JP2019153703A - コモンモードチョークコイル - Google Patents

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Abstract

【課題】互いに撚り合わされた2本のワイヤが巻回されたコモンモードチョークコイルにおいて、良好なモード変換特性が得られるようにする。【解決手段】巻芯2の第1の側面10上において第1ワイヤ4が第2ワイヤ5より上になる回数と第1の側面10に対向する第2の側面11上において第2ワイヤ4が第1ワイヤ4より上になる回数とを互いに同じにする。加えて、巻芯2の天面8上において第1ワイヤ4が第2ワイヤ5より上になる回数と天面8に対向する底面9上において第2ワイヤ5が第1ワイヤ4より上になる回数とを互いに同じにする。【選択図】図3

Description

この発明は、コモンモードチョークコイルに関するもので、特に、互いに撚り合わされた状態の2本のワイヤを巻芯のまわりに巻回した構造を有するコモンモードチョークコイルに関するものである。
この発明にとって興味あるコモンモードチョークコイルが、たとえば特開2014−216525号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1に記載のコモンモードチョークコイルは、第1ワイヤおよび第2ワイヤを撚り合わせた状態の撚線を巻芯のまわりに巻回した構造を有している。特許文献1によれば、第1ワイヤおよび第2ワイヤを撚線にすると、第1ワイヤおよび第2ワイヤ間の浮遊容量を小さくすることができるとともに、第1ワイヤにより形成されるコイルと第2ワイヤにより形成されるコイルとの結合係数の低下を抑制することができる、と記載されている。
特開2014−216525号公報
特許文献1では、第1ワイヤと第2ワイヤとが撚り合わされる回数が2以上であるとの記載がある(たとえば請求項3参照)。しかし、特許文献1には、第1ワイヤと第2ワイヤとを撚り合わせる具体的な態様について、詳細な記載はない。
通常のツイストペアケーブルの場合には、ワイヤ自体の強度がある程度確保されている。しかし、小型のコイル部品などに用いられるワイヤの場合には、上記ツイストペアケーブルの場合とは異なり、撚り合わせ回数が多くなるほど、断線する可能性が高まる。そのため、実際には、撚り合わせる回数は1ターン当たり数回程度と少なくせざるを得なくなる。
したがって、第1ワイヤと第2ワイヤとの間で、電気的なバランスが悪くなる可能性がある。より具体的に説明すると、たとえば断面四角形の巻芯の周面のうち、天面上で第1ワイヤが上になる(または下になる)回数と、天面に対向する底面上で第2ワイヤが上になる(または下になる)回数と、が一致しなかったり、第1の側面上で第1ワイヤが上になる(または下になる)回数と、第1の側面に対向する第2の側面上で第2ワイヤが上になる(または下になる)回数と、が一致しなかったりする場合がある。
その結果、第1ワイヤに関連して形成される浮遊容量と第2ワイヤに関連して形成される浮遊容量との間で差異が生じ得る。このような場合、第1ワイヤおよび第2ワイヤをそれぞれ通過する信号が影響を受けるインダクタンスおよびキャパシタンスが互いに同等でなくなってしまい、このことがコモンモードチョークコイルのモード変換特性を悪化させる原因となり得る。
そこで、この発明の目的は、コモンモードチョークコイルにおいて、モード変換特性を向上させ得る第1ワイヤと第2ワイヤとの撚り合わせ態様を提供しようとすることである。
この発明は、中心軸線のまわりに、互いに対向する第1面および第2面と、前記第1面および前記第2面に隣接しかつ互いに対向する第3面および第4面と、をもって周面が形成された巻芯と、巻芯の周面のまわりに実質的に互いに同じターン数をもって巻回され、かつ互いに電気的に接続されないが、互いに撚り合わされた状態の撚線部分を有する、第1ワイヤおよび第2ワイヤと、を備える、コモンモードチョークコイルに向けられる。
このようなコモンモードチョークコイルにおいて、前述した技術的課題を解決するため、この発明では、少なくとも1つのターンについて、上記第1面上において第1ワイヤが第2ワイヤより上になる回数と上記第2面上において第2ワイヤが第1ワイヤより上になる回数とが互いに同じであり、上記第3面上において第1ワイヤが第2ワイヤより上になる回数と上記第4面上において第2ワイヤが第1ワイヤより上になる回数とが互いに同じであることを特徴としている。
