JP2001338733A - 同軸コネクタプラグ - Google Patents

同軸コネクタプラグ

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JP2001338733A
JP2001338733A JP2000157269A JP2000157269A JP2001338733A JP 2001338733 A JP2001338733 A JP 2001338733A JP 2000157269 A JP2000157269 A JP 2000157269A JP 2000157269 A JP2000157269 A JP 2000157269A JP 2001338733 A JP2001338733 A JP 2001338733A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軸方向のみの弾性にて径方向のセンタリングが
可能で、弾性を付与するコイルばねが径方向に捩れるこ
とがなく、軸方向及び径方向へフローティングさせるこ
とをができる構造を実現した同軸コネクタプラグを提供
することにある。 【解決手段】同軸コネクタプラグ2はレセプタクル3に
先端部を嵌合接続する同軸プラグ部4と、両端の開口部
46,48より突出させるように同軸プラグ部4を収納
配置するケース42及び蓋体43からなるハウジング
と、ハウジング内に位置する同軸プラグ部4に固定さ
れ、同軸プラグ部4の先端部側の面を同軸プラグ部4を
中心とした円錐状の傾斜面31としたセンタリングガイ
ド体31と、該センタリングガイド体31の基部底面を
径方向に摺動自在に支持する共にケース42内に軸方向
に移動自在に収納された支持台45と、支持台45とケ
ース42の底面との間に配設され、軸方向に支持台45
を付勢するコイルばねとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸コネクタプラ
グに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機を自動車に持ち込んで使用す
る際、携帯電話機と嵌合して運転中においても携帯電話
機を持たずに通話できるようにしたハンズフリーキット
や携帯電話機を固定する装置が提供されている。図16
はハンズフリーキットのような装置Aと携帯電話機Bと
を示しており、装置Aは筐体1の上面に携帯電話機Bを
載置する載置部1Aを設け、この載置部1Aに携帯電話
機Bの裏部を載置することで装着固定できるようなって
いる。また携帯電話機Bを載置部1Aに載置固定すると
載置部1Aに設けた同軸コネクタ2と携帯電話機Bの裏
部に設けたレセプタクル3とが嵌合接続され、同軸コネ
クタ2の嵌合接続によりレセプタクル3内では携帯電話
機B側の無線通信部のアンテナ接続部と携帯電話機B側
のアンテナとの間を切り離すと同時にアンテナ接続部を
同軸コネクタ2側に接続する回路を構成し、自動車側に
設けたアンテナに同軸コネクタ2に接続された同軸ケー
ブルCを介して無線通信部のアンテナ接続部を接続する
ことができるようになっている。
【0003】図17は従来使用されている同軸コネクタ
2とレセプタクル3との嵌合接続前の状態を示してお
り、この従来例の同軸コネクタ2はレセプタクル3に嵌
合される同軸プラグ部4と、同軸ケーブルCを同軸プラ
グ部4の同軸ポスト5に接続するためのケーブル接続部
6と、同軸コネクタ2を筐体1に取り付けるための取付
部7とを備えている。
【0004】取付部7は一端で同軸プラグ部4の外部導
体9に固定され、他端で筐体1に固定された支持部材8
に固定された外形が円錐台形状のコイルばね10を備え
るとともに、筐体1の外側に突出する同軸プラグ部4の
先部の軸方向変位を制限するために、同軸プラグ部4の
取付部7に対する接合端付近に取り付けた環状の部材1
1を備えてなり、コイルばね10を筐体1に形成した取
付孔部12内に収納するとともに、部材11を取付孔部
12の開口の周辺の筐体1内側面に当接することで、同
軸プラグ部4を軸方向及び径方向に変位可能に保持して
いる。尚62は埃などが取付孔部12に入るのを防ぐた
めのフィルム体である。
【0005】同軸プラグ部4は中心に上記の同軸ポスト
5を内装した誘電体13とこの誘電体13を内装した上
記外部導体9とからなる。
【0006】ケーブル接続部6は同軸ケーブルCの誘電
体19の中心に内装された導体20を収納するための貫
通孔21を有する筒体22を備え、この筒体22の外面
に同軸ケーブルCの外被導体23を収納するようになっ
ていいる。この外被導体23は金属環体24の可塑変形
により筒体22に絞り付けられている。またケーブル接
続部6は筒体22と一体となって筒体22と直交し同軸
プラグ部4の軸方向に延びた通路25を有するとともに
上記貫通孔21に連結されている導電性ケース部26を
備え、この導電性ケース部26に上記同軸プラグ部4の
端部を嵌合固定し、導電性ケース部26内に導入された
