JP2003087602A - 映像信号処理回路 - Google Patents

映像信号処理回路

Info

Publication number
JP2003087602A
JP2003087602A JP2001271925A JP2001271925A JP2003087602A JP 2003087602 A JP2003087602 A JP 2003087602A JP 2001271925 A JP2001271925 A JP 2001271925A JP 2001271925 A JP2001271925 A JP 2001271925A JP 2003087602 A JP2003087602 A JP 2003087602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
sync
clamp
unit
video signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001271925A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Ishii
博文 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2001271925A priority Critical patent/JP2003087602A/ja
Publication of JP2003087602A publication Critical patent/JP2003087602A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期信号を重畳したアナログのR,G,B信
号の直流レベルを所定の基準レベルにクランプするクラ
ンプ部(12)を具備した映像信号処理回路において、
クランプパルスの位相及びパルス幅を手動による調整を
必要とせず適正なものにすること。 【解決手段】 SonG信号(同期信号を重畳した映像
信号の一例)に基づいて、水平バックポーチ期間Thb
を検出するバックポーチ検出部(50)を具備し、クラ
ンプパルス生成部(22)が、バックポーチ検出部(5
0)の検出信号に基づいて、水平バックポーチ期間Th
b以内の設定期間をクランプ期間とするクランプパルス
を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランプパルス生
成部で生成したクランプパルスに基づいて、アナログの
入力映像信号の直流レベル(例えばペデスタルレベル)
を所定の基準レベル(例えば黒レベル)にクランプする
クランプ部を具備した映像信号処理回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の映像信号処理回路は、例
えば、図5に示すように、入力端子10に結合されたク
ランプ部12及び同期分離部14と、クランプ部12の
出力側に順次結合されたA/D変換部16及びディジタ
ル信号処理部18と、同期分離部14の出力側に結合さ
れた判別部20及びクランプパルス生成部122とを具
備し、ディジタル信号処理部18の出力側に結合した表
示デバイス24で映像を表示する。表示デバイス24は
PDP(プラズマディスプレイ)LCD(液晶ディスプ
レイ)などのディジタル表示デバイスを表わす。
【0003】図5において、A/D変換部16の前段に
設けられたクランプ部12は、A/D変換部16に入力
するアナログR,G,B信号(RED,GREEN,B
LUEにあたる映像信号)の直流レベルを、A/D変換
部16のダイナミックレンジに合わせるために必要とさ
れるものである。
【0004】図5において、同期分離部14は入力する
SonGからHD,VDを分離する。判別部20は、同
期分離部14で分離されるHD,VDと同期信号の入力
端子26,28から入力するHDs/CS、VDsとに
基づいて、入力端子10に入力したアナログR,G,B
信号が同期信号を重畳した信号であるか否かを判別し、
対応した制御信号を出力する。前記SonG、HD,V
D、HDs、CS及びVDsは後に詳述する。
【0005】パーソナルコンピュータ(以下単にPCと
略す)から入力する映像信号の同期形態には、セパレー
ト同期、コンポジット同期、SYNC on GREE
N(以下単にSonGと略す)の形態がある。セパレー
ト同期、コンポジット同期の場合には、図6(A)に示
すように映像信号とは別に、同期信号(水平同期信号H
Dsと垂直同期信号VDsが別々の場合)や複合同期信
号(HDsとVDsが一緒になった場合)が独立に入力
するので、水平同期信号期間をクランプ期間に設定する
ことができ、より広い期間にクランプをかけて安定した
黒レベルを得ることができる。SonGの場合には、図
6(B)に示すように、映像信号の水平、垂直ブランキ
ング期間に水平、垂直同期信号HD、VDを重畳して入
力するので、SonGの信号をクランプするには、水平
バックポーチ期間をクランプする必要がある。
【0006】各種PC信号の水平バックポーチ期間や同
期信号期間等の信号タイミングは、例えば、VGA(表
示解像度640×480ドット),SVGA(表示解像
度800×600ドット)といった規格上規定されてい
るが、PC機器のバラツキなどにより必ずしも規定通り
のタイミングの信号だけが入力するとは限らない。そこ
で、図5のクランプパルス生成部122を図7に示すよ
うに構成し、入力端子30を介して外部(例えばリモコ
ン))から入力した調整信号によってSonG用のクラ
ンプパルスの位相及びパルス幅を調整できるようにして
いた。
【0007】図7において、切換部32は、図5の入力
端子10に入力したR,G,B信号が同期信号を重畳し
ている信号(例えばVGA,SVGAのPC信号)のと
きに、対応する制御信号に基づいて、n組の初期値1,
2,・・・,nの中から対応した1組の初期値を出力す
る。カウンタ34はHDをCLR(クリア信号)として
クロックをカウントする。第1デコーダ36と第2デコ
ーダ38は、カウンタ34のカウント値が切換部32か
ら出力する1組の初期値の内のクランプパルスの立ち下
