JP3360161B2 - 天板の後部における後縁材の支持装置 - Google Patents

天板の後部における後縁材の支持装置

Info

Publication number
JP3360161B2
JP3360161B2 JP24743496A JP24743496A JP3360161B2 JP 3360161 B2 JP3360161 B2 JP 3360161B2 JP 24743496 A JP24743496 A JP 24743496A JP 24743496 A JP24743496 A JP 24743496A JP 3360161 B2 JP3360161 B2 JP 3360161B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
piece
main body
front wall
projection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24743496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1085049A (ja
Inventor
康夫 山西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP24743496A priority Critical patent/JP3360161B2/ja
Publication of JPH1085049A publication Critical patent/JPH1085049A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3360161B2 publication Critical patent/JP3360161B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事務用机や袖箱等
において、天板本体の後端より所要の間隔をもって後縁
材を支持することにより、天板本体と後縁材との間に、
給電線や通信線等の配線空間を形成した、天板の後部に
おける後縁材の支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の事務用机等には、天板上に載置し
たOA機器に接続された給電線等の配線を収容するダク
トを、天板の後端または幕板等に止着したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ダクトにかかる荷重が
配線の重量だけである場合は、上述のように、ダクトを
天板の後端や幕板等に簡単に止着するだけでよいが、天
板本体の後方に後縁材を所要の間隔をもって配設し、天
板本体と後縁材との間に配線用のダクトとなる空間を形
成するとともに、後縁材を天板本体と等高として、天板
の一部として使用するような場合には、後縁材に配線の
重量だけでなく、天板上に載置されるOA機器等の大き
な荷重が掛ることがるので、従来のダクトの支持構造で
は、上記のような大きな荷重に耐えきれないこととな
る。
【0004】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、後縁材にかかることが予測される大き
な荷重に対しても、十分耐えうるようにした天板の後部
における後縁材の支持装置を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は次のようにして解決される。 (1) 天板本体の後端面に前方を向く差し込み孔を設
け、かつ天板本体の後方に配設した後枠材を支持する前
後方向を向く連結部材の前端部に、天板本体の後端面と
当接する前壁と、この前壁より前方に延出し、前記差し
込み孔に嵌合する突部とを設け、前記前壁と突部の先端
部とを天板本体にねじ止めし、天板本体の後端と後縁材
との間に、横送り用の配線空間を形成する。
【0006】(2) 上記(1)項において、天板本体の後
部下面に、前後方向に離れた垂直板状の前片と後片とを
有する左右方向を向く角管状または上向きコ字状の補強
材を設け、連結部材の前壁を前記後片に当接して、また
連結部材の突部を前記後片に穿設した差し込み孔に嵌合
し、かつ突部の先端を前記前片の後面に当接して、それ
ぞれねじ止めする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、添
付図面を参照して説明する。図1における(1)は、事務
用机の天板で、左方の側脚(2)と右方の袖箱(3)の上端
に固着されている。(4)は、側脚(2)と袖箱(3)の後部
間に架設された幕板である。
【0008】図2以下に示すように、天板(1)は、天板
本体(5)と、その後方に横送り用の配線空間(6)と縦送
り用の配線空間(7)とを形成するように、若干の間隔を
もって配設された後枠材(8)とからなり、天板本体(5)
と後枠材(8)とを連結する複数の連結部材(9)(10)と、
横送り用の配線空間(6)の上方を覆う蓋材(11)とを備え
ている。
【0009】天板本体(5)は、鋼板製の水平基板(12)
と、その上面を覆う化粧板(13)と、水平基板(12)の後端
部下面に固着された左右方向を向く補強材(14)とを備え
ている。
【0010】補強材(14)は、垂直の前片(14a)と後片(14
b)の上端から、それぞれ前方および後方を向く水平のフ
ランジ(14c)(14c)を連設した、側断面上向コ字状のもの
で、後片(14b)は、天板本体(5)の後端面をなしてい
る。
【0011】後片(14b)の要所には、図2に明示するよ
うに、方形の差し込み孔(15)とねじ孔(16)が穿設され、
前片(14a)における差し込み孔(15)と対応する位置に
は、ねじ孔(17)が穿設されている。なお、ねじ孔(16)(1
7)を単なる通孔として、その前側にナットを溶接してお
いてもよい。
【0012】後枠材(8)は、前向U字状の鋼板製の基片
(18)と、その前端の開口部に嵌合して溶接等により固着
された断面前向コ字状の結合部材(19)と、基片(18)の外
面を覆う合成樹脂製の化粧板(20)とからなっている。基
片(18)の後面には、後述する止めねじ(28)のねじ止め作
業用の複数の作業孔(29)が穿設されている(図2、図4
及び図5参照)。
【0013】化粧板(20)の上下片の前端には、互いに対
向して、基片(18)及び結合部材(19)の上下縁の前端に係
合しうる係合片(20a)(20b)が連設されており、上方の係
合片(20a)の前面の中間部には、蓋材(11)の後端を受支
する前向きの水平片(20c)が突設されている。
【0014】連結部材(9)(10)の中、(9)は両側部用、
(10)は中間部用である。
【0015】いずれの連結部材(9)(10)も、中央部が天
板本体(5)の厚さより薄くなるように凹入する側面視上
向きコ字状の基部(21)を備えている。
【0016】側部用連結部材(9)における基部(21)の前
壁(21a)の前面の内側端部(天板(1)の中央寄りの端部)
と、中間部用連結部材(10)における基部(21)の前壁(21
a)の前面の左右端部には、前方に向かって突出する細長
い箱状の突杆(22)が連設されている。
【0017】突杆(22)の長さは、補強材(14)の前片(14
a)と後片(14b)との間の距離と、後述する薄板状の縁材