同軸ケーブルCの導体20の先端と同軸ポスト5の端部
とを半田付けなどにより電気的に接続している。
【0007】このように構成された同軸コネクタ2を装
着した装置Aの筐体1の載置台1Aに携帯電話機Bを定
位置に載置しようとした場合、携帯電話機Bの裏部に設
けたレセプタクル3の外部電極体の表面に、底部から表
面開口に向けて徐々に内径が拡径するように形成した穴
部14に同軸コネクタ2の同軸プラグ部4の先部が嵌ま
り、このとき携帯電話機Bを載置台1A側に押し付けよ
うとする力により同軸プラグ部4の先部が穴部14のテ
ーパ面に接触するが、コイルばね10により軸方向及び
径方向に同軸プラグ部4が揺動するため、同軸コネクタ
2の衝撃を吸収して損傷の危険を低減することができる
のである。
【0008】そして同軸プラグ部4の先部が穴部14の
中心底部に設けた嵌合凹部15に嵌合すると、その底面
に露出した可動接点体16の先端を同軸ポスト5の先端
が押すことで可動接点体16を軸方向に動かしてその可
動接点体16の後端で更に可動ばね板17を動かし、可
動ばね板17の可動接点17aを固定端子18の接点面
から開離させる。可動ばね板17は携帯電話機Bの無線
通信部のアンテナ接続部に、固定端子18は携帯電話機
Bのアンテナに接続されているため、上記開離によりア
ンテナが切り離されるとともに無線通信部のアンテナ接
続部が可動ばね板17,可動接点体16を介して同軸プ
ラグ部4の同軸ポスト5に接続されることで、同軸ケー
ブルCを介して自動車側のアンテナに接続されることに
なる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記の従来例
の同軸コネクタプラグ2は略円錐台形状のコイルばね1
0によって軸方向及び径方向のフローティングを行って
いるが、このような従来例の構成ではコイルばね10を
径方向に撓ませた時にコイルばね10が捩れるように変
形するため、過度な負荷が加わった場合にコイルばね1
0が塑性変形し、初期の位置に戻らなくなる恐れがあっ
た。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、軸方向のみの弾性にて径
方向のセンタリングが可能で、しかも弾性を付与するコ
イルばねが径方向に捩れることがなく、軸方向及び径方
向へフローティングさせることをができる構造を実現し
た同軸コネクタプラグを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、レセプタクルに先端部を嵌合
接続する同軸プラグ部と、両端面に開口部を有し、両端
の開口部より突出させるように同軸プラグ部を収納配置
するハウジングと、該ハウジング内に位置する上記同軸
プラグ部の中間外周部に設けられたセンタリング部材
と、該センタリング部材の基部底面を径方向に摺動自在
に支持するとともに上記ハウジング内に上記同軸プラグ
部の軸方向に移動自在に収納された支持台と、該支持台
と上記ハウジング底面との間に配設されるととも、上記
支持台を貫挿した上記同軸プラグ部が軸方向に貫挿せる
上記コイルばねとで構成され、上記コイルばねにより上
記同軸プラグ部の先端部方向に向けて軸方向に支持台を
付勢したものであって、上記同軸プラグ部の先端部が上
記レセプタクルに対して嵌合接続する際及び嵌合接続状
態から非嵌合接続状態に戻る際に、上記センタリング部
材が径方向の移動したときに、上記センタリング部材と
上記ハウジングとが互いに摺接する面部位の形状を、非
嵌合接続状態に戻る際に上記ハウジングの上記開口部に
上記センタリング部材が嵌まって上記同軸プラグ部が上
記開口部にセンタリングされるように形成したことを特
徴とする。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記センタリング部材を上記同軸プラグ部と一体
に設け、上記同軸プラグ部の先端部側に対応する面部を
平坦面し、この平坦面に対応する上記ハウジングの開口
部周辺の面を、該開口部を中心としたすり鉢状の凹面と
したことを特徴とする。
【0013】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記センタリング部材を上記同軸プラグ部と一体
に設け、上記同軸プラグ部の先端部側に対応する面部を
先端部方向に突出させて上記同軸プラグ部を中心とする
円錐状に形成し、この円錐状の傾斜面に対応する上記ハ
ウジングの開口部周辺の内面を平坦面としたことを特徴
とする。
【0014】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、上記センタリング部材の基部周部に上記センタリン
グ部材が嵌まり込む上記ハウジングの開口部の径よりも
大きな鍔部を突出形成して成ることを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、上記センタリング部材を上記同軸プラグ部と一体に
