JP2000137840A - 車内サービスロボット - Google Patents

車内サービスロボット

Info

Publication number
JP2000137840A
JP2000137840A JP31343098A JP31343098A JP2000137840A JP 2000137840 A JP2000137840 A JP 2000137840A JP 31343098 A JP31343098 A JP 31343098A JP 31343098 A JP31343098 A JP 31343098A JP 2000137840 A JP2000137840 A JP 2000137840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket
service robot
train
vehicle service
settlement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31343098A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Watabe
晴夫 渡部
Masaki Okada
正樹 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP31343098A priority Critical patent/JP2000137840A/ja
Publication of JP2000137840A publication Critical patent/JP2000137840A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 係員(車掌)の負担を増加させることなく、
きめの細かいサービスを提供できるようにする。 【解決手段】 係員の所持するコントローラCにより、
列車内を移動可能な自走式の車内サービスロボット1
に、精算処理ユニット5、磁気カード読取り、書込み
部、非接触ICカード読取り、書込み部をもつ制御ユニ
ット4を設け、乗継乗車券を原券挿入口6への挿入、ま
たは非接触乗車券用アンテナ7にかざし、表示画面(タ
ッチパネル)2より目的駅を入力することにより発売口
9より自動改札対応型の精算券を発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車内で車掌等の
係員の作業を軽減することができるとともに、乗客に対
してきめの細かいサービスを提供することのできる車内
サービスロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、列車内における精算処理等の車内
サービスは、列車の乗務員である車掌の手作業により行
われていた。例えば、車内精算が行われるときは、乗客
から示された乗車券(精算原券)のデータを携帯型の精
算機に入力して精算料金等を求めるとともに、その精算
料金等の印字された裏面が白い精算シートを作成して、
精算料金と引替えにその精算シートを乗客に渡してい
る。
【0003】また、乗客から乗継乗車のための列車名や
時刻等を尋ねられたときは、時刻表を手捲りで調査して
案内するようにしている。
【0004】さらに、比較的長距離の列車には、ワゴン
を用いた車内販売が行われているが、その車内販売の係
員(販売人)は、精算処理や列車案内を行うことはな
く、専ら、商品の販売を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
列車に乗車する車掌等の係員は、車内サービスを専ら手
作業で行うようにしているので、負担が増加するという
欠点があった。
【0006】また、乗客は、車内で精算を受けたときの
精算券は、自動改札機で使用できない、いわゆる白紙券
であるため、有人改札口しか通過できないという不便が
あった。
【0007】そこで、本発明は、車内において、きめ細
かなサービスを係員の負担を増加させることなく提供す
ることのできる車内サービスロボットを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車内サービ
スロボットは、上記目的を達成するために、列車内を移
動可能な台車と、その台車に搭載された精算処理や列車
案内処理等の所定の処理を行う処理ユニットとからなる
ことを特徴としている。また、前記台車は自走式である
ことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る車内
サービスロボットの概略構成図である。
【0010】車内サービスロボット1の全体的形状は、
列車内の通路を余裕をもって、すなわち、通路に乗客が
存在していても移動できる大きさに形成されていて、そ
の高さは、座席に着席している乗客が上面に設けられて
いるタッチパネルからなる表示画面2を操作できるよう
に決められている。
【0011】車内サービスロボット1の筐体(本発明の
台車に相当する。)1′の底面には、複数(4個)の車
輪R,R…が設けられていて、車内サービスロボット1
(筐体1′)を安定して支持しながら移動できるように
構成されているとともに、それら車輪R,R…は、搬送
機構3により、周知の自走式のロボットのように、所定
方向に障害物を避けながら自動的に移動できるように構
成されている。なお、この搬送機構3は、後述する係員
処理部を介して自動が解除されたとき、及び車内サービ
スロボット1に所定以上の移動力が付加されたときに、
車輪R,R…が自由に回転できるように構成されてい
る。したがって、自動移動に支障を来したときは、係員
は車内サービスロボット1を自由に移動させることがで
きる。
【0012】図1中、S,S…は、筐体1′の側壁に設
けられた複数の超音波式等からなる障害物検出用のセン
サであって、車内サービスロボット1の周囲の障害物の
有無を検出して、その障害物情報をCPUを中心に構成
されている制御ユニット4に出力できるように構成され
ている。
【0013】図1中、5は精算処理ユニットであって、
駅に設置されている自動精算機から金銭処理ユニットを
除いた部分から構成されている。したがって、この精算
処理ユニット5は、筐体1′の上面に設けられている原
券挿入口6から乗越乗車券が投入されたときに、又は、
乗越乗車券が非接触式の乗車券(非接触券)のときで、
その非接触券がアンテナ7にかざされたときに、目的駅
(着駅)が表示画面2を介して入力されると、精算料金
が算出されて表示画面2に表示されるように構成されて
いる。
【0014】表示された精算料金が係員に支払われ、又
は、カード投入口8にプリペイドカード等の金銭を支払
うことのできるカードが挿入されると、発券口9から自
動改札機対応型の精算券が発行されるように構成されて
いる。なお、この精算処理に際しては、乗客に返却する
必要のない精算原券は、周知の駅に設置されている自動
精算機と同様に内部に回収される。
【0015】上述の精算処理では、精算料金を係員に直
接支払うようにしたが、車内サービスロボット1内に金
銭処理ユニットを備えて、周知の駅に設置されている自
動精算機と同様に完全自動型とすることもできる。しか
し、金銭処理ユニットは、重量が大きくなるので、搬送
機構3の負荷が大きくなるので、金銭の授受は、係員処
