JP3866773B2 - Icカード読取書込端末システム - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、電子通貨システムに使用する電子通貨用のリーダ/ライタおよびその操作方法に係わり、特に、持ち運びが可能なリーダ/ライタおよびその操作方法に関するものである。
背景技術
近年、電子通貨を収納したICカード相互間の通信により、電子通貨のやり取りを行う電子通貨システムが提案されている。このシステムに使用するICカードは、その内部に通信機能を有するマイクロプロセッサと、処理プログラム及び電子通貨の残額を格納するEEPROM等によるメモリとを備えて構成される。そして、ICカードは、銀行、商店、個人の住宅等に備えられる端末を通信回線を介して任意に接続可能に構成される電子通貨システムを介して、また、専用の端末であるICカード電子財布等を使用することにより、他のICカードとの間で、電子通貨の出し入れが可能である。
従来提案されている、通信回線に接続されたICカード読み取り書き込み端末は、銀行、商店、個人の住宅等に備え付けられたものであり、その持ち運びは容易ではなかった。このため、商店内の様々な場所で使用したり、携帯して商店外でまたは交通機関などで移動しながら使用することは困難であった。また、前述の電子財布は、携帯可能でICカード間の電子通貨のやり取りが可能であるが、通信回線に接続されていないため、離れた場所にあるICカードとの電子通貨のやり取りは不可能であった。
本発明の目的は、前述した電子通貨システムにおいて、携帯可能で、かつ、公衆回線網を介して通信可能な電子通貨用POS端末及びその操作方法を提供することにある。
発明の開示
本発明は、ICカード内に保持された電子通貨を携帯型ICカード読み取り/書き込み端末を介して移動する方法であって、第1および第2のICカードを前記ICカード読み取り/書き込み端末に設けられた第1および第2の挿入口にそれぞれ挿入し、前記第1のICカード内に保持された電子通貨の少なくとも一部の電子通貨を前記第1のICカードから前記第2のICカードに移動し、前記ICカードの読み取り/書き込み端末がドッキングステーションにドッキングされたとき、前記第1のICカードから前記第2のICカードに移動された電子通貨の少なくとも一部の電子通貨を前記第2のICカードから前記ステーションに移動する。このことにより、ステーションから離れた場所にある第1のICカードからの電子通貨の移動を容易に行うことができる。
また、本発明は、ICカード内に保持された電子通貨を移動するための電子通貨用のICカード読み取り/書き込み機において、前記ICカードが挿入される挿入口および金額を入力するためのボタンを有し、通信回線と接続されたステーションとは分離して使用可能であって、かつ、ステーションにセットした際には通信回線を介して電子通貨の移動が可能である。このことにより、通信回線を利用しないでICカード間の電子通貨のやり取りを行う際には本機を持ち運んで使用でき、通信回線を介して電子通貨のやり取りを行うときだけステーションにセットすればよい。
また、本発明は、ICカード内に保持された電子通貨を移動するための電子通貨用のICカード読み取り/書き込み機の操作方法において、ICカード読み取り/書き込み機の本体部から金額が入力されるステップと、本体部と通信可能で、かつ、本体部とは分離されたICカード読み取り/書き込み部に金額が表示されるステップと、ICカード読み取り/書き込み部のICカード挿入口にICカードが挿入されるステップとを有する。このことにより、本体部と分離されたICカード読み取り書き込み部を電子通貨を支払う例えば顧客に確認・操作させることが容易となる。顧客に金額を確認させてICカードを挿入してもらうことができるので電子通貨を使うことへの顧客の不安感を軽減し、信頼度を高めることができる。
また、本発明は、ICカード内に保持された電子通貨を移動するための電子通貨用のICカード読み取り/書き込み機の操作方法において、ICカード読み取り書き込み機の本体部とは分離され、本体部をセットすることにより、通信回線を介して電子通貨の移動が可能なステーションに本体部がセットされるステップと、本体部に挿入されたICカードからステーションに挿入されたICカードまたは通信回線を介して電子通貨を移動する他の電子通貨保持手段に送金する金額が表示されるステップとを有する。