JP2002313646A - 巻線型コモンモードチョークコイル - Google Patents
巻線型コモンモードチョークコイルInfo
- Publication number
- JP2002313646A JP2002313646A JP2001111229A JP2001111229A JP2002313646A JP 2002313646 A JP2002313646 A JP 2002313646A JP 2001111229 A JP2001111229 A JP 2001111229A JP 2001111229 A JP2001111229 A JP 2001111229A JP 2002313646 A JP2002313646 A JP 2002313646A
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- Japan
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- winding
- common mode
- core
- choke coil
- mode choke
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Abstract
(57)【要約】
【課題】巻線の端部が隣接する端子電極に接触し、近接
して短絡を生じたり、耐圧の劣化や絶縁不良を招いたり
することなく、信頼性の高い巻線型コモンモードチョー
クコイルを提供することを目的とする。 【解決手段】四角柱状の巻芯部と、巻芯部の両端部に配
置された鍔部とを有したコア材を備え、鍔部に端子電極
が形成されており、巻芯部に巻回された複数の巻線の端
部が接続されている巻線型コモンモードチョークコイル
において、少なくとも４つの端子電極を備えるととも
に、端子電極が形成されている鍔部の内側の根元部と接
する巻芯部の両端に切込み溝を設け、複数の巻線の端部
を誘導する配線溝を設ける。
して短絡を生じたり、耐圧の劣化や絶縁不良を招いたり
することなく、信頼性の高い巻線型コモンモードチョー
クコイルを提供することを目的とする。 【解決手段】四角柱状の巻芯部と、巻芯部の両端部に配
置された鍔部とを有したコア材を備え、鍔部に端子電極
が形成されており、巻芯部に巻回された複数の巻線の端
部が接続されている巻線型コモンモードチョークコイル
において、少なくとも４つの端子電極を備えるととも
に、端子電極が形成されている鍔部の内側の根元部と接
する巻芯部の両端に切込み溝を設け、複数の巻線の端部
を誘導する配線溝を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はコモンモードノイズ
を除去するために用いられる巻線型コモンモードチョー
クコイルの構造に関する。
を除去するために用いられる巻線型コモンモードチョー
クコイルの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にコモンモードチョークコイルは、
図５の電気回路図に示すように、入力端子１ａ、出力端
子２ａ間に接続された巻線３と、入力端子１ｂ、出力端
子２ｂ間に接続された巻線４とを有してる。これら巻線
３、４は、フェライトコア等の磁性体材料からなるコア
部材にバイファイラ巻されている。図６にコア部材を底
面側（電極面）から見た斜視図を示す。図に示すよう
に、コア部材１０は、巻線３、４が巻回される四角柱状
の巻芯部１１と、巻芯部１１の両端部にそれぞれ配置さ
れた四角形状の鍔部１２、１３とを有しており、その先
端部には、４つの端子電極１ａ、１ｂおよび２ａ、２ｂ
が形成されている。
図５の電気回路図に示すように、入力端子１ａ、出力端
子２ａ間に接続された巻線３と、入力端子１ｂ、出力端
子２ｂ間に接続された巻線４とを有してる。これら巻線
３、４は、フェライトコア等の磁性体材料からなるコア
部材にバイファイラ巻されている。図６にコア部材を底
面側（電極面）から見た斜視図を示す。図に示すよう
に、コア部材１０は、巻線３、４が巻回される四角柱状
の巻芯部１１と、巻芯部１１の両端部にそれぞれ配置さ