がり用(又は立ち上がり用)と立ち上がり用(又は立ち
下がり用)の値に達したことをデコードし、S・Rフリ
ップフロップ回路40は第1デコーダ36の出力信号を
セット信号とし第2デコーダ38の出力信号をリセット
信号としてQ信号を出力し、位相変換部42はリモコン
からの手動による調整信号に基づいてQ信号の位相及び
パルス幅を調整してSonG用のクランプパルスとして
出力する。クランプパルス切換部44は、制御信号を切
換信号として、入力端子26に入力するHDs/CSと
位相変換部42から出力するクランプパルスの一方をク
ランプパルスとして出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5及
び図7に示した従来例では、リモコンからの手動による
調整信号でSonG用のクランプパルスの位相及びパル
ス幅を調整することによって、クランプ期間が水平同期
信号HDや映像信号と重ならないようにしていたので、
クランプパルスの位相及びパルス幅が適正値になったか
否かを表示デバイス24の表示映像を見ながら手動で調
整する必要があり、ユーザにとって煩雑な調整作業が必
要になるという問題点があった。
【0009】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、手動による調整作業を不要とし、クランプ期間が
水平同期信号HDや映像信号と重ならない適正なクラン
プパルスを、クランプパルス生成部からクランプ部へ出
力することのできる映像信号処理回路を提供することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、クラ
ンプパルス生成部(22)で生成したクランプパルスに
基づいて、入力映像信号の直流レベルを所定の基準レベ
ルにクランプするクランプ部(12)を具備した映像信
号処理回路において、同期信号を重畳したアナログの入
力映像信号に基づいて水平バックポーチ期間THBを検
出するバックポーチ検出部(50)を具備し、クランプ
パルス生成部(22)は、バックポーチ検出部(50)
の検出信号に基づいて、水平バックポーチ期間Thb以
内の設定期間をクランプ期間としたクランプパルスを生
成することを特徴とするものである。
【0011】このような構成において、バックポーチ検
出部(50)が同期信号を重畳した入力映像信号に基づ
いて水平バックポーチ期間Thbを検出し、クランプパ
ルス生成部(22)がバックポーチ検出部(50)の検
出信号に基づいて、水平バックポーチ期間Thb以内の
設定期間をクランプ期間としたクランプパルスを生成
し、このクランプパルスに基づいてクランプ部(12)
がアナログの入力映像信号の直流レベルを所定の基準レ
ベルにクランプする。このために、手動による調整作業
を不要として、クランプ期間が水平同期信号HDや映像
信号と重ならない適正なクランプパルスで入力映像信号
をクランプすることができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、バックポーチ検出部(50)の構成を簡単にするた
めに、バックポーチ検出部(50)を、同期信号を重畳
したアナログの入力映像信号の先端をクランプ電圧Cv
にクランプして出力するシンクチップクランプ部(5
2)と、このシンクチップクランプ部(52)の出力信
号に基づいて水平同期信号を分離する同期スライス部
(54)と、この同期スライス部(54)で分離した水
平同期信号に基づいて入力映像信号のペデスタルレベル
Pvを保持するサンプルホールド部(58)と、シンク
チップクランプ部(52)の出力信号とサンプルホール
ド部(58)のペデスタルレベルPvを比較して映像期
間の開始点を検出するコンパレータ(62)と、同期ス
ライス部(54)で分離した水平同期信号に基づいてセ
ットされコンパレータ(62)の検出信号でリセットさ
れてバックポーチ検出信号を出力するS・Rフリップフ
ロップ回路(64)とで構成する。
【0013】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、サンプルホールド部(58)での保持動作とS・R
フリップフロップ回路(64)でのセット動作をより正
確にするために、バックポーチ検出部(50)は、同期
スライス部(54)とサンプルホールド部(58)、S
・Rフリップフロップ回路(64)の間に挿入された立
上りエッジ検出部(56)を具備し、立上りエッジ検出
部(56)は同期スライス部(54)で分離した水平同
期信号の立ち上りエッジを検出し、サンプルホールド部
(58)は立上りエッジ検出部(56)の検出信号で入
力映像信号のペデスタルレベルPvを保持し、S・Rフ
リップフロップ回路(64)は立上りエッジ検出部(5
6)の検出信号をセット信号とする。
【0014】請求項4の発明は、請求項2又は3の発明
において、コンパレータ(62)の比較動作を安定化し
て映像期間の開始点を正確に検出するために、バックポ
ーチ検出部(50)は、サンプルホールド部(58)と
コンパレータ(62)の間に挿入されたレベル補正部
(60)を具備し、レベル補正部(60)は、サンプル
ホールド部(58)で保持したペデスタルレベルPvに
補正電圧αを加算してコンパレータ(62)へ出力す
る。
【0015】請求項5の発明は、請求項1,2,3,又
は4の発明において、クランプパルス生成部(22)か
ら出力するクランプパルスの位相をより安定化するため
に、クランプパルス生成部(22)は、バックポーチ検
出部(50)の検出信号のパレス幅を若干狭める補正を
してクランプパレスとして出力するパルス幅補正部(6
6)を具備する。
【0016】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、入力映像信号が同期信号を重畳しているときと重畳
していないときに、それぞれ適正なクランプパルスを出
力できるようにするために、入力映像信号が同期信号を
重畳しているときに入力映像信号から水平、垂直の同期
信号を分離して出力する同期分離部(14)と、同期分
離部(14)の出力信号と、入力映像信号とは独立して
入力する水平、垂直の同期信号又は複合同期信号とに基
