JP2002067456A - 印刷装置、印刷システム、印刷装置の制御方法、及び制御プログラムを提供する媒体 - Google Patents

印刷装置、印刷システム、印刷装置の制御方法、及び制御プログラムを提供する媒体

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JP2002067456A
JP2002067456A JP2000260796A JP2000260796A JP2002067456A JP 2002067456 A JP2002067456 A JP 2002067456A JP 2000260796 A JP2000260796 A JP 2000260796A JP 2000260796 A JP2000260796 A JP 2000260796A JP 2002067456 A JP2002067456 A JP 2002067456A
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    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/48Apparatus for condensed record, tally strip, or like work using two or more papers, or sets of papers, e.g. devices for switching over from handling of copy material in sheet form to handling of copy material in continuous form and vice versa or point-of-sale printers comprising means for printing on continuous copy material, e.g. journal for tills, and on single sheets, e.g. cheques or receipts
    • B41J11/485Means for selecting a type of copy material amongst different types of copy material in the printing apparatus
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    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/48Apparatus for condensed record, tally strip, or like work using two or more papers, or sets of papers, e.g. devices for switching over from handling of copy material in sheet form to handling of copy material in continuous form and vice versa or point-of-sale printers comprising means for printing on continuous copy material, e.g. journal for tills, and on single sheets, e.g. cheques or receipts

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙段から用紙が無くなったことで印刷処理
が一時中断した状態のときに、ユーザが他の給紙段を選
んで印刷を継続させるに際し、然るべき加工処理が実行
できる用紙が装着された給紙段を選択することができる
印刷装置等を提供する。 【解決手段】 各給紙段にどのような種類の用紙が装着
されているかを記録したテーブルと、用紙の種類とその
用紙に対して施すことのできる用紙加工処理との関係を
記録したテーブルとを備える。そして、使用中の給紙段
が用紙なしを検出したら、前記2つのテーブルから得た
情報を基にどの給紙段に装着されている用紙に対してな
ら施す予定の用紙加工処理を実行できるかを判断して、
用紙加工処理を実行できる給紙段を決定し、その給紙段
情報を表示する。そして、ユーザに給紙を行わせる給紙
段を表示された給紙段情報の中から選択させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷処理を行う際
に、印刷した用紙に対して何らかの処理を施すことが可
能な印刷装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷装置では、用紙に対
して印刷処理を行う印刷部と、印刷部へ給紙する用紙が
装着される複数の給紙カセットと、現在使用中の給紙カ
セットから用紙が無くなったことを検出する用紙有無セ
ンサと、印刷中に発生した障害情報や障害への対処情報
等の情報を表示する表示部と、表示部に表示された情報
を基にしてユーザが何らかの操作を行うための操作部と
を備えている。
【0003】印刷をするにあたり、用紙にどのような画
像を印刷させるのかという指示に加え、画像を印刷した
用紙に対してどのような加工処理を施すかということを
指示することも可能である。その加工処理としては、例
えば清書、ステープル、パンチ、両面等が考えられる。
【0004】そして、現在給紙中の給紙カセットに用紙
が無くなったときは、他の給紙カセットを表示部に表示
させ、この中から適当な給紙カセットをユーザに選ばせ
ることで印刷を継続させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の印刷装置では、印刷に必要な用紙が足りなくなって
給紙カセットをユーザに選択させる際に、単に他の給紙
カセットを表示部に表示させるだけであり、どの給紙カ
セットに装着された用紙ならば予定した用紙に対する加
工処理が実行できるかについての情報は、ユーザに提示
することができなかった。そのため、不適切な用紙を選
択して然るべき加工処理が実行されなくなる、といった
問題があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、現在使
用中の給紙カセットから用紙が無くなったことで印刷処
理が一時中断した状態のときに、ユーザが他の給紙カセ
ットを選んで印刷を継続させるに際し、然るべき加工処
理が実行できる用紙が装着されたカセットを選択するこ
とができる印刷装置等を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係る印刷装置では、用紙に対
して所定の処理を施して印刷することが可能な印刷部
と、前記印刷部へ給紙する用紙が装着される複数の給紙
段と、現在使用中の給紙段から用紙が無くなったことを
検出する用紙無し検出手段と、印刷に関する情報を表示
する表示部とを備えた印刷装置において、前記各給紙段
にどのような種類の用紙が装着されているかを記録した
用紙種記録手段と、用紙の種類とその用紙に対して施す
ことのできる処理との関係を記録した処理可否記録手段
と、前記用紙種記録手段と前記処理可否記録手段から得
た情報を基に、どの給紙段に装着されている用紙に対し
てなら前記所定の処理を実行できるかを判断する処理可
否判断手段と、現在使用中の給紙段の用紙無し状態を前
記用紙無し検出手段が検出したときに、前記処理可否判
断手段により前記所定の処理を実行できる用紙が装着さ
れた給紙段を決定し、その決定結果である給紙段情報を
前記表示部に表示する給紙段表示手段と、前記印刷部へ
給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示手段によって
表示された給紙段情報の中から選択させる給紙段選択手
段とを設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明に係る印刷装置では、
用紙に対して所定の処理を施して印刷することが可能な
印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙が装着される複数
の給紙段と、現在使用中の給紙段から用紙が無くなった
ことを検出する用紙無し検出手段と、印刷に関する情報
を表示する表示部と、外部より印刷に関する操作を行う
ための操作部とを備えた印刷装置において、前記各給紙
段にどのような種類の用紙が装着されているかを検出し
記憶する用紙種検出手段と、用紙の種類とその用紙に対
して施すことのできる処理との関係を記録した処理可否
記録手段と、前記用紙種検出手段と前記処理可否記録手
段から得た情報を基に、どの給紙段に装着されている用
紙に対してなら前記所定の処理を実行できるかを判断す
る処理可否判断手段と、現在使用中の給紙段の用紙無し
状態を前記用紙無し検出手段が検出したときに、前記表
示部に給紙要求を表示する給紙要求表示手段と、前記処
理可否判断手段により前記所定の処理を実行できる用紙
が装着された給紙段を決定し、その決定結果である給紙
段情報を、前記表示部に前記給紙要求を表示するに際に
同時に表示する給紙段表示手段と、前記印刷部へ給紙を
行わせる給紙段を、前記給紙段表示手段によって表示さ
れた給紙段情報の中から前記操作部を介して選択させる
給紙段選択手段とを設けたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明に係る印刷装置では、
請求項1又は請求項2記載の印刷装置において、前記給
紙段表示手段は、前記所定の処理を実行できる用紙が装
着された給紙段を前記表示部に表示すると同時に、それ
以外の給紙段は、前記所定の処理を実行できない給紙段
であるとして前記表示部に表示する構成にし、前記給紙
段選択手段は、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、
前記給紙段表示手段によって表示された全ての給紙段情
報の中から選択させる構成にしたことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明に係る印刷装置では、
用紙に対して所定の処理を施して印刷することが可能な
印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙が装着される複数
の給紙段と、現在使用中の給紙段から用紙が無くなった
ことを検出する用紙無し検出手段とを備えた印刷装置に
おいて、前記各給紙段にどのような種類の用紙が装着さ
れているかを記録した用紙種記録手段と、前記印刷部へ
給紙する用紙の種類とその用紙に対して施すことのでき
る処理との関係を記録した処理可否記録手段と、前記用
紙種記録手段と前記処理可否記録手段から得た情報を基
に、どの給紙段に装着されている用紙に対してなら、前
記所定の処理の実行を含む最適な印刷処理を行うことが
できるかを判断する最適可否判断手段と、現在使用中の
給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し検出手段が検出し
たときに、前記最適可否判断手段により、前記最適な印
刷処理が可能な用紙が装着された給紙段を決定し、この
給紙段を前記印刷部へ給紙を行わせる新たな給紙段とす
る制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明に係る印刷装置では、
請求項4記載の印刷装置において、印刷に関する情報を
表示する表示部と、前記用紙種記録手段と前記処理可否
記録手段から得た情報を基に、どの給紙段に装着されて
いる用紙に対してなら前記所定の処理を実行できるかを
判断する処理可否判断手段と、前記最適可否判断手段に
より、前記最適な印刷処理が可能な用紙が装着された給
紙段を決定することができなかった場合は、前記処理可
否判断手段により前記所定の処理を実行できる用紙が装
着された給紙段を決定し、その決定結果である給紙段情
報を、前記表示部に表示する給紙段表示手段と、前記印
刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示手段に
よって表示された給紙段情報の中から選択させる給紙段
選択手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明に係る印刷装置では、
請求項4記載の印刷装置において、印刷に関する情報を
表示する表示部と、外部より印刷に関する操作を行うた
めの操作部と、前記用紙種記録手段と前記処理可否記録
手段から得た情報を基に、どの給紙段に装着されている
用紙に対してなら前記所定の処理を実行できるかを判断
する処理可否判断手段と、前記最適可否判断手段によ
り、前記最適な印刷処理が可能な用紙が装着された給紙
段を決定することができなかった場合は、前記表示部に
給紙要求を表示する給紙要求表示手段と、前記処理可否
判断手段により前記所定の処理を実行できる用紙が装着
された給紙段を決定し、その決定結果である給紙段情報
を、前記表示部に前記給紙要求を表示するに際に同時に
表示する給紙段表示手段と、前記印刷部へ給紙を行わせ
る給紙段を、前記給紙段表示手段によって表示された給
紙段情報の中から前記操作部を介して選択させる給紙段
選択手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明に係る印刷装置では、
請求項5又は請求項6記載の印刷装置において、前記給
紙段表示手段は、前記所定の処理を実行できる用紙が装
着された給紙段を前記表示部に表示すると同時に、それ
以外の給紙段を、前記所定の処理を実行できない給紙段
として前記表示部に表示する構成にし、前記給紙段選択
手段は、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給
紙段表示手段によって表示された全ての給紙段情報の中
から選択させる構成にしたことを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明に係る印刷装置では、
請求項4乃至請求項7のいずれかに記載の印刷装置にお
いて、前記最適可否判断手段により、前記最適な印刷処
理が可能な用紙が装着された給紙段を決定することがで
きなかった場合は、印刷処理の中断を可能とする構成に
したことを特徴とする。
【0015】請求項9記載の発明に係る印刷装置では、
請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の印刷装置にお
いて、前記処理可否記録手段に記録されている用紙の種
類として、用紙の質及び/又は用紙の大きさを用いるこ
とを特徴とする。
【0016】請求項10記載の発明に係る印刷装置で
は、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の印刷装置
において、前記処理可否記録手段に記録されている用紙
に対して施すことのできる処理として、ステープル処
理、パンチ処理及び/又は両面印刷処理が記録されてい
ることを特徴とする。
【0017】請求項11記載の発明に係る印刷システム
では、請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の印刷
装置を備えたことを特徴とする。
【0018】請求項12記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、用紙に対して所定の処理を施して印刷する
ことが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙が装
着される複数の給紙段と、現在使用中の給紙段から用紙
が無くなったことを検出する用紙無し検出手段と、印刷
に関する情報を表示する表示部とを備えた印刷装置にお
いて、前記各給紙段にどのような種類の用紙が装着され
ているかを記録した用紙種記録手段と、用紙の種類とそ
の用紙に対して施すことのできる処理との関係を記録し
た処理可否記録手段と、前記用紙種記録手段と前記処理
可否記録手段から得た情報を基に、どの給紙段に装着さ
れている用紙に対してなら前記所定の処理を実行できる
かを判断する処理可否判断手段とを予め設けておき、現
在使用中の給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し検出手
段が検出したときに、前記処理可否判断手段により前記
所定の処理を実行できる用紙が装着された給紙段を決定
し、その決定結果である給紙段情報を前記表示部に表示
する給紙段表示処理と、前記印刷部へ給紙を行わせる給
紙段を、前記給紙段表示処理によって表示された給紙段
情報の中から選択させる給紙段選択処理とを実行するこ
とを特徴とする。