理とすることが好ましい。なお、金銭の授受を係員処理
としても、精算処理のデータは制御ユニット4で管理さ
れるので、その後の集計処理は、問題なく行うことがで
きる。
【0016】図1中、9は、車内サービスロボット1の
正面に設けられた排出口であって、車内サービスロボッ
ト1の内部に設けられた図示しないプリンタでプリント
アウトされた用紙が排出されるように構成されている。
このプリンタは、表示画面2を介して車内サービスロボ
ット1が案内モードに設定されたときに、表示画面2を
介して入力された質問事項に対する回答をプリントアウ
トできるように構成されている。
【0017】図1中、Cは、係員(例えば、車掌)イの
所持するコントローラであって、車内サービスロボット
1との間で無線通信できるように構成されている。すな
わち、このコントローラCは、後述する制御ユニット4
の通信制御部を介して制御ユニット4と交信することが
できるように構成されている。そして、制御ユニット4
は、コントローラCからの受信レベルを、常時、所定レ
ベルに維持するように、搬送機構3を駆動制御するよう
に構成されている。したがって、車内サービスロボット
1は、係員イの移動に追従して移動することができ、仮
に、係員が車内サービスロボット1から所定距離離れて
しまったときは、コントローラCからの受信信号が途絶
えるので、車内サービスロボット1の暴走を効果的に防
止することができる。
【0018】図2は、制御ユニット4を中心にした電気
的構成のブロック図である。制御ユニット4は、ROM
20に格納されているシステムプログラムと、RAM2
1a及び旅行案内データベース21bに格納されている
ワーキングデータを用いて演算処理や案内処理、あるい
は集計処理等の所定の演算処理を行うCPU22を有し
ている。
【0019】CPU22は、I/Oユニット23を介し
て、精算処理ユニット5の精算券を作成して発券する精
算券発券処理部24、排出口10から排出される用紙に
対してプリントアウトする旅客案内内容印刷部(プリン
タ)25、表示画面2の表示内容を制御する表示ドライ
バ26、表示画面2からの入力を制御する表示入力ドラ
イバ27、図1では省略されている音声による案内を行
う音声発生部28、図1では省略されている車内サービ
スロボット1に対して音声による入力を行う音声認識処
理部29、センサS,S…の信号を入力処理するセンサ
処理部(センサアンプ)30、原券挿入口6及びカード
挿入口8から挿入された精算原券又はプリペイドカード
等の磁気券を処理する磁気カード読取・書込部31、ア
ンテナ7にかざされた非接触券を処理する非接触ICカ
ード読取・書込部32、図1では省略されている車内サ
ービスロボット1を保守管理するための係員処理部3
3、搬送機構3を駆動制御する搬送機構制御部34、及
び係員イの所持するコントローラCと交信するための通
信制御部35が接続されている。
【0020】図2中、36は、車内サービスロボット1
の駆動電源用のバッテリであって、車内サービスロボッ
ト1が係員室にあるときに、充電器37を介して充電さ
れるように構成されている。
【0021】図2中、38は、図1では省略されている
車内販売商品陳列部である。すなわち、この車内サービ
スロボット1の筐体1′には、各種商品を収納できる収
納庫が設けられていて、乗客の要望に応じられるように
構成されている。
【0022】次に、図3のフローチャートを用いて制御
動作を説明すると、先ず、係員イがコントローラCを所
持して、さらに係員処理部33を介して車内サービスロ
ボット1を稼動させると(ステップ100肯定、以下、
ステップを「S」とする。)、車内サービスロボット1
は、係員イの移動に追従して自動的に移動(自走)する
(S102、S104否定)。
【0023】係員イが移動中、乗客からの精算要求があ
って、表示画面2を介して車内サービスロボット1が精
算モードに設定されると、その精算処理が終了するまで
移動が停止される(S106肯定、S108、S110
否定)。なお、精算処理動作については、既に述べたの
でこれ以上の説明は省略する。
【0024】また、乗客の要求が精算処理でなく、乗継
案内の場合は、表示画面2を介して車内サービスロボッ
ト1は案内モードに設定され、表示画面2から入力され
た質問事項に対して旅客案内データベース21bを用い
た案内が表示画面2、及び必要に応じてプリントアウト
される。
【0025】もちろん、この案内モードによる案内は、
乗継案内だけでなく、沿線の催し物案内等であってもよ
い。
【0026】車内サービスロボット1の上述の精算処理
や案内処理が終了すると(S110肯定、S112肯
定)、充電器37を介してバッテリ36に充電される。
【0027】なお、上述の例は、車内サービスロボット
1は、係員(車掌)イに追従するようにしたが、従来の
車内販売を担当している係員に追従させるようにしても
よいことはもちろんである。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る車内サービスロボットは、
列車内を移動可能な台車と、その台車に搭載された精算
処理や列車案内処理等の所定の処理を行う処理ユニット
とからなるので、係員の負担を増加させることなく、き
めの細かいサービスを乗客に提供することができる。ま
た、台車を自走式としたときは、係員の移動に追従させ
ることが可能となるので、係員の負担をより軽減させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る車内サービスロボ
ットの概略構成図である。
【図2】電気的構成を示すブロック図である。
【図3】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 車内サービスロボット 1′ 筐体(台車) 2 表示画面 3 搬送機構 4 制御ユニット 5 精算処理ユニット 6 原券挿入口 7 アンテナ 8 カード挿入口 9 発券口 10 排出口 S センサ R 車輪 C コントローラ イ 係員(車掌)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車内を移動可能な台車と、その台車に
    搭載された精算処理や列車案内処理等の所定の処理を行
    う処理ユニットとからなることを特徴とする車内サービ
    スロボット。
  2. 【請求項2】 前記台車は自走式であることを特徴とす
    る請求項1記載の車内サービスロボット。
JP31343098A 1998-11-04 1998-11-04 車内サービスロボット Pending JP2000137840A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31343098A JP2000137840A (ja) 1998-11-04 1998-11-04 車内サービスロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31343098A JP2000137840A (ja) 1998-11-04 1998-11-04 車内サービスロボット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000137840A true JP2000137840A (ja) 2000-05-16