づいて入力映像信号が同期信号を重畳しているか否かを
判別する判別部(20)とを具備し、クランプパルス生
成部(22)はクランプパルス切換部(44)を具備
し、クランプパルス切換部(44)は、判別部(20)
の判別信号に基づいて、バックポーチ検出部(50)の
検出信号に基づいて生成されるクランプパルスと、独立
して入力する水平同期信号とを切換えクランプパルスと
して出力する。
【0017】請求項7の発明は、請求項2、3又は4の
発明において、入力映像信号が同期信号を重畳している
ときと重畳していないときに、それぞれ適正なクランプ
パルスを出力することができるとともに、バックポーチ
検出部(50)の構成を簡単にするために、入力映像信
号が同期信号を重畳しているときに入力映像信号から水
平、垂直の同期信号を分離して出力する同期分離部(1
4)と、この同期分離部(14)の出力信号と、アナロ
グの入力映像信号が同期信号を重畳していないときに独
立して入力する水平、垂直の同期信号又は複合同期信号
とに基づいて入力映像信号が同期信号を重畳しているか
否かを判別する判別部(20)とを具備し、クランプパ
ルス生成部(22)は、クランプパルス切換部(44)
を具備し、クランプパルス切換部(44)は、判別部
(20)の判別信号に基づいて、バックポーチ検出部
(50)の検出信号に基づいて生成されるクランプパル
スと、独立して入力する水平同期信号とを切換えクラン
プパルスとして出力してなり、バックポーチ検出部(5
0)のシンクチップクランプ部(52)及び同期スライ
ス部(54)を同期分離部(14)の一部で代用する。
【0018】請求項8の発明は、請求項5の発明におい
て、入力映像信号が同期信号を重畳しているときと重畳
していないときに、それぞれ適正なクランプパルスを出
力することができるとともに、バックポーチ検出部(5
0)の構成を簡単にするために、入力映像信号が同期信
号を重畳しているときに入力映像信号から水平、垂直の
同期信号を分離して出力する同期分離部(14)と、こ
の同期分離部(14)の出力信号と、アナログの入力映
像信号が同期信号を重畳していないときに独立して入力
する水平、垂直の同期信号又は複合同期信号とに基づい
て入力映像信号が同期信号を重畳しているか否かを判別
する判別部(20)とを具備し、クランプパルス生成部
(22)は、クランプパルス切換部(44)を具備し、
クランプパルス切換部(44)は、判別部(20)の判
別信号に基づいて、バックポーチ検出部(50)の検出
信号に基づいて生成されるクランプパルスと、独立して
入力する水平同期信号とを切換えクランプパルスとして
出力してなり、バックポーチ検出部(50)のシンクチ
ップクランプ部(52)及び同期スライス部(54)を
同期分離部(14)の一部で代用する。
【0019】請求項9の発明は、請求項5又は8の発明
において、従来のクランプパルス生成部(122)の対
応部に若干の変更を加えるだけでパルス幅補正部(6
6)を構成できるようにするために、パルス幅補正部
(66)を、バックポーチ検出部(50)の検出信号の
立ち上がりエッジを検出する立上りエッジ検出部(6
8)と、立上りエッジ検出部(68)の検出信号をクリ
ア信号としてクロックをカウントするカウンタ(34)
と、カウンタ(34)のカウント値が第1設定値に達し
たことをデコードして信号を出力する第1デコーダ(3
6)と、カウンタ(34)のカウント値が第2設定値に
達したことをデコードして信号を出力する第2デコーダ
(38)と、第1デコーダ(36)の出力信号をセット
信号とし第2デコーダ(38)の出力信号をリセット信
号としてクランプパルスを出力するS・Rフリップフロ
ップ回路(40)とで構成する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明による映像信号処理
回路の一実施形態例を図1乃至図3を用いて説明する。
これらの図において図5乃至図7と同一部分は同一符号
とする。図1において、図5と異なる点は、バックポー
チ検出部50を具備している点と、クランプパルス生成
部22の内容であるので、以下、これらの異なる点を中
心に説明し、同一部分の説明は簡略化する。
【0021】バックポーチ検出部50は、図2に示すよ
うに、シンクチップクランプ部52,同期スライス部5
4,立上りエッジ検出部56、サンプルホールド部5
8,レベル補正部60,コンパレータ62及びS・Rフ
リップフロップ回路64で構成されている。
【0022】シンクチップクランプ部52は、SonG
信号の底レベルをクランプ電圧Cvにクランプして出力
する。同期スライス部54はシンクチップクランプ部5
2の出力信号に基づいて水平同期信号HDを分離する。
立上りエッジ検出部56は水平同期信号HDの立ち上が
りエッジを検出する。
【0023】サンプルホールド部58は立上りエッジ検
出部56の検出信号でSonG信号のペデスタルレベル
Pvを保持する。レベル補正部60はサンプルホールド
部58で保持したペデスタルレベルPvに補正電圧αを
加算して出力する。コンパレータ62は,シンクチップ
クランプ部52の出力信号とレベル補正部60の出力信
号を比較しGREEN信号を抜き出し、GREEN信号
の開始点を検出する。S・Rフリップフロップ回路64
は、立上りエッジ検出部56の検出信号でセットされコ
ンパレータ62の検出信号でリセットされて、Q出力側
からバックポーチ検出信号を出力する。
【0024】クランプパルス生成部22は、図3に示す
ように、パルス幅補正部66とクランプパルス切換部4
4で構成され、パルス幅補正部66は、立上りエッジ検
出部68、カウンタ34、第1デコーダ36、第2デコ
ーダ38及びS・Rフリップフロップ回路40で構成さ
れている。
【0025】立上りエッジ検出部68は、バックポーチ
検出部50から出力するバックポーチ検出信号の立ち上
がりエッジを検出する。カウンタ34は、立上りエッジ
検出部68の検出信号をCLR(クリア)信号としてC
LK(クロック)をカウントする。第1デコーダ36と
第2デコーダ38は、カウンタ34のカウント値が予め
設定された1組の初期値のうちのクランプパルスの立ち
下がり用(又は立ち上がり用)と立ち上がり用(又は立
