JPH05323737A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05323737A
JPH05323737A JP4124695A JP12469592A JPH05323737A JP H05323737 A JPH05323737 A JP H05323737A JP 4124695 A JP4124695 A JP 4124695A JP 12469592 A JP12469592 A JP 12469592A JP H05323737 A JPH05323737 A JP H05323737A
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JP4124695A
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Yoko Fukui
葉子 福井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性をよくして、原稿の用紙構成に近い仕
上がりのコピー結果物が得られるようにすること。 【構成】 原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段
と、像担持体に対して複数種類の記録紙を選択的に供給
する記録紙供給手段と、各記録紙のサイズを検出する記
録紙サイズ検出手段とを備え、原稿のサイズに対応する
サイズの記録紙を自動的に選択給紙させるサイズ対応モ
ードを選択自在に設けた画像形成装置において、原稿の
紙厚を検出する原稿紙厚検出手段と、複数種類の各記録
紙の紙厚情報を入力する記録紙紙厚入力手段とを設け、
原稿のサイズ及び紙厚に対応するサイズ及び紙厚の記録
紙を自動的に選択給紙させるサイズ・紙厚対応モードを
選択自在に設け、オペレータによる原稿紙厚情報入力を
要せず、厚紙、薄紙、普通紙等の原稿の用紙構成に応じ
た仕上がりコピーが得られるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等にあっては、その機能の
多様化・高級化が進むとともに、大容量化が進んでい
る。これにより、各種モードでのコピーが可能とされて
いる他、例えば、各種サイズの記録紙を複数段の給紙台
に給紙選択自在にセットする一方、コピーに際して原稿
のサイズを検出し、そのサイズに対応するサイズの記録
紙を自動的に選択してコピーするようにしたサイズ対応
モード(一般には、APSモード等と称されている)が
用意されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コピーすべ
き原稿を考えた場合、その紙質、特に紙厚が同じである
とは限らず、通常の厚さの原稿(普通紙)の他、表紙、
章区切り紙のような厚紙を含んでいるような場合もあ
る。このような原稿の場合にはコピー仕上がり結果も原
稿の用紙構成と同じようになることが望まれる。このた
め、従来にあっても紙厚も異なる複数種類の記録紙を選
択自在に用意し、対応する紙厚の記録紙にコピーし得る
ようにしたものがある。
【0004】ところが、このような同じ仕上がりとなる
コピーを行う場合には、オペレータが表紙、章区切り紙
などの原稿の出現箇所を画像形成装置に入力することに
より行わなければならない。この結果、操作が複雑な上
にミスコピーを招きやすいものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段と、像
担持体に対して複数種類の記録紙を選択的に供給する記
録紙供給手段と、各記録紙のサイズを検出する記録紙サ
イズ検出手段とを備え、原稿のサイズに対応するサイズ
の記録紙を自動的に選択給紙させるサイズ対応モードを
選択自在に設けた画像形成装置において、原稿の紙厚を
検出する原稿紙厚検出手段と、前記記録紙供給手段によ
り供給される各記録紙の紙厚情報を入力する記録紙紙厚
入力手段とを設け、原稿のサイズ及び紙厚に対応するサ
イズ及び紙厚の記録紙を自動的に選択給紙させるサイズ
・紙厚対応モードを選択自在に設けた。
【0006】この際、請求項2記載の発明では、原稿の
サイズ及び紙厚に対応するサイズ、紙厚の記録紙がない
時には自動的に解除されるサイズ・紙厚対応モードとし
た。
【0007】また、請求項3記載の発明では、サイズ・
紙厚対応モード設定時に、原稿のサイズ及び紙厚に対応
するサイズ、紙厚の記録紙がない時には対応するサイ
ズ、紙厚の記録紙のセットを促す旨の警告を行う警告手
段を設けた。
【0008】さらに、請求項4記載の発明では、紙厚の
異なる複数種類の記録紙がセットされていない時には設
定不可のサイズ・紙厚対応モードとした。
【0009】また、請求項5記載の発明では、サイズ・
紙厚対応モード設定時に、紙厚の異なる複数種類の記録
紙がセットされていない時には紙厚の異なる複数種類の
