JP2001275014A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JP2001275014A
JP2001275014A JP2000084356A JP2000084356A JP2001275014A JP 2001275014 A JP2001275014 A JP 2001275014A JP 2000084356 A JP2000084356 A JP 2000084356A JP 2000084356 A JP2000084356 A JP 2000084356A JP 2001275014 A JP2001275014 A JP 2001275014A
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pedestal level
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JP2000084356A
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Nobuyuki Takagi
暢之 高木
Masamichi Nakajima
正道 中島
Makoto Ikeda
誠 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランプ回路12とA/D変換回路14を具
備した映像信号処理装置において、入力したアナログの
映像信号AVのペデスタルレベルPLが変動しても、常
にペデスタルレベルPLを予め設定された黒レベルBL
に一致するように制御したディジタルの映像信号DVを
出力すること。 【解決手段】 信号AVと同期した水平同期信号HDに
基づいてペデスタルレベル検出期間信号PKKを生成す
る検出期間生成回路24と、この信号PKKで設定され
た期間A/D変換回路14から出力する映像信号のペデ
スタルレベルPLを黒レベルBLと比較し、差分に相当
する誤差量を検出する誤差検出回路26と、この検出誤
差量に応じてA/D変換後の映像信号のペデスタルレベ
ルPLを補正して黒レベルBLと一致させるレベル補正
回路28とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力したアナログ
の映像信号のペデスタルレベルを基準レベルにクランプ
するクランプ回路と、このクランプ回路から出力する映
像信号をディジタルの映像信号に変換するA/D変換回
路とを具備した映像信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の映像信号処理装置は、図
4に示すようにクランプ回路12とA/D変換回路14
で構成されていた。クランプ回路12は、入力端子10
に入力したアナログの映像信号のペデスタルレベルPL
を基準レベルと比較し、その比較結果に応じて入力アナ
ログ映像信号のペデスタルレベルPLを補正する動作を
繰り返すことによって、入力アナログ映像信号のペデス
タルレベルPLを基準レベルにクランプし、A/D変換
回路14はクランプ回路12から出力した映像信号をデ
ィジタルの映像信号に変換して出力端子16へ出力して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図4に示
した従来例では、入力端子10に入力したアナログ映像
信号のペデスタルレベルPLが変動したときに、これに
応じてクランプ後の映像信号のペデスタルレベルPLも
図5(a)に示すように変動し、出力端子16から出力
するA/D変後の映像信号のペデスタルレベルPDも図
5(b)に示すように変動するという問題点があった。
また、クランプ制御による制御振動を少なくするため
に、クランプ回路12でのクランプ制御の応答を遅くす
ると、入力アナログ映像信号のペデスタルレベルPLの
変動に追従できないという問題点があった。一方、クラ
ンプ制御による制御振動を少なくするために、クランプ
回路12でのクランプ制御の応答を速くすると、クラン
プ制御によって出力映像信号のペデスタルレベルPLが
振動しやすくなるという問題点があった。図5(a)
(b)においてBLは望ましい黒レベルを表す。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、クランプ回路とA/D変換回路を具備した映像信
号処理装置において、入力したアナログ映像信号のペデ
スタルレベルが変動しても、常にペデスタルレベルを予
め設定した黒レベルに制御したディジタル映像信号を出
力することのできる映像信号処理装置を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、入力
したアナログの映像信号のペデスタルレベルを基準レベ
ルにクランプするクランプ回路と、このクランプ回路か
ら出力する映像信号をディジタルの映像信号に変換する
A/D変換回路とを具備した映像信号処理装置におい
