JP2000353971A - ミリ波送信装置、ミリ波受信装置、中継器及び電子機器 - Google Patents

ミリ波送信装置、ミリ波受信装置、中継器及び電子機器

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JP2000353971A
JP2000353971A JP11327809A JP32780999A JP2000353971A JP 2000353971 A JP2000353971 A JP 2000353971A JP 11327809 A JP11327809 A JP 11327809A JP 32780999 A JP32780999 A JP 32780999A JP 2000353971 A JP2000353971 A JP 2000353971A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 衛星放送(BS、CS)、及び地上波(VH
F、UHF)放送を受信する場合において、個人住宅の
場合においては、アンテナ線の接続のために設置位置が
制限されていた。 【解決手段】 屋内でミリ波無線伝送を行なうためのミ
リ波受信装置において、複数の放送波をアップコンバー
トしたミリ波を受信するミリ波受信手段と、前記ミリ波
を放送波の周波数帯にダウンコンバートするダウンコン
バート手段と、放送を受信する機能を備えた電子機器の
少なくともアンテナ端子と接続するための接続手段と、
前記接続手段を通して前記ミリ波受信装置が電源供給を
受けることができる受電手段と、から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VHF、UHF等
の地上放送やBS、CS等の衛星放送などの複数の放送
波を屋内等においてミリ波で無線伝送するためのミリ波
送信装置、ミリ波受信装置、中継器及び電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、地上放送(VHF、UHF)、衛
星放送(BS、CS)等の複数の放送が実現されてい
る。今までの個人住宅におけるTV放送受信システムを
図6に示す。衛星放送の場合、12GHz帯の信号をB
Sアンテナ71、CSアンテナ72で各々受信し、各々
のアンテナの直近に低雑音コンバータ73が取り付けら
れ、1〜2GHz帯の中間周波数帯に変換された後、そ
れぞれ同軸ケーブル74、同軸ケーブル75で屋外から
室内のTV受信機76(BS・CSチューナ又はBS・
CSチューナ内蔵のTV)に配線されていた。また、地
上放送は、UHFアンテナ77、VHFアンテナ78の
無線周波数帯の信号を混合した後(またはそれぞれ独立
に)、同軸ケーブル79で各室内のTV受信機76まで
有線で配線されていた。
【0003】一方、集合住宅等でのTV放送受信システ
ムを図7に示す。図7に示すように、衛星放送は、共同
受信用BSアンテナ84、共同受信用CSアンテナ85
で各々受信し、1〜2GHz帯の中間周波数に変換され
た後、ブロックコンバータ80で、CS・BS信号を周
波数変換した後、UHFアンテナ77、VHFアンテナ
78で受信された無線周波数帯の地上放送のVHF・U
HF信号と衛星放送BS・CS信号とは混合され、一本
の同軸ケーブル81で配線され、分配器82、増幅器8
3を経由して、各家庭、各室内まで有線で配線されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、個人住
宅においては、複数のTV受信機に伝送する場合には配
線が複雑になっていた。一方、集合住宅の場合において
は、各家庭まで一本の同軸ケーブル81にすべての放送
波が乗せられているものの、予め分配器を設定するため
取り付けられるTV受信機の台数には限りがあり、TV
受信機の増設の場合には、別途新たな分配器を設置する
などの工事が必要になっていた。
【0005】特に、移動可能な液晶TVなどをキッチン
で使う場合など、通常、キッチンには上記のアンテナの
配線がされていないために、リビングに設けられたアン
テナ端子から分配器を通して同軸ケーブルをキッチンま
で引き回して使用するか、別途新たに設けられた分配器
からキッチンまでアンテナ配線の工事しなければならな
かった。
【0006】また、リビング等に設置される大型のTV
受信機の場合でも、TV受信機の位置を変えたい場合な
どはアンテナ線の引き回しが必要となっていた。
【0007】本発明の目的は、複雑な配線を無くし、T
V受信機の設置位置の変更が容易な、衛星放送(BS、
CS)、及び地上波放送(VHF、UHF)を屋内でミ
リ波無線伝送するためのミリ波送受信装置、ミリ波受信
装置及び電子機器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では屋内の無線伝
送として60GHz帯(通常59GHz〜64GHz)
のミリ波を用いた。60GHz帯のミリ波は、現在の衛
星、地上TV放送波に比較して、著しく周波数が高く、
使用できる帯域幅が広いため、地上放送、衛星放送をま
とめて一度に無線伝送することが可能である。加えて、
酸素・水分による吸収が大きいため、隣接した家との間
での遮蔽が容易という特徴が有り、各家庭の屋内での無
線伝送に適している。
【0009】上記目的を達成するために、本発明による
ミリ波受信装置は、屋内等でミリ波無線伝送を行なうた
めのミリ波受信装置であって、複数の放送波をアップコ
ンバートしたミリ波を受信するミリ波受信手段と、前記
ミリ波を放送波の周波数帯にダウンコンバートするダウ
ンコンバート手段と、放送を受信する機能を備えた電子
機器のアンテナ端子と電子機器の少なくともアンテナ端
子と接続するための接続手段と、前記接続手段を通して
前記ミリ波受信装置が電源供給を受けることができる受
電手段と、を具備したことを特徴とする。
【0010】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、前記ミリ波は60GHz帯である
ことを特徴とする。
【0011】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、前記放送波は、地上放送の無線周
波数帯もしくは衛星放送の中間周波数帯からなることを
特徴とする。
【0012】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、外部のアンテナに接続するアンテ
ナ入力端子と、前記アンテナ入力端子からの受信信号
と、前記ダウンコンバート手段からの出力信号を混合、
あるいは切り換えをする行なうための混合/切り換え手
段と、を具備したことを特徴とする。
【0013】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、ダウンコンバートされた出力信号
の周波数配列を変更する周波数逆配列手段を、具備した
ことを特徴とする。
【0014】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、該装置の内部情報に基づいて映像
信号及び/又は音声信号を作成する映像/音声信号作成
手段と、TV受信機等で受信可能な信号に変調する変調
手段と、前記変調手段からの出力信号と、前記ダウンコ
ンバート手段からの出力信号を混合するための混合手段
と、を具備したことを特徴とする。
【0015】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、ダウンコンバートされた出力信号
を分配する分配手段を、具備したことを特徴とする。
【0016】本発明によるミリ波受信装置は、屋内等で
ミリ波無線伝送を行なうためのミリ波受信装置であっ
て、複数の放送波をアップコンバートしたミリ波を受信
するミリ波受信手段と、前記ミリ波を放送波の周波数帯
にダウンコンバートするダウンコンバート手段と、放送
を受信する機能を備えた電子機器のアンテナ端子と電子
機器の少なくともアンテナ端子と接続するための接続手
段と、前記接続手段を通して前記ミリ波受信装置が電源
供給を受けることができる受電手段と、を具備し、前記
接続手段は前記アンテナ端子に対して回動及び/又は屈
曲可能となっており、前記ミリ波を受信するミリ波受信
手段に含まれるミリ波受信アンテナの向きを可変できる
ことを特徴とする。
【0017】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、前記接続手段は前記アンテナ端子
に対して回動可能となっており、前記ミリ波を受信する
ミリ波受信手段に含まれるミリ波受信アンテナを、前記
回動動作の軸と略平行に配置し、該受信アンテナの面を
前記回動動作の軸を中心として回転させることができる
ことを特徴とする。
【0018】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、前記接続手段は前記アンテナ端子
に対して回動可能となっており、前記ミリ波を受信する
ミリ波受信手段に含まれるミリ波受信アンテナを、前記
回動動作の軸と略平行と略垂直に配置し、軸と略平行な
受信アンテナの面を前記回動動作の軸を中心として回転
させることができることを特徴とする。
【0019】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、前記接続手段は前記アンテナ端子
に対して回動可能となっており、前記ミリ波を受信する
ミリ波受信手段に含まれるミリ波受信アンテナを、前記
回動動作の軸に対し斜め方向に配置し、前記受信アンテ
ナの面を前記回動動作の軸を中心として回転させること
ができることを特徴とする。
【0020】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、前記接続手段は前記アンテナ端子
に対して回動可能となっており、前記回動動作の軸に対
し略垂直方向に回転軸を有し、前記ミリ波を受信するミ
リ波受信手段に含まれるミリ波受信アンテナを、前記回
転軸を中心として回転させることができることを特徴と
する。
【0021】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、前記ミリ波受信手段の受信強度を
判定する受信強度判定手段と、受信状態をTV受信機等
に示すための映像信号及び/又は音声信号を作成する映
像/音声信号作成手段と、TV受信機等で受信可能な信
号に変調する変調手段と、前記変調手段からの出力信号
と、前記ダウンコンバート手段からの出力信号を混合す
るための混合手段と、を具備し、前記受信強度判定手段
の出力に応じて、前記映像信号及び/又は音声信号を変
更することを特徴とする。
【0022】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、前記受信強度判定手段の出力に応
じた表示を行なえる表示手段を、具備し、該ミリ波受信
装置を前記電子機器のアンテナ端子と接続しないときで
も、前記受信強度判定手段の出力に応じた表示を行なえ
ることを特徴とする。
【0023】本発明によるミリ波受信装置は、屋内等で
ミリ波無線伝送を行なうためのミリ波受信装置であっ
て、複数の放送波をアップコンバートしたミリ波を受信
するミリ波受信手段と、前記ミリ波を放送波の周波数帯
にダウンコンバートするダウンコンバート手段と、放送
を受信する機能を備えた電子機器のアンテナ端子と電子
機器の少なくともアンテナ端子と接続するための接続手
段と、前記接続手段を通して前記ミリ波受信装置が電源
供給を受けることができる受電手段と、前記接続手段を
通して前記電子機器からの制御信号を受けることができ
