JPH1064738A - 変成器 - Google Patents
変成器Info
- Publication number
- JPH1064738A JPH1064738A JP8239781A JP23978196A JPH1064738A JP H1064738 A JPH1064738 A JP H1064738A JP 8239781 A JP8239781 A JP 8239781A JP 23978196 A JP23978196 A JP 23978196A JP H1064738 A JPH1064738 A JP H1064738A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transformer
- magnetic core
- bobbin
- center
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 3
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims abstract description 3
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims abstract description 3
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims abstract description 3
- 239000012777 electrically insulating material Substances 0.000 claims description 3
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 abstract 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無駄な実装スペースをなくした変成器を提供
することである。 【解決手段】 電気絶縁材よりなる略長方形の平板の中
央に分割型のＥ型磁気コア２の中脚を組込む中心孔４と
前記Ｅ型磁気コア２との絶縁のためのガイド鍔を設け、
さらにＥ型磁気コア２の両脚方向に端子１６を設けたボ
ビンに、１ターンコイル銅板と渦巻状に形成したスパイ
ラル状巻コイル９とを絶縁体を介挿して積層して、前記
中心孔４に前記Ｅ型磁気コア２を組み込み形成してなる
変成器。
することである。 【解決手段】 電気絶縁材よりなる略長方形の平板の中
央に分割型のＥ型磁気コア２の中脚を組込む中心孔４と
前記Ｅ型磁気コア２との絶縁のためのガイド鍔を設け、
さらにＥ型磁気コア２の両脚方向に端子１６を設けたボ
ビンに、１ターンコイル銅板と渦巻状に形成したスパイ
ラル状巻コイル９とを絶縁体を介挿して積層して、前記
中心孔４に前記Ｅ型磁気コア２を組み込み形成してなる
変成器。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器等に
使用される変成器に関し、特に、前記変成器に用いられ
るボビンの構造に関するものである。
使用される変成器に関し、特に、前記変成器に用いられ
るボビンの構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のボビンの構造及びこれを
用いた変成器を図３から図６に示す。図３は、従来の変
成器用ボビンの斜視図である。図４は、従来の変成器用
ボビンを用いた変成器の分解斜視図である。図５は、従
来の変成器用ボビンを用いた変成器の斜視図である。図
６は、従来の変成器用ボビンを用いた変成器の説明図で
ある。
用いた変成器を図３から図６に示す。図３は、従来の変
成器用ボビンの斜視図である。図４は、従来の変成器用
ボビンを用いた変成器の分解斜視図である。図５は、従
来の変成器用ボビンを用いた変成器の斜視図である。図
６は、従来の変成器用ボビンを用いた変成器の説明図で
ある。
【０００３】図３から図６において、電気絶縁材よりな
る長方形の平板状のベース１の中心に分割型のＥ型磁気
コア２ａ、２ｂの中脚３を組み込む中心孔４とこの中心
孔４の周囲にＥ型磁気コア２ａ、２ｂの中脚３のガイド
鍔５を設け、かつ長手方向の対向辺に複数個の端子６を
植設してボビン７が構成されている。
る長方形の平板状のベース１の中心に分割型のＥ型磁気
コア２ａ、２ｂの中脚３を組み込む中心孔４とこの中心
孔４の周囲にＥ型磁気コア２ａ、２ｂの中脚３のガイド
鍔５を設け、かつ長手方向の対向辺に複数個の端子６を
植設してボビン７が構成されている。
【０００４】また、変成器は、図４に示すごとく、ボビ
ン７のベース１にコイル部が絶縁された１ターンのＵ字
型コイル８、及び細線を渦巻状に巻回したスパイラル状
巻コイル９をガイド鍔５に嵌め込み、各コイルのリード
部１０を端子６に半田付けした後、ボビン７の上下両方
向よりＥ型磁気コア２ａ、２ｂの中脚３をベース１の中
心孔４に通し接合面を突合わせて、Ｅ型磁気コア２ａ、
２ｂを接着又は金具等で固定し、図５に示すごとく組立
てる。
ン７のベース１にコイル部が絶縁された１ターンのＵ字