ち下がり用)の値に達したことをデコードする。S・R
フリップフロップ回路40は、第1デコーダ36の出力
信号をセット信号、第2デコーダ38の出力信号をリセ
ット信号としてQ出力側からSonG用のクランプパル
スを出力する。クランプパルス切換部44は、判別部2
0からの制御信号を切換信号として、入力端子26に入
力したHDs/CSとS・Rフリップフロップ回路40
のQ出力側から入力したクランプパルスの一方をクラン
プパルスとして出力する。
【0026】つぎに、前記実施形態例の作用を説明す
る。図1において、判別部20は、同期分離部14から
の水平同期信号HD及び垂直同期信号VDと、入力端子
26、28からの同期信号HDs/CS、VDsとに基
づいて、入力端子10に入力した映像信号が同期信号を
重畳した映像信号であるか否かを判別する。この判別信
号が制御信号としてクランプパルス生成部22に入力
し、図3においてクランプパルス切換部44が入力端子
26に入力するHDs/CSとS・Rフリップフロップ
回路40のQ出力側から入力するクランプパルスの一方
を、クランプパルスとして出力する。
【0027】このため、入力端子10に入力したR,
G,B信号が同期信号を重畳していない信号のときに
は、クランプパルス22は、入力端子26に入力するH
Ds/CSをクランプパルスとしてクランプ部12へ出
力する。例えば、図6(A)(b)に示すようなクラン
プパルスをクランプ部12へ出力する。この作用は、図
5の従来例と同様である。また、入力端子10に入力し
たR、G,B信号が同期信号を重畳している信号のとき
には、クランプパルス生成部22は、バックポーチ検出
部50の検出信号に基づいてクランプパルスを生成し、
クランプ部12へ出力する。以下、(A)で図4を併用
してバックポーチ検出部50の作用を説明し、ついで
(B)で図3を併用してクランプパルス生成部22の作
用を説明し、(C)でその他の作用を説明する。
【0028】(A):バックポーチ検出部50の作用 (1)図2のシンクチップクランプ部52にSonG信
号が入力すると、シンクチップクランプ部52の出力側
からは、図4(a)の示すようなSonG信号の底レベ
ルをクランプ電圧Cvにクランプした信号が出力する。
図中のPvはペデスタルレベルを表わす。
【0029】(2)シンクチップクランプ部52の出力
信号が同期スライス部54に入力すると、同期スライス
部54の出力側から図4(b)に示すような水平同期信
号HDが出力する。この水平同期信号HDが立上りエッ
ジ検出部56に入力すると、立上りエッジ検出部56の
出力側から図4(c)に示すような検出信号が出力す
る。
【0030】(3)立上りエッジ検出部56からの検出
信号がサンプルホールド部58に入力すると、サンプル
ホールド部58は検出信号でシンクチップクランプ部5
2の出力信号をサンプルホールドし、図4(d)に示す
ような信号を出力する。このとき、サンプルホールド部
58は立上りエッジ検出部56の検出信号でシンクチッ
プクランプ部52の出力信号をサンプルホールドしてい
るので、立上りエッジ検出部56を省略し同期スライス
部54の出力信号でシンクチップクランプ部52の出力
信号をサンプルホールドする場合と比べて、より正確な
サンプルホールド動作をすることができる。
【0031】(4)サンプルホールド部58のサンプル
ホールド信号がレベル補正部60に入力すると、レベル
補正部60の出力側から図4(e)に示すような+αだ
けレベル補正された信号が出力する。
【0032】(5)シンクチップクランプ部52からの
出力信号とレベル補正部60からの出力信号がコンパレ
ータ62に入力すると、コンパレータ62は両信号を比
較して図4(f)に示すような同期信号が重畳していな
いGREEN信号を抜き出し、GREEN信号の開始点
を検出する。このとき、レベル補正部60からコンパレ
ータ62へ出力する信号がペデスタルレベルPvでな
く、ペデスタルレベルPvにαを加算した図4(e)に
示すようなレベル補正された電圧なので、レベル補正部
60を省略してサンプルホールド部58からのペデスタ
ルレベルPvをコンパレータ62に入力した場合と比べ
て、コンパレータ62の比較動作を安定させて、より正
確なGREEN信号の抜き取りができる。
【0033】(6)立上りエッジ検出部56からの検出
信号がS(セット)入力側に、コンパレータ62からの
出力信号がR(リセット)入力側に入力すると、S・R
フリップフロップ回路64のQ出力側から図4(g)に
示すようなバックポーチ検出信号が出力する。このバッ
クポーチ検出信号は、図4に示すように、SonG信号
に重畳した水平同期信号HDの立ち上がりエッジで立ち
上がり、GREEN信号の立ち上りエッジで立ち下がる
信号となるので、バックポーチ検出信号の位相及びパル
ス幅をSonG信号の水平バックポーチ期間Thbと等
しくすることができる。
【0034】(B):クランプパルス生成部22の作用 (1)バックポーチ検出部50からのバックポーチ検出
信号が図3の立上りエッジ検出部68に入力すると、立
上りエッジ検出部68はバックポーチ検出信号の立ち上
がりエッジを検出する。カウンタ34は立上りエッジ検
出部68の検出信号をCLR信号としてクロックをカウ
ントする。
【0035】(2)第1デコーダ36と第2デコーダ3
8は、カウンタ34のカウント値がパルスの立ち上がり
用と立ち下がり用の初期値に達したことをデコードし、
それぞれの出力信号がS・Rフリップフロップ回路40
のS入力側とR入力側に入力する。このために、クラン
プ期間が水平バックポーチ期間Thb以内の設定期間と
なるように初期値で設定されたクランプパルスが出力す
る。例えば、図6(B)(b)に示すようなクランプパ
ルスが出力する。すなわち、クランプ期間が水平同期信
号HDと重ならず、映像信号とも重ならないクランプパ
ルスを出力することができる。
【0036】(C):その他の作用 (1)図1において、クランプ部12は、クランプパル
ス生成部22からのクランプパルスに基づいて、入力し
たR,G,B信号の直流レベル(例えばペデスタルレベ
ル)を所定の基準レベル(例えば黒レベル)にクランプ
し、A/D変換部16へ出力する。このとき、クランプ