る制御信号受信手段と、を具備したことを特徴とする。
【0024】本発明によるミリ波受信装置は、屋内等で
ミリ波無線伝送を行なうためのミリ波受信装置であっ
て、複数の放送波をアップコンバートしたミリ波を受信
するミリ波受信手段と、前記ミリ波を放送波の周波数帯
にダウンコンバートするダウンコンバート手段と、放送
を受信する機能を備えた電子機器の少なくともアンテナ
端子と接続するための接続手段と、前記接続手段を通し
て前記ミリ波受信装置が電源供給を受けることができる
受電手段と、各種信号を受信する受信手段と、を具備し
たことを特徴とする。
【0025】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、さらに、前記ミリ波送信装置を制
御するための制御信号を送信できる送信手段を、具備し
たことを特徴とする。
【0026】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、さらに、前記ミリ波を受信するミ
リ波受信手段、前記ダウンコンバートするダウンコンバ
ート手段等への電源供給を遮断する電源制御手段を、具
備し、前記電子機器から受信停止信号を受信したとき、
前記電源制御手段によって前記ミリ波を受信するミリ波
受信手段、前記ダウンコンバートするダウンコンバート
手段等への電源供給を遮断することを特徴とする。
【0027】本発明によるミリ波受信装置は、屋内等で
ミリ波無線伝送を行なうためのミリ波受信装置であっ
て、複数の放送波をアップコンバートしたミリ波を受信
するミリ波受信手段と、前記ミリ波を放送波の周波数帯
にダウンコンバートするダウンコンバート手段と、放送
を受信する機能を備えた電子機器のアンテナ端子と電子
機器の少なくともアンテナ端子と接続するための接続手
段と、前記接続手段を通して前記ミリ波受信装置が電源
供給を受けることができる受電手段と、無指向性アンテ
ナを、具備したことを特徴とする。
【0028】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、前記接続手段を通して前記電子機
器からの制御信号を受けることができる制御信号受信手
段を、具備したことを特徴とする。
【0029】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、前記接続手段を通して前記電子機
器からの制御信号を受けることができる制御信号受信手
段と、前記ミリ波送信装置を制御するための制御信号を
送信できる送信手段と、を具備したことを特徴とする。
【0030】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波受信装置において、前記接続手段を通して前記電子機
器からの制御信号を受けることができる制御信号受信手
段と、前記ミリ波を受信するミリ波受信手段、前記ダウ
ンコンバートするダウンコンバート手段等への電源供給
を遮断する電源制御手段と、を具備し、前記電子機器か
ら受信停止信号を受信したとき、前記電源制御手段によ
って前記ミリ波を受信するミリ波受信手段、前記ダウン
コンバートするダウンコンバート手段等への電源供給を
遮断することを特徴とする。
【0031】本発明によるミリ波受信装置は、屋内等で
ミリ波無線伝送を行なうためのミリ波受信装置であっ
て、複数の放送波をアップコンバートしたミリ波を受信
するミリ波受信手段と、前記ミリ波を放送波の周波数帯
にダウンコンバートするダウンコンバート手段と、放送
を受信する機能を備えた電子機器のアンテナ端子と電子
機器の少なくともアンテナ端子と接続するための接続手
段と、前記接続手段を通して前記ミリ波受信装置が電源
供給を受けることができる受電手段と、該ミリ波受信装
置からの出力を利用する電子機器からの制御信号を受け
ることができる制御信号受信手段と、前記ミリ波送信装
置を制御するための制御信号を送信できる送信手段と、
を具備し、前記電子機器からの各種制御信号を受信し、
前記送信手段によって該制御信号を前記ミリ波送信装置
に伝送することを特徴とする。
【0032】本発明による電子機器は、上記ミリ波受信
装置からの出力を利用する電子機器において、受信選局
を行ったチャンネルに対応して前記ミリ波受信装置を利
用するか否かの情報等を記憶するメモリ手段と、前記ミ
リ波受信装置を接続するアンテナ端子に前記ミリ波受信
装置のための電源を供給する電源供給手段と、を具備
し、該メモリ手段の情報に基づいて、前記ミリ波受信装
置を利用するチャンネルが選局されたと判断したとき、
前記アンテナ端子に電源を供給することを特徴とする。
【0033】本発明による電子機器は、上記ミリ波受信
装置からの出力を利用する電子機器において、前記ミリ
波受信装置を接続するアンテナ端子に制御信号を送信す
る制御信号送信手段を、具備し、該電子機器がもってい
る各種情報を前記アンテナ端子に出力することを特徴と
する。
【0034】本発明による電子機器は、上記ミリ波受信
装置からの出力を利用する電子機器において、受信選局
を行ったチャンネルに対応して前記ミリ波受信装置を利
用するか否かの情報等を記憶するメモリ手段と、前記ミ
リ波受信装置を接続するアンテナ端子に制御信号を送信
する制御信号送信手段と、を具備し、前記メモリ手段の
情報に応じて前記アンテナ端子に制御信号を送信するこ
とを特徴とする。
【0035】本発明による電子機器は、少なくともテレ
ビジョン放送を受信する機能を含んだ電子機器であっ
て、複数の放送波をアップコンバートしたミリ波を受信
するミリ波受信手段と、前記ミリ波を放送波の周波数帯
にダウンコンバートするダウンコンバート手段と、ダウ
ンコンバートされた出力信号の周波数配列を変更する周
波数逆配列手段と、を具備したことを特徴とする。
【0036】本発明による電子機器は、上記電子機器に
おいて、前記ミリ波送信装置を制御するための制御信号
を送信できる送信手段を、具備したことを特徴とする。
【0037】本発明によるミリ波送信装置は、屋内等で
ミリ波無線伝送を行なうためのミリ波送信装置であっ
て、放送を受信するアンテナと接続するための接続手段
と、前記接続手段を通して前記アンテナへ電源を供給す
る電源供給手段と、前記接続手段を通して複数の放送波
を入力する放送波入力手段と、前記放送波をミリ波にア
ップコンバートする手段と、前記ミリ波を送信する手段
と、を具備したことを特徴とする。
【0038】本発明によるミリ波送信装置は、上記ミリ
波送信装置において、前記ミリ波は60GHz帯である
ことを特徴とする。
【0039】本発明によるミリ波送信装置は、上記ミリ
波送信装置において、前記放送波は、地上放送の無線周
波数帯もしくは衛星放送の中間周波数帯からなることを
特徴とする。
【0040】本発明によるミリ波送信装置は、上記ミリ
波送信装置において、入力された放送波の周波数配列を
変更する周波数配列手段を、具備したことを特徴とす
る。
【0041】本発明によるミリ波送信装置は、上記ミリ
波送信装置において、該装置の内部情報に基づいて映像
信号及び/又は音声信号を作成する映像/音声信号作成
手段と、TV受信機等で受信可能な信号に変調する変調
手段と、前記変調手段からの出力信号と、入力された放
送波を混合、あるいは切り換えを行なう混合/切り換え
手段と、を具備したことを特徴とする。
【0042】本発明によるミリ波送信装置は、上記ミリ
波送信装置において、外部からの映像信号及び/又は音
声信号を入力する信号入力手段と、TV受信機等で受信
可能な信号に変調する変調手段と、前記変調手段からの
出力信号と、入力された信号を混合するための混合手段
と、を具備したことを特徴とする。
【0043】本発明によるミリ波送信装置は、屋内等で
ミリ波無線伝送を行なうためのミリ波送信装置であっ
て、複数の放送波を入力する放送波入力手段と、前記放
送波をミリ波にアップコンバートする手段と、前記ミリ
波を送信する手段と、前記ミリ波受信装置からの各種信
号を受信する受信手段と、ミリ波送信装置を利用する電
子機器の識別情報を記憶する利用機器記憶手段と、前記
複数の放送波を入力する放送波入力手段、前記アップコ
ンバートする手段、前記ミリ波を送信する手段等への電
源供給を遮断する電源制御手段と、を具備したことを特
徴とする。
【0044】本発明によるミリ波受信装置は、上記ミリ
波送信装置において、放送を受信するアンテナと接続す
るための接続手段と、前記接続手段を通して前記アンテ
ナへ電源を供給する電源供給手段と、を具備したことを
特徴とする。
【0045】本発明によるミリ波送信装置は、上記ミリ
波送信装置において、前記複数の放送波を入力する放送
波入力手段、前記アップコンバートする手段、前記ミリ
波を送信する手段等への電源供給を遮断する電源制御手
段を、具備したことを特徴とする。
【0046】本発明によるミリ波送信装置は、上記ミリ
波送信装置において、前記複数の放送波を入力する放送
波入力手段、前記アップコンバートする手段、前記ミリ
波を送信する手段等への電源供給を遮断する電源制御手
段と、ミリ波送信装置を利用する電子機器の識別情報を
記憶する利用機器記憶手段と、ことを特徴とする。
【0047】本発明によるミリ波送信装置は、屋内等で
ミリ波無線伝送を行なうためのミリ波送信装置であっ
て、放送を受信するアンテナと接続するための接続手段
と、前記接続手段を通して前記アンテナへ電源を供給す
る電源供給手段と、前記接続手段を通して複数の放送波
を入力する放送波入力手段と、前記放送波をミリ波にア
ップコンバートする手段と、前記ミリ波を送信する手段
と、放送を受信する機能をもった電子機器からの遠隔操
作信号を受信するための受信手段と、を具備したことを
特徴とする。
【0048】本発明による中継器、放送を受信するアン
テナに接続され端末側に中継する中継器であって、前記
アンテナからの放送波を入力する放送波入力手段と、入
力された放送波の周波数配列を変更する周波数配列手段
と、前記アンテナへ電源を供給する電源供給手段と、前
記端末と接続するための接続手段と、前記接続手段を通
して電源供給を受けることができる受電手段と、を具備
したことを特徴とする。
【0049】本発明による中継器において、前記接続手
段を通して前記端末からの制御信号を受けることができ
る制御信号受信手段と、を具備したことを特徴とする。
【0050】本発明によるミリ波送信装置は、屋内等で
ミリ波無線伝送を行なうためのミリ波送信装置であっ
て、前記中継器と接続するための接続手段と、前記接続
手段を通して電源を供給する電源供給手段と、前記放送
波をミリ波にアップコンバートする手段と、前記ミリ波
を送信する手段と、を具備したことを特徴とする。
【0051】本発明によるミリ波送信装置は、ミリ波送
信装置において、前記接続手段を通して制御信号を送信
できる制御信号送信手段を、具備したことを特徴とす
る。
【0052】
【発明の実施の形態】屋内の無線伝送として60GHz
帯のミリ波を用いた。60GHz帯のミリ波は、現在の
衛星、地上TV放送波に比較して、著しく周波数が高
く、送受信機の無線帯域幅が広くとれるため、地上放
送、衛星放送をまとめて一度に無線伝送することが可能
である。加えて、この周波数帯では、酸素・水分による
吸収が大きいため、隣接した家との間での遮蔽が容易で
ある。さらにこの周波数では、1/2波長が、空気中で
2.5mmで、ICのチップサイズの大きさと同程度で
あり、アンテナを含めてICと一体化できる。このた
め、機器が小さくなるという特徴が有り、軽量で小型の
無線モジュールが電子機器に組み込めることから、家庭
内での屋内無線伝送には適した周波数帯である。
【0053】本発明によるミリ波送信装置、ミリ波受信
装置、中継器及び電子機器の実施形態の一例を図1乃至
