害者が容易に使用できるように
、全ての顧客インタフェースに隣接して設けられている。以上に加え、電子化さ
れた音声を形成して顧客に指示や説明を行なうために、図２ａに示されるデジタ
ル音声合成器７４が使用されている。図１に示されるように、顧客は、顧客によ
って供給されるヘッドホンを使用し、オーディオジャック３０を介して、ＡＶＴ
音声出力にアクセスする。
【００４０】
付加値端末の主な機能は、クレジットカードもしくはデビットカードを使用し
て運賃カードに値や時間を付加することである。図１に示されるように、通勤者
／顧客は、付加値端末を使用して、磁気ストリップ運賃カードもしくはスマート
カードに値を付加する。磁気ストリップを使用する運賃カードは、運賃カードベ
ゼル１０内に挿入される。非接触スマートカードと付加値端末２との間の通信は
、非接触スマートカードをスマートカードリーダー２８を通過して振り動かすこ
とによって達成される。顧客との全てのやりとりは、選択ボタン６、キャンセル
ボタン８、ＰＩＮキーパッド２２、顧客ディスプレイ１８を使用して行なわれる
。
て運賃カードに値や時間を付加することである。図１に示されるように、通勤者
／顧客は、付加値端末を使用して、磁気ストリップ運賃カードもしくはスマート
カードに値を付加する。磁気ストリップを使用する運賃カードは、運賃カードベ
ゼル１０内に挿入される。非接触スマートカードと付加値端末２との間の通信は
、非接触スマートカードをスマートカードリーダー２８を通過して振り動かすこ
とによって達成される。顧客との全てのやりとりは、選択ボタン６、キャンセル
ボタン８、ＰＩＮキーパッド２２、顧客ディスプレイ１８を使用して行なわれる
。
【００４１】
好ましい実施形態において、顧客ディスプレイ１８は、付加値端末２の前面に
おける運賃カード３４の描写によって示されるように、運賃カードを差込ベセル
１０内に挿入するように乗客に指示する。他の実施形態において、磁気ストリッ
プ運賃カードは、ＡＶＴ２内にある磁気ストリップリーダーの方向にしたがって
挿入される。顧客が運賃カードを挿入した後、顧客ディスプレイ１８は、現在の
期間、カードの有効期限、残存値、残存乗車数、カードのアップグレード状態を
表示する。顧客ディスプレイ１８は、付加値の取引または付加時間の取引を選択
するように顧客に指示する。顧客は、選択ボタン６を使用して適切な選択を行な
い、所望の値もしくは時間を選択する。顧客ディスプレイ１８は、購入された選
択値／時間に更新する。その後、ディスプレイ１８は、使用する支払方法に関し
て顧客に指示し、クレジットもしくはデビット（ＡＴＭ）カードのいずれかの選
択が表示される。顧客は、適当な選択ボタン８を押すことによって支払方法を選
択し、ディスプレイ１８は、デビット／クレジットカードリーダー２６内にデビ
ットカードもしくはクレジットカードを挿入するように顧客に指示する。デビッ
トカードが使用される場合、顧客は、ＰＩＮパッド２２によって４桁の暗証番号
（ＰＩＮ）を入力するように要求される。その後、図３に示されるステーション
コントローラ２２６および既存の銀行の承認ネットワークに接続されたエリアコ
ントローラ２００を介して、承認要求が銀行に送られる。運賃カードを更新する
前に、ディスプレイは、レシートが必要か否かを選択するように顧客に指示する
。承認は、銀行から受けられるとともに、エリアコントローラ２００からステー
ションコントローラ２２６を介して付加値端末２３８に通信される。図１に示さ
れるように、その後、運賃カードは、必要な情報でエンコードされ、同じ運賃カ
ードベセル１０を介して顧客に戻される。要求に応じて、レシートがプリンタレ
シートカップ２４内に供給される。その後、顧客ディスプレイ１８は、残存値、
期間、カードの有効期限、残存乗車、アップグレード状態を含む完了した取引情
報を表示する。顧客は、キャンセルボタン８を押すことによって、いつでも取引
処理をキャンセルすることができる。承認が受けられた後に顧客が取引をキャン
