JPH07170427A - 映像クランプレベル調整回路 - Google Patents
映像クランプレベル調整回路Info
- Publication number
- JPH07170427A JPH07170427A JP5342363A JP34236393A JPH07170427A JP H07170427 A JPH07170427 A JP H07170427A JP 5342363 A JP5342363 A JP 5342363A JP 34236393 A JP34236393 A JP 34236393A JP H07170427 A JPH07170427 A JP H07170427A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- circuit
- signal
- level
- digital signal
- Prior art date
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- Pending
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- Picture Signal Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 正確なホワイトバランスを得ることができる
映像クランプレベル調整回路を提供する。 【構成】 クランプ回路3は入力された映像信号をクラ
ンプする。A/Dコンバータ4はクランプ後の映像信号
をデジタル信号に変換する。減算器8はタイミング発生
回路9によって設定された期間、A/Dコンバータ4よ
り出力されたデジタル信号より1を減算する。積分器7
はデジタル信号の最上位ビットを積分してクランプ回路
3にフィードバックし、クランプ電圧をオフセットさせ
る。クランプレベルラインの374画素期間の半分に当
たる187画素期間について減算すれば、クランプレベ
ルラインをデジタル信号で128/256に安定させる
ことができる。
映像クランプレベル調整回路を提供する。 【構成】 クランプ回路3は入力された映像信号をクラ
ンプする。A/Dコンバータ4はクランプ後の映像信号
をデジタル信号に変換する。減算器8はタイミング発生
回路9によって設定された期間、A/Dコンバータ4よ
り出力されたデジタル信号より1を減算する。積分器7
はデジタル信号の最上位ビットを積分してクランプ回路
3にフィードバックし、クランプ電圧をオフセットさせ
る。クランプレベルラインの374画素期間の半分に当
たる187画素期間について減算すれば、クランプレベ
ルラインをデジタル信号で128/256に安定させる
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MUSEデコーダ,M
USE−NTSCコンバータ等の信号処理回路に用いら
れる映像クランプレベル調整回路に関する。
USE−NTSCコンバータ等の信号処理回路に用いら
れる映像クランプレベル調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在試験放送が行われているMUSE方
式の放送を受像機で視聴するためには、専用のデコーダ
(以下、MUSEデコーダと呼ぶ)が必要である。図3
はMUSEデコーダの信号処理回路に用いられる従来の
映像クランプレベル調整回路を示すブロック図である。
図3において、入力端子1より入力されたMUSE信号
はローパスフィルタ(LPF)2に入力されてフィルタ
リングされる。LPF2より出力された信号はクランプ
回路3に入力されてクランプ処理される。クランプ回路
3より出力された信号はA/Dコンバータ4に入力され
てデジタル信号に変換される。なお、A/Dコンバータ
4として8ビットのA/Dコンバータを用いた場合に
は、入力信号は0〜255の値を有する256階調のデ
ジタル信号に変換される。
式の放送を受像機で視聴するためには、専用のデコーダ
(以下、MUSEデコーダと呼ぶ)が必要である。図3
はMUSEデコーダの信号処理回路に用いられる従来の
映像クランプレベル調整回路を示すブロック図である。
図3において、入力端子1より入力されたMUSE信号
はローパスフィルタ(LPF)2に入力されてフィルタ
リングされる。LPF2より出力された信号はクランプ
回路3に入力されてクランプ処理される。クランプ回路
3より出力された信号はA/Dコンバータ4に入力され
てデジタル信号に変換される。なお、A/Dコンバータ
4として8ビットのA/Dコンバータを用いた場合に
は、入力信号は0〜255の値を有する256階調のデ
ジタル信号に変換される。
【0003】A/Dコンバータ4より出力されたデジタ
ル信号は、MUSEデコード処理回路5,同期分離回路
6に入力される。同期分離回路6はMUSEデコード処
