JP2005074712A - 画像形成装置 - Google Patents

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章生 上田
Katsuichi Nakamura
勝一 中村
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Abstract

【課題】ステイプルで綴じたりパンチ穴を開けたりする設定と表紙等の挿入シートを付加する設定とを伴う印刷を行なう場合に、挿入シートの向きとその他のページに形成される画像の向きとが一致しない印刷物の作成を未然に防止する。
【解決手段】原稿のセット方向やステイプルの綴じ位置などユーザの設定した印刷条件に基づき、原稿画像を回転させるか否かを決定し、転写紙上に形成される画像の向きと挿入シートの向きとが排紙状態で一致するか否かを印刷の実行前に判定し、不一致の場合に、その旨を印刷の実行前に警告する。
【選出図】図1

Description

本発明は、原稿を読み取ってその複製画像を転写紙上に形成する複写機や印刷データに応じた画像を転写紙上に印字する印刷装置などの画像形成装置に係り、特に表紙や途中挿入紙などを印刷物に付加したり、印刷物をステイプルで綴じたりパンチ穴を開けたりすることのできる画像形成装置に関する。
複写機や印刷装置などの画像形成装置では、印刷物としての体裁を整えるために表紙や章区切りのための途中挿入紙などのシートを付加する機能を有するものがある。予め絵柄が印刷されたものなど方向性を有するシートを印刷物に付加する場合には、画像形成装置が転写紙に形成する画像の向きと、付加するシートの向きとを合わせる必要がある。たとえば、原稿を複写機でコピーしたものに所定のシートを付加して印刷物を作成する場合には、原稿のセット方向と給紙部へのシートのセット方向とを合わせる作業を通常はユーザが行なうようになっている。
また、印刷物をステイプルで綴じたり印刷物にパンチ穴を開けたりするなどの後処理を画像形成装置の後段に設けた後処理装置で施すことも行なわれる。ステイプルの綴じ位置やパンチ穴の位置の設定は、一般に「右綴じ」、「左綴じ」、「上綴じ」などのように印刷物の画像の向きを基準にした相対的な指定方法で行なわれる。
印刷物をステイプルで綴じたり印刷物にパンチ穴を開けたりする装置は、その機械的制約等から搬送路上の転写紙に対して特定の位置にのみ処理を施すことが可能になっている。たとえば、4辺のうち搬送方向後端側の1辺の近傍にだけステイプルを打つことができ、他の三辺にはステイプルを打つことができない等の制約がある。このため、画像の向きを基準に指定された綴じ位置と後処理装置の処理位置とが一致しない場合は、画像回転処理を施すことにより、後処理装置の処理位置が指定された綴じ位置になるように転写紙上に形成する画像の向きを自動調整するようになっている。
なお、画像の向きが不揃いの原稿を複写した際に、画像の向きが不揃いのままステイプル処理や製本処理が行なわれないように、原稿画像を解析してその向きを判定し、不揃いの場合にはコピー動作を中止する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開平11−15224号公報
ステイプルで綴じたりパンチ穴を開けたりする後処理設定とシートの付加設定の双方を伴う印刷を行なうときは、画像が自動回転される場合があるので、ユーザはその点を充分考慮してシートのセット方向を決めなければならない。
たとえば、搬送方向後端側の一辺近傍にだけステイプルを打つことができる後処理装置を使用し、A4ポートレート原稿を、長辺が搬送方向先端になる向きで搬送される転写紙に右綴じのステイプル設定をしてコピーする場合には、画像が自動で180度回転され、転写紙はその画像が原稿画像と天地逆になる向きで出力される。このとき画像の回転を考慮せずにシートを原稿に揃えてセットすると、ステイプルされた印刷物においてシートと他のページの画像の向きが天地逆になってしまう。
このように画像の自動回転に係る考慮を怠ったり、回転有無の判断を誤ったりすると、付加したシートの向きとその他のページに形成された画像の向きとが一致しないまま製本されてしまうので、印刷をやり直さなければならず、資源や手間が無駄になるという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決しようとする課題にするものであり、ステイプルで綴じたりパンチ穴を開けたりする設定と表紙等のシートを付加する設定とを伴う印刷を行なう場合に、シートの向きとその他のページに形成される画像の向きとが一致しない印刷物の作成を未然に防止することのできる画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1に係る発明は、転写紙上に画像を形成して出力する印刷手段(40)と、
転写紙上に形成する画像の向きを、設定された印刷条件に基づいて決定する画像方向決定手段(111)と、
転写紙上に形成する画像を前記画像方向決定手段(111)の決定に従って回転させる画像回転手段(102)と、
方向性を有するシートを前記印刷手段(40)の出力する転写紙同士の間や前後に付加するシート付加手段(90)と、
転写紙上に形成される画像の向きと前記シート付加手段(90)が付加するシートの向きとが排紙状態で一致するか否かを印刷の実行前に判定する判定手段(112)と、
前記判定手段(112)の判定結果が不一致を示す場合に、その旨を印刷の実行前に警告する警告手段(226)と
を有する
ことを特徴とする画像形成装置である。
