JP2001035606A - スイッチ付きコネクタ - Google Patents

スイッチ付きコネクタ

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JP2001035606A
JP2001035606A JP11210392A JP21039299A JP2001035606A JP 2001035606 A JP2001035606 A JP 2001035606A JP 11210392 A JP11210392 A JP 11210392A JP 21039299 A JP21039299 A JP 21039299A JP 2001035606 A JP2001035606 A JP 2001035606A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コモン端子(40)とノーマルクローズ端子
(30)とを確実に電気接続させることができ、しかも
小型化することができるスイッチ付きコネクタを提供す
る。 【解決手段】 コモン端子(40)の筒状の内側面に摺
動接触して上下動自在に案内されるスイッチ端子(5
0)に受圧突起(51)を設け、絶縁ハウジング(9)
の挿通孔(15)に挿通させる。また、ノーマルクロー
ズ端子(30)のブレーク接点(33a)を、導電キャ
ップ(52)の移動経路へ臨ませてスイッチ端子(5
0)に摺動接触させる。挿通孔(15)には、常に受圧
突起(51)が挿通されるので、挿通孔(15)から塵
埃が侵入することがなく、ブレーク接点(33a)は、
スイッチ端子(50)の導電キャップ(52)に摺動接
触するのでセルフクリーニング作用により、接触不良が
生じない。コモン端子(40)は、スイッチ端子(5
0)を収容するだけで、その外径を小さくできるので、
スイッチ付きコネクタの小型化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、同軸ケーブルな
どの端末に接続された相手側コネクタを接続することに
よって、コモン端子の接続がノーマルクローズ端子から
相手側コネクタの外部端子へ切り換えられるスイッチ付
きコネクタの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチ付きコネクタは、例えば、PH
S、携帯電話機等において、常時は、内蔵のアンテナに
接続している送受信回路を、オプションの車載用のアン
テナ、出荷時の検査装置等に切り換えるために、これら
の回路間に介在させて用いるものである。
【0003】この従来のスイッチ付きコネクタ100を
図7、図8で説明すると、101は、円筒カバー102
と基台103からなる絶縁ハウジングで、その内部にス
イッチ収容室104とこのスイッチ収容室104の内頂
面で外部に連通する挿通孔107が形成されている。
【0004】この絶縁ハウジング101には、スイッチ
収容室104の内頂面に沿ってブレーク接点105が露
出するようにノーマルクローズ端子106が圧入によっ
て取り付けられている。基台103のスイッチ収容室1
04の内底面となる位置からは、支持突起108が上方
に突設され、この支持突起108にコイルスプリング1
09の基部が巻回されている。
【0005】コモン端子111は、このコイルスプリン
グ109とコイルスプリング109の上端に冠着される
コモン接点となる導電キャップ110によって構成さ
れ、常時は、図7に示すように、コイルスプリング10
9で導電キャップ110をブレーク接点105に当接さ
せて、コモン端子111とノーマルクローズ端子106
を接続させている。コイルスプリング109の端部10
9aと、ノーマルクローズ端子106の脚部106a
は、円筒カバー102と基台103の間から、絶縁ハウ
ジング101の底面に引き出され、それぞれ図示しない
プリント配線基板の信号パターンに半田接続される。
【0006】また、円筒カバー102の周囲には、挿通
孔107と同心円上に筒状アース金具112が固着され
ている。筒状アース金具112も、図示しない脚部によ
りプリント配線基板のアースパターンに電気接続され