図16に基づいて以下に説明する。
【0054】図1は、本発明によるミリ波送信装置、ミ
リ波受信装置及び電子機器の実施形態例における構成の
一例を示しており、ミリ波送信装置10は、VHF・U
HF用アンテナ11、BS用アンテナ12、CS用アン
テナ13、接続手段14、接続手段15、放送波入力手
段16、周波数配列手段17、アップコンバート手段1
8、送信手段19、電源供給手段20、電源供給手段2
1、受信手段22、電源制御手段23、利用機器記憶手
段24、ミリ波送信アンテナ25から、ミリ波受信装置
26は、ミリ波受信アンテナ27、増幅手段28、ダウ
ンコンバート手段29、周波数逆配列手段30、混合/
切り換え手段31、電源制御手段32、受電手段33、
制御信号受信手段34、送信手段35、アンテナ端子3
6、アンテナ端子37、接続手段38から、電子機器3
9は、アンテナ端子40、放送信号受信部41、制御信
号送信手段42、電源供給手段43、メモリ手段44か
ら構成されている。
【0055】電子機器39が例えばTV受信機である場
合は、図1には記載していないが、上記の構成内容以外
に表示手段等を含んでいる。
【0056】特許請求の範囲におけるミリ波受信手段は
図1においては、ミリ波受信アンテナ27と増幅手段2
8から構成されており、増幅手段28には適切なフィル
タ等を合わせて使用してもよい。
【0057】最初に、ミリ波送信装置10及びミリ波受
信装置26での基本的なミリ波伝送の部分について説明
する。
【0058】地上放送や衛星放送からの電波は、VHF
・UHF用アンテナ11、BS用アンテナ12やCS用
アンテナ13によって接続手段14及び接続手段15に
入力される。接続手段14及び接続手段15はここでは
2つとして示しているがこれに限られるものではなく、
接続の状況に合せて設ければよい。また、ここではアン
テナを接続するとしたが、CATV等の共同受信システ
ムからの一括した放送波の供給端子に接続するものでも
よい。接続手段14及び接続手段15から入力された放
送波は放送波入力手段16に供給される。放送波入力手
段16は通常、周波数帯域や変調方式等に応じて適切に
ゲイン設定された増幅器で構成されており、増幅された
放送波は周波数配列手段17に供給される。
【0059】図8に周波数配列手段17の構成を、図9
に本実施形態における周波数の配列の様子を示す。周波
数配列手段17に入力された入力信号におけるCS及び
BSの中間周波数は、共同受信の場合、接続手段15と
CS用アンテナ13との間に設けられたブロックコンバ
ータ(図示せず)により、中間周波数1035MHz〜
1895MHzの周波数軸上に配列されている。このよ
うな入力信号を図8(a)に示す周波数配列手段17に
より、地上波放送のみを、周波数ミキサ87と局部発振
器86により周波数変換し、周波数軸上に配列させる。
このとき出力される信号の周波数配列では図9(b)に
示すように地上波放送を周波数変換している。これは、
地上波放送の周波数が低いので、60GHz帯へアップ
コンバートされた信号は、局部発振波の近傍にくるが、
本来、この局部発振波は、アンテナから放射されること
なく除去されなければならない不要波であるため、地上
波放送は、そのままアップコンバートすると局部発振波
とともに、除去されてしまう。そのため、地上放送波
は、一旦、中間周波数段階で、他の周波数帯(例えば、
2GHz帯)へ周波数配列手段17で周波数変換され
る。
【0060】このように周波数軸上に配列された放送波
は、ミリ波送信装置10の中のアップコンバート手段1
8で60GHz帯にアップコンバートされ、図9(c)
に示すような無線周波数となり、送信手段19で電力増
幅等を行って、ミリ波送信装置10のミリ波送信アンテ
ナ25からミリ波無線信号として出力される。
【0061】一方、ミリ波受信装置26のミリ波受信ア
ンテナ27でミリ波無線信号を受信し、増幅手段28で
増幅されダウンコンバート手段29でダウンコンバート
された放送波は、周波数逆配列手段30へ入力される。
周波数逆配列手段30は、図8(b)に示すように、周
波数配列手段17とは、逆の過程であり、周波数ミキサ
87と局部発振器86により、周波数軸上に並んだ中間
周波数から本来の地上波周波数へ周波数変換する機能を
有している。この周波数逆配列手段30の出力の周波数
関係を図9(d)に示している。このようにして得られ
た放送波を電子機器39に入力し、電子機器39がTV
受信機の場合はTV受信が可能となる。
【0062】以上がミリ波送信装置10、ミリ波受信装
置26を通してTV受信機等の電子機器39へ放送波を
まとめてミリ波伝送するための基本的な構成である。
【0063】次に、図1においてTV受信機等の電子機
器39からミリ波受信装置26、ミリ波送信装置10を
制御するための構成を説明し、図2及び図3においてミ
リ波受信装置26の構造上の特徴を説明する。
【0064】TV受信機等の電子機器39では放送信号
受信部41によってアンテナ端子40から供給される放
送波を選択して受信する。ミリ波受信装置26を使用し
ない従来の受信システムの場合は、アンテナ端子40に
直接、VHF・UHF用アンテナ11、BS用アンテナ
12やCS用アンテナ13を接続しているが、ミリ波受
信装置26を使用する場合は、アンテナ端子40を接続
手段38に接続する。
【0065】電子機器39側のアンテナ端子40は地上
波放送用とBS放送用等のものが分れていて別端子にな
っている場合があるが、このときは図13に示すよう
に、周波数逆配列手段30の出力を分配手段90によっ
て必要な数に分配し分配出力端子91、分配出力端子9
2から出力する。このとき、分配出力端子91や分配出
力端子92から電子機器39への接続はケーブルを介し
て行なうようにしておけば、接続手段38を電子機器3
9に差し込んで回転させ、この場合でも後述するように
ミリ波受信アンテナ27の向きを調整することも可能で
ある。
【0066】ミリ波受信装置26には混合/切り換え手
段31、アンテナ端子36、アンテナ端子37が設けら
れており、ミリ波受信装置26を電子機器39に取り付
けた場合でも、アンテナ端子36あるいはアンテナ端子
37に直接VHF・UHF用アンテナ11、BS用アン
テナ12やCS用アンテナ13を接続してここからの放
送波を混合/切り換え手段31を通して使用することも
可能にしている。ミリ波受信装置26を使用するとき
は、通常、アンテナ端子36及びアンテナ端子37の接
続は必要としないが、ミリ波送信装置10からの伝送が
例えばVHF、UHFとBS放送のみとしていて、CS
放送は別系統で同軸ケーブルで配線したい場合や、ミリ
波送信装置10やミリ波受信装置26の動作を止めてお
きたい場合等にミリ波受信装置26を電子機器39に取
り付けたまま、その取り付け状態を変更することなくV
HF・UHF用アンテナ11、BS用アンテナ12、C
S用アンテナ13等を接続できるようになっている。
【0067】電子機器39においてユーザが受信を希望
するチャンネルを放送信号受信部41にて選択すると
き、ユーザは予め、その受信チャンネルがVHF・UH
F用アンテナ11、BS用アンテナ12、CS用アンテ
ナ13等から直接入力されるものか、あるいはミリ波送
信装置10及びミリ波受信装置26を通して入力される
ものかを受信チャンネルと関連付けてメモリ手段44に
記憶させておく。メモリ手段44に記憶された情報に基
づき、選択された受信チャンネルがミリ波送信装置10
及びミリ波受信装置26を使用するチャンネルの場合
は、電源供給手段43によってアンテナ端子40を通し
てミリ波受信装置26の動作に必要な電源を供給する。
電源の供給は放送波と重畳して行われる。あるいは電子
機器39がオン状態となったときに電源供給手段43に
よって電源供給しておき、制御信号送信手段42からの
制御信号を重畳して電源制御手段32の電源制御を必要
に応じて行なってもよい。このときは、接続手段38を
通過した電源と制御信号は受電手段33と制御信号受信
手段34によってそれぞれ放送波と分離して電源制御手
段32に供給される。通常は電子機器39が受信動作を
必要とするときに電源供給手段43から電源供給するの
が消費電力を削減するのに適している。電源制御手段3
2からは増幅手段28、ダウンコンバート手段29、周
波数逆配列手段30への電源供給が制御されているが、
これ以外の電源制御の必要なブロックを含めて制御して
もよい。ここでは接続手段38を通して電子機器39か
ら電源供給できる構成としているが、電子機器39が必
ずしもミリ波受信装置26への電源供給の対応を行なっ
たものばかりではないので、電子機器39とは別にミリ
波受信装置26用の電源アダプタを用いてもよいし、あ
るいはミリ波受信装置26自身の中にAC電源からの電
源を受けれる電源回路を内蔵しておいてもよい。
【0068】また、電子機器39がCS放送を受信可能
なCSチューナやTV受信機の場合、制御信号送信手段
42は電源の制御以外に、CS用アンテナ13へ受信チ
ャンネルによって垂直偏波を使用するか水平偏波を使用
するかを指定する情報を伝送できる。また、BS放送受
信の場合は、BS用アンテナ12への電源を供給するか
どうかの情報を伝送する。垂直偏波か水平偏波か、ある
いはBS受信か等の情報は制御信号送信手段42によっ
て生成され、アンテナ端子40、接続手段38を通して
伝送され、制御信号受信手段34によって分離される。
分離されたこれらの情報は、送信手段35によってミリ
波送信装置10に向かって送信される。通常、送信手段
35から受信手段22への信号伝送は赤外線を用いて送
信するが、赤外線に限らず、無線、有線、音声、電力線
搬送等を利用してもよい。
【0069】特に、UHF帯の電波を用いれば、赤外線
での通信とは異なり、襖、壁等の遮蔽物を透過できるた
め、ミリ波送信装置、ミリ波受信装置は仕切られた部屋
と部屋間でも使うことができる。さらに、PHS等のコ
ードレス電話を組み込むことにより、水平、垂直偏波制
御等のための信号だけでなく、データ伝送も可能とな
り、双方向の通信が可能となるメリットがある。
【0070】また、図11に示すようにミリ波受信装置
26に受信手段22を設けておけば、TV受信機等の電
子機器39に付属しているリモコン送信機からの制御信
号を受信して、電子機器39のオン、オフ状態やBS放
送やCS放送のチャンネル選局に応じて、ミリ波受信装
置26の電源を電源制御手段32によってオン、オフで
きる。また、受信手段22で受信した制御信号を送信手
段35からミリ波送信装置10へ送信することによっ
て、上記と同様にミリ波送信装置10の電源制御手段2
3を制御したり、水平、垂直偏波等の情報に基づいて電
源供給手段20や電源供給手段21を制御できる。
【0071】ミリ波送信装置10に設けられた受信手段
22は、これらの情報を受け取り、受け取った情報が垂
直偏波の場合は電源供給手段20を制御して接続手段1
5を通してCS用アンテナ13へ11Vの直流電源が、
水平偏波の場合は15Vの直流電源が供給される。ま
た、受け取った情報がBS放送の場合は、電源供給手段
21を制御して接続手段14を通してBS用アンテナ1
2へ15Vの直流電源が供給される。CS放送の共同受
信を行っている場合は、図7に示すようなブロックコン
バータ80を接続手段15とCS用アンテナ13の間に
設置する必要がある。
【0072】また、電子機器39がオフとなっていて受
信を必要としないときに、上述のようにミリ波受信装置
26の中の増幅手段28、ダウンコンバート手段29、
周波数逆配列手段30等、動作不要な回路ブロックへの
電源供給を遮断すると共に、ミリ波送信装置10側の放
送波入力手段16、周波数配列手段17、アップコンバ