セルする場合、あるいは、付加値端末２が運賃カードを発行もしくはエンコード
できない場合、ＡＶＴ２は、逆トランザクションを形成し、それをエリアコント
ローラ２００に送信する。
おける運賃カード３４の描写によって示されるように、運賃カードを差込ベセル
１０内に挿入するように乗客に指示する。他の実施形態において、磁気ストリッ
プ運賃カードは、ＡＶＴ２内にある磁気ストリップリーダーの方向にしたがって
挿入される。顧客が運賃カードを挿入した後、顧客ディスプレイ１８は、現在の
期間、カードの有効期限、残存値、残存乗車数、カードのアップグレード状態を
表示する。顧客ディスプレイ１８は、付加値の取引または付加時間の取引を選択
するように顧客に指示する。顧客は、選択ボタン６を使用して適切な選択を行な
い、所望の値もしくは時間を選択する。顧客ディスプレイ１８は、購入された選
択値／時間に更新する。その後、ディスプレイ１８は、使用する支払方法に関し
て顧客に指示し、クレジットもしくはデビット（ＡＴＭ）カードのいずれかの選
択が表示される。顧客は、適当な選択ボタン８を押すことによって支払方法を選
択し、ディスプレイ１８は、デビット／クレジットカードリーダー２６内にデビ
ットカードもしくはクレジットカードを挿入するように顧客に指示する。デビッ
トカードが使用される場合、顧客は、ＰＩＮパッド２２によって４桁の暗証番号
（ＰＩＮ）を入力するように要求される。その後、図３に示されるステーション
コントローラ２２６および既存の銀行の承認ネットワークに接続されたエリアコ
ントローラ２００を介して、承認要求が銀行に送られる。運賃カードを更新する
前に、ディスプレイは、レシートが必要か否かを選択するように顧客に指示する
。承認は、銀行から受けられるとともに、エリアコントローラ２００からステー
ションコントローラ２２６を介して付加値端末２３８に通信される。図１に示さ
れるように、その後、運賃カードは、必要な情報でエンコードされ、同じ運賃カ
ードベセル１０を介して顧客に戻される。要求に応じて、レシートがプリンタレ
シートカップ２４内に供給される。その後、顧客ディスプレイ１８は、残存値、
期間、カードの有効期限、残存乗車、アップグレード状態を含む完了した取引情
報を表示する。顧客は、キャンセルボタン８を押すことによって、いつでも取引
処理をキャンセルすることができる。承認が受けられた後に顧客が取引をキャン
セルする場合、あるいは、付加値端末２が運賃カードを発行もしくはエンコード
できない場合、ＡＶＴ２は、逆トランザクションを形成し、それをエリアコント
ローラ２００に送信する。
【００４２】
好ましい実施形態のＡＶＴ２は、少なくとも３００００の故障間平均サイクル
（ＭＣＢＦ）を達成するように設計され、この場合、サイクルは、レシートを用
いた取引の完了やキャンセルとして規定される。取引処理を完了することができ
ず且つ運賃カードが顧客に戻される場合、あるいは、キャンセルボタン８を使用
して顧客によって取引が終了される場合、キャンセルが行なわれる。顧客によっ
て行なうことができるＡＶＴ２の取引は、値の付加およびデビット／クレジット
レシートの印刷、デビット／クレジットレシートの印刷なしの値の付加、時間の
付加およびデビット／クレジットレシートの印刷、デビット／クレジットレシー
トの印刷なしの時間の付加を含んでいる。付加値端末２のＭＣＢＦは、各取引に
おいて形成されるレシートに基づいている。デビット／クレジット取引の結果と
してレシートが印刷されることを顧客が選択しない場合、ＭＣＢＦが改良される
。
（ＭＣＢＦ）を達成するように設計され、この場合、サイクルは、レシートを用
いた取引の完了やキャンセルとして規定される。取引処理を完了することができ
ず且つ運賃カードが顧客に戻される場合、あるいは、キャンセルボタン８を使用
して顧客によって取引が終了される場合、キャンセルが行なわれる。顧客によっ
て行なうことができるＡＶＴ２の取引は、値の付加およびデビット／クレジット