型コイル８、及び細線を渦巻状に巻回したスパイラル状
巻コイル９をガイド鍔５に嵌め込み、各コイルのリード
部１０を端子６に半田付けした後、ボビン７の上下両方
向よりＥ型磁気コア２ａ、２ｂの中脚３をベース１の中
心孔４に通し接合面を突合わせて、Ｅ型磁気コア２ａ、
２ｂを接着又は金具等で固定し、図５に示すごとく組立
てる。
【０００５】この変成器に用いられるボビン７は、端子
６が、ベース１の長手方向の両端、即ち、Ｅ型磁気コア
２ａ、２ｂの磁路に直交する方向に植設されていた。
６が、ベース１の長手方向の両端、即ち、Ｅ型磁気コア
２ａ、２ｂの磁路に直交する方向に植設されていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このようなボビンの端
子植設位置によれば、長手側に端子が植設されているた
め長手側に対する変成器の実装面積が大きくなる。又、
この種のボビンは、中央にＥ型磁気コアが組み込まれる
が、各コイルは、Ｅ型磁気コアの中脚と外脚の間に積層
されるために、コイル部の幅よりもＥ型磁気コアのコア
幅ｇが大きくなる。すなわち、図６の二点鎖線部１１に
利用されない空白部が生じ、変成器を実装する際のスペ
ースに無駄が生じるという欠点がある。
子植設位置によれば、長手側に端子が植設されているた
め長手側に対する変成器の実装面積が大きくなる。又、
この種のボビンは、中央にＥ型磁気コアが組み込まれる
が、各コイルは、Ｅ型磁気コアの中脚と外脚の間に積層
されるために、コイル部の幅よりもＥ型磁気コアのコア
幅ｇが大きくなる。すなわち、図６の二点鎖線部１１に
利用されない空白部が生じ、変成器を実装する際のスペ
ースに無駄が生じるという欠点がある。
【０００７】従って、本発明は、無駄な実装スペースを
なくした変成器を提供することである。
なくした変成器を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の欠点を
除去するため、変成器を実装する際、無駄なスペースと
なるボビンのベースの両端の側面部に端子を植設するこ
とにより、無駄なスペースとされていた図６の二点鎖線
部１１に端子が形成され、長手方向にこれまで必要とし
ていた端子を植設するために必要なスペース１２部が削
除できるようにしたもので、変成器の実装スペースを小
さくしたものである。
除去するため、変成器を実装する際、無駄なスペースと
なるボビンのベースの両端の側面部に端子を植設するこ
とにより、無駄なスペースとされていた図６の二点鎖線
部１１に端子が形成され、長手方向にこれまで必要とし
ていた端子を植設するために必要なスペース１２部が削
除できるようにしたもので、変成器の実装スペースを小
さくしたものである。
【０００９】即ち、電気絶縁材よりなる略長方形の平板
の中央に分割型のＥ型磁気コアの中脚を組込む中心孔と
前記Ｅ型磁気コアとの絶縁のためのガイド鍔を設けたボ
ビンに、１ターンコイル銅板と渦巻状に形成した空心コ
イルとを絶縁体を介挿して積層して、前記中心孔に前記
Ｅ型磁気コアを組み込み形成してなる変成器において、
前記ボビンのＥ型磁気コアの両脚方向に端子が植設され
ることを特徴とする変成器である。
の中央に分割型のＥ型磁気コアの中脚を組込む中心孔と
前記Ｅ型磁気コアとの絶縁のためのガイド鍔を設けたボ
ビンに、１ターンコイル銅板と渦巻状に形成した空心コ
イルとを絶縁体を介挿して積層して、前記中心孔に前記
Ｅ型磁気コアを組み込み形成してなる変成器において、
前記ボビンのＥ型磁気コアの両脚方向に端子が植設され
ることを特徴とする変成器である。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【００１１】図１は、本発明による変成器用ボビンの斜
視図であり、図２は本発明の変成器用ボビンを用いた変
成器の平面図である。図１及び図２に示すように、ボビ
ン１７の長手方向Ａの両端左右に端子１６が植設され
る。この植設された端子１６の実装部は、Ｅ型磁気コア
２の横幅以内の長さとすることを特徴とする。このた
め、従来の図３に示すベース１の長手方向両端に必要と
されていたスペース１２部（図６に示す）が不要とな
り、長手方向のスペースが両端とも削減される。又、図
６に示した従来の無駄なスペースとなる二点鎖線部１１
に端子１６が設けられたことにより、無駄なスペースの
有効利用が可能となる利点をもった変成器用ボビンとな
る。従って、このボビンを用いて従来と同様の方法で組
立てられる変成器は、従来と比較して実装スペースが小
さくなる。
視図であり、図２は本発明の変成器用ボビンを用いた変
成器の平面図である。図１及び図２に示すように、ボビ
ン１７の長手方向Ａの両端左右に端子１６が植設され
る。この植設された端子１６の実装部は、Ｅ型磁気コア
２の横幅以内の長さとすることを特徴とする。このた
め、従来の図３に示すベース１の長手方向両端に必要と
されていたスペース１２部（図６に示す）が不要とな
り、長手方向のスペースが両端とも削減される。又、図
６に示した従来の無駄なスペースとなる二点鎖線部１１
に端子１６が設けられたことにより、無駄なスペースの
有効利用が可能となる利点をもった変成器用ボビンとな
る。従って、このボビンを用いて従来と同様の方法で組
