JP2003240960A - フィルタモジュール - Google Patents

フィルタモジュール

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JP2003240960A JP2002037138A JP2002037138A JP2003240960A JP 2003240960 A JP2003240960 A JP 2003240960A JP 2002037138 A JP2002037138 A JP 2002037138A JP 2002037138 A JP2002037138 A JP 2002037138A JP 2003240960 A JP2003240960 A JP 2003240960A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成の簡略化および製造の容易化を図り、安
価で信頼性の高いフィルタモジュールを提供すること。 【解決手段】 光ファイバコリメータ51,52を備
え、合波・分波モジュールとして構成されるフィルタモ
ジュール50において、光ファイバコリメータ51,5
2のロッドレンズ53,54を同軸配置して一体化した
センターピース61を備える。センターピース61に、
光ファイバチップ71,72を調芯して固定すること
で、フィルタモジュール50が出来上がる。このため、
モジュール化するのに、センターピース61に光ファイ
バチップ71,72をそれぞれ調芯して固定する2回の
調芯・固定工程を行えばよい。これにより、調芯・固定
工程数が減り、製造時間が短縮されるとともに、モジュ
ール化が容易になり、製造コストが低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度波長多重
(DWDM)伝送方式等の光通信システムに用いる分波
・合波モジュールとして構成されるフィルタモジュール
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記光通信システムでは、波長の異なる
複数の光信号を一本の光ファイバに合波(結合)する合
波モジュールや、光ファイバを伝送されてきた波長多重
信号を各波長毎に分波(分離)する分波モジュールが用
いられる。
【0003】図14は、そのような分波・合波モジュー
ルとして使用される従来のフィルタモジュールを示して
いる。このフィルタモジュールは、単芯光ファイバコリ
メータ(単芯FC)21と、2芯光ファイバコリメータ
(2芯FC)22と、両FC21,22を一体に保持す
る円筒状のチューブ23とを備えている。単芯FC21
の前面に、別部品として作製された波長選択性を有する
フィルタ24が接着剤で接合されている。
【0004】単芯FC21は、1本の光ファイバ25を
保持する単芯キャピラリ26と、屈折率分布型ロッドレ
ンズ27と、これら両部材を一体に保持するチューブ2
8とを備えている。光ファイバ25の出射端および単芯
キャピラリ26の一端面は傾斜面に研磨されている。こ
の傾斜面に対向するロッドレンズ27の端面も傾斜面に
研磨されている。単芯キャピラリ26とロッドレンズ2
7は、軸合わせや角度ずれについて調芯され、この調芯
された位置を保つようにチューブ28内に接着剤でそれ
ぞれ固定されている。
【0005】一方、2芯FC22は、2本の光ファイバ
30,31を保持する2芯キャピラリ32と、屈折率分
布型ロッドレンズ33と、これら両部材を一体に保持す
るチューブ34とを備えている。2芯キャピラリ32と
ロッドレンズ33の対向する各端面はそれぞれ傾斜面に
研磨されている。2芯キャピラリ32とロッドレンズ3
3は、軸合わせや角度ずれについて調芯され、この調芯
された位置を保つように、両傾斜面の隙間に環状に塗布
された接着剤35で接合されている。さらに、その接合
部は、同接合部を覆う補強用の接着剤36で接合されて
いる。こうして一体的に保持された2芯キャピラリ32
とロッドレンズ33は、2芯キャピラリ32の端部に嵌
合した短いチューブ37をチューブ34に嵌合させ、チ
ューブ34内の空間に接着剤38を充填することでチュ
ーブ34内に保持されている。
【0006】このようにして両FC21,22を作製し
た後、単芯FC21の前面、すなわちロッドレンズ27
の端面に、フィルタ24が接着剤で接合されるととも
に、ロッドレンズ33の端面にフィルタ等の光学素子3
9を接着剤が接合される。
【0007】この後、両FC21,22相互の軸合わせ
や角度ずれについて調芯され、この調芯された位置を保
つように、両FC21,22がチューブ23内に接着剤
40で接合される。こうして図14に示すフィルタモジ
ュールが出来上がる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
フィルタモジュールでは、以下のような問題点がある。 (1)調芯・固定工程が多い。すなわち、次の4回の調
芯・固定工程(a)〜(d)が必要となるので、その分
フィルタモジュールの製造に時間がかかるとともに信頼
性が低くなり、さらに製造コストが増大してしまう。
(a)単芯FC21を作製するのに、光ファイバ25と
ロッドレンズ27を調芯して固定する工程。(b)2芯
FC22を作製するのに、2芯キャピラリ32とロッド
レンズ33を調芯して固定する工程。(c)ロッドレン
ズ27の端面にフィルタ24を接合する際に、ロッドレ
ンズ27にフィルタ24を調芯して固定する工程。
(d)単芯FC21と2芯FC22をチューブ23内に
固定する際に、両FC21,22を調芯してチューブ2
3に固定する工程。(2)部品点数が多い。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、その目的は、構成の簡略化および
製造の容易化を図り、安価で信頼性の高いフィルタモジ
ュールを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、光ファイバを保持する光フ
ァイバチップとレンズをそれぞれ有する2つの光ファイ
バコリメータを備え、合波・分波モジュールとして構成
されるフィルタモジュールにおいて、前記2つのレンズ
を、フィルタがそのレンズ間に位置するように同軸に配
置して一体化したセンターピースを備えることを要旨と
する。
【0011】この構成によれば、両光ファイバコリメー
タの2つのレンズを、フィルタがそのレンズ間に位置す
るように同軸に配置して一体化したセンターピースを作
製する。そして、このセンターピースに、両光ファイバ
コリメータの各光ファイバチップをそれぞれ調芯して固
定することでフィルタモジュールが出来上がる。このた
め、上記従来技術で必要となる上記3回の調芯・固定工
程(a),(b)および(d)を2回に減らすことがで
きる。すなわち、モジュール化するのに、センターピー
スに2つの光ファイバチップを調芯して固定する2回の
調芯・固定工程を行えばよい。このように調芯・固定工
程数が減るので、その分製造時間が短縮されるととも
に、モジュール化が容易になり、その結果、製造コスト
が低減される。また、部品点数が少なく、モジュール全
体の構成が簡略化され、製造コストが低減される。した
がって、安価で信頼性の高いフィルタモジュールが得ら
れる。
【0012】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
