JP2002261476A - 冷却モジュールの接地構造及び方法並びに該構造を有する電子機器 - Google Patents

冷却モジュールの接地構造及び方法並びに該構造を有する電子機器

Info

Publication number
JP2002261476A
JP2002261476A JP2001053685A JP2001053685A JP2002261476A JP 2002261476 A JP2002261476 A JP 2002261476A JP 2001053685 A JP2001053685 A JP 2001053685A JP 2001053685 A JP2001053685 A JP 2001053685A JP 2002261476 A JP2002261476 A JP 2002261476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling module
substrate
grounding
fixing
electronic component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001053685A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Yoneda
清一 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001053685A priority Critical patent/JP2002261476A/ja
Priority to US10/080,588 priority patent/US6606254B2/en
Publication of JP2002261476A publication Critical patent/JP2002261476A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K9/00Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
    • H05K9/0007Casings
    • H05K9/002Casings with localised screening
    • H05K9/0039Galvanic coupling of ground layer on printed circuit board [PCB] to conductive casing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/20Cooling means
    • G06F1/203Cooling means for portable computers, e.g. for laptops
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/48Arrangements for conducting electric current to or from the solid state body in operation, e.g. leads, terminal arrangements ; Selection of materials therefor
    • H01L23/50Arrangements for conducting electric current to or from the solid state body in operation, e.g. leads, terminal arrangements ; Selection of materials therefor for integrated circuit devices, e.g. power bus, number of leads
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/00014Technical content checked by a classifier the subject-matter covered by the group, the symbol of which is combined with the symbol of this group, being disclosed without further technical details
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/153Connection portion
    • H01L2924/1531Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
    • H01L2924/15311Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱部品の冷却用に実装される金属製冷却モ
ジュールを、該モジュールが所定範囲内の圧力で発熱部
品に接触するようにバネやネジを用いて基板に固定する
構造において、発熱部品に加えられる圧力に影響を及ぼ
すことなく更に強固に固定して該モジュールを電気的に
安定に接地して電子部品の動作に伴う輻射ノイズの放射