設けられ、上記同軸プラグ部の先端部側に対応する面部
を先端部方向に突出させて該同軸プラグ部を中心とする
多角錐状に形成し、この多角錐状の傾斜面に対応する上
記ハウジングの開口部周辺の内面を平坦面としたことを
特徴とする。
【0016】請求項6の発明は、請求項2〜5の何れか
の発明において、上記同軸プラグ部の先端部が突出する
上記ハウジングの開口部のハウジングの内側に位置する
開口内縁にR面を形成したことを特徴とする。
【0017】請求項7の発明は、請求項1〜6の何れか
の発明において、上記センタリング部材及び上記同軸プ
ラグ部の先端部が突出する開口部を形成しているハウジ
ング部位を金属で形成したことを特徴とする。
【0018】請求項8の発明は、レセプタクルに先端部
を嵌合接続する同軸プラグ部と、両端面に開口部を有
し、両端の開口部より突出させるように同軸プラグ部を
収納配置するハウジングと、該ハウジング内に位置する
上記同軸プラグ部の外周部に少なくとも設けられたセン
タリング部材と、センタリング部材の下部に一体に設け
られ、ハウジング内での横方向が規制された支持台と、
該支持台と上記ハウジング底面との間に配設されるとと
も、上記支持台を貫挿した上記同軸プラグ部が軸方向に
貫挿せる上記コイルばねとで構成され、上記コイルばね
により上記同軸プラグ部の先端部方向に向けて軸方向に
支持台を付勢したものであって、上記同軸プラグ部の先
端部が上記レセプタクルに対して嵌合接続する際及び嵌
合接続状態から非嵌合接続状態に戻る際に、上記センタ
リング部材が径方向の移動したときに、上記センタリン
グ部材と上記ハウジングとが互いに摺接する面部位の形
状を、非嵌合接続状態に戻る際に上記ハウジングの上記
開口部に上記センタリング部材が嵌まって上記同軸プラ
グ部が上記開口部にセンタリングされるように形成した
ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。 (実施形態1)図1は例えば自動車側に配置されるハン
ズフリーキットのような装置Aの筐体1側に設けられる
本実施形態の同軸コネクタプラグ2とこれに対応する携
帯電話機Bの筐体裏部に設けられたレセプタクル3の断
面構造を示していおる。
【0020】本実施形態の同軸コネクタプラグ2は同軸
プラグ部4と、ケーブル接続部6と、取付部7と、セン
タリング部材たるセンタリングガイド体30とから構成
される。
【0021】同軸プラグ部4は従来例と同様に筒状の外
部電極体9と、この外部電極体9内に内装さた誘電体1
3と、この誘電体13に包まれるように誘電体13の中
心に内装された同軸ポスト5とからなり、外部電極体9
の先端部の開口端よりやや内側に誘電体13の先端面を
位置させ、この先端面より突出した同軸ポスト5の先端
面の位置を外部電極体9の先端面と同一位置としてあ
る。また外部電極体9の先端部には等間隔に図2に示す
ように4カ所割溝27を形成してある。
【0022】センタリングガイド体30は同軸プラグ部
4の軸方向の略中央部に被挿されて固定される。このセ
ンタリングガイド体30は図1において同軸プラグ部4
を中心としてその先端部側の面が傾斜面31となった略
円錐状に形成された金属体からなり、後述する同軸プラ
グ部4のセンタリングガイドを行うためのものである。
【0023】ケーブル接続部6は同軸ケーブルCの誘電
体19を収納するための貫通孔28を有する金属製の筒
体29を備え、この筒体29の先端を先細りに形成して
同軸ケーブルCの外被導体23と絶縁外被32との間に
圧入するとともに、外被導体23を筒体29の外面に被
せ、更に金属環体33の可塑変形により筒体29に絶縁
チューブ34を介して絞り付けている。
【0024】またケーブル接続部6は筒体33と一体に
形成され、筒体33と直交し同軸プラグ部4の軸方向の
両端面が開口し且つ貫通孔28に連通した空洞部35を
有したケース部36を備えている。
【0025】同軸プラグ部4はケース部36の一方の開
口部37より同軸ポスト5の端部に設けた導体接続部5
Aを空洞部35内に臨ませ、また開口部37を同軸プラ
グ部4の誘電体13の端部の外向き突出部13aで閉塞
し、更に外部電極体9の端部より外向きに突出させた突
出片9aをケース部36の外面に設けた固定部38の溝
39に嵌めてケース部36に固定してある。
【0026】空洞部35内に臨んだ導体接続部5Aは空
洞部35内において同軸ケーブルCの導体20の先端が
半田付けされ、これにより同軸ケーブルCの導体20を
介して同軸ポスト5がアンテナに接続される。この場合
の半田付けの作業は上記開口部37とは反対側の面に開
口した開口部40から行われ、半田付け終了後、開口部
40は蓋41により閉塞される。
【0027】取付部7は合成樹脂製或いは金属製の有底
円筒状のケース42と、図1においてケース42の上部
に被る有底の円筒状の金属製の蓋体43とで構成される
ハウジングと、外形が円筒状のコイルばね44と、同軸
プラグ部4に固定されているセンタリングガイド体30