【0019】請求項13記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、用紙に対して所定の処理を施して印刷する
ことが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙が装
着される複数の給紙段と、現在使用中の給紙段から用紙
が無くなったことを検出する用紙無し検出手段と、印刷
に関する情報を表示する表示部と、外部より印刷に関す
る操作を行うための操作部とを備えた印刷装置におい
て、前記各給紙段にどのような種類の用紙が装着されて
いるかを検出し記憶する用紙種検出手段と、用紙の種類
とその用紙に対して施すことのできる処理との関係を記
録した処理可否記録手段と、前記用紙種検出手段と前記
処理可否記録手段から得た情報を基に、どの給紙段に装
着されている用紙に対してなら前記所定の処理を実行で
きるかを判断する処理可否判断手段とを予め設けてお
き、現在使用中の給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し
検出手段が検出したときに、前記表示部に給紙要求を表
示する給紙要求表示処理と、前記処理可否判断手段によ
り前記所定の処理を実行できる用紙が装着された給紙段
を決定し、その決定結果である給紙段情報を、前記表示
部に前記給紙要求を表示するに際に同時に表示する給紙
段表示処理と、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、
前記給紙段表示処理によって表示された給紙段情報の中
から前記操作部を介して選択させる給紙段選択処理とを
実行することを特徴とする。
【0020】請求項14記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、請求項12又は請求項13記載の印刷装置
の制御方法において、前記給紙段表示処理は、前記所定
の処理を実行できる用紙が装着された給紙段を前記表示
部に表示すると同時に、それ以外の給紙段は、前記所定
の処理を実行できない給紙段であるとして前記表示部に
表示し、前記給紙段選択処理は、前記印刷部へ給紙を行
わせる給紙段を、前記給紙段表示処理によって表示され
た全ての給紙段情報の中から選択させることを特徴とす
る。
【0021】請求項15記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、用紙に対して所定の処理を施して印刷する
ことが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙が装
着される複数の給紙段と、現在使用中の給紙段から用紙
が無くなったことを検出する用紙無し検出手段とを備え
た印刷装置において、前記各給紙段にどのような種類の
用紙が装着されているかを記録した用紙種記録手段と、
前記印刷部へ給紙する用紙の種類とその用紙に対して施
すことのできる処理との関係を記録した処理可否記録手
段と、前記用紙種記録手段と前記処理可否記録手段から
得た情報を基に、どの給紙段に装着されている用紙に対
してなら、前記所定の処理の実行を含む最適な印刷処理
を行うことができるかを判断する最適可否判断手段とを
予め設けておき、現在使用中の給紙段の用紙無し状態を
前記用紙無し検出手段が検出したときに、前記最適可否
判断手段により、前記最適な印刷処理が可能な用紙が装
着された給紙段を決定し、この給紙段を前記印刷部へ給
紙を行わせる新たな給紙段とすることを特徴とする。
【0022】請求項16記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、請求項15記載の印刷装置の制御方法にお
いて、印刷に関する情報を表示する表示部と、前記用紙
種記録手段と前記処理可否記録手段から得た情報を基
に、どの給紙段に装着されている用紙に対してなら前記
所定の処理を実行できるかを判断する処理可否判断手段
を設けておき、前記最適可否判断手段により、前記最適
な印刷処理が可能な用紙が装着された給紙段を決定する
ことができなかった場合は、前記処理可否判断手段によ
り前記所定の処理を実行できる用紙が装着された給紙段
を決定し、その決定結果である給紙段情報を、前記表示
部に表示する給紙段表示処理と、前記印刷部へ給紙を行
わせる給紙段を、前記給紙段表示処理によって表示され
た給紙段情報の中から選択させる給紙段選択処理とを実
行することを特徴とする。
【0023】請求項17記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、請求項15記載の印刷装置の制御方法にお
いて、印刷に関する情報を表示する表示部と、外部より
印刷に関する操作を行うための操作部と、前記用紙種記
録手段と前記処理可否記録手段から得た情報を基に、ど
の給紙段に装着されている用紙に対してなら前記所定の
処理を実行できるかを判断する処理可否判断手段とを設
けておき、前記最適可否判断手段により、前記最適な印
刷処理が可能な用紙が装着された給紙段を決定すること
ができなかった場合は、前記表示部に給紙要求を表示す
る給紙要求表示処理と、前記処理可否判断手段により前
記所定の処理を実行できる用紙が装着された給紙段を決
定し、その決定結果である給紙段情報を、前記表示部に
前記給紙要求を表示するに際に同時に表示する給紙段表
示処理と、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記
給紙段表示処理によって表示された給紙段情報の中から
前記操作部を介して選択させる給紙段選択処理とを実行
することを特徴とする。
【0024】請求項18記載の発明に係る印刷装置で
は、請求項16又は請求項17記載の印刷装置におい
て、前記給紙段表示処理は、前記所定の処理を実行でき
る用紙が装着された給紙段を前記表示部に表示すると同
時に、それ以外の給紙段を、前記所定の処理を実行でき
ない給紙段として前記表示部に表示し、前記給紙段選択
処理は、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給
紙段表示手段によって表示された全ての給紙段情報の中
から選択させることを特徴とする。
【0025】請求項19記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、請求項15乃至請求項18のいずれかに記
載の印刷装置の制御方法において、前記最適可否判断手
段により、前記最適な印刷処理が可能な用紙が装着され
た給紙段を決定することができなかった場合は、印刷処
理の中断をすることを特徴とする。
【0026】請求項20記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、請求項12乃至請求項19のいずれかに記
載の印刷装置の制御方法において、前記処理可否記録手
段に記録されている用紙の種類として、用紙の質及び/
又は用紙の大きさを用いることを特徴とする。
【0027】請求項21記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、請求項12乃至請求項20のいずれかに記
載の印刷装置の制御方法において、前記処理可否記録手
段に記録されている用紙に対して施すことのできる処理
として、ステープル処理、パンチ処理及び/又は両面印
刷処理が記録されていることを特徴とする。
【0028】請求項22記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、用紙に対して所定の処理を施し
て印刷することが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙す
る用紙が装着される複数の給紙段と、印刷に関する情報
を表示する表示部と、前記各給紙段にどのような種類の
用紙が装着されているかを記録した用紙種記録手段と、
用紙の種類とその用紙に対して施すことのできる処理と
の関係を記録した処理可否記録手段と、現在使用中の給
紙段から用紙が無くなったことを検出する用紙無し検出
手段とを備えた印刷装置の制御方法を実行するための制
御プログラムを提供する媒体であって、前記制御プログ
ラムは、前記用紙種記録手段と前記処理可否記録手段か
ら得た情報を基に、どの給紙段に装着されている用紙に
対してなら前記所定の処理を実行できるかを判断する処
理可否判断ステップと、現在使用中の給紙段の用紙無し
状態を前記用紙無し検出手段が検出したときに、前記処
理可否判断ステップを用いて前記所定の処理を実行でき
る用紙が装着された給紙段を決定し、その決定結果であ
る給紙段情報を前記表示部に表示する給紙段表示ステッ
プと、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙
段表示ステップによって表示された給紙段情報の中から
選択させる給紙段選択ステップとを備えたことを特徴と
する。
【0029】請求項23記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、用紙に対して所定の処理を施し
て印刷することが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙す
る用紙が装着される複数の給紙段と、印刷に関する情報
を表示する表示部と、外部より印刷に関する操作を行う
ための操作部と、前記各給紙段にどのような種類の用紙
が装着されているかを検出し記憶する用紙種検出手段
と、用紙の種類とその用紙に対して施すことのできる処
理との関係を記録した処理可否記録手段と、現在使用中
の給紙段から用紙が無くなったことを検出する用紙無し
検出手段とを備えた印刷装置の制御方法を実行するため
の制御プログラムを提供する媒体であって、前記制御プ
ログラムは、前記用紙種検出手段と前記処理可否記録手
段から得た情報を基に、どの給紙段に装着されている用
紙に対してなら前記所定の処理を実行できるかを判断す
る処理可否判断ステップと、現在使用中の給紙段の用紙
無し状態を前記用紙無し検出手段が検出したときに、前
記表示部に給紙要求を表示する給紙要求表示ステップ
と、前記処理可否判断ステップを用いて前記所定の処理
を実行できる用紙が装着された給紙段を決定し、その決
定結果である給紙段情報を、前記表示部に前記給紙要求
を表示するに際に同時に表示する給紙段表示ステップ
と、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段
表示ステップによって表示された給紙段情報の中から前
記操作部を介して選択させる給紙段選択ステップとを備
えたことを特徴とする。
【0030】請求項24記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項22又は請求項23記載
の制御プログラムを提供する媒体において、前記給紙段
表示ステップは、前記所定の処理を実行できる用紙が装
着された給紙段を前記表示部に表示すると同時に、それ
以外の給紙段は、前記所定の処理を実行できない給紙段
であるとして前記表示部に表示し、前記給紙段選択ステ
ップは、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給
紙段表示ステップによって表示された全ての給紙段情報
の中から選択させることを特徴とする。
【0031】請求項25記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、用紙に対して所定の処理を施し
て印刷することが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙す
る用紙が装着される複数の給紙段と、前記各給紙段にど
のような種類の用紙が装着されているかを記録した用紙
種記録手段と、前記印刷部へ給紙する用紙の種類とその
用紙に対して施すことのできる処理との関係を記録した
処理可否記録手段と、現在使用中の給紙段から用紙が無
くなったことを検出する用紙無し検出手段とを備えた印
刷装置の制御方法を実行するための制御プログラムを提
供する媒体であって、前記制御プログラムは、前記用紙
種記録手段と前記処理可否記録手段から得た情報を基
に、どの給紙段に装着されている用紙に対してなら、前
記所定の処理の実行を含む最適な印刷処理を行うことが
できるかを判断する最適可否判断ステップと、現在使用
中の給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し検出手段が検
出したときに、前記最適可否判断ステップを用いて、前
記最適な印刷処理が可能な用紙が装着された給紙段を決
定し、この給紙段を前記印刷部へ給紙を行わせる新たな
給紙段とする制御ステップとを備えたことを特徴とす
る。
【0032】請求項26記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項25記載の制御プログラ
ムを提供する媒体において、前記用紙種記録手段と前記
処理可否記録手段から得た情報を基に、どの給紙段に装
着されている用紙に対してなら前記所定の処理を実行で
きるかを判断する処理可否判断ステップと、前記最適可
否判断ステップにより、前記最適な印刷処理が可能な用
紙が装着された給紙段を決定することができなかった場
合は、前記処理可否判断ステップを用いて前記所定の処
理を実行できる用紙が装着された給紙段を決定し、その
決定結果である給紙段情報を表示部に表示する給紙段表
示ステップと、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、
前記給紙段表示ステップによって表示された給紙段情報
の中から選択させる給紙段選択ステップとを備えたこと
を特徴とする。
【0033】請求項27記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項25記載の制御プログラ
ムを提供する媒体において、前記用紙種記録手段と前記
処理可否記録手段から得た情報を基に、どの給紙段に装
着されている用紙に対してなら前記所定の処理を実行で
きるかを判断する処理可否判断ステップと、前記最適可
否判断ステップにより、前記最適な印刷処理が可能な用
紙が装着された給紙段を決定することができなかった場
合は、表示部に給紙要求を表示する給紙要求表示ステッ
プと、前記処理可否判断ステップにより前記所定の処理
を実行できる用紙が装着された給紙段を決定し、その決
定結果である給紙段情報を、前記表示部に前記給紙要求
を表示するに際に同時に表示する給紙段表示ステップ
と、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段
表示ステップによって表示された給紙段情報の中から操
作部を介して選択させる給紙段選択ステップとを備えた
ことを特徴とする。
【0034】請求項28記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項26又は請求項27記載
の制御プログラムを提供する媒体において、前記給紙段
表示ステップは、前記所定の処理を実行できる用紙が装
着された給紙段を表示部に表示すると同時に、それ以外
の給紙段を、前記所定の処理を実行できない給紙段とし
て表示部に表示し、前記給紙段選択ステップは、前記印
刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示ステッ
プによって表示された全ての給紙段情報の中から選択さ
せることを特徴とする。
【0035】請求項29記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項25乃至請求項28のい
ずれかに記載の制御プログラムを提供する媒体におい
て、前記最適可否判断ステップにより、前記最適な印刷
処理が可能な用紙が装着された給紙段を決定することが
できなかった場合は、印刷処理の中断を可能とする制御
ステップを備えたことを特徴とする。
【0036】請求項30記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項22乃至請求項29のい
ずれかに記載の制御プログラムを提供する媒体におい
て、前記処理可否記録手段に記録されている用紙の種類
として、用紙の質及び/又は用紙の大きさを用いること
を特徴とする。
【0037】請求項31記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項22乃至請求項30のい
ずれかに記載の制御プログラムを提供する媒体におい
て、前記処理可否記録手段に記録されている用紙に対し
て施すことのできる処理として、ステープル処理、パン
チ処理及び/又は両面印刷処理が記録されていることを
特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0039】[第1実施形態]図1は、本発明の第1実