このことにより、通信回線を介して電子通貨の移動を行いたいときには本体部をステーションにセットすればよく、また、送金金額を確認することができるので、送金の誤操作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるICカード読み取り書き込み機が適用される電子通貨システムの構成を示すブロック図、第2図〜第4図は本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末の外観を示す斜視図、第5図は、本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末をドッキングステーションにセットした状態を示す断面図、第6図は、本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末の表示部及び入力部を示す図、第7図〜第8図は本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末の店舗内における使用形態を示す図、第9図〜第11図は携帯用マネートランスファー端末及びドッキングステーションの機能構成を示すブロック図、第12図〜第14図は本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末を使用して、ICカード間で電子通貨のやり取りを行う場合のフローチャート、第15図は、本発明の一実施形態によるICカードのロックを解除する場合のフローチャートである。また、第16図は本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末をタクシーの車内において使用する形態を示す図、第17図は携帯用マネートランスファー端末、客用ICカードリーダ/ライタ及びタクシーメータの機能構成を示すブロック図、第18図は本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末を使用して、ICカードと間で電子通貨のやり取りを行う場合のフローチャートである。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明による電子通貨システムにおけるICカード読み取り書き込み機の一実施形態を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明によるICカード読み取り書き込み機が適用される電子通貨システムの構成を示すブロック図である。第1図を参照して電子通貨システムの構成を説明する。
第1図において1は銀行営業店システム、2は流通システム、3はエンドユーザーシステム、5は銀行計算機センタ、6は電子通貨発行組織、7は公衆通信網、10はICカード、11は外付けICカードリーダ/ライタ、12は窓口端末、13は内部通信回線、14は現金自動預入支払機、15は電子金庫、16は電子通貨トランザクション制御端末、17はリレーコンピュータ、21は電子通貨用POS端末、22はPOS端末、23はストアコントローラー、24はセンタ装置、25は情報制御システム、26はワークステーション、27は携帯用マネートランスファー端末(以下、ハンデイマネトラと呼ぶこともある)、28はドッキングステーション、31は電子財布、32はパソコン、33はPCカード型カードリーダ/ライタ、34はICカード電話機、51は勘定系システムホスト、52は外接系システム、53は外接系制御端末である。
第1図に示す電子通貨システムは、公衆通信網7に、銀行営業店システム1、小売店、レストラン、サービス業者等の店舗に設けられる流通システム2、エンドユーザーシステムとしてのパソコン32、ICカード電話機34等が接続されて構成されている。図示例では、代表的なシステムがそれぞれ1システムずつ示されているが、多数のシステムが公衆通信網7に接続されて構成することができる。また、銀行営業店システムは、専用回線等により銀行計算機センタ5に接続され、銀行計算機センタ5には、電子通貨発行組織6が接続されている。
ICカード10は、その内部に通信機能を有するマイクロプロセッサと、処理プログラム及び電子通貨の残額を格納するEEPROM等によるメモリとを備えて構成され、エンドユーザである個人が所持すると共に、電子通貨システムに参加する銀行、店舗等により所持される。
銀行営業店システム1は、窓口端末12、現金自動預入支払機14が内部通信回線13を介して接続され、さらに、リレーコンピュータ17を介して銀行計算機センタ5に接続されて構成されているが、電子通貨決裁のために、窓口端末12にICカードリーダ/ライタ11が設けられ、現金自動預入支払機14には、ICカードリーダ/ライタが内蔵され、また、電子通貨トランザクション制御端末を介して電子金庫15が接続されて構成される。
銀行計算機センタ5は、勘定系システムホスト51と、外接系システム52とにより構成され、外接系システム52は、外接系制御端末53、リレーコンピュータ17、電子金庫15が備えられて構成されている。
流通システム2は、通常、POS端末が、内部通信回線13、ストアコントローラー23を介してセンタ装置24に接続されて構成されるが、電子通貨決裁のために、通常のPOS端末には外付けのICカードリーダ/ライタ11が設けられ、あるいは、電子通貨用POS端末21を使用して構成される。また、センタ装置24は、情報制御システム25、ワークステーション26、電子金庫15を備えて構成されている。