上述のように、互いに対向する2つの面のうち、一方の面上で第1ワイヤが第2ワイヤより上になる回数と他方の面上で第2ワイヤが第1ワイヤより上になる回数とが互いに同じである、第1ワイヤと第2ワイヤとの位置関係のことを、本明細書では「対称性を有する」と呼ぶことにする。
なお、上記第1面、第2面、第3面および第4面は、相対的に決まるもので、巻芯の周面を構成する天面、底面ならびに2つの側面との対応関係は任意に選ぶことができる。
この発明において、好ましくは、実質的にすべてのターンを通して、第1面上において第1ワイヤが第2ワイヤより上になる回数と第2面上において第2ワイヤが第1ワイヤより上になる回数とは互いに同じであり、第3面上において第1ワイヤが第2ワイヤより上になる回数と第4面上において第2ワイヤが第1ワイヤより上になる回数とは互いに同じである。
この構成によれば、第1ワイヤと第2ワイヤとの位置関係について対称性を有するターン数が増えるので、第1ワイヤと第2ワイヤとの各々のインダクタンスやキャパシタンスの同等性をより高めることができる。
なお、ここで、対称性を有する第1ワイヤおよび第2ワイヤが、単に「すべてのターンを通して」ではなく、「実質的にすべてのターンを通して」としたのは、たとえば、ワイヤの巻き始めや巻き終わりに至るまで、第1ワイヤと第2ワイヤとを規定どおりに撚り合わせることが困難であるためである。
この発明において、上記第1面、第2面、第3面および第4面の各々上での第1ワイヤおよび第2ワイヤの撚り数は2以下であることが好ましい。この構成によれば、撚りのためにワイヤに及ぼされた残留応力を小さくすることができ、そのため、ワイヤの機械強度や長期信頼性を優れたものとすることができる。
この発明において、巻芯の中心軸線に直交する面に沿う巻芯の断面形状は、典型的には、四角形である。しかし、以下のような変形例の採用も可能である。
第1に、巻芯の中心軸線に直交する面に沿う第1面の断面形状を、外方へ張り出す湾曲形状とすることができる。
第2に、巻芯の中心軸線に直交する面に沿う第1面の断面形状を、外方へ張り出す屈曲形状とすることができる。
また、上記第1および第2の変形例の各々において、巻芯の中心軸線に直交する面に沿う第2面の断面形状は、直線形状であっても、巻芯の中心軸線に直交する面に沿う断面形状について、第1面と第2面とは対称であってもよい。
この発明によれば、前述のように、少なくとも1つのターンについて、互いに対向する2つの面のうち、一方の面上での第1ワイヤと第2ワイヤとの位置関係と他方の面上での第1ワイヤと第2ワイヤとの位置関係について対称性を有するので、第1ワイヤおよび第2ワイヤをそれぞれ通過する信号が影響を受けるインダクタンスおよびキャパシタンスを互いに同等なものとすることができる。そのため、コモンモードチョークコイルにおいて、モード変換特性に優れた電気特性を実現することができる。
この発明の第1の実施形態によるコモンモードチョークコイル1の正面図である。 図1に示したコモンモードチョークコイル1の底面図である。 図1に示したコモンモードチョークコイル1に備える巻芯2に巻回された第1ワイヤ4および第2ワイヤ5の撚り合わせ態様を図1の線III-IIIに沿って示した図である。 (A)は、第1ワイヤ4と第2ワイヤ5とが撚り合わされた状態を拡大して示し、(B)は、図1および図2において採用された、第1ワイヤ4と第2ワイヤ5の模式化された図示形式を示す図である。 図1に示したコモンモードチョークコイル1における第1ワイヤ4および第2ワイヤ5の撚り合わせ態様を、巻芯2の周面を展開した状態で模式的に示す図である。 比較例に係るコモンモードチョークコイルにおける第1ワイヤ4および第2ワイヤ5の撚り合わせ態様を示す、図5に対応する図である。 この発明の第2の実施形態によるコモンモードチョークコイルに備える巻芯2aの断面図である。 この発明の第3の実施形態によるコモンモードチョークコイルに備える巻芯2bの断面図である。 この発明の第4の実施形態によるコモンモードチョークコイルに備える巻芯2cの断面図である。 この発明の第5の実施形態によるコモンモードチョークコイルに備える巻芯2dの断面図である。