施形態に係る印刷装置の機能構成を示すブロック図であ
る。
【0040】この印刷装置は、例えばレーザビームプリ
ンタ1030で構成され、通信線1002を介してホス
トコンピュータ1001と接続されている。
【0041】レーザビームプリンタ1030内には、プ
リンタ全体の動作を司るレーザビームプリンタコントロ
ーラ1031が設置されいる。
【0042】プリンタコントローラ1031は、ホスト
コンピュータ1001との入出力を司るホストI/F部
1032を通じて、制御コードや各通信手段からデータ
の送受信を行うための入出力バッファ1033と、プリ
ンタコントローラ1031全体の動作を制御するCPU
1034と、CPU1034の動作を記述するプログラ
ムが内蔵されているプログラムROM1035と、前記
制御コードやデータの解釈や、印刷に必要な計算及び印
字データの処理のためのワークメモリに利用されるRA
M1036と、画像オブジェクトをビットマップ画像に
展開し、展開されたビットマップ画像を印刷装置エンジ
ンに転送するビットマップ画像転送部1038と、実際
に用紙に印刷を行う印刷装置エンジン部1039とプリ
ンタコントローラ1031とを繋ぐエンジンI/F部1
040と、印刷装置の操作を行う操作パネル1037
と、プリンタコントローラ1031と操作パネル104
1を繋ぐパネルI/F部1042と、印字データや様々
な印刷装置の情報等の保存に利用される外部メモリ10
43と、プリンタコントローラ1031と外部メモリ1
043とを繋ぐメモリI/F部1044と、各種センサ
等と接続される入出力ポート1051と、各ユニットを
繋ぐシステムバス1045とから構成されている。
【0043】また、プログラムROM1035内には、
ホストコンピュータ1001から受信したデータの設定
より各種の画像オブジェクトを生成する画像情報生成部
1037と、割り込み/被割り込み文書等全ての文書の
印字ページや片面/両面の情報、オブジェクトへのアド
レス管理等、印字文書の各種情報を管理する文書情報管
理部1060と、片面/両面、割り込み/被割り込み文
書の印字順番を決定するページスケジューリング部10
61の各プログラムが内蔵されている。
【0044】前記各種センサの出力信号は、入出力ポー
ト1051を介してCPU1034に読み込まれる。各
種センサには、例えば給紙カセット内の印刷用紙の有無
を検出する用紙有無センサ1052や、給紙カセット内
の印刷用紙のサイズを電気的に検知するサイズ検知機構
等が含まれる。
【0045】印刷装置エンジン部1039は、エンジン
の各機構による各印字プロセス処理(例えば、給紙処理
など)に関する制御を行うエンジン制御部1046を有
し、また、排紙装置部1047は、印刷装置の本体に排
紙装置を接続して利用する場合に、その排紙装置の動作
を管理するものである。
【0046】図2は、上記したレーザビームプリンタの
エンジン部1039の構成を示す模式断面図である。
【0047】レーザビームプリンタ1030は筐体20
01を備え、この筐体2001には、エンジン1039
を構成するための各機構と、その各機構による各印字プ
ロセス処理(例えば、給紙処理など)に関する制御を行
うエンジン制御部1046と、プリンタコントローラ1
031(図1に示す)を収納する制御ボード収納部20
03とが内蔵されている。
【0048】エンジン部1039を構成するための各機
構としては、レーザ光の操作による感光ドラム上への静
電潜像形成、その静電潜像の顕像化、その顕像の印刷用
紙への転写を行うための光学処理機構、印刷用紙に転写
されたトナー像を定着させるための定着処理機構、印刷
用紙の給紙処理機構、及び印刷用紙の搬送処理機構があ
る。
【0049】光学処理機構は、レーザスキャナ部202
2において、半導体レーザ(図示せず)から発射される
レーザ光をプリンタコントローラ1031から供給され
たイメージデータに応じてオン、オフ駆動するレーザド
ライバ2006を有し、半導体レーザから発射されたレ
ーザ光は回転多面鏡2007により走査方向に振られ
る。その主走査方向振られたレーザ光は、反射ミラー2
008を介して感光ドラム2005に折り返して導か
れ、感光ドラム2005上を主走査方向に露光する。
【0050】その際、先行して一次帯電器2023で一
様に帯電された感光ドラム2005上には、レーザ光に
よる走査露光によって静電潜像が形成され、その潜像は
現像器2020から供給されるトナー(本実施形態にお
いて、該トナーには、K(ブラック)のトナーが用いら
れている)によってトナー像に顕像化される。
【0051】感光ドラム2005上のトナー像は、転写
帯電器2025により給紙処理機構によって副走査方向
に同期して給紙される印刷用紙2027に転写される。
なお、感光ドラム2005及び現像器2020は、筐体
2001から着脱可能なドラムユニット2004に収容
されている。
【0052】また、反射ミラー2008は半透過型ミラ
ーからなり、その裏面側にはビームディテクタ2009
が配置され、該ビームディテクタ2009はレーザ光を
検出し、その検出信号はプリンタコントローラ1031
に与えられる。プリンタコントローラ1031は、ビー
ムディテクタ2009の検出信号に基づき、主走査方向
への露光タイミングを決定する水平同期信号を生成し、
その水平同期信号は、プリンタコントローラ1031に
出力される。2024はクリーナで、感光ドラム200
5上に残存するトナーを取り除く。2021は前露光ラ
ンプで、感光ドラム2005を除電する。
【0053】一方、定着処理機構は、印刷用紙に転写さ
れたトナー像を過熱するためのヒータが設けられてい
る。ヒータは、所定の定着温度が得られるようにエンジ
ン制御部1046からの信号により温調制御されている
(なお、印刷待機中は、パワーを低下させる制御も行わ
れている)。また、印刷用紙の給紙機構は、印刷用紙2
027を収容するカセット2010及び給紙トレイ20
19の印刷用紙と、反転給紙ユニット2011の印刷用
紙とを選択的に給紙するように構成されている。
【0054】なお、カセット2010は筐体2001内
に装着され、カセット2010には、前述した用紙有無
センサ1052のほか、仕切り板(図示せず)の移動位
置に応じて印刷用紙のサイズを電気的に検知するサイズ
検知機構が設けられている。
【0055】カセット2010内の印刷用紙は、その最
上紙から1枚単位でカセット給紙クラッチ2012の回
転駆動によって給紙ローラ2013まで搬送される。カ
セット給紙クラッチ2012は、給紙毎に駆動手段(図
示せず)によって間欠的に回転駆動されるカムから成
り、そのカムが1回転する毎に1枚の印刷用紙が給紙さ
れる。
【0056】給紙ローラ2013は、印刷用紙をその先
端部がレジストシャッタ2014に対応する位置まで搬
送し、レジストシャッタ2014は、給紙された印刷用
紙の押圧及びその解除によって、その印刷用紙の給紙停
止及びその解除を行う。そのレジストシャッタ2014
の動作は、レーザ光の副走査に同期するように制御され
る。なお、カセット2010は図示しないオプションカ
セットを所定数重ねてサイズ別等に装着できるように構
成されている。これに対し、手差しトレイ2019は筐
体2001に設けられ、ユーザによって手差しトレイ2
019に搭載された印刷用紙は、給紙ローラ2015で
レジストシャッタ2014に向けて給紙される。
【0057】一方、印刷用紙の搬送処理機構は、レジス
トシャッタ2014による押圧が解除された印刷用紙を
感光ドラム2005向けて搬送する搬送ローラ2016
と、定着器2017から排出された印刷用紙を筐体20
01上部に形成された排紙トレイFDまで導くための各
フラッパ2030,2031と、各搬送ローラ203
2,2033と、各搬送ローラ2032,2033を駆
動するための駆動手段(図示せず)とを有する。フラッ
パ2031は、これを切り替えることによって、筐体2
001上部に形成された排紙トレイFD、及び筐体20
01側面に形成された排紙トレイFUの排紙先を切り替
えることが可能であり、フェースダウンの印字(印刷の
終了した文書の若いページの表面が下になって印字され
る)を行う場合には、排紙トレイFDへ排紙し、フェー
スアップの印字(文書の若いページの表面が上になって
印字される)を行う場合には、排紙トレイFUへ排紙す
る。
【0058】また、フラッパ2030を切り替えること
によって、両面印字を行うことも可能である。2011
は、反転給紙ユニットであり、エンジン搬送ローラ20
34,2035,2036、及びフラッパ2037を備
える。
【0059】両面印字を行いフェースダウンで印字する
場合には(排紙トレイFDに表面が図中下、裏面が図中
上に来るように印字)、印刷用紙2027は、まず裏面
の印字から行われ、カセット2010から給紙された場
合(矢印Y1)、裏面が印字され(矢印Y2)、フラッ
パ2030により搬送ローラ2038,2034を介し
て反転給紙ユニット2011へ導かれる(矢印Y3,Y
4)。
【0060】不図示のセンサが印刷用紙2027の後端
を検知すると、印刷用紙2027は、搬送ローラ203
4を逆回転させ、フラッパ2037を切り替えることに
より搬送ローラ2035によって、反転給紙ユニット内
に給紙カセット2010と平行に納められる(矢印Y
5,Y6,Y7)。この時、印刷用紙に印字された面
(裏面)は、上を向いている。
【0061】次に給紙先を反転給紙ユニット2011を
指定すると、搬送ローラ2036、給紙ローラ2013
を経て(矢印Y8)、再度、転写帯電器2025、定着
器2017を通り表面が印字され(矢印Y9)、フラッ
パ2030,2031を切り替えることによって、排紙
トレイFD(矢印Y10)排紙されることになる。
【0062】また、両面印字を行いフェースアップで印
字する場合(排紙トレイFUに排紙する場合で表面が図
中下、裏面が図中上に来るように印字)は、先に表面を
印字して、反転給紙ユニット2011に排紙し、裏面を
印字して、反転給紙ユニット2011から排紙トレイF
U(矢印Y11)へ排紙することになる。
【0063】図3は、上記構成の印刷装置の本体に接続
される排紙装置の構成を示す模式図である。
【0064】この排紙装置3001は、筐体2001の
FU(図2)で示す部分に着脱可能であり、排紙装置3
001は、印刷された紙を保持して置く排紙ビン(1)
3002、排紙ビン(2)3003、排紙ビン(3)3
004、排紙ビン(4)3005、排紙ビン(5)30
06、及び排紙ビン(6)3007を有し、3021〜
3030は、エンジン部より送られて来た用紙を各ビン
に排紙するための搬送ローラである。
【0065】また、3050〜3055は、印字の終了
した用紙の搬送方向を切り替えるフラッパである。例え
ば、フラッパ3050,3054を点線で示すように切
り替えると、搬送された印刷用紙は、フェースアップで
排紙ビン(3)へと導かれることになる。
【0066】排紙ビン(6)は、厚紙やOHT等の特殊
用紙を排出する際のビンとして利用され、このビンへ印
刷用紙を送ることによって、フェースダウンで同様に排
紙ビン(1)〜(5)へ排紙することも可能である。こ
の場合、まずフラッパ3050,3051を実線のよう
にセットすると、用紙は、一旦排紙ビン(6)へ送られ
る。そして、用紙がフラッパ3051を通過した後に、
搬送ローラ3022を逆回転させることによって用紙を
戻し、さらにフラッパ3051を点線のように設定する
ことによって用紙の上下を反転させ、フラッパ3054
を点線で示すように切り替えることによって、フェース
ダウンで印字可能となる。このように、それぞれのフラ
ッパを操作することによって、各排紙ビン(1)〜
(6)に、フェースアップ、フェースダウンでの印字が
可能となる。
【0067】排紙ビン(1)〜(6)には、夫々の排紙
ビンに排出される文書にステープルを行うことが可能な
ステープル装置3010,3001,3012,301
3,3014が配されている。各ステープル装置は、ス
テープルが各排紙ビンで直接行われるため、他の排紙ビ
ンに排出する場合に影響を及ぼさない構造になってい
る。
【0068】また、筐体2001には、パネル部104
1を構成するための操作パネル2002が取り付けられ
ている。操作パネル2002には、指示入力操作のため
のスイッチ群、情報表示のためのLED表示器、及びL
CD表示器が設けられている。さらに、プリンタコント
ローラ1031により印字データ等の記憶に利用される
外部メモリ部1043を構成するための外部メモリユニ
ット2040が取り付けられている。
【0069】次に、上記構成のプリンタコントローラ1
031の動作について説明する。
【0070】ホストコンピュータ1001において、ユ
ーザからの指定により印刷の実行が指定されると、ホス
トコンピュータ1001から通信線1002を介して送
信されてきた制御コードやデータが送られ、ホストI/
F部1032を介して入力バッファ1033を経由しR
AM1036に蓄えられる。
【0071】CPU1034は、プログラムROM10
35に記述されたプログラムに従って、画像情報生成部
1037においてデータの処理を行い、図形や文字、イ
メージデータ等の各画像オブジェクトについて画像情報
を生成する。この際、文書情報管理部1061では、ホ
ストコンピュータ1001から送られてきた文書を文書
別に管理し、割り込み文書、被割り込み文書のデータを
認識し、それらのデータの印字状態を管理する。
【0072】そして、ページスケジューリング部106
2では、文書情報管理部1060の情報に従い、どのペ
ージを次に印字するかを考慮しながら、次に印字を行う
1ページ内の全ての画像オブジェクトの画像情報をビッ
トマップ画像展開転送部1038において実際に印刷す
るビットマップ画像に展開する。展開されたビットマッ
プ画像は、印刷装置エンジン部1039に送られ、指定
された排紙口より排紙されることになる。
【0073】両面印字の場合においてフェースダウンで
印字を行うときは、裏面の画像を先にビットマップ画像
展開転送部1040において実際に印刷するビットマッ
プ画像に展開する。展開した裏面のビットマップ画像
は、印刷装置エンジン部1036に送られ、カセットよ
り給紙して図2の反転給紙ユニット2011へ排紙す
る。続いて、表面の画像をビットマップ画像展開転送部
1038において実際に印刷するビットマップ画像に展
開し、展開した表面のビットマップ画像は印刷装置エン
ジン部1039に送られ、反転給紙ユニット2011よ
り給紙して図2の排紙口FDへ排紙する。
【0074】なお、本発明に適用するプリンタは、レー
ザビームプリンタに限られるものではなく、他のプリン
ト方式のプリンタでも良いことは言うまでもない。
【0075】以下、印刷処理を行っている途中でその印
刷処理を実行する際に最適な種類の用紙が不足した場合
に、ユーザから代替する用紙を指示してもらって印刷処
理を継続するための動作について説明する。
【0076】本実施形態では、ユーザに代替する用紙を
指示してもらう際には、指示されている印刷処理を適切
に継続できないような種類の用紙は選択することができ
ないように制御する。用紙の種類としては用紙サイズ、
用紙タイプの2つの要素を考慮する。用紙サイズは用紙
の大きさを示すもので、A4、A3といった名称で扱わ
れる。用紙タイプは用紙の材質などを示すもので、普通
紙、OHP用紙、第二原図用紙などがよく使われる。ま
た、本実施形態では再利用紙という用紙タイプも例とし
て説明に用いる。再利用紙は、用紙の片面に印刷を行っ
たが不要になったので、印刷していない片面だけを再利
用して無駄をなくそうというものである。
【0077】印刷をするにあたり、用紙にどのような画
像を印刷させるのかという指示に加え、画像を印刷した
用紙をどのように加工するかということを指示されるこ
ともある。ここではその指定を加工処理種として説明を
進める。加工処理種の具体的な例としては、清書、ステ
ープル、パンチ、両面が考えられる。
【0078】ユーザが印刷を指示する場合は、通常上記
した3つの要素、つまり用紙サイズ、用紙タイプ、及び
加工処理種をそれぞれ指定する。この3つの要素をまと
めて印刷モードと呼ぶことにする。
【0079】ある印刷モードを指定されたからといっ
て、その指定が実現可能とは限らない。ステープル装置
3010などの機械的制約や用紙タイプの制約などの理
由で、指定された用紙サイズや用紙タイプでは指定され
た加工処理種を実行できないことがある。印刷処理の実
行時や、用紙が不足した場合などには、実行可能な印刷
モードを調べ、その結果に応じて印刷に使用する用紙を
選択することになる。
【0080】このために、図4に示すような用紙サイズ
と用紙タイプを基にして、各加工処理種が実現可能かど
うかをまとめた情報をプログラムROM1035に格納
しておき、この情報を参照することにする。本実施形態
