JP2000208195A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- JP2000208195A JP2000208195A JP11003802A JP380299A JP2000208195A JP 2000208195 A JP2000208195 A JP 2000208195A JP 11003802 A JP11003802 A JP 11003802A JP 380299 A JP380299 A JP 380299A JP 2000208195 A JP2000208195 A JP 2000208195A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- inner housing
- retainer
- terminal fitting
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4364—Insertion of locking piece from the front
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
をインナハウジング20に開口して設けられた開口溝2
2内に仮係止位置に嵌めた後、このインナハウジング2
0をアウタハウジング10の嵌合凹部12内に前方から
挿入する。嵌合凹部12内に設けられたロック突部13
がインナハウジング20のロック部26に係合されてイ
ンナハウジング20が取り付けられる。サイドリテーナ
30を仮係止位置から雄側端子金具1を係合可能な本係
止位置に移動させる際は、サイドリテーナ30の前端に
設けられ、嵌合凹部12内に配される操作部35を嵌合
凹部12内に挿入した治具などにより押圧することで行
うことができる。
Description
テーナを備えたコネクタに関する。
ハウジングの側面からリテーナを差し込んで端子金具に
係止するサイドリテーナタイプのものがあり、このもの
は端子金具に直接係止することで大きな係止力を発揮で
きるという利点を有している。一方サイドリテーナは、
上記のようにハウジングの側面に差し込み用の開口を形
成する必要があることから、防水性を考慮すると芳しく
なく、防水コネクタについてはサイドリテーナを適用す
るのが難しかった。この問題を解決すべく実開昭61−
162970号公報に記載のものが提案されている。す
なわち、このコネクタでは、サイドリテーナの差し込ま
れる差込孔に別に設けたゴムリングを装着することで、
差込孔のシールを取る構造となっている。
のでは、専用のゴムリングが必要となるため、部品点数
が増加してコスト高を招くおそれがあり、細かい部分に
ゴムリングを装着しなければならないので、組み付け作
業にも手間が掛かる欠点があった。また、防水を必要と
しないコネクタについても、サイドリテーナがハウジン
グの側面に形成された開口から外側に露出されるため、
この露出部分に外部から異物が突き当たったり、サイド
リテーナとハウジングとの間に異物が侵入するなどの不
具合が生じることがあり、できるならば開口が露出して
いない方が望ましい。本発明は上記のような事情に基づ
いて完成されたものであって、サイドリテーナがハウジ
ングの外部に露出するのを防ぐことを目的とするもので
ある。
めの手段として、請求項1の発明は、端子金具が挿入さ
れるキャビティが設けられたハウジングに、前記端子金
具の挿入方向と交差する方向に差し込まれて前記端子金
具に係止するリテーナを備えたコネクタにおいて、前記
ハウジングが、インナハウジングとこれを収容するアウ
タハウジングとに分割して形成されており、前記インナ
ハウジングに前記リテーナが前記端子金具の挿入を許容
する仮係止位置と前記端子金具に係止可能な本係止位置
とに移動可能に装着されている構成としたところに特徴
を有する。
て、前記インナハウジングは、前記アウタハウジングに
おける相手ハウジングとの嵌合面側から挿入されて組み
付けられているところに特徴を有する。請求項3の発明
は、請求項1または請求項2の発明において、前記アウ