レシートの印刷、デビット／クレジットレシートの印刷なしの値の付加、時間の
付加およびデビット／クレジットレシートの印刷、デビット／クレジットレシー
トの印刷なしの時間の付加を含んでいる。付加値端末２のＭＣＢＦは、各取引に
おいて形成されるレシートに基づいている。デビット／クレジット取引の結果と
してレシートが印刷されることを顧客が選択しない場合、ＭＣＢＦが改良される
。
【００４３】
好ましい実施形態の付加値端末２は、設置およびメンテナンスを単純化するた
めに、小型である。付加値端末２は、駅、または、全機能自動販売機が望ましく
ないあるいは適正ではない場所に設置されても良い。図３に示されるように、付
加値端末２３８は、既存の輸送自動料金収集システム内に組み込まれても良い。
好ましい実施形態において、付加値端末は、既存のシステムとの互換性を維持す
るために、輸送システムの多くの構成要素を使用する。図２ａに示されるように
、既存の輸送システムの構成要素と同じであっても良い構成要素は、制御および
メモリカードアッセンブリ５２、レシートプリンタアッセンブリ６２、デビット
／クレジットＰＩＮパッドアッセンブリ６０、デビット／クレジットカードリー
ダー５８、オーディオＰＣＢ７４、イントルージョンスイッチ７６、図１に示さ
れるハイセキュリティーロック４，１２を含む。
めに、小型である。付加値端末２は、駅、または、全機能自動販売機が望ましく
ないあるいは適正ではない場所に設置されても良い。図３に示されるように、付
加値端末２３８は、既存の輸送自動料金収集システム内に組み込まれても良い。
好ましい実施形態において、付加値端末は、既存のシステムとの互換性を維持す
るために、輸送システムの多くの構成要素を使用する。図２ａに示されるように
、既存の輸送システムの構成要素と同じであっても良い構成要素は、制御および
メモリカードアッセンブリ５２、レシートプリンタアッセンブリ６２、デビット
／クレジットＰＩＮパッドアッセンブリ６０、デビット／クレジットカードリー
ダー５８、オーディオＰＣＢ７４、イントルージョンスイッチ７６、図１に示さ
れるハイセキュリティーロック４，１２を含む。
【００４４】
図３は、一次コントロールエリア２２２と、二次コントロールエリア２１６と
、システム外付加値端末群２０２とを有する一般的な輸送システムネットワーク
を示している。システム外付加値端末２１０およびシステム内付加値端末２３８
は、自動料金収集ネットワーク内のステーションコントローラ２０６，２２６を
介して、エリアコントローラ２００と通信するように設計されている。エリアコ
ントローラ２００と付加値端末２１０，２３８との間で送信される情報は、状態
メッセージ、会計検査記録、運賃カード更新取引データ、デビット／クレジット
取引データ、運賃確認表および他の関連するパラメータ、最小／最大購入値、お
よびネガティブリストを含む。バッテリーの低下、紙詰まり、紙の減少／不足、
搬送エラー、電源障害、ドアの開放を含む追加の付加値端末状態メッセージが形
成されてエリアコントローラ２００に送られる。
、システム外付加値端末群２０２とを有する一般的な輸送システムネットワーク
を示している。システム外付加値端末２１０およびシステム内付加値端末２３８
は、自動料金収集ネットワーク内のステーションコントローラ２０６，２２６を
介して、エリアコントローラ２００と通信するように設計されている。エリアコ
ントローラ２００と付加値端末２１０，２３８との間で送信される情報は、状態
メッセージ、会計検査記録、運賃カード更新取引データ、デビット／クレジット
取引データ、運賃確認表および他の関連するパラメータ、最小／最大購入値、お
よびネガティブリストを含む。バッテリーの低下、紙詰まり、紙の減少／不足、
搬送エラー、電源障害、ドアの開放を含む追加の付加値端末状態メッセージが形
成されてエリアコントローラ２００に送られる。
【００４５】
スーパーマーケットやチェーンストア等の小売店に配置されても良いシステム