を低減し、更に該モジュール自体の更なる大型化を可能
とする。 【解決手段】 冷却モジュール103はネジ202a、
202bによって固定金具104a、104bを介して
基板101に対し垂直方向から固定されるだけでなく金
属バネ107a、107bによって基板101に対し平
行方向からも圧力によって二次的に固定される。また、
金属バネ107a、107bは基板101の接地用グラ
ンドプレーン106a、106b上に取り付けられてお
り金属製の冷却モジュール103は基板101への固定
と同時に電気的にも接地される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器内部の基
板に実装された発熱部品を冷却する金属製冷却モジュー
ルの接地構造及び方法並びに該構造を有する電子機器に
係り、特に当該冷却モジュールを当該基板に対し垂直方
向並びに平行方向から固定して、当該平行方向から電気
的に接地する冷却モジュールの接地構造及び方法並びに
該構造を有する電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン等の電子機器には、CPU、そ
の周辺コントローラ、表示用コントローラ等、消費電力
が大きく、動作時に発熱を伴う集積回路(IC)部品が
数多く搭載されている。このため、これらの電子機器
は、ICに発生した熱を放散するために冷却モジュール
を備えている。冷却モジュールとしては、その冷却効率
の良さと安価という点からアルミ等の金属製のものが一
般的である。
【0003】一方、近年主流となっているBGA実装等
においては、各ICに加えることのできる圧力の範囲が
予め規定されている。このため、ICの放熱用冷却モジ
ュールをCPUに接触させて配置する場合、単にCPU
を挟み込んで基板にネジ止めにより固定するだけでは圧
力の調整が困難であるため、一般にバネ等を併用して基
板に対し垂直方向からCPUに加わる圧力を調整してい
る。
【0004】しかしながら、冷却モジュールを所定範囲
内の圧力をもって基板に固定しなければならないことに
起因して、CPUの動作時の電流によって生じた磁界に
より冷却モジュールに振動が生じ、結果的に冷却モジュ
ールを安定して接地できず電気的に不安定な状態を招い
ていた。
【0005】更に、近年のCPU等の電子部品の高速化
に伴って、各電子部品の消費電力も大幅に増加してい
る。このため、これらの電子部品に対応する冷却モジュ
ールも大型化し、CPUの動作時に特に冷却モジュール
端部において大きな揺れが生じるとともに、CPUから
放射される電磁波が誘導されて不要な輻射ノイズが放射
され、周辺の電子機器に対し悪影響を及ぼす原因となっ
ていた。
【0006】これらへの対策として、例えば、冷却モジ
ュールの両端部と基板の間に導電性のガスケット等の弾
性体を挟み込んで基板上の接地用グランドプレーンに接
地し、基板に対して垂直方向に二次的に冷却モジュール
の振動を押さえるとともに電気的に接地する工夫がなさ
れていた。
【0007】しかしながら、これらの二次的固定・接地
手段はCPUに加えられる圧力に影響を与えてはならな
いため、十分に弱い圧力でしか冷却モジュールに接触さ
せることができず、十分に輻射ノイズ等を押さえること
ができなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な事情を鑑みてなされたものであり、バネやネジを用い
て冷却モジュールを基板面に対し垂直方向から固定する
のではなく、基板面に対し平行方向からも二次的に固定
するとともに電気的にも接地することにより、電子部品
に加えられる圧力に影響を及ぼすことなく、冷却モジュ
ールを電気的に安定した接地レベルとして電子部品の動
作に伴う輻射ノイズの放射を低減し、延いては冷却モジ
ュール自体の更なる大型化を可能とする冷却モジュール
の接地構造及び方法並びに該構造を有する電子機器を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却モジュール
の接地構造は、電子機器に搭載される基板と、基板上に
実装された電子部品と、電子部品を冷却するための金属
製の冷却モジュールと、冷却モジュールが所定範囲内の
圧力で電子部品に接するよう、冷却モジュールを基板に
対し垂直方向から固定する固定手段と、冷却モジュール
を基板に対し平行方向から圧力を加えて固定するととも
に接地する固定・接地手段とを備えたものである。
【0010】上記の構成によれば、従来、基板に対し垂
直方向から冷却モジュールを固定していたのに加え、電
子部品に新たな圧力を加えることなく、基板に対し平行
方向からも二次的に冷却モジュールを固定するとともに
電気的にも接地することが可能となる。これにより、冷
却モジュールの振動を抑制して電気的により安定した接
地レベルとすることが可能となり、電子部品の動作に伴
う輻射ノイズの放射を低減できる。
【0011】また、本発明の冷却モジュールの接地構造
において、基板は電子部品が実装された面に接地用のグ
ランドプレーンを有し、固定・接地手段はグランドプレ
ーン上に取り付けられて接地された一対の等しい弾性係
数を有する導電性の弾性体である。
【0012】上記の構成によれば、冷却モジュールの二
次的な固定並びに電気的な接地を同時に基板自体に対し
て行なえるため、接地レベルの安定性が高く、また製造
時の弾性体の取り付け作業も容易なものとなる。
