JPH02254585A

JPH02254585A - カード式自動販売機

Info

Publication number: JPH02254585A
Application number: JP7760989A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Kasai; 葛西　健一; Kiyoshi Takahashi; 潔高橋; Noboru Nagai; 永井　昇; Akimichi Tsujino; 辻野　昭道; Koichi Ichinohe; 一戸　光一; Minoru Kimura; 実木村; Masaru Fujitani; 藤谷　勝
Original assignee: Railway Technical Research Institute; Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Railway Technical Research Institute; Omron Corp
Priority date: 1989-03-29
Filing date: 1989-03-29
Publication date: 1990-10-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の分野）この発明は、投入されたプリペイド・カードの保有金額
を減額処理するのと引き換えに、乗車券等の物品を発売
するカード式自動販売機に関する。

（従来の技術）従来、プリペイド・カードにより購入可能な券売機では
、投入したカードの保有金額が、購入価格に満たない場
合の処理として、さらに１枚のカードの投入を受は付け
て、不足金額を補充している。

通常は、連続して２枚のカードを受付は処理できれば間
に合うものと考えられるが、それでもなお、２枚のカー
ドの保有金額を合計しても不足が発生する事態が考えら
れるような場合は、３枚以上のカード投入を受は付けら
れるようにカード保留機構等を増設しなければならない
。

（発明が解決しようとする課題）このように、複数カードの投入を受は付は可能にしよう
とすると、内部の保留機構が複雑、大型化し、信幀性の
低下、コストアップ等を招く問題がある。

この発明は上記の問題を解消するためになされたもので
、その目的とするところは、投入カードの保有金額不足
に対応して、多数のカードを投入可能にしたカード式自
動販売機を、小型、低コストに提供することにある。

（課題を解決するための手段）この発明は上記目的を達成するために、投入されたプリ
ペイド・カードの保有金額を減額処理するのと引き換え
に、乗車券等の物品を発売するカード式自動販売機にお
いて、少なくともカードを用いて投入された金額の合計が、別
途指定された購入価格に満たない場合、投入金額を読み
取り、内部メモリに加算する手段と、この手段により保有金額を読み取られた投入カードを、
全額減算処理し返却する手段と、新たに投入されたカー
ドの保有金額を内部メモリに加算し、その加算累計値が
購入価格以上になる場合、投入カードから購入価格の不
足分のみ減算処理し返却する手段と、を備えたことを特徴とする。

（作　用）この発明においては、投入されたプリペイド・カードの
投入金額が、購入価格に満たない場合、そのカードは満
額減算処理して排出され、以後、購入価格に達するまで
カード投入が受は付けられる。次に投入されたカードは
不足金領分の減額処理がなされて排出されるが、それで
もなお不足の場合、購入価格に達するまで、順次投入さ
れるカードについての減額処理がおこなわれる。

（発明の効果）このようにして、この発明によれば複数枚のカードを用
いて物品の購入をする場合、カードの減額処理を１枚ご
とに実行し排出することにより、カード保留機構を処理
カードの枚数分、備える必要がな（なり、カード式自動
販売機を小型、低価格にし、信軌性を増すことができる
。

（実施例）以下、この発明を乗車券用の券売機に適用した実施例に
ついて説明する。

第１図は、実施例に係る券売機のフロントパネルの配置
図である。

図に示されるように、券売機１のフロントパネル中段部
には、カードの挿入・放出口２、硬貨投入口３、紙幣挿
入口４が、また硬貨投入口３の下方に、カードを３枚以
上投入する場合に押下されるボタン５が配設されている
。

フロントパネル中下段部には、投入された紙幣、硬貨の
金額、および投入カードの保有金額を表示する金額表示
部６が配設され、さらに乗車券の購入金額または行き先
駈名をそれぞれ表示すると同量に、購入乗車券の指定を
受は付ける口座設定スイッチ群７が配設されている。ス
イッチ群７の下方には、操作を文字案内する表示盤８が
、その右方には、購入券の種類と枚数指定を受は付ける
枚数ボタン群９が配設されている。