を摺動自在に支持する金属製の支持台45とで構成され
る。
【0028】ケース42は蓋体43が被さる側とは反対
側の底部に形成した開口部46近傍の内面に内向き鍔4
7を突出し、この内向き鍔部47の上にコイルばね44
の広い径となった一端部を載置してコイルばね44を収
納する。支持台45は、コイルばね44の他端部上に載
置され、コイルばね44の軸方向の伸縮に応じてケース
42内を移動するようになっている。
【0029】支持台45は周縁より図1において下向き
側周壁45aを突出させており、この側周壁45aが平
行するケース42の側周壁42aに摺接するように移動
自在にケース42内に収納されるため、支持台45に斜
めの力が加わっても傾くことなく軸方向にスムースに移
動できるようになっている。
【0030】また側周壁45aと支持台45の平面部で
囲まれる凹部45bにコイルばね44の一端部を収納す
ることで、コイルばね44及び支持台45をケース42
に組み込む際にコイルばね44が径方向に動かないよう
にし、組立性の向上を図っている。
【0031】ここでセンタリングガイド体30を固定し
た同軸プラグ部4を取付部4のケース42の開口部46
と、蓋体43側の開口部48とに貫挿させるのは上記の
ようにケーブル接続部6に連結する前に行う。つまりセ
ンタリングガイド体30の基部の外径は支持台45の中
心孔45cの内径よりも大きくしてあってこの中心孔4
5cの周辺の支持台45上面にセンタリングガイド体3
0の基部底面を当接させながら同軸プラグ部4の後部を
支持台45の中心孔45cとコイルばね44の中心とを
貫挿させてケース42の開口部46よりケース42外に
出し、この状態で上記のケース部36での連結を行うの
である。
【0032】この状態で蓋体43をケース42に被せて
同軸プラグ部4を蓋体43の開口部48を介して外方へ
突出させ、開口部48内にセンタリングガイド体30の
傾斜面31を嵌めれば図2に示す本実施形態の同軸コネ
クタプラグ2が完成される。
【0033】ここで蓋体43の開口部48の孔形状はセ
ンタリングガイド体30の基部の平面断面形状と略同じ
形に形成しており、コイルばね44のばね付勢により支
持台45を介してセンタリングガイド体30の基部底面
が押し上げられ、この押し上げにより同軸プラグ部4が
先端部に向けて軸方向に変位し、接続部4の取付部7側
の面がケース42の端面(底面)に当接してそれ以上の
移動が制限された状態の位置でセンタリングガイド体3
0の傾斜面31が蓋体43よりも外部に突出するのであ
る。
【0034】このように構成された同軸コネクタプラグ
2を装置Aの筐体1の取付孔部49に組み付ける場合に
は、蓋体43を取り外した状態で、筐体1の内側の開口
部46より取付孔部49内に、同軸プラグ部4の先部側
を挿入するとともにケース42を挿入する。
【0035】ケース42の周面には外向き鍔50を一体
に形成しており、またこの外向き鍔50に対応して取付
孔部49の内面には内向き鍔51を一体突設しており、
この内向き鍔51にケース42の外向き鍔50の下面
(図1において)を当接させる。そして取付孔49の筐
体1外側の孔部は、蓋体43の周壁に所定間隔で切り起
こしにより形成した先端が外向きに突出せる傾斜突片5
2が通る内径を持っており、この孔部内に筐体1外側か
ら蓋体43を挿入して、傾斜突片51の先端が上記内向
き鍔51の上面(図1において)に当たる位置まで、ケ
ース42に被せる。これにより取付孔部49の内向き鍔
51を蓋体43の傾斜突片52の先端と、ケース42の
外向き鍔50とで挟持する形で取付孔42内に同軸コネ
クタプラグ2が図3に示すように固定されることにな
る。
【0036】ここで携帯電話機B側に設けられるレセプ
タクル3は図4に示すようにカバ−60と、カバー60
内に収納されるベース61とから本体が構成され、携帯
電話機Bのケース62に設けられた取付孔部53内に配
設される。取付孔部53の外側開口に臨むようにカバー
60の表面には、底部から表面開口に向けて徐々に内径
が拡径するように形成した穴部54が設けられ、この穴
部54の中心底部に設けられた、同軸コネクタプラグ2
の同軸プラグ部4の先部を嵌合するための嵌合凹部55
の孔55aよりベース61側に設けられた可動ばね板5
6の先端に設けられた接触片57が露出され、この接触
片57に同軸プラグ部4の先端に臨んだプラグポスト5
の先端が押接するようになっている。可動ばね板56は
基部がベース61に固定され、その中央部に逆L状片を
切り起こし、その逆L状片の先端横片で上記接触片57
を構成している。また可動ばね板56はその自由端の下
面(図4において)に可動接点58を設け、同軸コネク
タプラグ2が嵌合接続されない状態において、ベース6
1に固定されている固定端子板59の先端の接点面に可
動接点58を可動ばね板56の弾性により弾接させ、可
動ばね板56に接続される無線通信部(図示せず)と、
固定端子板59に接続されるアンテナとの間を電気的に
接続するようになっている。