【0013】また、本発明の電子機器は、基板上に実装
された電子部品を冷却するための金属製の冷却モジュー
ルが所定範囲内の圧力で電子部品に接するよう、冷却モ
ジュールを基板に対し垂直方向から固定する構造を筐体
内に有する電子機器であって、冷却モジュールを基板に
対し平行方向から圧力を加えて固定するとともに接地す
る固定・接地手段を備えたものである。
【0014】上記の構成によれば、従来、基板に対し垂
直方向から冷却モジュールを固定していたのに加え、電
子部品に新たな圧力を加えることなく、基板に対し平行
方向からも二次的に冷却モジュールを固定するとともに
電気的にも接地することが可能となる。これにより、冷
却モジュールの振動を抑制して電気的により安定した接
地レベルとすることが可能となり、電子部品の動作に伴
う輻射ノイズの放射を低減でき、更には周辺の電子機器
への悪影を低減できる。
【0015】また、本発明の電子機器において、筐体は
内面に接地用のフレームグランドを有し、固定・接地手
段は前記フレームグランド上に取り付けられて接地され
た一対の等しい弾性係数を有する導電性の弾性体であ
る。
【0016】上記の構成によれば、冷却モジュールの二
次的な固定並びに電気的な接地を同時に筐体に対して行
なえるため、何らかの理由で基板上に弾性体を取り付け
ることが困難な場合であっても、本発明を実現すること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0018】図1は、本発明を適用した一実施形態にか
かるノート型パソコン等の電子機器内部における冷却モ
ジュールの固定並びに接地の原理を説明するための断面
図である。電子機器内部に取り付けられた基板101に
は、ハンダボールタイプの接合法によりCPU102が
実装されている。
【0019】冷却モジュール103は、例えばファンを
内蔵した金属製の冷却用モジュールである。冷却モジュ
ール103は、内部にそれぞれ図示したような形状で上
部と下部を有する固定用の穴a及びa'が設けられ、ま
た図1の平行方向に長さL1を有している。
【0020】基板101上には固定金具104a及び1
04bが設けられており、この固定金具104a及び1
04bが冷却モジュール103の固定用の穴a及びa'
の各下部に嵌め込まれ、バネ等を用いてこれら固定用の
穴a及びa'の各上部からネジ止めされることによっ
て、冷却モジュール103は基板101に固定される。
【0021】この際、CPU102に対し図内の上面に
圧力が加えられた場合に基板101が撓むのを防止する
ために、基板101の下面に補強金具105が宛がわ
れ、併せてネジ止めされる。尚、この場合、固定金具1
04a及び104bは極力CPU102の近傍に設ける
ことが望ましい。
【0022】このネジ止め構造の一例を図2を用いて説
明する。冷却モジュール103は、予めストッパ201
が設けられたネジ202によってコイルバネ203を介
して、固定金具に104aに固定される構造となってい
る。従って、ネジ202の締め具合によって、CPU1
02に加わる圧力を一定の範囲内に収めるよう調整する
ことができる。
【0023】ここで、冷却モジュール103とCPU1
02の間には、熱伝導性が高く、また両者の密着性を高
めるシート204が挟み込まれており、CPU102に
発生した熱が冷却モジュール103に伝わり易い構造と
なっている。
【0024】上述した構造によって、冷却モジュール1
03は、CPU102に対し所定範囲内の圧力で接触す
るよう、基板101にほぼ垂直な方向から固定される
が、本実施形態においては、更に冷却モジュール103
を基板101に対し平行方向から固定すると同時に接地
する。
【0025】このため、図1に示すように、基板101
上に設けられたグランドプレーン106a及び106b
に接地する位置に、一対の等しいバネ係数を有する導電
性の金属バネ107a及び107bがネジ止め或いはハ
ンダ付けにより設けられる。即ち、両金属バネ107a
及び107bは電気的に接地レベルにある。このとき、
両金属バネ107a及び107bは、両先端間の距離が
L2(<L1)となるよう配置される。
【0026】図3は、冷却モジュール103を基板10
1上に実装した状態の接地構造を示す断面図である。図
3において、冷却モジュール103は、ネジ202a及
び202bを用いて、固定金具104a及び104bを
介して基板101に固定される。このとき、冷却モジュ
ール103は、CPU102に加える圧力が予め規定さ
れた圧力の範囲内となるよう調整され、基板101に対
し垂直方向にf1の圧力で固定される。
【0027】これに対し、冷却モジュール103の基板
101上への実装によって、金属バネ107a及び10
7bにはそれぞれ図1で示したL1とL2の差分の1/
2の変位が生じるため、それぞれこれに伴うf2の弾性
力をもって冷却モジュール103を基板101に対し平
行方向からも押さえ付けて二次的に固定している。
【0028】また、基板101上の接地用グランドプレ
ーン106a及び106b上にそれぞれ取り付けられた
金属バネ107a及び107bは金属製の冷却モジュー
ル103を電気的に接地する機能を有している。
【0029】本実施形態によれば、従来、基板に対し垂
直方向から冷却モジュールを固定していたのに加え、電
子部品に新たな圧力を加えることなく、基板に対し平行