る。
【0007】図7に示すこのスイッチ付きコネクタ10
0に、図8に示すように、相手側コネクタである同軸コ
ネクタ120を接続すると、同軸コネクタ120の外部
端子121が、挿通孔107に挿入され、挿通孔107
に臨む導電キャップ110に当接する。従って、コモン
端子111と外部端子121が接続する。同時に、同軸
コネクタ120の外部導体122が筒状アース金具11
2の周囲に嵌合し、電気接続する。
【0008】また、導電キャップ110は、外部端子1
21により押し下げられ、ブレーク接点105との接触
が断たれ、コモン端子111とノーマルクローズ端子1
06の電気接続が断たれる。
【0009】同軸コネクタ120を抜き去ると、導電キ
ャップ110は、コイルスプリング109の弾性によっ
て再び図7に示す原位置に復帰し、コモン端子111と
ノーマルクローズ端子106が電気接続する。
【0010】従って、コモン端子111に携帯電話、P
HSの送受信回路を、ノーマルクローズ端子106に内
蔵のアンテナを接続し、同軸コネクタ120の外部端子
121にオプションの車載用アンテナを接続させれば、
同軸コネクタ120をスイッチ付きコネクタ100に接
続するだけで、内蔵アンテナとの接続が遮断されるとと
もに、車載用アンテナへ送受信回路の接続を切り換える
ことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、相手側
コネクタ120を接続しない間は、挿通孔107が開口
しているので、挿通孔107からスイッチ収容室104
へ塵埃が侵入しやすく、しかも、導電キャップ110を
ブレーク接点105に突き当て接触で両者を接続してい
るので、わずかな塵埃がその間に入り込むだけで、コモ
ン端子111とノーマルクローズ端子106とが接続不
良となる。
【0012】また、ブレーク接点105に導電キャップ
110を突き当て接触させる構造であるため、導電キャ
ップ110、すなわち同軸線路の中心導体の外径が大き
くなり、例えば同軸ケーブルとマッチングさせる75Ω
の特性インピーダンスZとするためには、筒状アース
金具112の外径も大きくせざるを得ず、この種のコネ
クタに求められている小型化の要望を満たすことはでき
なかった。
【0013】この発明は、以上の問題点を解決するため
になされたもので、コモン端子とノーマルクローズ端子
とを確実に電気接続させることができ、しかも小型化す
ることができるスイッチ付きコネクタを提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1のスイッチ付きコネクタは、スイッチ収
容室とスイッチ収容室の内頂面で外部に連通する挿通孔
とが形成された絶縁ハウジングと、筒状に形成され、挿
通孔の下方でスイッチ収容室内に起立するように絶縁ハ
ウジングに支持されたコモン端子と、コモン端子内に収
容され、筒状の内側面に摺動接触して上下動自在に案内
される導電キャップと、導電キャップの上面に一体に突
設され、挿通孔に挿通する受圧突起とを有するスイッチ
端子と、コモン端子内に収容され、スイッチ端子を上方
に付勢する弾性部材と、細長の導電性板バネ片で形成さ
れ、コモン端子と絶縁するように、基端側が絶縁ハウジ
ングに片持ち支持され、自由端側のブレーク接点が導電
キャップの移動経路に臨むノーマルクローズ端子とを備
え、導電キャップの側面にブレーク接点が弾性接触し、
ノーマルクローズ端子と電気接続するコモン端子は、相
手側コネクタが接続されると、受圧突起が相手側コネク
タの外部端子により押し下げられるとともに、導電キャ
ップが下方に後退してブレーク接点との接触が断たれ、
ノーマルクローズ端子から外部端子へ電気接続が切り換
えられることを特徴とする。
【0015】スイッチ端子が外部端子により押し下げら
れないときには、ノーマルクローズ端子のブレーク接点
は、導電キャップの移動経路に臨むので、弾性部材で上
方に移動した導電キャップの側面に弾性接触し、スイッ
チ端子を介してコモン端子とノーマルクローズ端子が電
気的に接続する。このとき、導電キャップの上面に一体
に突設された受圧突起は、挿通孔を貫通するので、挿通
