JP2000344431A - 特殊運転機能付きエレベータ - Google Patents

特殊運転機能付きエレベータ

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JP2000344431A
JP2000344431A JP11151760A JP15176099A JP2000344431A JP 2000344431 A JP2000344431 A JP 2000344431A JP 11151760 A JP11151760 A JP 11151760A JP 15176099 A JP15176099 A JP 15176099A JP 2000344431 A JP2000344431 A JP 2000344431A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高齢者のための特殊運転切換え機能をもた
せ、エレベータ側で高齢者に対する特別の配慮が払わ
れ、多くの人が利用できる特殊運転機能付きエレベータ
を得る。 【解決手段】 特殊運転切換呼びがあった場合は、非常
停止時等にカゴ室内への衝撃を緩和する機能を有するエ
レベータである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特殊運転機能付き
エレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータは、乳幼児から高齢
者、車椅子と不特定多数の利用者が存在する。従来まで
は車椅子での利用者に限り特殊運転として、通常運転と
の切換機能があり、特殊運転の内容としては、車椅子運
転機能切換のための切換ボタンを車椅子からも容易に届
く低い位置に設けて、その切換ボタンからの呼びに対応
した時は、戸開保持時間の延長、戸閉時のドアスピード
の低速化等を図ったり、また、カゴ室内に手すりや視界
を補助するための鏡を付けたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のエレベータにあっては、車椅子利用者以外の特
に高齢者に対しては健常者と同じ扱いとなっており、高
齢者のための特殊な施設で稼働する場合は予めエレベー
タの仕様を指定できるが、健常者も多く利用する建物で
は高齢者まで想定した仕様を持つエレベータは存在せ
ず、車椅子利用者のための切換運転機能のみに止まって
いる。
【0004】このため車椅子利用者のための特殊運転を
基本に、高齢者に対する機能をエレベータとしてどのよ
うに持たせるかということが要求されてきており、この
場合、健常者も利用することが前提なので、エレベータ
としての運転効率も落すことはできず、高齢者に対する
精神的負担を与えないような配慮も必要となる。
【0005】本発明では、高齢者のための特殊運転機能
をもたせ、エレベータ側で高齢者に対する特別の配慮が
払われ、多くの人が快適に利用できる特殊運転機能付き
エレベータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
エレベータカゴ室の昇降に対する通常運転と特殊運転と
を切換える手段を有し、特殊運転はカゴ室の制動が通常
運転におけるカゴ室の制動よりも緩やかに設定されてい
ることを特徴とする。
【0007】請求項1の発明によれば、特殊運転時、エ
レベータカゴ室の制動が緩やかに行われるので、エレベ
ータカゴ室が緩やかに停止するので、足腰の弱い高齢者
の人も快適に利用できる。
【0008】請求項2に係る発明は、エレベータカゴ室
の昇降に対する通常運転と特殊運転とを切換える手段を
有し、特殊運転はカゴ室の起動から定格速度に達するま
での速度が通常運転におけるカゴ室の起動から定格速度
に達するまでの速度よりも緩やかに設定されていること
を特徴とする。
【0009】請求項2の発明によれば、カゴ室の起動、
停止が緩やかに行われるので、足腰の弱い高齢者の人も
快適に利用できる。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1または2
に記載の発明において、乗り場及びカゴ室内の呼びボタ
ン、表示装置内に、特殊運転に切換えられたときに、白
内障や弱視でも認識し易い色、輝度に切換える手段を有
することを特徴とする。
【0011】請求項3の発明によれば、白内障や弱視で
も認識し易い色、輝度に切換えられることによって、利
用者の認識を容易にすることができる。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項1または2
に記載の発明において、特殊運転に切換えられたときに