外付加値端末２１０は、こそ泥や他のセキュリティー上の問題の可能性の多くを
排除した環境での付加値端末２１０の利用可能性を提供する。運賃カードは、価
格が予め決められたカードにおいては、しばしば、商店主が手数料一覧表にした
がって手数料を受ける商店の場所を通じて入手することができる。運賃カードの
顧客は、自分の運賃カードに値や時間を付加したい場合に、多数の購入を伴う複
数の顧客の後ろに一列に並んで待つ必要なく、ＡＶＴが利用できるため、有益で
ある。システム外の場所としては、ホテル、空港、主要な建物、ショッピングモ
ール／センター、郵便局、病院、バスターミナル、図書館、集合住宅、高齢者施
設が含まれても良いが、これに限定されるものではない。
外付加値端末２１０は、こそ泥や他のセキュリティー上の問題の可能性の多くを
排除した環境での付加値端末２１０の利用可能性を提供する。運賃カードは、価
格が予め決められたカードにおいては、しばしば、商店主が手数料一覧表にした
がって手数料を受ける商店の場所を通じて入手することができる。運賃カードの
顧客は、自分の運賃カードに値や時間を付加したい場合に、多数の購入を伴う複
数の顧客の後ろに一列に並んで待つ必要なく、ＡＶＴが利用できるため、有益で
ある。システム外の場所としては、ホテル、空港、主要な建物、ショッピングモ
ール／センター、郵便局、病院、バスターミナル、図書館、集合住宅、高齢者施
設が含まれても良いが、これに限定されるものではない。
【００４６】
図３に示されるように、システム外付加値端末２１０は、通信ブレイクアウト
・ボックス２０８に接続されている。付加値端末を含む追加のシステム装置のた
めの拡張ポート２１２は、通信ブレイクアウト・ボックス２０８との接続のため
に利用できる。通信ブレイクアウト・ボックス２０８は、データサービスユニッ
ト２０４を介してエリアコントローラ２００に接続されるシステム外ステーショ
ンコントローラ２０６に接続される。
・ボックス２０８に接続されている。付加値端末を含む追加のシステム装置のた
めの拡張ポート２１２は、通信ブレイクアウト・ボックス２０８との接続のため
に利用できる。通信ブレイクアウト・ボックス２０８は、データサービスユニッ
ト２０４を介してエリアコントローラ２００に接続されるシステム外ステーショ
ンコントローラ２０６に接続される。
【００４７】
好ましい実施形態のエリアコントローラ２００は、条件付きの４線式デジタル
回線または光ファイバネットワークを使用して、一次コントロールエリア２２２
およびシステム外コントロールエリア２０２に接続される。好ましい実施形態は
、９６００ボー・レートを指定する。一次コントロールエリア２２２は、データ
サービスユニット２２４を介してエリアコントローラ２００に接続されたステー
ションコントローラ２２６を有している。ステーションコントローラ２２６は通
信ブレイクアウト・ボックス２２８に接続されており、通信ブレイクアウト・ボ
ックス２２８は、二次コントロールエリア２１６の通信拡張パネル２１８および
一次コントロールエリアの通信拡張パネル２３６への接続を含む複数のポート接
続部を有している。光ファイバ通信ライン２３０は、通信ブレイクアウト・ボッ
クス２２８を二次コントロールエリア２１６に接続する。また、光ファイバモデ
ム２１４は、二次コントロールエリア２１６に接続されている。二次コントロー
ルエリア２１６の拡張パネル２１８は、更に、ステーションネットワークモジュ
ール２２０に接続されている。
回線または光ファイバネットワークを使用して、一次コントロールエリア２２２
およびシステム外コントロールエリア２０２に接続される。好ましい実施形態は
、９６００ボー・レートを指定する。一次コントロールエリア２２２は、データ
サービスユニット２２４を介してエリアコントローラ２００に接続されたステー
ションコントローラ２２６を有している。ステーションコントローラ２２６は通
信ブレイクアウト・ボックス２２８に接続されており、通信ブレイクアウト・ボ
