JP2002173373A - 窒化アルミニウム焼結体およびその製造方法、並びにそれを用いた電子用部品 - Google Patents

窒化アルミニウム焼結体およびその製造方法、並びにそれを用いた電子用部品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窒化アルミニウム焼結体の熱伝導率を上げる
場合、窒化アルミニウム粒子の粒径を大きくすることが
考えられるが、粒径を大きくすることにより強度、破壊
靱性値が低下する傾向にある。これにより、例えば窒化
アルミニウム焼結体で形成した半導体基板を実装ボード
に装着する際に、僅かな曲げ応力等により半導体基板が
損傷する等の問題が発生している。 【解決手段】 希土類元素−酸素−アルミニウム系化合
物からなる粒界相を具備する窒化アルミニウム焼結体に
おいて、粒径が3μm以下の窒化アルミニウム結晶粒子
が全窒化アルミニウム結晶粒子の95%以上であり、4
点曲げ強度が420MPa以上、破壊靱性値が4.5M
Pam1/2以上、かつ熱伝導率が70W/m・K以上
130W/m・K以下であるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒化アルミニウム
焼結体に係り、特に強度、破壊靭性に優れた窒化アルミ
ニウム焼結体およびその製造方法、並びにそれを用いた
電子用部品に関する。
【0002】
【従来の技術】セラミックス材料は、金属材料と比較し
て、強度、耐熱性、耐食性、耐磨耗性、軽量性などの諸
特性に優れているため、半導体基板、電子機器材料、エ
ンジン用部材、高速切削工具用材料、ノズル、ベアリン
グなど、金属材料の及ばない苛酷な温度、応力、磨耗条
件下で使用される機械部品、機能部品、横造材として広
く利用されている。
【0003】このうち半導体基板等へ用いる基板材料と
しては、酸化ベリリウム(BeO)が用いられてきた。
酸化ベリリウムは、熱伝導率が272W/m・K(30
0K)と非常に高いため、高集積化により発熱が起こる
基板材料には適していた。
【0004】しかしながら、酸化ベリリウムは吸い込む
と猛毒であるため、製造に危険が伴い、また製品化され
た後も、廃棄の点で問題があった。近年では、このよう
な酸化ベリリウムに代わって、毒性がなく、取扱に優
れ、安全に廃棄できるセラミックス材料が用いられるよ
うになってきている。
【0005】これらセラミックス材料の中でも、特に窒
化アルミニウム(AlN)焼結体は高熱伝導性を有する
絶縁体であり、シリコン(Si)に近い熱膨張係数を有
することから、酸化ベリリウムに代わり高集積化した半
導体装置の放熱板や基板として、その用途を拡大してい
る。
【0006】窒化アルミニウム焼結体は一般的に下記の
製造方法によって量産されている。すなわち、窒化アル
ミニウム原料粉末に焼結助剤と、有機バインダと、必要
に応じて各種添加剤や溶媒、分散剤とを添加して原料混
合粉末を調製し、得られた原料混合粉末をドクターブレ
ード法や泥漿鋳込み法によって成形し、薄板状ないしシ
ート状の成形体としたり、原料混合体をプレス成形して
薄板状ないし大型の成形体を形成する。
【0007】得られた成形体は、空気または窒素ガス雰
囲気において加熱され脱脂処理され、有機バインダとし
て使用された炭化水素成分等が成形体から排除脱脂され
る。そして脱脂された成形体は窒素ガス雰囲気等で高温
度に加熱され緻密化焼結されて窒化アルミニウム焼結体
が形成される。
【0008】上記製造方法において、原料窒化アルミニ
ウム粉末として平均粒径が0.5μm以下程度の超微細
な原料粉末を使用する場合は、窒化アルミニウム粉末単
独でもかなりの緻密な焼結体が得られる。しかしなが
ら、原料粉末表面等に付着した多量の酸素等の不純物が
焼結時に窒化アルミニウム結晶格子中に固溶したり、格
子振動の伝播を妨げるAl−O−N化合物等の複合酸化
物を生成する結果、焼結助剤を使用しない窒化アルミニ
ウム焼結体の熱伝導率は比較的に低かった。