通常運転用の報知と異なる特殊運転用の報知を行う手段
を有することを特徴とする。
【0013】請求項4の発明によれば、例えばアナウン
ス音量を通常運転時よりも大きくすることによって、難
聴者であっても容易に認識できる。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項1または2
に記載の発明において、特殊運転に切換えられたときに
その階でのドア閉時間を通常運転におけるドア閉時間よ
りも遅くする手段を有することを特徴とする。
【0015】請求項5の発明によれば、ドア閉時間が通
常運転時よりも遅くなることにより、ドアに挟まれにく
くなり、また挟まれたときの衝撃も小さくなる。
【0016】請求項6に係る発明は、請求項1または2
に記載の発明において、特殊運転に切換えられたときに
その階でのドア開保持時間を通常時運転におけるドア開
保持時間よりも長くする手段を有することを特徴とす
る。
【0017】請求項6の発明によれば、ドア開保持時間
が通常運転時よりも長くなることによって、乗り降りが
緩慢であってもドアに挟まれにくくなる。
【0018】請求項7に係る発明は、請求項1〜6のい
ずれかに記載の発明において、請求項1〜6のいずれか
に記載の手段を、時間帯または用途により個別に設定で
きる手段を有することを特徴とする。
【0019】請求項7の発明によれば、いずれかの機能
を個別に設定できるので、エレベータの運転効率を低下
させることが少なくなる。
【0020】請求項8に係る発明は、乗り場側及びカゴ
室内に特殊運転切換え呼びボタンがあることを利用者に
知らせるための表示手段を有することを特徴とする。
【0021】請求項8の発明によれば、特殊運転切換呼
びボタンがあることを利用者が認識しやすくなるので、
特殊運転機能の利用を促進することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0023】本発明の第1の実施形態について、図1〜
図4を参照して説明する。
【0024】エレベータは制御装置により各階の乗り場
呼びボタン及びカゴ室内の呼びボタンに応答して乗りカ
ゴが昇降路内を昇降するように運転制御される。
【0025】ここで、各階の乗り場側及びカゴ室内側に
特殊運転切換呼びボタンを設けておき、特殊運転切換え
時は、例えばエレベータのブレーキ回路にブレーキ回路
の放電時間を長くする遅延回路を挿入し、異常動作や停
電等の非常停止時には通常時よりもブレーキを緩くし、
エレベータを許容される最大限の停止距離となるように
して非常停止時にはカゴ室内への衝撃を緩和するように
構成する。
【0026】この特殊運転への切換え動作は、エレベー
タの乗り場側あるいはカゴ室内側で特殊運転切換え呼び
ボタンが操作されて、特殊運転切換え呼びが発生した時
点で通常運転から特殊運転に切換える。
【0027】特殊運転に切換った時点で、エレベータ制
御装置はブレーキ回路を特殊運転用の回路に切換える。
通常エレベータのブレーキはブレーキ回路の電流が遮断
されると、ブレーキ回路の電流は急激に放電され電磁コ
イルの保持力が低下しブレーキのバネ力の方が強くなっ
てブレーキシューがエレベータの機構部(ガイドレール)
に作用しカゴ室を制動して停止させる。
【0028】そこで特殊運転時にはブレーキ回路の放電
時間を長くする遅延回路を作用させて電磁コイルの保持
力が徐々に低下するように構成することにより、ブレー
キシューはエレベータの機構部に通常運転時よりも長い
時間で徐々に作用し最終的には通常運転時と同じブレー
キ力でカゴ室を停止させる。
【0029】図1はロープ式のエレベータのブレーキ回
路であり、電源母線P1,N1間に、電流制限抵抗9、
電流調整用可変抵抗7、逆流防止ダイオード5及び電磁
ブレーキコイル6の直列回路が接続され、またこの直列
回路と、並列に充電電流制限抵抗4、逆流防止ダイオー
ド5及びブレーキ動作遅延用コンデンサ2の直列回路が
接続されている。さらに、これら直列回路のうち、逆流
防止ダイオード5と電磁ブレーキコイル6間、逆流防止
ダイオード5とブレーキ動作遅延用コンデンサ2間との
間に電流制限抵抗9、ブレーキ力調整用可変抵抗8及び
ブレーキ動作遅延回路接続リレー接点3の直列回路が接
続されている。電源母線P1にはブレーキを動作させる
ブレーキ動作リレー接点1が直列に接続され、ブレーキ
を動作させていない(エレベータ停止時)時や停電や異
常時には切れるようになっている。
【0030】ブレーキ動作遅延用コンデンサ2は容量C
を持ち、コンデンサ2を並列に接続することで回路全体
の容量を2Cとしている。ブレーキ動作遅延回路接続リ