記録紙のセットを促す旨の警告を行う警告手段を設け
た。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、原稿紙厚検出手
段と記録紙紙厚入力手段との情報に基づき紙厚対応の処
理を行わせるサイズ・紙厚対応モードを選択自在に設け
たので、原稿を供給させるだけで自動的に原稿の用紙構
成と同等の仕上がりとなるコピー結果物を得ることがで
きる。
【0011】この際、請求項2ないし5記載の発明によ
れば、原稿に対応するサイズ・紙厚の記録紙ないしは紙
厚の異なる記録紙がセットされていない場合には、この
サイズ・紙厚対応モードの設定を不可とし、又は、所定
の記録紙のセットを促すようにしているので、所望通り
とならないミスコピーや操作ミスを事前に防止すること
ができる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、本発明が適用される複写システムの概要を図
2により説明する。この複写システムは、感光体(像担
持体)1を備えた複写機本体2に対してADF(自動原
稿搬送装置)3を搭載するとともに、排紙側に後処理装
置の一つとして例えばソータユニット4を並設連結して
構成されている。
【0013】ここに、複写機本体2内にあっては、感光
体1周りに位置させて帯電チャージャ5、現像装置6、
転写・分離チャージャ7、クリーニング装置8等の周知
の静電写真プロセス装置・部材が配設されている。ま
た、前記ADF3によりコンタククトガラス9上に搬送
セットされた原稿(図示せず)は走査光学系10により
スリット露光され、その反射光が帯電チャージャ5によ
る帯電済みの感光体1上に結像露光されて静電潜像が形
成される構成とされている。
【0014】また、複写機本体2の下部側の内外には複
数、例えば5段の給紙台(給紙カセット)11a〜11
eが着脱自在に装着され、異なるサイズないしは異なる
紙厚の記録紙12を個別にセットし得るように構成され
ている。これらの給紙台11a〜11eの給紙口側には
セットされた記録紙12を任意に前記感光体1の転写位
置に向けて選択的に供給するための給紙ローラ、ガイ
ド、ベルト、搬送ローラ、レジストローラ等により構成
された記録紙供給手段13が設けられている。さらに、
転写位置にて転写・分離チャージャ7の作用の下に感光
体1上の画像の転写を受けた記録紙12に対して定着処
理を施す定着装置14が設けられ、その排紙側には排紙
ローラ15が設けられている。この排紙ローラ15の前
段位置には搬送方向切換え用の3本ローラ対16が設け
られ、前記排紙ローラ15側にそのまま搬送させる他、
設定モードに応じて反転路17に搬送させて引き戻すこ
とにより反転させたり、両面トレイ18上に一旦排紙さ
せて両面コピー等に供するように構成されている。
【0015】さらに、ADF3は原稿テーブル21上に
積載された原稿を搬送ベルト22等によりコンタクトガ
ラス9上の所定位置に自動的に搬送セットして露光に供
するもので、露光終了後には排紙トレイ23上に排紙さ
せるように構成されている。
【0016】また、ソータユニット4はコピー済みの記
録紙12に対してソート/スタック等の後処理、さらに
は、ステープル綴じやパンチ穿孔等の後処理を行うもの
で、前記排紙ローラ15からの排紙搬送を引き継ぐ搬送
部26や多段に配列されたビン27等により構成されて
いる。
【0017】ついで、図3により記録紙給紙側の制御系
について説明する。各給紙台11a〜11eに対しては
その給紙台11a〜11e上の記録紙12の有無を検知
する記録紙有無検知手段31や、各給紙台11a〜11
e上にセットされている記録紙12のサイズを検知する
記録紙サイズ検知手段32が設けられ、給紙自動切換手
段33に接続されている。これにより、画像形成中にお
いて複数の給紙台11a〜11eの内、選択されたもの
から記録紙12の給紙が行われている時にその給紙台で
記録紙有無検知手段31により記録紙無しが検知された
場合には、その給紙台と同一のサイズの記録紙12を収
納している給紙台があれば、この給紙台からの給紙とな
るように給紙自動切換手段33により自動的に切換えら
れる。このように記録紙サイズ検知手段32を備えてい
る結果、ADF3側に設けられた原稿サイズ検知手段
(周知であり、図示を省略)により検知された原稿のサ
イズに対応するサイズの記録紙12を収納した給紙台を
自動選択するサイズ対応モードが可能となる。ここに、
このようなサイズ対応モードによらず、特定給紙台設定
手段34により使用する給紙台が選択設定されている時
に、その給紙台で記録紙無しが検知された場合には、同
一のサイズの記録紙12を収納した給紙台が他にあって
も給紙自動切換手段33による給紙台の切換えを禁止さ
せる切換禁止手段35が設けられている。
【0018】図4に記録紙有無検知手段31及び記録紙