方向からも二次的に冷却モジュールを固定するとともに
電気的にも接地することが可能となる。これにより、冷
却モジュールの振動を抑制して電気的により安定した接
地レベルとすることが可能となり、電子部品の動作に伴
う輻射ノイズの放射を低減でき、更には冷却モジュール
自体の大型化も可能となる。
【0030】更に、冷却モジュールの二次的な固定並び
に電気的な接地を同時に基板自体に対して行なえるた
め、接地レベルの安定性が高く、また製造時の弾性体の
取り付け作業も容易なものとなる。
【0031】次に、本発明を適用した他の実施形態を説
明する。図4は、他の実施形態にかかるノート型パソコ
ン等の電子機器内部における冷却モジュールの接地構造
を示す断面図である。ここで、冷却モジュール403
は、図1乃至図3を用いて説明した先の実施形態と同様
に、冷却モジュール403が所定範囲内の圧力でCPU
402に接触するよう、基板401に対しほぼ垂直方向
から固定される。
【0032】即ち、基板401上には固定金具404a
及び404bが設けられており、この固定金具404a
及び404bが冷却モジュール403の固定用の穴b及
びb'の各下部に嵌め込まれ、バネ等を用いてこれら固
定用の穴b及びb'の各上部からネジ止めされることに
よって、冷却モジュール403は基板401に固定され
る。
【0033】この際、CPU402に対し図内の上面に
圧力が加えられた場合に基板401が撓むのを防止する
ために、基板401の下面に補強金具405が宛がわ
れ、併せてネジ止めされる。また、冷却モジュール40
3とCPU402の間には、熱伝導性が高く、また両者
の密着性を高めるシート406が挟み込まれる。
【0034】ここで、本実施形態では、冷却モジュール
103を基板101に対し平行方向から固定すると同時
に接地するために、先の実施形態のように基板上に導電
性を有する弾性体を取り付けるのではなく、例えば筐体
上部407及び筐体下部408上部など、電子機器の筐
体に導電性の弾性体を取り付けて対応する。
【0035】このため、プラスチック製の筐体上部40
7及び筐体下部408は、それぞれ内側表面に導電メッ
キが施され、これが接地用のフレームグランド409及
び410を形成している。
【0036】図4では、冷却モジュール403を基板4
01に対し平行方向から固定並びに接地するために、一
対の導電性の金属バネ411及びガスケット412を用
いている。尚、このように弾性体の種別が異なる場合で
あっても、両弾性体の弾性係数は等しいものであること
が望ましい。
【0037】金属バネ411は、筐体上部407の凸部
にスポット溶接等で固定されてフレームグランド409
を介して電気的な接地レベルを確保するとともに、c点
において冷却モジュール403を図中左側から押さえ付
ける。従って、当該凸部は冷却モジュール403が嵌め
込まれた際に金属バネ411が所定量だけ変位するよ
う、筐体上部411の内部表面に位置付けて設けられて
いる。
【0038】図4に示すように、電子機器の内部には、
このシステム中で使用される、例えばフロッピー(登録
商標)ディスクドライブやDVD−ROMなどの金属の
シャーシで覆われたユニット413が搭載されている。
ここで、ユニット413はネジ414により金属製の板
金415にネジ止めされ、更に板金415はネジ416
により基板401を介して筐体下部408の凸部にネジ
止めされ、電気的に接地レベルを確保している。
【0039】ガスケット412は、この板金415に取
り付けられてフレームグランド410を介して電気的な
接地レベルを確保するとともに、d点において冷却モジ
ュール403を図中右側から抑え付ける。従って、板金
415は、冷却モジュール403が嵌め込まれた際にガ
スケット412が所定量だけ変位するように、筐体下部
408の内部表面に位置付けて設けられている。
【0040】上記の構成によれば、従来、基板に対し垂
直方向から冷却モジュールを固定していたのに加え、電
子部品に新たな圧力を加えることなく、基板に対し平行
方向からも二次的に冷却モジュールを固定するとともに
電気的にも接地することが可能となる。これにより、冷
却モジュールの振動を抑制して電気的により安定した接
地レベルとすることが可能となり、電子部品の動作に伴
う輻射ノイズの放射を低減でき、更には周辺の電子機器
への悪影響を低減できる。
【0041】上記の構成によれば、冷却モジュールの二
次的な固定並びに電気的な接地を同時に筐体に対して行
なえるため、何らかの理由で基板上に弾性体を取り付け
ることが困難な場合であっても、本発明を実現すること
ができる。
【0042】尚、上述の各実施形態において、平行2方
向からの加圧によって冷却モジュールを二次的に固定並
びに接地しているが、例えば平行4方向からの加圧な
ど、冷却モジュールに加えられる複数の圧力ベクトルの
和がゼロとなって相殺されるよう構成されていれば弾性
体の種別、弾性係数は問わない。また、弾性体の取り付
け場所については、基板や筐体など、適宜状況に応じて
選択すれば良い。
【0043】また、冷却モジュールの接地に関しては、
基板に対し垂直方向からの固定によって同時に一次的に
接地され、更に基板に対し平行方向からも二次的に接地
されるる構成であっても構わない。
【0044】また、冷却モジュール103は必ずしも全
体が金属で形成されている必要はなく、基板101に対