ックス２２８は、二次コントロールエリア２１６の通信拡張パネル２１８および
一次コントロールエリアの通信拡張パネル２３６への接続を含む複数のポート接
続部を有している。光ファイバ通信ライン２３０は、通信ブレイクアウト・ボッ
クス２２８を二次コントロールエリア２１６に接続する。また、光ファイバモデ
ム２１４は、二次コントロールエリア２１６に接続されている。二次コントロー
ルエリア２１６の拡張パネル２１８は、更に、ステーションネットワークモジュ
ール２２０に接続されている。
【００４８】
一次コントロールエリア２２の通信ブレイクアウト・ボックスから通信拡張パ
ネル２３６への通信は、ＲＳ−２３２接続２３４を使用して行なわれる。双方向
通信チャンネルは、一次コントロールエリアステーションネットワークモジュー
ル２２を通信拡張パネル２３６に接続する。好ましい実施形態において、通信ブ
レイクアウト・ボックス２２８のポートの１つに接続された通信拡張パネル２３
６は、９６００またはそれ以上のボー・レートを有する８個のＲＳ−４２２同期
二重シリアルポートを備えている。拡張能力２４６を有する８個のＲＳ−４２２
ポートのうちの第１のポートは、付加値端末２３８に接続されている。また、輸
送システム回転式改札口２４０、運賃カードリーダー２４２、自動販売機２４４
もまた、通信拡張パネル２３６の利用可能なシリアルポートに接続されている。
また、通信拡張パネル２３６は、ステーションコントローラ２２６とトークンブ
ース装置２６２のトークンブース制御ユニット２４８との間の接続部としても機
能する。トークンブース制御ユニット２４８は、トークンブースプリンタ２５０
と、ＴＡＧアンテナ２５２と、トークンブースキーボード２５４と、トークンブ
ースディスプレイ２５８と、トークンブースリーダー２６０と、トークンブース
エンコーダ／リーダー２５６とを制御して監視する。
ネル２３６への通信は、ＲＳ−２３２接続２３４を使用して行なわれる。双方向
通信チャンネルは、一次コントロールエリアステーションネットワークモジュー
ル２２を通信拡張パネル２３６に接続する。好ましい実施形態において、通信ブ
レイクアウト・ボックス２２８のポートの１つに接続された通信拡張パネル２３
６は、９６００またはそれ以上のボー・レートを有する８個のＲＳ−４２２同期
二重シリアルポートを備えている。拡張能力２４６を有する８個のＲＳ−４２２
ポートのうちの第１のポートは、付加値端末２３８に接続されている。また、輸
送システム回転式改札口２４０、運賃カードリーダー２４２、自動販売機２４４
もまた、通信拡張パネル２３６の利用可能なシリアルポートに接続されている。
また、通信拡張パネル２３６は、ステーションコントローラ２２６とトークンブ
ース装置２６２のトークンブース制御ユニット２４８との間の接続部としても機
能する。トークンブース制御ユニット２４８は、トークンブースプリンタ２５０
と、ＴＡＧアンテナ２５２と、トークンブースキーボード２５４と、トークンブ
ースディスプレイ２５８と、トークンブースリーダー２６０と、トークンブース
エンコーダ／リーダー２５６とを制御して監視する。
【００４９】
当業者であれば、これらの教示を考慮して本発明の他の実施形態および変形例
を成すであろう。そのような人々は、前述した実施形態間の対称性を認識すると
ともに、同様の結果を生むためにそれらの要素が他の方法で配置されても良いこ
とを理解するであろう。したがって、本発明は、前述した明細書および添付図面
を参照して考えた時にそのような他の実施形態や変形例の全てを含む以下のクレ
ームによってのみ限定される。
を成すであろう。そのような人々は、前述した実施形態間の対称性を認識すると
ともに、同様の結果を生むためにそれらの要素が他の方法で配置されても良いこ
とを理解するであろう。したがって、本発明は、前述した明細書および添付図面
を参照して考えた時にそのような他の実施形態や変形例の全てを含む以下のクレ
ームによってのみ限定される。