レー接点3は、後述する図2の回路により図3のフロー
チャートに示す動作をし、特殊運転切換え時には遅延回
路と接続される。
【0031】充電電流制限抵抗4はブレーキ回路動作時
にブレーキ電源にてコンデンサ2を充電するときに電流
を制限するための抵抗で、コンデンサ2の放電−充電の
繰り返しにも十分耐えられる熱容量を持つ。
【0032】逆流防止ダイオード5はブレーキ動作遅延
回路動作時に電流が逆流しないようにするためのダイオ
ードである。電磁ブレーキコイル6は、エレベータが動
作するときは、エレベータのブレーキシューを機構部に
押しつけているブレーキバネを引き上げる。
【0033】電流調整用可変抵抗7は、ブレーキバネを
確実に引き上げるための電磁ブレーキコイル6に流れる
電流を調整する抵抗である。ブレーキ力調整用可変抵抗
8は、ブレーキ遅延回路が動作した時にブレーキ力を徐
々にかけるための電流調整用である。電流制限抵抗9
は、通常の電磁ブレーキコイル焼損防止用の抵抗であ
る。
【0034】図2は図1のブレーキ動作遅延回路接続リ
レーを駆動する回路であり、電源母線P,N間に、次の
回路部品が接続されている。逆流防止ダイオード17と
ブレーキ動作遅延回路接続リレー15の直列回路と、充
電電流制限抵抗13、逆流防止ダイオード18、ブレー
キ切換リレー保持用コンデンサ12の直列回路が並列に
接続されている。なた逆流防止ダイオード17とブレー
キ動作遅延回路接続リレー15間と、逆流防止ダイオー
ド18とブレーキ切換リレー保持用コンデンサ12間と
の間にスイッチ19と停電検出リレー16の常開接点1
4の直列回路が接続されている。ブレーキ切換えスイッ
チ11は、電源母線Pに直列に接続され、この開閉はエ
レベータ制御装置により電動で行い、リレー接点と異な
りスイッチの状態は電源が遮断されても前の状態を保持
する。ブレーキ切換リレー保持用コンデンサ12は、停
電時にブレーキ動作遅延回路の接続リレー15を、一定
時間保持できるようにするコンデンサである。該コンデ
ンサ12の容量はCで並列に接続することにより、2C
の容量を確保している。
【0035】充電電流制限抵抗13はコンデンサ12へ
の充電電流を制限するための抵抗である。接点14は停
電検出リレー16の常開接点で、通常時はオフになって
いて、停電時には接点がオンになる。ブレーキ動作遅延
回路接続リレー15は、図1のブレーキ動作遅延回路の
接続を行うリレーである。停電検出リレー16は、電源
母線P0,N0間に接続されているリレーで、停電で電
源電圧が降下しリレー16に通電されなくなると接点1
4が閉路する。
【0036】次に、以上のように構成された実施形態の
作用について、図3のエレベータ速度波形図をも参照し
て説明する。まず図1において、通常呼びのときは、ま
ずエレベータが動作するときには、エレベータ制御装置
はブレーキ動作リレー接点1をオンにし、ブレーキコイ
ル6に電流を流す。ブレーキコイル6に流れる電流は、
ブレーキバネを十分引上げるだけの電磁力を発生できる
よう、可変抵抗7でその電流値を設定する。ブレーキコ
イル6は電磁力によりブレーキバネを引き上げ、エレベ
ータが起動できるようになる。
【0037】エレベータが非常停止等により、ブレーキ
力により停止するときには、まずエレベータ制御装置は
ブレーキ動作リレー接点1をオフにし、ブレーキコイル
6に流れる電流を遮断する。すると、ブレーキコイル6
の電磁力は失われブレーキバネを保持できなくなり、ブ
レーキシューがエレベータの機構部分に押し当てられ、
図3において点線で示すように通常時の非常停止時のエ
レベータ速度22のように一定の摩擦力によりエレベー
タが停止する。
【0038】エレベータが通常運転から特殊運転に切換
えられたときには、ブレーキ切換スイッチ11がオンに
なり、ブレーキ動作遅延回路接続リレー15とその接点
3がオンになる。その状態でブレーキを動作させるため
のブレーキ動作リレー接点1をオフにすると、前述のブ
レーキコイル6の動作の他に、ブレーキ動作遅延用コン
デンサ2に、充電電流制限抵抗4を介して充電が行われ
る。
【0039】ここで、ブレーキ回路の電源容量は十分で
あり、充電電流等では電圧降下が発生しないものとし、
またブレーキ回路の変更によるブレーキコイル6に流れ
る電流の変化量は電流制限抵抗9とブレーキコイル6の
特性により、コイルの発生する電磁力への影響は無視で
きるレベルとする。
【0040】特殊運転に切換わってエレベータが非常停
止するときには、ブレーキ動作リレー接点1がオフにな
り、ブレーキ回路への電流が遮断されても、ブレーキ動
作遅延回路接続リレー接点3がオンなので、コンデンサ
2からの放電が、コンデンサ容量と電流制限抵抗9、ブ
