JP2001186938A - 移動棚 - Google Patents

移動棚

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JP2001186938A
JP2001186938A JP37320399A JP37320399A JP2001186938A JP 2001186938 A JP2001186938 A JP 2001186938A JP 37320399 A JP37320399 A JP 37320399A JP 37320399 A JP37320399 A JP 37320399A JP 2001186938 A JP2001186938 A JP 2001186938A
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壮均 濱崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支柱が安定良く支持され、且つ能率的に組立
作業を行うことができる移動棚を提供すること。 【解決手段】 移動棚の下部フレーム2は、断面コ字状
のエンドフレーム10とサイドフレーム20とからなる。サ
イドフレーム20の断面コ字状のフレーム本体21の側壁21
bの下端には、支柱受け片22が設けられるとともに、該
支柱受け片の端部に支柱31の下端部の横ずれ防止用立上
り片23が設けられる。走行車輪26をフレーム本体21の開
口部内において取り付ける。サイドフレーム20の端部を
エンドフレーム10の開口部内に嵌入する。エンドフレー
ムの支柱差込み孔11から差し込んだ支柱31の下端部を、
サイドフレームのフレーム本体の側壁21bと立上り片23
との間に嵌入する。この状態で、支柱31の下端部をエン
ドフレームの前壁10aとサイドフレームのフレーム本体
の側壁21bとにそれぞれボルト41、42によって固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工場や倉庫ある
いは書庫等で用いられる移動棚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動棚の下部フレーム(100)
は、図7に示すように、移動方向(矢印の方向)の前後
両端部に位置するとともに左右方向に延びた前後一対の
エンドフレーム(110)(110)と、左右方向の両端部に
位置するとともに前後方向に延びた左右一対のサイドフ
レーム(120)(120)とを備えている。さらに、前記サ
イドフレーム(120)(120)の間には、床面に敷設され
たレール(150)(150)を走行する走行車輪(131)(1
31)を備えた車輪フレーム(130)(130)が前記エンド
フレーム(110)(110)に掛け渡されて取り付けられて
いた。そして、エンドフレーム(110)の端部に、移動
棚の支柱(140)の下端部が取り付けられていた。
【0003】図8は、従来の移動棚の支柱(140)の下
部フレーム(100)への取付け構造を示している(特許
第2737450号公報参照)。同図に示すように、こ
の下部フレーム(100)のエンドフレーム(110)は、断
面コ字状に形成されるとともに、その下壁(110c)の端
部から支柱支持片(111)が上方突出状に折り曲げられ
る一方、上壁(110b)に支柱差込み孔(112)が設けら
れている。そして、この支柱差込み孔(112)から差し
込まれた支柱(140)の下端部が前記支柱支持片(111)
の突端面に乗り、この状態で、該支柱(140)の下端部
が、エンドフレーム(110)の前壁(110a)に設けられ
たボルト挿通孔(図示せず)から挿通したボルト(11
3)(113)によってエンドフレーム(110)に固定され
ていた。この固定状態では、支柱(140)の下端部は、
支柱支持片(111)の突端面と支柱差込み孔(112)の周
縁との2点で支持されている。
【0004】
【発明を解決しようとする課題】しかしながら、この支
柱の取付け構造によれば、支柱(140)の下端部を支柱
支持片(111)の突端面に乗せた状態でボルト(113)に
よる固定作業が行われるので、固定作業時での支柱(14
0)の安定性が悪く、例えば、固定作業時に支柱(140)
の下端部が横方向(即ち左右方向)にずれたり支柱(14
0)の下端部が支柱支持片(111)の突端面から落下した
りする虞があった。
【0005】さらに、上述したように、下部フレーム
(110)には、走行車輪(131)(131)を備えた車輪フ
レーム(130)(130)が、別途取り付けられていたの
で、組立作業能率が悪く、また部材点数が多くなるか