フィルタモジュールにおいて、前記2つのレンズはそれ
ぞれ屈折率分布型ロッドレンズであり、該両ロッドレン
ズの対向する一端面の一方に前記フィルタが形成されて
いることを要旨とする。
【0013】この構成によれば、上記従来技術で行って
いる上記調芯・固定工程(c)、すなわちロッドレンズ
にフィルタを調芯して固定する工程が不要になる。この
ため、その分製造時間がさらに短縮されてモジュール化
がさらに容易になる。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載のフィルタモジュールにおいて、前記両ロッドレン
ズの各他端面は光軸に対して所定角度傾斜した斜め面に
研磨されており、前記両ロッドレンズには、前記斜め面
の位相を合致させるための基準マークがそれぞれ設けら
れていることを要旨とする。
【0015】この構成によれば、両ロッドレンズにそれ
ぞれ設けた基準マークを一致させることで、前記斜め面
の位相を容易に合致させることができる。請求項4に係
る発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のフィル
タモジュールにおいて、前記センターピースと、前記光
ファイバチップとの3部材を一緒に調芯して固定するこ
とを要旨とする。
【0016】この構成によれば、前記3部材を一緒に調
芯して固定することで、調芯・固定作業の効率が向上
し、製造時間がさらに短縮される。請求項5に係る発明
は、請求項4に記載のフィルタモジュールにおいて、前
記両光ファイバコリメータの一方は1本の光ファイバを
保持する単芯光ファイバチップを有する単芯光ファイバ
コリメータであり、その他方は2本以上の光ファイバを
保持する多芯光ファイバチップを有する多芯光ファイバ
コリメータであり、前記3部材を調整して固定する際
に、前記多芯光ファイバチップを前記単芯光ファイバチ
ップよりも先に調芯して前記センターピースに固定する
ことを要旨とする。
【0017】この構成によれば、前記3部材を調芯する
際に、調芯・固定のトレランスが厳しい多芯光ファイバ
チップを単芯光ファイバチップよりも先にセンターピー
スに調芯して固定する。このため、調芯・固定作業の効
率が向上し、製造時間がさらに短縮されるとともに、高
い調芯精度が得られ結合効率が向上する。これにより、
より安価でより信頼性の高いフィルタモジュールが得ら
れる。
【0018】請求項6に係る発明は、請求項5に記載の
フィルタモジュールにおいて、前記単芯光ファイバチッ
プは、前記1本の光ファイバの出射端と面一に斜め面に
研磨された一端面と前記両ロッドレンズの一方の斜め面
とが所定の間隔を持つように調芯して該ロッドレンズに
組み付けられるとともに、前記多芯光ファイバチップ
は、前記2本以上の光ファイバの各出射端と面一に斜め
面に研磨された一端面と前記両ロッドレンズの他方の斜
め面とが所定の間隔を持つように調芯して該ロッドレン
ズに組み付けられることを要旨とする。
【0019】請求項7に係る発明は、請求項1〜6のい
ずれか一項に記載のフィルタモジュールにおいて、前記
センターピースは、前記2つのレンズを同軸に保持する
レンズホルダを備え、該レンズホルダに前記2つのレン
ズを接合固定して構成されることを要旨とする。
【0020】この構成によれば、前記2つのレンズをレ
ンズホルダに配置して接合固定することでセンターピー
スが作製されるので、センターピースの作製が容易にな
り、モジュール化がさらに容易になる。
【0021】請求項8に係る発明は、請求項7に記載の
フィルタモジュールにおいて、前記レンズホルダは円筒
状のチューブであることを要旨とする。この構成によれ
ば、2つのレンズを円筒状のチューブ内に挿入するだけ
で該両レンズが同軸に配置されるので、センターピース
の作製がさらに容易になる。
【0022】請求項9に係る発明は、請求項1〜6のい
ずれか一項に記載のフィルタモジュールにおいて、前記
センターピースは、前記両レンズの一方を保持する第1
レンズホルダと、その他方を保持する第2レンズホルダ
とを備え、該両レンズホルダを嵌合させることで前記両
レンズが同軸に配置されるように構成したことを要旨と
する。
【0023】この構成によれば、2つのレンズの一方を
第1レンズホルダに、その他方を第2レンズホルダにそ
れぞれ保持させ、両レンズホルダを嵌合させることでセ
ンターピースが作製される。このため、剛性の高いセン
ターピースが得られ、耐久性の高いフィルタモジュール
が得られる。
【0024】請求項10に係る発明は、請求項9に記載
のフィルタモジュールにおいて、前記両光ファイバチッ
プは、それぞれ接続部材を介して前記センターピースの
前記両レンズホルダに調芯して固定されることを要旨と
する。
【0025】この構成によれば、両光ファイバチップ
は、それぞれ接続部材を介してセンターピースの両レン
ズホルダに調芯して固定されるので、フィルタモジュー
ル全体の強度が高くなり、耐久性がさらに向上する。
【0026】請求項11に係る発明は、請求項10に記
載のフィルタモジュールにおいて、前記両光ファイバチ
ップが前記センターピースに固定された状態で、前記両
光ファイバコリメータが密封されるように構成したこと
を要旨とする。
【0027】この構成によれば、両光ファイバコリメー
タを構成する全ての光学部品の劣化を抑制でき、これに
よって耐久性に優れたフィルタモジュールを実現でき
る。請求項12に係る発明は、請求項7又は8に記載の
フィルタモジュールにおいて、前記両光ファイバチップ
が前記センターピースにそれぞれ固定されて一体化され
た前記両光ファイバコリメータが、アウターチューブ内
に密封状態で収納されるように構成したことを要旨とす
る。
【0028】この構成によれば、フィルタモジュール
は、一体化された両光ファイバコリメータがアウターチ
ューブ内に密封状態で収納されるので、光学部品の劣化
を抑制でき、耐久性に優れたフィルタモジュールを実現
できる。また、アウターチューブにより両光ファイバコ
リメータの各光学部品が外力等から保護される。
【0029】請求項13に係る発明は、請求項12に記
載のフィルタモジュールにおいて、前記2つのレンズを
同軸に保持する前記レンズホルダは、前記アウターチュ
ーブ内に嵌合して接合固定されることを要旨とする。
【0030】この構成によれば、アウターチューブ内で
の振動の発生を抑制でき、耐久性などの点で有利にな
る。請求項14に係る発明は、請求項12又は13に記
載のフィルタモジュールにおいて、前記両光ファイバチ
ップは、光ファイバを保持するキャピラリと、該キャピ
ラリを保持する筒状のキャピラリホルダとをそれぞれ備
え、これら2つのキャピラリホルダの各一側環状端面
は、前記2つのロッドレンズの対向する各端面に接着剤
でそれぞれ固定されることを要旨とする。
【0031】この構成によれば、両光ファイバチップの
各キャピラリホルダが、接続部材等を使わずに両ロッド
レンズに接着剤により直接固定される。このため、接続
部材の分だけ部品点数が削減され、製造コストがさらに
低減される。
【0032】請求項15に係る発明は、請求項14に記
載のフィルタモジュールにおいて、前記2つのキャピラ
リホルダの各一側環状端面と前記2つのロッドレンズの
各端面とのいずれか一方には、接着剤が光路内に浸入す
るのを阻止するザグリ穴で構成される樹脂ダムがそれぞ
れ設けられていることを要旨とする。
【0033】この構成によれば、両キャピラリホルダの