【図１】
図１は値を運賃カードに簡単に分配して付加できる付加値端末の好ましい実施
形態の正面図である。
形態の正面図である。
【図２ａ】
図２ａは好ましい実施形態の付加値端末における信号回路のブロック図である
。
。
【図２ｂ】
図２ｂは好ましい実施形態の端末における電力回路構成のブロック図である。
【図３】
図３は既存の輸送システムの自動料金収集装置内に含まれる付加値端末のブロ
ック図である。
ック図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ヒルトン、 グラハム エイチ．
アメリカ合衆国 カリフォルニア州
92120 サンディエゴ ワンダーメア ド
ライブ 6453
(72)発明者 ミラー、 ポール エム．
アメリカ合衆国 カリフォルニア州
92129 サンディエゴ ヴィアカバジョ
ロホ 13004
(72)発明者 シェイクルフォード、 ジェス
アメリカ合衆国 カリフォルニア州
92117 サンディエゴ コンヴォイ コー
ト ナンバー309 6460
(72)発明者 サンフィリポ、 チャド エス．
アメリカ合衆国 カリフォルニア州
92065 ラモナ サトゥスマ コート
24943
(72)発明者 ヴァーニー、 マーク
イギリス国 ウエストサセックス州 アー
ルエイチ13 ７エックスエヌ ホーシャム
サウスウォーター リーズ クローズ
31
(72)発明者 パーカー、 アンドリュー
イギリス国 ハートフォードシャー州 エ
イエル８ ７オーエイチ ウエルウィン
ガーデン シティ ヴァリー ロード 19
(72)発明者 ブライアント、 ケヴィン
イギリス国 サリー州 ケイティー12 ２
ビーエヌ ウォルトン オン テムズ コ
ッティモア レーン 102
(72)発明者 フォード、 ギャヴィン
イギリス国 サリー州 ジーユー24 ０イ
ーユー ウォーキング コンノート ロー
ド 125
Ｆターム(参考） 3E044 AA02 BA04 DE07
Claims (20)
- 【請求項１】 クレジットおよびデビットアカウントのみを使用して運賃カ
ードに値を付加するために輸送ステーションコントローラと通信する端末であっ
て、 顧客に情報や指示を表示するための顧客ディスプレイと；顧客ディスプレイに
隣接し、表示されたオプションを選択するための複数の選択ボタンと；接触タイ
プのスマートカードを受け入れるための運賃カード差込ベセルと；非接触スマー
トカードターゲットおよびリーダーと；デビット／クレジットカードを使用して
支払う手段を与えるデビット／クレジットカードリーダーと；デビット／クレジ
ットカードリーダーに隣接し、デビット／クレジットカードの暗証番号を入力す
るためのピンパットと；からなるフロントパネルインタフェースを有するキャビ
ネットと、 前記フロントパネルインタフェースを制御し、シリアル通信リンクを介して前
記輸送ステーションコントローラに接続された、制御およびメモリアッセンブリ
からなるキャビネットの内部に位置された複数の内部構成要素と、 からなる端末。 - 【請求項２】 フロントパネルインタフェースは、文字および点字の指示を
有する複数のベセルを更に備える請求項１に記載の端末。 - 【請求項３】 フロントパネルインタフェースは、顧客に音声指示を与える
ための手段を更に備える請求項１に記載の端末。 - 【請求項４】 新しい又は再利用されたスマートカードを発行するための手
段を更に備える請求項１に記載の端末。 - 【請求項５】 フロントパネルインタフェースは、取引レシートを供給する
ためにキャビネット内に位置されたプリンタアッセンブリに接続されたプリンタ
レシートカップを更に備える請求項１に記載の端末。 - 【請求項６】 フロントパネルインタフェースは、近付いてくる人を顧客が
視認できるようにする安全ミラーを更に備え、前記安全ミラーは、端末の外部に
配置されたビデオテープレコーダへの専用回線を使用するセキュリティーカメラ
