JP2001296446A - 光利得等化器 - Google Patents

光利得等化器

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JP2001296446A
JP2001296446A JP2000114298A JP2000114298A JP2001296446A JP 2001296446 A JP2001296446 A JP 2001296446A JP 2000114298 A JP2000114298 A JP 2000114298A JP 2000114298 A JP2000114298 A JP 2000114298A JP 2001296446 A JP2001296446 A JP 2001296446A
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rod lens
optical fiber
optical
gain equalizer
fixing
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Fumio Matsumura
文雄 松村
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/28Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
    • G02B6/293Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means
    • G02B6/29379Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means characterised by the function or use of the complete device
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘電体多層膜フィルタを用いた組立の容易な
光利得等化器およびその組立方法を与える。 【解決手段】 第1および第2の光ファイバ端末および
第1および第2の屈折率分布ロッドレンズを備え、これ
らは、総て同じ外径を有する。第1のロッドレンズの一
方の面に誘電体多層膜フィルタを形成する。好ましい実
施例では、前記外径の部材を挿入固定できる3個の精密
スリーブにより、第1の光ファイバ端末、第1のロッド
レンズ、第2のロッドレンズおよび第2の光ファイバ端
末を一体化しユニットを形成する。このユニットをケー
スに収容して充填材で固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光波長多重(光W
DM)伝送システムにおいて広帯域光ファイバ増幅器と
共に用いられる光利得等化器に関し、特に誘電体多層膜
フィルタ(誘電体多層ハーフミラー膜)により利得等化
を行う光利得等化器に関する。
【0002】
【従来の技術】光波長多重光信号を長距離にわたって伝
送する場合、光ファイバにおける損失を補うため、伝送
される波長の帯域に対応した光帯域光増幅器が所定の間
隔で配置される。 しかし、光増幅器は波長毎に利得が
わずかに異なる(利得の波長特性)ため、波長の異なる
信号の間にレベル差が生じる。このレベル差は光増幅器
毎に累積されていくので、伝送距離が長くなると無視で
きなくなる。そこで、光増幅器の利得の波長特性を補償
して、波長の異なる光信号間のレベルを揃えるために広
帯域の光等化器が必要となる。このような広帯域光等化
器としては、例えば、図10に示すような複数のエタロ
ンフィルタを用いたものが提案(NEC技報Vo1.5
1No.4,PP49−53,1998)されている。
図11に必要とされる等化特性を示す。図10の光利得
等化器においては、図11の特性曲線をフーリエ変換し
1次から4次までの各波長のフーリエスペクトラム強度
を求めて、厚さ約18μmの4枚の合成石英基板91〜
94を傾斜させて光路中に配置して等化特性を実現して
いる。各々の合成石英基板91〜94には各々のフーリ
エスペクトル強度を与えるために、両面に適切な反射率