サイズ検知手段32の具体的構成例を給紙台11cを例
にとって示す。カセットケース36によるカセット構造
の給紙台11c上には複数枚の記録紙12を載置させる
ための底板37が昇降可能に設けられている。前記カセ
ットケース36の先端にはサイズ識別用の遮光板が固着
され、この遮光板の遮光部を挾んでカセットの装着及び
載置すべき記録紙サイズを検知するために例えば5連の
フォトインタラプタを用いた記録紙サイズ検知部38が
配置されている。また、カセットケース36の裏面側に
は回転軸39aにより上下方向に揺動自在に支持されて
ばね(図示せず)により時計方向に付勢された底板上昇
アーム39が設けられている。
【0019】また、上部側には回転軸40aにより回動
自在に支持されて積載された記録紙12の最上位に接す
るフィラ(アクチュエータ)40が設けられ、前記回転
軸40aには遮光板41も一体に固着されている。この
ような遮光板41の上昇によって光路が遮断されるよう
にフォトインタラプタ構成の記録紙有無検知センサ42
が配置されている。
【0020】このような構成で、給紙台11cが図4に
示すように複写機本体2に装着されると、底板上昇アー
ム39がカセットケース36の裏面側から上方向に回転
し、その先端部をカセットケース36の切欠部36aを
通して底板37の裏面に突き当てた状態で底板37を上
方に押し上げる。これにより、底板37に載置されてい
る記録紙12中の最上位のものが呼出しコロ43に当り
給紙可能な位置にセットされる。また、このようなカセ
ットケース36の装着によって記録紙サイズ検知部38
はそのサイズ識別用遮光板の遮光部を挾んだフォトイン
タラプタのみの光路が遮断されるため、それに応じた信
号、即ち、記録紙サイズを示すコードを後述する制御部
へ出力し得る。
【0021】さらに、フィラ40はカセットケース36
が装着されていない時には図4中に仮想線で示すように
遮光板41が記録紙有無検知センサ42中に侵入してそ
の光路を遮断する位置にあり、底板37が押し上げられ
てその最上位の記録紙12によって先端部が押し上げら
れると時計方向に回動して、遮光板41が記録紙有無検
知センサ42外に出て光路の遮断を解除する。これによ
り、記録紙有無検知センサ42の出力が変化するため、
これを制御部が検知することにより記録紙12の有無を
判定できる。なお、底板37のフィラ40と対向する部
分には切欠部が形成されており、記録紙12が積載され
ない状態で底板37が上昇した時にはフィラ40はこの
切欠部により逃げて上方に回動しないので、制御部では
紙無しと判定する。
【0022】さらに、本実施例ではADF3内に周知の
原稿サイズ検知手段の他、原稿の紙厚を自動的に検知す
る原稿紙厚検知手段46が設けられている。この原稿紙
厚検知手段46は例えば原稿紙厚が厚紙か薄紙か普通紙
かの3種類を検知するもので、その構成例を図5に示
す。これは、実開昭56−75744号公報中に示され
る原紙検出部と同等の構成によるもので、直列接続され
た2つのランプ47,48と、一方のランプ47に対向
してその光度を受光検知する第1のフォトトランジスタ
49と、他方のランプ48に対向してその光度を受光検
知する第2のフォトトランジスタ50とが設けられてい
る。ここに、各ランプ47,48とフォトトランジスタ
49,50との間には原稿51が挿入可能な所定の間隔
があけられている。よって、ADF3で考えれば原稿テ
ーブル21からコンタクトガラス9上に対する原稿搬送
路の一部にこの原稿紙厚検知手段46を配置させるのが
よい。
【0023】そこで、複写を行うために原稿51がラン
プ47,48とフォトトランジスタ49,50との間隙
中に搬送されてくると、フォトトランジスタ49,50
は原稿51を透過して入光する光度に応じて駆動され
る。即ち、これらのフォトトランジスタ49,50の駆
動により各々のコレクタ電圧は、原稿51の紙厚に対応
した値だけ変化する。ここに、第1のフォトトランジス
タ49のコレクタ電圧は第1の比較器52において第1
の基準電圧VREF1と比較されており、この比較器52か
らは厚紙である旨の信号が後述する制御部に対して出力
される。一方、第2のフォトトランジスタ50のコレク
タ電圧は第2の比較器53において第2の基準電圧V
REF2と比較されており、この比較器53からは薄紙であ
る旨の信号が後述する制御部に対して出力される。
【0024】ついで、複写機本体2の上部等に配設され
る操作部60の構成例を図6に示す。この操作部60に
はスタートキー61、テンキー62、クリア/ストップ
キー63、モードクリアキー64、ガイダンスキー6
5、プログラムキー66、割込みキー67とともに、本
実施例の特徴とするサイズ・紙厚対応モードを指定する
ための自動紙厚選択キー68が設けられている。各キー
65,67,68には選択されたことを表示するための
LED構成の表示部69,70,71が設けられてい