て、入力アナログ映像信号と同期した同期信号に基づい
てペデスタルレベル検出期間信号を生成する検出期間生
成回路と、この検出期間生成回路のペデスタルレベル検
出期間信号で設定されるペデスタルレベル検出期間にA
/D変換回路から出力する映像信号のペデスタルレベル
を予め設定された黒レベルと比較し、その差分に相当す
る誤差量を検出する誤差検出回路と、この誤差検出回路
で検出した誤差量に応じてA/D変換回路から出力する
映像信号のペデスタルレベルを補正し出力映像信号とす
るレベル補正回路とを具備してなることを特徴とする。
【0006】上述のような構成において、入力アナログ
映像信号のペデスタルレベル変動でA/D変換回路から
出力する映像信号のペデスタルレベルが変動すると、検
出期間生成回路で設定されるペデスタルレベル検出期間
に誤差検出回路がA/D変換後の映像信号のペデスタル
レベルと設定黒レベルの差分に相当する誤差量を検出す
る。この誤差量に応じてレベル補正回路がA/D変換後
の映像信号のペデスタルレベルを補正し設定黒レベルと
一致させた映像信号を出力する。このようにA/D変換
後の映像信号のペデスタルレベルをディジタル処理によ
って設定黒レベルに制御することができるので、クラン
プ制御による制御振動を少なくするためにクランプ回路
でのクランプ制御の応答を速くしてA/D変換後の映像
信号のペデスタルレベルが変動した場合でも、この変動
に追従して出力映像信号のペデスタルレベルを設定黒レ
ベルに一致させることができる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、A/D変換後の映像信号に重畳しているノイズ成分
でペデスタルレベルが変動するのを防止するために、A
/D変換回路から出力した映像信号を誤差検出回路に伝
送する線路にノイズ除去用のローパスフィルタを挿入す
る。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、入力アナログ映像信号が複合映像信号のとき
に1ライン毎の黒レベル補正を可能とするために、複合
映像信号から分離した水平同期信号を、検出期間生成回
路でペデスタルレベル検出期間信号を生成するための同
期信号とする。
【0009】請求項4、5の発明は、請求項1、2又は
3の発明において、検出期間生成回路でのペデスタルレ
ベル検出期間信号の生成を容易にするために、検出期間
生成回路のペデスタルレベル検出期間信号で設定される
ペデスタルレベル検出期間を、A/D変換回路の標本化
パルスの1クロック分の期間とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
により説明する。図1は、本発明による映像信号処理装
置の一実施形態例を示すもので、図4と同一部分は同一
符号とする。図1において、10はアナログの映像信号
AV(以下単に信号AVという。)を入力するための入
力端子、12はクランプ回路、14はA/D変換回路、
16はディジタルの映像信号DV(以下単に信号DVと
いう。)を出力するための出力端子、20は本発明に特
有のディジタル回路で、このディジタル回路20は前記
A/D変換回路14と出力端子16の間に挿入されてい
る。
【0011】前記ディジタル回路20は、LPF(ロー
パスフィルタ)22、検出期間生成回路24、誤差検出
回路26及びレベル補正回路28で構成されている。前
記LPF22は、前記A/D変換回路14から出力する
ディジタルの映像信号に重畳しているノイズ成分を除去
する。前記検出期間生成回路24は、端子30に入力し
た同期信号の一例としての水平同期信号HD(以下単に
信号HDという。)に基づいて、ペデスタルレベル検出
期間信号PKK(以下単に信号PKKという)を生成す
る。信号HDは信号AVと同期した信号で、例えば信号
AVが複合映像信号(コンポジットビデオ信号)のとき
には、同期分離回路によって信号AVから分離して得る
ことができる。前記誤差検出回路26は、前記検出期間
生成回路24の信号PKKで設定されるペデスタルレベ
ル検出期間に前記LPF22から出力する映像信号のペ
デスタルレベルPLを予め設定された黒レベルBLと比
較し、その差分に相当する誤差量を検出する。この黒レ
ベルBLは外部から端子32を介して設定されている。
前記レベル補正回路28は、前記誤差検出回路26の検
出誤差量に応じて前記A/D変換回路14から出力する
映像信号のペデスタルレベルPLを補正し、このペデス
タルレベルPLを黒レベルBLに一致させた信号DVを
出力端子16に出力する。
【0012】つぎに図1の作用を図2及び図3を併用し
て説明する。説明の便宜上、信号AVが複合映像信号の
場合について説明する。 A:まず、図2を用いて概略的な作用について説明す
る。 (1)入力端子10に入力した信号AVは、そのペデス
タルレベルPLがクランプ回路12によって基準レベル
にクランプされ、A/D変換回路14によってディジタ
ルの映像信号に変換され、A/D変換回路14の出力側