パルス生成部22から出力するクランプパルスは、その
クランプ期間が水平バックポーチ期間Thb以内の設定
期間と一致しているので、従来例のような手動による調
整を不要とすることができる。
【0037】(2)A/D変換部16は入力したアナロ
グのR,G、B信号をディジタルのR,G、B信号に変
換してディジタル信号処理部18へ出力する。ディジタ
ル信号処理部18は、同期分離部14からの同期信号H
D、VDと、入力端子26、28からの同期信号HDs
/CS,VDsとに基づいて、入力したディジタルの
R、G,B信号のタイミングを制御して表示デバイス2
4に出力し、表示デバイス24で対応した映像が表示さ
れる。
【0038】前記実施形態例では、従来のクランプパル
ス生成部122の構成に若干の変更を加えるだけでパル
ス幅補正部66を構成できるようにするために、パルス
幅補正部66を、立上りエッジ検出部68、カウンタ3
4、第1デコーダ36、第2デコーダ38及びS・Rフ
リップフロップ回路40で構成した場合(即ち図7で切
換部32及び位相変換部42を省略するとともに立上り
エッジ検出部68を付加した場合)について説明した
が、本発明はこれに限るものではなく、バックポーチ検
出部50からのバックポーチ検出信号に基づいて、水平
バックポーチ期間Thb以内の設定期間をクランプ期間
としたクランプパルスを出力するものについても利用で
きる。例えばパルス幅補正部66を立上りエッジ検出部
68とモノマルチバイブレータで構成し、立上りエッジ
検出部68の検出信号でモノマルチバイブレータをトリ
ガーして、モノマルチバイブレータから水平バックポー
チ期間Thb以内の設定期間をクランプ期間としたクラ
ンプパルスを出力するものについても利用できる。
【0039】前記実施形態例では、バックポーチ検出部
50がシンクチップクランプ部52と同期スライス部5
4を具備した場合について説明したが、本発明はこれに
限るものでなく、バックポーチ検出部50のシンクチッ
プクランプ部52及び同期スライス部54を同期分離部
14の一部で代用し、同期分離部14で分離して水平同
期信号を同期スライス部54で分離する水平同期信号と
した場合についても利用できる。この場合バックポーチ
検出部50の構成を簡単にすることができる。
【0040】前記実施形態例では、入力するアナログの
映像信号が同期信号を重畳しているときと重畳していな
いときに、それぞれに適正なクランプパルスを出力する
ことができるようにするために、同期分離部14と判別
部20と具備し、クランプパルス生成部22がクランプ
パルス切換部44を具備した場合について説明したが、
本発明はこれに限るものでなく、同期分離部14と判別
部20を省略するとともにクランプパルス生成部22が
クランプパルス切換部44を具備しない場合についても
利用することができる。
【0041】前記実施形態例では、クランプパルス生成
部22から出力するクランプパルスの位相をより安定化
させるために、クランプパルス生成部22がパルス幅補
正部66を具備した場合に付いて説明したが、本発明
は、これに限るものでなく、パルス幅補正部66を省略
してクランプパルス生成部22がバックポーチ検出部5
0で検出したバックポーチ検出信号(パルス幅の期間=
水平バックポーチ期間Thb)をクランプパルスとして
出力する構成としたものについても利用できる。
【0042】前記実施形態例では、コンパレータ62の
比較動作を安定させてより正確な映像信号(GREEN
信号)の抜き取りができるようにするために、バックポ
ーチ検出部50がレベル補正部60を具備し、レベル補
正部60がサンプルホールド部58で保持したペデスタ
ルレベルPvにαを加算してコンパレータ62へ出力す
る構成としたが、本発明はこれに限るものでなく、レベ
ル補正部60を省略しサンプルホールド部58で保持し
たペデスタルレベルPvをコンパレータ62へ出力する
構成とした場合についても利用できる。
【0043】前記実施形態例では、サンプルホールド部
58での保持動作とS・Rフリップフロップ回路64で
のセット動作をより正確にするために、バックポーチ検
出部50が立上りエッジ検出部56を具備した場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限るものでなく、立上
りエッジ検出部56を省略し、サンプルホールド部58
が同期スライス部54で分離した水平同期信号に基づい
て入力映像信号のペデスタルレベルPvを保持し、S・
Rフリップフロップ回路64が同期スライス部54で分
離した水平同期信号に基づいてセットされるものについ
ても利用することができる。
【0044】前記実施形態例では、バックポーチ検出部
50の構成を簡単にするために、バックポーチ検出部5
0をシンクチップクランプ部52、同期スライス部5
4、サンプルホールド部58、コンパレータ62及びS
・Rフリップフロップ回路64で構成した場合について
説明したが、本発明はこれに限るものでなく、同期信号
を重畳した入力映像信号に基づいて水平バックポーチ期
間Thbを検出するものであればよい。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明は、クランプパルス生成
部(22)で生成したクランプパルスに基づいて、アナ
ログの入力映像信号の直流レベルを所定の基準レベルに
クランプするクランプ部(12)を具備した映像信号処
理回路において、同期信号を重畳した入力映像信号に基
づいて水平バックポーチ期間Thbを検出するバックポ
ーチ検出部(50)を具備し、クランプパルス生成部
(22)が、バックポーチ検出部(50)の検出信号に
基づいて、水平バックポーチ期間Thb以内の設定期間
をクランプ期間としたクランプパルスを生成する構成と
したので、手動による調整作業を不要として、信号のバ
ラツキに影響されない適正なクランプパルスをクランプ
部(12)へ出力することができる。すなわち、同期信
号を重畳した入力映像信号をクランプするためのクラン
プパルスのクランプ期間が、水平同期信号期間や映像信
号期間と重なることのない適正なものとすることができ
る。