ではこの情報を印刷モードテーブルという名称で呼び、
説明を進める。また、プログラムROM1035にこの
印刷モードテーブルを格納するものとして説明を行うの
で、この内容は変化しない。しかし、この印刷モードテ
ーブルはROM1035に存在しなければならないわけ
ではなく、RAM1036に配置することも可能であ
る。例えば実行可能な加工処理種の情報は排紙装置30
01の種類に影響を受けるため、ユーザが使用する排紙
装置3001の種類に応じて印刷モードテーブルの内容
を変化させ、その内容をRAM1036に格納すること
も考えられる。
【0081】図4は、印刷モードテーブルの内容を示す
図である。
【0082】各用紙サイズや用紙タイプごとに、各加工
処理種を実現できるかどうかがまとめられている。加工
処理種を実現できるか否かという情報は1ビットあれば
表現できるので、実現できる場合を1、実現できない場
合を0として情報を格納している。例えば、用紙タイプ
が普通紙の場合は全ての加工処理種を実行することがで
きるのに対し、第二原図用紙の場合はステープルと両面
を実行することができない。2進数の数値で表現する
と、前者は「11111」となり、後者は「1101
0」となる。また用紙タイプが普通紙で用紙サイズがA
3の場合は、普通紙の条件とA3の条件の両方を同時に
満足させる必要がある。そこで、普通紙の条件「111
11」とA3の条件「11101」の2つのAND条件
をとり、「11101」という結果が得られ、最終的に
パンチ処理を実行できないことが分かる。
【0083】次に、本実施形態に係る具体的な処理を、
図5〜図8のフローチャートを用いて説明する。なお、
図5〜図8のフローチャートに従ったプログラムをプリ
ンタコントローラ1031内のプログラムROM103
5等に格納し動作することにより、以下の制御方法を実
現させることが可能となる。
【0084】この例では、カセット2010が5つ存在
し、その各カセット2010に図9で示すような種類の
用紙が入れられているものとして説明を行う。用紙サイ
ズにA4、用紙タイプに普通紙を指定して印刷を指示す
ると、1段目のカセット2010から給紙して印刷を開
始する。ところが印刷が完了しないうちに1段目のカセ
ット2010に入れた用紙を使い切ってしまった場合の
動作を説明する。
【0085】まずステップS501では、これから印刷
しようとしているページがその印刷ジョブの最初のペー
ジかどうかを調べ、最初のページであればステップS5
02へ進み、最初のページでなければステップS503
へ進む。
【0086】ステップS502では、どの段のカセット
2010から用紙を給紙して印刷するかという情報をク
リアし、ステップS504へ進む。この情報はRAM1
036に格納してあるので、任意のタイミングで情報の
設定、クリアが可能である。
【0087】ステップS503では、以前印刷したペー
ジとこれから印刷しようとしているページとの間で印刷
モードが変更されたかどうかを調べ、変更されていたら
ステップS502へ進み、変更されていなければステッ
プS504へ進む。ステップS502へ進んだ場合は、
前記したようにどの段のカセット2010から用紙を給
紙するかという情報をクリアして、新たにどの段から給
紙するかを決定することになる。
【0088】ステップS504では、印刷の際にどの段
のカセット2010から用紙を給紙するかという情報が
決定しているかどうかを調べ、決定していればステップ
S505へ進み、決定していなければステップS506
へ進む。この情報の格納されている場所は、ステップS
502でクリアしているものと同じものであり、結果的
にステップS502を実行していればステップS506
へ進むことになり、ステップS502を実行していなけ
ればステップS505へ進むことになる。
【0089】ステップS505では、給紙しようとして
いるカセット2010に用紙が入っているかどうかを調
べ、入っていればCを経て図7のステップS701へ進
み、入っていなければDを経て図6のステップS601
へ進む。このステップS505の処理を実行すること
で、給紙するカセット2010が決定していても用紙が
無くなってしまった場合は、ステップS601以降の処
理を実行することで他の適切なカセット2010を選択
し直して給紙することができる。
【0090】一方、ステップS506では、印刷しよう
としているページに対して指示された印刷モードの実行
が可能かどうかを調べ、可能であればDを経て図6のス
テップS601へ進み、可能でなければステップS50
7へ進む。この判断を行うためには、図4の印刷モード
テーブルの情報を参照する。
【0091】例えば、指示されている印刷モードがA
4、普通紙、ステープルであれば、A4の数値「111
11」と普通紙の数値「11111」からANDをとる
と「11111」となり、ステープルを示すビットが1
になり、ステープルを実行できることが分かる。従って
この場合はステップS601へ進むことになる。一方、
指示されている印刷モードがA4、OHP用紙、ステー
プルであれば、A4の数値「11111」とOHP用紙
の数値「11000」からANDをとると「1100
0」となり、ステープルを示すビットが0になり、ステ
ープルを実行できないことが分かる。従ってこの場合は
ステップS507へ進むことになる。
【0092】ステップS507では、ステップS506
で行った判断でこれ以上印刷を継続できないことが分か
ったので残りのデータを削除し、ステップS508へ進
む。ステップS508では、印刷を中断してデータを削
除したことを印刷処理履歴に記録し、処理を終了する。
この印刷処理履歴は、RAM1036に記録して電源断
時に消去してしまうことも可能であるし、図示していな
いハードディスクやフラッシュROMなどの不揮発性メ
モリに記録して電源断後も保持しておくことも可能であ
る。
【0093】ここまで説明した制御を行うことで、実現
することのできない印刷モードが指示された場合に無駄
な印刷を行わず、データを削除し、さらにその旨を印刷
処理履歴として記録することができる。
【0094】図6のステップS601以降では、これか
ら印刷しようとしているページに使う用紙を給紙するカ
セット2010を決定する。
【0095】ステップS601では、各カセット201
0を1つずつ調べるため最初の調査対象として1段目の
カセット2010を選択し、ステップS602へ進む。
ステップS602では、調査対象のカセット2010の
情報を獲得し、ステップS603へ進む。カセット20
10の情報を獲得するには、図9に示した情報をRAM
1036から読み出してくるものとして説明を進める。
またこの情報のことをカセット情報テーブルと呼ぶこと
とする。
【0096】カセット情報テーブルの内容は、各カセッ
ト2010に入れられている用紙のサイズやタイプが変
更になった場合は、然るべきタイミングで書き換えられ
るものとする。従って、各カセット2010にどのよう
な用紙が入れられているかを調べるには、このカセット
情報テーブルの情報を読み取ればよい。例えば調査対象
としているカセット2010が1段目であれば、A4で
普通紙という情報を得ることができる。ただし、カセッ
ト情報テーブルを利用して各カセット2010に入れら
れている用紙の種類を調べる方法は、本発明を実現する
ための1つの例に過ぎず、各カセット2010に直接問
い合わせる方法でも本発明は実現可能であり、どのよう
な方法で調べるかは本発明を規定するための条件ではな
い。
【0097】ステップS603では、ステップS602
で獲得した調査対象のカセット2010に入れられてい
る用紙の情報とこれから印刷しようとしているページに
対して指示された印刷モードの内容とを比較し、最適な
カセット2010かどうかの判断を行う。最適なカセッ
ト2010でなければステップS604へ進み、最適な
カセットであればステップS606へ進む。例えば指示
されている印刷モードがA4、普通紙、ステープルであ
るとしたら、調査対象としているカセット2010が1
段目であればA4の普通紙を給紙できるので、ステップ
S606へ進むことになる。それに対して、調査対象と
しているカセット2010が2段目であればA3の普通
紙が入れられているため、ステップS604へ進むこと
になる。
【0098】ステップS604では、調査対象としてい
るカセット2010を次のものにし、ステップS605
へ進む。ステップS605では、調査対象としているカ
セット2010が実際に存在するものかどうかを調べ、
存在しているものであればステップS602へ戻り、存
在していないものであればEを経て図8のステップS8
01へ進む。このステップS601からステップS60
5までの処理を繰り返すことで、これから印刷しようと
しているページに対して指示された印刷モードに最適な
用紙が入れられたカセット2010を探し出すことがで
きる。また最適な用紙が入れられたカセット2010が
存在しない場合は、Eを経て図8のステップS801へ
進むことになる。
【0099】一方、ステップS606では、見つけ出し
た最適な用紙が入れられたカセット2010に用紙が入
っているかどうかを調べ、入っていればステップS60
7へ進み、入っていなければステップS604へ進む。
このように制御することで、最適な用紙の入っているカ
セット2010を見つけ出しても、用紙が入れられてい
ない場合は他のカセット2010を探すように動作させ
ることができる。
【0100】ステップS607では、ステップS603
で探し出したカセット2010から給紙を行うとの情報
を書き込み、Cを介して図7のステップS701へ進
む。この情報を書き込む領域は、図5のステップS50
2で情報をクリアしたり、ステップS504で参照した
りしている領域と同じ領域である。
【0101】以上のようにステップS601以降の処理
を行うことで、印刷に最適な用紙の入ってるカセット2
010から給紙を行うことができるようになる。
【0102】図7のステップS701以降では、給紙を
行うカセット2010が決定した以降の印刷動作を行っ
ている。
【0103】ステップS701では、すでに決定してい
るどのカセット2010から給紙するかという情報に従
って用紙を給紙して印刷処理を行い、ステップS702
へ進む。
【0104】ステップS702では、現在処理中の印刷
ジョブにまだ印刷しなければならないページがあるかど
うかを調べ、まだ印刷するページがあればAを経て図5
のステップS503へ戻り、もう印刷するページがなけ
ればステップS703へ進む。
【0105】ステップS703では、印刷処理履歴に正
常に印刷処理が完了したことを記録して処理を終わる。
【0106】以上説明した処理を繰り返して実行するこ
とで、印刷ジョブに含まれている全ての印刷データを印
刷することができる。
【0107】次に、図8のステップS801以降の処理
を説明する。
【0108】ステップS801に制御が来るのは、これ
から印刷しようとしているページに対して指定された印
刷モードを実現するための最適な用紙が存在しなかった
場合である。
【0109】ステップS801では、操作パネル200
2のLCD部分に給紙するためのカセット2010を強
制的に選択する旨を表示し、ステップS802へ進む。
表示するメッセージの一例を図10(a)に記載した。
このように表示することで、ユーザに対して印刷に最適
な用紙がない旨を通知し、代替の用紙を強制的に選択し
てもらうことをユーザに求めることができる。
【0110】ステップS802では、各カセット201
0から強制的に用紙を給紙できるかどうかを調べるため
に、まず1段目のカセット2010を調査対象とし、ス
テップS803へ進む。
【0111】ステップS803では、調査対象としてい
るカセット2010に入っている用紙で、これから印刷
しようとしているページに対して指示された印刷モード
のうちの加工処理種を実行できるかどうかを調べ、実行
できればステップS804へ進み、実行できなければス
テップS805へ進む。
【0112】ステップS804では、調査対象としてい
るカセット2010を強制選択の対象にできるというこ
とで、操作パネル2002のLCD部分に選択可能なボ
タンとして表示を行い、ステップS806へ進む。
【0113】一方、ステップS805では、調査対象と
しているカセット2010は強制選択の対象にできない
ということで、操作パネル2002のLCD部分に選択
不可能なボタンとして表示を行い、ステップS806へ
進む。
【0114】このステップS803、S804、S80
5の動作を行うことで、調査対象としているカセット2
010に入っている用紙の種類と印刷しようとしている
ページに対して指定された印刷モードとに応じて、その
カセット2010を強制選択の対象できるのか否かを調
べ、その結果を操作パネル2002のLCD部分に表示
として反映させることができる。例えば指定されている
印刷モードのうち加工処理種としてステープルが指示さ
れているものとする。調査対象のカセット2010が1
段目の場合、A4の数値「11111」と普通紙の数値
「11111」からANDをとると「11111」とな
り、ステープルを示すビットが1になり、ステープルを
実行できることが分かる。その結果、制御はステップS
804へ進み、1段目のカセット2010は強制選択可
能なものとして操作パネル2002のLCD部分に表示
される。
【0115】一方、調査対象のカセット2010が5段
目の場合、Aの数値「11111」と第二原図用紙の数
値「11010」からANDをとると「11010」と
なり、ステープルを示すビットが0になり、ステープル
を実行できないことが分かる。その結果、制御はステッ
プS805へ進み、5段目のカセット2010は強制選
択不可能なものとして操作パネル2002のLCD部分
に表示される。
【0116】次にステップS806では、調査対象とし
ているカセット2010を次のものにし、ステップS8
07へ進む。ステップS807では、調査対象としてい
るカセット2010が実際に存在するものかどうかを調
べ、存在しているものであればステップS803へ戻
り、存在していないものであればステップS808へ進
む。
【0117】このステップS803からステップS80
7までの処理を繰り返すことで、全てのカセット201
0に対して強制選択の対象にできるかできないかを調べ
ることができる。例えば、これから印刷使用としてるペ
ージの印刷モードとしてA4、普通紙、パンチ処理が指
定されていたとする。通常は1段目のカセット2010
から給紙を行って印刷を実行するが、1段目のカセット
2010の用紙が無くなった場合は、他に最適な用紙の
入っているカセット2010を探す。ところが本実施形
態の場合は、1段目以外のカセットに最適な用紙が入れ
られていないので、ステップS801からの処理を行う
ことになる。
【0118】そこで、各カセットに入れられている用紙
のサイズとタイプの数値のANDを取り、各カセットの
用紙でパンチ処理を実行可能かどうかの判断を行う。そ
の判断のための演算結果を図10(b)の表に示す。こ
れによると、1段目、3段目、5段目のカセット201
0が強制選択可能なものと判断でき、最終的に図10
(c)のような情報を操作パネル2002のLCD部分
に表示する。この表示において、2段目と4段目のカセ
ット2010は薄く表示を行い、またこれらのボタンを
押しても無視するように画面を制御する。こうすること
で、1段目、3段目、5段目のカセット2010の選択
はできるが、2段目と4段目のカセットの選択はできな
くなる。
【0119】ステップS808では、ユーザからのカセ
ット2010の強制選択の指示を待ち、その指示をその
まま給紙を行うカセット2010として記憶し、Bを経
て図5のステップS505へ進む。この場合、図10
(c)の画面が操作パネル2002のLCD部分に表示
されているため、ユーザは1段目、3段目、5段目のい
ずれかのカセット2010を選択できることになる。
【0120】以上のように、ステップS801からステ
ップS808の処理を行うことで、最適な用紙の入った
カセット2010が存在しない場合でも、指定されてい
る加工処理種を実行することのできる用紙の入ったカセ
ット2010をユーザに選択させて印刷処理を継続でき
るようになる。また、1段目のカセット2010にA4
の普通紙を補給し直すことで、印刷に最適な用紙を使っ
て意図した通りの完全な印刷結果を得るように印刷を継
続することもできる。
【0121】また、これまで説明した図5〜図8の処理
を行うことで、用紙の有無や印刷モードの変化に応じて
も適切な用紙の入ったカセット2010をユーザが選択
して印刷を継続させることができる。
【0122】[第2実施形態]上記第1実施形態では、
印刷モードの加工処理種が1種類のみ指定された場合の
例を説明した。本実施形態では、複数の加工処理種が同
時に指定された場合の動作について説明する。