立てられる変成器は、従来と比較して実装スペースが小
さくなる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無駄な実装スペースをなくした変成器が得られる。
無駄な実装スペースをなくした変成器が得られる。
【図１】本発明の変成器用ボビンの斜視図。
【図２】本発明の変成器用ボビンを用いた変成器の平面
図。
図。
【図３】従来の変成器用ボビンの斜視図。
【図４】従来の変成器用ボビンを用いた変成器の分解斜
視図。
視図。
【図５】従来の変成器用ボビンを用いた変成器の斜視
図。
図。
【図６】従来の変成器用ボビンを用いた変成器の説明
図。
図。
１ ベース ２、２ａ、２ｂ Ｅ型磁気コア ３ 中脚 ４ 中芯孔 ５ ガイド鍔 ６、１６ 端子 ７、１７ ボビン ８ Ｕ字型コイル ９ スパイラル状巻コイル １０ リード部 １１ 二点鎖線部 １２ スペース １３ 凸部 ｇ コア幅 Ａ 長手方向
Claims (1)
- 【請求項１】 電気絶縁材よりなる略長方形の平板の中
央に分割型のＥ型磁気コアの中脚を組込む中心孔と前記
Ｅ型磁気コアとの絶縁のためのガイド鍔を設けたボビン
に、１ターンコイル銅板と渦巻状に形成した空心コイル
とを絶縁体を介挿して積層して、前記中心孔に前記Ｅ型
磁気コアを組み込み形成してなる変成器において、前記
ボビンのＥ型磁気コアの両脚方向に端子が植設されるこ
とを特徴とする変成器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8239781A JPH1064738A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 変成器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8239781A JPH1064738A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 変成器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1064738A true JPH1064738A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=17049803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8239781A Pending JPH1064738A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 変成器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1064738A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7372353B2 (en) * | 2005-08-29 | 2008-05-13 | Taiwan Thick-Film Ind. Corp. | Inverse phase converter |
| JP6234538B1 (ja) * | 2016-11-04 | 2017-11-22 | 三菱電機株式会社 | 電磁部品 |
| JP6234537B1 (ja) * | 2016-11-04 | 2017-11-22 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
-
1996
- 1996-08-21 JP JP8239781A patent/JPH1064738A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7372353B2 (en) * | 2005-08-29 | 2008-05-13 | Taiwan Thick-Film Ind. Corp. | Inverse phase converter |
| JP6234538B1 (ja) * | 2016-11-04 | 2017-11-22 | 三菱電機株式会社 | 電磁部品 |
| JP6234537B1 (ja) * | 2016-11-04 | 2017-11-22 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
| JP2018074096A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-10 | 三菱電機株式会社 | 電磁部品 |
| JP2018074095A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-10 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050510 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050517 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050920 |