ート手段18、送信手段19等の動作不要な回路ブロッ
クへの電源供給を制御する必要がある。このときは、1
台のミリ波送信装置10からの送信出力を複数のミリ波
受信装置26と電子機器39の組み合わせで受信してい
る場合、例えば電子機器39が大型の据え置きTV受信
機と移動可能な液晶TV受信機であって、それぞれにミ
リ波受信装置26が取り付けられている場合などが想定
される。従ってこの場合は、大型の据え置きTV受信機
である電子機器39及び移動可能な液晶TV受信機であ
る電子機器39のそれぞれが制御信号送信手段42によ
って機器の識別情報とその機器が現在受信を必要として
いることを示す情報、例えばオンであることを示す情報
をそれぞれに接続されているミリ波受信装置26へ伝送
する。伝送された情報は制御信号受信手段34によって
分離され、送信手段35によって1台のミリ波送信装置
10へ向かって送信される。ミリ波送信装置10では、
この情報を受信手段22によって受信し、利用機器記憶
手段24に伝送する。利用機器記憶手段24はユーザに
よって予めこのミリ波送信装置10の放送波を使用する
機器を記憶させており、これらの記憶された機器群から
の、機器の識別情報とその機器が現在受信を必要として
いることを示す情報を受信手段22から得て、利用機器
記憶手段24に記憶された機器群の全てがオフ等になっ
ており放送波を必要としない状態になれば、電源制御手
段23によって放送波入力手段16、周波数配列手段1
7、アップコンバート手段18、送信手段19等への電
源供給を遮断し、また、電源供給手段20、電源供給手
段21によってCS用アンテナ13、BS用アンテナ1
2等への電源も遮断する。このようにしてミリ波送信装
置10及びミリ波受信装置26が不要なときの消費電力
の削減が実行できる。
【0073】また、1つのミリ波送信装置10からのミ
リ波伝送を、ミリ波受信装置26を各々装着したTV受
信機とVTRで受信していてVTRが裏番組を録画中で
ある場合、電子機器39としてのVTRの制御信号送信
手段42によって、現在VTRが裏番組を録画中である
という情報をアンテナ端子40、接続手段38を経由し
て制御信号受信手段34へ伝える。制御信号受信手段3
4は、この情報をさらに送信手段35によってミリ波送
信装置10のへ送信し、ミリ波送信装置10の受信手段
22がこの情報を受信する。このとき、TV受信機が放
送の受信を必要としないという情報をミリ波送信装置1
0へ送信していても、ミリ波送信装置10の電源制御手
段23は放送波入力手段16、周波数配列手段17、ア
ップコンバート手段18や送信手段19への電源供給を
継続する。あるいは、ミリ波送信装置10、ミリ波受信
装置26での伝送する放送チャンネルを電子機器39側
の要求によって随時、切り換えている場合でも、VTR
が裏番組を録画中であるという情報がミリ波送信装置1
0に届いていれば、伝送する放送チャンネルの切り換え
を禁止して、VTRでの裏番組を録画を正常に行なわせ
る。この機能がないと、VTRでの裏番組録画中に放送
チャンネルが途絶えてしまうことになる。
【0074】また、受信手段22はミリ波受信装置26
の送信手段35からの信号を受信するだけでなく、例え
ば電子機器39に付属するリモコン送信機からのリモコ
ン信号を直接受信できるようにしてもよい。すなわち、
電子機器39に付属するリモコン送信機で、TVオン信
号やチャンネル切り換え信号を送信したとき、本体であ
る電子機器39がそのリモコン信号を受信して動作する
と共に、受信手段22がそのリモコン信号を受信し、そ
の内容に応じて電源供給手段20や電源供給手段21を
制御しCS用アンテナ13やBS用アンテナ12にアン
テナ電源を供給したり、あるいは、利用機器記憶手段2
4を通して、それがミリ波送信装置10を必要とする機
器の場合、電源制御手段23を制御して放送波入力手段
16、周波数配列手段17、アップコンバート手段1
8、送信手段19等へ電源供給させることが可能とな
る。TVやVTRがパワーオフを送信したら同様にミリ
波送信装置10の電源をオフとすることも可能となる。
また、ミリ波送信装置10で伝送する放送チャンネルを
BS放送からCS放送に切り換えたりすることもでき
る。これらは、電子機器39に付属するリモコン送信機
を利用しても、あるいは、ミリ波送信装置10、ミリ波
受信装置26等用に準備されたリモコン送信機を利用し
てもよい。
【0075】さらに、ミリ波伝送帯域に対し伝送したい
チャンネル数が多くなった場合、ミリ波受信装置26を
装着するTV受信機、BS、CSチューナやVTRなど
の電子機器39からの制御信号に、ミリ波送受信の動作
を例えばCSチャンネルの伝送だけに限定させる情報を
のせて、ミリ波受信装置26及びミリ波送信装置10へ
伝送する。これによって電子機器39が必要とするチャ
ンネル帯域によって、ミリ波送信装置10では放送波入
力手段16によって必要な帯域に制限してからアップコ
ンバート手段18でアップコンバートする。こうすれ
ば、伝送したいチャンネル数が多くなり過ぎても、必要
に応じてチャンネル帯域を切り換えることが可能で、伝
送チャンネル数を十分に確保させることが可能となる。
【0076】図2、図3及び図12は、上述のように接
続手段38を通して電源及び制御信号を重畳して伝送で
きるミリ波受信装置26のアンテナ構造と、電子機器3
9、ここではTV受信機45への取り付け方法を示して
いる。60GHz帯のミリ波は、使用帯域が広くとれ、
適度な伝送減衰特性をもっているが、また、適度な伝送
指向性ももっている。伝送指向性が非常に狭いと、周辺
に情報が漏れないが、光のようになると光軸、指向性の
向きを送信アンテナと受信アンテナでずれないように調
整すことが必要になる。伝送指向性が非常に広い場合は
逆に、アンテナの向きは問題ないが、周辺に情報が漏れ
たり、送信出力や受信感度を高くする必要がある。ミリ
波の場合は、これらの中間的な性格をもっており、ミリ
波受信装置26ではある程度そのミリ波受信アンテナ2
7の方向を制御できる方がこのましい。
【0077】そこでミリ波受信装置26は図2、図3及
び図12に示すようにTV受信機45のアンテナ端子4
0に接続手段38を差し込んで使用するときに、アンテ
ナ端子40を回転の軸としてミリ波受信装置26の本体
を回転させることが可能になっている。ミリ波受信装置
26には、ミリ波受信アンテナ27として平行設置アン
テナ46をその回転軸と平行となる方向に取り付けられ
ており、ミリ波受信装置26をアンテナ端子40回りに
回転させたときに平行設置アンテナ46の面の方向が変
えられるようになっている。これによってTV受信機4
5にミリ波受信装置26を取り付けたときに平行設置ア
ンテナ46での受信感度が最も高くなる方向に容易に変
更できる。また、このときにミリ波受信アンテナ27と
してさらに垂直設置アンテナ47を回転軸に垂直に取り
付けておけば、今度は、逆にどの回転位置にミリ波受信
装置26を取り付けても垂直設置アンテナ47での受信
感度は変化しないので、垂直設置アンテナ47の方向の
受信強度が強い場合は有効である。
【0078】また、図3ではアンテナ端子40を中心と
した回転軸に対し斜めの角度に斜め設置アンテナ48を
設置しているので、取り付け時の回転角度で調整できる
成分と変化しない成分をもっているので、ミリ波受信ア
ンテナ27を1つだけ設ける場合は有効な取り付け方法
である。
【0079】さらに、図12では、アンテナ端子40及
び接続手段38での回転の軸に対し垂直の方向に回転軸
をもっており、その周りにミリ波受信アンテナ27が回
転可能に取り付けられている。従って、ミリ波受信アン
テナ27は空間内で自由な方向に向けることができる。
ここで、接続手段38が取り付けられている部分とミリ
波受信アンテナ27が取り付けられている部分の回転軸
に、同軸状のアンテナ端子を用いれば2つの部分を分離
することもできて便利である。
【0080】ここでは、平行設置アンテナ46、垂直設
置アンテナ47、斜め設置アンテナ48はある程度の指
向性を面方向にもった平面アンテナとして説明したが、
指向性をもたないアンテナを利用してもミリ波受信装置
26の取り付け方向を気にする必要がないので有効であ
る。また、アンテナ端子40は同軸状のアンテナ端子と
して説明したが、同軸状でなくても接続手段38部分で
回転あるいは屈曲可能な構造としておいても同様な効果
が期待できる。また、ミリ波受信装置26に取り付けら
れた接続手段38とアンテナ端子36を同軸上に設置し
ておけばミリ波受信装置26をアンテナ端子40に対し
て回転させたときに、アンテナ端子36に接続したアン
テナケーブルの接続位置が変化しないので、アンテナケ
ーブルが引っ張られたり、弛んだりしない。
【0081】図2、図3及び図12では、既存のTV受
信機45のアンテナ端子40にミリ波受信装置26を取
り付ける方法を示しているが、予めTV受信機45のア
ンテナ端子40の取り付け部分を後面で凹ませておいて
(凹部)、そこにミリ波受信装置26を取り付ければ、
TV受信機45の後面が出っ張ることないので、ミリ波
受信装置26を取り付けたままTV受信機45を移動さ
せた場合などでも、壁などにミリ波受信装置26をぶつ
けて接続手段38を破損するようなことを防止できる。
さらに凹部にカバーをかぶせらせるようにしておけば、
ミリ波受信装置26を取り付けていることも意識するこ
となく、破損や埃などのよごれの防止も容易である。特
に、液晶TVなどの薄型TV受信機では、ミリ波受信装
置26を取り付けても出っ張り部分を無くすことができ
るので有効である。もちろん、TV受信機45にミリ波
受信装置を内臓してもよい。
【0082】図4は、図1におけるミリ波受信装置26
の構成に対し、受信強度判定手段49、表示手段50、
映像/音声信号作成手段51、変調手段52、電源手段
53を追加している。TV受信機45のアンテナ端子4
0に接続手段38を介してミリ波受信装置26を取り付
け、その取り付けの回転角度でミリ波受信強度を最大に
するが、このとき、平行設置アンテナ46、垂直設置ア
ンテナ47あるいは斜め設置アンテナ48等で構成され
るミリ波受信アンテナ27からの受信信号は増幅手段2
8に供給され増幅される。この信号はダウンコンバート
手段29へ供給されると共に受信強度判定手段49に供
給される。受信強度判定手段49では受信信号を検波
し、受信強度に応じたDC電圧、あるいはデジタル信号
等に変換し、映像/音声信号作成手段51に供給する。
映像/音声信号作成手段51ではDC電圧、あるいはデ
ジタル信号等に応じて、これらの受信状況を示す映像信
号、例えばバーグラフで受信強度を表示する映像信号
や、受信強度に応じて音声レベルを変える音声信号を作
成する。作成されたこれらの信号は変調手段52で、例
えばVHFの1チャンネルや2チャンネルのRF信号を
作成し、混合手段93で周波数逆配列手段30出力と混
合して接続手段38からTV受信機等の電子機器39へ
出力する。これによってTV受信機等の電子機器39で
は、ミリ波受信装置26の取り付け方向で受信感度を調
整するとき、VHFの1チャンネルあるいは2チャンネ
ルを受信して受信映像を表示したり音声を出力させてお
けば、ミリ波受信装置26を電子機器39に取り付け
て、それらの映像や音声だけで容易にその取り付け方向
の設定が可能となる。
【0083】また、ミリ波送信装置10、ミリ波受信装
置26、電子機器39を設置したとき、場合によっては
電子機器39によって正しく受信できないことも想定さ
れる。特に、ミリ波が正しくミリ波送信装置10から送
信され、かつ、ミリ波受信装置26によって正しく受信
されているかを確認するのは困難な作業である。このと