理回路5に同期信号を供給すると共に、クランプ回路3
に同期信号より生成したクランプパルスを供給する。と
ころで、A/Dコンバータ4より出力されるデジタル信
号の内、MUSE方式の規格によれば、図4に示すよう
に、第563ライン及び第1125ラインにクランプレ
ベル信号が多重されている。また、同規格によれば、A
/D変換後のクランプレベルラインがデジタル信号で1
28/256となるように入力信号をクランプすること
が規定されている。即ち、図5に示すように、クランプ
レベルラインの107番目〜480番目の画素におい
て、デジタル信号が128/256となればよい。デジ
タル信号で考えれば、入力信号が128/256より大
きい時には最上位ビット(以下、MSB)はハイレベル
(以下、Hレベル)となり、128/256未満の時に
はMSBはローレベル(以下、Lレベル)となるので、
これを利用し、クランプレベル信号期間にMSBがHレ
ベルとLレベルとを等しい割合で出力するような電圧と
なるようクランプ回路3によって入力されるアナログ信
号をクランプすれば、クランプレベルラインを128/
256近傍とすることが可能となる。
ル信号は、MUSEデコード処理回路5,同期分離回路
6に入力される。同期分離回路6はMUSEデコード処
理回路5に同期信号を供給すると共に、クランプ回路3
に同期信号より生成したクランプパルスを供給する。と
ころで、A/Dコンバータ4より出力されるデジタル信
号の内、MUSE方式の規格によれば、図4に示すよう
に、第563ライン及び第1125ラインにクランプレ
ベル信号が多重されている。また、同規格によれば、A
/D変換後のクランプレベルラインがデジタル信号で1
28/256となるように入力信号をクランプすること
が規定されている。即ち、図5に示すように、クランプ
レベルラインの107番目〜480番目の画素におい
て、デジタル信号が128/256となればよい。デジ
タル信号で考えれば、入力信号が128/256より大
きい時には最上位ビット(以下、MSB)はハイレベル
(以下、Hレベル)となり、128/256未満の時に
はMSBはローレベル(以下、Lレベル)となるので、
これを利用し、クランプレベル信号期間にMSBがHレ
ベルとLレベルとを等しい割合で出力するような電圧と
なるようクランプ回路3によって入力されるアナログ信
号をクランプすれば、クランプレベルラインを128/
256近傍とすることが可能となる。
【0004】従って、クランプレベル信号期間にA/D
コンバータ4より出力されるデジタル信号のMSBを積
分器7に入力し、積分器7によって積分した結果によ
り、図6に示すようにMSBのHレベルとLレベルとの
割合に応じてクランプ電圧をオフッセトさせるように、
積分器7の出力をクランプ回路3にフィードバックす
る。即ち、クランプ回路3のクランプ電圧は、積分器7
によって入力信号であるMSBがHレベルである割合が
多い場合には、クランプレベルが128/256より高
いと判断してクランプ電圧を下げるように制御され、L
レベルの割合が多い場合にはクランプレベルが128/
256より低いと判断してクランプ電圧を上げるように
制御される。これによって、A/Dコンバータ4より出
力されるデジタル信号におけるMSBのHレベルとLレ
ベルとの割合が均等となるところで制御が安定する。そ
して、クランプ回路3は同期分離回路6により得られる
タイミングパルスによって、積分器7からの出力電圧を
クランプ電圧として入力された映像信号をクランプす
る。
コンバータ4より出力されるデジタル信号のMSBを積
分器7に入力し、積分器7によって積分した結果によ
り、図6に示すようにMSBのHレベルとLレベルとの
割合に応じてクランプ電圧をオフッセトさせるように、
積分器7の出力をクランプ回路3にフィードバックす
る。即ち、クランプ回路3のクランプ電圧は、積分器7
によって入力信号であるMSBがHレベルである割合が
多い場合には、クランプレベルが128/256より高
いと判断してクランプ電圧を下げるように制御され、L
レベルの割合が多い場合にはクランプレベルが128/
256より低いと判断してクランプ電圧を上げるように
制御される。これによって、A/Dコンバータ4より出
力されるデジタル信号におけるMSBのHレベルとLレ
ベルとの割合が均等となるところで制御が安定する。そ
して、クランプ回路3は同期分離回路6により得られる
タイミングパルスによって、積分器7からの出力電圧を
クランプ電圧として入力された映像信号をクランプす
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の映像クランプレベル調整回路においては、クランプレ
ベル信号期間にA/Dコンバータ4より出力されるデジ
タル信号のMSBのHレベル,Lレベルの割合が50%
となるように積分器7によってクランプ電圧が制御され
る。即ち、A/Dコンバータ4に入力されるクランプレ
