JP3919713B2 - ミリ波信号分配中継器、ミリ波送受信システム及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、VHF、UHF等の地上放送やBS、CS等の衛星放送などの複数の放送波を屋内においてミリ波で無線伝送するためのミリ波送信装置、ミリ波受信装置、ミリ波送受信システム及び電子機器に関する。
地上放送(VHF、UHF)、衛星放送(BS、CS)等の複数の放送が実現されている。今までの個人住宅におけるTV放送受信システムを図13に示す。衛星放送の場合、12GHz帯の信号をBSアンテナ1、CSアンテナ2で夫々受信し、夫々のアンテナの直近に低雑音コンバータ3が取り付けられ、1〜2GHz帯の中間周波数帯に変換された後、それぞれ同軸ケーブル4、5で屋外から室内のTV受信機6(BS・CSチューナ又はBS・CSチューナ内蔵のTV)に配線されていた。また、地上放送は、UHFアンテナ7、VHFアンテナ8の無線周波数帯の信号を混合した後(またはそれぞれ独立に)、同軸ケーブル9で各室内のTV受信機6まで有線で配線されていた。
一方、集合住宅等でのTV放送受信システムを図14示す。図14に示すように、衛星放送は、共同受信用BSアンテナ11、共同受信用CSアンテナ12で夫々受信し、1〜2GHz帯の中間周波数帯に変換された後、ブロックコンバータ13で、CS信号を周波数変換した後、地上波放送のVHF・UHF信号と衛星放送BS・CS信号とは混合され、一本の同軸ケーブル14で配線され、分配器15、増幅器16を経由して、各家庭、各室内まで有線で配線されていた(例えば、「総合カタログ」,DXアンテナ株式会社,1997年1月,p.235,p.241([非特許文献1])および特許第2593020号公報([特許文献1])参照。)。
しかしながら、個人住宅においては、複数のTV受信機に伝送する場合には配線が複雑になっていた。一方、集合住宅の場合においては、各家庭まで一本の同軸ケーブル14にすべての放送波が乗せられているものの、予め分配器を設定するため取り付けられるTV受信機の台数には限りがあり、TV受信機の増設の場合には、別途新たな分配器を設置するなどの工事が必要になっていた。
「総合カタログ」,DXアンテナ株式会社,1997年1月,p.235,p.241 特許第2593020号公報
本発明の目的は、複雑な配線を無くし、衛星放送(BS、CS)、及び地上波放送(VHF、UHF)を屋内でミリ波無線伝送するためのミリ波送受信システムを実現するためのミリ波信号分配中継器を提供することにある。
本発明のミリ波信号分配中継器は、
ミリ波信号を受信する受信アンテナと、
前記受信アンテナで受信したミリ波信号を増幅する増幅器と、
前記増幅器で増幅された信号を分配する分配器と、
前記分配器で分配された信号を送信すると共に、前記受信アンテナの受信方向と反対方向およびその受信方向と直交する方向を含む方向に送信する複数の送信アンテナとを備え、
照明器具に取り付け可能であり、該増幅器の電源が前記照明器具または天井から供給されることを特徴としている。
本発明のミリ波送受信システムは、前記ミリ波信号分配中継器と、複数の放送波をミリ波にアップコンバートして送信するミリ波送信装置と、前記ミリ波を受信して放送波の周波数帯にダウンコンバートするミリ波受信装置とを備えたことを特徴としている。
本発明の電子機器は、前記ミリ波信号分配中継器と、複数の放送波をミリ波にアップコンバートして送信するミリ波送信装置と、前記ミリ波を受信して放送波の周波数帯にダウンコンバートするミリ波受信装置とのうち少なくともいずれか1つを備えたことを特徴としている。
ミリ波送信装置は、屋内でミリ波無線伝送を行い、複数の放送波を入力する手段と、前記放送波をミリ波にアップコンバートする手段と、前記ミリ波を送信する手段と、から構成される。本構成により地上放送、衛星放送などの放送波を配線を引くことなく、各部屋に送信することができる。