ら、製造コストが高く付いていた。
【0006】この発明は、上記のような技術背景に鑑み
てなされたもので、その目的は、固定作業時での支柱の
安定性が高く、且つ能率的に組立作業を行うことがで
き、更に製造コストを可及的抑制するこのとのできる移
動棚を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、前後一対のエンドフレームと左右一対
のサイドフレームとからなる下部フレーム上に荷収納部
が形成されるとともに、床面に敷設されたレールを走行
する走行車輪を備えた移動棚において、前記エンドフレ
ームは、断面コ字状に形成されるとともに、上壁に支柱
差込み孔が設けられる一方、前記サイドフレームは、下
方に開口した断面コ字状のフレーム本体と、該フレーム
本体の対向する一対の側壁のいずれか一方の側壁の下端
に略水平に突設された支柱受け片と、該支柱受け片の端
部に上方突出状に設けられ支柱下端部の横ずれ防止用立
上り片とを備えるとともに、前記走行車輪が前記フレー
ム本体の開口部内において取り付けられ、サイドフレー
ムの端部がエンドフレームの開口部内に、支柱受け片を
エンドフレームの下壁に重ね合わせる態様で嵌入される
とともに、エンドフレームの支柱差込み孔から差し込ま
れた支柱の下端部が、サイドフレームのフレーム本体の
側壁と立上り片との間に嵌入され、この状態で、支柱の
下端部がエンドフレームの前壁とサイドフレームのフレ
ーム本体の側壁との少なくとも一方にボルトによって固
定されていることを特徴としている。
【0008】この移動棚によれば、走行車輪がサイドフ
レームに取り付けられることにより、走行車輪を備えた
車輪フレームを別途、下部フレームに取り付ける必要が
なくなり、もって組立作業が能率的に行われるようにな
るし、製造コストが引き下げられる。また、走行車輪が
フレーム本体の開口部内において取り付けられることに
より、走行車輪が該フレーム本体でカバーされて移動操
作者の着衣の巻き込みが防止されるとともに、美観が向
上する。また、サイドフレームの端部がエンドフレーム
の開口部内に、支柱受け片をエンドフレームの下壁に重
ね合わせる態様で嵌入されることにより、支柱差込み孔
から差し込まれた支柱の下端部が、支柱受け片とエンド
フレームの下壁とからなる二重底壁で受けられることに
なり、更に支柱の下端部がサイドフレームのフレーム本
体の側壁と立上り片との間に嵌入されることにより、こ
の側壁と立上り片とによって支柱の下端部の横ずれが防
止され、もって支柱の固定作業時での支柱の下端部の安
定性が高くなる。また、支柱の下端部がエンドフレーム
の前壁とサイドフレームのフレーム本体の側壁との少な
くとも一方にボルトによって固定されることにより、支
柱の下端部が強固に固定されるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0010】図1において、(1)はこの実施形態の移
動棚である。この移動棚(1)は、いわゆるラック構造
を備えたものであって、移動棚(1)の下部フレーム
(2)上に荷収納部(3)が形成されているものであ
る。
【0011】前記下部フレーム(2)は、図6に示すよ
うに、移動棚(1)の移動方向(矢印の方向)の前後両
端部に位置するとともに左右方向に延びた前後一対の金
属製エンドフレーム(10)(10)と、左右両端部に位置
するとともに前後方向に延びた左右一対の金属製サイド
フレーム(20)(20)とからなり、前記サイドフレーム
(20)の端部がエンドフレーム(10)の端部に連結され
ることにより平面視ロ字状に形成されているものであ
る。
【0012】一方、前記荷収納部(3)は、図1に示す
ように、前後左右の合計4本の断面コ字状の金属製支柱
(31)(31)(31)(31)と、上下方向に所定間隔をお
いて並べられる複数枚(同図では、5枚)の金属製棚板
(32)…と、金属製天井板(33)とを備えている。そし
て、前記支柱(31)…が前記下部フレーム(2)の四隅
に立設されるとともに、この支柱(31)に前記棚板(3
2)…が受け金具(34)…を介して取外し自在に取り付
けられ、更にこの支柱(31)…の上端部に天井板(33)
が受け金具(35)…を介して取り付けられることにより
この支柱(31)…の上端部が固定され、これにより荷収
納部(3)が形成されているものである。一方、この移
動棚(1)が設置される床面には、移動方向に延びた一
対のレール(4)(4)が互いに平行に敷設される。な
お、(36)は移動操作用取手付き側板で、移動棚(1)
の側面に取り付けられるものである。