のハーフミラー膜(図示せず)が形成される。光ファイ
バ端末11および12はレンズ95および96を固定し
たケース97および98にそれぞれYAGレーザービー
ム溶接99で固定され、該ケース97および98もエタ
ロンフィルタを固定したケース90にYAGレーザービ
ーム溶接99により固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造においては、18μmという特殊な厚みの加工困難な
合成石英基板が4枚(91〜94)も必要となり、更に
それらの両面に異なる特性のハーフミラー膜(図示せ
ず)を形成するという煩雑な作業を要するため極めて高
価なデバイスになってしまう。また、組立にYAGレー
ザービーム溶接機を必要とするため設備投資も多大なも
のになる。本発明は、前段の問題点を鑑みてなされたも
のであり、図10の光利得等化器の等化特性とほぼ等し
い等化特性を備えながらも、調整、組立が容易な低コス
トの光利得等化器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】一面では、本発明は、誘
電体多層膜フィルタを用いた光利得等化器の組立方法を
与える。この組立方法は、第1および第2の光ファイバ
端末および第1および第2の屈折率分布ロッドレンズを
総て同じ外径に揃えるステップ、第1のロッドレンズの
一方の面に誘電体多層膜フィルタを形成するステップ、
前記外径の部材を挿入固定する精密スリーブを少なくと
も2つ用意するステップ、第1の光ファイバ端末と第1
のロッドレンズとをそれぞれの端面どうしが密着するよ
うに前記の精密スリーブの1つで接続固定するステッ
プ、第1のロッドレンズと第2のロッドレンズとを、適
宜な空隙をおいて、前記精密スリーブのもう一方の精密
スリーブで接続固定するステップ、および第2のロッド
レンズと第2の光ファイバ端末とを、両方の側面が一致
するように接続固定する固定ステップを含む。別の面で
は、本発明は、組立の容易な光利得等化器を提供する。
本発明の光利得等化器は、端面どうしが対向するように
配置された同じ外径を有する第1(仮に入射側とする)
および第2の光ファイバ端末、前記光ファイバ端末と同
じ外径を有し、第1および第2の光ファイバ端末の前記
端面にそれぞれ密着して配置される第1(仮に入射側と
する)および第2の屈折率分布ロッドレンズ、入射側、
即ち第1のロッドレンズの一方の端面に形成された誘電
体多層膜フィルタ、第1の光ファイバ端末と第1のロッ
ドレンズとを接続固定する第1の精密スリーブ、第1の
精密スリーブと外径が等しく、前記第1のロッドレンズ
の露出部と第2のロッドレンズとを接続固定してユニッ
トを形成する第2の精密スリーブ、および第2のロッド
レンズと第2の光ファイバ端末とを、第2の光ファイバ
端末の出力が最大となるように接続固定する固定手段を
備える。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例と添
付図面により本発明を詳細に説明する。なお、複数の図
面に同じ要素を示す場合には同一の参照符号を付ける。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施例による光
利得等化器の基本構成を示す図である。図1において、
光利得等化器1は、伝送路を成す光ファイバ11及び1
2をそれぞれ終端し、終端面が互いに対向するように配
置される光ファイバ端末21及び22、光ファイバ端末
21及び22と外径が等しく、光ファイバ端末21及び
22にそれぞれ密着して配置される屈折率分布自己収束
ロッドレンズ31及び32、ロッドレンズ31の自由端
の表面に形成された誘電体多層膜フィルタ(誘電体多層
膜フィルタ)30、光ファイバ端末21とロッドレンズ
31とを接続固定するセラミック精密スリーブ41、ロ
ッドレンズ31および32どうしを適宜な空隙39を挟
んで接続固定するセラミック精密スリーブ42と、精密
スリーブ41および42で一体化されたユニットが、こ
のユニットの出射面と一端が同一面(線XX’を通り紙
面に垂直な面(以下、面Pxx’と称する))を成すよ
うに内部に接着固定されるガラスパイプ51、前記の同
一面XX’と前記の光ファイバ端末22に接着固定され