孔から塵埃がスイッチ収容室に侵入することがない。
【0016】相手側コネクタが接続されると、外部端子
が受圧突起に当接し、コモン端子は外部端子に電気接続
する。この接続の際に、受圧突起は外部端子により押し
下げられるので、受圧突起と一体の導電キャップは、弾
性部材の弾性に抗して下降してブレーク接点が突出する
位置から下方に退避し、ブレーク接点との接触が断たれ
る。従って、コモン端子との接続は、ノーマルクローズ
端子から外部端子に切り換えられる。
【0017】相手側コネクタを抜き去ると、弾性部材の
弾性によって、導電キャップは原位置に復帰し、再びブ
レーク接点と接触する。
【0018】導電キャップが上下動することによって、
ブレーク接点は、導電キャップの側面に摺動接触し、そ
の間に塵埃が入り込んでも取り除かれる。従って、相手
側コネクタが接続されない間は、コモン端子がノーマル
クローズ端子に確実に電気接続する。
【0019】ノーマルクローズ端子をスイッチ端子の側
面に弾性接触させる構造なので、スイッチ端子の外径を
大きくする必要がなく、小型化が可能となる。
【0020】また、請求項2のスイッチ付きコネクタ
は、絶縁ハウジングの周囲に、相手側コネクタの外部導
体と接続する筒状アース金具が取り付けられ、コモン端
子と筒状アース金具の間に、筒状の空気室が形成されて
いることを特徴とする。
【0021】相手側コネクタが接続されると、外部端子
が受圧突起に当接するとともに、外部導体が筒状アース
金具に嵌合接続する。
【0022】筒状のコモン端子の周囲に、絶縁ハウジン
グの誘電率より大きい誘電率の空気による空気室を形成
したので、コモン端子の外径に対して筒状アース金具の
内径を更に小さくできる。
【0023】また、請求項3のスイッチ付きコネクタ
は、片持ち支持されたノーマルクローズ端子の可動部
を、空気室内で撓ませることを特徴とする請求項2記載
のスイッチ付きコネクタ。
【0024】空気室を利用してノーマルクローズ端子の
可動部を撓ませるので、絶縁ハウジング内に別に可動ス
ペースを設ける必要がなく、絶縁ハウジングが大型化し
ない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
1乃至図6で説明する。
【0026】図1乃至図6には、本実施の形態に係るス
イッチ付きコネクタ1の各構成が示され、これらの図に
おいて、10はカバー、20は基台、30はノーマルク
ローズ端子、40はコモン端子、50はスイッチ端子、
60は筒状アース金具である。
【0027】カバー10と基台20は、それぞれPPS
などの絶縁性の合成樹脂で成形されたもので、基台20
とカバー10を上下に重ねて絶縁ハウジング9を構成し
ている。
【0028】カバー10は、底面側に開口するスイッチ
収容室11がその内方の中心軸に沿って凹設された円筒
状に形成され、図6に示すように、円筒状部11aの外
周面中間には、空気室12となるリング状凹部12aが
凹設され、下方には、前後方向(図1において左右方
向)に、コモン端子40とノーマルクローズ端子30を
引き出す上部引き出し部13、14が突設されている。
【0029】図5に示すように、リング状凹部12a
は、その後方が横断面で直線状に形成され、スイッチ収
容室11の後方で交差して連通するようになっている。
リング状凹部12aの横断面が直線状に形成されること
によって、円筒状部11aと画された角柱部11bに
は、ノーマルクローズ端子30を位置決め固定するノー
マルクローズ端子取付溝27が上下方向に凹設され、そ
の前面側は、リング状凹部12aを介してスイッチ収容
室11に開口している。スイッチ収容室11の内頂面に
は、カバー10の平面側に貫通する挿通孔15が穿設さ
れ、スイッチ端子50の後述する受圧突起51を挿通さ
せるようにしている。
【0030】基台20は、カバー10の下方と同一の輪
郭形状に形成され、カバー10の底面側に重ねることに
よって、スイッチ収容室11の開口する底面側を施蓋す
るようになっている。基台20の中央には、弾性部材で
あるコイルスプリング55の基端を位置決め支持する円