【0046】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、バックポーチ検出部(50)をシンクチップクラン
プ部(52),同期スライス部(54),サンプルホー
ルド部(58)、コンパレータ(62)及びS・Rフリ
ップフロップ回路(64)で構成したので、バックポー
チ検出部(50)の構成を簡単にすることができる。
【0047】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、バックポーチ検出部(50)が同期スライス部(5
4)とサンプルホールド部(58),S・Rフリップフ
ロップ回路(64)の間に挿入された立上りエッジ検出
部(56)を具備する構成としたので、サンプルホール
ド部(58)での保持動作とS・Rフリップフロップ回
路(64)でのセット動作をより正確にすることができ
る。
【0048】請求項4の発明は、請求項2又は3の発明
において、バックポーチ検出部(50)がサンプルホー
ルド部(58)とコンパレータ(62)の間に挿入され
たレベル補正部(60)を具備し、このレベル補正部
(60)でペデスタルレベルPvにαを加算してコンパ
レータ(62)に出力する構成としたので、コンパレー
タ(62)の比較動作を安定化して、より正確な映像信
号の抜き取りができる。
【0049】請求項5の発明は、請求項1,2,3又は
4の発明において、クランプパルス生成部(22)がパ
ルス幅補正部(66)を具備する構成としたので、クラ
ンプパルス生成部(22)からの出力するクランプパル
スの位相をより安定化させることができる。
【0050】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、同期分離部(14)と判別部(20)を具備し、ク
ランプパルス生成部(22)がクランプパルス切換部
(44)を具備する構成としたので、入力映像信号が同
期信号を重畳しているときと重畳していないときに、そ
れぞれ適正なクランプパルスを出力することができる。
【0051】請求項7の発明は請求項2,3又は4の発
明において、請求項8の発明は請求項5の発明におい
て、それぞれ同期分離部(14)と判別部(20)を具
備し、クランプパルス生成部(22)がクランプパルス
切換部(44)を具備し、バックポーチ検出部(50)
のシンクチップクランプ部(52)及び同期スライス部
(54)を同期分離部(14)の一部で代用する構成と
したので、請求項7、8の発明は、入力映像信号が同期
信号を重畳しているときと重畳していないときに、それ
ぞれ適正なクランプパルスを出力することができるとも
に、バックポーチ検出部(50)の構成を簡単にするこ
とができる。
【0052】請求項9の発明は、請求項5又は8の発明
において、パルス幅補正部(66)が立上りエッジ検出
部(68)、カウンタ(34)、第1デコーダ(3
6)、第2デコーダ(38)及びS・Rフリップフロッ
プ回路(40)を具備する構成としたので、従来のクラ
ンプパルス生成部122の構成に若干の変更を加えるだ
けでパルス幅補正部(66)を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像信号処理回路の一実施形態例
を示すブロック図である。
【図2】図1中のバックポーチ検出部(50)の一例を
示すブロック図である。
【図3】図1中のクランプパルス生成部(22)の一例
を示すブロック図である。
【図4】図2の作用を説明するタイミングチャートであ
る。
【図5】従来例を示すブロック図である。
【図6】アナログの入力映像信号とクランプパルスの位
相関係を示す図で、(A)は同期信号の重畳しない入力
映像信号が入力した場合を示し、(B)は同期信号の重
畳する入力映像信号の一例としてのSonG信号が入力
した場合を示す図である。
【図7】図5中のクランプパルス生成部を示すブロック
図である。
【符号の説明】
10…アナログ映像信号の入力端子、 12…クランプ
部、 14…同期分離部、16…A/D変換部、 18
…ディジタル信号処理部、 20…判別部、22,12
2…クランプパルス生成部、 24…表示デバイス、
26…HDs/CSの入力端子、 28…VDsの入力
端子、 30…調整信号の入力端子、34…カウンタ、
36…第1デコーダ、 38…第2デコーダ、 40
・64…S・Rフリップフロップ回路、 42…位相変
換部、 44…クランプパルス切換部, 50…バック
ポーチ検出部、 52…シンクチップクランプ部、54
…同期スライス部、 56・68…立上りエッジ検出
部、 58…サンプルホールド部、 60…レベル補正
部、 62…コンパレータ、 66…パルス幅補正部、
CS…映像信号とは別に独立して入力する複合同期信
号、 HD…映像信号に重畳した水平同期信号、 HD
s…映像信号と別に独立して入力する水平同期信号(セ
パレート 水平同期信号)、 Thb…水平バックポー
チ期間、Pv…ペデスタルレベル、 SonG…同期信
号が重畳している映像信号の一例で、同期信号が重畳し
ているGREEN信号、 VDs…映像信号と別に独立
して入力する垂直同期信号(セパレート垂直同期信
号)。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C021 PA13 PA64 PA85 SA01 SA16 XA41 XA42 XA44 XA50 XA54 XA56 5C080 AA05 AA10 BB05 CC03 DD13 DD21 JJ02 JJ04 5C082 AA01 AA02 BA34 BA41 BC03 BD02 CB01 MM09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランプパルス生成部(22)で生成した
    クランプパルスに基づいて、アナログの入力映像信号の
    直流レベルを所定の基準レベルにクランプするクランプ
    部(12)を具備した映像信号処理回路において、同期
    信号を重畳した入力映像信号に基づいて水平バックポー
    チ期間Thbを検出するバックポーチ検出部(50)を
    具備し、クランプパルス生成部(22)は、バックポー