から図2(a)に示すような信号が出力するのは従来例
と同様である。
【0013】(2)図示を省略した同期分離回路によっ
て信号AVから分離された信号HDが端子30を介して
検出期間生成回路24に入力すると、この検出期間生成
回路24は信号HDに基づいてペデスタルレベル検出期
間Tを設定する信号PKKを生成する。
【0014】(3)検出期間生成回路24で生成された
信号PKKと、LPF22でノイズ除去されたA/D変
換後の映像信号と、端子32を介して入力した黒レベル
BLとが誤差検出回路26に入力すると、この誤差検出
回路26は、1ライン毎(図中の1H毎)に、信号PK
Kで設定されるペデスタルレベル検出期間Tの間A/D
変換後の映像信号と黒レベルBLを比較し、その差分に
相当する誤差量を検出する。具体的には、図2(b)に
示すように、映像信号のペデスタルレベルPLと黒レベ
ルBLが等しいときは検出誤差量「0」を出力し、ペデ
スタルレベルPLが黒レベルBLより1段階低いときに
は検出誤差量「−1」を出力し、ペデスタルレベルPL
が黒レベルBLより1段階高いときには検出誤差量「+
1」を出力する。図示を省略したが、ペデスタルレベル
PLが黒レベルBLより2段階低いときには検出誤差量
「−2」を出力し、ペデスタルレベルPLが黒レベルB
Lより2段階高いときには検出誤差量「+2」を出力す
る。3段階以上低いとき又は高いときも、同様にして対
応した検出誤差量を出力する。
【0015】(4)A/D変換後の映像信号と、誤差検
出回路26からの検出誤差量とがレベル補正回路28に
入力すると、このレベル補正回路28は、検出誤差量に
応じてA/D変換後の映像信号のペデスタルレベルPL
を補正し、図2(c)に示すようにペデスタルレベルP
Lを黒レベルBLと一致させた信号DVを出力端子16
に出力する。このように、A/D変換後の映像信号のペ
デスタルレベルPLが、ディジタル回路20のディジタ
ル処理によって黒レベルBLと一致するように制御され
るので、クランプ回路12でのクランプ制御の応答を速
くしてA/D変換後の映像信号のペデスタルレベルPL
が変動した場合でも、この変動に追従して信号DVのペ
デスタルレベルPLを黒レベルBLと一致させることが
できる。
【0016】B:ついで図3を用いて、A/D変換後の
映像信号が、図3(a)に示すように、そのペデスタル
レベルPLが黒レベルBLより1段階低い場合の作用を
詳述する。 (1)A/D変換後の映像信号の水平同期信号及びその
バックポーチ近辺を強調した信号を図3(a)に示すよ
うな信号として表すと、図示省略の同期分離回路で分離
された信号HDは同図(b)に示すような信号となり、
この信号が端子30を介して検出期間生成回路24に入
力する。すると、検出期間生成回路24は信号HDに基
づいて図3(c)に示すような信号PKKを生成する。
この信号PKKは、図3(a)の映像信号のバックポー
チ内の期間Tをペデスタルレベル検出期間とした信号と
なるように検出期間生成回路24で生成される。すなわ
ち、A/D変換後の映像信号の水平同期信号の立下り時
をt1、立上り時をt2とすると、t1時から設定時間
Ts経過したバックポーチ内のt3時にLレベルからH
レベルに変化し、t3時からペデスタルレベル検出期間
T経過したt4時にHレベルからLレベルに変化するよ
うな信号PKKが生成される。このペデスタルレベル検
出期間Tは、A/D変換回路14の標本化パルスの1ク
ロック分の期間に設定されている。具体的には標本化パ
ルスの1クロック期間又は複数クロック期間を平均化し
た期間に設定されている。
【0017】(2)t3時からt4時までのペデスタル
レベル検出期間T(すなわち、信号PKKがHレベルの
期間)に、誤差検出回路26はLPF22でノイズ除去
されたA/D変換後の映像信号と黒レベルBLを比較
し、その差分に相当する誤差量を検出する。具体的に
は、図3(d)に示すように、映像信号のペデスタルレ
ベルPLが黒レベルBLより1段階低いので、検出誤差
量「−1」を出力する。
【0018】(3)A/D変換後の映像信号と、誤差検
出回路26からの検出誤差量「−1」とがレベル補正回
路28に入力すると、このレベル補正回路28は、検出
誤差量「−1」に応じてA/D変換後の映像信号のペデ
スタルレベルPLを所定値上げる補正を行い、図3
(d)のt4時以降に示すようにペデスタルレベルPL
を黒レベルBLと一致させる。このため、t4時以降は
ペデスタルレベルPLを黒レベルBLに一致させた映像
信号が、信号DVとして出力端子16から出力する。す
なわち、対応した1ラインの映像信号本体Vm(映像部
分のデ−タ)が始まる直前に映像信号のペデスタルレベ
ルPLが黒レベルBLと一致するように制御される。
【0019】(4)図示は省略したが、A/D変換後の
映像信号のペデスタルレベルPLが黒レベルBLより1
段階高い場合には、誤差検出回路26から検出誤差量
「+1」が出力し、レベル補正回路28は検出誤差量