柱状の支持突起21が立設されている。支持突起21
は、斜め前方に傾斜するように立設されているので、コ
イルスプリング55は、基部がこの支持突起21に巻装
されることによって、スイッチ収容室22内で斜め前方
に傾斜して支持される。
【0031】基台20の前後方向にも、上部引き出し部
13、14と同一の輪郭形状の下部引き出し部22、2
3が突設され、前方の上部引き出し部13と下部引き出
し部22の対向面に凹溝を凹設することよって、スイッ
チ収容室11に連続するコモン端子取り付け溝28が、
絶縁ハウジング9の前方の底面側まで連続し、後方の上
部引き出し部14と下部引き出し部23の対向面に凹溝
を凹設することよって、カバー11の角柱部11bに凹
設されたノーマルクローズ端子取付溝27が、絶縁ハウ
ジング9の後方の底面側まで連続する。
【0032】ノーマルクローズ端子取付溝27に収容さ
れるノーマルクローズ端子30は、図6に示すように、
隣青銅など導電性と弾性にすぐれた金属薄板を細長帯状
に打ち抜いた後、その中間で直角に折り曲げて、起立部
31と水平なノーマルクローズ端子脚部34が形成され
たものである。起立部31は、下方の固定支持部32
と、固定支持部32の上方で斜め前方に折り曲げられた
可動部33で構成され、固定支持部32の両側に突設さ
れた係止突起32a、32aを角柱部11b内のノーマ
ルクローズ端子取付溝27内壁面に圧接させて、その上
方の可動部33を片持ち支持し、リング状凹部12a内
で可動自在としている。可動部33の先端は、ブレーク
接点33aとなり、ノーマルクローズ端子30に外力を
加えない自由状態で、リング状凹部12aからスイッチ
収容室11内に臨むようになっている。
【0033】ノーマルクローズ端子脚部34は、上部引
き出し部14と下部引き出し部23間のノーマルクロー
ズ端子取付溝27内に収容され、その端部は、図1、図
2に示すように、クランク状に絶縁ハウジング9の底面
と平行に後方に折り曲げられて、対向する位置に印刷さ
れたプリント配線基板のスイッチパターン(図示せず)
に半田接続される。
【0034】図6に示すように、コモン端子40も、隣
青銅などの金属薄板を打ち抜いて折り曲げ形成したもの
で、円筒状に起立するコモン接触部41とコモン接触部
41の下端から前方に水平に連設された細長帯状のコモ
ン端子脚部42からなっている。コモン接触部41は、
円柱状のスイッチ収容室11に内接する外径で円筒状に
形成され、その後方側には、矩形状の逃げ凹部41aが
上方から切り欠かれている。この逃げ凹部41aは、ノ
ーマルクローズ端子30の可動部33より幅広に形成さ
れ、可動部33をコモン接触部41と干渉せずに撓ませ
るようにしたもので、ノーマルクローズ端子30がいず
れの動作状態であっても、コモン端子40とは接触しな
いようになっている。
【0035】コモン端子脚部42は、前方の上部引き出
し部13と下部引き出し部22間のコモン端子取り付け
溝28内に収容され、その端部は、図1、図2に示すよ
うに、クランク状に絶縁ハウジング9の底面と平行に前
方に折り曲げられて、対向する位置に印刷されたプリン
ト配線基板のコモンパターン(図示せず)に半田接続さ
れる。
【0036】スイッチ端子50は、図6に示すように、
黄銅などの導電性材料を用いて、導電キャップ52と導
電キャップ52の上面の円柱状の受圧突起51を一体に
成形したものである。導電キャップ52は、コイルスプ
リング55の上部に冠着され、コモン接触部41内を上
下に摺動するもので、コイルスプリング55の巻径より
やや大きい内径とコモン接触部41の内径より僅かに小
さい外径で、上面が覆われた円筒状に形成されている。
【0037】筒状アース金具60は、導電性の亜鉛合金
を鋳造したもので、円筒状のアース接触部61と、アー
ス接触部61の下方で左右二股に分岐されたアース脚部
62とからなっている。アース接触部61は、カバー1
0の円筒状部11aの外周面を覆うもので、これによっ
てリンク状凹部12aの外側面はアース接触部61によ
って覆われ、外部と遮断されたリング状の空気室12が
形成される。
【0038】二股のアース脚部62は、その間に積層し
