JP3279053B2 - コネクターおよびコネクターによる電気機器本体と電気機器分体の接続構造 - Google Patents

コネクターおよびコネクターによる電気機器本体と電気機器分体の接続構造

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JP3279053B2 JP08957294A JP8957294A JP3279053B2 JP 3279053 B2 JP3279053 B2 JP 3279053B2 JP 08957294 A JP08957294 A JP 08957294A JP 8957294 A JP8957294 A JP 8957294A JP 3279053 B2 JP3279053 B2 JP 3279053B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器の電気的接続
を行うためのコネクターおよびコネクターによる電気機
器本体と電気機器分体の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばコードレス無線電話器子機
の無線電話器本体と送受話部などの互いに可動自在な分
割された電気機器においては、フレキシブル基板を介し
て電気的な接続が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらフレキシ
ブル基板を用いた接続構造では、無線電話器本体と送受
話部を各々完成品として組立ることは困難なことから、
一体化は手作業により行われている実情にあり、組立自
動化の隘路となっていた。またフレキシブル基板は傷つ
きやすいことから、その防護構造が必要であり、且つ外
部から見えない構造としなければならないため、全体が
大形化し、且つデザイン上も甚だ不利になるという問題
点があった。
【0004】そこで本発明は、互いに可動自在な電気機
器同士を電気的に接続できる小型コンパクトなコネクタ
ーを提供することを目的とする。また互いに回転自在に
連結される電気機器本体と電気機器分体をコンパクトに
接続できるコネクターによる電気機器本体と電気機器分
体の接続構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、中
空ホルダーと、この中空ホルダーの一端部側にその軸方
向にスライド自在に挿着された中空の第1のピンと、中
空ホルダーの他端部側から第1のピンの内部にその軸方
向にスライド自在に挿着された第2のピンと、この第2
のピンをその軸方向に弾発するスプリングとからコネク
ターを構成したものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、第2のピンを第1のピンの
内部に挿着することで、全体の長さを短くし、また第1
のピンおよび第2のピンがいずれもスライド自在な両端
子具有タイプのコネクターとなり、また防水リングによ
り防水構造とすることができる。
【0007】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の一実施例
を説明する。図1、図2、図3は本発明の一実施例のコ
ネクターの断面図、図4は同無線電話器子機の分解斜視
図、図5は同無線電話器子機の連結状態の部分断面図で
ある。図1において、1は合成樹脂などから成る中空ホ
ルダーであって、その一端部側には中空の第1のピン2
がその軸方向にスライド自在に挿着されている。また他
端部側から第2のピン3が挿入されており、この第2の
ピン3の先端部は第1のピン2の内部にその軸方向にス
ライド自在に挿着されている。第1のピン2の内部には
スプリング4が収納されており、そのばね力により第2
のピン3は上方へ弾発されている。
【0008】第1のピン2の上端部は膨大部5となって
おり、また中空ホルダー1の下端部内面には突部6が突
設されており、この膨大部5と突部6は第1のピン2の
抜け止めとなっている。また第2のピン3の下端部近く
には大径部7が形成され、また第1のピン2の上端部は
内側に屈曲されて屈曲部8となっている。この大径部7
と屈曲部8は、第2のピン3の抜け止めとなっている。
中空ホルダー1の上端部にはキャップ9が装着されてお
り、またキャップ9の内方には防水リング10が配設さ
れている。この防水リング10の内周面は第2のピン3
の外周面に当接し、また防水リング10の外周面は中空
ホルダー1の内周面に当接し、外部の水が中空ホルダー
1の内部に浸入しないようにシールしている。
【0009】図2は、第2のピン3の先端部に外力Pが
作用した場合を示している。この場合、第2のピン3は
スプリング4を圧縮しながら下降する。また図3は第1
のピン2にも外力Fが作用した場合を示している。この
場合、第1のピン2もスプリング4を圧縮しながら上昇
する。またこの場合、外力P,Fに対する反力は、スプ
リング4により第1のピン2と第2のピン3にそれぞれ
(P+F)/2として均等に分配されるので、応力バラ
ンスのよいものとなる。また図1において第1のピン2
と第2のピン3の間隔をC、第1のピン2の上面と防水
