JPH0810291Y2 - 移動棚等における支柱取付構造 - Google Patents

移動棚等における支柱取付構造

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JPH0810291Y2
JPH0810291Y2 JP7989790U JP7989790U JPH0810291Y2 JP H0810291 Y2 JPH0810291 Y2 JP H0810291Y2 JP 7989790 U JP7989790 U JP 7989790U JP 7989790 U JP7989790 U JP 7989790U JP H0810291 Y2 JPH0810291 Y2 JP H0810291Y2
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JP
Japan
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vertical
frame
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frames
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JP7989790U
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恭昌 森口
圭司 松本
恒雄 榊原
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、移動棚等における支柱の取付構造に関する
ものである。
〔従来の技術〕 例えば第1図に示すような移動棚装置は、複数の移動
棚1が床面等に敷設された複数のレール2…に沿って移
動可能に設置されている。前記各移動棚1は基板3、天
板4、左右の側板5,5、及び前記基板3と天板4間に段
設された多数段の棚板6…等からなり、前記両側板5,5
間には適宜間隔で支柱7…が立設されている。
前記棚1を構成してなる基板3、天板4、側板5及び
支柱7等は第2図に示すようなベースフレーム8に組立
てられており、このベースフレーム8には適宜車輪9が
取付られてレール2上で移動棚1を移動可能に支持して
なる。そして、このベースフレーム8は、前後のフレー
ム81,82と、この前後フレーム81,82間を連結してなる複
数の縦フレーム10…から構成されており、通常前記支柱
7は前記ベースフレーム8における前後フレーム81,82
と縦フレーム10との接合部、及び必要に応じて縦フレー
ム10の中間位置に立設されている。通常、この支柱7の
取付部の構造は例えば第6図及び第7図の如くである。
即ち、断面略コ字型の前後フレーム81,82をその開放面
を対面させた状態で対向配置し、この前後フレーム81,8
2間に縦フレーム10の前後端部を当接した状態で連結
し、この接合部における前後フレーム81,82と縦フレー
ム10の前後方向の中間位置には、その上面に支柱挿通孔
11,12,13を形成し、これらの支柱挿通孔11…へ断面略C
字形に形成してなる支柱7の下端部を挿入するとともに
縦フレーム10下辺に適宜溶接等により固着した支柱固定
部材14へ支柱7の下端開口部を外嵌することにより、前
記支柱挿通品11…との間で支柱7を支持してベースフレ
ーム8上に立設してなるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような支柱7は通常長尺の金属板をその長手方
向に沿って折曲することで断面略C字形に形成されるの
であるが、この支柱形成時に、第8図に示す支柱7にお
ける辺7a,7b,7cは金属板を寸法どおりに折曲することで
正確に寸法をだすことができるが、開放側の寸法Lは各
辺7a,7b,7c間の折曲角度により大きく変化し、各辺間の
角度を正確に直角とする必要があるが、このように金属
板を折曲加工して角部を正確に直角とすることは非常に
困難で、この開放側の寸法Lは非常に誤差がでやすい。
そしてこの場合、金属板折曲時の戻りを考慮すると、ど
うしても直角より内側に鋭角的に折り込む傾向にあり、
その結果、支柱7における辺7aに対して辺7b及び7cが直
角より内側に傾斜して開放側が窄まった形状となり易
い。ところが、上記の如くこの支柱7を棚1のベースフ
レーム8等に取付ける際に、支柱7の下端開口部を支柱
固定部材14へ外嵌して取付ける従来の支柱取付構造で
は、このように支柱7における開放側が窄まっていると
下端開口部を支柱固定部材14に外嵌して取付けることが
極めて困難となる。このため、支柱の製造工程における
寸法管理を極めて厳密に行う必要があり、手間のかかる
ものであった。
本考案は上記の点に鑑み、移動棚等における支柱取付
構造として、支柱の成型寸法が必ずしも規定どおりでな
く開放側が窄まったようなものであっても取付可能とす
ることにより、支柱の製造工程を合理化せんとするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る移動棚等における支柱取付構造は上記の
目的を達成するために、前後のフレームと、前記前後フ
レーム間を連結する複数の縦フレームとでベースフレー
ムを構成し、前記縦フレームは少なくとも底辺とその両
側の縦辺とから形成されており、その前後端部が前記前
後フレームに接合されるとともに、底辺部分には前後フ
レームとの間に所定間隔を隔てて支柱支持部材を取付け
てなり、前又は後フレームと、縦フレームの両側縦辺及
び支柱支持部材との間に支柱下端部を内嵌状態に支持し
て構成してなる。
〔作用〕