上記発明によれば、転写紙上に形成される画像の向きとシート付加手段(90)が付加するシートの向きとが排紙状態で一致するか否かを印刷の実行前に判定し、不一致の場合にはその旨が印刷の実行前に警告される。これにより、付加するシートの向きとその他のページに形成される画像の向きとが一致しない印刷物の作成が未然に防止される。
たとえば、ステイプルの綴じ位置に基づいて画像を自動回転させる必要が生じ、その結果、シートと転写紙上の画像の向きとが排紙時に一致しなくなるとき、印刷の実行前にその旨が警告される。このほか、短辺を先端にして搬送される転写紙にA4ポートレート原稿を複写するような場合には、読み取った原稿画像を左右いずれかに90度回転させることになる。そこで、回転後の画像の向きとユーザの設定したシートのセット方向とが一致しない場合にその旨の警告を発するようにしてもよい。
印刷条件には、原稿がポートレートとランドスケープのいずれであるか、原稿台への原稿のセット方向、転写紙が長辺と短辺のいずれを先端にして搬送されるか、ステイプルの綴じ位置やパンチ穴の穴位置、給紙部等へのシートのセット方向などがある。これらの印刷条件はユーザが入力するほか、装置側で自動的に判断するものがある。たとえば、原稿セット方向は原稿台に設けたセンサで検知される。
シートのセット方向は、固定であってもユーザ設定可能としてもよい。シートのセット方向が固定の場合には、シートと転写紙上の画像の向きの一致不一致を画像が180度回転処理されるか否かによって判定できる。そこで画像が自動回転されるとき、その旨を不一致の警告として印刷の実行前に通知してもよい。
なおシートが方向性を有するとは、シートの形状やシートに予め印刷された画像が方向性を有することをいう。たとえば、既に絵柄が印刷されているシートや、章分け用のタブシートなどが該当する。
請求項2に係る発明は、転写紙上に画像を形成して出力する印刷手段(40)と、
転写紙上に形成する画像の向きを、設定された印刷条件に基づいて決定する画像方向決定手段(111)と、
転写紙上に形成する画像を前記画像方向決定手段(111)の決定に従って回転させる画像回転手段(102)と、
方向性を有するシートを前記印刷手段(40)の出力する転写紙同士の間や前後に付加するシート付加手段(90)と、
転写紙上に形成される画像の向きにより、前記方向性を有するシートのセット方向を指示する指示手段(226)と
を有する
ことを特徴とする画像形成装置。
上記発明によれば、画像形成装置側で方向性を有するシートの向きが判断できない場合にも、転写紙上に形成される画像の向きに応じたシートのセット方向を指示することができる。
請求項3に係る発明は、前記印刷条件は、画像の向きを基準にした、ステイプルやパンチ穴などの後処理を施す位置の指定を含み、
前記後処理は、搬送路上の所定位置にある転写紙の向きを基準にした特定位置にのみ施すことが可能なものであり、
前記画像回転手段(102)は、前記印刷条件で指定された位置に前記後処理が施されるように転写紙上に形成する画像の向きを決定する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、ステイプルやパンチ穴などの後処理を施す位置が「右綴じ」、「左綴じ」、「上綴じ」のように画像の向きを基準にした相対位置で指定される。一方、綴じや穴あけなどの後処理は、搬送路上の所定位置にある転写紙の向きを基準にした特定位置にのみ施すことが可能な構成になっている。たとえば、転写紙の四辺のうち搬送方向後端の近傍にのみステイプルを打つことができる等である。したがって、後処理の位置は変更できないので、印刷条件で指定された位置に後処理が施されるように画像の向きが調整される。そして画像の向きを調整した結果、シートと画像の向きとが不一致になるとき、その旨が印刷の実行前に警告される。
請求項4に係る発明は、前記印刷手段(40)は、電子写真プロセスによってトナー像を転写紙上に形成し、この転写紙を定着装置(49)に通すことで前記トナー像を転写紙に固着するものであり、
前記シート付加手段(90)は、前記定着装置(49)の後段で前記シートを付加するものである
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、定着装置(49)の後段でシートが付加される。シートは定着装置(49)を通らないので、印刷済みのシートを用いる場合にその画質が定着装置(49)での加圧加熱によって劣化することがない。
請求項5に係る発明は、前記印刷手段(40)は、複数の給紙部を備え、いずれかの給紙部から給紙された転写紙を、電子写真プロセスによって形成されたトナー像が転写紙に転写される転写箇所とこの転写されたトナー像を転写紙に固着する定着装置(49)とを含む画像形成パスに通すことで印刷を行なうものであり、
前記シート付加手段(90)は、指定された給紙部に収容されているシートを画像の形成を行なわずに前記画像形成パスに通すことによりシートの付加を行なうものである
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、印刷手段(40)の有する給紙部に収容されているシートを画像形成せずに画像形成パスに通すことによってシートの付加が行なわれる。これにより、画像形成装置の後段に後処理装置を別途設けることなくシートを付加することができ、小規模なシステム構成でシートの付加機能が実現される。
本発明に係る画像形成装置によれば、転写紙上に形成される画像の向きとシート付加手段が付加するシートの向きとが排紙状態で一致するか否かを印刷の実行前に判定し、不一致の場合にはその旨を印刷の実行前に警告するので、ステイプルで綴じたりパンチ穴を開けたりする設定と表紙等のシートを付加する設定とを伴う印刷を行なう場合に、シートの向きとその他のページに形成される画像の向きとが一致しない印刷物の作成を未然に防止することができる。