    チ検出部(50)の検出信号に基づいて、水平バックポ
    ーチ期間Thb以内の設定期間をクランプ期間としたク
    ランプパルスを生成してなることを特徴とする映像信号
    処理回路。
  2. 【請求項2】バックポーチ検出部(50)は、同期信号
    を重畳した入力映像信号の底レベルをクランプ電圧Cv
    にクランプして出力するシンクチップクランプ部(5
    2)と、このシンクチップクランプ部(52)の出力信
    号に基づいて水平同期信号を分離する同期スライス部
    (54)と、この同期スライス部(54)で分離した水
    平同期信号に基づいて入力映像信号のペデスタルレベル
    Pvを保持するサンプルホールド部(58)と、シンク
    チップクランプ部(52)の出力信号とサンプルホール
    ド部(58)のペデスタルレベルPvを比較して映像期
    間の開始点を検出するコンパレータ(62)と、同期ス
    ライス部(54)で分離した水平同期信号に基づいてセ
    ットされ、コンパレータ(62)の検出信号でリセット
    されてバックポーチ検出信号を出力するS・Rフリップ
    フロップ回路(64)とからなる請求項1記載の映像信
    号処理回路。
  3. 【請求項3】バックポーチ検出部(50)は、同期スラ
    イス部(54)とサンプルホールド部(58)、S・R
    フリップフロップ回路(64)の間に挿入された立上り
    エッジ検出部(56)を具備してなり、立上りエッジ検
    出部(56)は同期スライス部(54)で分離した水平
    同期信号の立ち上がりエッジを検出し、サンプルホール
    ド部(58)は立上りエッジ検出部(56)の検出信号
    で入力映像信号のペデスタルレベルPvを保持し、S・
    Rフリップフロップ回路(64)は立上りエッジ検出部
    (56)の検出信号をセット信号としてなる請求項2記
    載の映像信号処理回路。
  4. 【請求項4】バックポーチ検出部(50)は、サンプル
    ホールド部(58)とコンパレータ(62)の間に挿入
    されたレベル補正部(60)を具備し、レベル補正部
    (60)は、サンプルホールド部(58)で保持したペ
    デスタルレベルPvに補正電圧αを加算してコンパレー
    タ(62)へ出力してなる請求項2又は3記載の映像信
    号処理回路。
  5. 【請求項5】クランプパルス生成部(22)は、バック
    ポーチ検出部(50)の検出信号のパレス幅を若干狭め
    る補正をしてクランプパレスとして出力するパルス幅補
    正部(66)を具備してなる請求項1,2,3又は4記
    載の映像信号処理回路。
  6. 【請求項6】入力映像信号が同期信号を重畳していると
    きに入力映像信号から水平、垂直の同期信号を分離して
    出力する同期分離部(14)と、同期分離部(14)の
    出力信号と、入力映像信号とは独立して入力する水平、
    垂直の同期信号又は複合同期信号とに基づいて入力映像
    信号が同期信号を重畳しているか否かを判別する判別部
    (20)とを具備し、クランプパルス生成部(22)は
    クランプパルス切換部(44)を具備し、クランプパル
    ス切換部(44)は、判別部(20)の判別信号に基づ
    いて、バックポーチ検出部(50)の検出信号に基づい
    て生成されるクランプパルスと、独立して入力する水平
    同期信号とを切換えクランプパルスとして出力してなる
    請求項1記載の映像信号処理回路。
  7. 【請求項7】入力映像信号が同期信号を重畳していると
    きに入力映像信号から水平、垂直の同期信号を分離して
    出力する同期分離部(14)と、同期分離部(14)の
    出力信号と、アナログの入力映像信号が同期信号を重畳
    していないときに独立して入力する水平、垂直の同期信
    号又は複合同期信号とに基づいて入力映像信号が同期信
    号を重畳しているか否かを判別する判別部(20)とを
    具備し、クランプパルス生成部(22)はクランプパル
    ス切換部(44)を具備し、クランプパルス切換部(4
    4)は、判別部(20)の判別信号に基づいて、バック
    ポーチ検出部(50)の検出信号に基づいて生成される
    クランプパルスと、独立して入力する水平同期信号とを
    切換えクランプパルスとして出力してなり、バックポー
    チ検出部(50)のシンクチップクランプ部(52)及
    び同期スライス部(54)を同期分離部(14)の一部
    で代用してなる請求項2,3又は4記載の映像信号処理
    回路。
  8. 【請求項8】入力映像信号が同期信号を重畳していると
    きに入力映像信号から水平、垂直の同期信号を分離して
    出力する同期分離部(14)と、同期分離部(14)の
    出力信号と、アナログの入力映像信号が同期信号を重畳
    していないときに独立して入力する水平、垂直の同期信
    号とに基づいて入力映像信号が同期信号を重畳している
    か否かを判別する判別部(20)とを具備し、クランプ
    パルス生成部(22)は、クランプパルス切換部(4
    4)を具備し、クランプパルス切換部(44)は、判別
    部(20)の判別信号に基づいて、バックポーチ検出部
    (50)の検出信号に基づいて生成されるクランプパル
    スと、独立して入力する水平同期信号とを切換えクラン
    プパルスとして出力してなり、バックポーチ検出部(5
    0)のシンクチップクランプ部(52)及び同期スライ
    ス部(54)を同期分離部(14)の一部で代用してな
    る請求項5記載の映像信号処理回路。
  9. 【請求項9】パルス幅補正部(66)は、バックポーチ
    検出部(50)の検出信号の立ち上がりエッジを検出す
    る立上りエッジ検出部(68)と、立上りエッジ検出部
    (68)の検出信号をクリア信号としてクロックをカウ
    ントするカウンタ(34)と、カウンタ(34)のカウ
    ント値が第1設定値に達したことをデコードして信号を