るガラスパイプ52、および前記の接着固定に用いられ
る紫外線硬化接着剤61、62及び63から構成され
る。光ファイバ端末11とロッドレンズ31との対向面
およびロッドレンズ32と光ファイバ端末12との対向
面(即ち、面Pxx’)は、反射戻り光をさけるために
約8度に斜め処理する。ロッドレンズ31及び32の反
対側の面も、同様な理由から約2.5度に斜め処理す
る。誘電体多層膜フィルタ30以外の光学面には、反射
防止コートを施す。セラミック精密スリーブとしてセラ
ミックの割スリーブも使用できる。
【0006】図2に誘電体多層膜フィルタ30の構成お
よび境界の状況を示す。同図から判るように、誘電体多
層膜フィルタ30は、この膜30の基板(即ち、ロッド
レンズ31の出射面)上に二酸化ケイ素(SiO2)層と二
酸化チタン(TiO2)層とをイオンアシストディポジッシ
ョン(IAD)によって交互に形成した40の層(図2
においては、下から上に向かって形成される)からな
る。各層の屈折率、消光係数および光学的厚さは、図の
とおりである。以上のような構成の光利得等化器1に波
長分割多重光信号が入力すると、次のように動作する。
光ファイバ11より入射した光は屈折率分布型ロッドレ
ンズ31に入射する。ロッドレンズ31は、この場合、
コリメートレンズとして作用するので、入射した光は、
平行光に変換されロッドレンズ31の出射面に形成され
た誘電体多層膜フィルタ30を通る。この時、この平行
光を構成する種々の波長の光信号は、図3に示す(小さ
い中黒の三角形で示す)ような利得等化特性に従って、
それぞれの波長に応じた透過率で透過することにより、
等化されることになる。等化された平行光はロッドレン
ズ32で収束されて光ファイバ12に結合する。図3に
は、エタロンフィルタを用いた図10の等化器の特性も
示す。これを基準として、比較すると、一つの誘電体多
層膜フィルタ30により絶対値で±10%以内の精度が
実現可能であることが判る。図4は、図1の光利得等化
器1の製造過程の要点を示す流れ線図である。図4にお
いて、まず、外径を揃えた光ファイバ端末21及び22
並びにロッドレンズ31および32、さらにこれらを接
続固定する精密スリーブを用意し、 ロッドレンズ31
の一端に誘電体多層膜フィルタ30を形成する(ステッ
プ100)。光ファイバ端末21とコリメート用のロッ
ドレンズ31とをセラミック精密スーリープ41で接続
固定する(ステップ101)。ロッドレンズ31の露出
部分と収束用のロッドレンズ32とをセラミック精密ス
リーブ42により固定して、一体化ユニットを形成する
(ステップ102)。ステップ102では、ロッドレン
ズ31と32との間に適宜な空隙を設けるとともに、斜
め加工面どうしが平行になるように配置する。空隙は適
宜で良いので調整は容易である。ロッドレンズ32とガ
ラスパイプ51の8度加工面が同一面Pxx’になるよ
うに、前記の一体化ユニットをガラスパイプ51内に紫
外線硬化接着剤により接着固定する(ステップ10
3)。最後に、前記の同一面Pxx’に光ファイバ端末
22とガラスパイプ52を、光ファイバ12の出力が最
大になるように位置を調整して(即ち、ロッドレンズ3
2と光ファイバ端末22の側面が一致するように)、紫
外線硬化接着剤により接着固定する(ステップ10
4)。このように、組立にYAGレーザービーム溶接機
等の高価な設備を必要とせず、組立も容易なので、低コ
ストの光利得等化器を実現できる。
【0007】(実施の形態2)図5は、本発明の第2の
実施の形態による光利得等化器の基本構成を示す図であ
る。図5の光利得等化器2は、光学系が光ファイバ端末
21及び22、ロッドレンズ31及び32、並びにコリ
メート用のロッドレンズ31の出射面に形成された誘電
体多層膜フィルタ30からなる点においては図1の等化
器1と同じである。従って、光利得等化器2に入力され
る波長分割多重光信号に対する動作および性能も、等化
器1のそれらと同じである。相違点は、ロッドレンズ3
2と光ファイバ端末22もセラミック精密スリーブ43
で接続固定することにより、光ファイバ端末21及び2
2、ロッドレンズ31及び32(レンズ31は誘電体多
層膜フィルタ30付き)、並びに精密スリーブ41〜4