【0009】一方、原料粉末として平均粒径1μm以上
の窒化アルミニウム粉末を使用する場合は、その原料粉
末単独では焼結性が良好でないため、ホットプレス法以
外には助剤無添加では緻密な焼結体を得ることが困難で
あり、量産性が低い欠点があった。そこで常圧焼結法に
よって効率的に焼結体を製造しようとする場合には、焼
結体の緻密化および窒化アルミニウム原料粉末中の不純
物酸素が窒化アルミニウム結晶格子内へ固溶することを
防止するために、焼結助剤として、酸化イットリウム
(Y)などの希土類酸化物や酸化カルシウムなど
のアルカリ土類金属酸化物等を添加することが一般に行
なわれている。
【0010】これらの焼結助剤は、窒化アルミニウム原
料粉末に含まれる不純物酸素やAl と反応して液
相を形成し、焼結体の緻密化を達成するとともに、この
不純物酸素を粒界相として固定し、高熱伝導率化も達成
するものと考えられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱伝導
率に優れる窒化アルミニウム焼結体を作製しようとする
場合、窒化アルミニウム粒子の粒径を大きくしなければ
ならず、強度や破壊靱性値等が低下することとなった。
これにより、例えば窒化アルミニウム焼結体で形成した
半導体基板を実装ボードに装着する際、僅かな曲げ応力
や取扱時に作用する衝撃カによって半導体基板が損傷
し、半導体回路基板の製造歩留りが大幅に低下してしま
う問題が発生していた。
【0012】上記問題点を解決するために、粒径が均一
で細かい窒化アルミニウム原料粉末を使用して可及的に
微細な結晶組織を有する窒化アルミニウム焼結体を形成
したり、各種添加物を添加して焼結性を高める工夫も続
行されている。しかしながら、熱伝導率、破壊靱性値お
よび強度のそれぞれを満たす窒化アルミニウム焼結体は
得られていない。
【0013】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、窒化アルミニウム焼結体の結晶粒の大
きさおよび微構造を適正に制御し、焼結体組織を微細化
するとともに、窒化アルミニウム焼結体中の粒界相成分
を適正に制御し、粒界相と結晶粒との結合強化を図って
焼結体の強度ならびに破壊靭性値の向上を図り、かつ熱
伝導率にも優れた窒化アルミニウム焼結体を提供するこ
とを目的としている。また、本発明は前記窒化アルミニ
ウム焼結体の製造方法および前記窒化アルミニウム焼結
体を用いた電子用部品を提供することを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の窒化アルミニウ
ム焼結体は、希土類元素−酸素−アルミニウム系化合物
からなる粒界相を含む窒化アルミニウム焼結体におい
て、粒径が3μm以下の窒化アルミニウム結晶粒子が全
窒化アルミニウム結晶粒子の95%以上であり、破壊靱
性値が4.5MPam1/2以上、かつ熱伝導率が70
W/m・K以上130W/m・K以下であることを特徴
とするものである。
【0015】本発明の窒化アルミニウム焼結体では、粒
界相を希土類元素−酸素−アルミニウム系化合物からな
るものとし、かつ全窒化アルミニウム結晶粒子の95%
以上を粒径が3μm以下の窒化アルミニウム結晶粒子と
することにより、熱伝導率を70W/m・K以上130
W/m・K以下とすると共に、その破壊靱性値を4.5
MPam1/2以上の高い値にすることができる。
【0016】また、本発明の窒化アルミニウム焼結体で
は、上記した構成を採用することにより、4点曲げ強度
を420MPa以上とすることも可能となる。
【0017】本発明の窒化アルミニウム焼結体は、例え
ば希土類元素−酸素−アルミニウム化合物およびアルカ
リ土類金属元素−酸素−アルミニウム化合物からなる粒
界相を具備するものである。このような粒界相を具備す
ることにより、窒化アルミニウム焼結体の強度および破
壊靱性値を向上させることが可能となる。
【0018】本発明の窒化アルミニウム焼結体における
より好ましい粒界相としては、希土類元素−酸素−アル