エンドユーザシステム3は主に個人ユーザシステムであり、簡単にはICカード内の電子通貨の残高を表示することのできる電子財布だけでよい。この電子財布31には、電卓等の機能を加えることの可能である。また、パソコン32は、個人が所有するものに、電子通貨決裁のために、PC型カードリーダ/ライタ33を設けて、公衆通信網7と接続可能に構成される。また、通常の電話機に電子通貨を収納するICカード10に対する処理機能を備えたICカード電話機34を使用することもできる。
前述のエンドユーザーシステム3におけるパソコン32、ICカード電話装置34は、その内部に2枚のICカードに対する2組のカードリーダ/ライタを設けることにより、2枚のICカード相互間で電子通貨のやり取りを行うことができる。これにより、例えば、ご主人のICカード内の電子通貨を、奥様のICカードに移す等の、通常の現金を取り扱う場合と同様な処理を行わせることができる。
次に、前述したように構成される本発明が適用される電子通貨システムの利用方法を説明する。
システムに参加する銀行、商店、自動販売機、個人等には、電子通貨発行組織6からICカード10が配布され、また、銀行は、通常に流通している現金と交換に電子通貨を受け取り、外接系システム52内に設けられる電子金庫15内に格納する。この電子金庫15は、後述するように、その内部に多数のICカード10を格納しており、各カード10には、電子通貨発行組織から受け取った電子通貨が分配されて収納される。外接系システム52における電子金庫15内のICカードに収納される電子通貨は、各銀行営業店に設置されている銀行営業店システム1における電子金庫15内のICカード10に分配される。
電子通貨システムに参加するエンドユーザーとしての個人は、配布されたICカード10を所持し、銀行営業店システム1の窓口端末12、現金自動預入支払機14により、銀行に持つ自己の口座の預金を電子通貨に交換して引き下ろして、自己のICカード10内に収納する。また、所有するPCカード型リーダ/ライタ33を有するパソコン32、または、ICカード電話機34を、公衆通信網7を介して銀行営業店システム1に接続して、前述の場合と同様に、銀行に持つ自己の口座の預金を電子通貨に交換して引き出し、自己のICカード10内に収納することができる。
前述の電子通貨の引き出しの際、個人の所持するICカードは、自カード内に有する通信機能により、窓口端末12、現金自動預入支払機14、パソコン32、または、ICカード電話機34のリーダ/ライタを介して、銀行営業店システム1内の電子金庫15内のICカードと接続される。そして、電子通貨トランザクション制御端末16の制御の下に、銀行営業店システム1内の電子金庫15内のICカード10に収納されている電子通貨が個人の所持するICカード10内に収納される。このとき、銀行営業店システム1内の電子金庫15内のICカード10に収納されている電子通貨の残高は、個人の所有するICカード10内に収納した分だけ減額される。また、個人の口座からの引き下ろしは、従来から行われていたと同様に行われる。
前述では、個人が所持するICカードにその個人の銀行口座の預金を引き下ろして収納するとして説明したが、現金を銀行の窓口または、電子通貨発行組織の窓口に持っていき、そこでICカードに収納してもらうこともできる。
また、ICカード内の電子通貨は、前述とは逆に、窓口端末12、現金自動預入支払機14、パソコン32を介して、銀行営業店システム1内の電子金庫15内のICカードに返却し、同時に自己の口座に預入することができる。
前述のようにして、電子通貨を自己のICカード10内に収納したユーザは、各種商店等において、そのICカードを現金と同様に使用して商品の買い物を行い、また、各種のサービスを受けることが可能である。
今、電子通貨を自己のICカード10内に収納したユーザが、商店で買い物を行い、支払いのためPOS端末のカウンタに買い上げた商品を持ち込んだものとする。扱い者は、通常の取引の場合と同様に、バーコード等を読み込ませることにより、商品の売値をPOS端末21または22から入力し、その合計を演算させて顧客に請求する。
顧客が現金の代わりに電子通貨が収納されたICカードにより支払う場合、顧客は、そのICカードを、電子通貨用POS端末21のカード挿入口、または、通常のPOS端末22に接続されたICカードリーダ/ライタ11に挿入する。これにより、顧客のICカードとその商店のセンタ装置24に設置されている電子金庫15内のICカードの1枚とが内部通信回線13、ワークステーション26とを介して接続され、顧客のICカード内の電子通貨がセンタ装置24に設置されている電子金庫15内のICカードの1枚に移され、POS端末からレシートが出力されて、買い物による支払いの処理が終了する。この場合、顧客のICカード内の電子通貨は、買い物に使用された分だけ減額され、商店のICカードの電子通貨に加算される。