3を一体化したユニット(仮に、光学系ユニットと称す
る)を構成する点である。このようにすることにより、
等化器1の場合のように光ファイバ端末22を同一面P
xx’に接着固定する際に、「光ファイバ12の出力が
最大になるように位置を調整する(光ファイバ端末22
とロッドレンズ32の側面を一致させる)」という必要
がなくなる。さらに、図5において、53はケース、7
0は前記の光学系ユニットとケース53との間の隙間に
充填する充填材である。ケースの形状としては筒上のケ
ースの他、二つ割りの構造のケースが考えられる。充填
剤としてはシリコン樹脂や柔軟性を持つエポキシ樹脂等
が利用できる。また、等化器1のようにガラスパイプ5
1も使用しないので、ロッドレンズ32の射出面とガラ
スパイプ51の傾斜面との調節も不要である。図6は、
光利得等化器2の組立手順の例を示す流れ図の一部であ
る。図4と同一の部分は、省略してある。ステップ10
2に続いて、ロッドレンズ32の露出部分と光ファイバ
端末22とをセラミック精密スリーブ43で固定して、
光学系を総て一体化した光学系ユニットを形成する(ス
テップ113)。この光学系ユニットをケース53に入
れ、隙間を適切な充填材70で満たす(ステップ11
4)。このように、本発明の第2の実施の形態による光
利得等化器2は、外径が等しい2個の屈折率分布自己収
束ロッドレンズと2個の光ファイバ端末を3個のセラミ
ック精密スリーブにより一体化し無調整組立が可能なた
め、組立性に極めて優れた低コストの光利得等化器を実
現できる。
【0008】(実施の形態3)図7は、本発明の第3の
実施の形態による光利得等化器の基本構成を示す図であ
る。図7の光利得等化器3は、次の2点を除いて図5の
等化器2と同じである。即ち、図7においては、屈折率
分布自己収束ロッドレンズ31及び32が先球加工屈折
率分布自己収束ロッドレンズ33及び34に置き換わ
り、これに伴い、誘電体多層膜フィルタ30aが先球加
工ロッドレンズ33の入射側の表面に形成された点であ
る。ロッドレンズ33及び34は、対向する面を球状に
加工する。屈折率分布自己収束レンズ33においては、
レンズ長がちょうど0.25ピッチのときに光ファイバ
からの入力光が出射面でコリメート光となり、レンズ長
が0.5ピッチのとき光ファイバからの入力光が出射面
で入力光と同じ状態になる。従って実効レンズピッチが
0.25ピッチより長く0.5ピッチより短いレンズを
用いると出射面においては光は収束光となる。収束光は
直角研磨のロッドレンズにおいても必ず出射面に対して
斜めに入射するため、反射戻り光は発生しない。ロッド
レンズの先端を球面加工することによりその反射角度は
さらに大きくなるため、入射光ファイバへの反射戻り光
は一層小さくなる。図8に誘電体多層膜フィルタ30a
の構成およびその境界の状況を示す。同図から判るよう
に、誘電体多層膜フィルタ30aは、先球加工ロッドレ
ンズ33の入射面(図8の最下部)から表の上に向かっ
て膜が形成される。この場合も、二酸化ケイ素(SiO2
層と二酸化チタン(TiO2)層とをイオンアシストディポ
ジッション(IAD)によって交互に形成した40の層
からなる。各層の屈折率、消光係数および光学的厚さ
は、図のとおりである。以上のような構成の光利得等化
器3に、例えば波長分割多重光信号のような光が入射し
た場合の動作を説明する。て光ファイバ11より入射し
た光はロッドレンズ33の入射面にある誘電体多層膜フ
ィルタ30aを通過する。この時、図9に実線の曲線で
示したような利得等化特性に従って、それぞれの波長に
応じた透過率で透過することにより、等化されることに
なる。透過された光は、ロッドレンズ33において収束
光に変換される。この収束光はロッドレンズ34に入射
後再度収束されて光ファイバ12に結合する。
【0009】図9には、エタロンフィルタを用いた図1
0の等化器の特性(x印)も示す。これを基準として、
比較すると、一つの誘電体多層膜フィルタ30aにより
絶対値で±10%以内の精度が実現可能であることが判
る。光利得等化器3の組立は、ロッドレンズ33と34
とを精密スリーブ42で固定するさいに、ロッドレンズ
間の距離を適切に調節する以外は、等化器2の組立と同