ミニウム化合物と、アルカリ土類金属元素−酸素−アル
ミニウム化合物およびアルカリ土類金属元素−酸素−ケ
イ素−アルミニウム化合物のうち少なくとも一方の化合
物と、希土類元素−アルカリ土類金属元素−酸素−アル
ミニウム化合物とを具備するものである。これらの粒界
相成分を具備させることにより、より一層、強度および
破壊靱性値を向上させることが可能となる。
【0019】上記した本発明の窒化アルミニウム焼結体
は、例えば窒化アルミニウム粉末100重量部に、少な
くともY粉末 0.5〜10重量部、Al
粉末 0.2〜20重量部およびCaO粉末 0.3〜
10重量部を添加した後、焼結することにより作製する
ことができる。
【0020】本発明の窒化アルミニウム焼結体は、優れ
た熱伝導率と共に、優れた強度および破壊靱性値を有す
るため、電子用部品として用いることが最適である。こ
のような電子部品としては、例えば回路基板、放熱板、
セラミックスヒータ等を挙げることができる。
【0021】本発明の窒化アルミニウム焼結体の製造方
法は、平均粒径が1μm以下の窒化アルミニウム粉末お
よび焼結助剤からなる混合粉末より成形体を作製する工
程と、前記成形体を1700℃以下、10時間以内で焼
成する工程とを具備するものである。本発明の製造方法
では、原料粉末として平均粒径が1μm以下の窒化アル
ミニウム粉末および焼結助剤を用い、これを用いて作製
される成形体を1700℃以下、10時間以内で焼成す
ることにより、例えば全窒化アルミニウム結晶粒子の9
5%以上が粒径が3μm以下の窒化アルミニウム結晶粒
子で構成され、かつ破壊靱性値が4.5MPam1/2
以上、熱伝導率が70W/m・K以上130W/m・K
以下である窒化アルミニウム焼結体を作製することが可
能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明の窒化アルミニウム焼結体は、希土
類元素−酸素−アルミニウム系化合物からなる粒界相を
具備する窒化アルミニウム焼結体である。このような粒
界相としては、希土類元素−酸素−アルミニウム化合
物、希土類元素−アルカリ土類金属元素−酸素−アルミ
ニウム化合物等が挙げられる。本発明では、この他に例
えばアルカリ土類金属元素−酸素−アルミニウム化合
物、アルカリ土類金属元素−酸素−ケイ素−アルミニウ
ム化合物を具備するものであってもよい。
【0023】本発明において好ましい粒界相としては、
希土類元素−酸素−アルミニウム化合物およびアルカリ
土類金属元素−酸素−アルミニウム化合物を具備するも
のである。前記アルカリ土類金属元素−酸素−アルミニ
ウム化合物からなる粒界相を具備することにより、窒化
アルミニウム焼結体の強度、破壊靱性値を向上させるこ
とが可能となる。
【0024】本発明において、より好ましい粒界相とし
ては、希土類元素−酸素−アルミニウム化合物と、アル
カリ土類金属元素−酸素−アルミニウム化合物およびア
ルカリ土類金属元素−酸素−ケイ素−アルミニウム化合
物のうち少なくとも一方の化合物を具備し、希土類元素
−アルカリ土類金属元素−酸素−アルミニウム化合物を
実質的に具備させないものである。粒界相に、希土類元
素−アルカリ土類金属元素−酸素−アルミニウム化合物
を実質的に具備させないことにより、より一層の強度、
破壊靱性値の向上が可能となる。このような粒界相の同
定は、X線回折法により行うことができる。従って、
「実質的に具備させない」とはX線回折法により所定の
ピークが検出されないことを示すものである。
【0025】本発明の窒化アルミニウム焼結体において
は、粒界相に上記したような化合物を具備させ、さらに
粒径が3μm以下の窒化アルミニウム結晶粒子を全窒化
アルミニウム結晶粒子の95%以上とすることにより、
破壊靱性値を4.5MPam 1/2以上、かつ熱伝導率
が70W/m・K以上130W/m・K以下とすること
が可能となる。さらには、4点曲げ強度で420MPa
以上とすることが可能となる。
【0026】本発明において、粒径が3μm以下の窒化