【0123】印刷モードの加工処理種が複数同時に指定
された場合、指定された全ての加工処理種の実行が可能
であれば全体として印刷処理の実行が可能になることに
なる。例えば、カセット情報テーブルの内容が図9の状
態でパンチと清書が同時に指定された場合、図11
(a)の表のような条件判断が行われる。つまり、各カ
セット2010に対してパンチ及び清書の実行が可能か
どうかを調べ、可能であれば1とし、不可能であれば0
とする。そのようにすると、パンチと清書の両方が1に
なっているカセットだけがパンチと清書の2つの加工処
理種を同時に実行することが可能であると判断すること
ができる。この図11(a)の表によると、1段目と5
段目のカセットだけがパンチと清書を同時に実行できる
ことが分かる。
【0124】この判断処理は、前記した図5のステップ
S506と図8のステップS803の部分で実行され
る。例えばステップS803で図11(a)のような状
況の場合は、操作パネル2002のLCD部分に図11
(c)に示す情報が表示されることになる。この状態で
あると、ユーザは1段目と5段目のどちらかのカセット
を選択できることになる。
【0125】以上説明したように本発明は、複数の加工
処理種が同時に指定されている場合にも適用することが
できる。また本実施形態では2つの加工処理種が同時に
指定されている場合の例を説明したが、3つ以上の加工
処理種が同時に指定されていても適用可能であり、数を
制限するものではない。
【0126】[第3実施形態]上記した第1実施形態で
は、図8のフローチャートで説明した処理で、給紙する
カセットを強制的に選択する際に、指定していた加工処
理種を実行することのできない用紙が入っているカセッ
トは選択できないように制御していた。これに対して本
実施形態では、指定していた加工処理種を実行すること
のできない用紙が入っているカセットも強制選択の対象
とする動作について説明する。
【0127】処理全体の流れは、上記各実施形態とほぼ
同じで図4及び図9の各種テーブルを参照して、図5、
図6、図7及び図12のフローチャートの動作を実行す
る。上記第1実施形態と唯一異なる処理は、図8の代わ
りに用いた図12のフローチャートのステップ805a
の部分の処理である。上記の第1実施形態では、ステッ
プS805で、指定された加工処理種を実行することの
できないカセットを操作パネル2002のLCD部分に
表示する際は、選択不可能なボタンとして表示してい
た。これに対して、本実施形態では、図12に示すステ
ップS805aで選択可能なボタンとして表示を行い、
表示を行う際にそのカセット2010に入っている用紙
を選択すると指定していた加工処理種の実行ができない
ことを意味する印を、該ボタンと共に表示するものとす
る。
【0128】図13に加工処理種としてパンチ処理を指
定した場合の表示例を示す。
【0129】2段目のカセットに入っているA3の普通
紙と4段目のカセットに入っているA4のOHP用紙に
対してパンチ処理を実行することができないため、図1
3に示した画面では、2段目と4段目のカセット201
0に対して「×」という印をつけている。この印によっ
て、これらのカセットからの給紙を指示した場合にはパ
ンチ処理が実行されないことをユーザは認識できる。
【0130】以上説明したように本発明は、指定した加
工処理を実行して印刷を継続する必要があるか、無視し
て印刷を継続できればよいかの判断をユーザに委ねるこ
とができる。
【0131】[第4実施形態]上記した各実施形態で
は、図8のフローチャートで説明した処理で、印刷を継
続させるために必ず給紙を行うカセットを選択するよう
に制御していた。本実施形態では、最適な用紙が存在し
ない場合には、印刷を途中で止めることをユーザが選択
できるようにする動作について説明する。
【0132】処理全体の流れは、上記第1実施形態とほ
ぼ同じで、図4及び図9の各種テーブルを参照して図
5、図6、図7及び図14のフローチャートの動作を実
行する。
【0133】上記第1実施形態と異なる点は、図8の代
わりに図14のフローチャートの処理を行う点である。
図14のフローチャートの処理は図8のものとほとんど
同じであるので、異なる部分の説明だけを行う。
【0134】図8のステップS801からステップS8
08までの処理と全く同じ処理を行うが、操作パネル2
002のLCD部分に表示する画面には、図15に示し
たように「中止」を指示することのできるボタン150
1を設ける。
【0135】ステップS1309では、ステップS80
8で指示されたユーザの選択内容を調べ、「中止」をユ
ーザが選択していたらFを経て図5のステップS507
へ進み、「中止」以外でカセットのいずれかを選択して
いたらBを経て図5のステップS505へ進む。このよ
うにすることで、ユーザがカセット2010を強制的に
選択して印刷を継続するのではなく、印刷の中止を指示
することができる。
【0136】以上説明したように本実施形態では、印刷
を継続するのに最適な用紙が存在しない場合は、他の用
紙で強制的に印刷を継続するのではなく印刷を中断する
ように制御することができる。
【0137】なお、本発明は、上述した実施形態の装置
に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適
用しても、1つの機器から成る装置に適用してもよい。
前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプロ
グラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装
置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、完成さ
れることは言うまでもない。
【0138】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることがで
きる。また、コンピュータが読み出したプログラムコー
ドを実行することにより、前述した実施形態の機能が実
現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述し
た実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言
うまでもない。
【0139】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指
示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニット
に備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部又
は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0140】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る印刷装置で
は、用紙に対して所定の処理を施して印刷することが可
能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙が装着される
複数の給紙段と、現在使用中の給紙段から用紙が無くな
ったことを検出する用紙無し検出手段と、印刷に関する
情報を表示する表示部とを備えた印刷装置において、前
記各給紙段にどのような種類の用紙が装着されているか
を記録した用紙種記録手段と、用紙の種類とその用紙に
対して施すことのできる処理との関係を記録した処理可
否記録手段と、前記用紙種記録手段と前記処理可否記録
手段から得た情報を基に、どの給紙段に装着されている
用紙に対してなら前記所定の処理を実行できるかを判断
する処理可否判断手段と、現在使用中の給紙段の用紙無
し状態を前記用紙無し検出手段が検出したときに、前記
処理可否判断手段により前記所定の処理を実行できる用
紙が装着された給紙段を決定し、その決定結果である給
紙段情報を前記表示部に表示する給紙段表示手段と、前
記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示手
段によって表示された給紙段情報の中から選択させる給
紙段選択手段とを設けたので、現在使用中の給紙段から
用紙が無くなったことで印刷処理が一時中断した状態の
ときに、ユーザが他の給紙段を選んで印刷を継続させる
ために、施す予定の処理を実行することのできる用紙が
セットされている給紙段のみをユーザに提示することが
できるようになり、不適切な用紙を選択して、用紙に対
して然るべき処理が実行されなくなることを防ぐことが
可能になる。
【0141】請求項2記載の発明に係る印刷装置では、
用紙に対して所定の処理を施して印刷することが可能な
印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙が装着される複数
の給紙段と、現在使用中の給紙段から用紙が無くなった
ことを検出する用紙無し検出手段と、印刷に関する情報
を表示する表示部と、外部より印刷に関する操作を行う
ための操作部とを備えた印刷装置において、前記各給紙
段にどのような種類の用紙が装着されているかを検出し
記憶する用紙種検出手段と、用紙の種類とその用紙に対
して施すことのできる処理との関係を記録した処理可否
記録手段と、前記用紙種検出手段と前記処理可否記録手
段から得た情報を基に、どの給紙段に装着されている用
紙に対してなら前記所定の処理を実行できるかを判断す
る処理可否判断手段と、現在使用中の給紙段の用紙無し
状態を前記用紙無し検出手段が検出したときに、前記表
示部に給紙要求を表示する給紙要求表示手段と、前記処
理可否判断手段により前記所定の処理を実行できる用紙
が装着された給紙段を決定し、その決定結果である給紙
段情報を、前記表示部に前記給紙要求を表示するに際に
同時に表示する給紙段表示手段と、前記印刷部へ給紙を
行わせる給紙段を、前記給紙段表示手段によって表示さ
れた給紙段情報の中から前記操作部を介して選択させる
給紙段選択手段とを設けたので、簡単かつ的確に上記請
求項1の発明と同等の効果を奏する。
【0142】請求項3記載の発明に係る印刷装置では、
請求項1又は請求項2記載の印刷装置において、前記給
紙段表示手段は、前記所定の処理を実行できる用紙が装
着された給紙段を前記表示部に表示すると同時に、それ
以外の給紙段は、前記所定の処理を実行できない給紙段
であるとして前記表示部に表示する構成にし、前記給紙
段選択手段は、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、
前記給紙段表示手段によって表示された全ての給紙段情
報の中から選択させる構成にしたので、現在使用中の給
紙段から用紙が無くなったことで印刷処理が一時中断し
た状態のときに、ユーザが他の給紙段を選んで印刷を継
続させるために、施す予定の処理を実行することのでき
る用紙がセットされていない給紙段がどれかという情報
をユーザに提示することができるようになり、施す予定
の処理を行って印刷を継続するか、行わずに印刷を継続
するかをユーザの判断で選択できるようになる。
【0143】請求項4記載の発明に係る印刷装置では、
用紙に対して所定の処理を施して印刷することが可能な
印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙が装着される複数
の給紙段と、現在使用中の給紙段から用紙が無くなった
ことを検出する用紙無し検出手段とを備えた印刷装置に
おいて、前記各給紙段にどのような種類の用紙が装着さ
れているかを記録した用紙種記録手段と、前記印刷部へ
給紙する用紙の種類とその用紙に対して施すことのでき
る処理との関係を記録した処理可否記録手段と、前記用
紙種記録手段と前記処理可否記録手段から得た情報を基
に、どの給紙段に装着されている用紙に対してなら、前
記所定の処理の実行を含む最適な印刷処理を行うことが
できるかを判断する最適可否判断手段と、現在使用中の
給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し検出手段が検出し
たときに、前記最適可否判断手段により、前記最適な印
刷処理が可能な用紙が装着された給紙段を決定し、この
給紙段を前記印刷部へ給紙を行わせる新たな給紙段とす
る制御手段とを備えたので、現在使用中の給紙段から印
刷処理に最適な用紙が無くなったことで印刷処理が一時
中断した状態のときに、ユーザが他の給紙段に存在する
最適な用紙を選んで印刷を継続させることが可能にな
る。
【0144】請求項5記載の発明に係る印刷装置では、
請求項4記載の印刷装置において、印刷に関する情報を
表示する表示部と、前記用紙種記録手段と前記処理可否
記録手段から得た情報を基に、どの給紙段に装着されて
いる用紙に対してなら前記所定の処理を実行できるかを
判断する処理可否判断手段と、前記最適可否判断手段に
より、前記最適な印刷処理が可能な用紙が装着された給
紙段を決定することができなかった場合は、前記処理可
否判断手段により前記所定の処理を実行できる用紙が装
着された給紙段を決定し、その決定結果である給紙段情
報を、前記表示部に表示する給紙段表示手段と、前記印
刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示手段に
よって表示された給紙段情報の中から選択させる給紙段
選択手段とを備えたので、最適な用紙の入った給紙段が
存在しない場合でも、指定されている処理を実行するこ
とのできる用紙が入った給紙段をユーザに選択させて印
刷処理を継続することができる。また最適な用紙を補給
し直すことで、印刷に最適な用紙を使って意図した通り
の完全な印刷結果を得るように印刷を継続することもで
きる。
【0145】請求項6記載の発明に係る印刷装置では、
請求項4記載の印刷装置において、印刷に関する情報を
表示する表示部と、外部より印刷に関する操作を行うた
めの操作部と、前記用紙種記録手段と前記処理可否記録
手段から得た情報を基に、どの給紙段に装着されている
用紙に対してなら前記所定の処理を実行できるかを判断
する処理可否判断手段と、前記最適可否判断手段によ
り、前記最適な印刷処理が可能な用紙が装着された給紙
段を決定することができなかった場合は、前記表示部に
給紙要求を表示する給紙要求表示手段と、前記処理可否
判断手段により前記所定の処理を実行できる用紙が装着
された給紙段を決定し、その決定結果である給紙段情報
を、前記表示部に前記給紙要求を表示するに際に同時に
表示する給紙段表示手段と、前記印刷部へ給紙を行わせ
る給紙段を、前記給紙段表示手段によって表示された給
紙段情報の中から前記操作部を介して選択させる給紙段
選択手段とを備えたので、簡単かつ的確に上記請求項5
の発明と同様の効果を奏する。
【0146】請求項7記載の発明に係る印刷装置では、
請求項5又は請求項6記載の印刷装置において、前記給
紙段表示手段は、前記所定の処理を実行できる用紙が装
着された給紙段を前記表示部に表示すると同時に、それ
以外の給紙段を、前記所定の処理を実行できない給紙段
として前記表示部に表示する構成にし、前記給紙段選択
手段は、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給
紙段表示手段によって表示された全ての給紙段情報の中
から選択させる構成にしたので、上記請求項3の発明と
同様の効果を奏する。
【0147】請求項8記載の発明に係る印刷装置では、
請求項4乃至請求項7のいずれかに記載の印刷装置にお
いて、前記最適可否判断手段により、前記最適な印刷処
理が可能な用紙が装着された給紙段を決定することがで
きなかった場合は、印刷処理の中断を可能とする構成に
したので、指定した処理を実行して印刷を継続する必要
があるか、無視して印刷を継続できればよいかの判断を
ユーザに委ねることができる。
【0148】請求項9記載の発明に係る印刷装置では、
請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の印刷装置にお
いて、前記処理可否記録手段に記録されている用紙の種
類として、用紙の質及び/又は用紙の大きさを用いるの
で、現在使用中の給紙段から用紙が無くなったことで印
刷処理が一時中断した状態のときに、ユーザが他の給紙
段を選んで印刷を継続させるために、施す予定の処理を
実行することのできる質及び/又は大きさの用紙がセッ
トされている給紙段のみをユーザに提示することができ
るようになり、不適切な質及び/又は大きさの用紙を選
択して、用紙に対して然るべき処理が実行されなくなる
ことを防ぐことが可能になる。
【0149】請求項10記載の発明に係る印刷装置で
は、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の印刷装置
において、前記処理可否記録手段に記録されている用紙
に対して施すことのできる処理として、ステープル処