レーキ力調整用可変抵抗8、及びブレーキコイル6の巻
線抵抗により決まる時間流れ続ける。
【0041】遅延回路の放電は徐々に行われるので、ブ
レーキコイル6の電磁力も徐々に失われ、エレベータは
図3において実線で示す特殊運転時の非常停止時のエレ
ベータ速度21のように、ブレーキ動作遅延回路の動作
時間24の間は緩やかに、完全に放電された後は通常の
減速度をもって停止する。従ってコンデンサ、抵抗回路
の放電特性に基づく遅延回路の動作時間24により実際
の非常停止時間に対し遅れ時間25分だけ長くなる。な
お、この場合コイルの逆起電力による影響は十分少ない
ので無視した。
【0042】停電時の動作については、特殊運転時は停
電検出リレー16が消勢され、停電検出リレー接点14
がオフになる。ブレーキ切換スイッチ11がオンの時点
で、これと連動するスイッチ19の閉路保持によりブレ
ーキ切換えリレー保持用コンデンサ12への充電が完了
しているので、ブレーキ動作遅延回路接続リレー15は
コンデンサ12により一定時間、付勢状態を保持する。
これによりブレーキ動作遅延回路接続リレー接点3のオ
ンを保持できて、停電時でも図3の特殊運転時の非常停
止時のエレベータ速度21でエレベータを停止させる。
【0043】また、本実施形態ではカゴ室への衝撃を軽
減するために非常停止時のカゴ室の制動距離を延ばして
いるが、上下の終端階では状況によっては昇降路端に激
突する可能性もあるので、カゴ室は上下の終端階では機
能を動作させないようにする。
【0044】図4に特殊運転時にカゴ室が上下終端階に
向けて非常停止するときには制動距離を延ばす機能を動
作させないようにしたフローチャートを示す。
【0045】図4において、ブレーキ切換えスイッチが
オフのとき(S1)に特殊運転カゴ呼びが有ったとき
(S2)はエレベータカゴ室が上下終端階の近くかどう
かを判断する(S3)。エレベータカゴ室が上下終端階
近くになれば、制動距離を延ばす機能を動作させるブレ
ーキ切換えスイッチをオンさせる(S4)。エレベータ
カゴ室が上下終端階近くにある場合は、繰り返しエレベ
ータカゴ室の位置をチェックし(S8)、上下終端階近
くかどうかを判断する(S9)。カゴ室が上下終端階か
ら離れた位置に移動して上下終端階近くになれば、特殊
運転カゴ呼びが継続している場合はブレーキ切換えスイ
ッチをオンさせ、(S10,S4)、特殊運転カゴ呼び
がなければ、通常運転に戻る。
【0046】一方、ブレーキ切換えスイッチがオンのと
きに特殊運転カゴ呼びがあった場合は、エレベータカゴ
室が上下終端階の近くかどうかを判断し(S7)、上下
終端階近くにあれば、制動距離を延ばす機能を動作させ
るブレーキ切換えスイッチをオフさせる(S6)。特殊
運転カゴ呼びがなくなっている場合もブレーキ切換えス
イッチをオフさせる(S6)。エレベータカゴ室が上下
終端階近くになれば、再度特殊運転カゴ呼びの有無を確
認する。
【0047】以上述べた第1の実施形態によれば、次の
ような効果が得られる。すなわち、特殊運転切換え時に
のみ非常停止時におけるカゴ室の制動を緩やかにするこ
とで、衝撃を軽減し、足腰の弱い高齢者を保護すること
ができる。特に、本実施形態ではエレベータの速度が速
い段階で徐々に制動を行い、ある程度まで減速した後は
通常時と同等のブレーキ力を発生でき、しかもエレベー
タカゴ室が上下の最終端階では特殊運転を無効とするこ
とができるので、安全性を損なうことなく、カゴ室の衝
撃を軽減できる。
【0048】さらに、第1の実施形態では停電発生時の
補償回路を設けたので、停電時の非常停止でも効果が得
られる。なお、エレベータのカゴ室内の荷重条件によ
り、ブレーキ力を調整する機能を付加することもでき
る。またロープ式のエレベータを実施形態としたが、油
圧式エレベータのブレーキで、電磁コイル弁の開閉で制
動を行う場合でも同等の回路構成となる。
【0049】次に第2の実施形態について説明する。
【0050】本実施形態は、特殊運転切換え呼びにより
エレベータを運転する時には、カゴ室の起動から定格速
度に達するまで及び定格速度から停止するまでの時間を
通常運転時の呼びの時よりも長くし、速度が緩やかとな
るように構成したものである。
【0051】この場合、エレベータのカゴ室側の特殊運
転切換呼びボタンが操作されていることを条件とし、そ
の場合は全ての、カゴ室側からの特殊運転切換え呼びが
無くなるまで、エレベータの加減速度を緩い方向へ変更
する。
【0052】例えば、加速時は図9(a)の特殊運転切
換え時のエレベータ速度91のように、定格速度までに
要する通常運転時のエレベータ速度92による時間93