し平行方向から固定並びに接地する際に、導電性の弾性
体を介した接地が可能な構成であれば問題ない。
【0045】更に、冷却モジュールとしてファンを内蔵
したものを例示して説明したが、本発明の趣旨は冷却モ
ジュール自体の構成にあるのではなく、冷却モジュール
の接地構造にあるため、ファンと独立したフィンのみを
備えた金属製のヒートシンク等であっても構わない。
【0046】
【発明の効果】以上で詳述したように、本発明によれ
ば、従来、基板に対し垂直方向から冷却モジュールを固
定していたのに加え、電子部品に新たな圧力を加えるこ
となく、基板に対し平行方向からも二次的に冷却モジュ
ールを固定するとともに電気的にも接地することが可能
となる。これにより、冷却モジュールの振動を抑制して
電気的により安定した接地レベルとすることが可能とな
り、電子部品の動作に伴う輻射ノイズの放射を低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施形態に係る冷却モジュ
ールの固定並びに接地の原理を示す断面図。
【図2】同実施形態における冷却モジュールのネジ止め
構造を示す断面図。
【図3】同実施形態における冷却モジュール接地構造を
示す断面図。
【図4】本発明を適用した他の実施形態に係る冷却モジ
ュールの接地構造を示す断面図。
【符号の説明】
101、401…基板、 102、402…CPU、1
03、403…冷却モジュール、 104、404…固
定金具、105、405…補強金具、 106…グラン
ドプレーン、107…金属バネ、 201…ストッパ、
202…ネジ、203…コイルバネ、 204、40
6…シート、407…筐体上部、 408…筐体下部、
409、410…フレームグランド、411…金属バ
ネ、 412…ガスケット、 413…ユニット、41
4、416…ネジ、 415…板金

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器に搭載される基板と、 前記基板上に実装された電子部品と、 前記電子部品を冷却するための金属製の冷却モジュール
    と、 前記冷却モジュールが所定範囲内の圧力で前記電子部品
    に接するよう、前記冷却モジュールを前記基板に対し垂
    直方向から固定する固定手段と、 前記冷却モジュールを前記基板に対し平行方向から圧力
    を加えて固定するとともに電気的に接地する固定・接地
    手段とを具備したことを特徴とする冷却モジュールの接
    地構造。
  2. 【請求項2】 前記基板は、前記電子部品が実装された
    面に接地用のグランドプレーンを有し、 前記固定・接地手段は、前記グランドプレーン上に取り
    付けられて接地された一対の等しい弾性係数を有する導
    電性の弾性体であることを特徴とする請求項1に記載の
    冷却モジュールの接地構造。
  3. 【請求項3】 前記弾性体は一対の等しいバネ係数を有
    する金属製のバネであることを特徴とする請求項2に記
    載の冷却モジュールの接地構造。
  4. 【請求項4】 前記固定・接地手段は、 前記グランドプレーン上に設けられた一対の導電性の取
    付金具と、 前記各取付金具に取り付けられて前記グランドプレーン
    に接地された一対の等しい弾性係数を有する導電性のガ
    スケットとを具備したことを特徴とする請求項2に記載
    の冷却モジュールの接地構造。
  5. 【請求項5】 筐体と、 前記筐体内に搭載される基板と、 前記基板上に実装された電子部品と、 前記電子部品を冷却するための金属製の冷却モジュール
    と、 前記冷却モジュールが所定範囲内の圧力で前記電子部品
    に接するよう、前記冷却モジュールを当該基板に対し垂
    直方向から固定する固定手段と、 前記冷却モジュールを前記基板に対し平行方向から圧力
    を加えて固定するとともに電気的に接地する固定・接地
    手段を具備したことを特徴とする電子機器。
  6. 【請求項6】 前記基板は、前記電子部品が実装された
    面に接地用のグランドプレーンを有し、 前記固定・接地手段は、前記グランドプレーン上に取り
    付けられて接地された一対の等しい弾性係数を有する導
    電性の弾性体であることを特徴とする請求項5に記載の
    電子機器。
  7. 【請求項7】 前記弾性体は一対の等しいバネ係数を有
    する金属製のバネであることを特徴とする請求項6に記
    載の電子機器。
  8. 【請求項8】 前記固定・接地手段は、 前記グランドプレーン上に設けられた一対の導電性の取
    付金具と、 前記各取付金具に取り付けられて前記グランドプレーン
    に接地された一対の等しい弾性係数を有する導電性のガ
    スケットとを具備したことを特徴とする請求項6に記載
    の電子機器。
  9. 【請求項9】 前記筐体は、内面に接地用のフレームグ
    ランドを有し、 前記固定・接地手段は、前記フレームグランド上に取り
    付けられて接地された一対の等しい弾性係数を有する導
    電性の弾性体であることを特徴とする請求項5に記載の
    電子機器。
  10. 【請求項10】 前記筐体は、接地用のフレームグラン
    ドを有し、 前記基板は、前記電子部品が実装された面に接地用のグ
    ランドプレーンを有し、 前記固定・接地手段は、 前記フレームグランド上に取り付けられて接地された所