また転写紙上に形成される画像の向きにより、方向性を有するシートのセット方向を指示するものでは、画像形成装置側で方向性を有するシートの向きが判断できない場合にも、転写紙上に形成される画像の向きに応じたシートのセット方向を指示することができる。
定着装置の後段でシートを付加するものでは、印刷済みのシートの画質が定着装置での加圧加熱によって劣化することがない。また印刷手段の給紙部に収容されているシートを画像形成せずに画像形成パスに通すことでシートを付加するものでは、画像形成装置の後段に後処理装置を別途設けることなくシートを付加することができ、シートの付加機能の小規模なシステム構成で実現することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本発明に係る画像形成装置10の断面構成を示している。画像形成装置10は、原稿を読み取りその複製画像を転写紙上に形成するコピー機能や、パーソナルコンピュータなどの装置から印刷データを受信し、対応する画像を転写紙上に形成して出力するプリンタ機能などを備えた、いわゆるデジタル複合機と称される装置である。
画像形成装置10の後段に接続された後処理装置90は、画像形成装置10の出力する転写紙と転写紙の間や前後に表紙や章区切りのための途中挿入紙などの挿入シート4を付加するシート付加手段としての機能を備えている。また画像形成装置10の出力する転写紙やこれに挿入シートを付加した印刷物をステイプルで綴じたり印刷物にパンチ穴を開けたりする機能を備えている。
画像形成装置10は、自動原稿送り装置20と、読取部30と、印刷手段としてのプリンタ部40とから構成される。自動原稿送り装置20は、原稿載置トレイ21に積載された原稿2を1枚ずつ読取部30の読取箇所に送り込む機能を果たす。また両面原稿については、片面読み取り後、表裏を反転して再び読取部30へ送り込む機能を備えている。
自動原稿送り装置20は、原稿載置トレイ21に積載された原稿2を最上部から順に送り出す給紙ローラ22と、原稿の読取箇所であるコンタクトガラス31に原稿を密着させながら通過させるための密着ローラ23と、給紙ローラ22によって送り込まれた原稿を密着ローラ23に沿って案内する案内ローラ24とを備えている。さらに、コンタクトガラス31を通過した原稿の進行方向を切り替える切替爪25と、両面原稿の表裏を反転させるための反転ローラ26と、読み取りの完了した原稿が排出される排紙トレイ27とを備えている。
読取部30は、自動原稿送り装置20によって送り込まれた原稿を読み取って対応する画像データを出力する機能を果たす。読取部30は、光源33とミラー34とから成る露光走査部35と、原稿からの反射光を受光しその光強度に応じた電気信号を出力するラインイメージセンサ36と、原稿からの反射光をラインイメージセンサ36へ集光する集光レンズ37と、露光走査部35のミラー34からの反射光をラインイメージセンサ36へ導くための光学経路を形成する各種ミラー38とを備えている。
自動原稿送り装置20によって送り込まれた原稿を読み取るときは、露光走査部35がコンタクトガラス31の下方の読取箇所へ移動して停止し、その上を密着ローラ23によって搬送される原稿を読み取るようになっている。プラテンガラス32上に載置された原稿を読み取る場合には、プラテンガラス32の下面に沿って左から右へと露光走査部35が移動して静止状態の原稿を読み取る。
プリンタ部40は、画像データに応じた画像を電子写真プロセスによって転写紙上に形成する機能を備えている。プリンタ部40は、画像データに応じてON/OFFするレーザー光を出力するレーザーユニット42を有している。また、表面に静電潜像が形成される感光体43と、その周囲に配置された帯電装置44と、現像装置45と、転写装置46と、分離装置47と、クリーニング装置48とを備えている。
感光体43は、円筒形状を成すとともに、図示省略の駆動部によって一定方向(図中の矢印A方向)に回転される。帯電装置44は、感光体43をコロナ放電によって一様に帯電させる機能を果たす。このように一様に帯電された感光体43の表面を画像データに応じてON/OFFするレーザー光で走査することで、感光体43の表面に静電潜像が形成される。現像装置45は、感光体43の表面に形成された静電潜像をトナー像として顕像化する機能を果たす。
転写装置46は、電界を与えることで感光体表面のトナー像を転写紙に静電的に転写する機能を果たし、分離装置47は、除電により感光体43から転写紙を分離する機能を果たす。クリーニング装置48は、転写後に感光体43上に残ったトナーをブレード等で擦って除去し回収する機能を果たす。回収されたトナーは図示省略の経路を通じて現像装置45に戻される。定着装置49は、転写紙上のトナー像を加圧加熱して転写紙に固着させる機能を果たす。
給紙部60は、複数の給紙カセット61を有する。これらには、通常、サイズや紙種の異なる転写紙が収容される。第1給紙ローラ62は、給紙カセット61に収容された転写紙を最上部から1枚ずつ搬送部70に向けて送り出す機能を果たす。
搬送部70は、給紙カセット61から送り出された転写紙を感光体43と転写装置46との間の転写箇所を通過させ、さらにその下流の定着装置49を経て機外(後続の後処理装置90)に排出する通常経路70aと、定着装置49を通った転写紙の表裏を反転させた後、転写箇所の上流で再び通常経路70aに合流させる反転経路70bとから構成される。最初に通常経路70aを通る際に転写紙の表面に画像を形成し、反転経路70bを通過した後再び通常経路70aを通る際に転写紙の裏面に画像を形成するようになっている。各経路70a、70bは、最小サイズの転写紙の送り方向サイズより短い間隔で多数の搬送ローラ71を有している。