きには、ミリ波受信装置26を電子機器39から切り離
して、電源手段53からの電源でミリ波受信装置26を
単独で動作させ、例えば屋内の天井付近に設置したミリ
波送信装置10の近くにミリ波受信装置26をもって行
き、受信強度判定手段49の出力レベルに応じてLED
(発光ダイオード)や液晶表示等の表示手段50に受信
強度を表示させる。こうすることによってミリ波送信装
置10の近辺からミリ波の送信出力を容易に確認するこ
とが可能となり、伝送経路を追跡することで電子機器3
9までの経路に問題がないか有るかを容易に検証でき
る。伝送路に問題がないことを確認できれば、ミリ波受
信装置26を電子機器39のアンテナ端子40に接続し
て、今度は電子機器39側での確認を行なえばよいこと
になる。
【0084】図10は、ミリ波送信装置10側に映像/
音声信号作成手段51、変調手段52、混合/切り換え
手段93及び信号入力手段89を新たに設けた構成の一
例を示している。この場合、受信手段22から得られた
BS放送やCS放送の選択等の制御情報や、利用機器記
憶手段24で記憶されている機器との照合結果の情報
や、あるいは周波数配列手段17やアップコンバート手
段18が設定されている情報等に基づいて映像/音声信
号作成手段51は、例えばインフォメーションチャンネ
ルと言えるような情報表示画面や音声信号を作成する。
インフォメーションチャンネルの表示の例を図15に示
す。作成されたこれらの信号は、変調手段52によって
VHFの1チャンネルや2チャンネルの放送波に変調さ
れ、混合/切り換え手段93によって接続手段14や接
続手段15から入力されている本来の放送波に重畳させ
る。重畳された信号は、本来の放送波と同様にミリ波受
信装置26、電子機器39へミリ波伝送される。従って
TV受信機等の電子機器39では、VHFの1チャンネ
ルや2チャンネルを受信すれば、常に、ミリ波送信装置
10やミリ波受信装置26の運用状態を確認することが
できる。
【0085】同様に、信号入力手段89に外部からムー
ビー等の映像信号や音声信号を入力すると、変調手段5
2によってVHFの1チャンネルや2チャンネルの放送
波に変調され、混合/切り換え手段93によって接続手
段14や接続手段15から入力されている本来の放送波
に重畳させる。従ってTV受信機等の電子機器39で
は、VHFの1チャンネルや2チャンネルを受信すれ
ば、家庭内のどこからでもムービー等の映像や音声を受
信して楽しむことができる。
【0086】また、通常、ミリ波送信装置10とミリ波
受信装置26をミリ波送受信システムとして利用する場
合には、アンテナから入力される放送波の放送チャンネ
ルを変更することなく、そのままの放送チャンネルでミ
リ波受信装置から出力するが、通常放送波との混信への
対応や、ミリ波伝送する放送チャンネルを独自のチャン
ネルプランに変更したい場合には、チャンネルプランの
切り替え情報としてミリ波送信装置のインフォメーショ
ンチャンネルにTVプリセット情報を重畳して出力する
ことによって、TV側のチャンネルプリセットを自動で
変更できるようにしてもよい。また、チャンネルプラン
を切換えたこと自体をインフォメーションチャンネルの
画面情報として合わせて出力しておけば、ユーザにとっ
て分かりやすく、使い勝手がよくなる。このようにする
ことによって、ミリ波送信装置10は電子機器39の受
信チャンネルプリセットの状態に関係なく、伝送に必要
なチャンネルプランを送信すればよいことになる。
【0087】図14は、ミリ波受信装置26に内部情報
に基づいたインフォメーション画面や音声を放送信号に
重畳する構成を示している。ここでは制御信号受信手段
34が電子機器39から得た情報や、あるいは、ダウン
コンバート手段29や周波数逆配列手段30の設定情報
を基に、映像/音声信号作成手段51がこれらをTV受
信機に表示したり音声を出すための映像信号を作成す
る。これらの情報は、例えばミリ波送受信装置がCS放
送のチャンネルのみを選択的に伝送している等の情報で
ある。作成された映像信号や音声信号は変調手段52に
よってNTSC等のTV信号に変調される。通常はVH
Fの1チャンネルや2チャンネルのTV信号として混合
/切り換え手段31によって周波数逆配列手段30の出
力と混合され、接続手段38を通して電子機器39へ供
給される。ユーザは電子機器39としてのTV受信機等
でVHFの1チャンネルや2チャンネルを受信すれば、
ミリ波送受信機で伝送されている放送チャンネルが例え
ばCS放送だけであること等をTV画面で確認できる。
【0088】図5(a)は、本発明による中継器の実施
形態例における構成の一例を示しており、中継器54
は、接続手段14、接続手段15、放送波入力手段1
6、周波数配列手段17、電源供給手段20、電源供給
手段21、電源制御手段23、受電手段56、制御信号
受信手段57、中継端子58から構成されている。図5
(b)には、中継器とと合せて用いるミリ波送信装置の
一例を示す。ミリ波送信装置10は、アップコンバート
手段18、送信手段19、電源供給手段20、受信手段
22、電源制御手段23、利用機器記憶手段24、ミリ
波送信アンテナ25、中継端子59、制御信号送信手段
60から構成されている。中継器54は、通常、家屋の
屋根上のVHF・UHF用アンテナ11、BS用アンテ
ナ12、CS用アンテナ13を設置している付近に設置
し、VHF・UHF用アンテナ11、BS用アンテナ1
2、CS用アンテナ13からの同軸ケーブルを一まとめ
にして中継端子58からの同軸ケーブル一本で屋内のミ
リ波送信装置10に接続するものである。
【0089】VHF・UHF用アンテナ11、BS用ア
ンテナ12、CS用アンテナ13等からの受信信号は、
それぞれ接続手段14、接続手段15等を通して放送波
入力手段16へ入力される。入力された放送波は周波数
配列手段17に供給され、上述のようにVHF・UHF
帯の放送波が高い周波数帯に配列される。周波数配列手
段17からの出力は中継端子58、中継端子59を通し
てミリ波送信装置10に供給される。このときの周波数
配列は図9(b)となっているため、そのままミリ波送
信装置10のアップコンバート手段18でアップコンバ
ートすることができ、送信手段19、ミリ波送信アンテ
ナ25を通して屋内に送信できる。
【0090】このとき、ミリ波送信装置10側では受信
手段22から得られたミリ波受信装置26側からの制御
信号に応じて、電源供給手段20から中継端子59へ中
継器54への電源を供給すると共に、制御信号送信手段
60によって必要な制御信号を中継器54へ伝送する。
この場合の制御信号は、中継器自体の電源を制御するた
めの信号とBS用アンテナ12、CS用アンテナ13へ
の選択的な電源供給のための制御信号である。
【0091】中継器54は、中継端子58からこれらの
重畳された信号と電源をそれぞれ制御信号受信手段57
と受電手段56で受け取り、制御信号受信手段57はこ
れらの制御信号に応じて電源供給手段20、電源供給手
段21を制御して、CS用アンテナ13、BS用アンテ
ナ12への電源供給を制御する。また、利用機器記憶手
段24に記憶されている全ての機器が受信を必要として
いないときは、電源制御手段23によって放送波入力手
段16、周波数配列手段17等、必要のないブロックへ
の電源を遮断することができる。
【0092】本実施の形態では、中継器54が家屋の屋
根上のVHF・UHF用アンテナ11、BS用アンテナ
12、CS用アンテナ13からの信号をミリ波にアップ
コンバートして1本の同軸ケーブルにまとめて、屋内の
ミリ波送信装置に接続するものを説明したが、図1に示
すミリ波送信装置10自体を家屋の屋根に設置して、ミ
リ波送信アンテナ25からミリ波を直接、屋内に設置し
たミリ波受信装置に送信するようにしてもよい。このよ
うな設置方法を採用することによって、屋根上から同軸
ケーブルを屋内に配線する必要がなくなる。ミリ波で
は、屋根上から瓦を透過して屋内に送信することは困難
であるが、屋根に設けられた天窓などであれば容易に透
過が可能であり、屋内へのワイヤレス伝送が容易に実現
できる。また、屋根上にミリ波送信装置を設けた場合に
は、太陽電池などの電源を利用すれば同軸ケーブル以外
に電源ケーブルを配線する必要もなく、完全にワイヤレ
スで各種アンテナからの放送波を屋内に伝送することも
可能である。
【0093】図16は、本発明によるミリ波受信部を内
蔵した電子機器の実施形態例における構成の一例を示し
ており、電子機器39は、ミリ波受信アンテナ27、増
幅手段28、ダウンコンバート手段29、周波数逆配列
手段30、混合/切り換え手段31、電源制御手段3
2、送信手段35、アンテナ端子40、放送信号受信部
41から構成されている。通常の地上波放送、BS、C
S放送等のアンテナからの信号はアンテナ端子40から
入力される。これは、ミリ波受信部を内蔵した電子機器
39でも、ミリ波受信部を用いず通常のアンテナに接続
するための配慮である。一方、ミリ波送信装置10から
伝送されるミリ波は、ミリ波受信アンテナ27によって
受信され、増幅手段28によって増幅される。増幅され
た受信信号は、ダウンコンバート手段29によってダウ
ンコンバートされ、周波数逆配列手段30で最終的に本
来の放送周波数に変換される。変換された信号とアンテ
ナ端子40から入力された信号は混合/切り換え手段3
1で混合あるいは切り換え選択され、ユーザの使用状況
に合せていずれかの信号が放送信号受信部41に供給さ
れる。
【0094】また、ユーザがどのチャンネルをミリ波送
受信機を用いて伝送するかの設定等に応じて、電子機器
39がオンになったとき、あるいは、ミリ波送受信機を
使用するチャンネルが選択されたときに、放送信号受信
部41は、電源制御手段32をオンとして増幅手段2
8、ダウンコンバート手段29、周波数逆配列手段30
等、ミリ波受信に必要なブロックに電源を供給する。ま
た、放送信号受信部41はこのときに、送信手段35に
よってミリ波送信装置10へ電源オンの情報やどの放送
チャンネルを伝送するかの情報等を送信し、必要な帯域
の放送波を伝送させる。
【0095】上述の技術では、ミリ波送信装置10はリ
ビング内に設けられたアンテナ端子に接続して、アンテ
ナ端子から得られる放送波をミリ波にアップコンバート
して屋内に放射するものであるが、ミリ波送信装置10
をTV受信機45に取り付ける、或いは内臓することを
行ってもよい。すなわち、壁のアンテナ端子からTV受
信機45までは従来通りの同軸ケーブルなどで接続し、
TV受信機に取り付けている、或いは内臓されているミ
リ波送信装置10から屋内の別のTV受信機に放射する
ものである。この場合、TV受信機45自身はワイヤレ
スでの放送波受信とはならないが、屋内の液晶テレビな
どのTV受信機へのワイヤレス伝送が可能である。すな
わち、通常の家庭では、既存のTV受信機が設置されて
おり、この部分をわざわざ変更しなくてもよい場合が多
く、新たに購入した液晶TVなどのアンテナ接続がワイ
ヤレス化されるだけでも非常に有効である。しかも、T
V受信機45はある程度大型のものが多いのでミリ波送
信装置10をその上部に設ければ、送信に都合のいい高
さを自然にかせげ、ミリ波伝送経路の妨害を軽減するこ
とも可能である。ミリ波伝送経路の妨害を軽減すること
も可能である。ミリ波送信装置10をアダプタとしてT
V受信機45に取り付ける場合は、TV受信機45の通
常のアンテナ入力端子を従来どおりTV受信機の後面下
部に設け、ミリ波送信装置との接続アンテナ出力をTV
受信機45の上部に設けておけば、ミリ波送信装置の取
り付け位置を高くできるので有効である。
【0096】特に、ミリ波送信装置10を取り付けた或
いは内蔵したTV受信機45をメインテレビとし、メイ