屋内の無線伝送として60GHz帯(通常59GHz〜64GHz)のミリ波を用いた。60GHz帯のミリ波は、現在の衛星、地上TV放送波に比較して、著しく周波数が高く、使用できる帯域幅が広いため、地上放送、衛星放送をまとめて一度に無線伝送すること可能である。加えて、酸素・水分による吸収が大きいため、隣接した家との間での遮蔽が容易という特徴が有り、各家庭の屋内での無線伝送には適している。
前記ミリ波送信装置は、前記ミリ波にアップコンバートする手段の前に、前記放送波の出力レベルを一定にするための増幅器を有する。
前記ミリ波送信装置は、前記ミリ波にアップコンバートする手段の前に、周波数高域側の前記放送波の出力レベルを周波数低域側よりも大きくするための増幅器を有する。
前記ミリ波送信装置は、前記ミリ波にアップコンバートする手段の前に、前記放送波のうち他の放送波と比較してC/Nを必要とする放送波の出力レベルを選択的に高めるための増幅器を有する。
また、前記ミリ波送信装置には、TV受信機の偏波制御信号を変換した赤外線信号を受信し、偏波制御信号に再生する手段を備える。
また、前記ミリ波送信装置には、TV受信機の偏波制御信号を変換したUHF無線信号を受信・復調し、偏波制御信号に再生する手段を有する。
また、前記ミリ波送信装置には、UHF帯無線部の局部発振部を用いて、前記アップコンバートする手段に用いる局部発振部の同期をとる手段を備える。
ミリ波受信装置は、ミリ波受信装置屋内でミリ波無線伝送を行うためのものであって、複数の放送波をアップコンバートしたミリ波を受信する手段と、前記ミリ波を放送波の周波数帯にダウンコンバートする手段と、から構成される。
また、前記ミリ波受信装置には、TV受信機の偏波制御信号を赤外線信号として送信する手段を備える。
また、前記ミリ波受信装置には、TV受信機の偏波制御信号をUHF無線信号に変調・送信する手段を有する。
また、前記ミリ波受信装置には、UHF帯無線部の局部発振部を用いて、前記ダウンコンバートする手段に用いる局部発振部の同期をとる手段を備える。
さらに、前記ミリ波受信装置と前記ミリ波送信装置を有したミリ波送受信システムを提供する。また、前記ミリ波送受信システムは、受信アンテナと、分配器と、送信アンテナから構成されるミリ波信号分配中継器を備えてもよい。また、受信アンテナと、増幅器と、分配器と、送信アンテナから構成されるミリ波信号分配中継器を備えてもよい。さらに、受信アンテナ、送信アンテナが、それぞれ誘電体基板又は誘電体膜上に平面アンテナで構成され、前記受信アンテナと前記送信アンテナが、相対抗するように遮蔽物にとりつけられたミリ波信号中継器を備えてもよい。
また、前記ミリ波送信装置と、前記ミリ波受信装置と、前記ミリ波信号中継器との少なくともいずれか1つを備えた電子機器を提供する。
本発明によれば、屋内において同軸ケーブルなど配線を用いずに、ミリ波無線で放送波を無線伝送することができるので、TV増設ごとにアンテナ工事をする必要なく、また、複雑な配線が不要とすることができる。このことによって、屋内であれば自由に小型TVやTVチューナー付きのパソコンやビデオカメラなど自由に、どこでも使用できる。
また、それぞれのミリ波受信装置に赤外線信号、UHF信号を送信する手段、あるいはミリ波送信装置に赤外線信号、UHF信号を受信する手段を設けることによって、偏波制御信号を行うことができるので個人住宅などブロックコンバータを用いない場合においてもミリ波無線伝送を可能とする。特にUHF信号を用いた場合には、遮蔽物がある場合にも偏波制御信号の送受信が可能であり、従って、個人住宅においても屋内であればどこでも無線伝送を可能となる。また、偏波制御信号のみでなく、データ伝送を可能とすることができるので、双方向の通信が可能となる。
また、偏波信号制御に用いられるUHF信号を発生させるUHF帯無線部の局部発振器の基準信号と位相同期させることによって、雑音成分が少なく、安定したミリ波送受信システムとすることができる。
さらに、本発明に係るミリ波信号中継器を屋内に備えることによって、1つの送信装置から複数の受信装置に送受信が可能となり、特に、壁や襖などの遮蔽物があっても送受信を可能とすることができる。