定着装置49の後方(下流)には、転写紙の進路を切り替える進路切替爪75が配置されている。進路切替爪75を図中点線で示した水平位置にすると、排紙方法がストレート排紙になり、定着後の転写紙は矢印Cが示すように直進して後処理装置90へ排出される。進路切替爪75を図中実線で示した傾斜位置にすると、転写紙は矢印Dの示す方向へ進行する。
矢印Dの示す方向へ進行した転写紙は、両面印刷時における表面への画像形成後の場合は、そのまま反転経路70bへと進み、裏面への記録が行なわれる。片面印刷時など画像形成後の転写紙の表裏を反転して排紙する場合は、矢印Dの示す方向へ進行した転写紙の後端が、分岐点に配置された反転ローラ76に到達したとき当該反転ローラ76が逆転駆動される。これにより、転写紙は矢印Fの示す方向に進行し、表裏が反転されたいわゆるフェースダウンの状態で後処理装置90に排紙される。
画像形成装置10は、給紙カセット61に収容されたシートを印刷物の表紙や途中挿入紙(インターシート)として付加するインターシート機能を備えている。表紙や途中挿入紙を付加するページ位置が到来したとき所定の給紙カセット61から挿入シートを給紙し、この挿入シートを画像形成することなく通常経路70aに通して後処理装置90へ排出することでインターシート機能が実現される。
後処理装置90は、印刷物をステイプルで綴じたり印刷物にパンチ穴を開けたりする機能を果たす加工手段91を備えている。加工手段91は、そのスタック部に転写紙や挿入シート4を到来順に堆積し、必要枚数が揃った時点で綴じや穴あけなどの加工を施し、加工後の印刷物を排紙トレイ92に排出するようになっている。後処理装置90の上部にセットされた挿入シート4はその表裏が反転された状態で加工手段91に搬送される。
図3は、画像形成装置10の電気的構成を示すブロック図である。読取部30は、ラインイメージセンサ36と、スキャナ制御部210とを備えている。スキャナ制御部210は、光源33の点灯制御や露光走査部35の移動制御などを行なう。操作表示部220は、ユーザから各種操作を受け付けたり、ユーザに向けて各種情報を表示したりする機能を果たす。操作表示部220は、液晶ディスプレイからなる表示部221と、その画面上に敷設されたタッチスイッチおよびその他のスイッチから成る操作部222と、表示部221および操作部222の動作を制御する操作制御部223とを有している。
プリンタ部40は、レーザーユニット42と、プリンタ制御部230とを備えている。プリンタ制御部230は、ポリゴンミラーの回転を制御するほか、帯電装置44、転写装置46、分離装置47への電圧印加、感光体43の回転、現像装置45、クリーニング装置48、定着装置49、給紙部60、搬送部70等の動作を統括制御する機能を備えている。スキャナ制御部210、操作表示部220、プリンタ制御部230はそれぞれCPUおよびROM、RAMを主要部とする回路で構成されており、ROMに格納されたプログラムに従って各種の制御を実行する。
主制御部100は、画像形成装置10の動作を統括制御する機能を果たす。主制御部100は、読み取り処理部101と、DRAM制御部102と、圧縮部103と、伸張部104と、画像メモリ105と、書き込み処理部106と、画像制御CPU110と、不揮発性メモリ107とを備えている。
読み取り処理部101は、読取部30の出力する画像データに対して拡大処理、鏡像処理、誤差拡散による2値化処理などを施す機能を果たす。圧縮部103は、2値化された画像データを圧縮する。伸張部104は、圧縮された画像データを元のイメージデータに伸張する機能を果たす。画像メモリ105は、非圧縮の画像データをページ単位で記憶可能なページメモリ105aとしての機能と、圧縮された画像データを蓄積する圧縮メモリ105bとしての機能を果たす。
書き込み処理部106は、画像メモリ105から読み出して伸張された画像データをプリンタ部40の動作に応じたタイミングでレーザーユニット42へ送出する機能を果たす。DRAM制御部102は、ダイナミックRAMからなる画像メモリ105へのリード・ライトおよびリフレッシュのタイミング制御や、画像データを圧縮して画像メモリ105に格納したり、画像メモリ105から圧縮データを読み出して伸張したりする際のタイミング制御等を行なう機能を果たす。またDRAM制御部102は、画像を180度回転させる画像回転手段としての機能を果たす。180度回転処理は、画像データをページメモリ105aへ格納した際と異なる順序で読み出すことによって実現される。
画像制御CPU110は、画像形成装置10の動作全体を制御するCPUであり、画像データの流れを管理する機能や、ジョブの予約登録や実行を管理する機能を果たす。画像制御CPU110は、図示省略のプログラムメモリに格納されたプログラムに従って動作する。不揮発性メモリ107は、電源OFF後も記憶しておくべきユーザデータやシステムデータを記憶するメモリである。
画像処理手段130は、パーソナルコンピュータ3等から印刷データを受信して、これをラスタイメージデータに展開するプリントコントローラとしての機能と、読取部30で原稿を読み取って得た画像データを電子メールやFTP(ファイル・トランスファ・プロトコル)でパーソナルコンピュータ3など外部の装置にネットワークを通じて送信するスキャナーコントローラとしての機能を果たす。画像処理手段130は、上記の機能を統括制御するコントローラ制御CPU131と、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)に接続するための通信機能を果たすLANIF部132と、イメージデータを蓄積等する画像メモリ133と、DRAM制御部134とを有している。DRAM制御部134は、ダイナミックRAMからなる画像メモリ133へのリード・ライトおよびリフレッシュのタイミング制御を行なう。またPCIバスを通じて主制御部100のDRAM制御部102との間で画像データを受け渡しする機能を果たす。