【0013】次に、下部フレーム(2)の構造について
説明する。
【0014】下部フレーム(2)のエンドフレーム(1
0)は、図2に示すように、一枚の平板が断面コ字状に
曲げ加工されてなるものである。そして、このエンドフ
レーム(10)の上壁(10b)には、前記支柱(31)がぴ
ったりと差し込まれる四角形状の支柱差込み孔(11)が
その一辺を該エンドフレーム(10)の前壁(10a)の上
縁に一致させて切欠き形成されている。
【0015】サイドフレーム(20)は、一枚の平板が曲
げ加工されてなるもので、図2及び図4に示すように、
下方に開口した断面コ字状のフレーム本体(21)の一側
壁(21b)の下端に支柱受け片(22)が移動棚(1)の
内側に向かって略水平に突設されている。そして、前記
フレーム本体(21)の開口部内において、前記レール
(4)を走行する前後一対の走行車輪(26)(26)がそ
の軸(26a)を該フレーム本体(21)の対向する一対の
側壁(21b)(21c)に掛け渡して回転自在に取り付けら
れている。以下、説明の便宜上、このフレーム本体(2
1)の対向する一対の側壁(21b)(21c)のうち、移動
棚(1)の内側に向いている側壁(21b)を内側壁と呼
び、移動棚(1)の外側に向いている側壁(21c)を外
側壁と呼ぶ。
【0016】前記支柱受け片(22)の端部には、支柱
(31)の下端部の横ずれ防止用の立上り片(23)が上方
突出状に設けられている。一方、フレーム本体(21)の
外側壁(21c)の下端には、該フレーム本体(21)の開
口部側に向かって略水平に折り曲げられた折曲げ片(2
4)が形成され、これにより外側壁(21c)の下端で移動
操作者や組立作業者が指や足を切らないよう配慮されて
いる。さらに、フレーム本体(21)の端面開口部には、
該開口部を閉塞する蓋板(25)が溶接により固着されて
いる。
【0017】そして、図2及び図3に示すように、前記
サイドフレーム(20)のフレーム本体(21)の端部の左
半分(又は右半分)が、前記エンドフレーム(10)の端
部の開口部内に、支柱受け片(22)をエンドフレーム
(10)の下壁(10c)に重ね合わせ且つ該フレーム本体
(21)の上壁(21a)をエンドフレーム(10)の上壁(1
0a)に重ね合わせる態様にして嵌入されており、これに
よりエンドフレーム(10)の支柱差込み孔(11)の下方
位置に、図4に示すように、支柱受け片(22)とエンド
フレーム(10)の下壁(10c)とからなる二重底壁が形
成されている。そして、この状態で、サイドフレーム
(20)のフレーム本体(21)がエンドフレーム(10)に
ボルト(40)(40)(40)によって固定され、もって両
者が相互に連結されている。すなわち、図2に示すよう
に、ボルト(40)(40)をエンドフレーム(10)の前壁
(10a)の端部に上下に並んで設けられた合計2個のボ
ルト挿通孔(13)(13)から挿通し、これをサイドフレ
ーム(20)のフレーム本体(21)の蓋板(25)に設けら
れたタップ孔(27)(27)内に螺合させることにより、
またボルト(40)をエンドフレーム(10)の上壁(10
b)の端部に設けられたボルト挿通孔(13)から挿通
し、これをサイドフレーム(20)のフレーム本体(21)
の上壁(21a)に設けられたタップ孔(27)内に螺合さ
せることにより、サイドフレーム(20)のフレーム本体
(21)がエンドフレーム(10)に固定されている。
【0018】なお、エンドフレーム(10)の開口部内か
らはみ出ているサイドフレーム(20)のフレーム本体
(21)の端部の右半分(又は左半分)には、図6に示す
ように、この移動棚(1)の右側(又は左側)に隣接し
て設置される新たな移動棚の下部フレームのエンドフレ
ーム(10')の端部が上記と同様に連結される。一方、
新たな移動棚が設置されない場合には、図示していない
が、サイドフレーム(20)のフレーム本体(21)の端部
は、エンドフレーム(10)の開口部内からはみ出ないよ
う面一に取り付けられる。
【0019】次に、支柱(31)の下部フレーム(2)へ
の取付け構造について説明する。
【0020】図2及び図4に示すように、支柱(31)の
下端部がエンドフレーム(10)の支柱差込み孔(11)か
ら差し込まれるとともに、該支柱(31)の下端部がサイ
ドフレーム(20)のフレーム本体(21)の内側壁(21
b)と立上り片(23)との間に嵌入されている。
【0021】この嵌入状態において、支柱(31)の下面
は、図4に示すように、支柱受け片(22)に当接すると
ともに、支柱(31)の下端部の前壁(31a)は、図5に
示すように、エンドフレーム(10)の前壁(10a)裏面
