JPH0610841Y2 - ラツクにおける棚板と支柱との連結装置 - Google Patents

ラツクにおける棚板と支柱との連結装置

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JPH0610841Y2
JPH0610841Y2 JP1986131459U JP13145986U JPH0610841Y2 JP H0610841 Y2 JPH0610841 Y2 JP H0610841Y2 JP 1986131459 U JP1986131459 U JP 1986131459U JP 13145986 U JP13145986 U JP 13145986U JP H0610841 Y2 JPH0610841 Y2 JP H0610841Y2
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wall
pillar
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JPS6336331U (ja
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秀次郎 丸山
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双福鋼器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はラックにおける棚板と支柱との連結装置に関す
る。
(従来の技術) 棚板と、この棚板の四隅部を支持する四本の支柱とを備
え、棚板は、天板と、この天板の各側縁から下方延設さ
れた側壁とで形成され、各支柱は、隅部で略直交する側
壁の外面に沿うように、一対の略直交する支柱壁によっ
て形成されるラックが一般に用いられている。このよう
なラックにおいては、棚板は上下多層に備えられるが、
通常、最上層と最下層の棚板の四隅部は支柱に連結さ
れ、フレーム構造物とされてラックの揺れ止めがなされ
る。
そして、例えば、実公昭51-2024号公報、実公昭56-3633
9号公報に記載されているように、棚板と支柱とは、天
板の隅部と支柱との間に介在される連結具を介してボル
ト締結され、該連結具は一対の連結板を略直交するよう
に連結して支柱に対応するL字形に形成されて成り、各
連結板は、支柱壁内面と棚板の側壁外面とで挟まれる挟
持部から支柱壁に沿って側壁より下方に延出される第一
補強部と、前記挟持部から側壁に沿って支柱壁より側方
に延出される第二補強部とを備え、各第二補強部の下端
部には下縁を内側方に折り返すことによって形成されて
棚板の側壁下端に接当する下部規制部が設けられてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のものにあっては、連結具には第一補強部が在
るため、下部規制部は連結具の隅部には形成できず、ま
た、下部規制部は連結板の下縁を折り返すことによって
形成されているため、上方からの荷重に弱く、そのた
め、ラックは、棚板の天板の対角線方向の力に対して十
分といえるものではなかった。
本考案は上記問題点を解決することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案が、従来技術の問題点を解決するために講じる技
術的手段の特徴とするところは、矩形の天板4の各側縁
から側壁5を下方延設して成る棚板2と、この棚板2の
四隅部に配置され且つ棚板2の側壁5に沿う一対の略直
交する支柱壁3aによって構成された支柱3とを備え、棚
板2と支柱3とは、天板4の隅部と支柱3との間に介在
される連結具16を介してボルト締結され、該連結具16は
一対の連結板17を略直交するように連結して支柱3に対
応するL字形に形成されて成り、各連結板17は、支柱壁
3a内面と棚板2の側壁5外面とで挟まれる挟持部18から
支柱壁3aに沿って側壁5より下方に延出される第一補強
部19と、前記挟持部18から側壁5に沿って支柱壁3aより
側方に延出される第二補強部20とを備え、各第二補強部
20の下端部には下縁を内側方に折り返すことによって形
成されて棚板2の側壁5下端に接当する下部規制部21b
が設けられているラックにおける棚板と支柱との連結装
置において、前記連結具16の隅部に、上下2条の切込み
の間が内側方突出状に起こされて棚板2の側壁5の下面
が接当する第2下部規制部21cを形成した点にある。
(作用) ラックに棚板2の天板4の対角線方向の力が作用した
際、棚板2の隅部は、連結具16の隅部に形成した第2規
制部21cによって受けられていて、容易に変形されない
と共に、棚板2に加わる上方からの衝撃に対しても強
い。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図はラック1を示し、上下三層の棚板2と、各棚板
2の四隅部を支持する四本の支柱3,3,3,3とを備える。
棚板2は板金製で、平面視矩形であって、その上面が物