図4は、画像形成装置10において挿入シートの向きと転写紙上の画像の向きとの一致判定等に係る部分の機能構成を示している。操作表示部220は印刷条件設定手段225と警告手段226(または指定手段)としての機能を果たし、画像制御CPU110は画像方向決定手段111と判定手段112としての機能を果たす。印刷条件設定手段225は、原稿載置トレイ21への原稿セット方向、印刷に使用する給紙カセットや給紙トレイ、綴じ処理や穴あけ処理の有無および綴じ位置や穴位置など印刷条件に係る各種設定をユーザから受け付ける機能を果たす。
なお、印刷条件のうち原稿がポートレートかランドケープかについては、自動原稿送り装置20に設けたセンサが検知した原稿幅に基づいて自動判定する。また転写紙の長辺と短辺のいずれが搬送方向先端になるかを示す印刷条件は、ステイプルによる綴じ位置等との関係で自動決定される。転写紙の長辺が搬送方向先端となって搬送される場合をLEF(Long・Edge・Feed)と呼び、転写紙の短辺が搬送方向先端となって搬送される場合をSEF(Short・Edge・Feed)と呼ぶ。
画像方向決定手段111は、転写紙上に形成する画像の向きを、設定された印刷条件に基づいて決定する機能を果たす。判定手段112は、転写紙上に形成される画像の向きと印刷物に付加する挿入シートの向きとが排紙トレイ92への排紙状態(あるいは後処理が施される箇所)で一致するか否かを印刷の実行前に判定する機能を果たす。警告手段226は、判定手段112の判定結果が不一致を示す場合に、その旨を印刷の実行前にユーザに警告する機能を果たす。
次に印刷条件の設定について説明する。図5から図8は、原稿載置トレイ21に載置した原稿のセット方向を設定する際の画面遷移を示している。図5は、コピー動作を実施する際の基本画面の一例である。基本画面300には、設定内容をユーザに通知するための各種文字や絵柄と設定内容を変更するための各種操作釦とが配置されている。図中、枠を太線で表示した操作釦は、その操作釦に係る設定内容が選択されていることを示している。実際の表示画面では、背景色と文字色が反転するように表示される。
基本画面300の上部には、各種の案内や警告が表示されるメッセージ表示欄301が設けてある。画面上部の中央右側には、設定状態を絵柄で表したインジケータ302が表示されている。たとえば、原稿インジケータ303は、原稿のセット方向を示している。
基本画面300で「原稿設定」釦304を操作すると、表示画面が図6に示す原稿セット方向選択画面310に切り換わる。初期状態では、原稿のセット方向は、原稿画像が正立する状態(画像の天地のうちの天が原稿載置トレイ21の奥手になる向き)の正立釦311が選択されている。ユーザは、正立釦311、左横向き釦312、右横向き釦314、倒立釦313のいずれかを操作することで、それぞれの釦に対応した向きに原稿がセットされていることを設定することができる。
図7は、ユーザが右横向き釦314を選択した状態の原稿セット方向選択画面310bを示している。原稿セット方向を選択してから「OK」釦315を操作すると、表示が図8に示す基本画面300bに戻る。基本画面300bでは、「原稿設定」釦304が太枠表示になり、原稿設定に係る印刷条件がユーザによって初期値と異なる値に変更されたことが示される。また原稿インジケータ303bは、原稿セット方向が倒立状態であることを示す絵柄に変わっている。
次に原稿の綴じ位置等の設定について説明する。図9から図11は、ステイプルの綴じ位置の設定とカバーシートの付加設定を行なう際の画面遷移を示している。カバーシートは表表紙として付加される挿入シートである。図9に示す基本画面300cで「出力設定」釦305を操作すると、表示画面が図10に示す後処理モード選択画面320に切り換わる。後処理モード選択画面320の「ステイプル」欄321にはステイプルの綴じ位置を選択する操作釦として、右上綴じ釦322と、左上綴じ釦323と、右綴じ釦324と、左綴じ釦325と、上綴じ釦326とが設けてある。これらの操作釦322〜326のいずれかを操作することでステイプルの綴じ位置を選択することができる。
図10は、右上綴じ釦322を選択した状態を示している。初期状態では右上綴じ釦322が選択されている。後処理モード選択画面320の「メイントレイ後処理」欄331には、各種用意された後処理の中から印刷物に施す後処理を選択するための操作釦が配置されている。図10に示す例では、後処理装置90で印刷物にカバーシートを付加する機能に対応した「カバーシート」釦332が選択された状態を示している。
ここでは、後処理装置90の給紙部におけるカバーシートのセット方向をユーザ設定することはできなくなっている。画像形成装置10は、天が奥手になる向きで後処理装置90にカバーシートがセットされているものとして固定的に処理するようになっている。後処理モード選択画面320において「OK」釦327を操作すると表示が図11に示す基本画面300dに戻る。基本画面300dでは、「出力設定」釦305が太枠表示になり、後処理装置90で後処理を施す旨の設定がなされていることを表している。
次に途中挿入紙(インターシート)の挿入設定について説明する。図12から図16は、途中挿入紙の挿入設定を行なう際の画面遷移を示している。図12に示す基本画面300eで「応用機能」釦306を操作すると、表示画面が図13に示す応用機能選択画面340に切り換わる。応用機能選択画面340の「インターシート」欄341を操作すると、表示画面が図14に示すインターシートモード設定画面350に切り換わる。インターシートモード設定画面350では、給紙カセット61に収容されたシートを表紙や途中挿入紙として印刷物に挿入するインターシート機能に係る印刷条件を設定する。すなわち、インターシートとして白紙を付加するか否かや、印刷物の何ページ目にインターシートを付加するかなどを設定する。図14に示す例では、表表紙と裏表紙に白紙を付加する旨が設定されている。