理、パンチ処理及び/又は両面印刷処理が記録されてい
るので、現在使用中の給紙段から用紙が無くなったこと
で印刷処理が一時中断した状態のときに、ユーザが他の
給紙段を選んで印刷を継続させるために、施す予定のス
テープル処理、パンチ処理及び/又は両面印刷処理を実
行することのできる用紙がセットされている給紙段のみ
をユーザに提示することができるようになり、不適切な
用紙を選択して、用紙に対して然るべきステープル処
理、パンチ処理及び/又は両面印刷処理処理が実行され
なくなることを防ぐことが可能になる。
【0150】請求項11記載の発明に係る印刷システム
では、請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の印刷
装置を備えたので、上記請求項1乃至請求項10の発明
と同様の効果を奏する。
【0151】請求項12記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、用紙に対して所定の処理を施して印刷する
ことが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙が装
着される複数の給紙段と、現在使用中の給紙段から用紙
が無くなったことを検出する用紙無し検出手段と、印刷
に関する情報を表示する表示部とを備えた印刷装置にお
いて、前記各給紙段にどのような種類の用紙が装着され
ているかを記録した用紙種記録手段と、用紙の種類とそ
の用紙に対して施すことのできる処理との関係を記録し
た処理可否記録手段と、前記用紙種記録手段と前記処理
可否記録手段から得た情報を基に、どの給紙段に装着さ
れている用紙に対してなら前記所定の処理を実行できる
かを判断する処理可否判断手段とを予め設けておき、現
在使用中の給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し検出手
段が検出したときに、前記処理可否判断手段により前記
所定の処理を実行できる用紙が装着された給紙段を決定
し、その決定結果である給紙段情報を前記表示部に表示
する給紙段表示処理と、前記印刷部へ給紙を行わせる給
紙段を、前記給紙段表示処理によって表示された給紙段
情報の中から選択させる給紙段選択処理とを実行するの
で、上記請求項1の発明と同様の効果を奏する。
【0152】請求項13記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、用紙に対して所定の処理を施して印刷する
ことが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙が装
着される複数の給紙段と、現在使用中の給紙段から用紙
が無くなったことを検出する用紙無し検出手段と、印刷
に関する情報を表示する表示部と、外部より印刷に関す
る操作を行うための操作部とを備えた印刷装置におい
て、前記各給紙段にどのような種類の用紙が装着されて
いるかを検出し記憶する用紙種検出手段と、用紙の種類
とその用紙に対して施すことのできる処理との関係を記
録した処理可否記録手段と、前記用紙種検出手段と前記
処理可否記録手段から得た情報を基に、どの給紙段に装
着されている用紙に対してなら前記所定の処理を実行で
きるかを判断する処理可否判断手段とを予め設けてお
き、現在使用中の給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し
検出手段が検出したときに、前記表示部に給紙要求を表
示する給紙要求表示処理と、前記処理可否判断手段によ
り前記所定の処理を実行できる用紙が装着された給紙段
を決定し、その決定結果である給紙段情報を、前記表示
部に前記給紙要求を表示するに際に同時に表示する給紙
段表示処理と、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、
前記給紙段表示処理によって表示された給紙段情報の中
から前記操作部を介して選択させる給紙段選択処理とを
実行するので、上記請求項2の発明と同様の効果を奏す
る。
【0153】請求項14記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、請求項12又は請求項13記載の印刷装置
の制御方法において、前記給紙段表示処理は、前記所定
の処理を実行できる用紙が装着された給紙段を前記表示
部に表示すると同時に、それ以外の給紙段は、前記所定
の処理を実行できない給紙段であるとして前記表示部に
表示し、前記給紙段選択処理は、前記印刷部へ給紙を行
わせる給紙段を、前記給紙段表示処理によって表示され
た全ての給紙段情報の中から選択させるので、上記請求
項3の発明と同様の効果を奏する。
【0154】請求項15記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、用紙に対して所定の処理を施して印刷する
ことが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙が装
着される複数の給紙段と、現在使用中の給紙段から用紙
が無くなったことを検出する用紙無し検出手段とを備え
た印刷装置において、前記各給紙段にどのような種類の
用紙が装着されているかを記録した用紙種記録手段と、
前記印刷部へ給紙する用紙の種類とその用紙に対して施
すことのできる処理との関係を記録した処理可否記録手
段と、前記用紙種記録手段と前記処理可否記録手段から
得た情報を基に、どの給紙段に装着されている用紙に対
してなら、前記所定の処理の実行を含む最適な印刷処理
を行うことができるかを判断する最適可否判断手段とを
予め設けておき、現在使用中の給紙段の用紙無し状態を
前記用紙無し検出手段が検出したときに、前記最適可否
判断手段により、前記最適な印刷処理が可能な用紙が装
着された給紙段を決定し、この給紙段を前記印刷部へ給
紙を行わせる新たな給紙段とするので、上記請求項4の
発明と同様の効果を奏する。
【0155】請求項16記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、請求項15記載の印刷装置の制御方法にお
いて、印刷に関する情報を表示する表示部と、前記用紙
種記録手段と前記処理可否記録手段から得た情報を基
に、どの給紙段に装着されている用紙に対してなら前記
所定の処理を実行できるかを判断する処理可否判断手段
を設けておき、前記最適可否判断手段により、前記最適
な印刷処理が可能な用紙が装着された給紙段を決定する
ことができなかった場合は、前記処理可否判断手段によ
り前記所定の処理を実行できる用紙が装着された給紙段
を決定し、その決定結果である給紙段情報を、前記表示
部に表示する給紙段表示処理と、前記印刷部へ給紙を行
わせる給紙段を、前記給紙段表示処理によって表示され
た給紙段情報の中から選択させる給紙段選択処理とを実
行するので、上記請求項5の発明と同様の効果を奏す
る。
【0156】請求項17記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、請求項15記載の印刷装置の制御方法にお
いて、印刷に関する情報を表示する表示部と、外部より
印刷に関する操作を行うための操作部と、前記用紙種記
録手段と前記処理可否記録手段から得た情報を基に、ど
の給紙段に装着されている用紙に対してなら前記所定の
処理を実行できるかを判断する処理可否判断手段とを設
けておき、前記最適可否判断手段により、前記最適な印
刷処理が可能な用紙が装着された給紙段を決定すること
ができなかった場合は、前記表示部に給紙要求を表示す
る給紙要求表示処理と、前記処理可否判断手段により前
記所定の処理を実行できる用紙が装着された給紙段を決
定し、その決定結果である給紙段情報を、前記表示部に
前記給紙要求を表示するに際に同時に表示する給紙段表
示処理と、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記
給紙段表示処理によって表示された給紙段情報の中から
前記操作部を介して選択させる給紙段選択処理とを実行
するので、上記請求項6の発明と同様の効果を奏する。
【0157】請求項18記載の発明に係る印刷装置で
は、請求項16又は請求項17記載の印刷装置におい
て、前記給紙段表示処理は、前記所定の処理を実行でき
る用紙が装着された給紙段を前記表示部に表示すると同
時に、それ以外の給紙段を、前記所定の処理を実行でき
ない給紙段として前記表示部に表示し、前記給紙段選択
処理は、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給
紙段表示手段によって表示された全ての給紙段情報の中
から選択させるので、上記請求項7の発明と同様の効果
を奏する。
【0158】請求項19記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、請求項15乃至請求項18のいずれかに記
載の印刷装置の制御方法において、前記最適可否判断手
段により、前記最適な印刷処理が可能な用紙が装着され
た給紙段を決定することができなかった場合は、印刷処
理の中断をするので、上記請求項8の発明と同様の効果
を奏する。
【0159】請求項20記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、請求項12乃至請求項19のいずれかに記
載の印刷装置の制御方法において、前記処理可否記録手
段に記録されている用紙の種類として、用紙の質及び/
又は用紙の大きさを用いるので、上記請求項9の発明と
同様の効果を奏する。
【0160】請求項21記載の発明に係る印刷装置の制
御方法では、請求項12乃至請求項20のいずれかに記
載の印刷装置の制御方法において、前記処理可否記録手
段に記録されている用紙に対して施すことのできる処理
として、ステープル処理、パンチ処理及び/又は両面印
刷処理が記録されているので、上記請求項10の発明と
同様の効果を奏する。
【0161】請求項22記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、用紙に対して所定の処理を施し
て印刷することが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙す
る用紙が装着される複数の給紙段と、印刷に関する情報
を表示する表示部と、前記各給紙段にどのような種類の
用紙が装着されているかを記録した用紙種記録手段と、
用紙の種類とその用紙に対して施すことのできる処理と
の関係を記録した処理可否記録手段と、現在使用中の給
紙段から用紙が無くなったことを検出する用紙無し検出
手段とを備えた印刷装置の制御方法を実行するための制
御プログラムを提供する媒体であって、前記制御プログ
ラムは、前記用紙種記録手段と前記処理可否記録手段か
ら得た情報を基に、どの給紙段に装着されている用紙に
対してなら前記所定の処理を実行できるかを判断する処
理可否判断ステップと、現在使用中の給紙段の用紙無し
状態を前記用紙無し検出手段が検出したときに、前記処
理可否判断ステップを用いて前記所定の処理を実行でき
る用紙が装着された給紙段を決定し、その決定結果であ
る給紙段情報を前記表示部に表示する給紙段表示ステッ
プと、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙
段表示ステップによって表示された給紙段情報の中から
選択させる給紙段選択ステップとを備えたので、上記請
求項1の発明と同様の効果を奏する。
【0162】請求項23記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、用紙に対して所定の処理を施し
て印刷することが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙す
る用紙が装着される複数の給紙段と、印刷に関する情報
を表示する表示部と、外部より印刷に関する操作を行う
ための操作部と、前記各給紙段にどのような種類の用紙
が装着されているかを検出し記憶する用紙種検出手段
と、用紙の種類とその用紙に対して施すことのできる処
理との関係を記録した処理可否記録手段と、現在使用中
の給紙段から用紙が無くなったことを検出する用紙無し
検出手段とを備えた印刷装置の制御方法を実行するため
の制御プログラムを提供する媒体であって、前記制御プ
ログラムは、前記用紙種検出手段と前記処理可否記録手
段から得た情報を基に、どの給紙段に装着されている用
紙に対してなら前記所定の処理を実行できるかを判断す
る処理可否判断ステップと、現在使用中の給紙段の用紙
無し状態を前記用紙無し検出手段が検出したときに、前
記表示部に給紙要求を表示する給紙要求表示ステップ
と、前記処理可否判断ステップを用いて前記所定の処理
を実行できる用紙が装着された給紙段を決定し、その決
定結果である給紙段情報を、前記表示部に前記給紙要求
を表示するに際に同時に表示する給紙段表示ステップ
と、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段
表示ステップによって表示された給紙段情報の中から前
記操作部を介して選択させる給紙段選択ステップとを備
えたので、上記請求項2の発明と同様の効果を奏する。
【0163】請求項24記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項22又は請求項23記載
の制御プログラムを提供する媒体において、前記給紙段
表示ステップは、前記所定の処理を実行できる用紙が装
着された給紙段を前記表示部に表示すると同時に、それ
以外の給紙段は、前記所定の処理を実行できない給紙段
であるとして前記表示部に表示し、前記給紙段選択ステ
ップは、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給
紙段表示ステップによって表示された全ての給紙段情報
の中から選択させるので、上記請求項3の発明と同様の
効果を奏する。
【0164】請求項25記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、用紙に対して所定の処理を施し
て印刷することが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙す
る用紙が装着される複数の給紙段と、前記各給紙段にど
のような種類の用紙が装着されているかを記録した用紙
種記録手段と、前記印刷部へ給紙する用紙の種類とその
用紙に対して施すことのできる処理との関係を記録した
処理可否記録手段と、現在使用中の給紙段から用紙が無
くなったことを検出する用紙無し検出手段とを備えた印
刷装置の制御方法を実行するための制御プログラムを提
供する媒体であって、前記制御プログラムは、前記用紙
種記録手段と前記処理可否記録手段から得た情報を基
に、どの給紙段に装着されている用紙に対してなら、前
記所定の処理の実行を含む最適な印刷処理を行うことが
できるかを判断する最適可否判断ステップと、現在使用
中の給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し検出手段が検
出したときに、前記最適可否判断ステップを用いて、前
記最適な印刷処理が可能な用紙が装着された給紙段を決
定し、この給紙段を前記印刷部へ給紙を行わせる新たな
給紙段とする制御ステップとを備えたので、上記請求項
4の発明と同様の効果を奏する。
【0165】請求項26記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項25記載の制御プログラ
ムを提供する媒体において、前記用紙種記録手段と前記
処理可否記録手段から得た情報を基に、どの給紙段に装
着されている用紙に対してなら前記所定の処理を実行で
きるかを判断する処理可否判断ステップと、前記最適可
否判断ステップにより、前記最適な印刷処理が可能な用
紙が装着された給紙段を決定することができなかった場
合は、前記処理可否判断ステップを用いて前記所定の処
理を実行できる用紙が装着された給紙段を決定し、その
決定結果である給紙段情報を表示部に表示する給紙段表
示ステップと、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、
前記給紙段表示ステップによって表示された給紙段情報
の中から選択させる給紙段選択ステップとを備えたの
で、上記請求項5の発明と同様の効果を奏する。
【0166】請求項27記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項25記載の制御プログラ
ムを提供する媒体において、前記用紙種記録手段と前記
処理可否記録手段から得た情報を基に、どの給紙段に装
着されている用紙に対してなら前記所定の処理を実行で