アルミニウム結晶粒子を全窒化アルミニウム結晶粒子の
95%以上とするのは、窒化アルミニウム結晶粒子の粒
径が3μmを超える場合には、熱伝導率が向上するもの
の、強度、破壊靱性値等が低下するためであり、また全
窒化アルミニウム結晶粒子の95%未満の場合には、粒
径が3μm以下の窒化アルミニウム結晶粒子が存在して
も、強度、破壊靱性値等の向上が望めないためである。
【0027】粒径の下限は特に限定されるものではない
が、好ましくは1μm以上であり、1μm以上3μm以
下の窒化アルミニウム結晶粒子が全窒化アルミニウム結
晶粒子の95%以上であることが好ましい。粒径があま
りに細かくなると単位面積当たりの粒界相量が増加して
しまい、熱伝導率が70W/m・K未満になり易いため
である。
【0028】窒化アルミニウム結晶粒子の粒径の測定方
法としては、窒化アルミニウム焼結体を切断して破断面
を形成した後、電子顕微鏡で観察することにより行う。
また、粒径が3μm以下の窒化アルミニウム結晶粒子の
比率は、例えば窒化アルミニウム焼結体の任意の3個所
を選び出し、前記3個所の各単位面積(100μm×1
00μm)に含まれる各窒化アルミニウム結晶粒子の最
大粒径となる部分を測定し、全窒化アルミニウム結晶粒
子のうち、前記最大粒径が3μm以下であるものの割合
を算出することによって求めることができる。
【0029】強度の測定については、JIS R160
1に準じた方法により、破壊靱性値の測定については、
SENB法により測定することができる。また、熱伝導
率はレーザーフラッシュ法により測定することができ
る。
【0030】次に、本発明の窒化アルミニウム焼結体の
製造法について説明する。本発明では、主原料として窒
化アルミニウム粉末を用い、これに焼結助剤として希土
類元素を含むY粉末、Al粉末等を添加し
たものを用いる。焼結助剤としては、さらにCaOやC
aCO粉末等のアルカリ土類金属元素を含むもの、S
iO粉末等のケイ素を含むものを加えることが好まし
い。
【0031】Y粉末、Al粉末等を添加す
ることにより、希土類元素−酸素−アルミニウム系化合
物からなる粒界相を具備する窒化アルミニウム焼結体を
得ることができる。さらに、CaO粉末等のアルカリ土
類金属元素を含むもの、SiO粉末等のケイ素を含む
ものを加えることにより、アルカリ土類金属元素−酸素
−アルミニウム化合物、希土類元素−アルカリ土類金属
元素−酸素−アルミニウム化合物、アルカリ土類金属元
素−酸素−ケイ素−アルミニウム化合物を具備する窒化
アルミニウム焼結体を得ることができる。
【0032】本発明においては、例えば窒化アルミニウ
ム粉末 100重量部に、Y粉末 0.5〜10
重量部およびAl粉末 0.2〜20重量部、必
要に応じてCaO粉末 0.3〜10重量部、SiO
粉末 0.1重量部以下を添加した原料混合粉末を用い
ることが好ましい。このような構成とすることにより、
上記した粒界相を得ることが可能となる。Y粉末
およびAl粉末の添加量は、好ましくは、それぞ
れ2〜6重量部、3〜10重量部である。
【0033】また、CaO粉末等のアルカリ土類金属元
素を含む粉末はアルカリ土類金属酸化物換算で0.3〜
10重量部、好ましくは0.5〜4重量部である。ま
た、SiO粉末は0.1重量部以下と微量添加である
ことから、SiO粉末として添加してもよいし、他の
原料粉の不純物として含有されているSiOを利用し
てもよい。また、窒化アルミニウム粉末としては、平均
粒径が1μm以下のものを用いることにより、微細な結
晶粒子からなる焼結体を得ることができる。
【0034】次に、このような原料混合粉末を混合し、
ドクターブレード法や泥漿鋳込み法によって成形し、薄
板状ないしシート状の成形体を形成したり、原料混合体
をプレス成形して薄板状ないし大型の成形体を形成す
る。
【0035】得られた成形体は、空気または窒素ガス雰
囲気において加熱され脱脂処理され、有機バインダとし
て使用された炭化水素成分等が成形体から排除脱脂され