(23)の垂直片(23a)の厚さとの和とほぼ等しくしてあ
る。
【0018】側部用連結部材(9)の基部(21)の前壁(21
a)の前面の外側端部には、前方に突出し、かつ天板本体
(5)の側端面に密接しうる支持片(24)が連設されてい
る。
【0019】また、中間部用連結部材(10)の基部(21)の
上面適所には、種々の配線を前後に仕切るための左右方
向を向く複数の仕切り突片(25)が、前後方向に適宜の間
隔をもって立設されている。
【0020】縁材(23)は合成樹脂材料よりなり、その垂
直片(23a)には、補強材(14)の後片(14b)に穿設された差
し込み孔(15)及びねじ孔(16)と対応する位置に、それら
と同形状の差し込み孔(15')及び通孔(16')が穿設されて
いる。
【0021】前記垂直片(23a)の上端には、後方を向く
水平片(23b)が連設されており、水平片(23b)の後端より
若干前方の上面には、左右方向を向く突条(23c)が形成
されている。
【0022】縁材(23)は、その垂直片(23a)が補強材(1
4)の後片(14b)の後面に、水平片(23b)が補強材(14)の後
部のフランジ(14c)の下面に、また突条(23c)の前面が後
部のフランジ(14c)、基板(12)及び化粧板(13)の後端に
それぞれ密接するようにして、接着剤等により天板本体
(5)の後端に固着されている。
【0023】各連結部材(9)(10)の突杆(22)を、差し込
み孔(15')(15)に嵌合し、基部(21)の前壁(21a)を縁材(2
3)の垂直片(23a)に密接させて、前壁(21a)を、通孔(1
6')へ挿入してねじ孔(16)へ螺合した止めねじ(26)をも
って、天板本体(5)の後面に固着するとともに、各突杆
(22)の先端を、補強材(14)の前片(14a)の後面に密接さ
せて、ねじ孔(17)に螺合する止めねじ(27)をもって前片
(14a)に固着し、さらに側部用連結部材(9)の側片(24)
を天板本体(5)の側端面に密接させて、適宜ねじ(図示
略)止めし、また基部(21)の後端部を、後枠材(8)にお
ける結合部材(19)に嵌合して、止めねじ(28)により固着
することにより、後枠材(8)を、その上面が天板本体
(5)の上面と等高となるようにして、天板本体(5)に強
固に結合している。
【0024】このようにして、天板本体(5)と後枠材
(8)とを、複数の連結部材(9)(10)により連結すること
により、両天板(5)(8)の間で、かつ基部(21)の上方に
横送り用配線空間(6)が、また左右の連結部材(9)(10)
の間に、横送り用の配線空間(6)と連続する下向きの縦
送り用の配線空間(7)が形成されている。
【0025】蓋材(11)は、その前後の端部を縁材(23)の
突条(23c)より後方の水平片(23b)上と、後枠材(8)にお
ける化粧板(20)の水平片(20c)上に載置し、そのとき、
下面適所に突設したフック片(11a)が、両水平片(23b)(2
0c)の縁に係合するようにして天板(1)に装着すること
により、横送り用配線空間(6)を覆うようにしてある。
この実施形態では、前部天板(5)の後端に縁材(23)を固
着してあるが、これを省略して実施することもある。
【0026】
【発明の効果】
(a) 請求項1記載の発明においては、後縁材を支持す
る連結部材を、その突片の先端と前壁との前後2個所に
おいて天板本体にねじ止めしたので、配線空間の前後幅
を大としたり、後縁材に大きな荷重がかかったりして
も、後縁材を確実に支持することができる。また、天板
本体を後縁材とは、連結部材により一体的に結合され
て、配線空間を有する1個の天板として取扱うことがで
きるので、脚等の支持体への組み付け作業が簡単にな
る。
【0027】(b) 請求項2記載の発明のような構成と
すると、連結部材の前部の天板本体への結合部分がさら
に強固になるとともに、天板本体の後端部自体も補強さ
れて強固になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した机の正面図である。
【図2】図1に示す机の要部を示す後方より見た分解斜
視図である。
【図3】同じく、蓋材を外したときの天板の平面図であ
る。
【図4】蓋材を装着したときの図3のIV−IV線に沿う拡
大断面図である。
【図5】蓋材を外したときの図3のV−V線に沿う拡大
断面図である。
【符号の説明】
(1)天板 (2)側脚 (3)袖箱 (4)幕板 (5)天板本体 (6)横送り用の配線空間 (7)縦送り用の配線空間 (8)後枠材 (9)(10)連結部材 (11)蓋板 (12)水平基板 (13)化粧板 (14)補強材 (14a)前片 (14b)後片 (14c)フランジ (15)(15')差し込み孔 (16)(17)ねじ孔 (16')通孔 (18)基片 (19)結合部材 (20)化粧板 (20a)(20b)係合片 (20c)水平片 (21)基部 (21a)前壁 (22)突杆 (23)縁材 (23a)垂直片 (23b)水平片 (23c)突条 (24)支持片 (25)仕切り突片 (26)止めねじ (27)ねじ孔 (28)止めねじ (29)作業孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 1/00 - 41/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板本体の後端面に前方を向く差し込み
    孔を設け、かつ天板本体の後方に配設した後枠材を支持
    する前後方向を向く連結部材の前端部に、天板本体の後
    端面と当接する前壁と、この前壁より前方に延出し、前
    記差し込み孔に嵌合する突部とを設け、前記前壁と突部
    の先端部とを天板本体にねじ止めし、天板本体の後端と
    後縁材との間に、横送り用の配線空間を形成したことを
    特徴とする天板の後部における後縁材の支持装置。
  2. 【請求項2】 天板本体の後部下面に、前後方向に離れ
    た垂直板状の前片と後片とを有する左右方向を向く角管
    状または上向きコ字状の補強材を設け、連結部材の前壁
    を前記後片に当接して、また連結部材の突部を前記後片
    に穿設した差し込み孔に嵌合し、かつ突部の先端を前記
    前片の後面に当接して、それぞれねじ止めしたことを特
    徴とする請求項1記載の天板の後部における後縁材の支
    持装置。
JP24743496A 1996-09-19 1996-09-19 天板の後部における後縁材の支持装置 Expired - Fee Related JP3360161B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24743496A JP3360161B2 (ja) 1996-09-19 1996-09-19 天板の後部における後縁材の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24743496A JP3360161B2 (ja) 1996-09-19 1996-09-19 天板の後部における後縁材の支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1085049A JPH1085049A (ja) 1998-04-07
JP3360161B2 true JP3360161B2 (ja) 2002-12-24