じである。以上は、本発明の説明のために実施の形態の
例を掲げたに過ぎない。したがって、本発明の技術思想
または原理に沿って上述の実施の形態に種々の変更、修
正または追加を行うことは、当業者には容易である。故
に、本発明は、以上述べた実施の形態に捕らわれること
なく、ただ特許請求の範囲の記載に従って判断するべき
である。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の第1の実施
の形態によれば、組立にYAGレーザービーム溶接機等
の高価な設備を必要とせず、組立も容易なので、低コス
トの光利得等化器を実現できる。本発明の第2の実施の
形態によれば、外径が等しい2個の屈折率分布自己収束
ロッドレンズと2個の光ファイバ端末を3個のセラミッ
ク精密スリーブにより一体化し無調整組立が可能なた
め、組立性に極めて優れた低コストの光利得等化器を実
現できる。本発明の第3の実施の形態によれば、組立が
容易なだけでなく、戻り光の少ない良好な特性の光利得
等化器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による光利得等化器
の基本構成を示す図である。
【図2】図1の光利得等化器1の誘電体多層膜フィルタ
30の構成およびその境界の状況を示す図である。
【図3】エタロンフィルタを用いた図10の従来技術の
等化器と図1の本発明の等化器との特性を示す図であ
る。
【図4】図1の光利得等化器1の製造過程の要点を示す
流れ線図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態による光利得等化器
の基本構成を示す図である。
【図6】図5の光利得等化器2の組立手順の例を示す流
れ線図の一部を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態による光利得等化器
の基本構成を示す図である。
【図8】図7の光利得等化器3の誘電体多層膜フィルタ
30aの構成およびその境界の状況を示す図である。
【図9】エタロンフィルタを用いた図10の従来技術の
等化器と図7の本発明の等化器との特性を示す図であ
る。
【図10】従来の光利得等化器の基本構成を示す図であ
る。
【図11】図10の光利得等化器の利得等化特性を示す
図である。
【符号の説明】
1〜3 本発明の光利得等化器 11、12 光ファイバ 21、22 光ファイバ端末 30 誘電体多層膜フィルタ 31、32 ロッドレンズ 51、52 ガラスパイプ 53 ケース 61〜63 紫外線硬化接着剤 70 充填材 33、34 先球加工ロッドレンズ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端面どうしが対向するように配置された
    同じ外径を有する第1および第2の光ファイバ端末、 前記光ファイバ端末と同じ外径を有し、前記第1および
    第2の光ファイバ端末の前記端面にそれぞれ密着して配
    置される第1および第2の屈折率分布ロッドレンズ、 前記第1のロッドレンズの一方の端面に形成された誘電
    体多層膜フィルタ、 前記第1の光ファイバ端末と前記第1のロッドレンズと
    を接続固定する第1の精密スリーブ、 前記第1の精密スリーブと外径が等しく、前記第1のロ
    ッドレンズの露出部と前記第2のロッドレンズとを接続
    固定してユニットを形成する第2の精密スリーブ、およ
    び 前記第2のロッドレンズと前記第2の光ファイバ端末と
    を、それぞれの側面が一致するように接続固定する固定
    手段を備えたことを特徴とする組立の容易な多層膜フィ
    ルタ光利得等化器。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の精密スリーブを挿
    入可能な内径を有する第1のガラスパイプ、および前記
    第2の光ファイバ端末を挿入可能な内径を有する第2の
    ガラスパイプをさらに備え、 前記ユニットの一端を成す前記第2のロッドレンズの端
    面と前記第1のガラスパイプの端面とが同一面を形成す
    るように前記ユニットが前記第1のガラスパイプの内壁
    に接着剤で固定され、且つ前記固定手段が、前記第2の