きるかを判断する処理可否判断ステップと、前記最適可
否判断ステップにより、前記最適な印刷処理が可能な用
紙が装着された給紙段を決定することができなかった場
合は、表示部に給紙要求を表示する給紙要求表示ステッ
プと、前記処理可否判断ステップにより前記所定の処理
を実行できる用紙が装着された給紙段を決定し、その決
定結果である給紙段情報を、前記表示部に前記給紙要求
を表示するに際に同時に表示する給紙段表示ステップ
と、前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段
表示ステップによって表示された給紙段情報の中から操
作部を介して選択させる給紙段選択ステップとを備えた
ので、上記請求項6の発明と同様の効果を奏する。
【0167】請求項28記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項26又は請求項27記載
の制御プログラムを提供する媒体において、前記給紙段
表示ステップは、前記所定の処理を実行できる用紙が装
着された給紙段を表示部に表示すると同時に、それ以外
の給紙段を、前記所定の処理を実行できない給紙段とし
て表示部に表示し、前記給紙段選択ステップは、前記印
刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示ステッ
プによって表示された全ての給紙段情報の中から選択さ
せるので、上記請求項7の発明と同様の効果を奏する。
【0168】請求項29記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項25乃至請求項28のい
ずれかに記載の制御プログラムを提供する媒体におい
て、前記最適可否判断ステップにより、前記最適な印刷
処理が可能な用紙が装着された給紙段を決定することが
できなかった場合は、印刷処理の中断を可能とする制御
ステップを備えたので、上記請求項8の発明と同様の効
果を奏する。
【0169】請求項30記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項22乃至請求項29のい
ずれかに記載の制御プログラムを提供する媒体におい
て、前記処理可否記録手段に記録されている用紙の種類
として、用紙の質及び/又は用紙の大きさを用いるの
で、上記請求項9の発明と同様の効果を奏する。
【0170】請求項31記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項22乃至請求項30のい
ずれかに記載の制御プログラムを提供する媒体におい
て、前記処理可否記録手段に記録されている用紙に対し
て施すことのできる処理として、ステープル処理、パン
チ処理及び/又は両面印刷処理が記録されているので、
上記請求項10の発明と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る印刷装置の機能構
成を示すブロック図である。
【図2】レーザビームプリンタのエンジン部の構成を示
す模式断面図である。
【図3】印刷装置の本体に接続される排紙装置の構成を
示す模式図である。
【図4】印刷モードテーブルの内容を示す図である。
【図5】第1実施形態の処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】図5の続きのフローチャートである。
【図7】図5の続きのフローチャートである。
【図8】図6の続きのフローチャートである。
【図9】カセット情報テーブルの内容を示す図である。
【図10】第1実施形態の動作を説明するための図であ
る。
【図11】第2実施形態の動作を説明するための図であ
る。
【図12】第3実施形態の処理を示すフローチャートで
ある。
【図13】第3実施形態の動作を説明するための図であ
る。
【図14】第4実施形態の処理を示すフローチャートで
ある。
【図15】第5実施形態の動作を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1001 ホストコンピュータ 1002 通信線 1030 レーザビームプリンタ 1031 プリンタコントローラ 1032 ホストI/F部 1033 入出力バッファ 1034 CPU 1035 プログラムROM 1036 RAM 1037 画像情報生成部 1038 ビットマップ画像展開/転送部 1039 印刷装置エンジン部 1040 エンジンI/F部 1041 操作パネル部 1042 パネルI/F部 1043 外部メモリ部 1044 メモリI/F部 1046 エンジン制御部 1052 用紙有無センサ 1055 システムバス 1060 文書情報管理部 1061 ページスケジューリング部 2001 筐体 2002 操作パネル 2003 制御ボード収納部 2004 ドラムユニット 2005 感光ドラム 2006 レーザドライバ 2007 回転多面鏡 2008 反射ミラー 2009 ビームディテクタ 2010 カセット 2011 反転給紙ユニット 2012 給紙クラッチ 2013 給紙ローラ 2014 レジストシャッタ 2015 給紙ローラ 2016 搬送ローラ 2017 定着器 2019 給紙トレイ 2020 現像器 2021 前露光ランプ 2022 レーザスキャナ部 2023 一次帯電器 2024 クリーナ 2025 転写帯電器 2027 印刷用紙 2028 レジストシャッタ 2029 給紙ローラ 2030 フラッパ 2031 フラッパ 2032 搬送ローラ 2033 搬送ローラ 2034 搬送ローラ 2035 搬送ローラ 2036 搬送ローラ 2037 フラッパ 2038 給紙ローラ 2040 外部メモリユニット

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙に対して所定の処理を施して印刷す
    ることが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙が
    装着される複数の給紙段と、現在使用中の給紙段から用
    紙が無くなったことを検出する用紙無し検出手段と、印
    刷に関する情報を表示する表示部とを備えた印刷装置に
    おいて、 前記各給紙段にどのような種類の用紙が装着されている
    かを記録した用紙種記録手段と、 用紙の種類とその用紙に対して施すことのできる処理と
    の関係を記録した処理可否記録手段と、 前記用紙種記録手段と前記処理可否記録手段から得た情
    報を基に、どの給紙段に装着されている用紙に対してな
    ら前記所定の処理を実行できるかを判断する処理可否判
    断手段と、 現在使用中の給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し検出
    手段が検出したときに、前記処理可否判断手段により前
    記所定の処理を実行できる用紙が装着された給紙段を決
    定し、その決定結果である給紙段情報を前記表示部に表
    示する給紙段表示手段と、 前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示
    手段によって表示された給紙段情報の中から選択させる
    給紙段選択手段とを設けたことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 用紙に対して所定の処理を施して印刷す
    ることが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙が
    装着される複数の給紙段と、現在使用中の給紙段から用
    紙が無くなったことを検出する用紙無し検出手段と、印
    刷に関する情報を表示する表示部と、外部より印刷に関
    する操作を行うための操作部とを備えた印刷装置におい
    て、 前記各給紙段にどのような種類の用紙が装着されている
    かを検出し記憶する用紙種検出手段と、 用紙の種類とその用紙に対して施すことのできる処理と
    の関係を記録した処理可否記録手段と、 前記用紙種検出手段と前記処理可否記録手段から得た情
    報を基に、どの給紙段に装着されている用紙に対してな
    ら前記所定の処理を実行できるかを判断する処理可否判
    断手段と、 現在使用中の給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し検出
    手段が検出したときに、前記表示部に給紙要求を表示す
    る給紙要求表示手段と、 前記処理可否判断手段により前記所定の処理を実行でき
    る用紙が装着された給紙段を決定し、その決定結果であ
    る給紙段情報を、前記表示部に前記給紙要求を表示する
    に際に同時に表示する給紙段表示手段と、 前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示
    手段によって表示された給紙段情報の中から前記操作部
    を介して選択させる給紙段選択手段とを設けたことを特
    徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記給紙段表示手段は、前記所定の処理
    を実行できる用紙が装着された給紙段を前記表示部に表
    示すると同時に、それ以外の給紙段は、前記所定の処理
    を実行できない給紙段であるとして前記表示部に表示す
    る構成にし、 前記給紙段選択手段は、前記印刷部へ給紙を行わせる給
    紙段を、前記給紙段表示手段によって表示された全ての
    給紙段情報の中から選択させる構成にしたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 用紙に対して所定の処理を施して印刷す
    ることが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙が
    装着される複数の給紙段と、現在使用中の給紙段から用
    紙が無くなったことを検出する用紙無し検出手段とを備
    えた印刷装置において、 前記各給紙段にどのような種類の用紙が装着されている
    かを記録した用紙種記録手段と、 前記印刷部へ給紙する用紙の種類とその用紙に対して施
    すことのできる処理との関係を記録した処理可否記録手
    段と、 前記用紙種記録手段と前記処理可否記録手段から得た情
    報を基に、どの給紙段に装着されている用紙に対してな
    ら、前記所定の処理の実行を含む最適な印刷処理を行う
    ことができるかを判断する最適可否判断手段と、 現在使用中の給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し検出
    手段が検出したときに、前記最適可否判断手段により、
    前記最適な印刷処理が可能な用紙が装着された給紙段を
    決定し、この給紙段を前記印刷部へ給紙を行わせる新た
    な給紙段とする制御手段とを備えたことを特徴とする印
    刷装置。
  5. 【請求項5】 印刷に関する情報を表示する表示部と、 前記用紙種記録手段と前記処理可否記録手段から得た情
    報を基に、どの給紙段に装着されている用紙に対してな
    ら前記所定の処理を実行できるかを判断する処理可否判
    断手段と、 前記最適可否判断手段により、前記最適な印刷処理が可
    能な用紙が装着された給紙段を決定することができなか
    った場合は、前記処理可否判断手段により前記所定の処
    理を実行できる用紙が装着された給紙段を決定し、その
    決定結果である給紙段情報を、前記表示部に表示する給
    紙段表示手段と、 前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示
    手段によって表示された給紙段情報の中から選択させる
    給紙段選択手段とを備えたことを特徴とする請求項4記
    載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 印刷に関する情報を表示する表示部と、 外部より印刷に関する操作を行うための操作部と、 前記用紙種記録手段と前記処理可否記録手段から得た情
    報を基に、どの給紙段に装着されている用紙に対してな
    ら前記所定の処理を実行できるかを判断する処理可否判
    断手段と、 前記最適可否判断手段により、前記最適な印刷処理が可
    能な用紙が装着された給紙段を決定することができなか
    った場合は、前記表示部に給紙要求を表示する給紙要求
    表示手段と、 前記処理可否判断手段により前記所定の処理を実行でき
    る用紙が装着された給紙段を決定し、その決定結果であ
    る給紙段情報を、前記表示部に前記給紙要求を表示する
    に際に同時に表示する給紙段表示手段と、 前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示
    手段によって表示された給紙段情報の中から前記操作部
    を介して選択させる給紙段選択手段とを備えたことを特
    徴とする請求項4記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記給紙段表示手段は、前記所定の処理
    を実行できる用紙が装着された給紙段を前記表示部に表
    示すると同時に、それ以外の給紙段を、前記所定の処理
    を実行できない給紙段として前記表示部に表示する構成
    にし、 前記給紙段選択手段は、前記印刷部へ給紙を行わせる給
    紙段を、前記給紙段表示手段によって表示された全ての
    給紙段情報の中から選択させる構成にしたことを特徴と
    する請求項5又は請求項6記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記最適可否判断手段により、前記最適
    な印刷処理が可能な用紙が装着された給紙段を決定する
    ことができなかった場合は、印刷処理の中断を可能とす
    る構成にしたことを特徴とする請求項4乃至請求項7の
    いずれかに記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記処理可否記録手段に記録されている
    用紙の種類として、用紙の質及び/又は用紙の大きさを
    用いることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれ
    かに記載の印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記処理可否記録手段に記録されてい
    る用紙に対して施すことのできる処理として、ステープ
    ル処理、パンチ処理及び/又は両面印刷処理が記録され
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれ
    かに記載の印刷装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至請求項10のいずれかに
    記載の印刷装置を備えたことを特徴とする印刷システ
    ム。
  12. 【請求項12】 用紙に対して所定の処理を施して印刷
    することが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙
    が装着される複数の給紙段と、現在使用中の給紙段から
    用紙が無くなったことを検出する用紙無し検出手段と、
    印刷に関する情報を表示する表示部とを備えた印刷装置
    において、 前記各給紙段にどのような種類の用紙が装着されている
    かを記録した用紙種記録手段と、用紙の種類とその用紙
    に対して施すことのできる処理との関係を記録した処理
    可否記録手段と、前記用紙種記録手段と前記処理可否記
    録手段から得た情報を基に、どの給紙段に装着されてい
    る用紙に対してなら前記所定の処理を実行できるかを判
    断する処理可否判断手段とを予め設けておき、 現在使用中の給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し検出
    手段が検出したときに、前記処理可否判断手段により前
    記所定の処理を実行できる用紙が装着された給紙段を決
    定し、その決定結果である給紙段情報を前記表示部に表
    示する給紙段表示処理と、 前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示
    処理によって表示された給紙段情報の中から選択させる
    給紙段選択処理とを実行することを特徴とする印刷装置
    の制御方法。
  13. 【請求項13】 用紙に対して所定の処理を施して印刷