れた四角形状の鍔部１２、１３とを有しており、その先
端部には、４つの端子電極１ａ、１ｂおよび２ａ、２ｂ
が形成されている。
【０００３】図７は図６のコア部材１０に巻回されたコ
モンモードチョークコイル２０の底面図を示す。図に示
すように、コア部材１０の巻芯部１１には、巻線３，４
が巻回される。巻線３および４の端部３ａ、３ｂおよび
４ａ、４ｂは、それぞれ端子電極１ａ、２ａおよび１
ｂ、２ｂにはんだ付けや溶接などの方法により電気的に
接続されている。
モンモードチョークコイル２０の底面図を示す。図に示
すように、コア部材１０の巻芯部１１には、巻線３，４
が巻回される。巻線３および４の端部３ａ、３ｂおよび
４ａ、４ｂは、それぞれ端子電極１ａ、２ａおよび１
ｂ、２ｂにはんだ付けや溶接などの方法により電気的に
接続されている。
【０００４】このような従来の巻線型コモンモードチョ
ークコイル２０は巻線３および４の端部３ａ、３ｂおよ
び４ａ、４ｂを接続するにあたっては、図７の矢印Ｇに
示すように、巻線３の端部３ａが端子電極１ａに隣接す
る端子電極１ｂと、または、巻線４の端部４ｂが端子電
極２ｂに隣接する端子電極２ａと近接し、接触して短絡
してしまうという問題がある。また、接触しないまで
も、ある程度の間隔を確保できない場合には、耐圧の劣
化や絶縁不良を生じるという問題がある。
ークコイル２０は巻線３および４の端部３ａ、３ｂおよ
び４ａ、４ｂを接続するにあたっては、図７の矢印Ｇに
示すように、巻線３の端部３ａが端子電極１ａに隣接す
る端子電極１ｂと、または、巻線４の端部４ｂが端子電
極２ｂに隣接する端子電極２ａと近接し、接触して短絡
してしまうという問題がある。また、接触しないまで
も、ある程度の間隔を確保できない場合には、耐圧の劣
化や絶縁不良を生じるという問題がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決するために、巻線の端部が隣接する端子電極に近接
または、接触して、耐圧の劣化や絶縁不良を招いたり短
絡を生じたりすることなく、信頼性の高い巻線型コモン
モードチョークコイルを提供することを目的とする。
解決するために、巻線の端部が隣接する端子電極に近接
または、接触して、耐圧の劣化や絶縁不良を招いたり短
絡を生じたりすることなく、信頼性の高い巻線型コモン
モードチョークコイルを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、四角柱状を呈する巻芯部と、巻芯部の
両端部に配置された鍔部とを有するコア材の、鍔部に端
子電極が形成されており、巻芯部に巻回された複数の巻
線の端部が接続されている巻線型コモンモードチョーク
コイルにおいて、少なくとも４つの端子電極を備えると
ともに、端子電極が形成されている鍔部の内側の根元で
巻芯部の両端に切込み溝を設け、複数の巻線の端部を誘
導する配線溝を設けたことを特徴とする。または、端子
電極面と平行な同一面における巻芯部の両端縁の角部を
切欠いて面取りしたことを特徴とする。
めに、本発明は、四角柱状を呈する巻芯部と、巻芯部の
両端部に配置された鍔部とを有するコア材の、鍔部に端
子電極が形成されており、巻芯部に巻回された複数の巻
線の端部が接続されている巻線型コモンモードチョーク
コイルにおいて、少なくとも４つの端子電極を備えると
ともに、端子電極が形成されている鍔部の内側の根元で
巻芯部の両端に切込み溝を設け、複数の巻線の端部を誘
導する配線溝を設けたことを特徴とする。または、端子
電極面と平行な同一面における巻芯部の両端縁の角部を
切欠いて面取りしたことを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の巻線型コモンモードチョ
ークコイルは、四角柱状の巻芯部と、巻芯部の両端部に
配置された鍔部とを有したコア材を用いる。鍔部の底面
には端子電極が形成されており、巻芯部に巻回された複
数の巻線の端部が接続されている。両端の鍔部には少な
くとも４つの端子電極を備えるとともに、端子電極が形
成されている鍔部の内側の根元部と接する巻芯部の両端