る。そして脱脂された成形体を、窒素ガス雰囲気等で1
700℃以下、10時間以内、好ましくは1600℃以
上1660℃以下、2時間以上8時間以下の焼成を行う
ことにより本発明の窒化アルミニウム焼結体を製造する
ことができる。
【0036】本発明においては、1700℃以下という
比較的低い温度で焼成することにより、粒成長を抑制
し、強度、破壊靱性値等に優れた窒化アルミニウム焼結
体を得ることが可能となる。1700℃を超える温度で
焼成した場合、粒成長が促進され熱伝導率は上がるもの
の、強度、破壊靱性値等の低下を招くので好ましくな
い。同様に焼成時間が10時間を超えても粒成長が促進
されることから必ずしも好ましいとは言えない。
【0037】上記したような本発明の窒化アルミニウム
焼結体は、電子用部品に用いることが好ましい。このよ
うな電子用部品としては、例えば回路基板、放熱板、セ
ラミックスヒータ、静電チャック等が挙げられる。この
ような場合、窒化アルミニウム焼結体に、Al、Ti、
Ni、Au、Ag、Pt、Pd、Cu、MoおよびWか
ら選ばれる少なくとも1種からなる厚膜、金属板または
薄膜を表面に接合あるいは形成して用いることも可能で
ある。
【0038】本発明の窒化アルミニウム焼結体は、熱伝
導率に優れると共に、強度、破壊靱性値に優れるため、
上記電子用部品に用いた場合、製造時および使用時に加
えられる各種の応力、衝撃力による損傷、破壊を抑制
し、製造歩留りを向上させ、かつ製品の信頼性も向上さ
せることができる。
【0039】
【実施例】(実施例1〜3、比較例1) 実施例1〜3 平均粒径0.8μmのAlN粉末100重量部に、イッ
トリアおよびカルシア、またはこれらにアルミナ、シリ
カを加えたものを添加し、混合、成形、脱脂の各工程を
行った後、窒素雰囲気中で(1650〜1700℃)×
(2〜8時間)の焼成を行い、3mm×4mm×4mm
の窒化アルミニウム焼結体を得た。各実施例における添
加物の量は、表1に示すとおりとした。
【0040】次に、上記各窒化アルミニウム焼結体に対
し、AlN結晶粒子の粒子径が3μm以下のものの割
合、破壊靭性値、熱伝導率、4点曲げ強度を測定した。
【0041】比較例1 焼結助剤としてイットリアを5重量部添加し、焼成条件
を1800℃×6時間に変え、他の条件は実施例1〜3
と同様として窒化アルミニウム焼結体を作製し、上記と
同様の測定を行った。
【0042】実施例1〜3および比較例1についての測
定結果を表2に示す。なお、AlN結晶粒子の粒子径が
3μm以下のものの割合の測定は、AlN焼結体の断面
から任意の3個所を選び、その単位面積(100μm×
100μm)中の各AlN結晶粒子の最大粒径を測定
し、粒径が3μm以下のものの割合を計算し、さらに各
個所の平均をとって最終的な割合を算出した。また、破
壊靭性値はSENB法により測定し、熱伝導率はレーザ
ーフラッシュ法により測定した。4点曲げ強度はJIS
R1601に準じた方法により測定した。
【表1】
【表2】
【0043】表2から分かる通り、本実施例のAlN焼
結体においては、粒径が3μm以下の窒化アルミニウム
結晶粒子が全窒化アルミニウム結晶粒子の95%以上と
なり、破壊靱性値、強度においても優れた特性を有する
ことが認められた。また、本実施例のAlN焼結体をX
線回折により観察した結果、粒界相にはY−Al−O系
化合物およびCa−Al−O化合物が形成されているこ
とが確認された。
【0044】これに対して、比較例1では粒径が3μm
以下の窒化アルミニウム結晶粒子が全窒化アルミニウム
結晶粒子の15%となり、破壊靱性値、強度が本発明の
実施例に比較して低い値となった。
【0045】(実施例4〜10)平均粒径0.7μm以
下のAlN粉末100重量部、イットリア粉末2〜5重
量部、Al粉末(実施例4、5;0.5〜2重量
部、実施例6〜10;3〜15重量部)、CaCO
末をCaO換算で0.3〜3重量部(実施例4〜10に
添加)、実施例10についてはSiO粉末を0.01