    ガラスパイプ、および前記第2の光ファイバ端末と前記
    第2のガラスパイプと前記の同一面とを接着固定する接
    着剤からなることを特徴とする請求項1記載の光利得等
    化器。
  3. 【請求項3】 前記固定手段が、前記第1のロッドレン
    ズと前記第2の光ファイバ端末を固定する第3の精密ス
    リーブであることを特徴とする請求項1記載の光利得等
    化器。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2のロッドレンズの対
    向する側が球面加工され、且つ前記誘電体多層膜フィル
    タが、前記第1のロッドレンズの他方の端面に形成され
    ることを特徴とする請求項3記載の光利得等化器。
  5. 【請求項5】 前記の第1乃至第3の精密スリーブによ
    り一体化されたユニットを収容するケース、および前記
    ユニットと前記ケースとの間の隙間を埋める充填材をさ
    らに備えたことを特徴とする請求項3または4記載の光
    利得等化器。
  6. 【請求項6】 前記誘電体多層膜フィルタが、前記第1
    のロッドレンズの前記第2のロッドレンズ側の端面に形
    成されることを特徴とする請求項2または3記載の光利
    得等化器。
  7. 【請求項7】 前記第1の光ファイバ端末と前記第1の
    ロッドレンズとの境界面および前記第2のロッドレンズ
    と前記第2の光ファイバ端末との境界面が、共に所定の
    角度で斜め加工され、前記境界面どうしが平行になるよ
    うに組み立てられたことを特徴とする請求項1乃至6の
    何れか1項に記載の光利得等化器。
  8. 【請求項8】 第1および第2の光ファイバ端末および
    第1および第2の屈折率分布ロッドレンズを総て同じ外
    径に揃えるステップ、 前記第1のロッドレンズの一方の面に誘電体多層膜フィ
    ルタを形成するステップ、 前記外径の部材を挿入固定する精密スリーブを少なくと
    も2つ用意するステップ、 前記第1の光ファイバ端末と前記第1のロッドレンズと
    をそれぞれの端面どうしが密着するように前記精密スリ
    ーブの1つで接続固定するステップ、 前記第1のロッドレンズと前記第2のロッドレンズと
    を、適宜な空隙をおいて、前記精密スリーブのもう一方
    の精密スリーブで接続固定するステップ、および前記第
    2のロッドレンズと前記第2の光ファイバ端末とを、両
    方の側面が一致するように接続固定する固定ステップを
    含むことを特徴とする誘電体多層膜フィルタを用いた光
    利得等化器の組立方法。
  9. 【請求項9】 前記第1および第2の精密スリーブを挿
    入可能な内径を有する第1のガラスパイプおよび前記第
    2の光ファイバ端末を挿入可能な内径を有する第2のガ
    ラスパイプを用意するステップ、 前記の少なくとも2つの精密スリーブによって一体化さ
    れたユニットの一端を成す前記第2のロッドレンズの端
    面と前記第1のガラスパイプの端面とが同一面を形成す
    るように前記ユニットが前記第1のガラスパイプの内壁
    に接着剤で固定するステップ、および前記固定ステップ
    が、前記第2の光ファイバ端末と前記第2のガラスパイ
    プと前記の同一面とを接着剤で接着固定するステップか
    らなることを特徴とする請求項8記載の光利得等化器の
    組立方法。
  10. 【請求項10】 前記固定ステップが、前記第1のロッ
    ドレンズと前記第2の光ファイバ端末とを第3の精密ス
    リーブで固定することを特徴とする請求項8記載の光利
    得等化器の組立方法。
  11. 【請求項11】 前記第1および第2のロッドレンズの
    対向する側を球面加工するステップ、および前記誘電体
    多層膜フィルタを前記第1のロッドレンズの他方の端面
    に形成するステップをさらに備えたことを特徴とする請
    求項10記載の光利得等化器の組立方法。
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