に切込み溝を設ける。または、端子電極面と平行な巻芯
部の面の両端縁の角部を切欠いて面取りする。
ークコイルは、四角柱状の巻芯部と、巻芯部の両端部に
配置された鍔部とを有したコア材を用いる。鍔部の底面
には端子電極が形成されており、巻芯部に巻回された複
数の巻線の端部が接続されている。両端の鍔部には少な
くとも４つの端子電極を備えるとともに、端子電極が形
成されている鍔部の内側の根元部と接する巻芯部の両端
に切込み溝を設ける。または、端子電極面と平行な巻芯
部の面の両端縁の角部を切欠いて面取りする。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の巻線型コモンモードチョーク
コイルの一実施例について図を用いて詳しく説明する。
コイルの一実施例について図を用いて詳しく説明する。
【０００９】図１は、本発明の巻線型コモンモードチョ
ークコイルを形成するコア部材の要部を示す底面の斜視
図である。図２は、図１のコア部材に巻線を巻回するこ
とにより形成した巻線型コモンモードチョークコイルの
底面の斜視図（ａ）とＡ−Ａ断面図（ｂ）である。
ークコイルを形成するコア部材の要部を示す底面の斜視
図である。図２は、図１のコア部材に巻線を巻回するこ
とにより形成した巻線型コモンモードチョークコイルの
底面の斜視図（ａ）とＡ−Ａ断面図（ｂ）である。
【００１０】本発明の巻線型コモンモードチョークコイ
ル２０ａは、図５〜図７において説明した巻線型コモン
モードチョークコイル２０のコア部材１０に代えて、以
下に説明するようなコア部材１０ａを使用したものであ
る。コア部材１０ａの材料としては、例えばフェライト
等の磁性材料やアルミナ等の絶縁体材料等が使用され
る。また、図１〜図４において、図５〜図７と同一符号
を付した部分は、同一部分または相当する部分を示して
いる。
ル２０ａは、図５〜図７において説明した巻線型コモン
モードチョークコイル２０のコア部材１０に代えて、以
下に説明するようなコア部材１０ａを使用したものであ
る。コア部材１０ａの材料としては、例えばフェライト
等の磁性材料やアルミナ等の絶縁体材料等が使用され
る。また、図１〜図４において、図５〜図７と同一符号
を付した部分は、同一部分または相当する部分を示して
いる。
【００１１】コア部材１０ａは図１に示すように、巻線
３，４が巻回される巻芯部１１ａと、巻芯部１１ａの両
端部にそれぞれ配置された四角形状の鍔部１２，１３と
を有する。鍔部１２の先端部には端子電極１ａ、１ｂが
形成され、鍔部１３の先端部の両端面には端子電極２
ａ、２ｂが形成される。それぞれの端子電極は銀ペース
トを塗布して高温で焼付けて形成されている。巻芯部１
１ａの両端部の鍔部１２，１３の内側根元部には、巻線
端部を誘導する配線溝である切欠き溝５ａ、５ｂを設け
てある。切欠き溝５ａ、５ｂは幅を巻線線径の２本半
位、深さを厚みの３分の１程度、巻き方向に対し外側面
から中心にかけて浅くなる横断面が四角形となるくさび
形の溝となっている。
３，４が巻回される巻芯部１１ａと、巻芯部１１ａの両
端部にそれぞれ配置された四角形状の鍔部１２，１３と
を有する。鍔部１２の先端部には端子電極１ａ、１ｂが
形成され、鍔部１３の先端部の両端面には端子電極２
ａ、２ｂが形成される。それぞれの端子電極は銀ペース
トを塗布して高温で焼付けて形成されている。巻芯部１
１ａの両端部の鍔部１２，１３の内側根元部には、巻線
端部を誘導する配線溝である切欠き溝５ａ、５ｂを設け
てある。切欠き溝５ａ、５ｂは幅を巻線線径の２本半
位、深さを厚みの３分の１程度、巻き方向に対し外側面
から中心にかけて浅くなる横断面が四角形となるくさび
形の溝となっている。
【００１２】このようなコア部材１０ａを用いた巻線型
コモンモードチョークコイル２０ａは、図２で示すよう
に、巻芯部１１ａに巻回された巻線３、４の巻始め端部
３ａ、４ａは鍔部１２の内側根元の巻芯部に設けた切欠
き溝５ａに沿って引き回され、鍔部１２の端子電極１
ａ、１ｂに接続する。巻線３，４の巻終わり端部３ｂ、
４ｂは鍔部１３の内側根元の巻芯部に設けられた巻溝５
ｂに沿って引き回され、鍔部１３の端子電極２ａ，２ｂ