の150%の時間(時間93+時間94)をかけて加速
させる。減速時は目的階に正確にカゴ室を到着させるた
め、時間を延ばすのではなく定格速度から停止するまで
の距離を変更し、図9(b)の特殊運転切換え時のエレ
ベータ速度95のように通常運転時のエレベータ速度9
6による時間97の約150%となる時間(時間97+
時間98)をかけて減速し、停止させる。
【0053】第2の実施形態によれば、足腰の弱い利用
者に対し、エレベータカゴ室の起動、停止に際して足腰
への負担を軽くすることができ、加減速度による不快感
も軽減する。また他の実施形態と同様にエレベータカゴ
室側の特殊運転切換え呼びボタンが操作された場合の
み、加減速度を切換えることでエレベータの運転効率を
必要以上に落とすことはない。
【0054】なお、上記実施形態においては、加減速度
を切換えたが、エレベータの定格速度そのものを落とす
手段もある。この場合は加速時間を変更せずに特殊運転
切換え時の定格速度まで加速させ、一方定格速度からの
減速距離を変更しなければ同様の効果が得られる。
【0055】次に第3の実施形態について説明する。
【0056】本実施形態は、請求項1または2の機能に
加えて、特殊運転切換えのカゴ呼びが発生したときに
は、乗り場側及びカゴ室内の特殊運転切換え呼びボタン
及び階床の表示装置等の発色を変更し、同時に輝度を上
げる手段を設けたものである。
【0057】図5(a)はエレベータカゴ室内の階床表
示装置を示す断面図であり、図5(b)、(c)はその
制御回路図である。表示装置31は以下の部品より構成
される。図5(a)において、通常時に点灯する有色の
発光体34と、特殊運転切換え時に表示装置31の輝度
を増すための白色の発光体35と、黒色に透明な文字を
打ち込んである表示パネル37と、特殊運転切換え時に
表示色を変える黄色の発光体33及び固定具32と、さ
らに発光体33の色を浮き立たせるための透明な表示色
変更用プレート36からなっている。
【0058】また、点灯制御回路は図5(b)に示すよ
うに、電源母線P,N間に表示装置動作リレー38、接
点39,40の直列回路と、接点41,42、リレー4
3,44の直列回路を接続して構成されている。表示装
置動作リレー38は、通常運転時の発光体35を点灯さ
せるためのもので、接点40,41はこの表示装置動作
リレーの接点である。リレー43は特殊運転切換え時に
輝度を増すための発光体35を点灯させるためのもの
で、リレー44は同じく特殊運転切換え時に表示色を変
更するための発光体33を点灯させるためのものであ
る。図5(c)は特殊運転切換え制御回路を示し、電源
母線P,N間にトランジスタ45と切換えリレー46の
直列回路を接続して構成されている。トランジスタ45
は特殊運転切換え時に表示装置の輝度、色を変更するた
め、エレベータ制御装置からの信号を受けて導通し、表
示色切換えリレー46とその接点39(通常運転側)
と、接点42(特殊運転側)を動作させる。
【0059】第3の実施形態において、通常運転時は、
エレベータ制御装置からの指令により表示装置動作リレ
ー46が励磁されており、その接点40及び41も同時
にオンになっている。特殊運転への切換えが発生したと
きには、エレベータ制御装置より表示の切換指令が出力
され、トランジスタ45を導通した表示色切換えリレー
46を励磁する。すると、表示色切換えリレーの接点
(通常運転時)39がオフになり、接点(特殊運転時)
42がオンになる。
【0060】このように特殊運転切換え時には表示色切
換リレーの接点39がオフとなることにより通常運転時
の表示装置動作リレー38には電流が流れず、接点42
がオンとなったことにより特殊運転切換え時の発光体点
灯リレー43,44に電流が流れて表示を切換える。通
常運転時に戻った場合は表示色切換えリレー46及びそ
の接点39,42が切換わり通常運転時の表示を行う。
【0061】一方、表示装置31においては、通常運転
時は発光体34により表示され、その発光色はエレベー
タの意匠により決まっていて、透明な表示色変更用プレ
ート36を通過し表示パネル37で刻まれた文字を表示
する。特殊運転切換え時は白色の発光体35が点灯する
ことにより輝度が増し、また発光体33が点灯して黄色
を発光し、透明な表示色変更用プレート36を黄色に変
え、表示色を変更させる。
【0062】ここでは、エレベータカゴ室内の階床の表
示装置について説明したが、乗り場側、カゴ室内側の特
殊運転切換え呼びボタンの構造も表示装置の裏側にスイ
ッチの接点を挿入するだけで基本的な構造は変わらな
い。特殊運転切換え呼びボタンは図示していないが、図
5(a)の通常運転時の発光体34に相当する部品が常