各環状端面に樹脂ダムを設けてあるので、両キャピラリ
ホルダと両ロッドレンズをそれぞれ接着剤で接合する際
に、接着剤が両ロッドレンズの光路内に入るのを樹脂ダ
ムで阻止することができる。
【0034】請求項16に係る発明は、請求項1〜6の
いずれか一項に記載のフィルタモジュールにおいて、前
記両レンズとして、外周面に金属メッキが施された屈折
率分布型ロッドレンズを用い、前記センターピースは、
前記両ロッドレンズが挿入される内周面にメッキ加工を
施した円筒状のレンズホルダを備え、前記両ロッドレン
ズを前記レンズホルダ内に挿入して両ロッドレンズの外
周面と前記レンズホルダの内周面とを金属半田で固定す
ることを要旨とする。
【0035】この構成によれば、センターピースの剛性
がより向上し、より信頼性の高いフィルタモジュールが
得られる。請求項17に係る発明は、請求項16に記載
のフィルタモジュールにおいて、前記センターピース
は、前記レンズホルダの外周に嵌合して固定されるアウ
ターチューブを備えていることを要旨とする。
【0036】この構成によれば、センターピースの剛性
がさらに向上し、さらに信頼性の高いフィルタモジュー
ルが得られる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化したフィル
タモジュールの各実施形態を図面に基づいて説明する。
各実施形態のフィルタモジュールは、波長分割多重(W
DM)や高密度波長多重(DWDM)伝送方式等の光通
信システムに用いる分波・合波モジュールとして使用さ
れる。なお、各実施形態の説明において、同様の部位に
は同一の符号を付して重複した説明を省略する。
【0038】[ 第1実施形態]図1は第1実施形態に係
るフィルタモジュール50を示している。このフィルタ
モジュール50は、2つの光ファイバコリメータ51,
52と、該両コリメータの2つのレンズ53,54間に
あるフィルタとしての波長選択性反射膜55とを備え、
合波・分波用モジュールとして構成されている。レンズ
53,54は、それぞれ屈折率分布型ロッドレンズ(以
下、単に「ロッドレンズ」という。)である。
【0039】光ファイバコリメータ51は、1本の単一
モード光ファイバ56(以下、単に「光ファイバ」とい
う。)を保持する単芯キャピラリ57とロッドレンズ5
3とを有する単芯光ファイバコリメータ(以下、「単芯
FC」という。)である。光ファイバ56と単芯キャピ
ラリ57とで、光ファイバ56を保持する単芯光ファイ
バチップ71が構成されている。
【0040】光ファイバコリメータ52は、2本の光フ
ァイバ58,59を保持する2芯キャピラリ60とロッ
ドレンズ54を有する2芯光ファイバコリメータ(以
下、「2芯FC」という。)である。光ファイバ58,
59と2芯キャピラリ60とで、光ファイバ58,59
を保持する2芯光ファイバチップ72が構成されてい
る。本明細書では、「光ファイバチップ」は、上記単芯
光ファイバチップ71および2芯光ファイバチップ72
のように、光ファイバ先端をキャピラリに付けて固定し
たものをいう。
【0041】フィルタモジュール50は、FC51,5
2の2つのロッドレンズ53,54を同軸に配置して一
体化したセンターピース61を備えている。ここにいう
「センターピース」は、一対のコリメータの間に光機能
部品を配置した光モジュールにおいて、2つの対向する
レンズと光機能部品を一体化し、光軸を一致させて固定
する部材をいう。本実施形態では、一対のコリメータと
して光ファイバコリメータ51,52が、2つの対向す
るレンズとしてロッドレンズ53,54が、そして、そ
の光機能部品として波長選択性反射膜55がそれぞれ使
用されている。また、フィルタモジュール50は、セン
ターピース61に、単芯光ファイバチップ71と2芯光
ファイバチップ72とをそれぞれ調芯して固定すること
で作製される。
【0042】ロッドレンズ53の一端面(図1で右端
面)は光軸に垂直な平坦面に研磨されており、その他端
面は光軸に対して所定角度(例えば8度)傾斜した斜め
面に研磨されている。ロッドレンズ54は、ロッドレン
ズ53と同じものが使用されている。
【0043】ロッドレンズ53,54としては、例えば
レンズ径が1.8mmで、ピッチが0.245のものが
使用されている。ロッドレンズ53の一端面(右端面)
には、波長選択性を有する誘電体薄膜である波長選択性
反射膜55が形成されている。この波長選択性反射膜5
5は、例えば、通常光通信分野で用いられる波長領域の
なかで1.55μm付近の波長(例えば、1.53〜
1.58μm、波長領域λ1)の光をすべて透過し、
1.48μm付近の波長(例えば1.45〜1.49μ
m、波長領域λ2)の光をすべて反射するフィルタ(い
わゆるエッジフィルタ)である。または、波長選択性反
射膜55は、例えば、光通信領域の波長で数nmから数
10nmの波長帯域しか透過(もしくは反射)しないフ
ィルタ(バンドパスフィルタ)である。また、ロッドレ
ンズ53の斜め面、およびロッドレンズ54の両端面に
は、それぞれ反射防止膜が形成されている。
【0044】なお、波長選択性反射膜55は、ロッドレ
ンズ53,54の対向する一端面のいずれに形成しても
性能に重大な影響はない。しかし、ロッドレンズ53,
54のピッチが0.245ピッチ以下の場合には、単芯
FC51のロッドレンズ53の一端面に形成した方が構
造上合理的で、好ましい。
【0045】光ファイバ56の出射端と単芯キャピラリ
57の一端面(右端面)は、同光ファイバ56のコア中
心軸に対して所定角度(例えば8度)傾斜した斜め面に
面一に研磨されている。単芯光ファイバチップ71は、
単芯キャピラリ57の斜め面がロッドレンズ53の斜め
面と対向するように、センターピース61に調芯して固
定される。同様に、2芯光ファイバチップ72は、2芯
キャピラリ60の斜め面がロッドレンズ54の斜め面と
対向するように、センターピース61に調芯して固定さ
れる。
【0046】センターピース61は、ロッドレンズ5
3,54を円筒状のレンズホルダ62に挿入し、ロッド
レンズ53,54を所定のレンズ間距離D1に調整した
位置で接着剤により固定することで一体化される。レン
ズホルダ62の内周面は、ロッドレンズ53,54を同
軸に保持できるように高精度に加工されている。これに
より、ロッドレンズ53,54をレンズホルダ62内に
挿入するだけで、ロッドレンズ53,54が同軸に配置
される。また、レンズホルダ62内でロッドレンズ5
3,54を所定のレンズ間距離D1に調整するために、
ロッドレンズ53,54とレンズホルダ62の両方にマ
ーク等を設けておくと、その調整が容易になる。
【0047】また、センターピース61に光ファイバチ
ップ71,72を調芯して固定する際には、これら3部
材61,71,72を一緒に調芯(3体調芯)する。こ
うして調芯されたその3部材を一体化することでフィル
タモジュール50が出来上がる。また、その3部材を調
芯して一体化する際には、2芯光ファイバチップ72を
単芯光ファイバチップ71よりも先に調芯してセンター
ピース61に固定するのが好ましい。
【0048】ここでの調芯として、単芯光ファイバチッ
プ71については、ロッドレンズ53の光軸と光ファイ
バ56のコア中心軸を一致させる軸合わせの調整、両軸
の角度ずれ(アオリ)の調整、およびレンズ・光ファイ
バ間距離D2の調整を行う。すなわち、ロッドレンズ5
3の光軸と光ファイバ56の出射端との相対位置を、