    することが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙
    が装着される複数の給紙段と、現在使用中の給紙段から
    用紙が無くなったことを検出する用紙無し検出手段と、
    印刷に関する情報を表示する表示部と、外部より印刷に
    関する操作を行うための操作部とを備えた印刷装置にお
    いて、 前記各給紙段にどのような種類の用紙が装着されている
    かを検出し記憶する用紙種検出手段と、用紙の種類とそ
    の用紙に対して施すことのできる処理との関係を記録し
    た処理可否記録手段と、前記用紙種検出手段と前記処理
    可否記録手段から得た情報を基に、どの給紙段に装着さ
    れている用紙に対してなら前記所定の処理を実行できる
    かを判断する処理可否判断手段とを予め設けておき、 現在使用中の給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し検出
    手段が検出したときに、前記表示部に給紙要求を表示す
    る給紙要求表示処理と、 前記処理可否判断手段により前記所定の処理を実行でき
    る用紙が装着された給紙段を決定し、その決定結果であ
    る給紙段情報を、前記表示部に前記給紙要求を表示する
    に際に同時に表示する給紙段表示処理と、 前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示
    処理によって表示された給紙段情報の中から前記操作部
    を介して選択させる給紙段選択処理とを実行することを
    特徴とする印刷装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記給紙段表示処理は、前記所定の処
    理を実行できる用紙が装着された給紙段を前記表示部に
    表示すると同時に、それ以外の給紙段は、前記所定の処
    理を実行できない給紙段であるとして前記表示部に表示
    し、 前記給紙段選択処理は、前記印刷部へ給紙を行わせる給
    紙段を、前記給紙段表示処理によって表示された全ての
    給紙段情報の中から選択させることを特徴とする請求項
    12又は請求項13記載の印刷装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 用紙に対して所定の処理を施して印刷
    することが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙
    が装着される複数の給紙段と、現在使用中の給紙段から
    用紙が無くなったことを検出する用紙無し検出手段とを
    備えた印刷装置において、 前記各給紙段にどのような種類の用紙が装着されている
    かを記録した用紙種記録手段と、前記印刷部へ給紙する
    用紙の種類とその用紙に対して施すことのできる処理と
    の関係を記録した処理可否記録手段と、前記用紙種記録
    手段と前記処理可否記録手段から得た情報を基に、どの
    給紙段に装着されている用紙に対してなら、前記所定の
    処理の実行を含む最適な印刷処理を行うことができるか
    を判断する最適可否判断手段とを予め設けておき、 現在使用中の給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し検出
    手段が検出したときに、前記最適可否判断手段により、
    前記最適な印刷処理が可能な用紙が装着された給紙段を
    決定し、この給紙段を前記印刷部へ給紙を行わせる新た
    な給紙段とすることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 印刷に関する情報を表示する表示部
    と、前記用紙種記録手段と前記処理可否記録手段から得
    た情報を基に、どの給紙段に装着されている用紙に対し
    てなら前記所定の処理を実行できるかを判断する処理可
    否判断手段を設けておき、 前記最適可否判断手段により、前記最適な印刷処理が可
    能な用紙が装着された給紙段を決定することができなか
    った場合は、前記処理可否判断手段により前記所定の処
    理を実行できる用紙が装着された給紙段を決定し、その
    決定結果である給紙段情報を、前記表示部に表示する給
    紙段表示処理と、 前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示
    処理によって表示された給紙段情報の中から選択させる
    給紙段選択処理とを実行することを特徴とする請求項1
    5記載の印刷装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 印刷に関する情報を表示する表示部
    と、外部より印刷に関する操作を行うための操作部と、
    前記用紙種記録手段と前記処理可否記録手段から得た情
    報を基に、どの給紙段に装着されている用紙に対してな
    ら前記所定の処理を実行できるかを判断する処理可否判
    断手段とを設けておき、 前記最適可否判断手段により、前記最適な印刷処理が可
    能な用紙が装着された給紙段を決定することができなか
    った場合は、前記表示部に給紙要求を表示する給紙要求
    表示処理と、 前記処理可否判断手段により前記所定の処理を実行でき
    る用紙が装着された給紙段を決定し、その決定結果であ
    る給紙段情報を、前記表示部に前記給紙要求を表示する
    に際に同時に表示する給紙段表示処理と、 前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示
    処理によって表示された給紙段情報の中から前記操作部
    を介して選択させる給紙段選択処理とを実行することを
    特徴とする請求項15記載の印刷装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記給紙段表示処理は、前記所定の処
    理を実行できる用紙が装着された給紙段を前記表示部に
    表示すると同時に、それ以外の給紙段を、前記所定の処
    理を実行できない給紙段として前記表示部に表示し、 前記給紙段選択処理は、前記印刷部へ給紙を行わせる給
    紙段を、前記給紙段表示手段によって表示された全ての
    給紙段情報の中から選択させることを特徴とする請求項
    16又は請求項17記載の印刷装置。
  19. 【請求項19】 前記最適可否判断手段により、前記最
    適な印刷処理が可能な用紙が装着された給紙段を決定す
    ることができなかった場合は、印刷処理の中断をするこ
    とを特徴とする請求項15乃至請求項18のいずれかに
    記載の印刷装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記処理可否記録手段に記録されてい
    る用紙の種類として、用紙の質及び/又は用紙の大きさ
    を用いることを特徴とする請求項12乃至請求項19の
    いずれかに記載の印刷装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 前記処理可否記録手段に記録されてい
    る用紙に対して施すことのできる処理として、ステープ
    ル処理、パンチ処理及び/又は両面印刷処理が記録され
    ていることを特徴とする請求項12乃至請求項20のい
    ずれかに記載の印刷装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 用紙に対して所定の処理を施して印刷
    することが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙
    が装着される複数の給紙段と、印刷に関する情報を表示
    する表示部と、前記各給紙段にどのような種類の用紙が
    装着されているかを記録した用紙種記録手段と、用紙の
    種類とその用紙に対して施すことのできる処理との関係
    を記録した処理可否記録手段と、現在使用中の給紙段か
    ら用紙が無くなったことを検出する用紙無し検出手段と
    を備えた印刷装置の制御方法を実行するための制御プロ
    グラムを提供する媒体であって、 前記制御プログラムは、 前記用紙種記録手段と前記処理可否記録手段から得た情
    報を基に、どの給紙段に装着されている用紙に対してな
    ら前記所定の処理を実行できるかを判断する処理可否判
    断ステップと、 現在使用中の給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し検出
    手段が検出したときに、前記処理可否判断ステップを用
    いて前記所定の処理を実行できる用紙が装着された給紙
    段を決定し、その決定結果である給紙段情報を前記表示
    部に表示する給紙段表示ステップと、 前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示
    ステップによって表示された給紙段情報の中から選択さ
    せる給紙段選択ステップとを備えたことを特徴とする制
    御プログラムを提供する媒体。
  23. 【請求項23】 用紙に対して所定の処理を施して印刷
    することが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙
    が装着される複数の給紙段と、印刷に関する情報を表示
    する表示部と、外部より印刷に関する操作を行うための
    操作部と、前記各給紙段にどのような種類の用紙が装着
    されているかを検出し記憶する用紙種検出手段と、用紙
    の種類とその用紙に対して施すことのできる処理との関
    係を記録した処理可否記録手段と、現在使用中の給紙段
    から用紙が無くなったことを検出する用紙無し検出手段
    とを備えた印刷装置の制御方法を実行するための制御プ
    ログラムを提供する媒体であって、 前記制御プログラムは、 前記用紙種検出手段と前記処理可否記録手段から得た情
    報を基に、どの給紙段に装着されている用紙に対してな
    ら前記所定の処理を実行できるかを判断する処理可否判
    断ステップと、 現在使用中の給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し検出
    手段が検出したときに、前記表示部に給紙要求を表示す
    る給紙要求表示ステップと、 前記処理可否判断ステップを用いて前記所定の処理を実
    行できる用紙が装着された給紙段を決定し、その決定結
    果である給紙段情報を、前記表示部に前記給紙要求を表
    示するに際に同時に表示する給紙段表示ステップと、 前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示
    ステップによって表示された給紙段情報の中から前記操
    作部を介して選択させる給紙段選択ステップとを備えた
    ことを特徴とする制御プログラムを提供する媒体。
  24. 【請求項24】 前記給紙段表示ステップは、前記所定
    の処理を実行できる用紙が装着された給紙段を前記表示
    部に表示すると同時に、それ以外の給紙段は、前記所定
    の処理を実行できない給紙段であるとして前記表示部に
    表示し、 前記給紙段選択ステップは、前記印刷部へ給紙を行わせ
    る給紙段を、前記給紙段表示ステップによって表示され
    た全ての給紙段情報の中から選択させることを特徴とす
    る請求項22又は請求項23記載の制御プログラムを提
    供する媒体。
  25. 【請求項25】 用紙に対して所定の処理を施して印刷
    することが可能な印刷部と、前記印刷部へ給紙する用紙
    が装着される複数の給紙段と、前記各給紙段にどのよう
    な種類の用紙が装着されているかを記録した用紙種記録
    手段と、前記印刷部へ給紙する用紙の種類とその用紙に
    対して施すことのできる処理との関係を記録した処理可
    否記録手段と、現在使用中の給紙段から用紙が無くなっ
    たことを検出する用紙無し検出手段とを備えた印刷装置
    の制御方法を実行するための制御プログラムを提供する
    媒体であって、 前記制御プログラムは、 前記用紙種記録手段と前記処理可否記録手段から得た情
    報を基に、どの給紙段に装着されている用紙に対してな
    ら、前記所定の処理の実行を含む最適な印刷処理を行う
    ことができるかを判断する最適可否判断ステップと、 現在使用中の給紙段の用紙無し状態を前記用紙無し検出
    手段が検出したときに、前記最適可否判断ステップを用
    いて、前記最適な印刷処理が可能な用紙が装着された給
    紙段を決定し、この給紙段を前記印刷部へ給紙を行わせ
    る新たな給紙段とする制御ステップとを備えたことを特
    徴とする制御プログラムを提供する媒体。
  26. 【請求項26】 前記用紙種記録手段と前記処理可否記
    録手段から得た情報を基に、どの給紙段に装着されてい
    る用紙に対してなら前記所定の処理を実行できるかを判
    断する処理可否判断ステップと、 前記最適可否判断ステップにより、前記最適な印刷処理
    が可能な用紙が装着された給紙段を決定することができ
    なかった場合は、前記処理可否判断ステップを用いて前
    記所定の処理を実行できる用紙が装着された給紙段を決
    定し、その決定結果である給紙段情報を表示部に表示す
    る給紙段表示ステップと、 前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示
    ステップによって表示された給紙段情報の中から選択さ
    せる給紙段選択ステップとを備えたことを特徴とする請
    求項25記載の制御プログラムを提供する媒体。
  27. 【請求項27】 前記用紙種記録手段と前記処理可否記
    録手段から得た情報を基に、どの給紙段に装着されてい
    る用紙に対してなら前記所定の処理を実行できるかを判
    断する処理可否判断ステップと、 前記最適可否判断ステップにより、前記最適な印刷処理
    が可能な用紙が装着された給紙段を決定することができ
    なかった場合は、表示部に給紙要求を表示する給紙要求
    表示ステップと、 前記処理可否判断ステップにより前記所定の処理を実行
    できる用紙が装着された給紙段を決定し、その決定結果
    である給紙段情報を、前記表示部に前記給紙要求を表示
    するに際に同時に表示する給紙段表示ステップと、 前記印刷部へ給紙を行わせる給紙段を、前記給紙段表示
    ステップによって表示された給紙段情報の中から操作部
    を介して選択させる給紙段選択ステップとを備えたこと
    を特徴とする請求項25記載の制御プログラムを提供す
    る媒体。
  28. 【請求項28】 前記給紙段表示ステップは、前記所定
    の処理を実行できる用紙が装着された給紙段を表示部に
    表示すると同時に、それ以外の給紙段を、前記所定の処
    理を実行できない給紙段として表示部に表示し、 前記給紙段選択ステップは、前記印刷部へ給紙を行わせ
    る給紙段を、前記給紙段表示ステップによって表示され
    た全ての給紙段情報の中から選択させることを特徴とす
    る請求項26又は請求項27記載の制御プログラムを提
    供する媒体。
  29. 【請求項29】 前記最適可否判断ステップにより、前
    記最適な印刷処理が可能な用紙が装着された給紙段を決
    定することができなかった場合は、印刷処理の中断を可
    能とする制御ステップを備えたことを特徴とする請求項
    25乃至請求項28のいずれかに記載の制御プログラム
    を提供する媒体。
  30. 【請求項30】 前記処理可否記録手段に記録されてい
    る用紙の種類として、用紙の質及び/又は用紙の大きさ
    を用いることを特徴とする請求項22乃至請求項29の
    いずれかに記載の制御プログラムを提供する媒体。
  31. 【請求項31】 前記処理可否記録手段に記録されてい
    る用紙に対して施すことのできる処理として、ステープ
    ル処理、パンチ処理及び/又は両面印刷処理が記録され
    ていることを特徴とする請求項22乃至請求項30のい
    ずれかに記載の制御プログラムを提供する媒体。
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