JP3065487B2 - 衛星受信機の制御装置 - Google Patents

衛星受信機の制御装置

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JP3065487B2
JP3065487B2 JP19007394A JP19007394A JP3065487B2 JP 3065487 B2 JP3065487 B2 JP 3065487B2 JP 19007394 A JP19007394 A JP 19007394A JP 19007394 A JP19007394 A JP 19007394A JP 3065487 B2 JP3065487 B2 JP 3065487B2
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真実 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静止衛星、例えば放送
衛星や通信衛星から送信される信号、例えば衛星放送信
号や衛星通信信号を受信する衛星受信機を制御する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星受信機には、次のような構成のもの
がある。衛星放送受信用のアンテナで受信した衛星放送
信号を、衛星放送受信用アンテナに付属しているコンバ
ータによって、1GHz帯の第1中間周波信号に周波数
変換し、衛星放送及び衛星通信受信機に供給する。ま
た、衛星通信受信用アンテナで受信した衛星通信信号
を、衛星通信受信用アンテナに付属しているコンバータ
によって、1GHz帯の第1中間周波信号に周波数変換
し、上記受信機に供給する。この受信機は、入力された
衛星放送第1中間周波信号及び衛星通信第1中間周波信
号を映像信号及び音声信号にそれぞれ復調する。これら
復調された映像信号及び音声信号は、この受信機が家庭
において使用されている場合には、テレビジョン受像機
に供給されるし、ヘッドエンドにおいて使用されている
場合には、テレビ変調器に供給されて、所望のチャンネ
ル周波数の搬送波を変調し、この変調信号が共同聴視施
設の幹線に供給される。
【0003】ところで、衛星放送にも多数のチャンネル
があり、また衛星通信にも多数のチャンネルがある。ま
た、衛星放送の偏波には円偏波が使用されているのに対
し、衛星通信の偏波には垂直または水平偏波が使用され
ている。また、衛星通信には、衛星放送と同一の伝送帯
域幅を持つものと、異なる伝送帯域幅を持つものとがあ
る。そして、受信機は、同時に各衛星放送及び各衛星通
信の全てのチャンネルを受信するのではなく、そのうち
の1つを選択して受信する。
【0004】従って、受信しようとする衛星のチャンネ
ルに応じ、偏波の選択、受信機内のフィルタの帯域幅等
を変更する必要がある。即ち、受信しようとするチャン
ネルに応じた受信モードとする必要がある。従来、この
ような受信モードの変更は、受信機の前面に設けられて
いるボタンを手動操作することによって行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような受
信モードの切換は、一々手動でボタンを操作しなければ
ならず、その作業が面倒であるという問題点があった。
特に、ヘッドエンド等において使用する場合、予め定め
た様々な時刻になるごとに、受信モードを変更したい場
合がある。このような場合、作業員が、予め定めた時刻
になるごとに、一々ボタンを操作しなければならず、非
常に面倒である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、衛星信号受信用アンテナで受信した
静止衛星からの信号をコンバータで周波数変換した第1
の中間周波信号が供給されている衛星受信機内に設けら
れており、上記受信機における受信状態を示すそれぞれ
異なる内容の受信モードを予め記憶している記憶手段
と、上記衛星受信機の外部に設けられ自動的に開閉され
るスイッチと、上記衛星受信機内に設けられており、上
記スイッチに接続され、上記スイッチの開閉状態に対応
する受信モードを上記記憶手段から読みだし、上記受信
機に設定する制御手段とを、具備するものである。
【0007】なお、上記スイッチを1個設け、このスイ
ッチの開閉回数と上記各受信モードとを対応させて、上
記制御手段が、上記スイッチの開閉回数に対応する上記
受信モードを設定するようにすることもできる。
【0008】また、スイッチを複数個設け、これらスイ
ッチのそれぞれ異なる開閉状態と上記各受信モードとを