図14のインターシートモード設定画面350で「OK」釦351を操作すると、表示が図15に示すような応用機能選択画面340bに戻る。応用機能選択画面340bでは、「インターシート」欄341が太枠表示となり、インターシートに係る印刷条件が設定されたことを表している。応用機能選択画面340bで「OK」釦342を操作すると、表示が図16に示すような基本画面300fに戻る。基本画面300fでは、「応用機能」釦306が太枠表示に変わり、何らかの応用機能が設定されたことを表している。
図1は、原稿セット方向やステイプルの綴じ位置と画像回転の有無との関係を示した一覧表である。この一覧表400は、原稿セット方向が正立状態の場合を示している。図中の最上欄401は原稿がポートレートで転写紙の搬送がLEFの場合を、2段目の欄402は原稿がポートレートで転写紙の搬送がSEFの場合を、3段目の欄403は原稿がランドスケープで転写紙の搬送がSEFの場合を、最下欄404は原稿がランドスケープで転写紙の搬送がLEFの場合に対応している。
後処理装置90は、ステイプルを転写紙の搬送方向後端側にだけ打つことが可能になっている。また印刷物は表裏が反転されたいわゆるフェースダウンの状態で排紙される。ステイプルで綴じる等の後処理は、フェースダウンの状態で施される。したがって、搬送方向後端にステイプルを打ったときに印刷条件で指定された綴じ位置になるように、図中の網がけで表示した印刷条件の場合に画像の180度回転処理が行なわれる。
たとえば、原稿がポートレート、原稿セット方向が正立状態、転写紙の搬送がLEF、ステイプルの綴じ位置が右綴じという印刷条件下では、原稿画像が180度回転されて印刷される。排紙された転写紙を排紙トレイの上から透かして見たときの画像は、図1の第1欄411に示すようになる。すなわち、原稿載置トレイ21にセットした原稿に対して上下が反転しかつ表裏が反転したものになる。転写紙上にこのような向きで画像を形成することにより、LEFの後端側に打ったステイプル413が画像に対して右綴じになる。排紙トレイから取り出した印刷物を表返して見ると、図1の第2欄412に示すようになり、画像の天が下向きになる。これを180度回転させると画像が正立しかつ右綴じで正本された印刷物になる。
一方、原稿がポートレート、原稿セット方向が正立状態、転写紙の搬送がLEF、ステイプルの綴じ位置が左綴じという印刷条件下では、原稿画像は180度回転されないで印刷される。排紙された転写紙を排紙トレイの上から透かして見たときの画像は、図1の第3欄414に示すように、原稿載置トレイ21にセットした原稿に対して表裏が反転したものになる。転写紙上にこのような向きで画像を形成することにより、LEFの後端側に打ったステイプル415が画像に対して左綴じになる。排紙トレイから取り出した印刷物を表返して見ると、図1の第4欄416に示すようになり、画像が正立しかつ左綴じで製本された印刷物になる。
図17は、排紙トレイに排出されたカバーシートと転写紙を排紙トレイの上から見た様子をページ毎に示したものである。この例は、原稿がポートレート、原稿セット方向が正立状態、転写紙の搬送がLEF、ステイプルの綴じ位置が右綴じという印刷条件下で印刷を行なった場合を示している。この印刷条件は図1の第1欄411に示した場合に該当し、原稿画像が180度回転されて印刷される。すなわち、画像の形成された転写紙501は、排紙トレイ上で、上下および表裏が反転した状態になる。一方、カバーシート502は、排紙トレイ上で、上下は反転せずに表裏だけが反転した状態になる。このため、カバーシート502とその他のページ502では天地が逆向きになる。
図18は、図17に示す印刷物をステイプルで綴じた状態を示している。画像形成された転写紙501上の画像が正立する向きに印刷物を置くとステイプル503により右綴じに製本されている。しかし、後処理装置90によって付加したカバーシート502は、他のページ501と上下(天地)が反転しており、印刷物としては不完全なものになってしまう。そこで、画像の180度回転によってカバーシートなど挿入シートの向きと転写紙上の画像の向きとが不一致になる場合に、その旨を印刷の実行前に警告するようになっている。
図19は、挿入シートの向きと転写紙上の画像の向きとの一致不一致を判定し、不一致の場合に警告を行なう判定警告処理の流れを示している。ステイプルで原稿を綴じる設定がなされ(ステップS601)、かつ後処理装置90あるいは画像形成装置10の有するインターシート機能によって挿入シートを付加する設定がなされた場合には(ステップS602)、画像の180度回転処理が行なわれるか否かを判断する(ステップS603)。すなわち、原稿のセット方向と、転写紙がLEFとSEFのいずれで搬送されるかと、原稿がポートレートとランドスケープのいずれであるかと、ステイプル等の後処理の有無とその位置とに基づいて画像の向きを決定する。
画像を回転させる場合には(ステップS603;Y)、印刷の実行前にその旨をユーザに警告する(ステップS604)。たとえば、図20に示す基本画面300gのメッセージ表示欄301gに「転写紙は原稿方向と逆向きに出力されます」のような警告メッセージをしばらく表示する。警告メッセージは、ユーザが読むための時間として数秒間表示される。さらに挿入シートのセット方向を変更すべき旨の警告メッセージをしばらく表示した後(ステップS605)、メッセージ表示欄301iに「コピーできます」と表示された通常の画面に復帰する。たとえば、図21に示す基本画面300hのメッセージ表示欄301hに、「挿入シートのセット方向を逆向きにしてください」という警告メッセージを数秒間表示した後、図22に示す基本画面300iに復帰する。