図1ないし図5を参照して、この発明の第1の実施形態によるコモンモードチョークコイル1について説明する。
コモンモードチョークコイル1は、巻芯2を有するドラム状コア3を備える。また、コモンモードチョークコイル1は、巻芯2のまわりに配置される第1ワイヤ4および第2ワイヤ5を備える。図1ないし図3では、第1ワイヤ4と第2ワイヤ5とを明確に区別できるようにするため、第1ワイヤ4は黒塗りで、第2ワイヤ5は白抜きで、それぞれ図示されている。
ドラム状コア3は、非導電性材料、より具体的には、アルミナのような非磁性体、Ni−Zn系フェライトのような磁性体、または樹脂などから構成される。樹脂としては、たとえば、金属粉、フェライト粉などの磁性粉を含有する樹脂、シリカ粉などの非磁性体粉を含有する樹脂、粉末などのフィラーを含有しない樹脂がある。ワイヤ4および5は、たとえば、ポリウレタン、イミド変性ポリウレタン、ポリエステルイミドまたはポリアミドイミドのような電気絶縁性樹脂で被覆された、たとえば直径0.02mm以上かつ0.080mm以下の銅線から構成される。
巻芯2は、図3からわかるように、その中心軸線に直交する面に沿う断面形状は四角形である。より詳細には、巻芯2は、その中心軸線のまわりに、互いに対向する天面8および底面9と、これら天面8および底面9に隣接しかつ互いに対向する第1の側面10および第2の側面11と、をもって周面が形成されている。
ドラム状コア3は、巻芯2の互いに逆の第1および第2の端部にそれぞれ連接する第1および第2の鍔部12および13を有している。第1の鍔部12には、第1および第3の端子電極14および16が設けられ、第2の鍔部13には、第2および第4の端子電極15および17が設けられる。端子電極14〜17は、鍔部12および13における、巻芯2の底面9と同じ方向に向く面に沿って設けられる。端子電極14〜17は、たとえば、導電性ペーストの焼付け、導電性金属のめっき、導電性金属片の貼付け等によって形成される。端子電極14〜17の形成に導電性ペーストの焼付けが適用される場合、たとえば、銀を導電成分として含む導電性ペーストが用いられ、導電性ペーストが焼き付けられる。さらに、必要に応じて、導電性ペーストの焼付けの後、たとえば、銅、ニッケルおよび錫の各めっきが順次施される。
第1ワイヤ4の各端部は、それぞれ、第1および第2の端子電極14および15に接続され、第2ワイヤ5の各端部は、それぞれ、第3および第4の端子電極16および17に接続される。これらの接続には、たとえば、熱圧着やレーザ溶接が適用される。
コモンモードチョークコイル1は、さらに、板状コア18を備えていてもよい。板状コア18は、ドラム状コア3と同様、たとえば、アルミナのような非磁性体、Ni−Zn系フェライトのような磁性体、または樹脂などから構成される。板状コア18の場合にも、上記樹脂としては、たとえば、金属粉、フェライト粉などの磁性粉を含有する樹脂、シリカ粉などの非磁性体粉を含有する樹脂、粉末などのフィラーを含有しない樹脂がある。ドラム状コア3および板状コア18が磁性体からなるとき、板状コア18が第1および第2の鍔部12および13間を連結するように設けられることによって、ドラム状コア3は、板状コア18と協働して、閉磁路を構成する。
第1ワイヤ4および第2ワイヤ5は、上述した端子電極14〜17に接続される端部およびその近傍を除いて、その大部分が互いに撚り合わされた撚線状態となっている。通常、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5を巻芯2上に巻回しながら、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5が撚り合わされる。撚線状態の第1ワイヤ4および第2ワイヤ5は、巻芯2のまわりにおいて実質的に互いに同じターン数をもって螺旋状に巻回されている。第1ワイヤ4および第2ワイヤ5は、前述したように、絶縁被覆されているので、互いに電気的に接続されない。
なお、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5には、上述の端子電極14〜17に接続される端部およびその近傍以外でも、互いに撚り合わされていない部分があってもよい。