「+1」に応じてA/D変換後の映像信号のペデスタル
レベルPLを所定値下げる補正を行い、ペデスタルレベ
ルPLを黒レベルBLに一致させる。このため、ペデス
タルレベルPLが黒レベルBLより1段階高い場合に
も、対応した1ラインの映像信号本体Vmが始まる直前
に映像信号のペデスタルレベルPLが黒レベルBLに一
致するように制御される。
【0020】(5)A/D変換後の映像信号のペデスタ
ルレベルPLが黒レベルBLより2段階以上低い場合、
又は2段階以上高い場合にも、誤差検出回路26から出
力する検出誤差量が対応した値となるとともに、レベル
補正回路28による補正量が対応した値となることによ
って、対応した1ラインの映像信号本体Vmが始まる直
前に映像信号のペデスタルレベルPLが黒レベルBLに
一致するように制御される。
【0021】前記実施形態例では、検出期間生成回路に
よるペデスタルレベル検出期間信号の生成を容易にする
ために、検出期間生成回路のペデスタルレベル検出期間
信号で設定されるペデスタルレベル検出期間を、A/D
変換回路の標本化パルスの1クロック分の期間とした
が、本発明はこれに限るものでなく、誤差検出回路でペ
デスタルレベルPLと黒レベルBLを比較し、その差分
に相当する誤差量を検出できる期間であればよい。例え
ばペデスタルレベル検出期間を標本化パルスの複数クロ
ック分の期間とした場合についても利用することができ
る。
【0022】前記実施形態例では、入力アナログ映像信
号が複合映像信号のときに1ライン毎にペデスタルレベ
ルPLを黒レベルBLに一致させる補正(黒レベル補
正)を行うことができるようにするために、入力アナロ
グ映像信号から分離した水平同期信号を、検出期間生成
回路でペデスタルレベル検出期間信号を生成するための
同期信号としたが、本発明はこれに限るものでなく、入
力アナログ映像信号が複合映像信号以外の信号の場合に
ついても利用することができ、複数ライン毎に黒レベル
補正を行うようにした場合についても利用することがで
き、検出期間生成回路でペデスタルレベル検出期間信号
を生成するための同期信号が水平同期信号以外の場合に
ついても利用することができる。例えば、入力アナログ
映像信号が複合映像信号であり、同期信号が水平同期信
号であっても、この水平同期信号に基づいて検出期間生
成回路でペデスタルレベル検出期間信号を複数ライン毎
(例えば2ライン毎)に1回生成するようにした場合に
は、入力アナログ映像信号が複合映像信号のときでも複
数ライン毎にペデスタルレベルPLを黒レベルBLに一
致させる補正(黒レベル補正)黒レベル補正を行うこと
ができる。
【0023】前記実施形態例では、A/D変換後の映像
信号に重畳しているノイズ成分でペデスタルレベルが変
動するのを防止するために、A/D変換回路から出力し
た映像信号を誤差検出回路に伝送する線路にノイズ除去
用のLPFを挿入した場合について説明したが、本発明
はこれに限るものでなく、ノイズ除去用のLPFを省略
した場合についても利用することができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明は、クランプ回路とA/
D変換回路を具備した映像信号処理装置において、検出
期間生成回路、誤差検出回路及びレベル補正回路を具備
し、入力アナログ映像信号のペデスタルレベル変動でA
/D変換後の映像信号のペデスタルレベルが変動する
と、ペデスタルレベル検出期間に誤差検出回路がA/D
変換後の映像信号のペデスタルレベルPLと黒レベルB
Lの差分に相当する誤差量を検出し、この誤差量に応じ
てレベル補正回路がA/D変換後の映像信号のペデスタ
ルレベルPLを補正して黒レベルBLに一致させた映像
信号を出力するように構成したので、A/D変換後の映
像信号のペデスタルレベルPLをディジタル処理によっ
て黒レベルBLと一致させることができる。このため、
クランプ制御による制御振動を少なくするためにクラン
プ回路でのクランプ制御の応答を速くしてA/D変換後
の映像信号のペデスタルレベルが変動した場合でも、こ
の変動に追従して出力映像信号のペデスタルレベルPL
を予め設定された黒レベルBLに一致させることができ
る。
【0025】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、A/D変換回路から出力した映像信号を誤差検出回
路に伝送する線路にノイズ除去用のLPFを挿入したの
で、A/D変換後の映像信号に重畳しているノイズ成分
でペデスタルレベルが変動するのを防止することができ
る。
【0026】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、入力アナログ映像信号を複合映像信号とし、
この複合映像信号から分離した水平同期信号を、検出期
間生成回路でペデスタルレベル検出期間信号を生成する
ための同期信号としたので、入力アナログ映像信号が複
合映像信号のときに1ライン毎に黒レベル補正を行うこ
とができる。