X,Y,Z方向(図13参照)の三次元的に調整する
(三次元調芯)。ここでレンズ・光ファイバ間距離D2
は、ロッドレンズ53と光ファイバ56の出射端との距
離である。また、ここでの三次元調芯は、例えば次のよ
うにして行う。光ファイバ58側から波長選択性反射膜
55を透過する波長の光を同反射膜55に入射させる。
この状態で、センターピース61に対して単芯光ファイ
バチップ71を三次元的に動かして、波長選択性反射膜
55を透過して光ファイバ56から出射される光の強度
が最大になるように調整する。この調芯位置では、ロッ
ドレンズ53と光ファイバ56とが最大の結合効率で結
合するようになる。
【0049】同様に、2芯光ファイバチップ72につい
ても、ロッドレンズ54の光軸と、光ファイバ58,5
9の各出射端との相対位置を三次元調芯する。ここでの
レンズ・光ファイバ間距離D3は、ロッドレンズ54と
両光ファイバ58,59の各出射端との距離である。ま
た、ここでの三次元調芯は、例えば次のようにして行
う。光ファイバ58側から波長選択性反射膜55で反射
する波長の光を同反射膜55に入射させる。この状態
で、センターピース61に対して2芯光ファイバチップ
72を三次元的に動かして、波長選択性反射膜55で反
射して光ファイバ59から出射される光の強度が最大に
なるように調整する。この調芯位置では、ロッドレンズ
53,54と、光ファイバ58,59とが最大の結合効
率で結合するようになる。
【0050】なお、前記3部材を一体化するには、例え
ば光ファイバチップ71,72をそれぞれ接続部材(図
示略)を介してセンターピース61に固定する。また、
レンズ間距離D1、およびレンズ・光ファイバ間距離D
2,D3は、それぞれ使用されるロッドレンズ53,5
4のピッチによって自由に設定できる。
【0051】このように構成されたフィルタモジュール
50では、例えば波長領域λ1,λ2内に中心波長をも
つ光が混在している光信号が光ファイバ58により入射
されると、波長領域λ1内に中心波長をもつ光のみが波
長選択性反射膜55を透過する。この透過光は、ロッド
レンズ53により集光されて光ファイバ56に結合す
る。その残りの光、すなわち波長領域λ2内に中心波長
をもつ光は波長選択性反射膜55で反射され、この反射
光はロッドレンズ54により集光されて光ファイバ59
に結合する。こうして、波長領域λ1内に中心波長をも
つ光信号が分波される(エッジフィルタの場合)。
【0052】以上のように構成された第1実施形態によ
れば、以下の作用効果を奏する。 (イ)両FC51,52の2つのロッドレンズ53,5
4を同軸に配置して一体化したセンターピースを作製す
る。そして、このセンターピースに、光ファイバチップ
71,72をそれぞれ調芯して固定することでフィルタ
モジュール50が出来上がる。このため、上記従来技術
で必要となる上記3回の調芯・固定工程(a),(b)
および(d)を2回に減らすことができる。すなわち、
モジュール化するのに、センターピース61に光ファイ
バチップ71,72をそれぞれ調芯して固定する2回の
調芯・固定工程を行えばよい。このように調芯・固定工
程数が減るので、その分製造時間が短縮されるととも
に、モジュール化が容易になり、その結果、製造コスト
が低減される。また、部品点数が少なくなり、モジュー
ル全体の構成が簡略化され、製造コストが低減される。
したがって、構成の簡略化および製造の容易化を図るこ
とができ、安価で信頼性の高いフィルタモジュールが得
られる。
【0053】(ロ)ロッドレンズ53の一端面に波長選
択性反射膜55が形成されているので、上記従来技術で
行っている調芯・固定工程(c)が不要になる。このた
め、その分製造時間がさらに短縮されてモジュール化が
さらに容易になり、より安価でより信頼性の高いフィル
タモジュールが得られる。
【0054】(ハ)センターピース61と、光ファイバ
チップ71,72の3部材を一緒に調芯して固定するこ
とで、調芯・固定作業の効率が向上し、製造時間がさら
に短縮される。
【0055】(ニ)前記3部材を調芯する際に、調芯・
固定のトレランスが厳しい2芯光ファイバチップ72を
単芯光ファイバチップ71よりも先にセンターピース6
1に調芯して固定する。このため、調芯・固定作業の効
率が向上し、製造時間が短縮されるとともに、高い調芯
精度が得られ結合効率が向上する。
【0056】(ホ)同じ構成のロッドレンズ53,54
を円筒状のレンズホルダ62内に挿入するだけで両ロッ
ドレンズ53,54が同軸に配置されるので、センター
ピース61の作製がより一層容易になる。
【0057】(ヘ)レンズ間距離D1、およびレンズ・
光ファイバ間距離D2,D3は、それぞれ使用されるロ
ッドレンズ53,54のピッチによって自由に設定でき
る。このため、そのピッチを変えることで、フィルタモ
ジュール50の構成の自由度を拡大できる。
【0058】[ 第2実施形態]次に、第2実施形態に係
るフィルタモジュール50Aを図2に基づいて説明す
る。このフィルタモジュール50Aは、センターピース
61Aを備え、このセンターピース61Aに、単芯光フ
ァイバチップ71Aと2芯光ファイバチップ72Aとを
それぞれ調芯して固定することで作製される。本実施形
態で用いるロッドレンズ53,54は、ピッチが0.2
3ピッチである点を除き上記第1実施形態で用いたロッ
ドレンズ53,54と同じである。
【0059】センターピース61Aは、ロッドレンズ5
3を保持する円筒状の第1レンズホルダ63と、ロッド
レンズ54を保持する円筒状の第2レンズホルダ64と
を備える。第1レンズホルダ63には、小径孔63a、
大径孔63b、および環状筒部63cが同心的に形成さ
れている。ロッドレンズ53は、小径孔63aに挿入さ
れ、接着剤で固定される。また、第1レンズホルダ63
の両端面は、同レンズホルダ63の中心軸に垂直な平坦
面である。一方、第2レンズホルダ64には、小径孔6
4a、大径孔64b、および、前記環状筒部63cに嵌
合する外周部64cが同心的に形成されている。ロッド
レンズ54は、小径孔64aに挿入され、接着剤で固定
される。また、第2レンズホルダ64の両端面は、同レ
ンズホルダ64の中心軸に垂直な平坦面である。そし
て、レンズホルダ63,64は、ステンレスやコバール
等の金属でそれぞれ作られている。
【0060】センターピース61Aは、第1レンズホル
ダ63の環状筒部63cを第2レンズホルダ64の外周
部64cに嵌合させ、この状態でロッドレンズ53,5
4のレンズ間距離を調整し、両レンズホルダ63,64
を一体化することで作製される。すなわち、両ロッドレ
ンズ53,54を両レンズホルダ63,64にそれぞれ
挿入して接合固定し、両レンズホルダ63,64を嵌合
させることで、ロッドレンズ53,54が同軸に配置さ
れる。この後、第1レンズホルダ63の環状筒部63c
と第2レンズホルダ64の外周部64cをYAGレーザ
溶接により固定することで、センターピース61Aが出
来上がる。
【0061】また、両光ファイバチップ71A,72A
は、それぞれ接続部材69,70を介してセンターピー
ス61Aの両レンズホルダ63,64に調芯して固定さ
れるようになっている。
【0062】単芯光ファイバチップ71Aは、光ファイ
バ56を保持する単芯キャピラリ57と、同キャピラリ
57を保持するチューブ65とを備えている。同様に、
2芯光ファイバチップ72Aは、光ファイバ58,59
を保持する2芯キャピラリ60と、同キャピラリ60を