たカバー10と基台20を挟持して一体化するもので、
上部引き出し部13、14と下部引き出し部22、23
を含む絶縁ハウジング9の全体を覆うものである。二股
のアース脚部62の両側端部は、収容した基台20の底
面と平行に水平に折り曲げられ、対向する位置に印刷さ
れたプリント配線基板の接地パターン(図示せず)に半
田接続される。
【0039】スイッチ付きコネクタ1の組み立ては、図
6に示す各部品を上方から下方に示す部品の順に組み立
てる。尚、本実施の形態では、説明の便宜上、各部品を
下方から上方に取り付ける組立方法で説明するが、作業
性を考慮し上下逆置きにして上方から各部品を組み立て
るものであってもよい。
【0040】始めに筒状アース金具60のアース接触部
61内に円筒状部11aを挿入し、二股のアース脚部6
2の間に上部引き出し部13、14を圧入して、筒状ア
ース金具60へカバー10を取り付ける。
【0041】続いて、このカバー10へノーマルクロー
ズ端子30を下方から取り付ける。すなわち、角柱部1
1b内のノーマルクローズ端子取付溝27内へノーマル
クローズ端子30の起立部31を下方から圧入し、係止
突起32a、32aをノーマルクローズ端子取付溝27
の内壁面に圧接させて固定支持部32を固定する。この
固定によって、可動部33は、片持ち支持され、その先
端のブレーク接点33aは、リング状凹部12aからス
イッチ収容室11内に臨む。このとき、ノーマルクロー
ズ端子脚部34は、上部引き出し部14に凹設されたノ
ーマルクローズ端子取付溝27内に配置される。
【0042】次いで、コモン端子40のコモン端子脚部
42が上部引き出し部13のコモン端子取り付け溝28
内に配置されるように、コモン接触部41をスイッチ収
容室11内に下方から圧入する。
【0043】この姿勢でコモン端子40をカバー10へ
取り付けると、後方の逃げ凹部41aが、ノーマルクロ
ーズ端子30の可動部33の突出位置に一致し、ノーマ
ルクローズ端子30とコモン端子40は、互いに絶縁さ
れた状態でカバー10内に仮止めされる。
【0044】その後、スイッチ端子50をコモン接触部
41内に挿入し、支持突起21にコイルスプリング55
の基部を巻装させた基台20を、筒状アース金具60内
に取り付ける。この取り付けは、コイルスプリング55
の上端をスイッチ端子50の導電キャップ52内に挿入
し、二股のアース脚部62の間に下部引き出し部22、
23を圧入して行う。
【0045】基台20の取り付けにより、筒状アース金
具60とカバー10及び基台20が一体化され、スイッ
チ付きコネクタ1の組み立てが完了する。
【0046】図1には、組み立てられた状態のスイッチ
付きコネクタ1が示され、同図のように、スイッチ端子
50の受圧突起51は、基台20との間で圧縮されたコ
イルスプリング55によって、絶縁ハウジング9の挿通
孔15を挿通してその先端が上方に突出する。また、ス
イッチ端子50の導電キャップ52は、コイルスプリン
グ55で上方に付勢されながら、コモン接触部41内に
上下動自在に収容されるが、コイルスプリング55は、
スイッチ収容室22内で斜め前方に傾斜して支持されて
いるので、導電キャップ52も、前方に傾斜した状態で
コモン接触部41内に収容される。従って、導電キャッ
プ52の側面は上下に移動する際にコモン接触部41の
内面に摺動接触し、常時コモン接触部41に電気接続し
ている。
【0047】また、ノーマルクローズ端子30先端のブ
レーク接点33aは、スイッチ収容室11内に臨むよう
に片持ち支持されているので、導電キャップ52がコモ
ン接触部41内で上下動すると、その側面に当接して摺
動接触する。
【0048】ノーマルクローズ端子脚部34とコモン端
子脚部42とは、カバー10と基台20とが積層する状
態で一体化されるので、上部引き出し部13、14と下
部引き出し部22、23間に挟まれて、それぞれノーマ
ルクローズ端子取付溝27及びコモン端子取り付け溝2
8内に位置決めされる。
【0049】本実施の形態に係るスイッチ付きコネクタ
1は、例えば携帯電話に用いられるものであり、その内
蔵されたプリント配線基板上に実装されるもので、ノー