ンテレビのスイッチと連動又はメインテレビのリモコン
でミリ波送信装置10をオン、オフさせることも同様に
可能となる。この場合、液晶TVなどのようにサブテレ
ビ側には、制御信号受信手段34を備えたミリ波受信装
置26を設置しておけばよい。
【0097】また、逆に、壁のアンテナ端子にミリ波送
信装置10を設置することも考えられる。通常すぐ近く
のTV受信機45には直接ミリ波で放送波を伝送し、別
の屋内のTV受信機には、ミリ波送信装置10から天井
に向けてミリ波送信し、ミリ波送信装置10から天井に
向けてミリ波を送信し、天井に設置した反射板やあるい
は天井自身を反射板として、反射波によってミリ波伝送
してもよい。ミリ波は、一般家屋に用いられている天井
板材料によって反射させることが可能である。この場
合、TV受信機45のに取り付ける、あるいは内蔵する
ミリ波受信装置26は、TV受信機45の後面下部に設
置しておけば、壁のアンテナ端子に設置したミリ波送信
装置10からのミリ波を効果的に受信することができ
る。
【0098】
【発明の効果】上記にて説明された本発明により以下の
効果がもたらされる。
【0099】本発明に係るミリ波受信装置は、上述した
ような構成としているので、屋内において同軸ケーブル
などの配線を用いずに、TV受信機、BS、CSチュー
ナやVTRなどのアンテナ端子に差し込んで取り付ける
だけで電源供給経路、ダウンコンバート出力も接続さ
れ、ミリ波無線で放送波を無線伝送することができるの
で、TV増設ごとにアンテナ工事をする必要がなく、ま
た、複雑な配線が不要とすることができる。このことに
よって、屋内や駅の構内などであれば小型TVやTVチ
ューナ付きのパソコンやビデオカメラなど自由に、どこ
でも使用することが可能となる。
【0100】本発明に係るミリ波受信装置は、上述した
ような構成としているので、既設のVHF、UHF、B
S、CS等のアンテナから同軸ケーブル等のアンテナ線
を接続してそこから得られる放送波を直接受信すること
も、同時にミリ波送信装置からのアップコンバートした
放送波も受信できるので、ユーザの都合に合せて従来通
りのアンテナ線とミリ波のどちらの経路でも容易に選択
することが可能となる。
【0101】本発明に係るミリ波受信装置は、上述した
ような構成としているので、ミリ波送信装置側で周波数
の低い地上波放送をアップコンバートしたときに局部発
振波との分離が容易になるので、VHF、UHF、B
S、CS等の放送波を同時に処理しても地上波放送の伝
送品質の低下を防止して受信することが可能となる。
【0102】本発明に係るミリ波受信装置は、上述した
ような構成としているので、該装置で設定されている伝
送可能な放送チャンネル等の情報を映像信号や音声信号
としてVHFの1チャンネルや2チャンネルに重畳して
同時に伝送することができるので、TV受信機側ではこ
のチャンネルを受信すればミリ波送受信装置の伝送状態
を容易に知ることが可能となる。特に、ミリ波伝送が正
常に行なわれているかどうかが分からない場合などは、
TV受信機側ではこのチャンネルを受信して伝送っされ
ている帯域が所望のものであるか等がすぐに確認でき
る。
【0103】本発明に係るミリ波受信装置は、上述した
ような構成としているので、TV受信機、BS、CSチ
ューナやVTRなどのアンテナ端子が地上波、BS放送
等で別端子となっていても、該装置に内蔵された分配手
段で個別に容易に接続することが可能となる。
【0104】本発明に係るミリ波受信装置は、上述した
ような構成としているので、TV受信機、BS、CSチ
ューナやVTRなどのアンテナ端子に差し込んで取り付
けたときにミリ波受信装置のアンテナの向きを変えるこ
とができるので、ミリ波送信装置からの電波の指向性が
あっても、あるいはミリ波受信装置のアンテナに指向性
があっても、受信強度の高い方向へ自由にアンテナの向
きを調整することが可能となる。
【0105】本発明に係るミリ波受信装置は、上述した
ような構成としているので、TV受信機、BS、CSチ
ューナやVTRなどのアンテナ端子に差し込んで取り付
けたときにミリ波受信装置のアンテナの向きを空間内で
任意の方向に変えることができるので、ミリ波送信装置
からの電波の指向性があっても、あるいはミリ波受信装
置のアンテナに指向性があっても、受信強度の高い方向
へ自由にアンテナの向きを調整することが可能となる。
【0106】本発明に係るミリ波受信装置は、上述した
ような構成としているので、TV受信機、BS、CSチ
ューナやVTRなどのアンテナ端子に差し込んで取り付
けたときに、TV受信機の特定のチャンネルにミリ波受
信装置での受信強度をバーグラフ等で表示したり、受信
強度に応じた音量や音声周波数で音声を出力させること
ができるので、アンテナの向きを非常に容易に調整する
ことが可能となる。
【0107】本発明に係るミリ波受信装置は、上述した
ような構成としているので、TV受信機、BS、CSチ
ューナやVTRなどのアンテナ端子に差し込んで取り付
けなくても内蔵の電池や電源アダプタ等で動作させ、正
しくミリ波送信装置からミリ波が届いているか、その電
波強度はどれくらいかをLED(発光ダイオード)等で
表示できるので、ミリ波受信機を設置する際の電波伝播
確認を容易に行なうことが可能となる。
【0108】本発明に係るミリ波受信装置は、上述した
ような構成としているので、ミリ波伝送帯域に対し伝送
したいチャンネル数が多くなった場合、ミリ波受信装置
を装着するTV受信機、BS、CSチューナやVTRな
どの電子機器からの制御信号に応じて、ミリ波送受信の
動作を例えばCSチャンネルの伝送だけに限定させてC
S放送側のチャンネル数を確保させたりすることが可能
となる。
【0109】本発明に係るミリ波受信装置は、上述した
ような構成としているので、ミリ波受信装置を装着する
TV受信機、BS、CSチューナやVTRなどの電子機
器がミリ波受信装置を必要としないとき、例えば電源オ
フ状態の時に、電子機器からの制御信号によってミリ波
受信装置の中で電源供給させる必要のない部分への電源
供給を遮断し、特にユーザが意識して電源制御しなくて
も無駄な電力消費を防止することが可能となる。
【0110】本発明に係るミリ波受信装置は、上述した
ような構成としているので、TV受信機、BS、CSチ
ューナやVTRなどのアンテナ端子に差し込んで取り付
けるだけで電源供給経路、ダウンコンバート出力も接続
され、ミリ波無線で放送波を無線伝送することができ、
無指向性アンテナによって取り付け時の方向にかかわら
ず安定した受信が可能となり、屋内や駅の構内などであ
れば小型TVやTVチューナ付きのパソコンやビデオカ
メラなど自由に、どこでも使用することが可能となる。
【0111】本発明に係るミリ波受信装置は、上述した
ような構成としているので、ミリ波受信装置を装着する
TV受信機、BS、CSチューナやVTRなどの電子機
器がミリ波受信装置を必要としないとき、例えば電源オ
フ状態の時に、電子機器からの制御信号によってミリ波
受信装置の中で電源供給させる必要のない部分への電源
供給を遮断したり、同時にミリ波送信装置側の電源供給
させる必要のない部分への電源供給を遮断したりして、
特にユーザが意識して電源制御しなくても無駄な電力消
費を防止することが可能となる。また、ミリ波送信装
置、ミリ波受信装置で伝送するチャンネルをCSチャン
ネルの伝送だけに同時に限定させてCS放送側のチャン
ネル数を確保させたりすることが可能となる。
【0112】本発明に係る電子機器は、上述したような
構成としているので、受信するチャンネルを切り換えた
ときに、ミリ波受信装置を利用するチャンネルになれば
自動的にミリ波受信装置への電源供給を行なうことがで
き、ユーザが意識しなくてもミリ波受信装置での無駄な
電力消費を防止することが可能となる。
【0113】本発明に係る電子機器、及び本発明に係る
ミリ波送信装置は、上述したような構成としているの
で、ミリ波受信装置からの制御信号やTV受信機等のリ
モコン送信機からの信号で、ミリ波伝送する放送チャン
ネルをBS放送からCS放送に切り換えたり、ミリ波送
信装置の電源をオフしたり、あるいは、ミリ波受信装置
からの出力を利用するTV受信機やVTRなどが2台あ
った場合、このTV受信機とVTRの2台共、パワーオ
フ状態であれば、この状態を示す情報を受けたミリ波送
信装置は、不要となった送信機能部分への電源供給を自
動的に遮断できるので、ユーザが意識しなくてもミリ波
送信装置での無駄な電力消費を防止することが可能とな
る。
【0114】本発明に係る電子機器は、上述したような
構成としているので、ミリ波受信装置からの出力を利用
するTV受信機やVTRなどの場合、受信するチャンネ
ルを切り換えたときに、ミリ波受信装置を利用するチャ
ンネルになれば自動的にミリ波送信装置、ミリ波受信装
置で伝送するチャンネルをCSチャンネルの伝送だけに
同時に限定させてCS放送側のチャンネル数を確保させ
たりすることが可能となる。
【0115】本発明に係る電子機器は、上述したような
構成としているので、ミリ波送信装置からの出力を直接
TV受信機やVTRなどで受信が可能となり、また、T
V受信機等の電源オン、オフやチャンネル切り換えを行
なえば、自動的にミリ波送信装置をオンして必要な放送
チャンネルを伝送することが可能となる。
【0116】本発明に係るミリ波送信装置は、上述した
ような構成としているので、BSアンテナやCSアンテ
ナにミリ波送受信システムの使用状況に応じて電源を供
給することが可能になるので、BS対応のTV受信機や
VTR、あるいは、CSチューナからのアンテナ用電源
の中継を廃止することが可能となる。
【0117】本発明に係るミリ波送信装置は、上述した
ような構成としているので、周波数の低い地上波放送を
アップコンバートしたときに局部発振波との分離が容易
になるので、VHF、UHF、BS、CS等の放送波を
同時に処理しても地上波放送の伝送品質の低下を防止す
ることが可能となる。
【0118】本発明に係るミリ波送信装置は、上述した
ような構成としているので、ミリ波送信装置から伝送し
ている放送チャンネルがCS放送であることなど、該装
置の動作状況や設定状況等をVHFの1チャンネルや2
チャンネルに重畳して同時に伝送することができるの
で、TV受信機側ではこのチャンネルを受信すればミリ
波送受信装置の伝送状態を容易に知ることが可能とな
る。また、ムービー等で撮影したビデオ信号等も重畳で
き、これらを家庭内のどこからでも受信して楽しむこと
が可能となる。
【0119】本発明に係るミリ波送信装置は、上述した
ような構成としているので、ミリ波受信装置からの出力
を利用するTV受信機やVTRなどの場合、TV受信機
やVTRがそのリモコンでパワーオンとされると自動的
にミリ波送信装置の電源をオンしたり、そのリモコンで
受信するチャンネルを切り換えたときに、ミリ波受信装
置を利用するチャンネルになれば自動的にミリ波送信装
置、ミリ波受信装置で伝送するチャンネルをCSチャン
ネルの伝送だけに同時に限定させてCS放送側のチャン
ネル数を確保させたりすることが可能となる。
【0120】本発明に係る中継器、及び本発明に係るミ
リ波送信装置は、上述したような構成としているので、
中継器にVHF・UHF用、BS用やCS用のアンテナ
を接続すれば、ミリ波送信装置へは一本の同軸ケーブル
で接続することができ、しかも既に周波数の配列が中継
器側で完了しているのでミリ波送信機側ではそのままア
ップコンバートして伝送させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるミリ波送信装置、ミリ波受信装置