に接続される。なお、巻線３，４の端部３ａ、３ｂおよ
び４ａ、４ｂは予め絶縁被膜等が除去されて銅が露出し
た状態の線を、端子電極１ａ、１ｂおよび２ａ、２ｂに
はんだ付けや溶接等で電気的に接続する方法をとる。
コモンモードチョークコイル２０ａは、図２で示すよう
に、巻芯部１１ａに巻回された巻線３、４の巻始め端部
３ａ、４ａは鍔部１２の内側根元の巻芯部に設けた切欠
き溝５ａに沿って引き回され、鍔部１２の端子電極１
ａ、１ｂに接続する。巻線３，４の巻終わり端部３ｂ、
４ｂは鍔部１３の内側根元の巻芯部に設けられた巻溝５
ｂに沿って引き回され、鍔部１３の端子電極２ａ，２ｂ
に接続される。なお、巻線３，４の端部３ａ、３ｂおよ
び４ａ、４ｂは予め絶縁被膜等が除去されて銅が露出し
た状態の線を、端子電極１ａ、１ｂおよび２ａ、２ｂに
はんだ付けや溶接等で電気的に接続する方法をとる。
【００１３】このように巻線３、４の端部３ａ、３ｂお
よび４ａ、４ｂを巻芯部に設けた切欠き溝５ａ、５ｂに
沿って配設することにより、図２（ｂ）のＡ−Ａ断面図
に示すように、巻線３の端部３ａは、巻芯部に設けられ
た切欠き溝５ａに沿って端子電極１ａに接続される。そ
のために、巻線３の端部３ａは、端子電極１ａに隣接す
る端子電極１ｂと図２（ｂ）Ｇに示すように、近接およ
び接触することなく、配線することができる。また、巻
線４の端部４ｂにおいても同様に、巻芯部に設けられた
切欠き溝５ｂに沿って端子電極２ｂに接続される。その
ために、巻線４の端部４ｂは、端子電極１ａに隣接する
端子電極２ａに接触および近接することなく配線できる
ので、隣接する端子電極と短絡を生じたり、耐圧の劣化
や絶縁不良を招く恐れのない、信頼性の高い巻線型コモ
ンモードチョークコイルを提供することができる。
よび４ａ、４ｂを巻芯部に設けた切欠き溝５ａ、５ｂに
沿って配設することにより、図２（ｂ）のＡ−Ａ断面図
に示すように、巻線３の端部３ａは、巻芯部に設けられ
た切欠き溝５ａに沿って端子電極１ａに接続される。そ
のために、巻線３の端部３ａは、端子電極１ａに隣接す
る端子電極１ｂと図２（ｂ）Ｇに示すように、近接およ
び接触することなく、配線することができる。また、巻
線４の端部４ｂにおいても同様に、巻芯部に設けられた
切欠き溝５ｂに沿って端子電極２ｂに接続される。その
ために、巻線４の端部４ｂは、端子電極１ａに隣接する
端子電極２ａに接触および近接することなく配線できる
ので、隣接する端子電極と短絡を生じたり、耐圧の劣化
や絶縁不良を招く恐れのない、信頼性の高い巻線型コモ
ンモードチョークコイルを提供することができる。
【００１４】図３および図４は、本発明の他の実施例で
ある巻線型コモンモードチョークコイルを構成するコア
部材の構造を示す底面図（ａ）と要部の断面図（ｂ）で
ある。
ある巻線型コモンモードチョークコイルを構成するコア
部材の構造を示す底面図（ａ）と要部の断面図（ｂ）で
ある。
【００１５】図３（ａ）は、４つの端子電極を設けたコ
ア材１０ｂに、巻芯部１１ｂを、端子電極と同じ底面側
の巻芯部の両側端縁を切欠いて面取り６ａ、６ｂして形
成されている。巻芯部１１ｂは図３（ｂ）のＢ−Ｂ断面
図に示すように、中心を残した台形形状に形成したもの
で、巻回方向に影響されることなく、どちら側からの巻
回方向に対しても対応でき、かつ切欠き溝がないので巻
線の線径を考慮することなく自由に使用できる構造とし
たものである。巻線の巻回状態は、前記実施例と同じ内
容なので省略する。
ア材１０ｂに、巻芯部１１ｂを、端子電極と同じ底面側
の巻芯部の両側端縁を切欠いて面取り６ａ、６ｂして形
成されている。巻芯部１１ｂは図３（ｂ）のＢ−Ｂ断面
図に示すように、中心を残した台形形状に形成したもの
で、巻回方向に影響されることなく、どちら側からの巻
回方向に対しても対応でき、かつ切欠き溝がないので巻
線の線径を考慮することなく自由に使用できる構造とし
たものである。巻線の巻回状態は、前記実施例と同じ内
容なので省略する。
【００１６】図４（ａ）は、６つの端子電極１ａ、１
ｂ、１ｃおよび２ａ、２ｂ、２ｃを設けたコア材１０ｃ
に用いられるものであり、巻芯部１１ｃの両端部の鍔部