本発明の実施の形態を説明する前に、まず本発明をより理解し易くするために参考例を説明する。
(参考例1)
屋内の無線システムとして60GHz帯のミリ波を用いた。60GHz帯のミリ波は、現在の衛星、地上TV放送波に比較して、著しく周波数が高く、送受信機の無線帯域幅が広くとれるため、地上放送、衛星放送をまとめて一度に無線伝送すること可能である。加えて、この周波数帯では、酸素・水分による吸収が大きいため、隣接した家との間での遮蔽が容易である。さらにこの周波数帯では、1/2波長が、空気中で2.5mmで、ICのチップサイズの大きさと同程度であり、アンテナを含めてICと一体化できる。そのため、機器が小さくなるという特徴が有り、軽量で小型の無線モジュールが電子機器に組み込めることから、家庭内での屋内無線伝送には適した周波数帯である。
図1は、集合住宅の場合の本発明の屋内ミリ波無線伝送TV受信システムを説明する図である。従来例を示す図13、図14と同一・同義の部分は、同じ記号を用いた。符号20はミリ波送信装置、21はミリ波受信装置である。一つのミリ波送信装置20から、複数のミリ波受信装置21(本参考例では3台のミリ波受信装置21)で受信する構成について示している。ミリ波送信装置20には、複数のTV放送波を周波数軸上に並べる周波数変換器(以下、周波数配列器22と呼ぶ)、中間周波数帯からミリ波帯の無線信号に変換するアップコンバータ23、アンテナ25から構成される。一方ミリ波受信装置21は、アンテナ25、ミリ波帯無線信号から中間周波数帯へ変換するダウンコンバータ24、周波数軸上に並んだ中間周波数帯から通常のTV放送波へ変換する周波数変器(以下、周波数逆配列器26と呼ぶ)から構成される。
図2に、ミリ波無線伝送TV受信システム中の周波数配列器の構成を示す。図3に、本参考例におけるミリ波無線伝送TV受信システムを用いた場合の周波数配列を示す。図3(a)に示すように、周波数配列器22に入力された入力信号におけるCS及びBSの中間周波数は、すでにブロックコンバータ13により、中間周波数1035MHz〜1895MHzの周波数軸上に配列されている。このような入力信号を図2(a)に示す周波数配列器22により、地上波放送のみを、周波数ミキサ31と局部発振器32により、周波数変換し、周波数軸上に配列させる。この時出力される信号の周波数配列では図3(b)に示すように地上波放送を周波数変換している。これは、地上波放送の周波数が低いので、60GHz帯へアップコンバートされた信号は、局部発振波の近傍にくるが、本来この局部発振波は、アンテナ25からは放射されることなく除去されなければならない不要波であるため、地上波放送は、そのままアップコンバートすると局部発振波とともに、除去されてしまう。そのため、地上放送波は、一旦中間周波数段階で、他の周波数帯(例えば、2GHz帯)へ周波数配列器22で周波数変換される。
このように周波数軸上に配列された放送波は、ミリ波送信装置20中のアップコンバータ23で60GHz帯にアップコンバートされ、図3(c)に示すような無線周波数となり、ミリ波送信装置20のアンテナ25からミリ波無線信号として出力される。
一方、ミリ波受信装置21のアンテナ25でミリ波無線信号を受信し、ダウンコンバートされた放送波は、周波数逆配列器26へ入力される。周波数逆配列器26は、図2(b)に示すように、周波数配列器22とは、逆の過程であり、周波数ミキサ31と局部発振器32により、周波数軸上に並んだ中間周波数から本来の地上波周波数へ周波数変換する機能を有している。この周波数逆配列器26の出力の周波数関係を図3(d)に示している。このようにして得られた放送波をTV受信機6に入力してTV受信を可能とした。
(参考例2)