【0037】次に本実施形態を設けた装置Aの筐体1の
載置台1Aに上記レセプタクル3を設けた携帯電話機B
を載置する際、及び外す場合について図5〜図7により
説明する。
【0038】まず携帯電話機Bを載置台1Aに載置する
場合、携帯電話機Bを載置台1Aの所定位置に持ってい
き(図5(a))、上方から押さえ付けるようにして携
帯電話機Bを下方へ移動させる。この際同軸コネクタプ
ラグ2の同軸プラグ部4の先部がレセプタクル3のカバ
ー60の穴部54のテーパ面にまず接触し(図6
(a))、このテーパ面から同軸プラグ部4に径方向の
力が働くとともに、下向きの軸方向の力が働くことにな
る。下向きの力により同軸コネクタプラグ2はコイルば
ね44のばね付勢に抗して下方へ押し下げられ(図5
(b))、同時に径方向の力によりセンタリングガイド
体30がその傾斜面を蓋体43の開口部48の開口縁に
摺接させながら支持台45の上面を径方向の力の向きへ
摺動する(図6(b))。これにより同軸プラグ部4の
先部がレセプタクル3のカバー60の穴部54のテーパ
面に沿って嵌合凹部55に嵌まり込み、同軸プラグ部4
のプラグポスト5の先端面がレセプタクル3の可動ばね
板56の接触片57に接触して、接触片57を図におい
て上方へ押して可動ばね板56をその固定端を中心とし
て撓ませ、自由端側の可動接点58を固定端子板59の
接点面より開離させ、アンテナを無線通信部より切り離
す。
【0039】更に携帯電話機Aを筐体1の載置台1A側
に押し下げると(図5(c))、携帯電話機Aが筐体1
の載置台1Aの所定位置に固定手段(図示せず)により
ロックされ、同軸プラグ部4のプラグポスト5の先端に
対するレセプタクル3の可動ばね板56の接触片57の
接触を保持するとともに、可動接点58と固定端子板5
9の接点面との開離状態を保持する。
【0040】次にロック状態にある携帯電話機Aを筐体
1の載置台1Aから取り外す際には、携帯電話機Aを上
方へ持ち上げることになるが、この際コイルばね44の
上向きの軸方向の力により同軸コネクタプラグ2は図7
(a)(b)に示すように上方へ移動して元の位置へ復
帰する。この取り外しの際に径方向の力が加わって、セ
ンタリングガイド体30が支持台45上を摺動してその
傾斜面31が蓋体43の開口部48の下側開口縁に接触
する状態にあっても、押し付け力が無くなると、コイル
ばね44の軸方向のばね付勢によりセンタリングガイド
体30がその傾斜面31を蓋体43の開口部の下側開口
縁に接触させながら支持台45上を中心方向に摺動し
て、やがてセンタリングガイド体30が蓋体43の開口
部48に嵌まり込み、図6(c)に示すように同軸プラ
グ部4を該開口部48の中心から筐体1外へ突出する所
定位置に戻ることになる。 (実施形態2)上記実施形態1は円錐状に形成したセン
タリングガイド体30を同軸プラグ部4の外殻電極体9
とは別体に形成して同軸プラグ部4を中心部に貫挿さ
せ、同軸プラグ部4に固定したものであるが、本実施形
態は同軸プラグ部4の金属ケース4と一体にセンタリン
グガイド体30を形成するとともに、その形状を図8に
示すように上面が平坦面である円盤状とし、一方このセ
ンタリングガイド体30が径方向に支持台45上を摺動
する際にセンタリングガイド体30のエッジ部位が摺接
する蓋体43の内側の開口部48の開口周辺の面を開口
部48を中心とするすり鉢状の凹面62に形成したもの
である。
【0041】このように構成することで、センタリング
ガイド体30の形状が単純化されて同軸プラグ部4の外
殻電極体9との一体化加工を容易としている。
【0042】尚その他の構成は実施形態1と同じである
ので説明は省略する。 (実施形態3)上記実施形態1は円錐状に形成したセン
タリングガイド体30を同軸プラグ部4の外殻電極体9
とは別体に形成して同軸プラグ部4を中心部に貫挿さ
せ、同軸プラグ部4に固定したものであるが、本実施形
態は図9に示すように同軸プラグ部4の金属ケース4と
一体にセンタリングガイド体30を形成したものであ
る。
【0043】本実施形態によれば、同軸プラグ部4の外
殻電極体9との一体化加工により部品点数、工数の削減
が図れ、しかも蓋体43の厚みを実施形態1と同様に薄
くすることができる。
【0044】尚その他の構成は実施形態1と同じである
ので説明は省略する。 (実施形態4)本実施形態は実施形態3の構成に加え
て、図10に示すようにセンタリングガイド体30の基
部外周面に外方向に鍔部63を一体突出したもので、同
軸プラグ部4のレセプタクル3への非嵌合接続時に鍔部
63の平面を蓋体43の内側の開口部48の開口周辺の
平面に面接触させる構成としている。
【0045】本実施形態の構成によれば、実施形態3の
利点に加えて、開口部48の摩耗、変形を防止すること
ができる。
【0046】尚その他の構成は実施形態1と同じである
ので説明は省略する。 (実施形態5)実施形態1或いは3,4はセンタリング
ガイド体30の形状が図11(a)(b)に示す円錐状
であったが、本実施形態は図12(a)(b)に示すよ
