JPS63198233A - パネルとシヤドウマスクの搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラーブラウン管の製造工程で、一対のパネ
ルとシャドウマスクとを搬送する搬送装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、パネルとシャドウマスクの搬送は、オーバヘッド
型の移載機を使用した例が多く、例えば特開昭５７−５
２４１号公報に示す場合も、ノ々ネル加工装置間をパネ
ルトラバーサまたは）くネル移載機で直接搬送する方法
となっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、パネルとシャドウマスクを直接加工装
置間を移載、搬送する方法であるので、加工工程の中間
にトロリコンベヤによる搬送がある場合には不適である
。

特にパネル加工工程の内、螢光体塗布工程とアルミ蒸着
工程は直結する必要がなく、工場が分れている場合もあ
る。工程間が離れている場合のパネル、シャドウマスク
の搬送には一般的ｔこトロリコンベヤが有効である。

ところで、トロリコンベヤのハンガは、積載量を稼ぐた
めに多段に作られている。このため、パネルとシャドウ
マスクを自動移載するには、従来のオーバヘッド型移載
機、例えばパネルの中央を真空吸着パッドで吸着する方
法では、ハンガの高さ方向で余裕がなく困難である。ま
たトロリコンベヤは定速運転のため、ハンガは常時移動
している。このため、従来のオーバヘッド型移載機では
、ハンガヨリパネル及びシャドウマスクの取出しが困難
である。

本発明の目的は、離れている工程間をトロリコンベヤで
連結し、一対のパネルとシャドウマスクをハンガに積載
して搬送する場合に、ハンガよりパネルとシャドウマス
クとを容易ｌこ自動移載することが可能な搬送装置を提
供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、次のように構成することにより達成される
。パネル及びシャドウマスクを載置してトロリコンベヤ
に吊り下げられるハンガの多段のワーク載置枠の一方側
に切欠部を設け、パネル及びシャドウマスクを下方より
突き上げる構造とする。トロリコンベヤの下方（こトロ
リコンベヤに沿って、−盲側にパネル用及びシャドウマ
スク用の２台のハンガクランプ装置を並設し、他方側１
こ同様にパネル用及びシャドウマスク用の２台のリフタ
移載機を並設する。即ち、パネル及びシャドウマスクを
それぞれ別々にリフタ移載機で取り出すようｆこする。

前記ハンガクランプ装置及び前記リフタ移載機は、それ
ぞれハンガの搬送方向及び該搬送方向と直角な方向に駆
動される走行台を有する。またハンガクランプ装置は、
ハンガを挟持してハンガの振れを防止する開閉可能な一
対の腕を前記走行台上ｌこ有する。またリフタ移載機は
、前記走行台上に旋回可能な回転軸を有し、更にこの回
転軸１こ受け板が上下動可能に取付けられている。

前記リフタ移載機の前記ハンガクランプ装置の反対側に
、パネル及びシャドウマスクをパレットで搬送する２台
のアキュームレートコンベヤヲ並設し、これらコンベヤ
に検査機を設ける。前記バネＪｌｚ用（７）ＩＩソフタ
載機よりパネル用のアキュームノートコンベヤに、同ｍ
ｌこシャドウマスク用のリフタ移載機よりシャドウマス
ク用のアキュームレートコンヘヤｆこ、それぞれパネル
及びシャドウマスクを移載する２台のパネル及びシャド
ウマスク移載機を設置する。

〔作用〕

例えば、ハンガの最下段にパネルが、その上にシャドウ
マスクが載置されている場合には、ハンガからパネルを
パネル用のリフタ移載機で取り出し、その後シャドウマ
スクをシャドウマスク移載機で取り出すことになる。ハ
ンガよりパネルまたはシャドウマスクのワークを取り出
す場合には、ハンガクランプ装置の走行台をハンガと同
速度で走行させ、一対の腕でハンガを挟持してハンガの
振れを防止し、この状態でリフタ移載機の走行台をハン
ガと同速度で走行させ、受け板を上昇させてハンガ内の
ワークを突き上げてハンガの載置枠より浮上させ、その
後回転軸を旋回させてワークをハンガの走行ライン外に
取り出す。このハンガの走行ライン外に取り出されたワ
ークをパネルまたはシャドウマスク移載機でそれぞれ専
用のコンベヤ、即チパネルはパネル用のアキュームＶ−
）コンベヤのパレットに、シャドウマスクはシャドウマ
スク用のアキュームソートコンベヤのパレットに移載さ
れる。パレットｆこ移載されたワークをコンベヤ上の検
査機で到着順に検知し、一対のパネルとシャドウマスク
を同時に検査機の部分より送り出すことにより、一対を
保つことができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図乃至第３図１こより説
明する。トロリコンベヤ１は吊り具１ａを等間隔番こ有
し、この吊り具１ａｆこハンガ２が吊り下げられている
。ハンガ２は多段（実施例は４段）のワーク載置枠２ａ
で構成されており、下側２段のワーク載置枠２ａは、一
方何が切欠かれた切欠部２ｂを有し、更ｔこワークガイ
ド２Ｃを備えている。最下段のワーク載置枠２ａｌこは
パネル３が載置され、下から２番目のワーク載置枠２ａ
ｌこはシャドウマスク４が載置されている。