及び電子機器の一実施形態例を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】本発明によるミリ波受信装置をTV受信機に取
り付ける方法を示す図である。
【図3】本発明によるミリ波受信装置をTV受信機に取
り付ける他の方法を示す図である。
【図4】本発明による受信強度を知らせることができる
ミリ波受信装置の一実施形態例を示す機能ブロック図で
ある。
【図5】本発明による中継器とミリ波受信装置の一実施
形態例を示す機能ブロック図である。
【図6】従来の個人住宅におけるTV放送受信システム
を示す図である。
【図7】従来の集合住宅におけるTV放送受信システム
を示す図である。
【図8】本発明によるミリ波送信装置、ミリ波受信装置
に用いる周波数配列手段と周波数逆配列手段の構成を示
す図である。
【図9】本発明によるミリ波送信装置、ミリ波受信装置
を用いた場合の周波数配列を示す図である。
【図10】本発明によるミリ波送信装置の他の一実施形
態例を示す機能ブロック図である。
【図11】本発明によるミリ波受信装置の他の一実施形
態例を示す機能ブロック図である。
【図12】本発明によるミリ波受信装置をTV受信機に
取り付ける他の方法を示す図である。
【図13】本発明によるミリ波受信装置の他の一実施形
態例を示す機能ブロック図である。
【図14】本発明によるミリ波受信装置の他の一実施形
態例を示す機能ブロック図である。
【図15】インフォメーションチャンネルの表示例を示
す図である。
【図16】本発明によるミリ波受信機能をもった電子機
器の一実施形態例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
10 ミリ波送信装置 11 VHF・UHF用アンテナ 12 BS用アンテナ 13 CS用アンテナ 14 接続手段 15 接続手段 16 放送波入力手段 17 周波数配列手段 18 アップコンバート手段 19 送信手段 20 電源供給手段 21 電源供給手段 22 受信手段 23 電源制御手段 24 利用機器記憶手段 25 ミリ波送信アンテナ 26 ミリ波受信装置 27 ミリ波受信アンテナ 28 増幅手段 29 ダウンコンバート手段 30 周波数逆配列手段 31 混合/切り換え手段 32 電源制御手段 33 受電手段 34 制御信号受信手段 35 送信手段 36 アンテナ端子 37 アンテナ端子 38 接続手段 39 電子機器 40 アンテナ端子 41 放送信号受信部 42 制御信号送信手段 43 電源供給手段 44 メモリ手段 45 TV受信機 46 平行設置アンテナ 47 垂直設置アンテナ 48 斜め設置アンテナ 49 受信強度判定手段 50 表示手段 51 映像/音声信号作成手段 52 変調手段 53 電源手段 54 中継器 56 受電手段 57 制御信号受信手段 58 中継端子 59 中継端子 60 制御信号送信手段 71 BSアンテナ 72 CSアンテナ 73 低雑音コンバータ 74 同軸ケーブル 75 同軸ケーブル 76 TV受信機 77 UHFアンテナ 78 VHFアンテナ 79 同軸ケーブル 80 ブロックコンバータ 81 同軸ケーブル 82 分配器 83 増幅器 84 共同受信用BSアンテナ 85 共同受信用CSアンテナ 86 局部発振器 87 周波数ミキサ 88 フィルタ 89 信号入力手段 90 分配手段 91 分配出力端子 92 分配出力端子 93 混合手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04H 1/00 H04H 1/00 U H04N 7/10 H04N 7/10 7/16 7/16 A (72)発明者 小形 靖夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 鈴木 雅巳 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中村 敏夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 関 良則 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋内等でミリ波無線伝送を行なうための
    ミリ波受信装置を備えたミリ波通信装置であって、 複数の放送波をアップコンバートしたミリ波を受信する
    ミリ波受信手段と、 前記ミリ波を放送波の周波数帯にダウンコンバートする
    ダウンコンバート手段と、 放送を受信する機能を備えた電子機器に設けられたアン
    テナ端子と接続するための接続手段と、 前記接続手段を通して前記ミリ波受信装置が電源供給を
    受けることができる受電手段と、を具備したことを特徴
    とするミリ波受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のミリ波受信装置におい
    て、 前記ミリ波は60GHz帯であることを特徴とするミリ
    波受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のミリ波受信装置におい
    て、 前記放送波は、地上放送の無線周波数帯もしくは衛星放
    送の中間周波数帯からなることを特徴とするミリ波受信
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のミリ波受信装置において、外部のアンテナに接続する
    アンテナ入力端子と、 前記アンテナ入力端子からの受信信号と、前記ダウンコ
    ンバート手段からの出力信号を混合、あるいは切り換え
    を行なう混合/切り換え手段と、を具備したことを特徴
    とするミリ波受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    のミリ波受信装置において、 ダウンコンバートされた出力信号の周波数配列を変更す
    る周波数逆配列手段を、具備したことを特徴とするミリ
    波受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    のミリ波受信装置において、 該装置の内部情報に基づいて映像信号及び/又は音声信
    号を作成する映像/音声信号作成手段と、 TV受信機等で受信可能な信号に変調する変調手段と、 前記変調手段からの出力信号と、前記ダウンコンバート
    手段からの出力信号を混合するための混合手段と、を具
    備したことを特徴とするミリ波受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    のミリ波受信装置において、 ダウンコンバートされた出力信号を分配する分配手段
    を、具備したことを特徴とするミリ波受信装置。
  8. 【請求項8】 屋内等でミリ波無線伝送を行なうための
    ミリ波受信装置であって、 複数の放送波をアップコンバートしたミリ波を受信する
    ミリ波受信手段と、 前記ミリ波を放送波の周波数帯にダウンコンバートする
    ダウンコンバート手段と、 放送を受信する機能を備えた電子機器の少なくともアン
    テナ端子と接続するための接続手段と、 前記接続手段を通して前記ミリ波受信装置が電源供給を
    受けることができる受電手段と、を具備し、 前記接続手段は前記アンテナ端子に対して回動及び/又
    は屈曲可能となっており、前記ミリ波を受信するミリ波
    受信手段に含まれるミリ波受信アンテナの向きを可変で
    きることを特徴とするミリ波受信装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のミリ波受信装置におい
    て、前記接続手段は前記アンテナ端子に対して回動可能
    となっており、前記ミリ波を受信するミリ波受信手段に
    含まれるミリ波受信アンテナを、前記回動動作の軸と略
    平行に配置し、該受信アンテナの面を前記回動動作の軸
    を中心として回転させることができることを特徴とする
    ミリ波受信装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のミリ波受信装置におい
    て、前記接続手段は前記アンテナ端子に対して回動可能
    となっており、前記ミリ波を受信するミリ波受信手段に
    含まれるミリ波受信アンテナを、前記回動動作の軸と略
    平行と略垂直に配置し、軸と略平行な受信アンテナの面
    を前記回動動作の軸を中心として回転させることができ
    ることを特徴とするミリ波受信装置。
  11. 【請求項11】 請求項8記載のミリ波受信装置におい
    て、前記接続手段は前記アンテナ端子に対して回動可能
    となっており、前記ミリ波を受信するミリ波受信手段に
    含まれるミリ波受信アンテナを、前記回動動作の軸に対
    し斜め方向に配置し、前記受信アンテナの面を前記回動
    動作の軸を中心として回転させることができることを特
    徴とするミリ波受信装置。
  12. 【請求項12】 請求項8記載のミリ波受信装置におい
    て、前記接続手段は前記アンテナ端子に対して回動可能
    となっており、前記回動動作の軸に対し略垂直方向に回
    転軸を有し、前記ミリ波を受信するミリ波受信手段に含
    まれるミリ波受信アンテナを、前記回転軸を中心として
    回転させることができることを特徴とするミリ波受信装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項8記載のミリ波受信装置におい
    て、 前記ミリ波受信手段の受信強度を判定する受信強度判定
    手段と、 受信状態をTV受信機等に示すための映像信号及び/又
    は音声信号を作成する映像/音声信号作成手段と、 TV受信機等で受信可能な信号に変調する変調手段と、 前記変調手段からの出力信号と、前記ダウンコンバート
    手段からの出力信号を混合するための混合手段と、を具
    備し、前記受信強度判定手段の出力に応じて、前記映像
    信号及び/又は音声信号を変更することを特徴とするミ
    リ波受信装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のミリ波受信装置にお
    いて、 前記受信強度判定手段の出力に応じた表示を行なえる表
    示手段を、具備し、該ミリ波受信装置を前記電子機器の
    アンテナ端子と接続しないときでも、前記受信強度判定
    手段の出力に応じた表示を行なえることを特徴とするミ
    リ波受信装置。
  15. 【請求項15】 屋内等でミリ波無線伝送を行なうため
    のミリ波受信装置であって、 複数の放送波をアップコンバートしたミリ波を受信する
    ミリ波受信手段と、 前記ミリ波を放送波の周波数帯にダウンコンバートする
    ダウンコンバート手段と、 放送を受信する機能を備えた電子機器の少なくともアン
    テナ端子と接続するための接続手段と、 前記接続手段を通して前記ミリ波受信装置が電源供給を
    受けることができる受電手段と、 前記接続手段を通して前記電子機器からの制御信号を受
    けることができる制御信号受信手段と、を具備したこと
    を特徴とするミリ波受信装置。
  16. 【請求項16】 屋内等でミリ波無線伝送を行なうため
    のミリ波受信装置であって、 複数の放送波をアップコンバートしたミリ波を受信する
    ミリ波受信手段と、 前記ミリ波を放送波の周波数帯にダウンコンバートする
    ダウンコンバート手段と、 放送を受信する機能を備えた電子機器の少なくともアン