に略面接触状態に当接している。さらに、支柱(31)の
下端部の対向する一対の側壁(31b)(31c)のうち一方
の側壁(31c)は、図4に示すように、サイドフレーム
(20)のフレーム本体(21)の内側壁(21b)に略面接
触状態に当接するとともに、支柱(31)の下端部の他方
の側壁(31b)は、立上り片(23)に略面接触状態に当
接している。この状態で、支柱(31)の下端部の前壁
(31a)がエンドフレーム(10)の前壁(10a)にボルト
(41)(41)によって固定され、更に支柱(31)の下端
部の一方の側壁(31c)がサイドフレーム(20)のフレ
ーム本体(21)の内側壁(21b)にボルト(42)(42)
によって固定されており、これにより支柱(31)の下端
部がエンドフレーム(10)とサイドフレーム(20)とに
連結されている。すなわち、図2に示すように、ボルト
(41)(41)をエンドフレーム(10)の前壁(10a)に
左右に並んで設けられた合計2個のボルト挿通孔(14)
(14)から挿通し、これを支柱(31)の下端部の前壁
(31a)に設けられたタップ孔(33)(33)内に螺合さ
せることにより、支柱(31)の下端部の前壁(31a)が
エンドフレーム(10)の前壁(10a)に固定されてい
る。さらに、ボルト(42)(42)を支柱(31)の下端部
の一方の側壁(31c)に上下に並んで設けられた合計2
個のボルト挿通孔(34)(34)から挿通し、これをサイ
ドフレーム(20)のフレーム本体(21)の内側壁(21
b)に設けられたタップ孔(28)(28)内に螺合させる
ことにより、支柱(31)の下端部の一方の側壁(31c)
がサイドフレーム(20)のフレーム本体(21)の内側壁
(21b)に固定されている。図2及び図5において(3
5)(35)は、支柱(31)の下端部の他方の側壁(31b)
における前記ボルト挿通孔(34)(34)対応位置に設け
られたボルト回し工具差込み孔である。なお、この発明
においては、前記ボルト挿通孔(34)(34)及びボルト
回し工具差込み孔(35)(35)として、支柱(31)の両
側壁(31a)(31b)に予め形成されている、前記棚板の
受け金具(34)のフックが差し込まれる棚板高さ位置調
節用貫通孔(図1参照、31d)を用いても良い。
【0022】而して、上記構成の支柱(31)の下部フレ
ーム(2)への取付け構造において、支柱(31)の下端
部は、支柱差込み孔(11)の周縁で支持されることはも
とより、該支柱(31)の下壁部が支柱受け片(22)とエ
ンドフレーム(10)の下壁(10c)とからなる二重底壁
によって下方から支持されていることから、底壁に支柱
(31)から下方向の荷重が加わった場合であっても該底
壁が下方に押し曲げられる不具合が発生しない。さら
に、支柱(31)の下端部が、サイドフレーム(20)のフ
レーム本体(21)の内側壁(21b)と立上り片(23)と
の間に嵌入されているから、この内側壁(21b)と立上
り片(23)とによって支柱(31)の下端部が左右方向に
動かないよう規制されており、つまり支柱(31)の下端
部の横ずれが防止されている。したがって、この支柱
(31)の取付け構造においては、支柱(31)の下端部が
二重底壁で支持され、且つ支柱(31)の下端部の横ずれ
が防止されているから、支柱(31)が安定良く支持され
ており、このためボルト(41)(42)による固定作業時
にも支柱(31)の下端部の横ずれが生じないし、支柱
(31)の下端部の落下も生じることはない。
【0023】さらに、支柱(31)の下端部が、エンドフ
レーム(10)の前壁(10a)とサイドフレーム(20)の
フレーム本体(21)の内側壁(21b)とにそれぞれボル
ト(41)(42)によって固定されているから、支柱(3
1)の下壁部が極めて強固に固定されている。
【0024】以上、この発明の実施形態を説明したが、
この発明に係る移動棚は上記実施形態に限定されるもの
ではない。
【0025】例えば、支柱受け片(22)は、サイドフレ
ーム(20)のフレーム本体(21)の外側壁(21c)の下
端に突設されていても良い。
【0026】また、支柱(31)の下端部が、エンドフレ
ーム(10)の前壁(10a)にのみボルト(41)(41)に
よって固定されていても良いし、サイドフレーム(20)
のフレーム本体(21)の内側壁(21b)にのみボルト(4
2)(42)によって固定されていても良い。
【0027】また、各ボルト(40)(41)(42)に螺合
するタップ孔(27)(28)(33)の代わりに、ナット
(図示せず)が対応部位の裏面に溶接により固着されて
いても良い。