タハウジングの一方の端部には、前記インナハウジング
を収容可能な無口状の収容凹部が設けられており、この
収容凹部の壁部により前記インナハウジングとリテーナ
が覆われているところに特徴を有する。請求項4の発明
は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明におい
て、前記インナハウジングと前記アウタハウジングとの
間には、インナハウジングを抜け止め可能なロック手段
が設けられているところに特徴を有する。
装着されたインナハウジングがアウタハウジング内に装
着される。リテーナの装着に要する開口部分がアウタハ
ウジングで覆われているから、防水を必要とするコネク
タにおいては、防水を図るに際して開口部分を格別の部
材でシールする必要がなく、構造を簡単にできる効果が
得られる。また、防水を必要としないコネクタにおいて
も、異物などがリテーナに突き当たったり、ハウジング
とリテーナとの間に侵入するのを防ぐことができる。
をアウタハウジングにおける端子挿入側の面から挿入す
る構造であると、アウタハウジングにおけるキャビティ
の入り口側の大きさをインナハウジングと同等かそれ以
上の大きさにする必要があり、ハウジング全体が大きく
なりがちである。その点この発明では、インナハウジン
グをアウタハウジングにおける相手ハウジングとの嵌合
面側から挿入するようにしたから、アウタハウジングに
おけるキャビティの入り口側を不必要に大きくしなくて
もよく、ひいてはハウジングの小型化が図られる。ま
た、キャビティの入り口をゴム栓でシールするような場
合は、ゴム栓の大型化が避けられる。 <請求項3の発明>インナハウジングをアウタハウジン
グにおいて無口状に形成されている収容凹部内に収容す
ることで、リテーナの外部への露出が確実に防がれる。 <請求項4の発明>インナハウジングをアウタハウジン
グに対して抜け止め状態に保持可能とされる。
から図9を用いて説明する。この実施形態では雄側の防
水コネクタについて示す。このコネクタは、図1及び図
2に示すように、アウタハウジング10内にサイドリテ
ーナ30を装着可能なインナハウジング20が取り付け
られるとともに、雄側端子金具1が両ハウジング10,
20にわたって形成されているキャビティ11内に収容
可能とされることで構成されている(図4参照)。
端子金具1は箱型に形成された本体2の先端側から相手
側の雌側端子金具と接続可能なタブ3が突出して設けら
れるとともに、後端側からは連結部4が突出して設けら
れ、その後方に電線7の端末部分に加締め付けられるバ
レル部5が設けられている。本体2の上下の壁面には前
方を基端とした片持ち状のランス6が外側に突出して設
けられており、電線7の先端部分には防水ゴム栓8が装
着されている。
形成され、その両端部分が開口して形成されている。一
方の端部には雄側端子金具1を収容可能なキャビティ1
1の後半部分をなすアウタキャビティ11Aが横方向に
3つ並んで設けられており、このアウタキャビティ11
A内には後方の入り口から挿入される雄側端子金具1の
バレル部5が収容されるとともに、電線7に装着された
防水ゴム栓8が圧入可能とされ、防水が図られるように
なっている。もう一方の端部には、図示しない相手側の
雌コネクタを嵌合可能な嵌合凹部12が設けられてい
る。この嵌合凹部12内には、後に詳しく説明するよう
にインナハウジング20を収容可能とされている。
されており、その内部にはキャビティ11の前半部分を
なすインナキャビティ11Bが横方向に3つ並んで設け
られ、このインナキャビティ11B内には雄側端子金具
1の本体2が収容可能とされている。インナキャビティ
11Bは、インナハウジング20が嵌合凹部12内に取
り付けられた状態で後方のアウタキャビティ11Aに連
通されて、キャビティ11を形成するようになってい
る。各インナキャビティ11Bの上面と下面には雄側端
子金具1のランス6を係止可能な係止溝21が前方へ開
口した状態でそれぞれ設けられており、雄側端子金具1
が一次係止可能とされている。
面とに開口した状態でL字型の開口溝22が設けられて
おり、ここにサイドリテーナ30が取付可能とされてい