うに多角錐状に形成したもので、径方向の摺動時に蓋体
43の開口部48の開口縁に点接触することになり、摩
耗の減少が図れる。
【0047】またその他の構成は図13に示すように実
施形態1と同じであるので説明は省略する。
【0048】尚この多角錐状を実施形態3或いは4の構
造に採用しても良い。 (実施形態6)本実施形態6は図14に示すように蓋体
43の開口部48の内側の開口縁にR面64を形成し、
センタリングガイド体30の傾斜面31との摺接をスム
ースにしてスムースなセンタリングを可能としている。
【0049】またその他の構成は実施形態1と同じであ
るので説明は省略する。
【0050】尚本実施形態の構成は実施形態2〜5に適
用しても良い。
【0051】ところで上記実施形態1〜6ではセンタリ
ングガイド体30及び蓋体43を金属で構成することで
蓋体43の開口部48とセンタリングガイド体30の繰
り返し接触による摩耗・変形を防ぐようにしてある。勿
論摩耗、変形に対する対策の要求度が低い場合にはこれ
ら部品を合成樹脂成形品で代用させても良い。 (請求項7)上記実施形態1乃至6はセンタリングガイ
ド体30と支持台45とが別体であったが、本実施形態
は図15に示すように図においてセンタリングガイド体
30にコイルばね44の付勢を受ける支持台45を一体
とするとともにセンタリングガイド体30の上端には同
軸プラグ部4を貫挿させる筒部30aを一体に形成した
点に特徴があり、取付部7のケース42内で支持台45
が水平方向に動かないように収納され、同軸プラグ部4
の先端のフローティングは、コイルばね44による支持
台45を含むセンタリングガイド体30の傾きにより行
うようにしてある。
【0052】つまり、上記実施形態1乃至6では同軸コ
ネクタプラグ2に同軸ケーブルCが接続され、同軸ケー
ブルCによるテンションが同軸コネクタプラグ2に加わ
って、センタリング体30が支持台45上を摺動し、結
果センターに戻らないことが生じる恐れがあるが、本実
施形態の構成では、図示するように同軸コネクタプラグ
2に同軸ケーブルCが接続され、同軸ケーブルCによっ
て、図示する矢印イ方向にテンションがかかっても、同
軸プラグ部4を保持するセンタリングガイド体30の支
持台45が水平方向には移動しないため、センタリング
ガイド体30は同軸ケーブルCのテンションがかかって
もセンター位置を維持氏、その結果同軸プラグ部4のセ
ンター位置が保持される。尚図中αは同軸プラグ部4の
先端部の可動範囲を示す。
【0053】また実施形態1乃至6と同じ構成には同じ
符号を付し説明は省略する。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明は、レセプタクルに先端
部を嵌合接続する同軸プラグ部と、両端面に開口部を有
し、両端の開口部より突出させるように同軸プラグ部を
収納配置するハウジングと、該ハウジング内に位置する
上記同軸プラグ部の中間外周部に設けられたセンタリン
グ部材と、該センタリング部材の基部底面を径方向に摺
動自在に支持するとともに上記ハウジング内に上記同軸
プラグ部の軸方向に移動自在に収納された支持台と、該
支持台と上記ハウジング底面との間に配設されるとと
も、上記支持台を貫挿した上記同軸プラグ部が軸方向に
貫挿せる上記コイルばねとで構成され、上記コイルばね
により上記同軸プラグ部の先端部方向に向けて軸方向に
支持台を付勢したものであって、上記同軸プラグ部の先
端部が上記レセプタクルに対して嵌合接続する際及び嵌
合接続状態から非嵌合接続状態に戻る際に、上記センタ
リング部材が径方向の移動したときに、上記センタリン
グ部材と上記ハウジングとが互いに摺接する面部位の形
状を、非嵌合接続状態に戻る際に上記ハウジングの上記
開口部に上記センタリング部材が嵌まって上記同軸プラ
グ部が上記開口部にセンタリングされるように形成した
ので、コイルばねには軸方向の負荷しか加わらず径方向
に捩れることが無いため、コイルばねの変形の恐れがな
いという効果がある。
【0055】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記センタリング部材を上記同軸プラグ部と一体
に設け、上記同軸プラグ部の先端部側に対応する面部を
平坦面し、この平坦面に対応する上記ハウジングの開口
部周辺の面を、該開口部を中心としたすり鉢状の凹面と
したので、センタリング部材の形状が単純化され、その
ためセンタリング部材と同軸プラグ部との一体化加工が
容易となる。
【0056】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記センタリング部材を上記同軸プラグ部と一体
に設け、上記同軸プラグ部の先端部側に対応する面部を
先端部方向に突出させて上記同軸プラグ部を中心とする
円錐状に形成し、この円錐状の傾斜面に対応する上記ハ
ウジングの開口部周辺の内面を平坦面としたので、同軸
プラグ部とセンタリング部材との一体化加工により部品