ベルラインの電圧を127.5/256とすれば、確率
的にA/Dコンバータ4は128/256と127/2
56を均等に出力する。従って、クランプ電圧は本来望
ましい電圧に対し1/2LSB(最下位ビット)の誤差
を生じることとなる。MUSEデコーダでは、MUSE
デコード処理回路5の後段のデジタル回路によってブラ
ンキングレベルを所定のデジタル値にすげ替えるが、上
記のようにクランプ電圧は本来望ましい電圧に対し1/
2LSBの誤差を生じるので、従来の映像クランプレベ
ル調整回路を備えたMUSEデコーダより出力される映
像信号は、ブランキングレベルに対し常にホワイトバラ
ンスが1/2LSBの誤差を生じてしまうという問題点
があった。
の映像クランプレベル調整回路においては、クランプレ
ベル信号期間にA/Dコンバータ4より出力されるデジ
タル信号のMSBのHレベル,Lレベルの割合が50%
となるように積分器7によってクランプ電圧が制御され
る。即ち、A/Dコンバータ4に入力されるクランプレ
ベルラインの電圧を127.5/256とすれば、確率
的にA/Dコンバータ4は128/256と127/2
56を均等に出力する。従って、クランプ電圧は本来望
ましい電圧に対し1/2LSB(最下位ビット)の誤差
を生じることとなる。MUSEデコーダでは、MUSE
デコード処理回路5の後段のデジタル回路によってブラ
ンキングレベルを所定のデジタル値にすげ替えるが、上
記のようにクランプ電圧は本来望ましい電圧に対し1/
2LSBの誤差を生じるので、従来の映像クランプレベ
ル調整回路を備えたMUSEデコーダより出力される映
像信号は、ブランキングレベルに対し常にホワイトバラ
ンスが1/2LSBの誤差を生じてしまうという問題点
があった。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、ブランキングレベルに対して正確なホワイ
トバランスを得ることができる映像クランプレベル調整
回路を提供することを目的とする。
ものであり、ブランキングレベルに対して正確なホワイ
トバランスを得ることができる映像クランプレベル調整
回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、クランプレベル信号が重
畳された映像信号のクランプレベルを調整するための映
像クランプレベル調整回路において、前記クランプレベ
ル信号が重畳された映像信号を入力されるタイミングパ
ルスによってクランプするクランプ回路と、前記クラン
プ回路より出力された映像信号をデジタル信号に変換す
るA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータより出力
されたデジタル信号よりクランプレベル信号期間におけ
る所定の期間1を減算する減算器と、前記減算器より出
力されたデジタル信号の最上位ビットを積分して前記ク
ランプ回路にフィードバックし、前記クランプ回路のク
ランプ電圧をオフセットさせる積分器と、前記減算器が
減算動作をする前記所定の期間を決定する減算期間設定
回路とを設けて構成したことを特徴とする映像クランプ
レベル調整回路を提供するものである。
の技術の課題を解決するため、クランプレベル信号が重
畳された映像信号のクランプレベルを調整するための映
像クランプレベル調整回路において、前記クランプレベ
ル信号が重畳された映像信号を入力されるタイミングパ
ルスによってクランプするクランプ回路と、前記クラン
プ回路より出力された映像信号をデジタル信号に変換す
るA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータより出力
されたデジタル信号よりクランプレベル信号期間におけ
る所定の期間1を減算する減算器と、前記減算器より出
力されたデジタル信号の最上位ビットを積分して前記ク
ランプ回路にフィードバックし、前記クランプ回路のク
ランプ電圧をオフセットさせる積分器と、前記減算器が
減算動作をする前記所定の期間を決定する減算期間設定
回路とを設けて構成したことを特徴とする映像クランプ
レベル調整回路を提供するものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の映像クランプレベル調整回路
について、添付図面を参照して説明する。図1は本発明
の映像クランプレベル調整回路の一実施例を示すブロッ
ク図、図2は本発明の映像クランプレベル調整回路を説
明するための波形図である。なお、図1において、図3
と同一部分には同一符号が付してある。
について、添付図面を参照して説明する。図1は本発明
の映像クランプレベル調整回路の一実施例を示すブロッ
ク図、図2は本発明の映像クランプレベル調整回路を説
明するための波形図である。なお、図1において、図3
と同一部分には同一符号が付してある。
【0009】図1において、入力端子1より入力された