品載置面とされる天板4と、この天板4の各側縁から下
方延設された該壁5とで形成されている。
第14図、第15図に示すように、左右側壁5a,5a(第15図
において左右に位置する側壁)は、その下端が上方に折
り返され、前後各端には一対のボルト挿通用長孔6と、
被係合部として角孔7が開口されている。この角孔7は
後述の連結具16の係合部26が挿入されるものであるが、
その係合部26の補強リブ27に沿うように、開口縁一側が
半円形に切欠かれている。
前後側壁5b,5bは、その下端が内側方に延出する延設部
8とされ、この延設部8の内側端は上方に折り返されて
いる。また、前後側壁5b,5bには、その外側面が内側方
に凹まされることによりシート片保持用溝10が一体的に
形成されている。この保持用溝10の断面形状は、溝底面
10aの上下縁から溝対向面10b,10bが外方に向かって漸次
近接するように延出するものである。これにより、棚板
2に載置する物品名等を記載したシート片11がその溝10
に保持される。すなわち、そのシート片11の上下幅を溝
底面10aの上下幅と略一致させて溝10に嵌め込むことに
より、シート片11は上下端が溝対向面10b,10bの外方近
接部分に当接して抜け落ちることなく保持される。ま
た、溝底面10aの左右端には一対のボルト挿通用長孔13
が開口されている。また、天板4下面には補強材14が左
右略全幅に亘って取付けられている。
次に各支柱3は、一対の略直交する支柱壁3a,3aが一体
的に連結されることによって形成されている。これによ
り支柱3は、棚板2の隅部で略直交する前後側壁5b,5b
の一方と、左右側壁5a,5aの一方の外面に沿うものとさ
れている。そして、各支柱壁3aには上下複数のボルト挿
通用長孔15が列設されている。
そして、最上層と最下層の棚板2の四隅部はそれぞれ連
結具16を介して支柱3に支持されている。
連結具16は第7図乃至第13図に示すように、板金製の一
対の連結板17,17を一体的かつ略直交状に連結すること
によって形成されている。各連結板17は第2図乃至第6
図示のように各支柱壁3aの内面と側壁5の外面との間に
介在されるものである。また、連結板17は、支柱壁3aの
内面とこの内面に対向する側壁5の外面とで挟持状とさ
れる挟持部18と、この挟持部18から側壁5よりも下方ま
で延出されて支柱壁3a内面に添う第一補強部19と、挟持
部18から支柱壁3aよりも側方に延出されて側壁5外面に
添う第二補強部20とをそれぞれ備えることにより、略L
字形状とされている。
各連結板17には、天板4の上面と側壁5の下面に係合し
て連結具16と棚板2との上下相対移動を規制する規制部
21が設けられている。
天板4の上面に係合する上部規制部21aは、連結板17の
上縁を内側方に折り返すことにより形成されている。こ
こで上部規制部21aのうち、左右側壁5aに沿う部分21a′
は連結板17の上縁前後幅全域に亘って折り返されること
で形成されているが、前後側壁5bに沿う部分21a″は連
結板17の上縁左右幅全域ではなく、支柱壁3の挟持部18
の上縁部分のみが折り返されることで形成されている。
これは、天板4上面に載置された物品を滑らせながら前
後に引き出すときに、物品がその上部規制部21a″に当
接するのを防止するためである。
側壁5の下面に係合する下部規制部21bは、第二補強部2
0の下縁を内側方に折り返すことにより形成されてい
る。なお、第一補強部19の側縁も下部規制部21bと連続
するように内側方に折り返されてリブ22とされ、また第
一補強部19の下縁も内側方に折り返されてリブ23とされ
ている。
さらに本実施例では、連結具16の隣接する一対の第一補
強部19,19の連結部分の上端部に、上下2条の切込みの
間が内側方突出状に起こされて成る第二下部規制部21c
が形成され、この第二下部規制部21cに側壁5の下面の
端部が接当係合している。
次に、連結具16の一方の連結板17(本実施例では左右側
壁5aに添うもの)の第一補強部19と、この第一補強部19
が添う支柱壁3aとがボルト・ナット31により締結され、
他方の連結板17の挟持部18と、この挟持部18を挟持する
支柱壁3aと側壁5bとがボルト・ナット32により締結され
る。そのため、その第一補強部19と挟持部18とにはボル
ト通孔33,34が開口されている。
次に、連結具16の一対の第二補強部20,20の一方に、こ
の第二補強部20が添う左右側壁5aに設けられた前記被係
合部(角孔)7に係合する係合部26が設けられている。
本実施例では、係合部26は第二補強部20の側縁から突出
状の舌片で、この舌片中央は内側方に膨出してリブ27と
されている。そして、角孔7にこの舌片26が挿入される
ことで、この第二補強部20と側壁5との相対的な側方移
動が規制される。また、他方の第二補強部20と、この第
二補強部20が添う側壁5とはボルト・ナット28により締
結されている。そのため、その第二補強部20にはボルト
通孔29が開口されている。ここで、そのボルト通孔29
は、その他方側の第二補強部20の上下中央部分を内側方