点数、工数の削減が図れ、しかもハウジングの厚みを薄
くすることができる。
【0057】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、上記センタリング部材の基部周部に上記センタリン
グ部材が嵌まり込む上記ハウジングの開口部の径よりも
大きな鍔部を突出形成したので、開口部の摩耗、変形を
防止することができる。
【0058】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、上記センタリング部材を上記同軸プラグ部と一体に
設けられ、上記同軸プラグ部の先端部側に対応する面部
を先端部方向に突出させて該同軸プラグ部を中心とする
多角錐状に形成し、この多角錐状の傾斜面に対応する上
記ハウジングの開口部周辺の内面を平坦面としたので、
径方向の摺動時にハウジングの開口部の開口縁に点接触
することになり、摩耗の減少が図れる。
【0059】請求項6の発明は、請求項2〜5の何れか
の発明において、上記同軸プラグ部の先端部が突出する
上記ハウジングの開口部のハウジングの内側の開口内縁
にR面を形成したので、ハウジングの開口部の摩耗、変
形を防止することができる。
【0060】請求項7の発明は、請求項1〜6の何れか
の発明において、上記センタリング部材及び上記同軸プ
ラグ部の先端部が突出する開口部を形成しているハウジ
ング部位を金属で形成したので、ハウジングの開口部と
センタリング部材の繰り返し接触による摩耗・変形を防
ぐことができる。
【0061】請求項8の発明は、レセプタクルに先端部
を嵌合接続する同軸プラグ部と、両端面に開口部を有
し、両端の開口部より突出させるように同軸プラグ部を
収納配置するハウジングと、該ハウジング内に位置する
上記同軸プラグ部の外周部に少なくとも設けられたセン
タリング部材と、センタリング部材の下部に一体に設け
られ、ハウジング内での横方向が規制された支持台と、
該支持台と上記ハウジング底面との間に配設されるとと
も、上記支持台を貫挿した上記同軸プラグ部が軸方向に
貫挿せる上記コイルばねとで構成され、上記コイルばね
により上記同軸プラグ部の先端部方向に向けて軸方向に
支持台を付勢したものであって、上記同軸プラグ部の先
端部が上記レセプタクルに対して嵌合接続する際及び嵌
合接続状態から非嵌合接続状態に戻る際に、上記センタ
リング部材が径方向の移動したときに、上記センタリン
グ部材と上記ハウジングとが互いに摺接する面部位の形
状を、非嵌合接続状態に戻る際に上記ハウジングの上記
開口部に上記センタリング部材が嵌まって上記同軸プラ
グ部が上記開口部にセンタリングされるように形成した
ので、コイルばねには軸方向の負荷しか加わらず径方向
に捩れることが無いため、コイルばねの変形の恐れがな
いという効果があり、しかも接続される同軸ケーブルに
よって、テンションがかかっても、同軸プラグ部を保持
するセンタリングガイド体と一体の支持台が水平方向に
は移動しないため、センタリングガイド体をセンター位
置に維持することができ、その結果同軸プラグ部のセン
ター位置が保持されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態とレセプタクルとの嵌合接
続状態の断面図である。
【図2】(a)は同上の上面図である。(b)は同上の
側面図である。(c)は同上の下面図である。
【図3】同上の筐体への取付状態を示す側断面図であ
る。
【図4】同上に対応するレセプタクルの断面図である。
【図5】同上のレセプタクルへの嵌合接続時の軸方向へ
の動きを示す説明図である。
【図6】同上のレセプタクルへの嵌合接続及びレセプタ
クルからの取り外し時の径方向への動きを示す説明図で
ある。
【図7】同上のレセプタクルからの取り外し時の軸方向
の動きを示す説明図である。
【図8】本発明の実施形態2の一部省略せる側断面図で
ある。
【図9】本発明の実施形態3の一部省略せる側断面図で
ある。
【図10】本発明の実施形態4の一部省略せる側断面図
である。
【図11】(a)は円錐状のセンタリングガイド体の上
面図である。(b)は円錐状のセンタリングガイド体の
正面図である。
【図12】(a)は本発明の実施形態5の多角錐状のセ
ンタリングガイド体の上面図である。(b)は同上の多
角錐状のセンタリングガイド体の正面図である。
【図13】同上の一部省略せる側断面図である。
【図14】本発明の実施形態6の一部省略せる側断面図
である。
【図15】(a)は本発明の実施形態7の側面図であ
る。(b)は同上の側断面図である。(c)は同上の上
面図である。
【図16】同軸コネクタプラグ及びレセプタクルの使用
例の説明図である。
【図17】従来例のレセプタクルとの嵌合接続状態の断