１２，１３の内側根元部には、巻線端部を誘導する配線
溝である切欠き溝７ａ、７ｂを設けてある。この切欠き
溝７ａ、７ｂは幅を巻線の線径の３本半位、深さを厚み
の３分の１程度、巻回方向と同じ方向に対し外側面から
他の外側面に向けて浅くした横断面が四角形となるくさ
び形とした溝となっている。このようにすることによっ
て、端子電極１ａ、１ｂおよび２ｃ、２ｂに接続する巻
線端部を切欠き溝に沿って配線することで、端子電極１
ａ、１ｂに隣接する端子電極１ｂ、１ｃおよび端子電極
２ｃ、２ｂに隣接する端子電極２ｂ、２ａに接触および
近接することなく配線できる。そのために、隣接する端
子電極と短絡を生じたり、耐圧の劣化や絶縁不良を招く
恐れのない、信頼性の高い巻線型コモンモードチョーク
コイルを提供することができる。
ｂ、１ｃおよび２ａ、２ｂ、２ｃを設けたコア材１０ｃ
に用いられるものであり、巻芯部１１ｃの両端部の鍔部
１２，１３の内側根元部には、巻線端部を誘導する配線
溝である切欠き溝７ａ、７ｂを設けてある。この切欠き
溝７ａ、７ｂは幅を巻線の線径の３本半位、深さを厚み
の３分の１程度、巻回方向と同じ方向に対し外側面から
他の外側面に向けて浅くした横断面が四角形となるくさ
び形とした溝となっている。このようにすることによっ
て、端子電極１ａ、１ｂおよび２ｃ、２ｂに接続する巻
線端部を切欠き溝に沿って配線することで、端子電極１
ａ、１ｂに隣接する端子電極１ｂ、１ｃおよび端子電極
２ｃ、２ｂに隣接する端子電極２ｂ、２ａに接触および
近接することなく配線できる。そのために、隣接する端
子電極と短絡を生じたり、耐圧の劣化や絶縁不良を招く
恐れのない、信頼性の高い巻線型コモンモードチョーク
コイルを提供することができる。
【００１７】
【発明の効果】本発明の巻線型コモンモードチョークコ
イルは、以上説明したように、、巻芯部の両端部の鍔部
の内側根元部に、巻線の端部を誘導する配線溝である切
欠き溝を形成することにより、巻線の端部は、隣接する
端子電極に接触および近接することなく配線できるの
で、隣接する端子電極と短絡を生じたり、耐圧の劣化や
絶縁不良を招く恐れのない、信頼性の高い巻線型コモン
モードチョークコイルを提供することができる。
イルは、以上説明したように、、巻芯部の両端部の鍔部
の内側根元部に、巻線の端部を誘導する配線溝である切
欠き溝を形成することにより、巻線の端部は、隣接する
端子電極に接触および近接することなく配線できるの
で、隣接する端子電極と短絡を生じたり、耐圧の劣化や
絶縁不良を招く恐れのない、信頼性の高い巻線型コモン
モードチョークコイルを提供することができる。
【図１】本発明の一実施例である巻線型コモンモードチ
ョークコイルに用いられるコア部材を底面から見た斜視
図。
ョークコイルに用いられるコア部材を底面から見た斜視
図。
【図２】本発明の巻線型コモンモードチョークコイルで
ある一実施例を底面から見た斜視図（ａ）と要部断面図
（ｂ）。
ある一実施例を底面から見た斜視図（ａ）と要部断面図
（ｂ）。
【図３】本発明の他の実施例である巻線型コモンモード
チョークコイルに用いられるコア部材を底面から見た斜
視図（ａ）とその要部断面図（ｂ）。
チョークコイルに用いられるコア部材を底面から見た斜
視図（ａ）とその要部断面図（ｂ）。
【図４】本発明の他の実施例である巻線型コモンモード
チョークコイルに用いられるコア部材を底面から見た斜
視図（ａ）とその要部断面図（ｂ）。
チョークコイルに用いられるコア部材を底面から見た斜
視図（ａ）とその要部断面図（ｂ）。
【図５】コモンモードチョークコイルの電気回路図。
【図６】従来の巻線型コモンモードチョークコイルを構
成するコア部材を底面から見た斜視図。
成するコア部材を底面から見た斜視図。
【図７】従来の巻線型コモンモードチョークコイルの底
面図。
面図。
１０ａ コア部材 １１ａ 巻芯部 １２、１３ 鍔部 １ａ、１ｂ、２ａ、２ｂ 端子電極 ３，４ 巻線 ３ａ、４ａ、３ｂ、４ｂ 巻線端部
Claims (2)
- 【請求項１】四角柱状を呈する巻芯部と、該巻芯部の両
端部に配置された鍔部とを有するコア材の、該鍔部に端
子電極が形成されており、該巻芯部に巻回された複数の