前述では、多数のPOS端末と、センタ装置24に多数のICカードを格納した電子金庫を備える流通システムにおいて、商品の取引代金を支払うものとして説明したが、個人商店等で、1台の入金機のみを備えるようなシステムの場合、入金機に顧客のICカードのためのICカードリーダ/ライタを設け、また、入金機の内部に、その商店が所持するICカードを持たせることにより、この商店が所持するICカードと、ICカードリーダ/ライタを介して接続される顧客のICカードとの間で、電子通貨による支払いを行うことができる。そして、商店が所持するICカード内の電子通貨は、前述したように、銀行の口座に入金することができ、あるいは、銀行の窓口で現金化することもできる。
さらに、前述したPOS端末を有する流通システムにおいて、システムの構築方法として、各POS端末にICカードを持たせ、顧客のICカードとの間の金銭授受を、いったん、このPOS端末内のICカードと顧客のICカードとの間で行い、必要に応じて、POS端末からセンタ装置24の電子金庫15内のICカードに移すようにすることができる。
次に、前述のように電子通貨システムに使用される本発明の携帯用マネートランスファー端末の一実施形態を図面により説明する。
第2図は、本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末の外観を示す斜視図である。第2図において、101は本体部、102は表示部、103は商品/メニューキー、104はテンキー及び機能キー、105はプリンタ、106はレシート、107はケーブル、108はICカードリーダ/ライタ、109は確認ボタン、110はチップボタン、111は客用ICカード挿入口、112は店員用ICカード挿入口である。
第3図は、本発明の他の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末の外観を示す斜視図である。
第4図は、本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末をドッキングステーションにセットした状態を示す斜視図である。第4図において、113は店用ICカード挿入口である。
第5図は、本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末をドッキングステーションにセットした状態を示す断面図である。
第5図において、114は商品/メニューボタン、テンキー、チップボタン等を含む入力部、115はプリント基板、116はICカード読み書き部、117は演算処理部、118は接続部、119は保持機構、120は通信モデム、121は公衆回線またはLANに接続するケーブル、122はメモリである。
第6図は、本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末の表示部及び入力部を示す図である。第6図において、123は電源ON/OFFボタン、124はロックボタン125は残高表示ボタン、126は履歴表示ボタン、127は払い戻しボタン、128はテンキー、129は実行ボタン、130は合計ボタン、131はメニューボタン、132は増加キー、133は減少キー、134はプリントボタンである。
第7図及び第8図は本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末の店舗内における使用形態を示す図である。第7図において、135は店員、136は客である。第8図において、139は接続端末である。
本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末27は、第2図に示すように、本体部101とプリンタ105及びケーブル107等を介して本体部と通信可能な、本体とは分離されたICカードリーダ/ライタ108により構成される。本体部101には、表示部102、客が買い上げた商品やメニュー等を入力するための商品/メニューキー103、テンキー及び機能キー104及び客と応対する店員のICカードを挿入するための店員用ICカード挿入口112が設けられ、さらに、レシート106を印刷するためのプリンタ105が接続されている。また、本体部とは分離された客用ICカードリーダ/ライタ108には、表示部102、客が支払金額を確認し、決裁するための確認ボタン109、店員に支払うチップの額を決定するためのチップボタン110が設けられている。
第3図は、本体と分離されたICカードリーダ/ライタを持たない例を示し、客用ICカード挿入口111は本体部の側面に設けられる。この場合、図に示すICカードリーダ/ライタ108に設けられた表示部102、確認ボタン109、チップボタン110は、本体部に設けられた表示部102、機能キー104で兼用する。このような構成をとることにより、携帯用マネートランスファー端末をよりコンパクトで持ち運びやすくすることができる。
第4図に示すように、携帯用マネートランスファー端末をドッキングステーションにセットした状態においては、店員用ICカード挿入口112から挿入したICカードまたは客用ICカード挿入口111から挿入したICカードと店用ICカード挿入口113から挿入したICカードとの間で電子通貨のやり取りが可能である。また、公衆回線またはLANに接続するケーブル121を介して店用ICカード内に収納された電子通貨を電子金庫内のICカードに移したり、銀行の口座に入金することができる。