対応させて、上記制御手段が、上記各スイッチの開閉状
態に対応する受信モードを設定するようにすることもで
きる。
【0009】さらに、上記スイッチを複数個設け、これ
らスイッチのそれぞれ異なる開閉状態の繰り返し回数と
上記各受信モードとを対応させて、上記制御手段が、上
記各スイッチの開閉状態の繰り返し回数に対応する受信
モードを設定するようにすることもできる。
【0010】
【作用】本発明によれば、衛星受信機の外部に設けられ
たスイッチが自動的に開閉されると、これを衛星受信機
内の制御部が検出し、その開閉に応じた受信モードを記
憶手段から読みだすことによって選定し、衛星受信機を
選定状態に設定する。スイッチの開閉の態様としては、
例えば上述したように、1つのスイッチの開閉の回数に
各受信モードが対応するものや、複数のスイッチの開閉
状態に各受信モードが対応するものや、複数のスイッチ
の開閉状態の繰り返し回数に各受信モードが対応するも
のがある。
【0011】
【実施例】図1乃至図3に第1の実施例を示す。この第
1の実施例の衛星受信機は、図1に示すように、衛星信
号受信用アンテナ、例えば衛星放送受信用アンテナ2、
4と衛星通信受信用アンテナ6とを有している。
【0012】これら衛星放送受信用アンテナ2、4に
は、これらが受信した各衛星放送信号を1GHz帯の衛
星放送第1中間周波信号に周波数変換するコンバータ
8、10が、それぞれ設けられている。これら各衛星放
送第1中間周波信号は、衛星受信機12の入力端子1
4、16に供給されている。また、各衛星放送受信用ア
ンテナ2、4には、受信する衛星と正対させるためにそ
の方向を調整するための方向調整機構18、20がそれ
ぞれ設けられ、受信希望の衛星放送に応じて各衛星放送
受信用アンテナ2、4の方向が調整される。
【0013】衛星通信受信用アンテナ6には、これが受
信した各衛星通信信号を衛星通信第1中間周波信号に周
波数変換するコンバータ22が設けられている。衛星通
信信号は、垂直偏波及び水平偏波のいずれかによって送
信されているので、受信希望の衛星通信がいずれの偏波
であるかに応じて切換スイッチ24が切り換えられて、
希望の偏波に基づく衛星通信第1中間周波信号が、衛星
受信機12の入力端子26に供給される。
【0014】各入力端子14、16、26に供給された
各衛星放送第1中間周波信号及び各衛星通信第1中間周
波信号のうち、切換スイッチ28によって選択されたも
のが、受信回路30に供給される。このようにして受信
回路30に供給された信号は、受信回路30において、
ベースバンド映像信号及びベースバンド音声信号に復調
され、出力端子32から出力される。
【0015】この実施例では、各アンテナ2、4、6、
コンバータ8、10、22及び衛星受信機12等からな
る衛星受信装置を、ヘッドエンドに使用しているので、
出力端子32からのベースバンド映像信号及びベースバ
ンド音声信号は、テレビ変調器34に供給され、ここで
所定の周波数の搬送波を変調する。このテレビ変調器3
4の出力信号は、図示しない共同聴視施設の幹線に送出
される。
【0016】受信回路30内で、各衛星放送第1中間周
波信号及び各衛星通信第1中間周波信号を復調する場
合、まずこれら第1中間周波信号をさらに別の予め定め
た周波数の第2中間周波信号にそれぞれ周波数変換した
後に、復調回路に供給して復調する。そのため、復調回
路に第2中間周波信号を入力する際に、不要な信号が入
力されるのを防止するために帯域通過フィルタを使用す
るが、その通過帯域幅は、各衛星放送第1中間周波信号
及び各衛星通信第1中間周波信号の帯域幅に一致する必
要がある。
【0017】上述したように、衛星通信第1中間周波信
号には、その帯域幅が衛星放送第1中間周波信号と同じ
27MHzのものと、これとは異なる30MHzのもの
とがある。従って、衛星放送第1中間周波信号と特定の
衛星通信第1中間周波信号とを復調する場合には、帯域
幅が27MHzの帯域通過フィルタを使用し、他の衛星
通信第1中間周波信号を復調する場合には、帯域幅が3
0MHzの帯域通過フィルタを使用するように、フィル
タを切り換えねばならない。
【0018】このように受信希望の衛星放送または衛星
通信に応じて、方向調整機構18、20による方向の調
整、切換スイッチ24による偏波の切換、切換スイッチ
28による入力の切換、受信回路30内の帯域通過フィ
ルタの切換等が必要である。このような或るチャンネル
を受信するために必要な上記の機器の設定状態を受信モ
ードという。
【0019】このような受信モードの切換を、衛星受信
機12内に設けた例えばマイクロコンピュータからなる