MUSE信号はローパスフィルタ(LPF)2に入力さ
れてフィルタリングされる。LPF2より出力された信
号はクランプ回路3に入力されてクランプ処理される。
クランプ回路3より出力された信号はA/Dコンバータ
4に入力されてデジタル信号に変換される。なお、A/
Dコンバータ4として8ビットのA/Dコンバータを用
いた場合には、入力信号は0〜255の値を有する25
6階調のデジタル信号に変換される。
MUSE信号はローパスフィルタ(LPF)2に入力さ
れてフィルタリングされる。LPF2より出力された信
号はクランプ回路3に入力されてクランプ処理される。
クランプ回路3より出力された信号はA/Dコンバータ
4に入力されてデジタル信号に変換される。なお、A/
Dコンバータ4として8ビットのA/Dコンバータを用
いた場合には、入力信号は0〜255の値を有する25
6階調のデジタル信号に変換される。
【0010】A/Dコンバータ4より出力されたデジタ
ル信号は、MUSEデコード処理回路5,同期分離回路
6,減算器8に入力される。同期分離回路6はMUSE
デコード処理回路5及びタイミング発生回路9に同期信
号を供給すると共に、クランプ回路3に同期信号より生
成したクランプパルスを供給する。タイミング発生回路
9には、減算期間を設定するための減算期間設定入力端
子10より、減算期間設定信号が入力される。例えば、
減算期間設定信号が107,293であるとすると、タ
イミング発生回路9は107番目〜293番目の画素の
期間ハイレベル(あるいはローレベル)となるような減
算期間を規定するタイミング信号を生成し、減算器8に
供給する。そして、減算器8は、タイミング信号によっ
て規定される期間、A/Dコンバータ4より出力される
デジタル信号より1を減算する。
ル信号は、MUSEデコード処理回路5,同期分離回路
6,減算器8に入力される。同期分離回路6はMUSE
デコード処理回路5及びタイミング発生回路9に同期信
号を供給すると共に、クランプ回路3に同期信号より生
成したクランプパルスを供給する。タイミング発生回路
9には、減算期間を設定するための減算期間設定入力端
子10より、減算期間設定信号が入力される。例えば、
減算期間設定信号が107,293であるとすると、タ
イミング発生回路9は107番目〜293番目の画素の
期間ハイレベル(あるいはローレベル)となるような減
算期間を規定するタイミング信号を生成し、減算器8に
供給する。そして、減算器8は、タイミング信号によっ
て規定される期間、A/Dコンバータ4より出力される
デジタル信号より1を減算する。
【0011】さらに、減算器8は1減算動作後のデジタ
ル信号のMSB、即ち、クランプレベル信号期間におい
て1減算しない期間においてはA/Dコンバータ4より
出力されるそのままのデジタル信号のMSBを、1減算
する期間においてはその1減算後のデジタル信号のMS
Bを積分器7に入力する。そして、積分器7は入力され
たMSBを積分した信号をクランプ回路3にフィードバ
ックする。クランプ回路3は同期分離回路6により得ら
れるタイミングパルスによって、積分器7からの出力電
圧をクランプ電圧として入力された映像信号をクランプ
する。
ル信号のMSB、即ち、クランプレベル信号期間におい
て1減算しない期間においてはA/Dコンバータ4より
出力されるそのままのデジタル信号のMSBを、1減算
する期間においてはその1減算後のデジタル信号のMS
Bを積分器7に入力する。そして、積分器7は入力され
たMSBを積分した信号をクランプ回路3にフィードバ
ックする。クランプ回路3は同期分離回路6により得ら
れるタイミングパルスによって、積分器7からの出力電
圧をクランプ電圧として入力された映像信号をクランプ
する。
【0012】クランプレベル信号期間の全ての期間にお
いて、減算動作を行わないよう設定すると、クランプ電
圧は127.5/256となり、全ての期間において減
算動作を行うよう設定すると、クランプ電圧は128.
5/256となる。従って、減算器8による減算期間を
設定することによって、クランプ電圧を127.5/2
56から128.5/256の範囲で任意に調整可能と
なる。例えば、クランプレベルラインの374画素期間
の半分に当たる187画素期間について減算を行った場
合、クランプレベルラインのサンプル値が全て128/
256となった時に、減算器8の出力は図2に示すよう
になり、MSBのHレベルとLレベルの割合が50%ず
つとなる。これによって、A/D変換後のクランプレベ
ルラインをデジタル信号で128/256と安定させる
と共に、A/Dコンバータ4より出力されるデジタル信
号のMSBのHレベルとLレベルの割合を50%ずつと
することが可能となる。
いて、減算動作を行わないよう設定すると、クランプ電
圧は127.5/256となり、全ての期間において減
算動作を行うよう設定すると、クランプ電圧は128.