警告を受けたユーザは、挿入シートのセット方向を逆向きにセットし直す。ユーザが図示省略のスタート釦を押下すると、警告に従ったものと判断し、原稿のコピー動作などの印刷動作を開始する。
上述の例では、挿入シートは正立状態でセットされていることを前提に処理を進めたが、たとえば、原稿セット方向の設定と同様の操作により挿入シートのセット方向をユーザ設定し得るように構成してもよい。図23は、挿入シートのセット方向をユーザ設定できる場合における判定警告処理の流れを示している。
ステイプルで原稿を綴じる設定がなされ(ステップS701)、かつ後処理装置90あるいは画像形成装置10の有するインターシート機能によって挿入シートを付加する設定がなされ(ステップS702)、さらに挿入シートのセット方向の選択設定が行なわれる(ステップS703)。その後、原稿画像の180度回転処理が必要か否かを判断し(ステップS704)、画像を回転させる場合には(ステップS704;Y)、コピー動作の実行前にその旨をユーザに警告する(ステップS705)。たとえば、図20に示すような警告メッセージをしばらく表示する。
その後、転写紙に形成される画像の向きと挿入シートの向きが排紙状態で一致するか否かを判定し(ステップS706)、一致しない場合は(ステップS706;Y)、挿入シートのセット方向を変更すべき旨の警告をしばらく表示する(ステップS707)。たとえば、図21に示すような警告メッセージを数秒間表示した後、図22に示す基本画面300iに復帰する。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、原稿のセット方向、ステイプルの綴じ位置などの設定方法は、実施の形態で例示したものに限定されない。また実施の形態では後処理としてステイプルで綴じる場合を例に説明したが、パンチ穴をあけるなど印刷物の特定箇所に施す後処理であればよい。
また実施の形態では、挿入シートを後処理装置90で付加する場合とインターシート機能によって付加する場合の双方を備えたがシステムについて説明したが、いずれか一方の機能だけを備えた画像形成システムであってもかまわない。
原稿のセット方向や綴じ位置など印刷条件毎に画像回転の有無を表した一覧表である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の断面構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置のうち挿入シートの向きと転写紙上の画像の向きとの一致判定等に係る部分の機能構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置に表示される基本画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置に表示される原稿セット方向選択画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置に表示される原稿セット方向選択画面であって倒立釦を選択した状態の一例を示す説明図である。 原稿設定がなされている場合の基本画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置に表示される基本画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置に表示される後処理モード選択画面の一例を示す説明図である。 出力設定がなされている場合の基本画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置に表示される基本画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置に表示される応用機能選択画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置に表示されるインターシートモード設定画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置に表示されるインターシートモード設定画面であってインターシート機能が設定された状態の一例を示す説明図である。 応用機能設定がなされている場合の基本画面の一例を示す説明図である。 排紙トレイに排出されたカバーシートと転写紙を排紙トレイの上から見た様子をページ毎に示す説明図である。 図17に示す印刷物をステイプルで綴じた状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置が行なう判定警告処理を示す流れ図である。 画像回転が実施された旨の警告メッセージが表示された基本画面の一例を示す説明図である。 挿入シートのセット方向を逆にする旨の警告メッセージが表示された基本画面の一例を示す説明図である。 警告メッセージを数秒間表示した後に表示される基本画面300の一例を示す説明図である。 挿入シートのセット方向をユーザ設定し得る場合の判定警告処理を示す流れ図である。
符号の説明
2…原稿
4…挿入シート
10…画像形成装置
20…自動原稿送り装置
21…原稿載置トレイ
22…給紙ローラ
23…密着ローラ
24…案内ローラ
25…切替爪
26…反転ローラ
27…排紙トレイ
30…読取部
31…コンタクトガラス
33…光源
34…ミラー
35…露光走査部
36…ラインイメージセンサ
37…集光レンンズ
38…各種ミラー