保持するチューブ66とを備えている。
【0063】また、キャピラリ57、60はそれぞれ、
斜め面側の端部が一方の開口端から突出するように、チ
ューブ65,66に嵌合させて接着剤で固定されてい
る。各チューブ65,66の他端側の開口端は、エンド
キャップ67,68でそれぞれ封止されている。なお、
キャピラリ57、60は、パイレックス(登録商標)等
のガラス、或いはジルコニア、アルミナ等の金属で作ら
れている。また、各チューブ65,66は、ステンレス
やコバール等の金属でそれぞれ作られている。
【0064】そして、接続部材69,70は、レンズホ
ルダ63,64の各端面に固定される環状の端面と、キ
ャピラリ57,60がそれぞれ内周に嵌合する円筒部6
9a,70aとが形成された円筒体である。接続部材6
9,70は、ステンレスやコバール等の金属でそれぞれ
作られている。
【0065】そして、フィルタモジュール50Aは、チ
ューブ65,66をそれぞれレンズホルダ63,64に
接続部材69,70を介して固定した状態で、FC5
1,52を構成する全ての光学部品が密封されるように
なっている。
【0066】次に、フィルタモジュール50Aの作製手
順を図3(a)〜(d)に基づいて説明する。まず、ロ
ッドレンズ53を第1レンズホルダ63の小径孔63a
に挿入して接着剤で固定するとともに、ロッドレンズ5
4を第2レンズホルダ64の小径孔64aに挿入して接
着剤で固定する(図3(a)参照)。ここで用いる接着
剤は熱硬化性接着剤である。熱硬化性接着剤としては、
例えば、エポテック353ND(エポキシ・テクノロジ
ー社製)等の熱硬化性エポキシ接着剤を使用する。
【0067】次に、図3(a)に示すように、第1レン
ズホルダ63の環状筒部63cを第2レンズホルダ64
の外周部64cに嵌合させる。この状態で、レンズホル
ダ63,64をZ軸まわりに相対回転させることで、ロ
ッドレンズ53,54の斜め面の位相を合致させる。こ
れとともに、レンズホルダ63,64をZ軸方向に相対
変位させることで、ロッドレンズ53,54のレンズ間
距離の調整を行う。このZ軸方向の調整は、レンズホル
ダ63,64間にスペーサ(図示略)を介在させる等、
構造に工夫を加えことで、その調整が容易になる。本例
では、そのレンズ間距離はほぼ0.25mmに設定され
る。
【0068】このような調整を行った後、図3(a)の
三角印で示す個所にYAGレーザ溶接を行ってレンズホ
ルダ63,64を固定する。これによりセンターピース
61Aが出来上がる(図3(a)参照)。
【0069】次に、センターピース61Aに対して光フ
ァイバチップ71A,72Aを調芯する。すなわち、こ
れら3部材を一緒に調芯(3体調芯)して固定する。こ
のとき、まず、図3(b)に示すように、2芯光ファイ
バチップ72Aをセンターピース61Aに対して三次元
的に動かして上記三次元調芯を行い、この後、2芯光フ
ァイバチップ72Aをセンターピース61Aに固定す
る。この固定は、接続部材70と第2レンズホルダ64
の接合部をYAGレーザ溶接によって固定するととも
に、接続部材70の円筒部70aとチューブ66を同溶
接によって固定する。これらの溶接個所を、図3(b)
の三角印で示してある(以下、同様)。
【0070】次に、図3(c)に示すように、単芯光フ
ァイバチップ71Aをセンターピース61Aに対して三
次元的に動かして上記三次元調芯を行う。この後、単芯
光ファイバチップ71Aを、上記2芯光ファイバチップ
72Aの場合と同様にセンターピース61Aに固定す
る。これにより、フィルタモジュール50Aが出来上が
る(図3(d)参照)。
【0071】以上のように構成された第2実施形態によ
れば、上記作用効果(イ)〜(ニ)および(ヘ)に加え
て以下の作用効果を奏する。 (ト)センターピース61Aは、第1レンズホルダ63
の環状筒部63cを第2レンズホルダ64の外周部64
cに嵌合させ、ロッドレンズ53,54のレンズ間距離
を調整し、レンズホルダ63,64を固定することで作
製される。このため、剛性の高いセンターピース61A
が得られ、フィルタモジュール50Aの耐久性が向上す
る。
【0072】(チ)レンズホルダ63,64をYAGレ
ーザ溶接により固定するので、より剛性の高いセンター
ピース61Aが得られる。これとともに、同溶接による
接合部を接着剤で固定する場合と比べて、耐候性、温度
依存性、耐光パワー特性などの点で信頼性が向上する。
【0073】(リ)両光ファイバチップ71A,72A
は、それぞれ接続部材69,70を介してセンターピー
ス61Aの両レンズホルダ63,64に調芯して固定さ
れる。このため、フィルタモジュール50A全体の強度
が高くなり、耐久性に優れたフィルタモジュール50A
が得られる。
【0074】(ヌ)フィルタモジュール50Aは、チュ
ーブ65,66をそれぞれレンズホルダ63,64に接
続部材69,70を介して固定した状態で、FC51,
52を構成する全ての光学部品が密封されるようになっ
ている。このため、それら光学部品の劣化を抑制でき、
これによっても耐久性が向上する。
【0075】[ 第3実施形態]次に、第3実施形態に係
るフィルタモジュール50Bを図4〜図9に基づいて説
明する。本実施形態の主な特徴は、次の2点である。
(1)フィルタモジュール50Bは、光ファイバチップ
71B,72Bがセンターピース61Bにそれぞれ固定
されて一体化されたFC51,52が、アウターチュー
ブ74内に密封状態で収納される。(2)フィルタモジ
ュール50Bは、光ファイバチップ71B,72Bが上
記接続部材69,70(図2)を使わずにロッドレンズ
53,54に直接固定される。
【0076】このような特徴点を中心にフィルタモジュ
ール50Bの構成を説明する。なお、本実施形態で用い
るロッドレンズ53,54は、ピッチが0.25ピッチ
である点を除き、上記第1実施形態のものと同じであ
る。そのピッチが0.25ピッチ(0.25ピッチより
大きい)ため、波長選択性反射膜55がロッドレンズ5
4の一端面に形成されている(図5参照)。
【0077】フィルタモジュール50Bは、図4に示す
ように、センターピース61Bを備え、このセンターピ
ース61Bに、単芯光ファイバチップ71Bと2芯光フ
ァイバチップ72Bとをそれぞれ調芯して固定すること
で作製される。
【0078】センターピース61Bは、ロッドレンズ5
3,54を円筒状のレンズホルダ62Bに挿入し、その
端面同士が波長選択性反射膜55を介して当接する位置
で接着剤により固定することで一体化される。また、2
つのロッドレンズ53,54を同軸に保持するレンズホ
ルダ62は、アウターチューブ74の内周に嵌合して接
着剤で固定される。レンズホルダ62とアウターチュー
ブ74は、ガラス特にパイレックス(登録商標)のよう
な熱膨張率の低いもの、或いはステンレスやコバール等
の金属で作られている。
【0079】単芯光ファイバチップ71Bは、光ファイ
バ56を保持する単芯キャピラリ57と、同キャピラリ
57を保持する円筒状のキャピラリホルダ65Bとを備
えている。キャピラリホルダ65Bのロッドレンズ側の
環状端面(一側環状端面)は、ロッドレンズ53の斜め
面と同じ角度の斜め面に研磨されている。また、単芯キ
ャピラリ57は、その斜め面がキャピラリホルダ65B
の斜め面よりロッドレンズ側に突出しない位置でキャピ
ラリホルダ65Bに接着剤で固定されている。そして、
キャピラリホルダ65Bの環状端面(斜め面)は、ロッ