Family

ID=18041211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31343098A Pending JP2000137840A (ja) 1998-11-04 1998-11-04 車内サービスロボット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000137840A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6595416B1 (en) * 1999-10-21 2003-07-22 Cubic Corporation System for rapidly dispensing and adding value to fare cards
JP2007037757A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Casio Comput Co Ltd 車輪駆動式ケース
US7213755B2 (en) 1999-10-21 2007-05-08 Cubic Corporation System for rapidly dispensing and adding value to fare cards
JP2010114812A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Nec Mobiling Ltd 情報交換システム、情報交換方法および情報交換プログラム
CN106956736A (zh) * 2017-03-13 2017-07-18 沈阳星聚创新设计服务有限公司 一种智能伴随机器人

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6595416B1 (en) * 1999-10-21 2003-07-22 Cubic Corporation System for rapidly dispensing and adding value to fare cards
US7213755B2 (en) 1999-10-21 2007-05-08 Cubic Corporation System for rapidly dispensing and adding value to fare cards
JP2007037757A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Casio Comput Co Ltd 車輪駆動式ケース
JP2010114812A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Nec Mobiling Ltd 情報交換システム、情報交換方法および情報交換プログラム
CN106956736A (zh) * 2017-03-13 2017-07-18 沈阳星聚创新设计服务有限公司 一种智能伴随机器人

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000137840A (ja) 車内サービスロボット
CN210924677U (zh) 一种高速公路移动式自动发卡机
JP6558150B2 (ja) 運賃収受システムおよびこれを搭載した乗合車両
JP4357034B2 (ja) 携帯型券処理機及び車内精算システム
KR20220076601A (ko) 통행료 무인정산 시스템 및 방법
JP6617954B2 (ja) 運賃箱
CN218568077U (zh) 车辆用公路收费***
JP2008083883A (ja) 交通費精算システム、該交通費精算システムにおいて使用される記録媒体、該記録媒体を用いた入場管理システム、及び該記録媒体を用いた交通費精算・入場管理統合システム
JPH0441406Y2 (ja)
JP2002109575A (ja) 券類処理装置、定期券発行機、及び精算機
KR101467357B1 (ko) 승차권 발권 시스템 및 이를 지원하는 내부 발권단말
KR200191286Y1 (ko) 택시 영수증 발급기
JP7047280B2 (ja) 車両通信システム、携帯端末、店舗側通信装置、及び車載通信装置
JPH08293043A (ja) 車内精算用携帯端末
JPH10214357A (ja) 乗車料金精算方法及び車内用出場処理機
JP2001101452A (ja) 車両交通システム
JP2010113500A (ja) 車両搭載型運賃徴収システム
JP2509139B2 (ja) カ―ド式乗車券処理装置
JP4883335B2 (ja) 運賃収受システム
JPH1196421A (ja) 交通手段に適用されるカード処理装置及びカード処理方法
JP2004227026A (ja) 料金収受システム、料金収受方法
JP2008102564A (ja) 乗車・搭乗券及びそれを発行する自動券売機、並びにそれらを用いる乗車・搭乗システム
JP2001175739A (ja) 案内装置
JPH11167649A (ja) 乗継精算機
JP2018097592A (ja) タクシーメータ