携帯用マネートランスファー端末をドッキングステーションにセットした状態の断面は第5図に示すようになっている。店員用ICカード挿入口112より挿入されたICカードの情報をカード読み書き部116により読み取り、演算処理部117により計算し、接続部118を介してドッキングステーション側に情報を伝達する。ドッキングステーションでは、受け取った情報を演算処理部117で処理してカード読み書き部116により店用ICカード挿入口113に挿入されたICカードに書き込む。また、上述と全く逆の動作、即ち、店用ICカード挿入口113に挿入されたICカードの情報を読み取り、店員用ICカード挿入口112に挿入されたICカードに書き込む動作を行う。また、モデム120及びケーブル121を介して公衆回線またはLANに接続し、ICカードに収納された電子通貨を銀行の口座や電子金庫内のICカード等に送金することができる。さらに、電子通貨のやり取り等の履歴をメモリ122に記録する。
携帯用マネートランスファー端末をドッキングステーションにセットして、電子通貨のやり取りを行っている間は、保持機構119が作動して、携帯用マネートランスファー端末とドッキングステーションとが外れないように保持する。通信中にショックなどによりセットが外れて通信不良となるのを防止するためである。
また、携帯用マネートランスファー端末をドッキングステーションにセットした状態においては、例えば、客に返金したい場合等、店用ICカード挿入口113に挿入したICカードと客用ICカード挿入口111に挿入したICカードとの間で電子通貨のやり取りを行うこともできる。
携帯用マネートランスファー端末及び客用ICカードリーダ/ライタの表示部102と入力部114は第6図のように構成されている。例えば、レストランで使用する端末の商品/メニューキー103には、カレー、コーラ等のその店で取り扱うメニューが表示されており、店員は客の注文を取る際にこのキーにより入力する。端末に無線通信機能を持たせれば、注文内容を厨房に無線で通信することができる。会計の際には、注文したメニュー(商品)の金額とチップの額および合計金額が表示部102に表示される。客用カードリーダ/ライタの表示部102にも同様の内容が表示される。チップの額は、図示例では、あらかじめ所定の額を表示しており、客が、客用ICカードリーダのチップボタン110を操作することにより、その額を増減する。この他、例えば、10%、15%等のボタンを客用ICカードリーダに設けておき、客がいずれかのボタンを選択して押すことによりチップの額を決定するようにしてもよい。チップの額は客が決定するものである。このため、本体部と分離した客用ICカードリーダ/ライタにチップボタンを設けると、客がチップの額を入力しやすいので客の労力を軽減でき、また、満足度を高めることができる。チップの不要な店舗等では、チップ額の表示及びチップボタンの設置は不要である。また、この他、税金額等を表示することも可能である。さらに、表示部102の表示項目は、端末側と客用ICカードリーダ側とで変えることもできる。
携帯用マネートランスファー端末及びドッキングステーションは、例えばレストラン等では、第7図に示すような形態で使用される。店員135は、少なくとも端末の本体部101を持ち歩き、客136から注文を取ったり、客136から商品の代金等を電子通貨により受け取ったり、または、端末をドッキングステーション28に接続して、端末のICカードに収納された電子通貨をドッキングステーションのICカードに移したりする。客136は、商品代金の支払い等の際に客用ICカードリーダ/ライタ108に自己のICカードを挿入し、表示された金額を確認後、確認ボタン等を自分で操作することにより、電子通貨の決裁を行う。客用カードリーダ/ライタ108は、ケーブル107で端末と接続した状態で店員が持ち歩いてもよいし、あらかじめ客のテーブル等に設置しておき、必要なときだけ端末と接続して使用してもよい。また、レシートを印刷するためのプリンタ105は、端末本体部101に接続されていてもよいし、ドッキングステーション28に接続しておいてもよい。
第8図に示すように、店内の複数箇所に接続端末139を設置しておき、いずれかの接続端末に携帯用マネートランスファー端末をセットすることにより、後述するコントロールセンタ内の店用ICカードに携帯用マネートランスファー端末内のICカードに収納された電子通貨を移動させることができる。コントロールセンタは公衆回線またはLANに接続されており、店用ICカードに収納された電子通貨を銀行へ送金したり電子金庫へ収納することができる。このように、複数の接続端末を設置することは、店員数が多い場合や店舗面積が広い場合に電子通貨の送金や収納が効率よく行える効果がある。また、携帯用マネートランスファー端末の数とドッキングステーションまたは接続端末の数は、必ずしも1対1にする必要はなく、携帯用マネートランスファー端末の方が多くてもよいし、その逆でもよい。携帯用マネートランスファー端末の方が多い場合は、主に店員数の多い店舗に有効であり、その逆にドッキングステーションまたは接続端末の方が多い場合は、主に店舗が広い場合に有効である。