図4は、個人住宅の場合の屋内ミリ波無線伝送TV受信システムを説明する図である。また、図5に、本参考例におけるミリ波無線伝送TV受信システム中の周波数配列器の構成を示す。図6に、本参考例におけるミリ波無線伝送TV受信システムを用いた場合の周波数配列を示す。図1と同一・同義の部分は同じ記号を用いた。異なる部分についてのみ説明する。一つのミリ波送信装置20から、複数のミリ波受信装置21(本参考例では2台のミリ波受信装置21)で受信する構成について示しており、ミリ波送信装置20、ミリ波受信装置21の基本構成は前記参考例1を示す図1と同様であるが、前記参考例1と比較して、ミリ波送信装置、ミリ波受信装置は、周波数配列器22と周波数逆配列器26の構成と、赤外線送信装置40、赤外線受信装置41を有している点が異なる。
これは、ブロックコンバータ13を用いないような個人住宅用の場合には、周波数配列器22への入力信号は、BS信号、CS信号、地上波信号は独立の3本同軸ケーブルから入力される構成になり、BSの中間周波数成分(1035MHz〜1335MHz)とCSの中間周波数成分(1293MHz〜1548MHz)は、一部重なっており、かつ、CS信号は、垂直偏波成分と水平偏波成分を有し、CSアンテナ2で、CSチューナから出力されるDC制御バイアスで、番組選局に応じて切り替えられる。
図6(a)に示すように、ブロックコンバータを用いていない場合のCS放送波の周波数成分は重なった周波数成分となっている。具体的には、TV受信機6のCSチューナからの選局により、DC制御バイアス11Vまたは15Vを発生し、CSアンテナ2から、受信偏波成分(垂直偏波11V、水平偏波15V)を切り替えることで、所望の偏波成分を取り出し構成になっている。従って、個人住宅用のミリ波送信装置20中の周波数配列器22の構成は、図5(a)に示すようであり、周波数配列器22は、地上波放送の中間周波数とCS放送の中間周波数を、周波数ミキサ42と局部発振器43により周波数変換し、周波数軸上に配列させる。周波数変換した周波数配列を図6(b)に示す。図6(b)に示すように、BS放送の中間周波数と変換後のCS放送の周波数との重なりをなくし、地上波放送の中間周波数を他の周波数帯(例えば2GHz帯)に一旦変換している。
一方、ミリ波受信装置21中の周波数逆配列器26は、この逆の過程であり、周波数ミキサ42と局部発振器43により、周波数軸上に並んだ中間周波数から本来の地上波周波数、CS放送波の中間周波数帯へ周波数変換する機能を有している。このようにして変換した周波数配列を図6(c)に示す。周波数逆配列器26を用いることによって、放送波は元の周波数配列に戻している。
加えて、個人住宅用のCSアンテナ2から入力されるCS放送の垂直・水平偏波成分は、選局によって垂直偏波(11V)/垂直偏波(15V)とを選択した偏波制御信号であるDC制御バイアス44によって切り替える必要がある。従って、TV受信機6のCSチューナからのDC制御バイアス44が赤外線送信装置40に入力され、入力されたDC制御バイアス44を信号処理部45により変調信号を生成し、電気/光変換器46により赤外線信号がワイアレスで赤外線送信装置40から送信される。ミリ波送信装置20中の赤外線受信装置41で、電気/光変換器46により、電気信号を取り出し、信号処理部45で、再び、垂直・水平偏波制御のためのDC制御バイアス44を生成する。このようにして、CS放送の垂直/水平偏波の切り替えを行う。
(参考例3)
図7は、個人住宅の場合の第2の屋内ミリ波無線伝送TV受信システムを説明する図である。前記参考例2を示す図4と同一・同義の部分は同じ記号を用いた。異なる部分についてのみ説明する。一つのミリ波送信装置20から、複数のミリ波受信装置21(本参考例では2台のミリ波受信装置21)で受信する構成について図7には示している。ミリ波送信装置、ミリ波受信装置の基本構成は前記参考例2を示す図4と同様であるが、垂直・水平偏波成分切り替えのための偏波制御信号であるDC制御バイアスを変換した赤外線信号のかわりにUHF帯の電波信号を使用し、ミリ波送信装置20にはUHF帯無線受信装置51、ミリ波受信装置21にはUHF帯無線送信装置50を備えている点である。このUHF帯の電波信号は、現在のISM帯(2.4GHz帯)の周波数帯や、PHS等のコードレス電話の周波数帯として使われており、部品等、小型かつ安価であるため、UHF帯を利用するのが望ましい。またこれは、VHF帯の微弱電波を用いても構わない。