〜0.1重量部の範囲で添加し、混合することにより原
料粉末を調整した。
【0046】原料粉末を成形、脱脂した後、窒素雰囲気
中1630〜1680℃×3〜10時間で焼成すること
により、下記〜の化合物からなる粒界相を具備する
AlN焼結体を作製した。なお、粒界相を構成する化合
物の特定は、X線回折法により行った。
【0047】(粒界相を構成する化合物) 希土類元素−Al−O化合物 希土類元素−アルカリ土類金属元素−Al−O化合物 アルカリ土類金属元素−Al−O化合物 アルカリ土類金属元素−Al−Si−O化合物
【0048】次に、各AlN焼結体に対し実施例1と同
様の測定を行った。また、その結果を表3に示す。
【表3】
【0049】表3に示されるように、いずれの実施例に
おいても、粒径が3μm以下のものの割合が95%以上
となることが確認された。
【0050】また、Al粉末を0.5〜2重量部
添加した実施例4、5は、粒界相に、のみが存在
し、他の実施例に比べて強度、破壊靱性値が低くなる傾
向が認められた。これに対して、Al粉末を3〜
15重量部添加した実施例6〜10では、いずれの粒界
相にもおよびが存在し、強度、破壊靱性値が高くな
る傾向が認められた。このようにが生成したのは、A
粉末を比較的多く添加し、かつ低い温度で焼成
したためであると考えられ、これが強度、破壊靱性値を
向上させていると考えられる。
【0051】また、実施例8のように粒界相に希土類
元素−アルカリ土類金属元素−Al−O化合物の存在が
確認されたものは、確認されなかったものと比較して破
壊靱性および強度がやや劣ることが確認された。このよ
うな観点から、粒界相には希土類元素−アルカリ土類
金属元素−Al−O化合物が実質的に存在しない方が好
ましいといえる。
【0052】(実施例11〜13、比較例2)実施例1
1として、実施例4と同様の特性を有する20mm×2
0mm×0.8mmのAlN焼結体を作製し、これに酸
化膜を1μm設けた後、回路基板としての銅板をDBC法
により接合し、AlN回路基板を作製した。
【0053】また、実施例12および13として、実施
例10と同様の特性を有する20mm×20mm×0.
8mmのAlN焼結体を作製した後、実施例12では厚
さ15μmのAg−Cu−Tiろう材を用いた活性金属
法により銅板を接合し、実施例13では厚さ15μmの
Ag−Pd厚膜層からなる金属回路を形成しAlN回路
基板を作製した。
【0054】上記各AlN回路基板に対し、TCT試験
を行いクラック発生の有無を測定した。なお、TCT試
験は、125℃×30分→室温×10分→−40℃×3
0分→室温×10分を1サイクルとし100サイクル後
の基板へのクラック発生の有無を確認した。
【0055】また、上記実施例との比較のため、比較例
1と同様の特性を有するAlN焼結体を用い、実施例1
1と同様に銅回路板を接合した比較例2についても同様
の測定を行った。その結果を表4に示す。
【表4】
【0056】表4から明らかなように、本発明の実施例
では、銅板およびAg−Pd厚膜層のいずれを形成した
場合においても、クラックの発生がなく、強度及び破壊
靱性値に優れていることが確認された。これに対して、
比較例2ではクラックが発生し、十分な強度、破壊靱性
値を有してないことが認められた。
【0057】(実施例14〜16)実施例5または実施
例6と同様の特性を有するAlN焼結体を用い、20m
m×20mm×1mmのAlN基板を作製した。これら
各基板上にガラス膜を設け実施例14〜16のセラミッ
クスヒータ(サーマルヘッド用基板)を作製した。な
お、実施例14および15はガラス層の厚さを15μ
m、実施例16は100μmとした。
【0058】次に、上記各セラミックスヒータに対して
TCT試験を行いクラック発生の有無を測定した。な
お、TCT試験は、125℃×30分→室温×10分→
−40℃×30分→室温×10分を1サイクルとし10
0サイクル後の基板へのクラック発生の有無を確認し
た。結果を表5に示す。
【表5】
【0059】表5から明らかなように、いずれの実施例