第9図は、第4図に示した携帯用マネートランスファー端末及びドッキングステーションの機能構成を示すブロック図である。137は金額情報記憶部、138はID番号記憶部である。他の符号は第1図から第8図の場合と同様である。
第10図は、第3図に示した携帯用マネートランスファー端末をドッキングステーションにセットした状態の機能構成を示すブロック図である。符号は第1図から第9図の場合と同様である。
第11図は、第8図に示した接続端末139に携帯用マネートランスファー端末をセットした状態に機能構成を示すブロック図である。140はコントロールセンタ、141は回線制御部である。他の符号は第1図から第10図の場合と同様である。
次に、前述したように構成される携帯用マネートランスファー端末を使用してICカード内の電子通貨をやり取りする場合の動作例について説明する。
第12図は本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末を使用して、店員用ICカードと客用ICカードとの間で電子通貨のやり取りを行う場合のフローチャートであり、以下、これについて説明する。
まず、電源ボタン123を押して電源をONにして、操作を開始する。店員は、テンキー128または商品/メニューキーを操作して客の注文や買い上げ商品の金額を入力する。すると、携帯用マネートランスファー端末及び客用ICカードリーダ/ライタの表示部102に金額が表示される。ここでチップを支払う場合には客が客用ICカードリーダ/ライタのチップボタン110を操作してチップの額を設定する。そして、チップをも含めた金額を確認し、ICカードを客用ICカード挿入口111へ挿入する。ここで、客は、客のICカードのロックが解除されているかどうか確認する。ロックが解除されていない場合には、携帯用マネートランスファー端末に備えられた、あるいは電子財布等の別個のロック解除デバイスにより暗証番号を入力してロックを解除する。その後、客が確認ボタン109を押下することにより表示部102に表示された金額の電子通貨が客のICカードから店員のICカードに転送される。店員は、プリンタ105によりレシート106を印刷すると共に客のICカードを排出して返却する。さらに印刷されたレシートと商品を客に渡す。レストランの場合には、商品、即ち、料理は既に客に供給されている場合もある。電源ボタン123をOFFにして操作を終了する。
第13図は本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末及びドッキング端末を使用して、店員用ICカードと店用ICカードとの間で電子通貨のやり取りを行う場合のフローチャートであり、以下、これについて説明する。
携帯用マネートランスファー端末の電源をONにしてドッキングステーションに接続すると店員用ICカードの残高が確認され、チップを除いた、店用ICカードに送金すべき金額を計算する。チップの額を店用ICカードに送金すべき金額とは別に記録しておき、店用ICカードに送金すべき金額を店用ICカードに送金し、チップは店員用ICカードに残すためである。また、ICカードには電子通貨を分けて収納するための数個のポケットを設けることができ、店の売上金と店員のチップとを別のポケットに収納することが可能である。送金金額が表示されるので、店員は送金OKか否かを判断し、OKであればOKボタンを、そうでなければクリアボタンを押下する。OKボタンが押下されると店員のICカードから店のICカードへの電子通貨の送金が行われる。ここで、送金の際に携帯用マネートランスファー端末とドッキングステーションとが外れないように保持機構119が作動する。この保持機構の作動のタイミングはOKボタン押下前でも押下後であってもよい。送金処理が終了すると保持機構119が解除され、処理が終了する。このとき、自動的に公衆回線網やLANを介して店用ICカードに収納された電子通貨を銀行や電子金庫等に送金することもできる。また、店用ICカードを経由することなく直接電子通貨を銀行や電子金庫に送金することも可能である。この場合には、店用ICカード挿入口やカード読み書き部を設ける必要がなく、装置を簡素化することができる。なお、携帯用マネートランスファー端末がドッキングステーションに接続されていない場合には第13図の右側に示したように客用ICカードから店員用ICカードへの送金が行われ、その手順は、第12図のフローチャートで説明したのと同様である。
第14図は第13図と同様に本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末及びドッキング端末を使用して、店員用ICカードと店用ICカードとの間、または客用ICカードと店員用ICカードとの間で電子通貨のやり取りを行う場合のフローチャートであり、以下、これについて説明する。