トロリコンベヤ１の下方で一方側には、パネル用とシャ
ドウマスク用の２台のハンガクランプ装置５Ａ、５Ｂが
設置されている。パネル用のハンガクランプ装置５Ａと
シャドウマスク用のハンガクランプ装置５Ｂとは全く同
じ構造よりなる。ハンガクランプ装置５Ａ、５Ｂは、ハ
ンガ２に対してワーク移載時にハンガ２の振れを防止す
るもので、固定枠６に固定されたエアシリンダ７により
Ｙ方向に往復動するＹ走行台８を有する。Ｙ走行台８Ｉ
こは、Ｙ方向と直角なＸ方向に配設されたガイド棒９Ｉ
こ固定され、またＸ方向Ｆこ配設されたスクリュー軸１
０の両端が回転自在に支承されており、スクリュー軸１
０の一端には図示しないサーボ駆動源が連結されている
。前記ガイド棒９にはＸ走行台１１が摺動自在（こ設け
られ、前記スクリュー軸１０１こはＸ走行台１１ｆこ固
定された雌ねじ１２が螺合している。ここで、スクリュ
ー軸１０を駆動するサーボ駆動源は、Ｘ走行台１１をハ
ンガ２と同期走行させる。Ｘ走行台１１上には腕支持台
１３が固定されており、この腕支持台１３の上面にはエ
アシリンダ１４によって開閉する２個の腕１５が設けら
れている。腕１５の先端内側にはｖ形のパッドが取付け
られている。

前記トロリコンベヤ１の下方でハンガクランプ装置５Ａ
、５Ｂと反対側ｌこは、パネル用とシャドウマスク用の
リフタ移載機１６Ａ、１６Ｂがハンガクランプ装置５Ａ
、５Ｂと同様ｌこ、トロリコンベヤ１＃こ沿って一定距
離離れて設置されている。

このパネル用のリフタ移載機１６Ａとシャドウマスク用
のリフタ移載機１６Ｂとは全く同じ構造よりなる。この
リフタ移載機１６Ａ、１６ＢのＸＹ方向駆動機構は、前
記ハンガクランプ装置５Ａ、５ＢのＸＹ方向駆動機構と
同じ構造であり、固定基台１７と、エアシリンダ１８１
こよりＹ方向に往復駆動されるＸ走行台１９と、スクリ
ュー軸２０によってＸ方向に駆動されるＸ走行台２１と
、Ｘ走行台２１をハンガ２と同期走行させるようにスク
リュー軸２０を駆動する図示しない廿−ボ駆動源とを備
えている。

前記Ｘ走行台２１上には図示しない駆動機構によって旋
回させられる回転軸２２が設けられており、この回転軸
２２ｆこは垂直に配設されたエアシリンダ２３が固定さ
れている。エアシリンダ２３の作動軸には受け板支持台
２４が固定され、この受け板支持台２４に受け板２５が
固定されている。

ここで、リフタ移載機１６Ａと１６Ｂとでは、使用上回
転軸２２の旋回角度が異なる。

前記リフタ移載機１６Ａ、１６Ｂの前記ハンガクランプ
装置５Ａ、５Ｂと反対側には、パネル用とシャドウマス
ク用のアキュームＶ−）コンベヤ２６Ａ、２６Ｂが並設
されており、これらアキュ−ムＶ−トコンベヤ２６Ａ、
２６Ｂ上疹こはそれぞれパＶット２７Ａ、２７Ｂを有す
る。アキュームＶ−）コンベヤ２６Ａ、２６Ｂのそれぞ
れの両端部にはパンツ）２７Ａ、２７Ｂを垂直に循環さ
せるパンツドリフタ２８Ａ、２８Ｂを備えている。

アキュームＶ−）コンベヤ２６Ａ、２６Ｂの中間には、
パネル３、シャドウマスク４のそれぞれの有無、サイズ
及び方向をチェックするパネル検査機２９Ａ及びシャド
ウマスク検査機２９Ｂが設けられている。