【0027】請求項4、5の発明は、請求項1、2又は
3の発明において、検出期間生成回路のペデスタルレベ
ル検出期間信号で設定されるペデスタルレベル検出期間
を、A/D変換回路の標本化パルスの1クロック分の期
間としたので、検出期間生成回路でのペデスタルレベル
検出期間信号の生成を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像信号処理装置の一実施形態例
を示すブロック図である。
【図2】図1の概略的な作用を説明するタイミングチャ
ートである。
【図3】図1の詳細な作用を説明するタイミングチャー
トである。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【図5】図4の作用を説明するタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
10…入力端子、 12…クランプ回路、 14…A/
D変換回路、 16…出力端子、 20…ディジタル回
路、 22…LPF(ローパスフィルタ)、24…検出
期間生成回路、 26…誤差検出回路、 28…レベル
補正回路、30、32…端子、 1H…1水平ライン、
AV…アナログの映像信号、 BL…予め設定された
黒レベル、 DV…ディジタルの映像信号、 HD…水
平同期信号、 PKK…ペデスタルレベル検出期間信
号、 PL…ペデスタルレベル、 Vm…映像信号本
体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 誠 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 Fターム(参考) 5C021 PA13 PA32 PA34 PA52 PA58 PA85 SA17 XA43 XA48 XA61 YA01 YC01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力したアナログの映像信号のペデスタル
    レベルを基準レベルにクランプするクランプ回路と、こ
    のクランプ回路から出力する映像信号をディジタルの映
    像信号に変換するA/D変換回路とを具備した映像信号
    処理装置において、前記入力アナログ映像信号と同期し
    た同期信号に基づいてペデスタルレベル検出期間信号を
    生成する検出期間生成回路と、この検出期間生成回路の
    ペデスタルレベル検出期間信号で設定されるペデスタル
    レベル検出期間に前記A/D変換回路から出力する映像
    信号のペデスタルレベルを予め設定された黒レベルと比
    較し、その差分に相当する誤差量を検出する誤差検出回
    路と、この誤差検出回路で検出した誤差量に応じて前記
    A/D変換回路から出力する映像信号のペデスタルレベ
    ルを補正して出力映像信号とするレベル補正回路とを具
    備してなることを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】A/D変換回路から出力した映像信号を誤
    差検出回路に伝送する線路に、ノイズ除去用のローパス
    フィルタを挿入してなる請求項1記載の映像信号処理装
    置。
  3. 【請求項3】入力アナログ映像信号を複合映像信号と
    し、この複合映像信号から分離した水平同期信号を、検
    出期間生成回路でペデスタルレベル検出期間信号を生成
    するための同期信号としてなる請求項1又は2記載の映
    像信号処理装置。
  4. 【請求項4】検出期間生成回路のペデスタルレベル検出
    期間信号で設定されるペデスタルレベル検出期間を、A
    /D変換回路の標本化パルスの1クロック分の期間とし
    てなる請求項1又は2記載の映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】検出期間生成回路のペデスタルレベル検出
    期間信号で設定されるペデスタルレベル検出期間を、A
    /D変換回路の標本化パルスの1クロック分の期間とし
    てなる請求項3記載の映像信号処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8059199B2 (en) 2007-09-26 2011-11-15 Oki Semiconductor Co., Ltd. Synchronizing signal detection circuit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8059199B2 (en) 2007-09-26 2011-11-15 Oki Semiconductor Co., Ltd. Synchronizing signal detection circuit

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