に凹ませて形成した凹部30の底面に形成されている。こ
れは、本実施例では、ボルト・ナット28により第二補強
部20と締結される前後側壁5bには、前記シート片保持用
溝10が形成されているので、この凹部30をシート片保持
用溝10に嵌入させ、溝底面10aと凹部30底面とを接合さ
せるためである。さらに、保持用溝10の対向面10b,10b
と凹部30の対向壁30a,30aとを係合させることにより、
棚板2と連結具16との相対的な上下移動も規制できるも
のとされている。
以上の連結具16による棚板2と支柱3との連結は、棚板
2の各隅部において三組のボルト・ナット28を用いるだ
けでなされ、しかも、連結具16は略直交する一対の連結
板17,17を連結することで主構成されているので各隅部
において単一でよく、部品点数が削減でき、ラック1の
組立てを迅速かつ容易に行なうことができる。
次に、支柱3の下端には、第16図乃至第18図示のように
ベース35が取付けられている。ベース35は、底壁35aと
立壁35bとで形成され、立壁35aには通孔36が形成されて
いる。また、一方の第一補強部19(本実施例では前後側
壁5bに沿うもの)には内側方に凹む嵌込部37と、この嵌
込部37から外側方に突出する突部38とが形成されてい
る。そして、立壁35bは嵌込部37に嵌め込まれると共
に、その通孔36が突部38に嵌合されることで、第一補強
部19と支柱壁3a間に介在され、また、その通孔36と突部
38とは係合で下方への抜け止めがなされ、底壁35aは支
柱3下端面を支持する。
なお、中間層の棚板2は支柱3にボルト・ナット39を介
して締結されている。
(考案の効果) 本考案によれば、連結具16の隅部に第二下部規制部21c
が形成され、該第二下部規制部21cは上下2条の切込み
の間を内側方突出状に起こされて形成されていて、上下
方向の荷重に対して強く、この第二下部規制部21cに棚
板2の側壁5の下面が接当することから、ラックに、棚
板2の天板4の対角線方向の力が作用した際、棚板2の
隅部が第二規制部21cによって受けられていて、ラック
は容易に変形することがないと共に、棚板2に加わる上
方からの衝撃に対しても強く、ラックの強度アップが図
られている。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第18図は本考案の実施例に係り、第1図はラ
ックの全体斜視図、第2図はラックの最上層棚板隅部の
要部正面図、第3図は同右側面図、第4図は同平面図、
第5図は同底面図、第6図は同左側断面図、第7図は連
結具の正面図、第8図は同右側面図、第9図は同左側面
図、第10図は同平面図、第11図は同底面図、第12図は同
背面図、第13図は第7図のA−A線断面図、第14図は棚
板の側断面図、第15図は正面図、第16図はラックの最下
層棚板隅部の要部正面図、第17図は同要部断面図、第18
図はベースの斜視図である。 1…ラック、2…棚板、3…支柱{3a…支柱壁}、4…
天板、5…側壁、7…被係合部、16…連結具、17…連結
板、18…挟持部、19…第一補強部、20…第二補強部、21
…規制部、26…係合部、28,31,32…ボルト・ナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形の天板(4)の各側縁から側壁(5)を下方
    延設して成る棚板(2)と、この棚板(2)の四隅部に配置さ
    れ且つ棚板(2)の側壁(5)に沿う一対の略直交する支柱壁
    (3a)によって構成された支柱(3)とを備え、棚板(2)と支
    柱(3)とは、天板(4)の隅部と支柱(3)との間に介在され
    る連結具(16)を介してボルト締結され、該連結具(16)は
    一対の連結板(17)を略直交するように連結して支柱(3)
    に対応するL字形に形成されて成り、各連結板(17)は、
    支柱壁(3a)内面と棚板(2)の側壁(5)外面とで挟まれる挟
    持部(18)から支柱壁(3a)に沿って側壁(5)より下方に延
    出される第一補強部(19)と、前記挟持部(18)から側壁
    (5)に沿って支柱壁(3a)より側方に延出される第二補強
    部(20)とを備え、各第二補強部(20)の下端部には下縁を
    内側方に折り返すことによって形成されて棚板(2)の側
    壁(5)下端に接当する下部規制部(21b)が設けられている
    ラックにおける棚板と支柱との連結装置において、前記
    連結具(16)の隅部に、上下2条の切込みの間が内側方突
    出状に起こされて棚板(2)の側壁(5)の下面が接当する第
    2下部規制部(21c)を形成したことを特徴とするラック
    における棚板と支柱との連結装置。
JP1986131459U 1986-08-28 1986-08-28 ラツクにおける棚板と支柱との連結装置 Expired - Lifetime JPH0610841Y2 (ja)

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