40…プリンタ部
42…レーザーユニット
43…感光体
44…帯電装置
45…現像装置
46…転写装置
47…分離装置
48…クリーニング装置
49…定着装置
60…給紙部
61…給紙カセット
70a…通常経路
90…後処理装置
91…加工手段
92…排紙トレイ
100…主制御部
101…読み取り処理部
102…DRAM制御部
103…圧縮部
104…伸張部
105…画像メモリ
105a…ページメモリ
105b…圧縮メモリ
106…書き込み処理部
107…不揮発メモリ
110…画像制御CPU
111…画像方向決定手段
112…判定手段
130…画像処理手段
131…コントローラ制御CPU
132…LANIF部
133…画像メモリ
134…DRAM制御部
210…スキャナ制御部
220…操作表示部
221…表示部
222…操作部
223…操作制御部
225…印刷条件設定手段
226…警告手段
300…基本画面
301…メッセージ表示欄
302…各種インジケータ
303…原稿インジケータ
304…「原稿設定」釦
305…「出力設定」釦
306…「応用機能」釦
310…原稿セット方向選択画面
311…正立釦
312…左横向き釦
313…倒立釦
314…右横向き釦
315…「OK」釦
320…後処理モード選択画面
321…「ステイプル」欄
322…右上綴じ釦
323…左上綴じ釦
324…右綴じ釦
325…左綴じ釦
326…上綴じ釦
327…「OK」釦
331…「メイントレイ後処理」欄
332…「カバーシート」釦
340…応用機能選択画面
341…「インターシート」欄
342…「OK」釦
350…インターシートモード設定画面
351…「OK」釦
400…一覧表
401…最上欄
402…2段目の欄
403…3段目の欄
404…最下欄
411…第1欄
412…第2欄
413…ステイプル
414…第3欄
415…ステイプル
416…第4欄
501…転写紙
502…カバーシート
503…ステイプル

Claims (5)

  1. 転写紙上に画像を形成して出力する印刷手段と、
    転写紙上に形成する画像の向きを、設定された印刷条件に基づいて決定する画像方向決定手段と、
    転写紙上に形成する画像を前記画像方向決定手段の決定に従って回転させる画像回転手段と、
    方向性を有するシートを前記印刷手段の出力する転写紙同士の間や前後に付加するシート付加手段と、
    転写紙上に形成される画像の向きと前記シート付加手段が付加するシートの向きとが排紙状態で一致するか否かを印刷の実行前に判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果が不一致を示す場合に、その旨を印刷の実行前に警告する警告手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 転写紙上に画像を形成して出力する印刷手段と、
    転写紙上に形成する画像の向きを、設定された印刷条件に基づいて決定する画像方向決定手段と、
    転写紙上に形成する画像を前記画像方向決定手段の決定に従って回転させる画像回転手段と、
    方向性を有するシートを前記印刷手段の出力する転写紙同士の間や前後に付加するシート付加手段と、
    転写紙上に形成される画像の向きにより、前記方向性を有するシートのセット方向を指示する指示手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記印刷条件は、画像の向きを基準にした、ステイプルやパンチ穴などの後処理を施す位置の指定を含み、
    前記後処理は、搬送路上の所定位置にある転写紙の向きを基準にした特定位置にのみ施すことが可能なものであり、
    前記画像回転手段は、前記印刷条件で指定された位置に前記後処理が施されるように転写紙上に形成する画像の向きを決定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷手段は、電子写真プロセスによってトナー像を転写紙上に形成し、この転写紙を定着装置に通すことで前記トナー像を転写紙に固着するものであり、
    前記シート付加手段は、前記定着装置の後段で前記シートを付加するものである
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷手段は、複数の給紙部を備え、いずれかの給紙部から給紙された転写紙を電子写真プロセスによって形成されたトナー像が転写紙に転写される転写箇所とこの転写されたトナー像を転写紙に固着する定着装置とを含む画像形成パスに通すことで印刷を行なうものであり、
    前記シート付加手段は、指定された給紙部に収容されているシートを画像の形成を行なわずに前記画像形成パスに通すことによりシートの付加を行なうものである
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007163699A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法
JP2011042176A (ja) * 2010-11-10 2011-03-03 Ricoh Co Ltd 印刷装置
US8120814B2 (en) 2005-10-18 2012-02-21 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus, information processing apparatus, image processing method and image processing system
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