客用ICカードから店員用ICカードに電子通貨を送金する場合に、表示された送金金額を確認した後、OKボタンを押下する例を第12図の説明で示した。これに代えて、客用ICカードを客用ICカード挿入口に挿入する操作をOKボタンを押下する操作に代用することができる。即ち、第14図の右側にそのフローを示したように、表示された送金金額を確認した後、送金OKならば客用ICカードを挿入し、OKでなければクリアボタンを押下する。他の操作手順は第13図と同様である。この方式は第3図に示したような、分離された客用ICカードリーダ/ライタを有しない携帯用マネートランスファー端末を使用する際に採用することもできる。操作を一段階減らすことができるので、電子通貨のやり取りを短時間で行うことができる。また、分離された客用ICカードリーダ/ライタを有する場合にも確認ボタン109を設ける必要がないので装置を簡素化でき、低コストかが図れると共に、操作を一段階減らすことができるので電子通貨のやり取りを短時間で行うことができる。
第13図及び第14図に示したように、携帯用マネートランスファー端末がドッキングステーションに接続されているか否かにより、電子通貨の送金方向が制約される。即ち、携帯用マネートランスファー端末がドッキングステーションに接続されていないときは、客用ICカードから店員用ICカードに電子通貨が移動する方向にのみ送金が許され、接続されているときは、店員用ICカードから店用ICカードに電子通貨が移動する方向にのみ送金が許される。このことにより、店用ICカードがドッキングステーションに、店員用ICカードが携帯用マネートランスファー端末に格納されている状態では、店の売上金が店員用ICカードや客用ICカード、または他のICカードに移動されることがない(後述する返金の場合を除く)。また、店員用ICカードに収納された電子通貨が、客用ICカードや他のICカードに移動されることもない。従って、電子マネーの盗難等を防止でき、安全性の点で優れている。
第15図は、本発明の一実施形態による店員用ICカードと店用ICカードとの間で電子通貨のやり取りを行うために店員用ICカードのロックを解除する場合のフローチャートであり、以下、これについて説明する。
店員用ICカードが格納されている携帯用マネートランスファー端末のロックボタン124を押下すると、端末がドッキングステーションに接続されている場合には、カード読み書き部116が店員用ICカードのID番号を読み取る。ID番号が登録済みのものである場合はそのままロックが解除される。ID番号が登録済みでない場合には暗証番号の入力指示の表示をする。暗証番号が入力され、一致した場合にはロックが解除される。暗証番号が一致しない場合はロック解除が不可能である旨の表示をする。また、携帯用マネートランスファー端末がドッキングステーションに接続されていない場合にもロック解除が不可能である旨の表示をする。このような方式とすることにより、店員用ICカードが携帯用マネートランスファー端末に格納された状態では、店員用ICカードからの電子通貨の引き出しはドッキング端末に接続している場合にのみ可能となる。従って、店員が客と応対している際に誤って、店員用ICカードから客用ICカードに電子通貨を送金したり、店用ICカード以外のカードに送金したりするのを防止することができる。第15図のフローチャートに示した他にも、携帯用マネートランスファー端末をドッキングステーションに接続すると無条件に店員用ICカードのロックを解除する方法を採用してもよい。この方法によれば、ロック解除ボタンの操作及び暗証番号入力の操作を削減できるので、短時間で店員用ICカードのロックを解除でき、速やかに電子通貨のやり取りを行うことができる。また、携帯用マネートランスファー端末をドッキングステーションに接続すると共に、必ず暗証番号を入力する方法を採用することもできる。この方法によれば、例えば複数の店員が複数の携帯用マネートランスファー端末を使用する場合に、誤って他の店員のICカードが格納された携帯用マネートランスファー端末をドッキングステーションに接続してもロックが解除されない。また、店員でないものが接続した場合にも暗証番号を知らない限りロックが解除されない。このため、ロック解除操作を慎重、確実に行うことができ、安全性をより高めることができる。
第16図は、本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末をタクシーの車内において使用する形態を示す図である。第16図において、142はタクシーメータ、143は支持台である。支持台143を介してタクシーメータ142携帯用マネートランスファー端末27が接続され、客が操作可能な位置に客用ICカードリーダ/ライタ108が設置されている。客用ICカードリーダ/ライタ108は、客の操作が必要なときだけ客に渡し、それ以外の時は携帯用マネートランスファー端末27の近傍に配置しておいてもよい。