においてもクラックの発生は認められず、セラミックス
ヒータとして十分な強度、破壊靱性値を有することが認
められた。
【0060】
【発明の効果】本発明の窒化アルミニウム焼結体は、粒
界相として希土類元素−酸素−アルミニウム系化合物を
具備し、粒径が3μm以下の窒化アルミニウム結晶粒子
が全窒化アルミニウム結晶粒子の95%以上であり、そ
の破壊靱性値が4.5MPam 1/2以上、かつ熱伝導
率が70W/m・K以上130W/m・K以下である。
【0061】本発明の窒化アルミニウム焼結体は、熱伝
導率に優れると共に、破壊靱性値に優れ、各種電子用部
分として用いた場合に、製造時および使用時に加えられ
る各種の応力、衝撃力による損傷、破壊を抑制し、製造
歩留りを向上させ、かつ製品の信頼性も向上させること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 23/36 C

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希土類元素−酸素−アルミニウム系化合
    物からなる粒界相を具備する窒化アルミニウム焼結体に
    おいて、 粒径が3μm以下の窒化アルミニウム結晶粒子が全窒化
    アルミニウム結晶粒子の95%以上であり、破壊靱性値
    が4.5MPam1/2以上、かつ熱伝導率が70W/
    m・K以上130W/m・K以下であることを特徴とす
    る窒化アルミニウム焼結体。
  2. 【請求項2】 4点曲げ強度が420MPa以上である
    ことを特徴とする請求項1記載の窒化アルミニウム焼結
    体。
  3. 【請求項3】 前記粒界相は希土類元素−酸素−アルミ
    ニウム化合物およびアルカリ土類金属元素−酸素−アル
    ミニウム化合物を具備することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の窒化アルミニウム焼結体。
  4. 【請求項4】 前記粒界相は希土類元素−酸素−アルミ
    ニウム化合物と、アルカリ土類金属元素−酸素−アルミ
    ニウム化合物およびアルカリ土類金属元素−酸素−ケイ
    素−アルミニウム化合物のうち少なくとも一方の化合物
    と、希土類元素−アルカリ土類金属元素−酸素−アルミ
    ニウム化合物とを具備することを特徴とする請求項1乃
    至2のいずれか1項記載の窒化アルミニウム焼結体。
  5. 【請求項5】 窒化アルミニウム粉末 100重量部
    に、少なくともY 粉末 0.5〜10重量部、A
    粉末 0.2〜20重量部およびCaO粉末
    0.3〜10重量部を添加した後、焼結してなることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の窒化ア
    ルミニウム焼結体。
  6. 【請求項6】 前記窒化アルミニウム粉末、Y
    末、Al粉末およびCaO粉末に加えて、さらに
    SiO粉末を0.1重量部以下添加して、焼結してな
    ることを特徴とする請求項5記載の窒化アルミニウム焼
    結体。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれか1項記載の窒
    化アルミニウム焼結体を具備することを特徴とする電子
    用部品。
  8. 【請求項8】 回路基板、放熱板またはセラミックスヒ
    ータとして用いられることを特徴とする請求項7記載の
    電子用部品。
  9. 【請求項9】 平均粒径が1μm以下の窒化アルミニウ
    ム粉末および焼結助剤からなる混合粉末より成形体を作
    製する工程と、 前記成形体を1700℃以下、10時間以内で焼成する
    工程とを具備することを特徴とする窒化アルミニウム焼
    結体の製造方法。
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