このUHF帯無線送信装置50は、TV受信機6中のCSチューナからのDC制御バイアス44を、信号処理し変調波を生成する信号処理部45、変調波をUHF帯無線信号に変換するUHF帯無線部52から構成される。一方、UHF帯無線受信装置51は、UHF帯無線信号を復調波変換するUHF帯無線部53、及び、復調波からTV受信機6中のCSチューナのDC制御バイアス44を再生成する信号処理部45から構成される。
特に、UHF帯の電波を用いることによって、赤外線での通信とは異なり、襖、壁等の遮蔽物を透過できるため、ミリ波送信装置、ミリ波受信装置は仕切られた部屋と部屋間でも使うことができる。さらに、PHS等のコードレス電話を組み込むことにより、水平・垂直偏波制御のための信号だけでなく、データ伝送も可能となり、双方向の通信が可能となるメリットがある。
(参考例4)
図8は、個人住宅の場合の第3の屋内ミリ波無線伝送TV受信システムを説明する図である。前記参考例3を示す図7と同一・同義の部分は同じ記号を用いた。異なる部分についてのみ説明する。ミリ波送信装置、ミリ波受信装置の基本構成は前記参考例3を示す図7と同様であり、垂直・水平偏波成分を切り替えのための制御信号を、UHF帯のUHF帯無線送信装置50、UHF帯無線受信装置51を使用する点までは同じである。本参考例においては、ミリ波送信装置20及びミリ波受信装置21を安定動作させるために、UHF帯無線部52、53の基準信号を利用して、ミリ波送信装置20及びミリ波受信装置21の局部発振信号の安定化と低雑音化する点にある。
図9に本参考例で用いたミリ波送信装置20及びミリ波受信装置21の構成の一部を示す。図5と同一・同義の部分は同じ記号を用いた。ミリ波送信装置のUHF帯無線部52、53のUHF帯局部発振器61は水晶発振器62で駆動される位相同期発振器回路から構成される。UHF帯局部発振器61からの信号をアップコンバータ23中の高調波増幅器63ヘ導き、高調波増幅器63はUHF帯局部発振器61からの信号の高調波成分を生成し、ミリ波局部発振器64へ注入することによって、ミリ波局部発振器64を同期する構成である。ミリ波受信装置においても同様の構成である。
本参考例の構成例では、ミリ波局部発振器64への注入同期方式を用いたが、UHF帯局部発振器61(またはUHF帯局部発振器61中の水晶発振器62)とミリ波ハーモニックミキサ、位相比較器、周波数分周器、ループフィルタ等を用いて、ミリ波局部発振器64に位相同期をかけても良い。ミリ波局部発振器64から生成されるミリ波信号は、雑音成分が少なく、水晶発振器のレベルと同等の周波数安定性が得ることが可能となる。
(参考例5)
図15は、ミリ波送信装置の別の実施の形態を示す図である。図15(a)は、集合住宅の場合におけるブロックコンバータを利用した時の構成図である。一方、図15(b)は、個人住宅の場合における構成図である。その構成は、IF出力レベル調整用アンプ90、周波数配列器91、周波数補償用IFアンプ92、ミリ波アップコンバータ93からなる。尚、図15ではIF出力レベル側調整用アンプ90の入力部にa、周波数配列器の入力部にb、ミリ波アップコンバータの入力部にcの記号を付す。集合住宅の場合におけるブロックコンバータを使用した時には、一本の同軸ケーブル上に信号があるため、直列に各周波数帯域毎に増幅を行い、出力信号レベルを調整するようにしたものであり、個人住宅の場合では、複数本のケーブル上に各放送波信号が分配されているので、並列に各周波数毎に増幅される構成である。