時低い輝度で点灯し、ボタンの存在を示す構成となって
いる。ボタンを押し特殊運転切換え呼びが登録された
ら、特殊運転切換え時の発光体35を点灯させ利用者に
サービスが行われることを明示する。
【0063】第3の実施形態では、表示、操作部が視力
の弱った利用者でも認識し易くなる。通常時と特殊運転
切換え時で表示輝度、色を切換えることで、カゴ室や乗
り場側の意匠品を設計する時には、カゴ室意匠を優先し
て表示装置31を設定することができる。なお、本実施
形態では切換える表示色を黄色としたが、他に認識し易
い色でも効果が得られる。
【0064】また輝度を変更するために発光体を切換え
たが、予め光量のある発光体を取り付け発光体に流す電
流を切換えて輝度を変更することもできる。
【0065】次に第4の実施形態について説明する。
【0066】本実施形態は、非常時の誘導やドアの開閉
前等の時に行う案内放送のための通常運転時のスピーカ
に加えて特殊運転時専用のスピーカを設けたものであ
る。
【0067】第4の実施形態を図6により説明する。請
求項1または2の機能に加えて、エレベータカゴ室60
に通常案内のスピーカ52と、特殊運転切換え時に利用
される特殊運転案内用のスピーカ51を設けたものであ
る。
【0068】通常運転時はエレベータ制御装置57から
信号54を介し、エレベータカゴ室内通常案内用のスピ
ーカ52を鳴している。特殊運転切換え時には信号53
を介して、特殊運転案内用スピーカ51も鳴らす。
【0069】第4の実施形態では、特殊運転用案内放送
を通常案内放送に対して音質、音量を変えることで、難
聴者でもアナウンスを聞き易くすることができ、必要以
上に騒々しい放送を行うことを避けることができる。
【0070】なお、特殊運転切換え時の専用のスピーカ
を設けたが、専用スピーカを設けずに音量そのものをあ
げることもできる、また特殊運転切換え時には音質を変
更することもできる。
【0071】次に第5の実施形態について説明する。本
実施形態は、特殊運転切換え呼びに応答した時には、通
常よりも遅い速度でドアを開閉させるようにしたもので
ある。
【0072】本実施形態は、図6に示すように、エレベ
ータカゴ室60に設けるドア開閉制御装置55に2段階
のドア開閉速度を持たせ、エレベータ制御装置57から
の制御信号56により、ドア開閉制御装置55のドア開
閉速度を切換える機能を持たせた構成とする。
【0073】図7に特殊運転切換え時に適用されるドア
閉速度を遅くしたドア速度波形図を示す。本実施形態に
おけるドア速度波形71はドア閉の開始まもなくから全
閉の手前までの速度を低くし、その間の時間を長くした
ものである。従って特殊運転時のドア閉始めから全閉ま
で時間74は通常のドア閉時間73よりも長くなる。
【0074】図8にエレベータ制御装置によるドア速度
切換動作のフローチャートを示す。乗り場側及びカゴ室
側で特殊運転切換え呼びが発生した場合は、ドア開閉速
度低下指令が出力されているか否かを判断し(S1
1)、OFFになっていれば、次に目的階に特殊運転切
換え呼びがあるか否かを判断し(S12)、呼びがあれ
ば、ドア開閉速度低下指令を出力する(S13)。特殊
運転切換え呼びが発生したときに、ドア開閉速度低下指
令が出力されていた場合は、目的階に特殊運転切換え呼
びがないか否かを判断し(S14)、呼びがなければド
ア開閉速度低下指令をOFFにし、呼びあれば、ドア開
閉速度低下指令がONの状態を保持する。
【0075】第5の実施形態では、ドアの開閉を緩やか
に、そして時間をかけて行われることにより、足腰の弱
い利用者がエレベータの乗り降りに時間がかかったり、
混雑している時に乗降して途中で閉まってきたドアに挟
まれたり、ぶつかったりした時の衝撃を軽減することが
できる。またドア閉速度を落とすことでドアパネル自体
の運動エネルギーを減らし、利用者にぶつかってドアを
反転させる運動エネルギーも少なくてすむ。さらにドア
開速度を遅くする効果は視覚的であるが、乗降時の恐怖
感を軽減することができる。
【0076】次に第6の実施形態について説明する。
【0077】本実施形態は、請求項1または2の機能に
加えて、ドア開保持時間を2種類設定し、特殊運転切換
え呼びでドア開したときにはドア開保持時間を通常より
も長くするようにしたものである。
【0078】本実施形態では、特殊運転切換えが発生し
た場合は、エレベータ制御装置が設定されている2種類
のドア開保持時間のうち長い方に切換える。乗り場側で
特殊運転切換え呼びが発生した場合は、エレベータがそ
の階に移動しドアを開いた時のドア開保持時間、カゴ室
内からの特殊運転切換え呼びの時は、エレベータカゴ室