制御部36によって行う。そのため、衛星受信機12内
に設けたRAM等のメモリ37からなる記憶手段には、
各チャンネルを受信する際に必要な受信モードの様々な
パラメータ(上記の機器の状態)が、図2に示すように
L個記憶されている。即ち、プリセットされている。そ
して、各受信モードには、それぞれプリセット状態番号
が割り当てられている。
【0020】さらに、衛星受信機12の外部に外部制御
機38が設けられている。この外部制御機38は、その
内部に1つの開閉スイッチ40を有し、これは専用のケ
ーブルではない汎用の単線等を介して衛星受信機12内
の制御部36に接続されている。即ち、外部制御機38
の出力端子42、42に開閉スイッチ40が接続され、
出力端子42、42は、汎用の単線等を介して衛星受信
機12に設けた制御入力端子44a、44bに接続さ
れ、これら制御入力端子44a、44bは、制御部36
に接続されている。
【0021】この開閉スイッチ40は、外部制御機38
内に設けたコンピュータまたはタイマ等からなる制御部
46によって自動的に開閉される。そして、この開閉ス
イッチ40の開閉回数に対応するプリセット状態番号を
持つ受信モードを、制御部36がメモリ37から読みだ
し、切換スイッチ28、受信回路30等を受信モードの
状態に設定する。なお、47は、衛星受信機12内に設
けられた電源である。
【0022】このような設定を行うために、制御部36
が行う処理を図3に示すフローチャートに基づいて説明
する。衛星受信機12の電源をオンとすると、先ず、メ
モリ37に各受信モードのパラメータがプリセットされ
ているか判断する(ステップS2)。
【0023】プリセットされていると(ステップS2の
判断がイエス)、プリセットされているパラメータの変
更が必要か判断する(ステップS4)。この判断は、例
えば衛星受信機12に設けられている特定のキー(図示
せず)が操作されているか判断することによって行う。
【0024】パラメータの変更が必要な場合(ステップ
S4がイエス)、またはメモリ37に各受信モードのパ
ラメータがプリセットされていない場合(ステップS2
の答えがノー)、ユーザが衛星受信機12に設けられて
いるキー(図示せず)を操作して、メモリ37のプリセ
ット状態番号1乃至Lに各種パラメータを記憶させる
(ステップS6)。
【0025】ステップS6に続いて、またはメモリ37
に受信モードがプリセットされており、かつ受信モード
のパラメータの変更が不要な場合(ステップS2の判断
がイエスで、かつステップS4の判断がノー)、制御部
36に設けた、プリセット状態番号をカウントするため
のカウンタKの値を1とする(ステップS8)。このカ
ウンタKの値(この場合、K=1)に対応する受信モー
ドをメモリ37から読みだし、この受信モードに各機器
の状態を設定する(ステップS9)。
【0026】次に、制御入力端子44a、44bが短絡
されたか、即ちスイッチ40が閉成されたかを判断する
(ステップS10)。短絡されていないと(ステップS
10の判断がノー)、短絡されるまでステップS10を
繰り返し、短絡されると(ステップS10の判断がイエ
ス)、制御入力端子44a、44bが開放されたかを判
断する(ステップS12)。即ち、スイッチ40が開放
されたかを判断する。開放されていないと(ステップS
12の判断がノー)、開放されるまでステップS12を
繰り返し、開放されると(ステップS12の判断がイエ
ス)、カウンタKの値を1だけ進める(ステップS1
4)。即ち、カウンタKは、スイッチ40が開放状態か
ら、閉成状態となり、再び開放状態になったとき、値を
1だけ進める。
【0027】そして、カウンタKの値が、プリセット状
態番号の最終値Lより小さいかあるいは等しいかを判断
し(ステップS18)、Lより小さいか、または等しけ
れば(ステップS18がイエス)、ステップS9を実行
することにより、カウンタKの値に対応する受信モード
をメモリ37から読みだし、この受信モードに受信装置
の各機器の状態を設定する。カウンタKの値がLより大
きければ(ステップS18がノー)、これ以上にプリセ
ット状態番号の受信モードを設定していないので、ステ
ップS8に戻り、カウンタKの値を1とする。
【0028】従って、スイッチ40が短絡、開放される
たびに、受信モードが順に変更され、最終のプリセット
状態番号Lの受信モードが設定された状態で、スイッチ
40が短絡、開放されると、プリセット状態番号1の受
信モードが設定される。
【0029】スイッチ40の短絡、開放は、外部制御機
38の制御部46によって行われるが、例えば制御部4