図16では、各入力部(a,b,c)での信号レベルを示す。図16を用いて本参考例に示すミリ波送信装置の構成の動作について説明する。入力された地上波、BS波、CS波などの放送波はIF出力レベル側調整用アンプに入力される。入力部aでの信号レベルは図16(a)のようであり、放送波の種類ごとに出力レベルが異なっている。IF出力レベル側調整用アンプでは、各種の放送波によって、または、受信地域や使用するアンテナの利得によって異なるため、それぞれの放送波の受信帯域で異なった利得を有する増幅を行い、出力レベルを一定にする。このようにして一定の出力レベルにされた入力部bでの信号レベルを図16(b)に示す。さらに、ミリ波アップコンバータの入力部前段では周波数補償用IFアンプが設けられている。周波数補償用IFアンプは、ミリ波帯にアップコンバートした際、ミリ波帯の高域側ではミリ波帯アップコンバートの利得やミリ波受信機の利得が、低域側に比較して小さいので、予めIF周波数の時点で高域側の信号レベルを強調(高出力)にすることによって、ミリ波無線伝送時の周波数高域側の伝送損失を補償することができ、安定した広帯域のミリ波無線伝送を確保することができる。このようにして周波数広域側の出力レベルを高出力とした入力部cでの信号レベルを図16(c)に示す。
尚、本参考例では、周波数補償用IFアンプを有する構成としたが、周波数補償用IFアンプは必ずしも必要なものではなく、出力レベル側調整用アンプの出力をミリ波アップコンバータに入力しても効果は十分に発揮するものである。
(参考例6)
図17は、ミリ波送信装置の別の参考例を示す図である。図17(a)は、集合住宅の場合におけるブロックコンバータを利用した時の構成図である。一方、図17(b)は、個人住宅の場合における構成図である。
その構成は、IF出力レベル調整用アンプ100、C/N(Carrier-to-Noise ratio)補償用IFアンプ101、周波数配列器102、ミリ波アップコンバータ103とからなる。集合住宅の場合におけるブロックコンバータを使用した時には、一本の同軸ケーブル上に信号があるため、直列に各周波数帯域毎に増幅を行い、出力信号レベルを調整するようにしたものであり、個人住宅の場合では、複数本のケーブル上に各放送波信号が分配されているので、並列に各周波数毎に増幅される構成である。
図18では、各入力部(a,b,c)での信号レベルを示す。図16を用いて本参考例に示すミリ波送信装置の構成の動作について説明する。入力された放送波はIF出力レベル側調整用アンプに入力される。入力部aでの信号レベルは図18(a)のようであり、放送波の種類ごとに信号レベルが異なっている。IF出力レベル側調整用アンプでは、各種の放送波によって、または、受信地域や使用するアンテナの利得によって異なるため、それぞれの放送波の受信帯域で異なった利得を有する増幅を行い、信号レベルを一定にする。このようにして一定の出力レベルにされた信号レベルを図18(b)に示す。
さらに、ミリ波アップコンバータの入力部前段ではC/N補償用IFアンプが設けられている。C/N補償用IFアンプは、各放送波によって変調方式が異なっているため、復調の際、高いC/Nを必要とする種類の放送波に対しては、優先的に強く増幅してミリ波アップコンバータに入力して、ミリ波無線区間での伝送品質を高くすることが可能になる。例えば、CS信号は、BS信号に比較して、衛星から出力が小さく、QPSKデジタル変調のために広い帯域幅と高いC/Nを必要とする。そのため、CS信号をBS信号レベルに比較して線形増幅器で優先的に強く増幅して、ミリ波帯にアップコンバータへ入力することによって、広帯域の安定したミリ波無線伝送が行うことが可能となる。このようにして周波数広域側の出力レベルを高出力とした入力部cでの信号レベルを図18(c)に示す。
(参考例7)
図10は、第1のミリ波信号分配中継器の構成を説明する図である。図10(a)にミリ波信号分配中継器の平面図を示し、図10(b)にミリ波信号分配中継器の断面図を示す。本実施の形態に示すミリ波信号分配中継器は、天井から吊り下げられた装飾物または照明器具70中に取り付けられ、受信アンテナ71、信号線路72、分配器73、及び複数の送信アンテナ74で構成される。送信アンテナ74及び受信アンテナ71は、ホーンアンテナまたは、平面アンテナである。また、信号線路72と分配器73は、導波管や同軸線路またマイクロストリップ線路等のプレーナ線路で構成してもよい。