【0028】
【発明の効果】上述の次第で、この発明によれば、走行
車輪がエンドフレームのフレーム本体の開口部内におい
て取り付けられているので、下部フレームに別途、走行
車輪を備えた車輪フレームを取り付ける必要がなくな
り、このため組立て作業を能率的に行うことができる
し、製造コストを引き下げることができる。その上、走
行車輪がフレーム本体の開口部内において取り付けられ
ているので、走行車輪がフレーム本体でカバーされるこ
とになり、この結果、美観が良好になるし、移動操作の
際に操作者の着衣が走行車輪に巻き込まれる不具合も発
生しないという効果を奏する。
【0029】さらに、サイドフレームの端部がエンドフ
レームの開口部内に、支柱受け片をエンドフレームの下
壁に重ね合わせる態様で嵌入されるとともに、エンドフ
レームの支柱差込み孔から差し込まれた支柱の下端部
が、サイドフレームのフレーム本体の側壁と立上り片と
の間に嵌入され、この状態で、支柱の下端部がエンドフ
レームの前壁とサイドフレームのフレーム本体の側壁と
の少なくとも一方にボルトによって固定されているか
ら、支柱の下端部が支柱差込み孔の周縁で支持されるこ
とはもとより、サイドフレームのフレーム本体の側壁と
立上り片とによって支柱の下端部の横ずれが防止されて
おり、しかも支柱の下端部が支柱受け片とエンドフレー
ムの下壁とからなる二重底壁で受けられているので、支
柱の固定作業の際に支柱の下端部を安定良く支持するこ
とができる。さらに、支柱の下端部がエンドフレームの
前壁とサイドフレームのフレーム本体の側壁との少なく
とも一方にボルトによって固定されているから、支柱の
下端部を強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の移動棚の分解斜視図で
ある。
【図2】同移動棚の支柱取付け部の分解斜視図である。
【図3】同移動棚の支柱取付け部の斜視図である。
【図4】図3中のIV−IV線断面図である。
【図5】図3中のV−V線断面図である。
【図6】同移動棚の下部フレームの平面図である。
【図7】従来の移動棚の下部フレームの平面図である。
【図8】従来の移動棚の支柱取付け部の斜視図である。
【符号の説明】
1…移動棚 2…下部フレーム 3…荷収納部 4…レール 10…エンドフレーム 11…支柱差込み孔 20…サイドフレーム 21…フレーム本体 22…支柱受け片 23…立上り片 31…支柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A47B 96/06 A47B 96/06 B F B65G 1/10 B65G 1/10 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後一対のエンドフレーム(10)と左右
    一対のサイドフレーム(20)とからなる下部フレーム
    (2)上に荷収納部(3)が形成されるとともに、床面
    に敷設されたレール(4)を走行する走行車輪(26)を
    備えた移動棚(1)において、 前記エンドフレーム(10)は、断面コ字状に形成される
    とともに、上壁(10b)に支柱差込み孔(11)が設けら
    れる一方、 前記サイドフレーム(20)は、下方に開口した断面コ字
    状のフレーム本体(21)と、該フレーム本体の対向する
    一対の側壁のいずれか一方の側壁(21b)の下端に略水
    平に突設された支柱受け片(22)と、該支柱受け片の端
    部に上方突出状に設けられ支柱下端部の横ずれ防止用立
    上り片(23)とを備えるとともに、前記走行車輪が前記
    フレーム本体の開口部内において取り付けられ、 サイドフレームの端部がエンドフレームの開口部内に、
    支柱受け片(22)をエンドフレームの下壁(10c)に重
    ね合わせる態様で嵌入されるとともに、エンドフレーム
    の支柱差込み孔(11)から差し込まれた支柱(31)の下
    端部が、サイドフレームのフレーム本体の側壁(21b)
    と立上り片(23)との間に嵌入され、 この状態で、支柱(31)の下端部がエンドフレームの前
    壁(10a)とサイドフレームのフレーム本体の側壁(21
    b)との少なくとも一方にボルト(41)(42)によって
    固定されていることを特徴とする移動棚。
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Cited By (8)

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