6がタイマである場合には、設定時刻になると、スイッ
チ40を所定回数開閉することによって、所定の受信モ
ードとすることができる。
【0030】第2の実施例を図4乃至図6に示す。この
実施例では、図4に示すように、外部制御機38a内に
スイッチ401 、402 ・・・・40n が複数個、例えばn
個設けられている。これらスイッチ401 、402 ・・・・
40n は、共通端子48とn個の出力端子501 、50
2 ・・・・50n との間に設けられている。これらスイッチ
401 、402 ・・・・40n は、第1の実施例と同様に制
御部46aによって自動的に開閉される。
【0031】外部制御機38aの共通端子48は、汎用
の線等によって衛星受信機12の共通端子52に接続さ
れ、外部制御機38aの各出力端子501 、502 ・・・・
50n は、汎用の線等によって衛星受信機12の各制御
入力端子541 、542 ・・・・54n に接続されている。
衛星受信機12の共通端子52及び各制御入力端子54
1 、542 ・・・・54n は、制御部36に接続されてい
る。
【0032】そして、衛星受信機12のメモリ37に
は、第1の実施例と同様に各プリセット状態番号に対応
させて、各受信モードのパラメータが記憶されており、
さらに、図6に示すように各スイッチ401 、402 ・・
・・40n の様々な開閉状態を、それぞれどのプリセット
状態番号に対応させるかを記憶させてもある。
【0033】このような構成において衛星受信機12内
の制御部36が行う制御を、図5に示すフローチャート
を参照して説明する。電源オンの状態から、プリセット
状態番号1の受信モードに設定するまでのステップS2
乃至S8は、第1の実施例と同様に行われる。そして、
ステップS8でKの値を1とした後、ステップS28で
カウンタKの値(この場合、K=1)に対応する受信モ
ードをメモリから読みだし、プリセット状態番号K(こ
の場合、K=1)に受信機の動作を制御する(ステップ
S28)。
【0034】そして、制御入力端子541 、542 ・・・・
54n のいずれかが共通端子48に接続されたかを判断
する(ステップS20)。即ち、各スイッチ401 、4
2・・・・40n のうちいずれかが閉成されているか否か
を判断する。いずれも閉成されていないと(ステップS
20の判断がノー)、いずれかのスイッチ401 、40
2 ・・・・40n が閉成されるまでステップS20を繰り返
す。
【0035】いずれかのスイッチ401 、402 ・・・・4
n が閉成されると(ステップS20の判断がイエ
ス)、各制御入力端子541 、542 ・・・・54n の状
態、即ちスイッチ401 、402 ・・・・40n のうちどれ
が閉成されているかを記憶する(ステップS22)。次
に、どの制御入力端子541 、542 ・・・・54n も開放
されたか判断する(ステップS24)。即ち、全てのス
イッチ401 、402 ・・・・40n が開放されたかを判断
する。もし、全てのスイッチ401 、402 ・・・・40n
が開放されていないと(ステップS24の判断がノ
ー)、ステップS20に戻る。
【0036】全てのスイッチ401 、402 ・・・・40n
が開放されていると(ステップS24の判断がイエ
ス)、ステップS22で記憶した各制御入力端子5
1 、542・・・・54n の状態に対応したプリセット状
態番号Kを、メモリ37内の対応表(図6参照)を用い
て決定し(ステップS26)、このプリセット状態番号
Kに対応する受信モードに受信装置の各機器の状態を設
定し(ステップS28)、ステップS20に戻る。
【0037】従って、各スイッチ401 、402 ・・・・4
n の開閉状態に応じた受信モードに受信装置を設定す
ることができる。特に、外部制御機38の制御部46に
タイマを用い、設定時刻になるごとに、所望の受信モー
ドに対応するように各スイッチ401 、402 ・・・・40
n を開閉することによって、異なった衛星やチャンネル
のプログラムを時間によって自動的に切り換えて、1つ
の衛星受信機12から送出することができる。
【0038】第3の実施例を図7及び図8に示す。この
実施例は、第2の実施例と同様に、図4に示したように
複数のスイッチ401 、402 ・・・・40n を設けてあ
る。メモリ37への受信モードのプリセットの状態が、
第1及び第2の実施例とは異なっている。
【0039】即ち、この実施例では、図8(a)に示す
ように、各スイッチ401 、402・・・・40n の様々な
開閉状態に応じて、例えばA乃至Zのプリセット状態が
準備されており、さらにこれら各プリセット状態の繰り