面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 同軸コネクタプラグ 3 レセプタクル 4 同軸プラグ部 5 プラグポスト 30 センタリングガイド体 31 傾斜面 42 ケース 42 側周壁 43 蓋体 44 コイルばね 45 支持台 45a 側周壁 45b 凹部 46.48 開口部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レセプタクルに先端部を嵌合接続する同軸
    プラグ部と、両端面に開口部を有し、両端の開口部より
    突出させるように同軸プラグ部を収納配置するハウジン
    グと、該ハウジング内に位置する上記同軸プラグ部の中
    間外周部に設けられたセンタリング部材と、該センタリ
    ング部材の基部底面を径方向に摺動自在に支持するとと
    もに上記ハウジング内に上記同軸プラグ部の軸方向に移
    動自在に収納された支持台と、該支持台と上記ハウジン
    グ底面との間に配設されるととも、上記支持台を貫挿し
    た上記同軸プラグ部が軸方向に貫挿せる上記コイルばね
    とで構成され、上記コイルばねにより上記同軸プラグ部
    の先端部方向に向けて軸方向に支持台を付勢したもので
    あって、上記同軸プラグ部の先端部が上記レセプタクル
    に対して嵌合接続する際及び嵌合接続状態から非嵌合接
    続状態に戻る際に、上記センタリング部材が径方向の移
    動したときに、上記センタリング部材と上記ハウジング
    とが互いに摺接する面部位の形状を、非嵌合接続状態に
    戻る際に上記ハウジングの上記開口部に上記センタリン
    グ部材が嵌まって上記同軸プラグ部が上記開口部にセン
    タリングされるように形成したことを特徴とする同軸コ
    ネクタプラグ。
  2. 【請求項2】上記センタリング部材を上記同軸プラグ部
    と一体に設け、上記同軸プラグ部の先端部側に対応する
    面部を平坦面し、この平坦面に対応する上記ハウジング
    の開口部周辺の面を、該開口部を中心としたすり鉢状の
    凹面としたことを特徴とする請求項1記載の同軸コネク
    タプラグ。
  3. 【請求項3】上記センタリング部材を上記同軸プラグ部
    と一体に設け、上記同軸プラグ部の先端部側に対応する
    面部を先端部方向に突出させて上記同軸プラグ部を中心
    とする円錐状に形成し、この円錐状の傾斜面に対応する
    上記ハウジングの開口部周辺の内面を平坦面としたこと
    を特徴とする請求項1記載の同軸コネクタプラグ。
  4. 【請求項4】上記センタリング部材の基部周部に上記セ
    ンタリング部材が嵌まり込む上記ハウジングの開口部の
    径よりも大きな鍔部を突出形成して成ることを特徴とす
    る請求項2記載の同軸コネクタプラグ。
  5. 【請求項5】上記センタリング部材を上記同軸プラグ部
    と一体に設けられ、上記同軸プラグ部の先端部側に対応
    する面部を先端部方向に突出させて該同軸プラグ部を中
    心とする多角錐状に形成し、この多角錐状の傾斜面に対
    応する上記ハウジングの開口部周辺の内面を平坦面とし
    たことを特徴とする請求項1記載の同軸コネクタプラ
    グ。
  6. 【請求項6】上記同軸プラグ部の先端部が突出する上記
    ハウジングの開口部のハウジングの内側に位置する開口
    内縁にR面を形成したことを特徴とする請求項2〜5の
    何れか記載の同軸コネクタプラグ。
  7. 【請求項7】上記センタリング部材及び上記同軸プラグ
    部の先端部が突出する開口部を形成しているハウジング
    部位を金属で形成したことを特徴とする請求項1
  8. 【請求項8】レセプタクルに先端部を嵌合接続する同軸
    プラグ部と、両端面に開口部を有し、両端の開口部より
    突出させるように同軸プラグ部を収納配置するハウジン
    グと、該ハウジング内に位置する上記同軸プラグ部の外
    周部に少なくとも設けられたセンタリング部材と、セン
    タリング部材の下部に一体に設けられ、ハウジング内で
    の横方向が規制された支持台と、該支持台と上記ハウジ
    ング底面との間に配設されるととも、上記支持台を貫挿
    した上記同軸プラグ部が軸方向に貫挿せる上記コイルば
    ねとで構成され、上記コイルばねにより上記同軸プラグ
    部の先端部方向に向けて軸方向に支持台を付勢したもの
    であって、上記同軸プラグ部の先端部が上記レセプタク
    ルに対して嵌合接続する際及び嵌合接続状態から非嵌合
    接続状態に戻る際に、上記センタリング部材が径方向の
    移動したときに、上記センタリング部材と上記ハウジン
    グとが互いに摺接する面部位の形状を、非嵌合接続状態
    に戻る際に上記ハウジングの上記開口部に上記センタリ
    ング部材が嵌まって上記同軸プラグ部が上記開口部にセ
    ンタリングされるように形成したことを特徴とする同軸
    コネクタプラグ。
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