図4は、図1および図2において採用された2本のワイヤ4および5からなる撚線19の模式化された図示形式を説明するためのもので、図4(A)には、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5が撚り合わされた状態の撚線19が拡大されて正面図で示され、図4(B)には、図4(A)に示した第1ワイヤ4および第2ワイヤ5が角張った形態で模式的に示されている。図4(A)および(B)において、第1ワイヤ4と第2ワイヤ5とを明確に区別できるようにするため、第1ワイヤ4には網掛けが施され、第2ワイヤ5は白抜きで図示されている。
なお、図4(A)および(B)では、Z撚りにされた撚線19が図示されているが、撚線は、撚り方向が逆のS撚りにされても、あるいは、Z撚りとS撚りとが混在していてもよい。また、図4(A)および(B)では、第1ワイヤ4と第2ワイヤ5とが密着して撚り合わされているが、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5の一部に隙間を有して撚り合わされていてもよい。
図4(A)および(B)において、紙面の向こう側に巻芯2の周面が存在していることが意図されている。図4に示すように、巻芯2の周面に向かう方向から見た第1ワイヤ4および第2ワイヤ5の撚線状態において、長さLの範囲で、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5に360度の撚りが付与されている。すなわち、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5の撚り数は、長さLの範囲で1となる。また、長さLの範囲では、白抜き表示の第2ワイヤ5が網掛け表示の第1ワイヤ4より上になっている。
巻芯2を断面で示した図3においても、図4(B)の場合と同様、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5が角張った形態で模式的に示されている。なお、図3からわかるように、巻芯2の第1の側面10、天面8、第2の側面11および底面9の各間に形成される4つの稜線上では、第1ワイヤ4と第2ワイヤ5とは横並び状態となっている。このことは、巻芯2上での第1ワイヤ4および第2ワイヤ5の巻回状態を安定化させ、よって、コモンモードチョークコイル1の電気特性の安定化に寄与する。
また、図5では、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5の撚り合わせ態様を、巻芯2の周面を、第1の側面10、天面8、第2の側面11、底面9の順に展開した状態で模式的に示されている。図5において、第1ワイヤ4は太線で示され、第2ワイヤ5は二重線で示されている。また、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5のうち、互いの交差部分で上に位置するものが実線で、下に位置するものが破線で示されている。
図5を参照して、第1の側面10上において、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5には360度の撚りが付与され、撚り数は0.5の倍数である1である。また、第1ワイヤ4が第2ワイヤ5より上になる回数は1回であり、第2ワイヤ5が第1ワイヤ4より上になる回数は1回である。
次に、天面8上において、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5には540度の撚りが付与され、撚り数は0.5の倍数である1.5である。また、第1ワイヤ4が第2ワイヤ5より上になる回数は2回であり、第2ワイヤ5が第1ワイヤ4より上になる回数は1回である。
次に、第2の側面11上において、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5には360度の撚りが付与され、撚り数は0.5の倍数である1である。また、第1ワイヤ4が第2ワイヤ5より上になる回数は1回であり、第2ワイヤ5が第1ワイヤ4より上になる回数は1回である。
次に、底面9上において、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5には540度の撚りが付与され、撚り数は0.5の倍数である1.5である。また、第1ワイヤ4が第2ワイヤ5より上になる回数は1回であり、第2ワイヤ5が第1ワイヤ4より上になる回数は2回である。
以上のことから、以下のような特徴を見出すことができる。
互いに対向する第1の側面10と第2の側面11とに関して言えば、第1の側面10上において第1ワイヤ4が第2ワイヤ5より上になる回数と第2の側面11上において第2ワイヤ5が第1ワイヤ4より上になる回数とは互いに同じ1回である。
観点を変えると、第2の側面11上において第1ワイヤ4が第2ワイヤ5より上になる回数と第1の側面10上において第2ワイヤ5が第1ワイヤ4より上になる回数とは互いに同じ1回であるとも言える。
他方、互いに対向する天面8と底面9とに関して言えば、天面8上において第1ワイヤ4が第2ワイヤ5より上になる回数と底面9上において第2ワイヤ5が第1ワイヤ4より上になる回数とは互いに同じ2回である。
観点を変えると、底面9上において第1ワイヤ4が第2ワイヤ5より上になる回数と天面8上において第2ワイヤ5が第1ワイヤ4より上になる回数とは互いに同じ2回であるとも言える。
また、天面8および底面9の2面分で考えると、第1ワイヤ4が第2ワイヤ5よりも上になる回数と第2ワイヤ5が第1ワイヤ4よりも上になる回数とは、ともに計3回である。同様に、第1および第2の側面10および11の2面分で考えると、第1ワイヤ4が第2ワイヤ5よりも上になる回数と第2ワイヤ5が第1ワイヤ4よりも上になる回数とは、ともに計2回である。
なお、このような撚り合わせ態様を実現しながらワイヤ4および5を巻芯2の周面のまわりに巻回するにあたっては、好ましくは、第1の側面10、天面8、第2の側面11および底面9といった面ごとに、単位長さあたりの撚り数を変えることができる巻線装置が用いられる。この巻線装置は、より具体的には、第1の側面10、天面8、第2の側面11および底面9といった面ごとに、撚り速度を変えたり、巻回速度を変えたりすることができる。
上述のように、互いに対向する2つの面のうち、一方の面上での第1ワイヤ4と第2ワイヤ5との位置関係と他方の面上での第1ワイヤ4と第2ワイヤ5との位置関係とについて対称性を有していれば、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5をそれぞれ通過する信号が影響を受けるインダクタンスおよびキャパシタンスを互いに同等なものとすることができる。そのため、コモンモードチョークコイル1において、モード変換特性に優れた電気特性を実現することができる。
なお、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5が互いに撚り合わされた撚線部分における少なくとも1つのターンにおいて、上述したような第1ワイヤ4と第2ワイヤ5との上下関係についての条件を満たしていれば、この発明の範囲内の実施形態である。しかし、撚り合わされた第1ワイヤ4と第2ワイヤ5との上下関係についての上記条件を満たしているターン数が増えるほど、第1ワイヤ4と第2ワイヤ5との各々のインダクタンスやキャパシタンスの同等性をより高めることができる。したがって、実質的にすべてのターンを通して、上述したような第1ワイヤ4と第2ワイヤ5との上下関係についての条件を満たしていることがより好ましい。
図6は、図5に対応する図であって、比較例に係るコモンモードチョークコイルにおける第1ワイヤ4および第2ワイヤ5の撚り合わせ態様を示している。図6において、図5に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。当該比較例では、撚り合わされた第1ワイヤ4と第2ワイヤ5との上下関係について、前述した条件を満たしていない。
すなわち、互いに対向する第1の側面10と第2の側面11とに関して言えば、第1の側面10上において第1ワイヤ4が第2ワイヤ5より上になる回数は1回であるが、第2の側面11上において第2ワイヤ5が第1ワイヤ4より上になる回数は0回である。
他方、互いに対向する天面8と底面9とに関して言えば、天面8上において第1ワイヤ4が第2ワイヤ5より上になる回数は1回であるが、底面9上において第2ワイヤ5が第1ワイヤ4より上になる回数は2回である。