る。この開口溝22のうち、奥側の側面に開口されてい
る縦溝部23は各インナキャビティ11Bを横切って形
成されることで、これらのインナキャビティ11Bは前
後に分断されており、一方奥側の側面と前面とに開口さ
れている横溝部24はインナキャビティ11Bの下方に
形成されている。この開口溝22には側面の開口部分か
らサイドリテーナ30が挿入されるようになっており、
横溝部24の上面に設けられている係止突部25がサイ
ドリテーナ30に設けられている仮係止溝33または本
係止溝34に嵌合されることで、サイドリテーナ30が
開口溝22内に保持されるようになっている。
されており、インナハウジング20の開口溝22のうち
縦溝部23に収容可能な縦板部31と、横溝部24に収
容可能な横板部32とから構成されている。このうち横
板部32には、上面の前端部分に手前側から順に仮係止
溝33と本係止溝34とが並んで設けられており、図3
に示すように、ここに上記した係止突部25が嵌合され
ることで、サイドリテーナ30はインナハウジング20
に対して仮係止位置と本係止位置とに横方向に異なる位
置で保持されるようになっている。この横板部32の前
端からは、サイドリテーナ30を横方向に移動操作可能
な操作部35が前方に突出して設けられている。
が仮係止位置に保持されているときに、ランス6が外側
に突出した状態の雄側端子金具1を挿通可能な挿通孔3
6が設けられている(図4参照)。この挿通孔36の図
3における右側の上下面からは係合部38が突出して設
けられており、サイドリテーナ30が仮係止位置に保持
されているときに、インナキャビティ11Bから退避し
た位置に配され、本係止位置に保持されているときに
は、インナキャビティ11B内に飛び出した位置に配さ
れて、雄側端子金具1の本体2の後端面に係合可能とさ
れており、雄側端子金具1が二次係止可能とされている
(図9参照)。これら係合部38間に形成されている逃
がし孔37には、サイドリテーナ30が本係止位置に保
持されているときに、雄側端子金具1の連結部4が逃が
されるようになっている。また、係合部38の後端部分
は雄側端子金具1を誘い込むようにテーパ状に形成され
ている。
0の嵌合凹部12内には、サイドリテーナ30が組み付
けられたインナハウジング20が取り付けられるように
なっており、図1及び図2に示すように、この取付方向
は嵌合凹部12の開口側、すなわち相手側の雌コネクタ
との嵌合面側からとされている。この嵌合凹部12内の
一方の側面にはロック突部13が設けられており、この
ロック突部13にインナハウジング20の一方の外側面
に設けられているロック部26が係合されることで、イ
ンナハウジング20は嵌合凹部12内に保持されるよう
になっている。このとき、インナハウジング20の開口
溝22は嵌合凹部12をなす壁部によって覆われるよう
になっている(図4参照)。
いてその組付作業について説明する。まず、インナハウ
ジング20の側面に開口した開口溝22にサイドリテー
ナ30を横方向から嵌めて、図2の矢線方向に示すよう
に手前側に押し込むと、サイドリテーナ30の横板部3
2の手前側に設けられた仮係止溝33にインナハウジン
グ20の係止突部25が嵌合される。これにより、図3
に示すように、サイドリテーナ30はその挿入方向の後
端部分がインナハウジング20内に収められ、仮係止位
置に組み付けられる。
た状態のインナハウジング20をアウタハウジング10
の嵌合凹部12内に前方から挿入する。すると、インナ
ハウジング20のロック部26が嵌合凹部12内に設け
られたロック突部13を乗り越えた後に係合されて、図
4ないし図6に示すように、インナハウジング20はア
ウタハウジング10内に取り付けられる。このとき、サ
イドリテーナ30の係合部38はキャビティ11の側方
へ退避した位置に配されている。これに続いて、アウタ
ハウジング10の後方から防水ゴム栓8を装着した電線
7に圧着された雄側端子金具1をアウタキャビティ11
A内に挿入すると、ランス6が一旦内側に撓まされた
後、インナハウジング20の係止溝21に引っ掛けら
れ、雄側端子金具1は一次係止状態とされる。
付けた後、嵌合凹部12内に治具などを挿入して、サイ