前記リフタ移載機１６Ａ、１６Ｂより前記アキュームレ
ートコンベヤ２６Ａ、２６Ｂにパネル３、シャドウマス
ク４を移載するため（こ、リフタ移載機１６Ａとアキュ
ームＶ−）コンベヤ２６Ａ間及びリフタ移載機１６Ｂの
側方とアキュームレートコンベヤ２６Ｂ間には、それぞ
れパネル移載機３０Ａ１シャドウマスク移載機３０Ｂが
配設されている。これら移載機３０Ａと３０Ｂとは同じ
構造よりなる。パネル移載機３０Ａは下方に伸びた真空
吸着パッド３１を有し、シャドウマスク移載機３０Ｂは
下方に指開閉型のハンドを有する。リフタ移載機１６Ａ
よりアキュームレートコンベヤ２６Ａの上方及びリフタ
移載機１６Ｂの側方よりアキュームレートコンベヤ２６
Ｂの上方にそれぞれ伸びたガイド棒３２Ａ、３２Ｂに沿
って図示しない駆動源により往復動させられる。

次に作動について説明する。トロリコンベヤ１の吊り具
１ａには、一対のパネル３とシャドウマスク４を載置し
たハンガ２がワーク載置枠２ａの切欠部２ｂをリフタ移
載機１６Ａ、１６Ｂ（ｌｌｌｌｆこ向けて吊り下げられ
、ハンガ２はトロリコンベヤ１１こより搬送される。ト
ロリコンベヤ１で搬送してきた一対のパネル３とシャド
ウマスク４とは、まスリフタ移載機１６Ａｌこよってパ
ネル３がハンガ２より取り出され、次にリフタ移載機１
６Ｂｆこよってシャドウマスク４がハンガ２より取り出
される。

まず、パネル３の流れについて説明する。リフタ移載機
１６Ａの動作は、ハンガクランプ装置５Ａからの信号に
よりスタートする。ハンガ２の到着信号を受けてスクリ
ュー軸１０が回転させられ、Ｘ走行台１１がハンガ２の
速度に同期して走行する。一定距離走行した後、エアシ
リンダ７が駆動してＹ走行台８をハンガ２側に前進させ
る。前進端に到達した後、腕１５が閉じて先端パッドで
ハンガ２を挟持する。この状態を確認した後、リフタ移
載機１６Ａがスタートする。この状態においては、リフ
タ移載機１６Ａの受け板２５はハンガ２の下方で待機し
ている。

リフタ移載機１６ＡのＸ走行台２１がスクリュー軸２０
の回転ｔこよってハンガクランプ装置５ＡのＸ走行台１
１の速度と同速度に制御されてスタートし、エアシリン
ダ２３が作動してハンガ２の下方で待機していた受け板
２５を上昇させる。これにより、受け板２５はハンガ２
の下段のパネル３をハンガ２の切欠部２ｂを通してすく
い上げる。

すくい上げた後は、エアシリンダ１８が駆動してＸ走行
台１９を後退させ、またスクリュー軸２゜が前記と逆方
向に回転してＸ走行台１１も原点へ戻す。次に回転軸２
２が１８０度回転し、パネル３を載せた受け板２５を旋
回させてパネル移載機３０Ａの真空吸着パッド３１の下
方１こ位置させる。

次ｌとエアシリンダ２３が駆動して受け板２５を上昇さ
せ、パネル３を真空吸着パッド３１ｆこ圧着させる。そ
して、真空吸着パッド３１に真空が働き、パネル３は真
空吸着パッド３１に吸着保持される。

次ｉこパネル移載機３０Ａはガイド棒３２Ａ＃こ沿って
移動させられ、パネル３はアキュームレートコンベヤ２
６Ａのパンツ）２７Ａ上１こ位ｔする。

その後真空吸着パッド３１の真空が切れ、パネル３はパ
レット２７Ａｆｆこ載置される。パレット２７Ａはパネ
ル３を受け取った後、パネル有りを確認してパンツ）２
７’Ａのストッパが外し、アキュームｖ−）コンベヤ２
６Ａで搬送される。搬送されたパネル３はパネル検査機
２９Ａで一時停止する。

そして、ここでパネル３の有無、サイズ及び向き等がチ
ェックされ、対となるシャドウマスク４との照合が行な
われる。

以上がパネル３の流れであるが、この間に一対の相手で
あるシャドウマスク４は一定距離をおいて遅れてハンガ
２よりおろされる。シャドウマスク４の流れもパネル３
の場合と殆んど同じであり、ただ異なる点は、リフタ移
載機１６Ｂの回転軸２２が９０度回転し、シャドウマス
ク４を載置した受け板２５をリフタ移載機１６Ｂの側方
でシャドウマスク移載機３０Ｂの指開閉型のハン白こよ
りシャドウマスク４を把持し移載することである。