    テナ端子と接続するための接続手段と、 前記接続手段を通して前記ミリ波受信装置が電源供給を
    受けることができる受電手段と、 各種信号を受信する受信手段と、を具備したことを特徴
    とするミリ波受信装置。
  17. 【請求項17】 請求項15又は請求項16記載のミリ
    波受信装置において、さらに、 前記ミリ波送信装置を制御するための制御信号を送信で
    きる送信手段を、具備したことを特徴とするミリ波受信
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項15又は請求項16記載のミリ
    波受信装置において、さらに、 前記ミリ波を受信するミリ波受信手段、前記ダウンコン
    バートするダウンコンバート手段等への電源供給を遮断
    する電源制御手段を、具備し、前記電子機器から受信停
    止信号を受信したとき、前記電源制御手段によって前記
    ミリ波を受信するミリ波受信手段、前記ダウンコンバー
    トするダウンコンバート手段等への電源供給を遮断する
    ことを特徴とするミリ波受信装置。
  19. 【請求項19】 屋内等でミリ波無線伝送を行なうため
    のミリ波受信装置であって、 複数の放送波をアップコンバートしたミリ波を受信する
    ミリ波受信手段と、 前記ミリ波を放送波の周波数帯にダウンコンバートする
    ダウンコンバート手段と、 放送を受信する機能を備えた電子機器の少なくともアン
    テナ端子と接続するための接続手段と、 前記接続手段を通して前記ミリ波受信装置が電源供給を
    受けることができる受電手段と、 無指向性アンテナを、具備したことを特徴とするミリ波
    受信装置。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のミリ波受信装置にお
    いて、 前記接続手段を通して前記電子機器からの制御信号を受
    けることができる制御信号受信手段を、具備したことを
    特徴とするミリ波受信装置。
  21. 【請求項21】 請求項19記載のミリ波受信装置にお
    いて、 前記接続手段を通して前記電子機器からの制御信号を受
    けることができる制御信号受信手段と、 前記ミリ波送信装置を制御するための制御信号を送信で
    きる送信手段と、を具備したことを特徴とするミリ波受
    信装置。
  22. 【請求項22】 請求項19記載のミリ波受信装置にお
    いて、 前記接続手段を通して前記電子機器からの制御信号を受
    けることができる制御信号受信手段と、 前記ミリ波を受信するミリ波受信手段、前記ダウンコン
    バートするダウンコンバート手段等への電源供給を遮断
    する電源制御手段と、を具備し、前記電子機器から受信
    停止信号を受信したとき、前記電源制御手段によって前
    記ミリ波を受信するミリ波受信手段、前記ダウンコンバ
    ートするダウンコンバート手段等への電源供給を遮断す
    ることを特徴とするミリ波受信装置。
  23. 【請求項23】 屋内等でミリ波無線伝送を行なうため
    のミリ波受信装置であって、 複数の放送波をアップコンバートしたミリ波を受信する
    ミリ波受信手段と、 前記ミリ波を放送波の周波数帯にダウンコンバートする
    ダウンコンバート手段と、 放送を受信する機能を備えた電子機器の少なくともアン
    テナ端子と接続するための接続手段と、 前記接続手段を通して前記ミリ波受信装置が電源供給を
    受けることができる受電手段と、 該ミリ波受信装置からの出力を利用する電子機器からの
    制御信号を受けることができる制御信号受信手段と、 前記ミリ波送信装置を制御するための制御信号を送信で
    きる送信手段と、を具備し、前記電子機器からの各種制
    御信号を受信し、前記送信手段によって該制御信号を前
    記ミリ波送信装置に伝送することを特徴とするミリ波受
    信装置。
  24. 【請求項24】 請求項1乃至請求項23のいずれかに
    記載のミリ波受信装置からの出力を利用する電子機器に
    おいて、 受信選局を行ったチャンネルに対応して前記ミリ波受信
    装置を利用するか否かの情報等を記憶するメモリ手段
    と、 前記ミリ波受信装置を接続するアンテナ端子に前記ミリ
    波受信装置のための電源を供給する電源供給手段と、を
    具備し、該メモリ手段の情報に基づいて、前記ミリ波受
    信装置を利用するチャンネルが選局されたと判断したと
    き、前記アンテナ端子に電源を供給することを特徴とす
    る電子機器。
  25. 【請求項25】 請求項1乃至請求項23のいずれかに
    記載のミリ波受信装置からの出力を利用する電子機器に
    おいて、 前記ミリ波受信装置を接続するアンテナ端子に制御信号
    を送信する制御信号送信手段を、具備し、該電子機器が
    もっている各種情報を前記アンテナ端子に出力すること
    を特徴とする電子機器。
  26. 【請求項26】 請求項1乃至請求項23のいずれかに
    記載のミリ波受信装置からの出力を利用する電子機器に
    おいて、 受信選局を行ったチャンネルに対応して前記ミリ波受信
    装置を利用するか否かの情報等を記憶するメモリ手段
    と、 前記ミリ波受信装置を接続するアンテナ端子に制御信号
    を送信する制御信号送信手段と、を具備し、前記メモリ
    手段の情報に応じて前記アンテナ端子に制御信号を送信
    することを特徴とする電子機器。
  27. 【請求項27】 少なくともテレビジョン放送を受信す
    る機能を含んだ電子機器であって、 複数の放送波をアップコンバートしたミリ波を受信する
    ミリ波受信手段と、 前記ミリ波を放送波の周波数帯にダウンコンバートする
    ダウンコンバート手段と、 ダウンコンバートされた出力信号の周波数配列を変更す
    る周波数逆配列手段と、を具備したことを特徴とする電
    子機器。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の電子機器において、 前記ミリ波送信装置を制御するための制御信号を送信で
    きる送信手段を、具備したことを特徴とする電子機器。
  29. 【請求項29】 屋内等でミリ波無線伝送を行なうため
    のミリ波送信装置であって、 放送を受信するアンテナと接続するための接続手段と、 前記接続手段を通して前記アンテナへ電源を供給する電
    源供給手段と、 前記接続手段を通して複数の放送波を入力する放送波入
    力手段と、 前記放送波をミリ波にアップコンバートする手段と、 前記ミリ波を送信する手段と、を具備したことを特徴と
    するミリ波送信装置。
  30. 【請求項30】 請求項29記載のミリ波送信装置にお
    いて、前記ミリ波は60GHz帯であることを特徴とす
    るミリ波送信装置。
  31. 【請求項31】 請求項29記載のミリ波送信装置にお
    いて、前記放送波は、地上放送の無線周波数帯もしくは
    衛星放送の中間周波数帯からなることを特徴とするミリ
    波送信装置。
  32. 【請求項32】 請求項29記載のミリ波送信装置にお
    いて、 入力された放送波の周波数配列を変更する周波数配列手
    段を、具備したことを特徴とするミリ波送信装置。
  33. 【請求項33】 請求項29記載のミリ波送信装置にお
    いて、 該装置の内部情報に基づいて映像信号及び/又は音声信
    号を作成する映像/音声信号作成手段と、 TV受信機等で受信可能な信号に変調する変調手段と、 前記変調手段からの出力信号と、入力された放送波を混
    合、あるいは切り換えを行なう混合/切り換え手段と、
    を具備したことを特徴とするミリ波送信装置。
  34. 【請求項34】 請求項29記載のミリ波送信装置にお
    いて、 外部からの映像信号及び/又は音声信号を入力する信号
    入力手段と、 TV受信機等で受信可能な信号に変調する変調手段と、 前記変調手段からの出力信号と、入力された信号を混合
    するための混合手段と、を具備したことを特徴とするミ
    リ波送信装置。
  35. 【請求項35】 屋内等でミリ波無線伝送を行なうため
    のミリ波送信装置であって、 複数の放送波を入力する放送波入力手段と、 前記放送波をミリ波にアップコンバートする手段と、 前記ミリ波を送信する手段と、 各種信号を受信する受信手段と、を具備したことを特徴
    とするミリ波送信装置。
  36. 【請求項36】 請求項35記載のミリ波送信装置にお
    いて、 放送を受信するアンテナと接続するための接続手段と、 前記接続手段を通して前記アンテナへ電源を供給する電
    源供給手段と、を具備したことを特徴とするミリ波送信
    装置。
  37. 【請求項37】 請求項35記載のミリ波送信装置にお
    いて、 前記複数の放送波を入力する放送波入力手段、前記アッ
    プコンバートする手段、前記ミリ波を送信する手段等へ
    の電源供給を遮断する電源制御手段を、具備したことを
    特徴とするミリ波送信装置。
  38. 【請求項38】 請求項35記載のミリ波送信装置にお
    いて、 前記複数の放送波を入力する放送波入力手段、前記アッ
    プコンバートする手段、前記ミリ波を送信する手段等へ
    の電源供給を遮断する電源制御手段と、 ミリ波送信装置を利用する電子機器の識別情報を記憶す
    る利用機器記憶手段と、ことを特徴とするミリ波送信装
    置。
  39. 【請求項39】 屋内等でミリ波無線伝送を行なうため
    のミリ波送信装置であって、 放送を受信するアンテナと接続するための接続手段と、 前記接続手段を通して前記アンテナへ電源を供給する電
    源供給手段と、 前記接続手段を通して複数の放送波を入力する放送波入
    力手段と、 前記放送波をミリ波にアップコンバートする手段と、 前記ミリ波を送信する手段と、 放送を受信する機能をもった電子機器からの遠隔操作信
    号を受信するための受信手段と、を具備したことを特徴
    とするミリ波送信装置。
  40. 【請求項40】 放送を受信するアンテナに接続され端
    末側に中継する中継器であって、 前記アンテナからの放送波を入力する放送波入力手段
    と、 入力された放送波の周波数配列を変更する周波数配列手
    段と、 前記アンテナへ電源を供給する電源供給手段と、 前記端末と接続するための接続手段と、 前記接続手段を通して電源供給を受けることができる受
    電手段と、を具備したことを特徴とする中継器
  41. 【請求項41】 請求項40記載の中継器において、 前記接続手段を通して前記端末からの制御信号を受ける
    ことができる制御信号受信手段と、を具備したことを特
    徴とする中継器。
  42. 【請求項42】 屋内等でミリ波無線伝送を行なうため
    のミリ波送信装置であって、 前記中継器と接続するための接続手段と、 前記接続手段を通して電源を供給する電源供給手段と、 前記放送波をミリ波にアップコンバートする手段と、 前記ミリ波を送信する手段と、を具備したことを特徴と
    するミリ波送信装置。
  43. 【請求項43】 請求項42記載のミリ波送信装置にお
    いて、 前記接続手段を通して制御信号を送信できる制御信号送
    信手段を、具備したことを特徴とするミリ波送信装置。
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