次に動作について説明する。TV放送波が乗ったミリ波信号を受信アンテナ71で受信し、信号線路72を経て分配器73で分配されて、複数の送信アンテナ74で放射される。複数の送信アンテナ74の向きを数方向に向けることによって、効率よくミリ波信号を部屋から各部屋へ中継分配することができる。本実施の形態では、装飾物または照明器具70にとりつけた例で説明したが、ミリ波受信装置21とともにTV受信機6にまたは冷蔵庫、エアコン等の電子機器の内部や上部・下部に取り付けられてもよい。
また、ミリ波受信装置やミリ波分配中継器のみではなく、参考例に記載した様々なミリ波受信装置やミリ波送信装置の少なくとも一方を電子機器に取り付けても構わない。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(実施の形態)
図11は、第2のミリ波信号分配中継器の構成を説明する図である。図11(a)にミリ波信号分配中継器の平面図を示し、図11(b)にミリ波信号分配中継器の断面図を示す。本実施の形態の分配中継器は、前記参考例7を示す図10と比較して、増幅器75を有する点のみが異なっている。
次に動作について説明する。TV放送波が乗ったミリ波信号が受信アンテナ71で受信し、増幅器75で増幅された後、分配器73で分配されて、複数の送信アンテナ74で放射される。複数の送信アンテナ74の向きを数方向に向けることによって、効率よくミリ波信号を部屋から各部屋へ中継分配することができかつ、一旦減衰した信号を増幅するため、無線区間を広げることが可能となる。ここで、増幅器の電源は天井や照明器具からとることができる。本実施の形態では、装飾物または照明器具70にとりつけた例で説明したが、ミリ波受信装置21とともにTV受信機6にまたは冷蔵庫、エアコン等の電子機器の内部や上部・下部に取り付けられてもよい。
(参考例8)
図12は、ミリ波信号中継器の構成を説明する図である。図12(a)にミリ波信号中継器の平面図を示し、図12(b)にミリ波信号中継器の断面図を示す。実施の形態のミリ波信号中継器は、60GHz帯の2枚の平面アンテナ80(送信アンテナ、受信アンテナ)が、相対抗するように、室内の壁や、ドアなどの遮蔽物81に接触または貼り付けられる。平面アンテナ80は、裏面に接地導体82とスロット結合孔83を有し、誘電体基板又は誘電体膜84上に形成されてなる。図12(b)に示されるパッチ導体85の裏面にはスロット結合孔83が構成され、2枚の平面アンテナ80が相対抗するように配置される。本実施の形態では複数のスロット結合孔83を設けたが、各パッチ導体85をマイクロストリップ線路で構成し、マイクロストリップ線路とスロット線路の変換を行ない、シングルのスロット結合孔同士で結合させても可能である。または、平面アンテナにスロットアンテナを用いても良い。
次に動作について説明する。TV放送波が乗ったミリ波信号が平面アンテナ80で受信し、信号はスロット結合孔83に導かれる。これら複数スロット結合孔83は、スロットアンテナとなり、壁などの遮蔽物81の内部へ放射される。
ミリ波信号は、壁が水分を多く含んでいなければ、透過する(水分含んでいれば、水分に吸収される)。透過したミリ波信号は、平面アンテナ80のスロット結合孔83のスロットアンテナで信号を受け、平面アンテナ80のパッチ導体85側へ導かれ、ここから、再度放射される。
ミリ波帯とくに60GHz帯のアンテナは1/2波長2.5mmであり、パッチ導体85の幅は、夫々略2.5mmとなり、略3cm角の誘電体基板又は誘電体膜84で構成することが可能である。このよう中継器を構成することによって、壁で仕切られた部屋間でも、安定した無線伝送が可能となる。