が目的階に着いた時のドア開保持時間を長くする。
【0079】なお、特殊運転切換え呼びによりドア開し
たときには、最初に呼びが発生してから呼びの応答がそ
の階で完了してもドアが全閉するまでは、特殊運転と
し、その時の全てのドア開動作では、ドア開保持時間を
通常時より長くするようにしてもよい。
【0080】また、ドアセフティ、カゴ室内のドア開ボ
タンによるドア開動作でも、特殊運転時はドア開時間を
長くすることができる。
【0081】この場合の切換え動作は図8のフローチャ
ートにおいて、ドア開閉速度低下指令をドア開保持時間
変更指令に書き換えたものとなる。ただし、本実施形態
は特殊運転切換呼びのカゴ室側及び乗り場側からの操作
のみに対応させる。
【0082】乗り場側から特殊運転切換呼びが発生した
場合は、エレベータがその階に向かう時点でドア開保持
時間の切換えを実施し、エレベータがその階に到着した
時のドア開保持時間を長い方に切換える。またカゴ室側
より特殊運転切換え呼びボタンが操作された時は、エレ
ベータカゴ室が向かっている階に特殊運転切換呼びがな
いかチェックし、ドア開保持時間を切換える。
【0083】このようにすれば、足腰の弱い利用者が緩
慢な動作で乗降してもそのための時間を確保できる。ま
た特殊運転切換え時のみ、ドア開保持時間を長くするの
で必要以上にエレベータの運転効率を落とさなくて済
む。
【0084】次に第7の実施形態を説明する。
【0085】本実施形態は、請求項1または2の機能に
加えてエレベータ制御装置内に時計、カレンダー機能を
持たせ、外部入力装置を介して、建物の管理者等からの
設定入力により前記した実施態様の機能を有効、無効に
切換えることができるように構成したものである。
【0086】図6において、エレベータ制御装置57は
内蔵のカレンダー、時計機能を有するとともにその設定
に従い前記の実施態様を実行する指令を発すること機能
及び各機能の切り離しや、時間帯による動作切換えを行
う機能を有する。例えば平日の昼間のみ動作させたり、
特定の機能を動作させないようにしたりする。このエレ
ベータ制御装置57専用に外部操作装置58を設け、前
述までの第1〜第6の実施形態までの動作を行う条件を
設定指令を専用の通信ケーブル59を介してエレベータ
制御装置57へ送ることにより設定切換えを行うように
する。
【0087】このようにすれば、建物の状況に合わせて
個別に機能設定が行える。具体的には例えば平日の昼間
のみ機能を有効にしたり、エレベータの運転効率に影響
する請求項5〜7に対応する実施形態を切り離したりで
きる。
【0088】次に第8の実施形態について説明する。
【0089】本実施形態は、概略特殊運転切換え呼びボ
タンに、従来までの車椅子運転切換え呼びボタンのよう
に、切換えボタンの近くの見やすい位置に高齢者対応で
ある簡略的な記号等を取り付けるようにしたものであ
る。
【0090】本実施形態は図10(a)のように、例え
ば高齢者マークで杖と高齢者の人物カメージ図をあしら
った表示パネル101を設け、この表示パネル101を
乗り場側の特殊運転切換え呼びボタン102に設けた
り、カゴ室側では通常運転時の呼びボタン103の近く
に設けた特殊運転切換え呼びボタン104に設けて構成
する。
【0091】本実施形態では、視覚的な効果であるが、
高齢者を意味する表示をつけることにより、外部に対し
高齢者向けの配慮をしているエレベータであることをア
ピールし、機能の有効的な利用を促進すると共に機能を
不必要に動作させないようにし、エレベータの運転効率
を落とさないようにできる。
【0092】なお、利用者に意志が伝われば、他の表示
や文字書きでも同様の効果が得られる。
【0093】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、高齢者のた
めの特殊運転切換え機能をもたせ、特殊運転では少なく
ともエレベータカゴ室の制動または起動、停止が緩やか
になり、高齢者の人が快適に利用できる特殊運転機能付
きエレベータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に対応する発明の実施形態を説明する
ためのブレーキ回路図。
【図2】請求項1に対応する発明の実施形態を説明する
ためのブレーキ切換えスイッチ操作回路図。
【図3】請求項1に対応する発明の実施形態を説明する
ための非常停止時のエレベータ速度波形図。
【図4】請求項1に対応する発明の実施形態を説明する
ためのブレーキ切換えスイッチ操作条件を示すフローチ
ャート。
【図5】請求項2に対応する発明の実施形態を説明する
ための表示装置と表示色変更回路図。
【図6】請求項3〜6に対応する発明の実施形態を説明