Family

ID=17163390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24743496A Expired - Fee Related JP3360161B2 (ja) 1996-09-19 1996-09-19 天板の後部における後縁材の支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3360161B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1085049A (ja) 1998-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040183409A1 (en) Electrical equipment enclosure
JP4635647B2 (ja) 家具の脚装置
JP3360161B2 (ja) 天板の後部における後縁材の支持装置
CN215958785U (zh) 薄型板材结构以及支撑平台结构
JPH049367Y2 (ja)
JP3470309B2 (ja) 机等の天板
JP2998064B2 (ja) 組立式棚装置におけるキャビネット構造
JPH0356077Y2 (ja)
JP3616975B2 (ja) 机等の天板
JP3623901B2 (ja) 自立型間仕切装置における安定支持装置
JP2873566B2 (ja) 間仕切りの高さ調節装置
JPH0342850Y2 (ja)
JPH01244045A (ja) 天板付の間仕切装置
JP3028451U (ja) 収納用棚板の取付構造
JPS6314668Y2 (ja)
JP3479621B2 (ja) 自立型間仕切装置における安定支持装置
JP3901502B2 (ja)
JPH0527857Y2 (ja)
JP2681107B2 (ja) 外壁パネルの取付構造
JP2897163B2 (ja) 間仕切りパネル装置における支柱カバーの取付構造
JPS5825884Y2 (ja) スチ−ル製連結家具
JP3001341U (ja) 通信機器装置の補強装置
JPS59414Y2 (ja) 壁パネルの下部取付部の構造
JPH0132380Y2 (ja)
JPH0736505Y2 (ja) スチール家具の連結装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020910

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071018

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081018

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081018

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091018

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101018

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111018

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees