JP3360161B2 - 天板の後部における後縁材の支持装置 - Google Patents
天板の後部における後縁材の支持装置Info
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Description
において、天板本体の後端より所要の間隔をもって後縁
材を支持することにより、天板本体と後縁材との間に、
給電線や通信線等の配線空間を形成した、天板の後部に
おける後縁材の支持装置に関する。
たOA機器に接続された給電線等の配線を収容するダク
トを、天板の後端または幕板等に止着したものがある。
配線の重量だけである場合は、上述のように、ダクトを
天板の後端や幕板等に簡単に止着するだけでよいが、天
板本体の後方に後縁材を所要の間隔をもって配設し、天
板本体と後縁材との間に配線用のダクトとなる空間を形
成するとともに、後縁材を天板本体と等高として、天板
の一部として使用するような場合には、後縁材に配線の
重量だけでなく、天板上に載置されるOA機器等の大き
な荷重が掛ることがるので、従来のダクトの支持構造で
は、上記のような大きな荷重に耐えきれないこととな
る。
な問題点に鑑み、後縁材にかかることが予測される大き
な荷重に対しても、十分耐えうるようにした天板の後部
における後縁材の支持装置を提供することを目的として
いる。
題は次のようにして解決される。 (1) 天板本体の後端面に前方を向く差し込み孔を設
け、かつ天板本体の後方に配設した後枠材を支持する前
後方向を向く連結部材の前端部に、天板本体の後端面と
当接する前壁と、この前壁より前方に延出し、前記差し
込み孔に嵌合する突部とを設け、前記前壁と突部の先端
部とを天板本体にねじ止めし、天板本体の後端と後縁材
との間に、横送り用の配線空間を形成する。
部下面に、前後方向に離れた垂直板状の前片と後片とを
有する左右方向を向く角管状または上向きコ字状の補強
材を設け、連結部材の前壁を前記後片に当接して、また
連結部材の突部を前記後片に穿設した差し込み孔に嵌合
し、かつ突部の先端を前記前片の後面に当接して、それ
ぞれねじ止めする。
付図面を参照して説明する。図1における(1)は、事務
用机の天板で、左方の側脚(2)と右方の袖箱(3)の上端
に固着されている。(4)は、側脚(2)と袖箱(3)の後部
間に架設された幕板である。
本体(5)と、その後方に横送り用の配線空間(6)と縦送
り用の配線空間(7)とを形成するように、若干の間隔を
もって配設された後枠材(8)とからなり、天板本体(5)
と後枠材(8)とを連結する複数の連結部材(9)(10)と、
横送り用の配線空間(6)の上方を覆う蓋材(11)とを備え
ている。
と、その上面を覆う化粧板(13)と、水平基板(12)の後端
部下面に固着された左右方向を向く補強材(14)とを備え
ている。
b)の上端から、それぞれ前方および後方を向く水平のフ
ランジ(14c)(14c)を連設した、側断面上向コ字状のもの
で、後片(14b)は、天板本体(5)の後端面をなしてい
る。
うに、方形の差し込み孔(15)とねじ孔(16)が穿設され、
前片(14a)における差し込み孔(15)と対応する位置に
は、ねじ孔(17)が穿設されている。なお、ねじ孔(16)(1
7)を単なる通孔として、その前側にナットを溶接してお
いてもよい。
(18)と、その前端の開口部に嵌合して溶接等により固着
された断面前向コ字状の結合部材(19)と、基片(18)の外
面を覆う合成樹脂製の化粧板(20)とからなっている。基
片(18)の後面には、後述する止めねじ(28)のねじ止め作
業用の複数の作業孔(29)が穿設されている(図2、図4
及び図5参照)。
向して、基片(18)及び結合部材(19)の上下縁の前端に係
合しうる係合片(20a)(20b)が連設されており、上方の係
合片(20a)の前面の中間部には、蓋材(11)の後端を受支
する前向きの水平片(20c)が突設されている。
(10)は中間部用である。
板本体(5)の厚さより薄くなるように凹入する側面視上
向きコ字状の基部(21)を備えている。
壁(21a)の前面の内側端部(天板(1)の中央寄りの端部)
と、中間部用連結部材(10)における基部(21)の前壁(21
a)の前面の左右端部には、前方に向かって突出する細長
い箱状の突杆(22)が連設されている。
a)と後片(14b)との間の距離と、後述する薄板状の縁材
(23)の垂直片(23a)の厚さとの和とほぼ等しくしてあ
る。
a)の前面の外側端部には、前方に突出し、かつ天板本体
(5)の側端面に密接しうる支持片(24)が連設されてい
る。
上面適所には、種々の配線を前後に仕切るための左右方
向を向く複数の仕切り突片(25)が、前後方向に適宜の間
隔をもって立設されている。
直片(23a)には、補強材(14)の後片(14b)に穿設された差
し込み孔(15)及びねじ孔(16)と対応する位置に、それら
と同形状の差し込み孔(15')及び通孔(16')が穿設されて
いる。
水平片(23b)が連設されており、水平片(23b)の後端より
若干前方の上面には、左右方向を向く突条(23c)が形成
されている。
4)の後片(14b)の後面に、水平片(23b)が補強材(14)の後
部のフランジ(14c)の下面に、また突条(23c)の前面が後
部のフランジ(14c)、基板(12)及び化粧板(13)の後端に
それぞれ密接するようにして、接着剤等により天板本体
(5)の後端に固着されている。
み孔(15')(15)に嵌合し、基部(21)の前壁(21a)を縁材(2
3)の垂直片(23a)に密接させて、前壁(21a)を、通孔(1
6')へ挿入してねじ孔(16)へ螺合した止めねじ(26)をも
って、天板本体(5)の後面に固着するとともに、各突杆
(22)の先端を、補強材(14)の前片(14a)の後面に密接さ
せて、ねじ孔(17)に螺合する止めねじ(27)をもって前片
(14a)に固着し、さらに側部用連結部材(9)の側片(24)
を天板本体(5)の側端面に密接させて、適宜ねじ(図示
略)止めし、また基部(21)の後端部を、後枠材(8)にお
ける結合部材(19)に嵌合して、止めねじ(28)により固着
することにより、後枠材(8)を、その上面が天板本体
(5)の上面と等高となるようにして、天板本体(5)に強
固に結合している。
(8)とを、複数の連結部材(9)(10)により連結すること
により、両天板(5)(8)の間で、かつ基部(21)の上方に
横送り用配線空間(6)が、また左右の連結部材(9)(10)
の間に、横送り用の配線空間(6)と連続する下向きの縦
送り用の配線空間(7)が形成されている。
突条(23c)より後方の水平片(23b)上と、後枠材(8)にお
ける化粧板(20)の水平片(20c)上に載置し、そのとき、
下面適所に突設したフック片(11a)が、両水平片(23b)(2
0c)の縁に係合するようにして天板(1)に装着すること
により、横送り用配線空間(6)を覆うようにしてある。
この実施形態では、前部天板(5)の後端に縁材(23)を固
着してあるが、これを省略して実施することもある。
る連結部材を、その突片の先端と前壁との前後2個所に
おいて天板本体にねじ止めしたので、配線空間の前後幅
を大としたり、後縁材に大きな荷重がかかったりして
も、後縁材を確実に支持することができる。また、天板
本体を後縁材とは、連結部材により一体的に結合され
て、配線空間を有する1個の天板として取扱うことがで
きるので、脚等の支持体への組み付け作業が簡単にな
る。
すると、連結部材の前部の天板本体への結合部分がさら
に強固になるとともに、天板本体の後端部自体も補強さ
れて強固になる。
視図である。
る。
大断面図である。
断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 天板本体の後端面に前方を向く差し込み
孔を設け、かつ天板本体の後方に配設した後枠材を支持
する前後方向を向く連結部材の前端部に、天板本体の後
端面と当接する前壁と、この前壁より前方に延出し、前
記差し込み孔に嵌合する突部とを設け、前記前壁と突部
の先端部とを天板本体にねじ止めし、天板本体の後端と
後縁材との間に、横送り用の配線空間を形成したことを
特徴とする天板の後部における後縁材の支持装置。 - 【請求項2】 天板本体の後部下面に、前後方向に離れ
た垂直板状の前片と後片とを有する左右方向を向く角管
状または上向きコ字状の補強材を設け、連結部材の前壁
を前記後片に当接して、また連結部材の突部を前記後片
に穿設した差し込み孔に嵌合し、かつ突部の先端を前記
前片の後面に当接して、それぞれねじ止めしたことを特
徴とする請求項1記載の天板の後部における後縁材の支
持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24743496A JP3360161B2 (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 天板の後部における後縁材の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24743496A JP3360161B2 (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 天板の後部における後縁材の支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1085049A JPH1085049A (ja) | 1998-04-07 |
JP3360161B2 true JP3360161B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=17163390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24743496A Expired - Fee Related JP3360161B2 (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 天板の後部における後縁材の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3360161B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-19 JP JP24743496A patent/JP3360161B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1085049A (ja) | 1998-04-07 |
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