    定の弾性係数を有する導電性の第1の弾性体と、 前記グランドプレーン上に取り付けられて接地され、前
    記第1の弾性体の所定弾性係数と等しい弾性係数を有す
    る導電性の第2の弾性体とを有することを特徴とする請
    求項5に記載の電子機器。
  11. 【請求項11】 基板上に電子部品を実装するステップ
    と、 前記電子部品を冷却するための金属製の冷却モジュール
    が所定範囲内の圧力で前記電子部品に接するよう、当該
    冷却モジュールを前記基板に対し垂直方向から固定する
    ステップと、 前記冷却モジュールを前記基板に対し平行方向から圧力
    を加えて固定するとともに当該基板上のグランドプレー
    ンに接地するステップとを具備したことを特徴とする冷
    却モジュールの接地方法。
  12. 【請求項12】 電子機器の筐体内部に搭載される基板
    上に電子部品を実装するステップと、 前記電子部品を冷却するための金属製の冷却モジュール
    が所定範囲内の圧力で前記電子部品に接するよう、当該
    冷却モジュールを前記基板に対し垂直方向から固定する
    ステップと、 前記冷却モジュールを前記基板に対し平行方向から圧力
    を加えて固定するとともに当該筐体上のフレームグラン
    ドに接地するステップとを具備したことを特徴とする冷
    却モジュールの接地方法。
JP2001053685A 2001-02-28 2001-02-28 冷却モジュールの接地構造及び方法並びに該構造を有する電子機器 Pending JP2002261476A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001053685A JP2002261476A (ja) 2001-02-28 2001-02-28 冷却モジュールの接地構造及び方法並びに該構造を有する電子機器
US10/080,588 US6606254B2 (en) 2001-02-28 2002-02-25 Cooling module grounding structure and method and electronic apparatus with the structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001053685A JP2002261476A (ja) 2001-02-28 2001-02-28 冷却モジュールの接地構造及び方法並びに該構造を有する電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002261476A true JP2002261476A (ja) 2002-09-13

Family

ID=18914120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001053685A Pending JP2002261476A (ja) 2001-02-28 2001-02-28 冷却モジュールの接地構造及び方法並びに該構造を有する電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6606254B2 (ja)
JP (1) JP2002261476A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007258464A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Nec Corp ヒートシンクの取り付け構造
JP2011128708A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Toshiba Corp 電子機器
JP2012064885A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Fdk Corp ヒートシンク取付構造
JP2015037135A (ja) * 2013-08-14 2015-02-23 株式会社日立製作所 車上機器
JP2018071529A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 エドワーズ株式会社 真空ポンプ制御装置及び真空ポンプ、並びに真空ポンプ制御装置の組立方法

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003015776A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Toshiba Corp 電子機器および電子機器の部品実装方法
US7079394B2 (en) * 2003-01-08 2006-07-18 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Compact cooling device
JP2004234506A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Toshiba Corp 電子機器
JP2004295960A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Toshiba Corp 電子機器
CN2713636Y (zh) * 2004-06-11 2005-07-27 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 散热器扣合装置
JP4703308B2 (ja) * 2005-07-29 2011-06-15 株式会社東芝 電子機器
CN100592240C (zh) * 2005-10-28 2010-02-24 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 散热装置及具有该散热装置的笔记本电脑
US8051897B2 (en) * 2005-11-30 2011-11-08 International Business Machines Corporation Redundant assembly for a liquid and air cooled module
US20070121295A1 (en) * 2005-11-30 2007-05-31 International Business Machines Corporation Hybrid liquid-air cooled module
US20080285226A1 (en) * 2006-01-26 2008-11-20 Fujitsu Limited Electronic device
KR20080027051A (ko) * 2006-09-22 2008-03-26 삼성전자주식회사 개스킷 및 이를 갖는 표시 장치
JP2009043097A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Fujitsu Ltd 電子機器および放熱ユニット
TWI342484B (en) * 2007-12-06 2011-05-21 Wistron Corp Electronic device
JP2009301143A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Fujitsu Ltd 放熱ユニット、基板ユニット、および電子機器
US8248801B2 (en) 2010-07-28 2012-08-21 International Business Machines Corporation Thermoelectric-enhanced, liquid-cooling apparatus and method for facilitating dissipation of heat
US8472182B2 (en) 2010-07-28 2013-06-25 International Business Machines Corporation Apparatus and method for facilitating dissipation of heat from a liquid-cooled electronics rack
JP2013200677A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Fujitsu Ltd 電子機器
DE102016118630B3 (de) * 2016-09-30 2018-02-22 Fujitsu Limited Computersystem

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5079438A (en) * 1989-01-30 1992-01-07 Heung Lap Yan Circuit module fan assembly
US5338214A (en) * 1992-10-27 1994-08-16 Steffes Karl M Expansion card/riser card module for desktop computers
US5715139A (en) * 1993-09-09 1998-02-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Portable electronic apparatus having a frame supporting functional components, and method of assembling the portable electronic apparatus
JP3099740B2 (ja) * 1996-07-12 2000-10-16 ティアック株式会社 内蔵装置及び電子装置
JP3805842B2 (ja) * 1996-11-01 2006-08-09 株式会社東芝 携帯形電子機器
US6219323B1 (en) * 1996-12-20 2001-04-17 Aisin Aw Co., Ltd. On-vehicle electronic device assembly
JP3775885B2 (ja) * 1997-03-27 2006-05-17 アルプス電気株式会社 電子機器
JPH10307641A (ja) * 1997-05-07 1998-11-17 Toshiba Corp 電子機器
AU713440B3 (en) * 1999-05-25 1999-12-02 First International Computer, Inc. A support structure for a central processing unit
JP3895094B2 (ja) * 2000-04-27 2007-03-22 富士通株式会社 冷却機構、ヒートシンク、電子装置及び電子装置の組み立て方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007258464A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Nec Corp ヒートシンクの取り付け構造
JP2011128708A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Toshiba Corp 電子機器
JP2012064885A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Fdk Corp ヒートシンク取付構造
JP2015037135A (ja) * 2013-08-14 2015-02-23 株式会社日立製作所 車上機器
JP2018071529A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 エドワーズ株式会社 真空ポンプ制御装置及び真空ポンプ、並びに真空ポンプ制御装置の組立方法
WO2018084160A1 (ja) * 2016-11-04 2018-05-11 エドワーズ株式会社 真空ポンプ制御装置及び真空ポンプ、並びに真空ポンプ制御装置の組立方法
CN109891100A (zh) * 2016-11-04 2019-06-14 埃地沃兹日本有限公司 真空泵控制装置及真空泵、以及真空泵控制装置的组装方法
KR20190079612A (ko) * 2016-11-04 2019-07-05 에드워즈 가부시키가이샤 진공 펌프 제어 장치 및 진공 펌프, 및 진공 펌프 제어 장치의 조립 방법
US11215186B2 (en) 2016-11-04 2022-01-04 Edwards Japan Limited Vacuum pump control apparatus and vacuum pump, and assembly method of vacuum pump control apparatus
CN109891100B (zh) * 2016-11-04 2022-05-13 埃地沃兹日本有限公司 真空泵控制装置及真空泵、以及真空泵控制装置的组装方法
KR102504555B1 (ko) * 2016-11-04 2023-02-28 에드워즈 가부시키가이샤 진공 펌프 제어 장치 및 진공 펌프, 및 진공 펌프 제어 장치의 조립 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US6606254B2 (en) 2003-08-12
US20020118527A1 (en) 2002-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002261476A (ja) 冷却モジュールの接地構造及び方法並びに該構造を有する電子機器
US7692927B2 (en) Shielding and heat dissipation device
JP3281220B2 (ja) 回路モジュールの冷却装置
JPH1174427A (ja) 回路素子の放熱構造
JP2000269671A (ja) 電子機器
JP2009515329A (ja) 多接合部ばねフィンガを有する接地ばねを用いて電子コンポーネントに熱的に接触したヒート・シンクを接地するための方法および装置
JP2001159931A (ja) コンピュータ
US20090273904A1 (en) Heat-dissipation module and electronic apparatus having the same
US6643137B1 (en) Heat-dissipating device with grounding capability
JP2006278941A (ja) 放熱装置及びプラグインユニット
WO2017022221A1 (ja) 放熱構造および電子機器
JP2003318337A (ja) 電子機器
US20230164956A1 (en) Apparatus, system, and method for mitigating deformation of spring-loaded heatsinks
JP2006245025A (ja) 電子機器の放熱構造
JPH11266090A (ja) 半導体装置
CN210183794U (zh) 电子设备
JPH06326151A (ja) 回路部品の実装構造
JP2009295626A (ja) 電子機器の放熱構造
JP2001068887A (ja) プリント基板の冷却構造
JPH0983165A (ja) 電子機器冷却装置
JP5777175B2 (ja) 電子回路基板およびその組立方法
JPH1098289A (ja) 電子部品の放熱構造
CN220307683U (zh) 一种图像采集设备
JP2012064705A (ja) 放熱体取付構造及び電子機器
JP7419661B2 (ja) 基板モジュール