ドリテーナ30の操作部35を横方向の手前側へ向けて
押圧する。これにより、係止突部25は仮係止溝33の
壁に当たって一旦抜き出され、サイドリテーナ30が手
前側へ移動されるのに伴って、図7ないし図9に示すよ
うに、本係止溝34に嵌合され、サイドリテーナ30は
インナハウジング20に対して本係止位置に配される。
このとき、縦板部31は雄側端子金具1の挿入方向と交
差する方向へ移動され、雄側端子金具1の連結部4が逃
がし孔37に挟まれるとともに、本体2の後端面に係合
部38が係合され、これにより雄側端子金具1は二次係
止状態とされて、確実に抜け止めがなされる。このよう
にして雄コネクタが組み付けられた後、嵌合凹部12に
相手側の雌コネクタが嵌合されるようになっている。
取り出す場合には、相手側の雌コネクタを外した後、嵌
合凹部12内に治具などを挿入し、サイドリテーナ30
の操作部35を奥側へ押圧して、サイドリテーナ30を
本係止位置から仮係止位置へと移動させる。このとき、
縦板部31の逃がし孔37と係合部38はキャビティ1
1から退避した状態とされ、雄側端子金具1の本体2の
係止状態が解除される。続いて治具などをインナハウジ
ング20の前方に開口した係止溝21内に挿入し、雄側
端子金具1のランス6を内側に撓ませてその係止状態を
解除しつつ、雄側端子金具1を後方へ引っ張って取り出
すことができる。
サイドリテーナ30を取り付けるためにインナハウジン
グ20に設けられた開口溝22がアウタハウジング10
によって塞がれているから、インナハウジング20の開
口部分に格別な防水部材を設ける必要がなく、ハウジン
グの構造を簡単にできる。また、インナハウジング20
をアウタハウジング10の嵌合凹部12の開口側、すな
わち相手側の雌コネクタとの嵌合面側から取り付けるよ
うにしたから、逆にインナハウジング20をキャビティ
11の入り口側から取り付けるようにした場合と比べる
と、キャビティ11の入り口側を比較的小さくでき、ハ
ウジングの小型化が図られる。また、キャビティ11の
入り口を防水する防水ゴム栓8も比較的小さなものを使
用できる。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)本発明は、雌側のコネクタにも適用することがで
きる。 (2)本発明は、上記した実施形態に示した防水タイプ
のコネクタに限らず、非防水タイプのサイドリテーナを
用いるコネクタについても適用でき、その場合、サイド
リテーナとハウジングとの隙間に外部から異物が入り込
んでサイドリテーナを操作できなくなる等の不具合を防
ぐことができる。
面図
ングの正面図
タの側断面図
タの側断面図
Claims (4)
- 【請求項1】 端子金具が挿入されるキャビティが設け
られたハウジングに、前記端子金具の挿入方向と交差す
る方向に差し込まれて前記端子金具に係止するリテーナ
を備えたコネクタにおいて、 前記ハウジングが、インナハウジングとこれを収容する
アウタハウジングとに分割して形成されており、前記イ
ンナハウジングに前記リテーナが前記端子金具の挿入を
許容する仮係止位置と前記端子金具に係止可能な本係止
位置とに移動可能に装着されていることを特徴とするコ
ネクタ。 - 【請求項2】 前記インナハウジングは、前記アウタハ
ウジングにおける相手ハウジングとの嵌合面側から挿入
されて組み付けられていることを特徴とする請求項1記
載のコネクタ。 - 【請求項3】 前記アウタハウジングの一方の端部に
は、前記インナハウジングを収容可能な無口状の収容凹
部が設けられており、この収容凹部の壁部により前記イ
ンナハウジングとリテーナが覆われていることを特徴と
する請求項1または請求項2記載のコネクタ。 - 【請求項4】 前記インナハウジングと前記アウタハウ
ジングとの間には、インナハウジングを抜け止め可能な
ロック手段が設けられていることを特徴とする請求項1
ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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