下段部には、発券部１１おつり用の硬貨放出口１２、お
よび紙幣放出口１３が配設されている。

この券売機１で、乗車券を購入する場合は、硬貨、紙幣
、カードの何れか、あるいはそれらを組み合わせてそれ
ぞれの投入部から投入することにより、投入された金額
、またはカードの保有金額の合計が、金額表示部６に表
示される。同時に、投入金額に応じた、購入可能な乗車
券の範囲が点灯表示等により、口座設定スイッチ群７に
表示される。ここで購入券の種別、枚数を枚数ボタン群
９の何れかを選択押下し、さらに、行き先駈またはそれ
に該当する料金について、口座設定スイッチ群７の何れ
かを選択押下すると、目的の乗車券が発券部１１から、
おつりが硬貨放出口１２または紙幣放出口１３から放出
される。なお、カードを使用した場合は、カードから購
入金領分が減額処理された後、挿入・放出口２から返却
される。

また、この券売機１では、使用したカードの保有金額が
購入乗車券の価格に満たない場合は、もう１枚のカード
を挿入して、２枚のカードを合計した保有金額により券
の購入ができる。

しかし、それでもまだ、購入金額に満たない場合は、表
示盤８の操作案内に従い、ボタン５を押Ｆ　ｉ−ると、
ボタン５が点灯表示されて３枚以上のカードの受は付け
が可能となり、購入金額に達するまでカードを順次投入
して乗車券を購入することができる。その場合、投入さ
れたカードは１枚ごとに受は付けられて、保有金額の減
額処理をした後、挿入・放出口２から返却される。

第２図は、券売機ｌの電気的構成を示すブロック図であ
る。

図に示すように、この券売機１は、バス２４に接続され
た、ＣＰＬＪ２１．メモリ２２．インターフェース回路
２３からなるマイクロコンピュータ部を中心に構成され
ている。

インターフェース回路２３には、券売機ｌにおける処理
動作をそれぞれ分担するブロックが接続ｊＫれている。

発券ブロック２５は、口座設定スイッチ群７により指定
された行き先駈またはそれに該当する料金を表示した乗
車券を、枚数ボタン群９に指定された種別、枚数で発行
する。

カードブロック２６は、挿入・放出口２から挿入された
カードを内部に搬送、保留し、カードが保有する金額の
読み取り、および、券購入に費やされる金額の減算処理
をして、再び挿入・放出口２に搬送し外部へ放出する。

なお、このブロックには挿入されたカードを２枚まで保
留することのできる保留機構が設けられてる。

接客ブロック２７は、投入されたカード、紙幣、硬１７
の合計額を金額表示部６に表示し、その表示金額に応じ
て乗車券の購入できる範囲を口座設定スイッチ群に表示
する。さらに口座設定スイッチ群７の押下、カード３枚
以上の受は付けを指定するためのボタン５の押下、購入
券の種類と枚数を指定するための枚数ボタン群９の押下
を受は付ける。また、券を購入する際の操作案内を、そ
のつど表示盤８に文字表示する。

紙幣ブロック２８は、紙幣挿入口４から挿入された紙幣
を内部に搬送し、金種識別、真贋チエツクをした後、紙
幣収納部に搬送する。

検銭ブロック２９は、硬貨投入口３から挿入さ・、ｔ７
こ硬貨の種類を識別、計数し、硬貨収納部に送り出す。

その他のブロック３０では、硬貨放出口１２または紙幣
放出口１３からの釣り銭放出等の処理がおこなわれる。

これらの各ブロックの動作は、ＣＰＵ２１がメモリ２２
に格納されたプログラムを実行することによりおこなわ
れる。

第３図は、この券売機ｌの動作を示すフローチャートで
ある。

フローチャートに示すように、この券売機１に投入され
た２枚までのカード、または硬貨、紙幣の金額が、購入
希望券の価格以上である場合は、従来同様に、指定され
た口座料金の券を発行し、同時に、カードを減算処理し
て排出するか、または釣り銭を放出して、券売処理を終
了する（ステップ３０１〜３１４Ｎ）。