る。また、これらのキーの左側にはドットマトリクスL
CD表示機能付きのタッチセンサ入力部が設けられ、メ
ッセージ表示部72、セット枚数表示部73、濃度表示
部74、自動濃度キー75、自動用紙選択キー76(サ
イズ対応モード用)等とともに、仕上キー77、表紙/
合紙キー78、編集キー79、とじ代キー80等の各種
キー、表示部が設けられている。なお、図6中には特に
図示しないが、各給紙台11a〜11eにセットされて
いる記録紙12の紙厚情報に関してキー入力するための
キー(オモテ表紙キー、両表紙キー、章区切りキー、合
紙キー)も設けられている(図7参照)。
【0025】さらに、電気的制御系の構成を図7に示
す。制御はCPU91にROM92、不揮発性RAM9
3、INポート94、OUTポート95及びI/Oポー
ト96を接続してなるマイクロコンピュータシステムに
より行われる。CPU91にはINポート94を介して
操作部60中の入力部(各種キー)やソータユニット4
中の入力部(各種センサ)が接続され、OUTポート9
5を介して操作部60中の出力部(各種表示部)やソー
タユニット4中の出力部(各種負荷)が接続されてい
る。また、I/Oポート96を介してADF3が接続さ
れており、これを通してADF3中の原稿紙厚検知手段
46の信号が取り込まれる。
【0026】このような構成において、本実施例の動作
制御について説明する。まず、図8により全体動作を説
明する。セット枚数入力ルーチンにより、テンキー62
にてセット枚数を入力した後、本実施例の特徴とする自
動紙厚選択処理(サイズ・紙厚対応モードの選択)を行
い、ADF3にはコピーすべき原稿51をセットする。
この状態で、スタートキー61が押されるまで待機状態
となる。スタートキー61を押下すると、初期設定処理
を行った後、ADF3に原稿給紙信号を送信し、原稿5
1をコンタクトガラス9上の露光可能位置に搬送セット
する。同時に、コピー枚数カウンタ及び排紙枚数カウン
タをクリアする。この後、給紙制御、複写制御及び排紙
制御を行って複写動作を実行し、セット枚数に応じたコ
ピーを作成する。この時、表紙・合紙モードが選択され
ていれば、そのモードに従って作成されたコピーの排出
制御を行う。
【0027】セット枚数分のコピーが行われると、AD
F3に原稿排紙信号を送信し、コンタクトガラス9上の
原稿51を排紙トレイ23に排紙する。まだ、原稿51
があれば次の原稿51を給紙させ、上記と同様の複写動
作制御を繰返す。原稿51がなくなった場合には、その
排紙完了まで待って搬送駆動モータをオフさせる。ま
た、ソータユニット4側では必要な後処理、例えばステ
ープル処理を行う。
【0028】ここで、「自動紙厚選択処理」のルーチン
について図9のフローチャートを参照して説明する。こ
のルーチンでは自動紙厚選択キー68が押下されている
ことにより行われるルーチンであり、押下されていれ
ば、紙厚の異なる複数種類の記録紙12がセットされて
いるかを判断し、セットされていればサイズ・紙厚対応
モードをセットする。一方、自動紙厚選択キー68が押
下されても紙厚の異なる複数種類の記録紙12がセット
されていなければ、そのままサイズ・紙厚対応モードと
しても無意味となるので、メッセージ表示部72にて
「紙厚の異なる複数種類の記録紙をセットして下さい」
なる旨の警告表示を行い、オペレータに記録紙のセット
し直しを促す。この処理が請求項5記載の発明に相当す
る。或いは、自動紙厚選択モードのセットが不可となる
ようにしてもよい(請求項4記載の発明に相当する)。
【0029】ついで、「ADFの原稿給紙」のルーチン
について図10のフローチャートを参照して説明する。
ADF3はCPU91側からの原稿給紙信号を受けて原
稿テーブル21上に積載された原稿51を給紙させるも
ので、給紙毎に原稿枚数カウンタが+1される。同時
に、原稿紙厚検知手段46により検知出力される原稿紙
厚情報に基づき、給紙搬送してコピーしようとしている
原稿51が、3種類の紙厚(厚紙、薄紙又は普通紙)の
何れであるかを判定してその紙厚情報を記憶する。
【0030】しかして、このような情報を受けた後の
「給紙制御」のルーチンについて図1のフローチャート
を参照して説明する。まず、自動紙厚選択モード(サイ
ズ・紙厚対応モード)にセットされていた場合、原稿5
1の紙厚を判断し、その紙厚に対応する記録紙12のサ
イズが原稿のサイズと同等か否か判断し、同等サイズで
なければ対応するサイズの対応する紙厚の記録紙12を
セットするようにメッセージ表示部72により警告して
処理を終了する(請求項3記載の発明に相当する)。或
いは、自動的に自動紙厚選択モードがクリアされるよう
にしてもよい(請求項2記載の発明に相当する)。同等
サイズのものがセットされていれば、対応する紙厚の記
録紙12を給紙してコピー動作を実行する。即ち、厚