ドレンズ53の端面に接着剤で固定される。その接着剤
が光ファイバ56とロッドレンズ53の間の光路内に浸
入しないようにするために、キャピラリホルダ65Bの
環状端面の内周端に環状の樹脂ダム(ザグリ穴)75が
設けられている(図6(a)参照)。
【0080】2芯光ファイバチップ72Bは、単芯光フ
ァイバチップ71Bと同様の構成を有し、キャピラリホ
ルダ66Bの環状端面(斜め面)の内周端に環状の樹脂
ダム76が設けられている(図6(b)参照)。キャピ
ラリ57,60は、熱膨張率の低いガラス材料、又はジ
ルコニア、アルミナ等のセラミックス、又は金属で作ら
れている。また、キャピラリホルダ65B,66Bは、
コバールやステンレス等の金属で作られている。
【0081】そして、アウターチューブ74の両側開口
端には、金属製或いはプラスチック製のエンドキャップ
77,78がそれぞれ装着される。エンドキャップ77
に設けた貫通孔には、光ファイバ56を通した保持部材
79を嵌合させてある。同様に、エンドキャップ78に
設けた貫通孔には、光ファイバ58,59を通した保持
部材80を嵌合させてある。そして、保持部材79,8
0がそれぞれ嵌合したエンドキャップ77,78をアウ
ターチューブ74の両側開口端にそれぞれ装着すること
で、FC51,52がアウターチューブ74内に密封状
態で収納されるようになっている。エンドキャップ7
7,78は、金属製或いはプラスチック製である。
【0082】次に、フィルタモジュール50Bの作製手
順を図5〜図9に基づいて説明する。まず、図5(a)
に示すように、斜め面の位相を合致させるための基準マ
ーク53a,54aを外周面に設けたロッドレンズ5
3,54を用意する。次に、ロッドレンズ53,54
を、図5(b)に示すように、対向する一端面同士が波
長選択性反射膜55を介して当接するまでレンズホルダ
62Bに挿入する。このとき、基準マーク53a,54
aが一直線上に並ぶようにしてロッドレンズ53,54
の斜め面の位相を合致させる。この後、ロッドレンズ5
3,54をレンズホルダ62Bに紫外線硬化性接着剤や
熱硬化性接着剤等で固定する。これにより、センターピ
ース61Bが出来上がる。
【0083】次に、図6(a)に示すように、単芯キャ
ピラリ57をキャピラリホルダ65Bに所定位置まで挿
入して接着剤で固定することで、単芯光ファイバチップ
71Bを作製する。同様にして2芯光ファイバチップ7
2Bを作製する(図6(b)参照)。なお、キャピラリ
ホルダ65B,66Bの外周には、上記斜め面の位相を
合致させるための基準線81,82を設けてある(図7
(a),図8(a)参照)。
【0084】次に、図8(a)に示すように、ロッドレ
ンズ54の基準マーク54aにキャピラリホルダ66B
の基準線82を合致させる。この状態で、2芯光ファイ
バチップ72Bをロッドレンズ54に対して上記第2実
施形態と同様に三次元調芯する。この調芯位置を保持し
た状態で、ロッドレンズ54とキャピラリホルダ66B
の隙間に光学接着剤83(熱硬化性エポキシ接着剤等)
を塗布して、2芯光ファイバチップ72Bをロッドレン
ズ54に固定する。その塗布作業は、光学接着剤83を
マイクロ・スパテュラ84でごく少量採り、その隙間に
塗布することで行う。両部材54,66Bの隙間間隔は
数十μmであるので、その隙間に光学接着剤83を滴下
すれば、毛細管現象によって光学接着剤83がキャピラ
リホルダ66Bの環状端面上を内周側へ浸透していく。
【0085】このとき、その環状端面の内周端に達した
光学接着剤83は樹脂ダム76に入り込むので、光学接
着剤83がロッドレンズ54の光路内に入るのを樹脂ダ
ム76で確実に阻止できる。光学接着剤83が前記隙間
全体に浸透して環状にまわった状態が、図8(b),
(c)で示されている。
【0086】次に、図8(c)に示すように、キャピラ
リホルダ65Bを、キャピラリホルダ66Bと同様にロ
ッドレンズ53に光学接着剤83で固定し、単芯光ファ
イバチップ71Bをロッドレンズ53に固定する。これ
により、図8(c)に示すように、一体化されたFC5
1,52が出来上がる。
【0087】次に、図9(a)に示すように、一体化さ
れたFC51,52をアウターチューブ74内に収納す
る。そして、図9(b),(c)に示すように、アウタ
ーチューブ74の両側開口端にエンドキャップ77,7
8をそれぞれ装着する。これにより、フィルタモジュー
ル50Bが出来上がる。
【0088】以上のように構成された第3実施形態によ
れば、上記作用効果(イ)〜(ニ)および(ヘ)に加え
て以下の作用効果を奏する。 (ル)フィルタモジュール50Bは、一体化された光フ
ァイバコリメータ51,52がアウターチューブ74内
に密封状態で収納される。このため、光学部品の劣化を
抑制でき、耐久性に優れたフィルタモジュール50Bが
得られる。また、アウターチューブ74によりFC5
1,52の各光学部品が外力等から保護される。
【0089】(ヲ)2つのロッドレンズ53,54を保
持するレンズホルダ62は、アウターチューブ74の内
周に嵌合して接着剤で固定されるので、アウターチュー
ブ74内での振動の発生を抑制でき、耐久性などの点で
有利になる。
【0090】(ワ)光ファイバチップ71B,72Bの
キャピラリホルダ65B,66Bが、上記接続部材6
9,70(図2)を使わずにロッドレンズ53,54に
接着剤により直接固定される。このため、接続部材6
9,70の分だけ部品点数が削減され、製造コストがさ
らに低減される。
【0091】(カ)キャピラリホルダ65B,66Bの
各環状端面に樹脂ダム75,76を設けてあるので、両
キャピラリホルダ65B,66Bとロッドレンズ53,
54をそれぞれ接合する際に、光学接着剤83が両ロッ
ドレンズの光路内に入るのを樹脂ダムで阻止できる。
【0092】[ 第4実施形態]次に、第4実施形態に係
るフィルタモジュール50Cを図10〜図13に基づい
て説明する。本実施形態の主な特徴は、次の2点にあ
る。(1)上記ロッドレンズ53,54に代えて、外周
面に金属メッキが施されたロッドレンズ53´,54´
を用いている(図10,図11(a),(b)参照)。
また、センターピース61Cは、ロッドレンズ53´,
54´が挿入される内周面62aにNi−Auメッキ加
工を施した円筒状のレンズホルダ62Cを備えている
(図10,図11(c)参照)。そして、ロッドレンズ
53´,54´をレンズホルダ62C内に挿入してロッ
ドレンズ53´,54´の外周面とレンズホルダ62C
の内周面62aとを金属半田で固定するようになってい
る。(2)センターピース61Cは、レンズホルダ62
Cの外周に嵌合して固定されるアウターチューブ90を
備えている(図10,図11(d)参照)。
【0093】このような特徴点を中心にフィルタモジュ
ール50Cの構成を説明する。なお、本実施形態で用い
るロッドレンズ53´,54´は、ピッチが0.245
ピッチである、波長選択性反射膜55がロッドレンズ5
3´の一端面に形成されている(図11(a)参照)。
【0094】レンズホルダ62Cは、図11(c)に示
すように、円筒状のチューブであり、上記レンズホルダ
62と同様の材料で作られている。レンズホルダ62C
の内周面62aはロッドレンズ53´,54´を同軸に
保持できるように高精度に加工されている。また、レン
ズホルダ62Cの外周面62bは、中心軸に平行に、か
つ、アウターチューブ90の内周面90aと精度良く嵌