返し回数に応じて、様々な受信モードが割り当てられて
いる。例えば、スイッチ401 、402 ・・・・40n のう
ち1つのみが閉成されている状態をプリセット状態Aと
すると、図8(b)に示すように、この1つのスイッチ
のみが閉成されている状態が1度だけ行われるのに対し
て、プリセット状態番号A−1の受信モードが割り当て
られ、上記1つのスイッチのみが閉成されている状態が
2回繰り返されるのに対して、プリセット状態番号A−
2の受信モードが割り当てられ、・・・・上記1つのスイッ
チのみが閉成されている状態がL回繰り返されるのに対
して、プリセット状態番号A−Lの受信モードが割り当
てられる。
【0040】同様に、図8(c)、(d)に示すよう
に、他のプリセット状態に対しても、そのプリセット状
態に対応するスイッチの繰り返し回数に応じて、様々な
受信モードが割り当てられている。そして、このような
各プリセット状態の様々な回数に応じた受信モードの各
種パラメータが、メモリ37に記憶されている。
【0041】このような構成において衛星受信機12内
の制御部36が行う制御を、図7に示すフローチャート
を参照して説明する。電源オンの状態から、メモリ37
の状態をチェックし、それに応じた処理を行うステップ
S2乃至S6までは、第1の実施例と同様に行われる。
【0042】そして、プリセット状態番号A−1に対応
する受信モードに設定する(ステップS30)。次に制
御入力端子541 、542 ・・・・54n が全て開放されて
いるか、即ち各スイッチ401 、402 ・・・・40n が全
て開放されているか判断する(ステップS32)。全て
開放されていると(ステップS32の判断がイエス)、
いずれかのスイッチ401 、402 ・・・・40n が閉成さ
れるまで(ステップS32の判断がノーになるまで)、
ステップS32を繰り返す。
【0043】いずれかのスイッチ401 、402 ・・・・4
n が閉成されると、各制御入力端子541 、542 ・・
・・54n の短絡、開放について検出し、即ち各スイッチ
401 、402 ・・・・40n のうちどれが開放されて、ど
れが閉成されているかを検出し、その検出内容に対応す
るプリセット状態番号の第1の部分Pを決定する(ステ
ップS34)。
【0044】これに続いて、先に検出されたプリセット
状態番号の繰り返し回数をカウントするためのカウンタ
Kの値を1だけ進める(ステップS36)。このカウン
タKの値がプリセット状態番号の第2の部分となる。
【0045】そして、制御入力端子54が全て開放され
ているかを判断し(ステップS38)、開放されていな
いと(ステップS38の判断がノー)、開放されるまで
ステップS38を繰り返す。制御入力端子54が全て開
放されると(ステップS38の判断がイエス)、プリセ
ット状態番号の第1の部分と第2の部分とからなるP−
Kに対応する受信モードの設定を行う(ステップS4
0)。
【0046】次に、カウンタKの値が最終の繰り返し回
数Lより小さいか判断する(ステップS42)。そし
て、カウンタKの値がLよりも小さいと(ステップS4
2の判断がイエス)であると、そのままステップS32
に戻る。また、カウンタKの値がLより大きくなると
(ステップS42の判断がノー)であると、カウンタK
の値を0とし(ステップS44)、ステップS32に戻
る。
【0047】従って、各スイッチ401 、402 ・・・・4
n をある状態に短絡開放させて、この状態を繰り返す
ことによって、順次受信モードが変更される。また、各
スイッチ401 、402 ・・・・40n の状態を別の状態に
短絡開放させて、この状態を繰り返すことによって、受
信モードが順次変更される。
【0048】この実施例においても、スイッチ401
402 ・・・・40n の短絡、開放は、制御部46によって
行われるので、例えば制御部46がタイマである場合に
は、設定時刻になると、スイッチ401 、402 ・・・・4
n を開閉することによって、所定の受信モードとする
ことができる。
【0049】上記の各実施例では、衛星放送受信用のア
ンテナを2基、衛星通信受信用のアンテナを1基使用し
たが、その使用数は、状況に応じて任意に変更すること
ができる。さらに複数の衛星からの偏波が、水平垂直で
ある場合は、1台のアンテナで制御を偏波調整と方向調
整とを行える機構を設けてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、自動的に開閉されるスイッチの開閉状態に対応し
た受信モードに自動的に衛星受信装置装置が設定される