紙、薄紙、普通紙に応じて各々上記の処理が行われる。
これにより、原稿と同様な状態(サイズ、紙厚)で仕上
がったコピーが得られる。また、対応するサイズで対応
する紙厚の記録紙用の給紙台がセットされていてもその
記録紙が無い場合には、ペーパーエンドが表示され、オ
ペレータに記録紙補充セットが促される。
【0031】一方、自動紙厚選択モードが選択されてい
なければ、従来通りの処理となり、指定された給紙台か
らの給紙(ないしは、原稿サイズ対応のサイズを有する
給紙台からの給紙)となってコピー動作に供される。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、原稿紙厚
検出手段と記録紙紙厚入力手段との情報に基づき自動的
に紙厚対応のコピー処理を行わせるサイズ・紙厚対応モ
ードを選択自在に設けたので、厚さの異なる複数種類の
原稿を順次供給させるだけで自動的に原稿の用紙構成と
同等の仕上がりとなるコピー結果物を得ることができ、
操作性を向上させてミスコピーを軽減させつつ、コピー
品質を向上させることができる。
【0033】この際、請求項2ないし5記載の発明によ
れば、原稿のサイズ・紙厚に対応するサイズ・紙厚の記
録紙がセットされていない場合には、自動的にサイズ・
紙厚対応モードを解除したり、対応するサイズ・紙厚の
記録紙のセットを促す警告を行ったり、元々紙厚の異な
る複数種類の記録紙がセットされていない場合には、最
初からサイズ・紙厚対応モードを設定不可としたり、紙
厚の異なる記録紙のセットを促す警告を行うようにした
ので、原稿の用紙構成に近い仕上がりとならないミスコ
ピーや操作ミスを事前に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す給紙制御ルーチンのフ
ローチャートである。
【図2】複写システム全体構成を示す概略正面図であ
る。
【図3】給紙台制御系を示すブロック図である。
【図4】記録紙の紙有無及びサイズ検出系を示す概略縦
断正面図である。
【図5】原稿紙厚検知手段の構成例を示す回路図であ
る。
【図6】操作部構成を示す平面図である。
【図7】制御系全体構成を示すブロック図である。
【図8】複写動作の全体制御を示すフローチャートであ
る。
【図9】自動紙厚選択処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図10】ADFの原稿給紙ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 像担持体 12 記録紙 13 記録紙供給手段 32 記録紙サイズ検知手段 46 原稿紙厚検知手段 60 記録紙紙厚入力手段 72 警告手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出
    手段と、像担持体に対して複数種類の記録紙を選択的に
    供給する記録紙供給手段と、各記録紙のサイズを検出す
    る記録紙サイズ検出手段とを備え、原稿サイズに対応す
    るサイズの記録紙を自動的に選択給紙させるサイズ対応
    モードを選択自在に設けた画像形成装置において、原稿
    の紙厚を検出する原稿紙厚検出手段と、複数種類の各記
    録紙の紙厚情報を入力する記録紙紙厚入力手段とを設
    け、原稿のサイズ及び紙厚に対応するサイズ及び紙厚の
    記録紙を自動的に選択給紙させるサイズ・紙厚対応モー
    ドを選択自在に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿のサイズ及び紙厚に対応するサイ
    ズ、紙厚の記録紙がない時には自動的に解除されるサイ
    ズ・紙厚対応モードとしたことを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 サイズ・紙厚対応モード設定時に、原稿
    のサイズ及び紙厚に対応するサイズ、紙厚の記録紙がな
    い時には対応するサイズ、紙厚の記録紙のセットを促す
    旨の警告を行う警告手段を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 紙厚の異なる複数種類の記録紙がセット
    されていない時には設定不可のサイズ・紙厚対応モード
    としたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 サイズ・紙厚対応モード設定時に、紙厚
    の異なる複数種類の記録紙がセットされていない時には
    紙厚の異なる複数種類の記録紙のセットを促す旨の警告
    を行う警告手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
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