また、天面8および底面9の2面分で考えると、第1ワイヤ4が第2ワイヤ5よりも上になる回数は2回であるが、第2ワイヤ5が第1ワイヤ4よりも上になる回数は4回である。他方、第1および第2の側面10および11の2面分で考えると、第1ワイヤ4が第2ワイヤ5よりも上になる回数は2回であるが、第2ワイヤ5が第1ワイヤ4よりも上になる回数は0回である。
このように、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5について、一方が他方の上になる回数が互いに対向する面の間で異なると、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5の各々において発生する浮遊容量に差異が生じる。その結果、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5をそれぞれ通過する信号が影響を受けるインダクタンスおよびキャパシタンスが同等ではなくなってしまい、そのため、コモンモードチョークコイルにおいて、モード変換特性が悪化する。
以上説明した第1の実施形態では、巻芯2の中心軸線に直交する面に沿う巻芯2の断面形状は、各辺が直線状に延びる四角形である。しかし、以下の図7ないし図10に示すような変形例の採用も可能である。図7ないし図10において、図3に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。
図7に示した巻芯2aでは、巻芯2aの中心軸線に直交する面に沿う天面8の断面形状が、外方へ張り出す湾曲形状とされている。巻芯2aにおける天面8は、直線形状の底面9とは平行ではないが、底面9と対向している。
図8に示した巻芯2bでは、巻芯2bの中心軸線に直交する面に沿う天面8の断面形状が、外方へ張り出す屈曲形状とされている。そのため、巻芯2bの断面形状は、五角形である。巻芯2bにおける天面8は、屈曲しており、直線形状の底面9とは平行ではないが、底面9と対向している。
図9に示した巻芯2cでは、巻芯2cの中心軸線に直交する面に沿う天面8の断面形状が、外方へ張り出す湾曲形状とされているばかりでなく、巻芯2cの中心軸線に直交する面に沿う底面9の断面形状についても、外方へ張り出す湾曲形状とされている。したがって、中心軸線に直交する面に沿う断面形状で見たとき、天面8と底面9とは対称である。また、巻芯2cにおける天面8は、底面9とは平行ではないが、底面9と対向している。
なお、図9に示した巻芯2cの変形例として、天面8の湾曲度合と底面9の湾曲度合とを異ならせることも可能である。
図10に示した巻芯2dでは、巻芯2dの中心軸線に直交する面に沿う天面8の断面形状が、外方へ張り出す屈曲形状とされているばかりでなく、巻芯2dの中心軸線に直交する面に沿う底面9の断面形状についても、外方へ張り出す屈曲形状とされている。そのため、巻芯2dの断面形状は、六角形である。したがって、中心軸線に直交する面に沿う断面形状で見たとき、天面8と底面9とは対称である。また、巻芯2dにおける天面8は、底面9とは平行ではないが、底面9と対向している。
なお、図10に示した巻芯2dの変形例として、天面8の屈曲度合と底面9の屈曲度合とを異ならせることも可能である。
図7ないし図10において、巻芯2a〜2dは、各辺が交差する角の部分にアール面取りが施されていない状態で図示されたが、図3に示した巻芯2の場合と同様、各辺が交差する角の部分にアール面取りが施されていてもよい。
上述した図7ないし図10に示した実施形態のように、巻芯2a〜2dの周面において湾曲形状や屈曲形状が付与されると、周面の稜線の位置に現れる断面形状が角となる部分において、角の鋭利度合いが減じられる。このことは、ワイヤにかかるストレスの減少につながり、ワイヤのクレージングなどのダメージの発生を抑制し、コモンモードチョークコイルの信頼性の向上に寄与する。
また、図7および図8に示した実施形態のように、天面8と底面9とが非対称とされると、底面9から伝わるストレスによるたわみに対する耐性を高めることができる。