マルクローズ端子脚部34は、携帯電話内のプリント配
線基板のパターンを介して携帯電話に内蔵されたアンテ
ナに、コモン端子脚部42は、プリント配線基板のパタ
ーンを介して携帯電話の送受信回路に、アース脚部62
は、プリント配線基板のアースパターンに電気接続され
る。
【0050】次に、このように構成されたスイッチ付き
コネクタ1に相手側コネクタである同軸コネクタ70を
接続する際の作用を、図1と図2で説明する。図1は、
同軸コネクタ70の接続前(常時)の状態を、図2は、
同軸コネクタ70を接続した状態を、それぞれ示す縦断
面図である。同軸コネクタ70の外部端子である信号端
子71には、例えば、同軸ケーブル80を介してオプシ
ョンの車載用アンテナを接続させるものとする。
【0051】同軸コネクタ70を接続する前(常時)の
図1の状態では、スイッチ端子50はコイルスプリング
55により上方に付勢され、受圧突起51が挿通孔15
より上方に突出するとともに、コモン接触部41の上方
の位置にある導電キャップ52の側面にノーマルクロー
ズ端子30のブレーク接点33aが弾性接触する。従っ
て、スイッチ端子50を介してノーマルクローズ端子3
0とコモン端子40間が電気接続し、携帯電話の送受信
回路は内蔵アンテナが接続する。
【0052】同軸コネクタ70を、このスイッチ付きコ
ネクタ1に接続させようとすると、始めに信号端子71
が受圧突起51に当接し、受圧突起51をコイルスプリ
ング55に抗して押し下げる。また、受圧突起51が下
降すると、一体の導電キャップ52もコモン接触部41
の下方に下降し、ブレーク接点33aとの接触が断たれ
る。
【0053】更に、信号端子71により受圧突起51を
押し下げると、信号端子71周囲の外部導体である接地
端子72は、アース接触部61の外側に嵌合し、弾性接
触する。
【0054】図2に示すように、同軸コネクタ70がス
イッチ付きコネクタ1に完全に接続された状態では、導
電キャップ52とブレーク接点33aとの接触が断たれ
るので、コモン端子とノーマルクローズ端子30の接続
遮断される。一方、信号端子71と受圧突起51が当接
することによって、コモン端子40は、スイッチ端子5
0を介して同軸コネクタ70の信号端子71側に接続が
切り換えられ、また、その周囲で接地端子72がアース
接触部61に接続する。従って、図1の状態で内蔵アン
テナと接続する携帯電話の送受信回路は、図2のように
同軸コネクタ70が接続されると、車載用アンテナ側に
その接続が切り換えられる。
【0055】同軸コネクタ70を抜き去ると、コイルス
プリング55の弾性によってスイッチ端子50は、図1
に示す位置に復帰し、導電キャップ52は再びブレーク
接点33aと弾性接触し、コモン端子とノーマルクロー
ズ端子30が接続する。
【0056】このように、同軸コネクタ70をスイッチ
付きコネクタ1へ挿抜する毎にスイッチ端子50はコモ
ン接触部41内で上下するが、スイッチ収容室11を外
部と連通させる挿通孔15には、常に受圧突起51が挿
通されているので、挿通孔15からスイッチ収容室11
内に塵埃が侵入することがない。
【0057】また、ノーマルクローズ端子30のブレー
ク接点33aは、スイッチ端子50の上下動に伴って導
電キャップ52の側面を摺動するので、ブレーク接点3
3aとの間に塵埃などの絶縁物が入り込んでも、セルフ
クリーニングされる。
【0058】これらの作用によって、図1の状態でノー
マルクローズ端子30は、スイッチ端子50に確実に接
触し、コモン端子40との接続不良が生じることがな
い。
【0059】本実施の形態においては、同軸コネクタ7
0と接続した図2に示す状態において、インピーダンス
をマッチングさせるため、コモン接触部41とその周囲
のアース接触部61による同軸線路が、同軸ケーブル8
0の特性インピーダンス(例えば50Ω)と等しい特性
インピーダンスとなるように、両者41、61の外径と
内径を定めている。
【0060】一般に、中心導体であるコモン接触部41
の外径をd、外部導体であるアース接触部61の内径を
D、中心導体と外部導体の間の絶縁物の比誘電率ε
(ただし、絶縁物の誘電率をε、空気の誘電率をε