本考案に係る移動棚等における支柱取付構造は上記の
とおり構成してなり、支柱はその下端部が前又は後フレ
ームと支柱支持部材との間、及び両側に位置する縦フレ
ームの両側縦辺間に内嵌状態として取付けられるから、
支柱製造時に開放側が窄まった状態で形成された場合で
も、支障なく取付けることができる。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づき本考案を更に詳細に説
明する。
第1図に示したような移動棚1は第2図に示すような
前後のフレーム81,82とこの前後フレーム81,82間を連結
してなる複数の縦フレーム10…から構成したベースフレ
ーム8上に支柱7…を立設し、これに基板3、側板5,5
及び天板4等を取付け、又、基板3と天板4との間に複
数の棚板6…を段設して構成される。
前記支柱7はベースフレーム8における前後フレーム
81,82と縦フレーム10との接合部及び縦フレーム10の中
途部に立設されている。この支柱7の取付部の構造は第
3図〜第5図に示される。
図示した如く前後フレーム81,82はそれぞれ断面略コ
字形に形成され、その開放側を対面させた状態に配置
し、両フレーム81,82間に直交して縦フレーム10が連結
固定されている。この縦フレーム10は、底辺15の両側を
上方に折曲延設して両側縦辺16,17を形成し、一方の縦
辺17上端を更に内側へ屈曲延設して上辺18を形成し、こ
の上辺18の前後方向の中途部には支柱挿通孔12を形成す
るとともに、前後端部は前記前後フレーム81,82,上面に
形成された支柱挿通孔11,13位置を切欠形成しており、
この縦フレーム10をその前後端部を前後フレーム81,82
の縦辺81a及び82aに当接した状態でネジ20等で互いに固
着してなる。そして、前記縦フレーム10の前後の底板16
上には前後フレーム81,82の縦辺81a,82aとの間に支柱7
の幅に応じた距離を隔てて平面略コ字形の支柱支持部材
19を溶着等により固着するとともに、前後方向の中途部
には、前記上辺18に形成した支柱挿通孔12を挟んでその
両側に対向する一対の支柱支持部材19,19を固着してな
る。
そしてこのベースフレーム8に支柱7を取付けるに
は、前後フレーム81,82に設けた支柱挿通孔11,13の上方
から支柱7の下端部を縦フレーム10の底辺16に当接する
まで挿入して支柱7下端部を縦フレーム10の両側縦辺1
6,17、前又は後フレーム81,82の縦辺81a,82a及び支柱支
持部材19との間に内嵌するとともに、その上部を前後フ
レーム81,82に形成した支柱挿通孔11,13部分で支持して
支柱7をベースフレーム8上に立設してなる。又、縦フ
レーム10の前後方向中途部においては、上辺18に設けた
支柱挿通孔12から支柱7の下端部を底辺15に当接するま
で挿入して支柱7の下端部を縦フレーム10の両側縦辺1
6,17及び一対の支柱支持部材19,19間に内嵌し、上部を
上辺18の支柱挿通孔12内で支持した状態で支柱7を立設
してなる。
〔考案の効果〕
上記のような本考案に係る支柱取付構造によれば、移
動棚等において支柱を取付けるに際して、移動棚のベー
スフレームを構成する前又は後フレームと、これを連結
してなる縦フレームとの接合部において、支柱支持部材
を用いてこれらのフレーム間に支柱を内嵌して取付ける
ようにしたことから、支柱製造時に多少寸法誤差が発生
した場合にもこれを取付可能として棚組立時の作業を容
易とするとともに、支柱製造時の厳密な寸法管理を不要
として製造工程を合理化しうるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は移動棚の実施例斜視図、第2図は前記移動棚の
ベースフレームの平面図、第3図は本考案に係る支柱取
付構造の斜視図、第4図はその側面図、第5図はその平
面図、第6図は従来の支柱取付構造の斜視図、第7図は
その平面図、第8図は従来の支柱と支柱固定部材との寸
法関係を示す平面説明図である。 1:移動棚、2:レール、3:基板、4:天板、5:側板、6:棚
板、7:支柱、8:ベースフレーム、9:車輪、10:縦フレー
ム、11,12,13:支柱挿通孔、14:支柱固定部材、15:底
辺、16:縦辺、17:縦辺、18:上辺、19:支柱支持部材、2
0:ネジ、81:前フレーム、82:後フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後のフレームと、前記前後フレーム間を
    連結する複数の縦フレームとでベースフレームを構成
    し、前記縦フレームは少なくとも底辺とその両側の縦辺
    とから形成されており、その前後端部が前記前後フレー
    ムに接合されるとともに、底辺部分には前後フレームと
    の間に所定間隔を隔てて支柱支持部材を取付けてなり、
    前又は後フレームと、縦フレームの両側縦辺及び支柱支
    持部材との間に支柱下端部を内嵌状態に支持してなるこ
    とを特徴とする移動棚等における支柱取付構造。
JP7989790U 1990-07-28 1990-07-28 移動棚等における支柱取付構造 Expired - Lifetime JPH0810291Y2 (ja)

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JPH0438729U JPH0438729U (ja) 1992-04-02
JPH0810291Y2 true JPH0810291Y2 (ja) 1996-03-29

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