のためのカバープレートとして機能する請求項１に記載の端末。 - 【請求項７】 フロントパネルインタフェースは、端末の複数の内部構成要
素へのアクセスを許容するためにヒンジで開放させる手段を有する請求項１に記
載の端末。 - 【請求項８】 フロントパネルインタフェースをキャビネットにロックする
ための上側ハイセキュリティーロックおよび下側ハイセキュリティーロックを更
に備える請求項７に記載の端末。 - 【請求項９】 顧客ディスプレイは、端末が使用されていない時に広告を表
示する手段を提供する請求項１に記載の端末。 - 【請求項１０】 顧客ディスプレイはタッチスクリーンディスプレイを更に
備える請求項１に記載の端末。 - 【請求項１１】 制御およびメモリアッセンブリは、状態および取引情報を
記憶するためのバッテリーで支持されたメモリを備える請求項１に記載の端末。 - 【請求項１２】 運賃カードに値を付加する方法であって、 クレジットおよびデビットアカウントのみを使用して運賃カードに値を付加す
るために輸送ステーションコントローラと通信する端末を提供するステップと、 顧客に指示するため説明書きを前記端末上に表示するステップと、 接触スマートカードリーダーおよび非接触スマートカードリーダーの一方を用
いてスマートカードを読み取るステップと、 デビット／クレジットカードリーダーを用いてデビット／クレジットカードを
読み取るステップと、 デビット／クレジットカード取引を承認するために輸送ステーションコントロ
ーラと通信するステップと、 新たな値をスマートカードに書き込むステップと、 からなる方法。 - 【請求項１３】 前記スマートカードを読み取るステップは、接触スマート
カードを接触スマートカードリーダーに挿入するステップを備える請求項１２に
記載の方法。 - 【請求項１４】 前記スマートカードを読み取るステップは、非接触スマー
トカードリーダーのターゲットを通り過ぎて非接触スマートカードを移動させる
ステップを備える請求項１２に記載の方法。 - 【請求項１５】 前記新たな値をスマートカードに書き込むステップは、非
接触スマートカードリーダーのターゲットを通り過ぎて非接触スマートカードを
移動させるステップを備える請求項１２に記載の方法。 - 【請求項１６】 文字および点字の使用説明を有する複数のベゼルを提供す
るステップを更に備える請求項１２に記載の方法。 - 【請求項１７】 顧客に指示するために音声の使用説明を用いるステップを
更に備える請求項１２に記載の方法。 - 【請求項１８】 料金支払いのみのエリアにアクセスを与えるための輸送シ
ステムネットワークであって、 エリアコントローラと、 少なくとも１つのシステム内ステーションコントローラと；前記少なくとも１
つのシステム内ステーションコントローラに接続された少なくとも１つのシステ
ム内通信拡張パネルと；非現金取引を行なうために前記少なくとも１つのシステ
ム内通信拡張パネルに接続され且つデビット／クレジットカードを使用してスマ
ートカードに値を付加する手段を有する少なくとも１つのシステム内付加値端末
とからなり、前記エリアコントローラと通信を行なうシステム内コントロールエ
リアと、 少なくとも１つのシステム外ステーションコントローラと；非現金取引を行な
うために前記少なくとも１つのシステム外ステーションコントローラに接続され
且つデビット／クレジットカードを使用してスマートカードに値を付加する手段
を有する少なくとも１つのシステム外付加値端末とからなり、前記エリアコント
ローラと通信を行なうシステム外ステーションエリアと、 からなる輸送システムネットワーク。 - 【請求項１９】 前記システム内ステーションエリアが鉄道の駅からなる請
求項１８に記載の輸送システムネットワーク。 - 【請求項２０】 前記システム外ステーションエリアが食料品店からなる請
求項１８に記載の輸送システムネットワーク。
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