リング10の間隔をD、図3において第1のピン2のス
トロークをH、第2のピン3のストロークをGとした場
合、H<D,G+H<Cとなるように電気機器に装着す
ることにより、使用時に第1のピン2と防水リング10
が衝突することはなく、また第1のピン2と第2のピン
3も衝突することはなく、これらの構成部品が傷むのを
防止できる。また第2のピン3が第1のピン2の内部を
スライドする構成とすることにより、小型コンパクトな
両端子構造のコネクターを得ることができる。
【0010】次に図4および図5を参照して上記コネク
ターの使用例について説明する。図4において、11は
コードレスの無線電話器本体であり、その一端部には連
結部12が溝状に設けられている。この連結部12に、
上記コネクターが第2のピン3を上方へ突出させて装着
されている。図5において、無線電話器本体11の内部
には配線基板13が配設されており、第1のピン2はこ
の配線基板13の端子14に接触している。また中空ホ
ルダー1の外周には防水用のEリング15が設けられて
いる。16は防水パッキン、17はカバー部である。
【0011】20はドラム型の接点部であって、ばね棒
から成るシャフト21を有しており、その周面にはリン
グ状の端子22が2個形成されている。23は送受話部
である。この接点部20は送受話部23の端部に装着さ
れる。図5において、接点部20を装着した状態で、第
2のピン3の上端部は端子22に弾接し、その状態で接
点部20は送受話部23と一体的に無線電話器本体11
に対して回転でき、接触確実な接点構造を実現できる。
またスプリング4のばね力により、送受話部23の回転
時のがたや成形誤差を吸収できるので、送受話部23を
スムーズに回転させることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、小
型コンパクトで防水性にすぐれた両端子を有するコネク
ターを実現できる。またこのコネクターによれば電気機
器本体と電気機器分体を簡単に連結して組み立てること
が可能となってコストダウンを図ることができ、また電
気的接続を確実に確保でき、さらには信頼性の高い防水
構造とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のコネクターの断面図
【図2】本発明の一実施例のコネクターの断面図
【図3】本発明の一実施例のコネクターの断面図
【図4】本発明の一実施例の無線電話器子機の分解斜視
【図5】本発明の一実施例の無線電話器子機の連結状態
の部分断面図
【符号の説明】
1 中空ホルダー 2 第1のピン 3 第2のピン 4 スプリング 10 防水リング 11 無線電話器本体 23 送受話部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−57808(JP,A) 特開 昭59−135960(JP,A) 実開 平5−31136(JP,U) 実開 平5−86364(JP,U) 実開 平3−91677(JP,U) 実開 平2−46221(JP,U) 実開 平1−179374(JP,U) 実開 昭63−181956(JP,U) 実開 平1−75930(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/52 H01R 4/48 H01R 13/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空ホルダーと、 この中空ホルダーの一端部側にその軸方向にスライド自
    在に挿着された中空の第1のピンと、一方 が前記中空ホルダーの他端部側より外へ突出し、他
    方が前記第1のピンの内部にその軸方向にスライド自在
    に挿着された第2のピンと、前記第1のピンの内部に在って第1のピンと 第2のピン
    をその軸方向に弾発するスプリングとを備えたことを特
    徴とするコネクター。
  2. 【請求項2】前記中空ホルダーの内部に配設されて、前
    記第2のピンの周囲をシールする防水リングを設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のコネクター。
  3. 【請求項3】請求項1記載のコネクターを有し、前記第
    1のピンの先端部を電気機器本体の内部に配設された配
    線基板に接続し、かつ電気機器分体の接点部を前記第2
    のピンに接触させて前記電気機器本体に回転自在に連結
    したことを特徴とする電気機器本体と電気機器分体の接
    続構造。
  4. 【請求項4】前記電気機器本体が無線電話器本体であ
    り、また前記電気機器分体が送受話部であることを特徴
    とする請求項3記載電気機器本体と電気機器分体の接
    続構造。
JP08957294A 1994-04-27 1994-04-27 コネクターおよびコネクターによる電気機器本体と電気機器分体の接続構造 Expired - Fee Related JP3279053B2 (ja)

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