ここで、投入された２枚までのカード、または硬貨、紙
幣の金額が、購入希望券の価格に満たない場合は、表示
盤８の案内に従い、カードの３枚以上の投入を指定する
ボタン５を押下すると、ボタン５が点灯表示されて、３
枚以上の受は付けが可能になる（ステップ３１ＯＮ、３
１４Ｎ〜３１７）。

同時に既に投入されている２枚のカードについて、全額
の減額処理をして返却する（ステップ３１８）、またこ
のとき投入された硬貨、紙幣、カードを合計した金額が
、内部メモリに書き込まれる。

次いで、表示盤８にカードの連続使用が可能になったこ
とが表示される（ステップ３１９）。

以後、カード、硬貨、紙幣を投入すると、それらの金額
は、すでに受は付は処理されて内部メモ１１に書き込ま
れている投入金額にさらに加算され（ステップ３２０）
、同時に、金額表示部６にその金額が表示される（ステ
ップ３２１）。

以後、購入券の金額に達するまで（ステップ３２２Ｙ）
、カード、硬貨、紙幣の何れかが投入される。このとき
不足金額の補充として投入されるカードは１枚ずつ受は
付けられ、読み取ったカードの保有金額を内部メモリに
加算して得られた投入敢額の累計が、購入金に満たない
場合はくステツブ３２２Ｎ）、そのカードを全額、減算
処理して返却する（ステップ３２３）。

投入金額の累計が、購入券の金額に達すると（ステップ
３２２Ｙ）、ステップ３１０Ｙ以降の発券（ステップ３
１１）、カード減額（ステップ３１２）、釣り銭放出（
ステップ３１３）の各処理がおこなわれて終了となる。

なお、上述したステップ３２０において、不足金額補充
として投入されるカードは、１枚重位で受は付は処理さ
れるため、先に投入されたカードが返却されてからでな
いと、次のカードが受は付けられない。

この実施例では上述したように、券売機１の内部にカー
ド２枚分の保留機構しか有していないのに、カードを１
枚ずつ順次投入して受は付は処理することにより、多数
枚の連続使用が可能になる。

なお、券売機に内蔵するカードの保留機構が１枚分であ
る場合も、同様に多数枚のカード受は付けを可能にする
ことができる。

また、他の実施例として、カードの連続投入を指定する
ボタン５の押下の受は付はタイミングを最初のカードを
投入する以前にすることも可能でａ−、る。

また、他の実施例として、初めから３枚以上のカードを
投入しなければならない場合に、連続投入を指定するボ
タン５を最初に押下してから、カードの連続投入を開始
するように構成することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る券売機のフロントパネルの配置
図、第２図は券売機の電気的構成を示すブロック図、第
３図は動作を示すフローチャートである。１・・・・・・券売機２・・・・・・カードの挿入・放出口３・・・・・・硬貨投入口４・・・・・・紙幣挿入口５・・・・・・ボタン６・・・・・・金額表示部７・・・・・・口座設定スイッチ群８・・・・・・表示盤９・・・・・・枚数ボタン群１・・・・・・発券部２・・・・・・硬貨放出口３・・・・・・紙幣放出口４・・・・・・バスト・・・・・ＣＰＵ２・・・・・・メモリ３・・・・・・インターフェース回路５・・・・・・発券ブロック６・・・・・・カードブロック７・・・・・・接客ブロック８・・・・・・紙幣ブロック９・・・・・・検銭ブロック第１図特許出願人　財団法人　鉄道総合技術研究所立石電機株
式会社

Claims

【特許請求の範囲】１、投入されたプリペイド・カードの保有金額を減額処
理するのと引き換えに、乗車券等の物品を発売するカー
ド式自動販売機において、少なくともカードを用いて投入された金額の合計が、別
途指定された購入価格に満たない場合、投入金額を読み
取り、内部メモリに加算する手段と、この手段により保有金額を読み取られた投入カードを、
全額減算処理し返却する手段と、新たに投入されたカードの保有金額を内部メモリに加算
し、その加算累計値が購入価格以上になる場合、投入カ
ードから購入価格の不足分のみ減算処理し返却する手段
と、を備えたことを特徴とするカード式自動販売機。