巻線の端部が該端子電極に接続されている巻線型コモン
モードチョークコイルにおいて、少なくとも4つの端子
電極を備えるとともに、端子電極が形成されている鍔部
の内側の根元で巻芯部の両端に切込み溝を設けたことを
特徴とする巻線型コモンモードチョークコイル。 - 【請求項２】四角柱状を呈する巻芯部と、該巻芯部の両
端部に配置された鍔部とを有するコア材の、該鍔部に端
子電極が形成されており、該巻芯部に巻回された複数の
巻線の端部が該端子電極に接続されている巻線型コモン
モードチョークコイルにおいて、少なくとも4つの端子
電極を備えるとともに、該端子電極面と平行な巻芯部の
面の両縁端の角部を切欠いて面取りしたことを特徴とす
る巻線型コモンモードチョークコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001111229A JP2002313646A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 巻線型コモンモードチョークコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001111229A JP2002313646A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 巻線型コモンモードチョークコイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002313646A true JP2002313646A (ja) | 2002-10-25 |
Family
ID=18962866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001111229A Pending JP2002313646A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 巻線型コモンモードチョークコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002313646A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007103596A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Tokyo Parts Ind Co Ltd | 巻線チップ型コモンモードチョークコイル |
| US7256673B2 (en) | 2005-01-31 | 2007-08-14 | Tdk Corporation | Coil assembly including common-mode choke coil |
| WO2010067515A1 (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-17 | 株式会社村田製作所 | 多層巻電子部品への導線巻線方法 |
| US9240275B2 (en) | 2013-07-29 | 2016-01-19 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Core for a wire-wound electronic component, a wire-wound electronic component and a method for manufacturing a core for a wire-wound electronic component |
| CN105551713A (zh) * | 2014-10-23 | 2016-05-04 | 株式会社村田制作所 | 电感器 |
| JP2018098250A (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-21 | 株式会社村田製作所 | 巻線型コイル部品 |
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