して比誘電率ε=ε/ε)とすると、スイッチ付き
コネクタ1の特性インピーダンスZは、近似して
【0061】
【数1】
【0062】で表すことができる。
【0063】このことから、特性インピーダンスZ
一定値(50Ω)とする条件下では、コモン接触部41
の外径dを小さくすればするほど、アース接触部61の
内径Dを小さくすることができるものであり、コモン接
触部41の外径dによってアース接触部61の内径Dを
定めている。
【0064】本実施の形態に係るスイッチ付きコネクタ
1によれば、コモン接触部41は、その内部にコイルス
プリング55に付勢されるスイッチ端子50を収容する
だけなので、その外径dを小さくすることができ、その
結果アース接触部61の内径Dも小さくすることができ
る。
【0065】これに加えて、コモン接触部41の周囲に
は、アース接触部61との間にリング状の空気室12が
形成され、中心導体と外部導体の間は、絶縁ハウジング
9の誘電率εより誘電率の大きい空気の誘電率εが介
在することとなる。従って、中心導体と外部導体の間の
比誘電率εは、絶縁ハウジング9で満たされる場合に
比べて小さくなり、上記(1)式から同じコモン接触部
41の外径dであれば、更にアース接触部61の内径D
を小さくすることができ、その結果、スイッチ付きコネ
クタ1全体を小型化することができる。
【0066】更に、この実施の形態では、ノーマルクロ
ーズ端子30の可動部31を、空気室12の一部で撓ま
せる構造としたので、可動部31が撓むための空間を別
に設ける必要がない。
【0067】上述の実施の形態では、コモン端子40の
コモン接触部41を円筒形としたが、スイッチ端子50
の導電キャップ52を上下動自在に収容できるものであ
れば、筒状であれば、角筒状など他の形状であってもよ
い。
【0068】また、導電キャップ52も円筒として、コ
イルスプリング55の上部を収容したが、スイッチ端子
50を上方に付勢できれば、必ずしも導電キャップ52
内に収容させる必要はない。更に、スイッチ端子50を
上方に付勢するものであれば、コイルスプリングに代え
て板バネなどを用いてもよい。
【0069】また、ノーマルクローズ端子30のブレー
ク接点33aは、図2の状態(自由状態)において、コ
モン接触部41の上方で静止し下降する導電キャップ5
2と接触しないように可動部31の折り曲げ角度を調整
しているが、自由状態において、可動部31のいずれか
の部分を絶縁ハウジング9に弾性接触させて、ブレーク
接点33aがコモン接触部41の上方で位置決めされる
ようにしてもよい。
【0070】また、上述の実施の形態では、可動部31
を空気室12内で可動させているが、小型化の要請がな
ければ、必ずしも空気室12を設ける必要はなく、ま
た、可動部31を空気室12内で撓ませなくてもよい。
【0071】更に、上述の実施の形態においては、携帯
電話などに取り付けられ、高周波信号の切り換えに用い
られるスイッチ付きコネクタ1について説明したが、こ
れに限らずイヤホーンジャックやピンジャック等通常の
電源若しくは電気信号の切り換えに使用されるスイッチ
付きコネクタにも適用できる。
【0072】また、上述の実施の形態においては、プリ
ント配線基板に対して直交する方向で同軸コネクタ70
と接離するスイッチ付きコネクタ1について説明した
が、プリント配線基板と平行に移動する同軸コネクタと
接続するスイッチ付きコネクタにも本発明を適用するこ
とができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
挿通孔に受圧突起が常に貫通しているので、挿通孔から
塵埃がスイッチ収容室に侵入することがなく、また、導
電キャップの側面にブレーク接点が摺動接触するので、
セルフクリーニング作用によって、その間に塵埃が入り
込んでも取り除かれる。従って、ノーマルクローズ端子
は、スイッチ端子を介してコモン端子に確実に電気接続
する。
【0074】更に、請求項2の発明によれば、これに加
えて、筒状のコモン端子と筒状アース金具の間に、絶縁
ハウジングの誘電率より大きい誘電率の空気による空気