本発明の参考例1での集合住宅におけるミリ波無線伝送TV受信システムを示す図である。 本発明の参考例1での集合住宅におけるミリ波無線伝送TV受信システム中の周波数配列器の構成を示す図である。 本発明の参考例1での集合住宅におけるミリ波無線伝送TV受信システムを用いた場合の周波数配列を示す図である。 本発明の参考例2での個人住宅におけるミリ波無線伝送TV受信システムを示す図である。 本発明の参考例2での個人住宅におけるミリ波無線伝送TV受信システム中の周波数配列器の構成を示す図である。 本発明の参考例2での個人住宅におけるミリ波無線伝送TV受信システムを用いた場合の周波数配列を示す図である。 本発明の参考例3での個人住宅におけるミリ波無線伝送TV受信システムを示す図である。 本発明の参考例4での個人住宅におけるミリ波無線伝送TV受信システムを示す図である。 本発明の参考例4での個人住宅におけるミリ波無線伝送TV受信システム中の周波数配列器の構成を示す図である。 本発明の参考例7でのミリ波信号分配中継器を示す図である。 本発明の実施の形態でのミリ波信号分配中継器を示す図である。 本発明の参考例8でのミリ波信号中継器を示す図である。 従来の個人住宅におけるTV放送受信システムを示す図である。 従来の集合住宅におけるTV放送受信システムを示す図である。 本発明の参考例5でのミリ波送信装置の構成を示す図である。 本発明の参考例5での各入力部における信号レベルを示す図である。 本発明の参考例6でのミリ波送信装置の構成を示す図である。 本発明の参考例6での各入力部における信号レベルを示す図である。
符号の説明
1 BSアンテナ
2 CSアンテナ
3 低雑音コンバータ
4、5、9、14 同軸ケーブル
6 TV受信機
7 UHFアンテナ
8 VHFアンテナ
11 共同受信用BSアンテナ
12 共同受信用CSアンテナ
13 ブロックコンバータ
15 分配器
16 増幅器
20 ミリ波送信装置
21 ミリ波受信装置
22 周波数配列器
23 アップコンバータ
24 ダウンコンバータ
25 アンテナ
26 周波数逆配列器
31、42 周波数ミキサ
32、43 局部発振器
40 赤外線送信装置
41 赤外線受信装置
44 DC制御バイアス
45 信号処理部
46 電気/光変換器
50 UHF帯無線送信装置
51 UHF帯無線受信装置
52、53 UHF帯無線部
61 局部発振器
62 水晶発振器
63 高調波増幅器
64 ミリ波局部発振器
70 装飾物又は照明器具
71 受信アンテナ
72 信号線路
73 分配器
74 送信アンテナ
80 平面アンテナ
81 遮蔽物
82 接地導体
83 スロット結合孔
84 誘電体基板または誘電体膜
85 パッチ導体
90、100 レベル調整用アンプ
91、102 周波数配列器
92 周波数補償用IFアンプ
93、103 ミリ波アップコンバータ
101 C/N補償用IFアンプ

Claims (4)

  1. ミリ波信号を受信する受信アンテナと、
    前記受信アンテナで受信したミリ波信号を増幅する増幅器と、
    前記増幅器で増幅された信号を分配する分配器と、
    前記分配器で分配された信号を送信すると共に、前記受信アンテナの受信方向と反対方向およびその受信方向と直交する方向を含む方向に送信する複数の送信アンテナとを備え、
    照明器具に取り付け可能であり、該増幅器の電源が前記照明器具または天井から供給されることを特徴とするミリ波信号分配中継器。
  2. 前記ミリ波受信アンテナで受信したミリ波信号を、受信した信号方向に対して90度、180度、270度のそれぞれに分配して送信することを特徴とする請求項1のミリ波信号分配中継器。
  3. 請求項1若しくは2に記載のミリ波信号分配中継器と、
    複数の放送波をミリ波にアップコンバートして送信するミリ波送信装置と、
    前記ミリ波を受信して放送波の周波数帯にダウンコンバートするミリ波受信装置とを備えたことを特徴とするミリ波送受信システム。
  4. 請求項1若しくは2に記載のミリ波信号分配中継器と、
    複数の放送波をミリ波にアップコンバートして送信するミリ波送信装置と、
    前記ミリ波を受信して放送波の周波数帯にダウンコンバートするミリ波受信装置とのうち少なくともいずれか1つを備えたことを特徴とする電子機器。
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