合するように加工されている。その外周面62bの端部
には、アウターチューブ90の一方の開口端90bが当
接する環状の突部62cが形成されている。その突部6
2cのあるレンズホルダ62Cの端面62dが、接続部
材70(図11(e)参照)の端面と接合される接合面
になっている。そして、レンズホルダ62Cには、その
外周壁を貫通するように、金属線半田の投入口62eが
必要数穿設されている。
【0095】アウターチューブ90は、図11(d)に
示すように、円筒状のチューブであり、レンズホルダ6
2Cと同様の材料で作られている。アウターチューブ9
0の内周面90aは、中心軸に平行に、かつ、レンズホ
ルダ62Cの外周面62bと精度良く嵌合するように加
工されている。また、アウターチューブ90の他方の開
口端には、内周側に突出した突部90cが形成されてい
る。そして、その突部90cのあるアウターチューブ9
0の端面90dが、接続部材69(図11(e)参照)
の端面と接合される接合面になっている。
【0096】単芯光ファイバチップ71Cは、図10に
示すように、単芯キャピラリ57と、同キャピラリ57
を保持する円筒状のキャピラリホルダ65Cとを備えて
いる。キャピラリホルダ65Cの両端面はそれぞれ平坦
面である。また、図11(f)に示すキャピラリホルダ
65Cの内周面は、単芯キャピラリ57が圧入される内
径に加工されている。また、単芯キャピラリ57は、図
12(e)に示すように、斜め面がキャピラリホルダ6
5Cの一側開口端から突出し、平坦面がその他側開口端
より内側に引っ込むようにキャピラリホルダ65Cに圧
入される。これにより、キャピラリホルダ65C内にで
きる空間には、バックフィル用樹脂91が充填されてい
る(図12(e)参照)。
【0097】2芯光ファイバチップ72Cの各構成部品
も、単芯光ファイバチップ71Cと同様の構成を有して
いる。また、図12(d)に示すように、キャピラリホ
ルダ66C内にできる空間にも、バックフィル用樹脂9
2が充填されている。
【0098】次に、フィルタモジュール50Cの作製手
順を図12および図13に基づいて説明する。まず、図
12(a)に示すように、斜め面の位相を合致させたロ
ッドレンズ53´,54´をレンズホルダ62Cに挿入
する。次に、図12(b)に示すように、250°C以
下の雰囲気中(例えばオーブン内)で、レンズホルダ6
2Cの各投入口62eからSn系の金属線半田を投入し
てロッドレンズ53´,54´とレンズホルダ62Cを
固定する。
【0099】次に、図12(c)に示すように、レンズ
ホルダ62Cの外周面62bにアウターチューブ90の
内周面90aを嵌合させ、YAGレーザ溶接によりレン
ズホルダ62Cとアウターチューブ90を固定する。こ
れにより、ロッドレンズ53´,54´を同軸に配置し
て一体化したセンターピース61Cが出来上がる。
【0100】次に、図12(d)に示す2芯光ファイバ
チップ72Cと、図12(e)に示す単芯光ファイバチ
ップ71Cとを用意する。ここでは、キャピラリ57,
60は、それぞれキャピラリホルダ65C,66Cに圧
入できるようにジルコニアセラミックスで作製する。
【0101】次に、図13(a)に示すように、2芯光
ファイバチップ72Cをロッドレンズ54´に対して三
次元調芯する。こうして調芯された2芯光ファイバチッ
プ72Cを同図の矢印で示すように適当な治具で保持す
る。この状態で、図13(b)に示すように、レンズホ
ルダ62Cと、接続部材70と、キャピラリホルダ66
Cとの3部材をYAGレーザ溶接により固定して一体化
する。
【0102】次に、図13(c)に示すように、単芯光
ファイバチップ71Cをロッドレンズ53´に対して三
次元調芯する。こうして調芯された単芯光ファイバチッ
プ71Cを上記と同様に適当な治具で保持する。この状
態で、アウターチューブ90と、接続部材69と、キャ
ピラリホルダ65Cとの3部材をYAGレーザ溶接によ
り固定して一体化する。これにより、フィルタモジュー
ル50Cが出来上がる(図13(d)参照)。
【0103】以上のように構成された第4実施形態によ
れば、上記作用効果(イ)〜(ニ)および(ヘ)に加え
て以下の作用効果を奏する。 (ヨ)外周面に金属メッキが施されたロッドレンズ53
´,54´を用いている。また、レンズホルダ62Cの
内周面62aには、Ni−Auメッキ加工を施してあ
る。そして、ロッドレンズ53´,54´の外周面とレ
ンズホルダ62Cの内周面62aとを金属半田で固定す
る。このため、センターピース61Cの剛性がより向上
し、より信頼性の高いフィルタモジュール50Cを実現
できる。
【0104】(タ)センターピース61Cは、レンズホ
ルダ62Cの外周に嵌合して固定されるアウターチュー
ブ90を備えている。このため、センターピース61C
の剛性がさらに向上し、より一層信頼性の高いフィルタ
モジュール50Cを実現できる。
【0105】[ 変形例]なお、この発明は以下のように
変更して具体化することもできる。 ・上記第1,第3および第4実施形態において、2つの
ロッドレンズに代えて、2つの光学レンズを同軸に配置
して一体化することで、センターピースを構成するよう
にしてもよい。
【0106】・上記第3実施形態において、キャピラリ
ホルダ65B,66Bの外周に、基準線81,82に代
えて切り欠き、或いは図7(b)に示すような基準マー
ク81´を設けてもよい。
【0107】・上記第2実施形態で説明した、ロッドレ
ンズ53,54の斜め面の位相を合致させる方法は、上
記他の実施形態にも適用されることは言うまでもない。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、両光ファイバコリメータの各レンズを調芯
して一体化したセンターピースを作製し、このセンター
ピースに、両光ファイバコリメータの各キャピラリをそ
れぞれ調芯して固定することでフィルタモジュールが出
来上がる。したがって、構成の簡略化および製造の容易
化を図ることができ、安価で信頼性の高いフィルタモジ
ュールを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係るフィルタモジュールの概
略構成を示す縦断面図。
【図2】 第2実施形態に係るフィルタモジュールの概
略構成を縦断面図。
【図3】 (a)〜(d)は同フィルタモジュールの製
造手順を示す説明図。
【図4】 第3実施形態に係るフィルタモジュールの概
略構成を示す縦断面図。
【図5】 (a),(b)は同フィルタモジュールの製
造手順を示す説明図。
【図6】 (a),(b)は同製造手順の続きを示す説
明図。
【図7】 (a),(b)は同製造手順の続きを示す説
明図。
【図8】 (a)〜(c)は同製造手順の続きを示す説
明図。
【図9】 (a)〜(c)は同製造手順の続きを示す説
明図。
【図10】 第4実施形態に係るフィルタモジュールの
概略構成を示す縦断面図。
【図11】 (a)〜(f)は同フィルタモジュールの
各構成部品を示す部品図。
【図12】 (a)〜(e)は同フィルタモジュールの
製造手順を示す説明図。
【図13】 (a)〜(d)は同製造手順の続きを示す
説明図。
【図14】 従来のフィルタモジュールの概略構成を示
す縦断面図。
【符号の説明】
50,50A,50B,50C…フィルタモジュール、
51…単芯光ファイバコリメータ、52…2芯光ファイ
バコリメータ、53,54,53´,54´…ロッドレ