するための概要図。
【図7】請求項4に対応する発明の実施形態を説明する
ための戸閉速度波形図。
【図8】請求項4に対応する発明の実施形態を説明する
ための切換のフローチャート。
【図9】請求項7に対応する発明の実施形態を説明する
ためのエレベータ加減速度波形図。
【図10】請求項8に対応する発明の実施形態を説明す
るための概要図。
【符号の説明】
1…ブレーキ動作リレー接点 2…ブレーキ動作遅延用コンデンサ 3…ブレーキ動作遅延回路接続リレー接点 4…充電電流制限抵抗 5…逆流防止ダイオード 6…電磁ブレーキコイル 7…電流調整用可変抵抗 8…ブレーキ力調整用可変抵抗 11…ブレーキ切換スイッチ 12…ブレーキ切換リレー保持用コンデンサ 13…充電電流制限抵抗 14…停電検出リレー接点 15…ブレーキ動作遅延回路接続リレー 16…停電検出リレー 17…逆流防止ダイオード 18…逆流防止ダイオード 19…スイッチ 31…表示装置 32…固定具 33…発光体 34…発光体 35…発光体 36…表示色変更用プレート 37…表示パネル 38…表示装置動作リレー 39…接点 40、41、42…接点 43、44…発光体点灯リレー 45…トランジスタ 46…リレー 46…表示装置動作リレー 51…スピーカ 51…特殊運転案内用スピーカ 52…スピーカ 55…ドア開閉制御装置 57…エレベータ制御装置 58…外部操作装置 59…通信ケーブル 60…エレベータカゴ室 101…表示パネル 102…ボタン 103…ボタン 104…ボタン
フロントページの続き Fターム(参考) 3F002 AA07 AA10 DA03 DA06 GB01 GB03 3F303 BA00 BA05 CA03 CB48 DB02 DB16 DB25 DB26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータカゴ室の昇降に対する通常運
    転と特殊運転とを切換える手段を有し、前記特殊運転は
    カゴ室の制動が前記通常運転におけるカゴ室の制動より
    も緩やかに設定されていることを特徴とする特殊運転機
    能付きエレベータ。
  2. 【請求項2】 エレベータカゴ室の昇降に対する通常運
    転と特殊運転とを切換える手段を有し、前記特殊運転は
    カゴ室の起動から定格速度に達するまでの速度が前記通
    常運転におけるカゴ室の起動から定格速度に達するまで
    の速度よりも緩やかに設定されていることを特徴とする
    特殊運転機能付きエレベータ。
  3. 【請求項3】 乗り場及びカゴ室内の呼びボタン、表示
    装置内に、特殊運転に切換えられたときに、白内障や弱
    視でも認識し易い色、輝度に切換える手段を有すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の特殊運転機能付
    きエレベータ。
  4. 【請求項4】 特殊運転に切換えられたときに通常運転
    用の報知と異なる特殊運転用の報知を行う手段を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の特殊運転機
    能付きエレベータ。
  5. 【請求項5】 特殊運転に切換えられたときに、その階
    でのドア閉時間を通常運転におけるドア閉時間よりも遅
    くする手段を有することを特徴とする請求項1または2
    に記載の特殊運転機能付きエレベータ。
  6. 【請求項6】 特殊運転に切換えられたときに、その階
    でのドア開保持時間を通常運転時におけるドア開時間よ
    りも長くする手段を有することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の特殊運転機能付きエレベータ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の手段
    を、時間帯または用途により個別に設定できる手段を有
    することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
    特殊運転機能付きエレベータ。
  8. 【請求項8】 乗り場側及びカゴ室内に特殊運転切換え
    呼びボタンがあることを利用者に知らせるための表示手
    段を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに
    記載の特殊運転機能付きエレベータ。
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