アキュームレートコンベヤ２６Ｂ土のパレット２７Ｂｊ
こ載置されたシャドウマスク４は、シャドウマスク有り
を検出してパレット２７Ｂのストッパが外れ、アキュー
ムＶ−）コンベヤ２６Ｂでシャドウマスク検査機２９Ｂ
まで搬送される。ここで、パネル３の場合と同様に、シ
ャドウマスクの有無、サイズ及び向き等のチェックが行
なわれ、対となるパネル３との照合が行なわれる。

パネル検査機２９Ａとシャドウマスク検査機２９Ｂで各
々のチェックが合格した時点で初めて各々のパンツ）２
７Ａ、２７Ｂが揃って搬送されるよつｌこパレット２７
Ａ、２７Ｂのそれぞれのストッパが外れる。このパネル
３とシャドウマスク４の−１４＝ 搬送は、各々の検査機２９Ａ、２９Ｂへ到着するタイミ
ングを合わせる距離にしたアキュームレートコンベヤ２
６Ａ、２６Ｂとすることｌこより、トロリコンベヤ１の
ハンガ２よりパネル３とシャドウマスク４とを別々（こ
おろしても、検査機２９Ａ、２９Ｂでは同時に搬送する
ことができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、多段ハンガを使用して一対のパネルと
シャドウマスクを分離した状態で搬送しても、容易に自
動移載が可能で、パネルとシャドウマスクの対を崩すこ
とはない。特に、トロリコンベヤはＶイアウド上の制約
が少ないため、容易に自動化ラインを構成できるなど効
果は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明ｌこなる搬送装置の一実施例を示す平面
図、第２図は第１図の側面図、第３図はハンガの斜視図
である。 １・・・トロリコンベヤ、　　　２・・・ハンガ、２ａ
・・・ワーク載置枠、　　　２ｂ・・・切欠部、３・・
・パネル、　　　　　　　４・・・シャドウマスク、５
Ａ、５Ｂ・・・ハンガクランプ装置、　　　８・・・Ｘ
走行台、　　　１１・・・Ｘ走行台、　　　１５・・・
腕、１６Ａ、１６Ｂ・・・リフタ移載機、　　　１９・
・・Ｘ走行台、　　　２１・・・Ｘ走行台、　　　２２
・・・回転軸、２５・・・受け板、　　２６Ａ、２６Ｂ
・・・アキュームレートコンベヤ、　　　２９Ａ、２９
Ｂ・・・検査機、３０Ａ、３０Ｂ・・・移載機。 ４さ　　フ　　Ｖが ３：／ず乍ル 倒す　　Ｊ　　聞 ５Ａ、５８：ハンが７ランプ装置 ８：ＹＬ行台 １１：Ｘ乏打か １５：　月箔已 ＋６Ａ、１６８：リフタ物軟機・ １９；Ｙ走工行台 ２１：Ｘ先１丁台 ２２：回転軸 ２５：々１ｊ級

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、トロリコンベヤと、このトロリコンベヤに吊り下げ
   られて搬送され、パネル及びシヤドウマスクを載置する
   多段のワーク載置枠の一方側に切欠部を有して下方より
   突き上げてパネルまたはシヤドウマスクを取り出せるハ
   ンガと、前記トロリコンベヤの下方で一方側に並設され
   、ハンガの搬送方向及び該搬送方向と直角な方向に駆動
   される走行台及び該走行台上に設けられていてハンガを
   挟持する開閉可能な一対の腕を有する２台のハンガクラ
   ンプ装置と、前記トロリコンベヤの下方で前記ハンガク
   ランプ装置と反対側に並設され、ハンガの搬送方向及び
   該搬送方向と直角な方向に駆動される走行台、この走行
   台上に設けられた旋回可能な回転軸及びこの回転軸に取
   付けられて上下動する受け板を有する２台のリフタ移載
   機と、このリフタ移載機の前記ハンガクランプ装置の反
   対側に並設され、それぞれパネル及びシヤドウマスク検
   査機を備えた２台のアキユームレートコンベアと、前記
   一方のリフタ移載機より前記一方のアキユームレートコ
   ンベアに、同様に前記他方のリフタ移載機より前記他方
   のアキユームレートコンベアにそれぞれパネル及びシヤ
   ドウマスクを移載する２台のパネル及びシヤドウマスク
   移載機とからなるパネルとシヤドウマスクの搬送装置。