室を形成したので、筒状アース金具の内径を小さくし、
スイッチ付きコネクタの小型化が可能となる。
【0075】更に、請求項3の発明によれば、請求項2
の発明に加えて、空気室の空間を利用してノーマルクロ
ーズ端子の可動部を撓ませるので、可動部を撓ませるた
めの空間を絶縁ハウジングに別に設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るスイッチ付きコネ
クタ1と相手側コネクタ(同軸コネクタ)70との接続
前(常時)の状態を示す縦断面図である。
【図2】同軸コネクタ70が接続された状態を示すスイ
ッチ付きコネクタ1の縦断面図である。
【図3】スイッチ付きコネクタ1の正面図である。
【図4】スイッチ付きコネクタ1の平面図である。
【図5】スイッチ付きコネクタ1の横断面図である。
【図6】スイッチ付きコネクタ1の分解斜視図である。
【図7】従来のスイッチ付きコネクタ100の横断面図
である。
【図8】従来のスイッチ付きコネクタ100に相手側コ
ネクタ120を接続した状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 スイッチ付きコネクタ 9 絶縁ハウジング 15 挿通孔 11 スイッチ収容室 12 空気室 30 ノーマルクローズ端子 31 可動部 33a ブレーク接点 40 コモン端子 50 スイッチ端子 51 受圧突起 52 導電キャップ 55 弾性部材(コイルスプリング) 60 筒状アース金具 70 相手側コネクタ(同軸コネクタ) 71 外部端子(信号端子) 72 外部導体(接地端子)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ収容室(11)とスイッチ収容
    室(11)の内頂面で外部に連通する挿通孔(15)と
    が形成された絶縁ハウジング(9)と、 筒状に形成され、挿通孔(15)の下方でスイッチ収容
    室(11)内に起立するように絶縁ハウジング(9)に
    支持されたコモン端子(40)と、 コモン端子(40)内に収容され、筒状の内側面に摺動
    接触して上下動自在に案内される導電キャップ(52)
    と、導電キャップ(52)の上面に一体に突設され、挿
    通孔(15)に挿通する受圧突起(51)とを有するス
    イッチ端子(50)と、 コモン端子(40)内に収容され、スイッチ端子(5
    0)を上方に付勢する弾性部材(55)と、 細長の導電性板バネ片で形成され、コモン端子(40)
    と絶縁するように、基端側が絶縁ハウジング(9)に片
    持ち支持され、自由端側のブレーク接点(33a)が導
    電キャップ(52)の移動経路に臨むノーマルクローズ
    端子(30)とを備え、 導電キャップ(52)の側面にブレーク接点(33a)
    が弾性接触し、ノーマルクローズ端子(30)と電気接
    続するコモン端子(40)は、 相手側コネクタ(70)が接続されると、受圧突起(5
    1)が相手側コネクタ(70)の外部端子(71)によ
    り押し下げられるとともに、導電キャップ(52)が下
    方に後退してブレーク接点(33a)との接触が断た
    れ、ノーマルクローズ端子(30)から外部端子(7
    1)へ電気接続が切り換えられることを特徴とするスイ
    ッチ付きコネクタ。
  2. 【請求項2】 絶縁ハウジング(9)の周囲に、相手側
    コネクタ(70)の外部導体(72)と接続する筒状ア
    ース金具(60)が取り付けられ、 コモン端子(40)と筒状アース金具(60)の間に、
    筒状の空気室(12)が形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載のスイッチ付きコネクタ。
  3. 【請求項3】 片持ち支持されたノーマルクローズ端子
    (30)の可動部(31)を、空気室(12)内で撓ま
    せることを特徴とする請求項2記載のスイッチ付きコネ
    クタ。
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