第17図は、第16図に示した携帯用マネートランスファー端末、客用ICカードリーダ/ライタ及びタクシーメータの機能構成を示すブロック図である。144は走行時間計測部、145は走行距離計測部である。他の符号は第1図から第16図の場合と同様である。
第18図は第16図及び第17図に示した本発明の一実施形態による携帯用マネートランスファー端末を使用して、タクシーのドライバ用ICカードと客用ICカードとの間で電子通貨のやり取りを行う場合のフローチャートであり、以下、これについて説明する。
まず、電源ボタン123を押して電源をONにして、操作を開始する。ドライバがテンキー128を操作することによりまたはタクシーメータ142から自動的に金額を入力する。すると、携帯用マネートランスファー端末及び客用ICカードリーダ/ライタの表示部102に金額が表示される。ここでチップを支払う場合には客が客用ICカードリーダ/ライタのチップボタン110を操作してチップの額を設定する。そして、チップをも含めた金額を確認し、ICカードを客用ICカード挿入口111へ挿入する。ここで、客は、客のICカードのロックが解除されているかどうか確認する。ロックが解除されていない場合には、携帯用マネートランスファー端末に備えられた、あるいは電子財布等の別個のロック解除デバイスにより暗証番号を入力してロックを解除する。その後、客が確認ボタン109を押下することにより表示部102に表示された金額の電子通貨が客のICカードからドライバのICカードに転送される。ドライバは、プリンタ105によりレシート106を印刷すると共に客のICカードを排出して返却する。さらに印刷されたレシートと客に渡す。電源ボタン123をOFFにして操作を終了する。ドライバは、走行を終えて事務所に戻った際に事務所に設置されたドッキングステーションに携帯用マネートランスファー端末をセットして、第13図の説明で述べた方法によりドライバ用ICカード内に収納された電子通貨をタクシー会社のICカードに送金する。
本発明の一実施形態である携帯用マネートランスファー端末をタクシーに応用する場合にも、第3図に示したような客用ICカードリーダ/ライタを別個に設けないものを用いてもよく、また、操作方法についても前述したいずれの方法を適用してもよい。
産業上の利用可能性
本発明は、電子通貨システムに使用する電子通貨用POS端末に利用可能であり、特に、広い商店や交通機関等の持ち運んで使用する頻度の高い場所に備える電子通貨用POS端末に適している。

Claims (3)

  1. ICカード内に保持された金額を表す金額データを移動するためのICカード読取書込端末システムであって、
    前記ICカードとの間で前記金額データの移動を可能とする店員用端末と、該店員用端末との間で前記金額データの移動を可能とする店用端末とを含んで構成され、
    前記店員用端末は、前記金額データを表示する表示部と、入力及び操作指示を受け付ける操作キー部と、前記ICカードを装着するためのICカードリーダ/ライタと、前記金額データを格納するための店員用記憶部と、前記店用端末と電気的に接続する店用接続部と、この店員用端末を制御する店員用演算処理部とを備え、
    前記店用端末は、前記店員用端末を保持するための保持機構部と、前記金額データを格納するための店用記憶部と、前記店員用端末と電気的に接続する店員用接続部と、この店用端末を制御する店用演算処理部とを備え、
    前記店員用演算処理部は、前記操作キー部から金額入力を受け付けて、該操作キー部の所定の操作に基づいて前記ICカードから前記操作キー部で入力された金額に対応する前記金額データを前記店員用記憶装置に移動し、
    前記保持機構部は、保持状態において、前記店用接続部と前記店員用接続部との接続を可能とし、
    前記店用演算処理部は、前記店員用端末との間で金額データの移動を行う処理中は、前記保持機構部をロック状態とする
    ことを特徴とするICカード読取書込端末システム。
  2. 前記請求項1記載のICカード読取書込端末システムにおいて、
    前記店員用端末は、第2のICカードリーダ/ライタを備え、
    前記店員用記憶部は、前記第2のICカードリーダ/ライタでデータの読み書きが可能な第2のICカードであり、
    前記店員用演算処理部は、前記店員用端末が前記店用端末に保持された状態で第2のICカードリーダ/ライタから前記第2のICカードの取り外しを可能とする
    ことを特徴とするICカード読取書込端末システム。
  3. 前記請求項1記載のICカード読取書込端末システムにおいて、
    前記店員用端末は、前記店員用記憶部を有する端末本体部と、前記ICカードリーダ/ライタを備えて前記端末本体部と分離可能な端末分離部とを含んで構成され、
    前記ICカードは前記端末分離部内の前記ICカードリーダ/ライタで読み書きが可能である
    ことを特徴とするICカード読取書込端末システム。
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