ンズ(レンズ)、53a,54a…基準マーク、55…
フィルタとしての波長選択性反射膜、56,58,59
…光ファイバ、57…単芯キャピラリ、60…2芯キャ
ピラリ、61,61A,61B,61C…センターピー
ス、62,62B,62C…レンズホルダ、63…第1
レンズホルダ、64…第2レンズホルダ、65,66…
チューブ、65B,66B…キャピラリホルダ、69,
70…接続部材、71,71A,71B,71C…単芯
光ファイバチップ、72,72A,72B,72C…多
芯光ファイバチップとしての2芯光ファイバチップ、7
4…アウターチューブ、90…アウターチューブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石丸 剛志 大阪府大阪市中央区北浜四丁目7番28号 日本板硝子 株式会社内 (72)発明者 福澤 隆 大阪府大阪市中央区北浜四丁目7番28号 日本板硝子 株式会社内 Fターム(参考) 2H038 BA23

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバを保持する光ファイバチップ
    とレンズをそれぞれ有する2つの光ファイバコリメータ
    を備え、合波・分波モジュールとして構成されるフィル
    タモジュールにおいて、 前記2つのレンズを、フィルタがそのレンズ間に位置す
    るように同軸に配置して一体化したセンターピースを備
    えることを特徴とするフィルタモジュール。
  2. 【請求項2】 前記2つのレンズはそれぞれ屈折率分布
    型ロッドレンズであり、該両ロッドレンズの対向する一
    端面の一方に前記フィルタが形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載のフィルタモジュール。
  3. 【請求項3】 前記両ロッドレンズの各他端面は光軸に
    対して所定角度傾斜した斜め面に研磨されており、前記
    両ロッドレンズには、前記斜め面の位相を合致させるた
    めの基準マークがそれぞれ設けられていることを特徴と
    する請求項1又は2に記載のフィルタモジュール。
  4. 【請求項4】 前記センターピースと、前記光ファイバ
    チップとの3部材を一緒に調芯して固定することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のフィルタモ
    ジュール。
  5. 【請求項5】 前記両光ファイバコリメータの一方は1
    本の光ファイバを保持する単芯光ファイバチップを有す
    る単芯光ファイバコリメータであり、その他方は2本以
    上の光ファイバを保持する多芯光ファイバチップを有す
    る多芯光ファイバコリメータであり、前記3部材を調整
    して固定する際に、前記多芯光ファイバチップを前記単
    芯光ファイバチップよりも先に調芯して前記センターピ
    ースに固定することを特徴とする請求項4に記載のフィ
    ルタモジュール。
  6. 【請求項6】 前記単芯光ファイバチップは、前記1本
    の光ファイバの出射端と面一に斜め面に研磨された一端
    面と前記両ロッドレンズの一方の斜め面とが所定の間隔
    を持つように調芯して該ロッドレンズに組み付けられる
    とともに、前記多芯光ファイバチップは、前記2本以上
    の光ファイバの各出射端と面一に斜め面に研磨された一
    端面と前記両ロッドレンズの他方の斜め面とが所定の間
    隔を持つように調芯して該ロッドレンズに組み付けられ
    ることを特徴とする請求項5に記載のフィルタモジュー
    ル。
  7. 【請求項7】 前記センターピースは、前記2つのレン
    ズを同軸に保持するレンズホルダを備え、該レンズホル
    ダに前記2つのレンズを接合固定して構成されることを
    特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のフィル
    タモジュール。
  8. 【請求項8】 前記レンズホルダは円筒状のチューブで
    あることを特徴とする請求項7に記載のフィルタモジュ
    ール。
  9. 【請求項9】 前記センターピースは、前記両レンズの
    一方を保持する第1レンズホルダと、その他方を保持す
    る第2レンズホルダとを備え、該両レンズホルダを嵌合
    させることで前記両レンズが同軸に配置されるように構
    成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に
    記載のフィルタモジュール。
  10. 【請求項10】 前記両光ファイバチップは、それぞれ
    接続部材を介して前記センターピースの前記両レンズホ
    ルダに調芯して固定されることを特徴とする請求項9に
    記載のフィルタモジュール。
  11. 【請求項11】 前記両光ファイバチップが前記センタ
    ーピースに固定された状態で、前記両光ファイバコリメ
    ータが密封されるように構成したことを特徴とする請求
    項10に記載のフィルタモジュール。
  12. 【請求項12】 前記両光ファイバチップが前記センタ
    ーピースにそれぞれ固定されて一体化された前記両光フ
    ァイバコリメータが、アウターチューブ内に密封状態で
    収納されるように構成したことを特徴とする請求項7又
    は8に記載のフィルタモジュール。
  13. 【請求項13】 前記2つのレンズを同軸に保持する前
    記レンズホルダは、前記アウターチューブ内に嵌合して
    接合固定されることを特徴とする請求項12に記載のフ
    ィルタモジュール。
  14. 【請求項14】 前記両光ファイバチップは、光ファイ
    バを保持するキャピラリと、該キャピラリを保持する筒
    状のキャピラリホルダとをそれぞれ備え、これら2つの
    キャピラリホルダの各一側環状端面は、前記2つのロッ
    ドレンズの対向する各端面に接着剤でそれぞれ固定され
    ることを特徴とする請求項12又は13に記載のフィル
    タモジュール。
  15. 【請求項15】 前記2つのキャピラリホルダの各一側
    環状端面と前記2つのロッドレンズの各端面とのいずれ
    か一方には、接着剤が光路内に浸入するのを阻止するザ
    グリ穴で構成される樹脂ダムがそれぞれ設けられている
    ことを特徴とする請求項14に記載のフィルタモジュー
    ル。
  16. 【請求項16】 前記両レンズとして、外周面に金属メ
    ッキが施された屈折率分布型ロッドレンズを用い、前記
    センターピースは、前記両ロッドレンズが挿入される内
    周面にメッキ加工を施した円筒状のレンズホルダを備
    え、前記両ロッドレンズを前記レンズホルダ内に挿入し
    て両ロッドレンズの外周面と前記レンズホルダの内周面
    とを金属半田で固定することを特徴とする請求項1〜6
    のいずれか一項に記載のフィルタモジュール。
  17. 【請求項17】 前記センターピースは、前記レンズホ
    ルダの外周に嵌合して固定されるアウターチューブを備
    えていることを特徴とする請求項16に記載のフィルタ
    モジュール。
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