    出力する第1デコーダ(36)と、カウンタ(34)の
    カウント値が第2設定値に達したことをデコードして信
    号を出力する第2デコーダ(38)と、第1デコーダ
    (36)の出力信号をセット信号とし第2デコーダ(3
    8)の出力信号をリセット信号としてクランプパルスを
    出力するS・Rフリップフロップ回路(40)とからな
    る請求項5又は8記載の映像信号処理回路。
JP2001271925A 2001-09-07 2001-09-07 映像信号処理回路 Pending JP2003087602A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001271925A JP2003087602A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 映像信号処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001271925A JP2003087602A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 映像信号処理回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003087602A true JP2003087602A (ja) 2003-03-20

Family

ID=19097369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001271925A Pending JP2003087602A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 映像信号処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003087602A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109029A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Sanyo Electric Co Ltd 映像信号処理回路
JP2006304227A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Kowa Co 受信器、及び該受信器を備えた映像信号伝送装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109029A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Sanyo Electric Co Ltd 映像信号処理回路
JP2006304227A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Kowa Co 受信器、及び該受信器を備えた映像信号伝送装置
JP4744185B2 (ja) * 2005-04-25 2011-08-10 興和株式会社 受信器、及び該受信器を備えた映像信号伝送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6097444A (en) Automatic image quality adjustment device adjusting phase of sampling clock for analog video signal to digital video signal conversion
US5815212A (en) Video overlay circuit for synchronizing and combining analog and digital signals
US7456903B2 (en) Video signal processing circuit
JP2003087602A (ja) 映像信号処理回路
KR100466553B1 (ko) 지연 정정 회로
US7095452B2 (en) Clamp circuit for clamping a digital video signal
US6441871B1 (en) Method for correcting amplitude of synchronizing signal of composite video signal and device therefor
EP1071281B1 (en) Automatic luminance adjustment device and method
JP3338188B2 (ja) スーパーインポーズ回路
US7432982B2 (en) OSD insert circuit
JP3814955B2 (ja) テレビジョン受信機用同期信号生成回路およびテレビジョン受信機
JP3475773B2 (ja) 映像信号処理装置及び液晶表示装置
JP2528948B2 (ja) 映像信号クランプ回路
KR100202564B1 (ko) 칼라 레벨 조정장치
JPH06282349A (ja) サンプリングクロック発生回路
JP2002359753A (ja) 映像表示装置および映像安定化方法
JPH0646374A (ja) 画像信号取り込み回路
JP2001339622A (ja) 映像信号処理装置
JPS60197075A (ja) 同期信号除去装置
JP2001275014A (ja) 映像信号処理装置
JP2006109066A (ja) 映像信号処理回路
JPH05219403A (ja) 同期変換装置
JPH0771198B2 (ja) 基準信号再生回路
JPH0998310A (ja) 映像信号処理装置
JP2006109029A (ja) 映像信号処理回路

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20080515

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080620