ので、例えば予め設定した時刻に自動的に所望の受信モ
ードとすることができ、作業員が一々操作する必要がな
い。しかも、そのための構成は、自動的に開閉されるス
イッチを衛星受信機内の制御手段に接続するだけでよ
く、構成が非常に簡略である上に、複数の衛星受信機の
プリセットの内容を同一プリセット状態番号で異なら
せ、スイッチを複数の衛星受信機と並列に付けるだけ
で、複数の衛星受信機を制御することもできる。
【0051】また、請求項2記載の発明によれば、使用
するスイッチが1個だけであるので、益々回路構成を簡
略化することができる。
【0052】さらに、請求項3記載の発明によれば、複
数のスイッチを用い、これらスイッチの開閉状態に応じ
て受信モードを切り換えられるように構成しているの
で、多くの受信モードの設定が行える。しかも、請求項
1記載の発明では、受信モードの切換は、1つのスイッ
チの開閉の回数によって行っているので、所望の受信モ
ードが、開閉回数の大きなものの場合、所望の受信モー
ドとなるまでに時間がかかるが、請求項3記載の発明で
は、短時間で所望の受信モードとすることができる。
【0053】また、請求項4記載の発明によれば、複数
のスイッチを様々な開閉状態とし、これら開閉状態の繰
り返し回数によって、受信モードを切り換えるように構
成しているので、請求項3記載の発明より、多くの受信
モードを設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による衛星受信機の制御装置の第1の実
施例のブロック図である。
【図2】同第1の実施例で使用するメモリの記憶内容を
示す図である。
【図3】同第1の実施例のフローチャートである。
【図4】同第2の実施例の主要部のブロック図である。
【図5】同第2の実施例のフローチャートである。
【図6】同第2の実施例で使用するメモリの内容を示す
図である。
【図7】同第3の実施例のフローチャートである。
【図8】同第3の実施例で使用するメモリの内容を示す
図である。
【符号の説明】
2 4 衛星放送受信用アンテナ 6 衛星通信受信用アンテナ 8 10 22 コンバータ 12 衛星受信機 36 制御部 37 メモリ 40 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/08 - 1/18 H04N 7/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星信号受信用アンテナで受信した静止
    衛星からの信号をコンバータで周波数変換した第1の中
    間周波信号が供給されている衛星受信機内に設けられて
    おり、上記受信機における受信状態を示すそれぞれ異な
    る内容の受信モードを予め記憶している記憶手段と、 上記衛星受信機の外部に設けられ自動的に開閉されるス
    イッチと、 上記衛星受信機内に設けられており、上記スイッチに接
    続され、上記スイッチの開閉状態に対応する受信モード
    を上記記憶手段から読みだし、上記受信機に設定する制
    御手段とを、 具備する衛星受信機の制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の衛星受信機の制御装置に
    おいて、上記スイッチが1個設けられ、このスイッチの
    開閉回数と上記各受信モードとを対応させてあり、上記
    制御手段は、上記スイッチの開閉回数に対応する上記受
    信モードを設定することを特徴とする衛星受信機の制御
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の衛星受信機の制御装置に
    おいて、上記スイッチが複数個設けられ、これらスイッ
    チのそれぞれ異なる開閉状態と上記各受信モードとが対
    応させてあり、上記制御手段は、上記スイッチの開閉状
    態に対応する受信モードを設定することを特徴とする衛
    星受信機の制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の衛星受信機の制御装置に
    おいて、上記スイッチが複数個設けられ、これらスイッ
    チのそれぞれ異なる開閉状態の繰り返し回数と上記各受
    信モードとが対応させてあり、上記制御手段は、上記各
    スイッチの開閉状態の繰り返し回数に対応する受信モー
    ドを設定することを特徴とする衛星受信機の制御装置。
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