なお、図7ないし図10を参照して説明した実施形態では、天面8または天面8および底面9において、外方へ張り出す湾曲形状または外方へ張り出す屈曲形状が付与されたが、これに加えて、側面10および11において、外方へ張り出す湾曲形状または外方へ張り出す屈曲形状が付与されてもよい。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他種々の変形例が可能である。
たとえば、図1ないし図3では、第1ワイヤ4および第2ワイヤ5の撚線部分が巻芯2上で1層巻きにされたが、2層以上をなして巻回されてもよい。2層以上をなして巻回される場合には、各層それぞれが、撚り合わされた第1ワイヤ4と第2ワイヤ5との上下関係についての前述した条件を満たしていることが好ましい。
ただし、2層以上をなして巻回される場合においては、各層のいずれか一つでも、撚り合わされた第1ワイヤ4と第2ワイヤ5との上下関係について前述した条件を満たしていればよい。たとえば、最も外側の層で、前述した条件を満たす場合は、実装基板や隣接する部品など、コモンモードチョークコイル1の周囲から受ける影響を、第1ワイヤ4と第2ワイヤ5とで同等なものとすることができる。一方、内側の層で、前述した条件を満たす場合は、隣接するより内層またはより外層の第1ワイヤ4および第2ワイヤ5による影響を、第1ワイヤ4と第2ワイヤ5とで同等なものとすることができる。
また、前述した各実施形態は、例示的なものであり、異なる実施形態間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることを指摘しておく。
1 コモンモードチョークコイル
2,2a,2b,2c,2d 巻芯
4 第1ワイヤ
5 第2ワイヤ
8 天面
9 底面
10 第1の側面
11 第2の側面

Claims (8)

  1. 中心軸線のまわりに、互いに対向する第1面および第2面と、前記第1面および前記第2面に隣接しかつ互いに対向する第3面および第4面と、をもって周面が形成された巻芯と、
    前記巻芯の前記周面のまわりに実質的に互いに同じターン数をもって巻回され、かつ互いに電気的に接続されないが、互いに撚り合わされた状態の撚線部分を有する、第1ワイヤおよび第2ワイヤと、
    を備え、
    少なくとも1つのターンについて、前記第1面上において前記第1ワイヤが前記第2ワイヤより上になる回数と前記第2面上において前記第2ワイヤが前記第1ワイヤより上になる回数とは互いに同じであり、前記第3面上において前記第1ワイヤが前記第2ワイヤより上になる回数と前記第4面上において前記第2ワイヤが前記第1ワイヤより上になる回数とは互いに同じである、
    コモンモードチョークコイル。
  2. 実質的にすべてのターンを通して、前記第1面上において前記第1ワイヤが前記第2ワイヤより上になる回数と前記第2面上において前記第2ワイヤが前記第1ワイヤより上になる回数とは互いに同じであり、前記第3面上において前記第1ワイヤが前記第2ワイヤより上になる回数と前記第4面上において前記第2ワイヤが前記第1ワイヤより上になる回数とは互いに同じである、請求項1に記載のコモンモードチョークコイル。
  3. 前記第1面、前記第2面、前記第3面および前記第4面の各々上での前記第1ワイヤおよび前記第2ワイヤの撚り数は2以下である、請求項1または2に記載のコモンモードチョークコイル。
  4. 前記中心軸線に直交する面に沿う前記巻芯の断面形状は四角形である、請求項1ないし3のいずれかに記載のコモンモードチョークコイル。
  5. 前記中心軸線に直交する面に沿う前記第1面の断面形状は、外方へ張り出す湾曲形状である、請求項1ないし3のいずれかに記載のコモンモードチョークコイル。
  6. 前記中心軸線に直交する面に沿う前記第1面の断面形状は、外方へ張り出す屈曲形状である、請求項1ないし3のいずれかに記載のコモンモードチョークコイル。
  7. 前記中心軸線に直交する面に沿う前記第2面の断面形状は、直線形状である、請求項5または6に記載のコモンモードチョークコイル。
  8. 前記中心軸線に直交する面に沿う断面形状について、前記第1面と前記第2面とは対称である、請求項5または6に記載のコモンモードチョークコイル。
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