5/256となる。従って、減算器8による減算期間を
設定することによって、クランプ電圧を127.5/2
56から128.5/256の範囲で任意に調整可能と
なる。例えば、クランプレベルラインの374画素期間
の半分に当たる187画素期間について減算を行った場
合、クランプレベルラインのサンプル値が全て128/
256となった時に、減算器8の出力は図2に示すよう
になり、MSBのHレベルとLレベルの割合が50%ず
つとなる。これによって、A/D変換後のクランプレベ
ルラインをデジタル信号で128/256と安定させる
と共に、A/Dコンバータ4より出力されるデジタル信
号のMSBのHレベルとLレベルの割合を50%ずつと
することが可能となる。
【0013】従って、本発明の映像クランプレベル調整
回路によれば、従来問題であったクランプ電圧の誤差を
補正することができ、クランプ電圧の誤差によるホワイ
トバランスの誤差を防ぐことができる。なお、上記の説
明においては、減算器8による減算動作をクランプレベ
ル信号期間の丁度50%の期間行っているが、ノイズ等
の影響により減算期間は可変される。この場合、減算期
間設定回路であるタイミング発生回路9によるタイミン
グ信号を可変することにより減算期間は可変される。
回路によれば、従来問題であったクランプ電圧の誤差を
補正することができ、クランプ電圧の誤差によるホワイ
トバランスの誤差を防ぐことができる。なお、上記の説
明においては、減算器8による減算動作をクランプレベ
ル信号期間の丁度50%の期間行っているが、ノイズ等
の影響により減算期間は可変される。この場合、減算期
間設定回路であるタイミング発生回路9によるタイミン
グ信号を可変することにより減算期間は可変される。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の映
像クランプレベル調整回路は、映像信号をタイミングパ
ルスによってクランプするクランプ回路と、このクラン
プ回路より出力された映像信号をデジタル信号に変換す
るA/Dコンバータと、このA/Dコンバータより出力
されたデジタル信号よりクランプレベル信号期間におけ
る所定の期間1を減算する減算器と、この減算器より出
力されるデジタル信号の最上位ビットを積分してクラン
プ回路にフィードバックし、クランプ回路のクランプ電
圧をオフセットさせる積分器と、減算器が減算動作をす
る期間を決定する減算期間設定回路とを設けて構成した
ので、従来問題であったクランプ電圧の誤差を補正する
ことができ、クランプ電圧の誤差によるホワイトバラン
スの誤差を防ぐことができる。従って、ブランキングレ
ベルに対して正確なホワイトバランスを得ることができ
る。
像クランプレベル調整回路は、映像信号をタイミングパ
ルスによってクランプするクランプ回路と、このクラン
プ回路より出力された映像信号をデジタル信号に変換す
るA/Dコンバータと、このA/Dコンバータより出力
されたデジタル信号よりクランプレベル信号期間におけ
る所定の期間1を減算する減算器と、この減算器より出
力されるデジタル信号の最上位ビットを積分してクラン
プ回路にフィードバックし、クランプ回路のクランプ電
圧をオフセットさせる積分器と、減算器が減算動作をす
る期間を決定する減算期間設定回路とを設けて構成した
ので、従来問題であったクランプ電圧の誤差を補正する
ことができ、クランプ電圧の誤差によるホワイトバラン
スの誤差を防ぐことができる。従って、ブランキングレ
ベルに対して正確なホワイトバランスを得ることができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明を説明するための波形図である。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【図4】MUSE方式伝送信号構成図である。
【図5】従来例を説明するための波形図である。
【図6】図1,図3中の積分器7の動作を説明するため
の図である。
の図である。
1 入力端子 2 ローパスフィルタ 3 クランプ回路 4 A/Dコンバータ 5 MUSEデコード処理回路 6 同期分離回路 7 積分器 8 減算器 9 タイミング発生回路(減算期間設定回路) 10 減算期間設定入力端子
Claims (1)
- 【請求項1】クランプレベル信号が重畳された映像信号
のクランプレベルを調整するための映像クランプレベル
調整回路において、 前記クランプレベル信号が重畳された映像信号を入力さ
れるタイミングパルスによってクランプするクランプ回
路と、 前記クランプ回路より出力された映像信号をデジタル信
号に変換するA/Dコンバータと、 前記A/Dコンバータより出力されたデジタル信号より
クランプレベル信号期間における所定の期間1を減算す
る減算器と、 前記減算器より出力されたデジタル信号の最上位ビット
を積分して前記クランプ回路にフィードバックし、前記
クランプ回路のクランプ電圧をオフセットさせる積分器
と、 前記減算器が減算動作をする前記所定の期間を決定する
減算期間設定回路とを設けて構成したことを特徴とする
映像クランプレベル調整回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5342363A JPH07170427A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 映像クランプレベル調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5342363A JPH07170427A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 映像クランプレベル調整回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07170427A true JPH07170427A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18353150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5342363A Pending JPH07170427A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 映像クランプレベル調整回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07170427A (ja) |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP5342363A patent/JPH07170427A/ja active Pending
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