JP2011228140A - コネクタ - Google Patents

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JP2011228140A JP2010097355A JP2010097355A JP2011228140A JP 2011228140 A JP2011228140 A JP 2011228140A JP 2010097355 A JP2010097355 A JP 2010097355A JP 2010097355 A JP2010097355 A JP 2010097355A JP 2011228140 A JP2011228140 A JP 2011228140A
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Keiko Ishida
恵子 石田
Yoji Kutsuna
陽二 沓名
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Abstract

【課題】嵌合不良の低減と、スペーサの組付作業性を改善することができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタハウジング10をインナハウジング10Aとアウタハウジング10Bとで構成し、インナハウジング10Aに、端子収容室12と、側方から端子収容室12に交差するスペーサ収容室13と、スペーサ収容室13に挿嵌されるスペーサ20とを備え、アウタハウジング10Bに、筒形状を有する周壁15と、周壁15の後端側を閉止する底壁16と、周壁15と底壁16とで形成し、スペーサ20をスペーサ収容室13内に仮係止した状態で、インナハウジング10Aをアウタハウジング10Bに収容し、端子金具30を端子収容室12に挿入し、スペーサ20を本係止位置に移動し、端子金具30をスペーサ20に係合させ、端子金具30を端子収容室12内に保持する。
【選択図】図2

Description

本発明は、スペーサを用いて端子金具のハウジングからの脱落を防止するコネクタに関する。
従来、ハウジング内をスライドするスペーサに端子金具を係合させ、端子金具がハウジングから脱落することを防止するコネクタとして、特許文献1、特許文献2に記載されているものが提案されている。
特許文献1のコネクタ101は、コネクタハウジング110内に複数の端子金具(図示せず)がそれぞれ収容される端子収容室112を備えている。また、コネクタハウジング110には、端子収容室112に交差しつつ、コネクタハウジング110側面に開口するスペーサ収容部113が設けられている。スペーサ収容部113には、スペーサ120が挿嵌され、挿嵌されたスペーサ120に端子金具が係合し、端子収容室112からの脱落が阻止されている。
端子金具を端子収容室112内に収容する際には、まずコネクタハウジング110の側面に開口するスペーサ挿入口113aを通じてスペーサ120をスペーサ収容部113に挿入し、スペーサ収容部113内に設定された仮係止位置に仮保持する。次に、端子金具を端子収容室112に挿入した後で、スペーサ120を本係止位置に移動させ、スペーサ120に端子金具を係止させる。
特許文献2のコネクタ201についても特許文献1のコネクタ101と同様に、コネクタハウジング210内に複数の端子金具230がそれぞれ収容される端子収容室212を備えている。また、コネクタハウジング210には、端子収容室212に交差しつつ、コネクタハウジング210側面に開口するスペーサ収容室213が設けられている。スペーサ収容室213には、スペーサ220が挿嵌され、挿嵌されたスペーサ220に端子金具230が係合し、端子収容室212からの脱落が阻止されている。
コネクタの近年の傾向として、端子金具の小型化と集約化が求められており、端子収容室内に端子金具を係止、保持するランス構造を設けることは、非常に困難になっている。そこで、前述の従来のコネクタのように、スペーサを用いて端子金具を端子収容室内に係止、保持する手法が広く用いられている。
特開2000−252000号公報 特開2003−272750号公報
ところで、前述した従来のコネクタでは、コネクタハウジングの側面にスペーサ収容室のスペーサ挿入口が開口しているため、埃やゴミがスペーサ挿入口から入り込み、コネクタハウジングと相手側ハウジング(図示せず)との嵌合不良の原因となるおそれがあった。また、スペーサ挿入口から奥まった場所に仮係止位置が設定されているため、スペーサを仮係止位置で係止できずに本係止位置まで押込んでしまう作業ミスが発生し、組付作業性が悪いという問題があった。
本発明は、上記事情を考慮し、嵌合不良の低減と、スペーサの組付作業性を改善することができるコネクタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、コネクタハウジングが、インナハウジングとアウタハウジングとで構成され、該インナハウジングは、内部に端子金具が挿入される端子収容室と、該端子収容室に該端子金具を挿入する方向に対して側方から該端子収容室に交差するスペーサ収容室と、該スペーサ収容室に挿嵌されるスペーサとを備え、該アウタハウジングは、筒形状を有する周壁と、該周壁の後端側を閉止する底壁と、該周壁と該底壁とで形成され、内部に該インナハウジングが収容されるインナ収容室とを備え、該スペーサは該スペーサ収容室内の所定の位置まで挿入され、仮係止された状態で、インナハウジングとともに該インナ収容室に収容され、該端子金具が該底壁を介して該端子収容室に挿入され、該スペーサが更に挿入され、該スペーサ収容室内に本係止された状態で、該端子金具が該スペーサとを係合し、該端子金具が該端子収容室内に保持されることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のコネクタにおいて、前記インナハウジングの後端面と前記アウターハウジングの前記底壁との間に挟持されるシール材を備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、アウタハウジングの側面に開口部を備えないため、コネクタハウジング内に埃やゴミが入り込みにくいとともに、入ってしまった場合にもインナハウジングを取外すことで、容易に埃やゴミを取除くことができるので、嵌合不良を低減することができる。
また、スペーサを仮係止した状態でインナハウジングをアウタハウジングに組付けることで、スペーサの誤組付けが防止され、スペーサの組付作業性を改善することができる。
請求項2の発明によれば、アウタハウジングの側面に開口部を備えない上に、アウタハウジングの開口端から奥まった部位にシール材が配置されるため、シール材への埃やゴミの付着が防止されるとともに、シール材の傷付きを防止することができるため、高い防水信頼性を発揮することができる。
本発明の一実施形態を示し、コネクタハウジングの正面図である。 本発明の一実施形態を示し、図1のII−II線に沿った分解断面図である。 本発明の一実施形態を示し、スペーサを仮係止した状態における図1のIII−III線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態を示し、スペーサを本係止した状態における図1のIII−III線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態を示し、コネクタハウジングを相手側ハウジングに嵌合した状態における図1のII−II線に沿った断面図である。 従来のコネクタハウジングを示し、(a)はスペーサを仮係止した状態を示す断面図、(b)はスペーサを仮係止した状態を示す断面図である。 従来のコネクタを示し、(a)はスペーサを仮係止した状態を示す断面図、(b)はスペーサを本係止した状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1〜図5は本発明の一実施形態を示し、図1はコネクタハウジングの正面図、図2は図1のII−II線に沿った分解断面図、図3はスペーサを仮係止した状態における図1のIII−III線に沿った断面図、図4はスペーサを本係止した状態における図1のIII−III線に沿った断面図、図5はコネクタハウジングを相手側ハウジングに嵌合した状態における図1のII−II線に沿った断面図である。
本実施形態のコネクタ1を構成する雌側コネクタ2は、コネクタハウジング10とスペーサ20と、端子金具30とで、構成されている。
コネクタハウジング10は、インナハウジング10Aとアウタハウジング10Bと、シール材40とで構成されている。
インナハウジング10Aは、略直方体状の本体部分11内部に複数の端子金具30が挿入される端子収容室12と、内部にスペーサ20が挿嵌されるスペーサ収容室13と、係止腕14とが設けられている。端子収容室12は、単純な貫通孔として、端子金具30が後端側から前端側に挿通可能に形成されている。スペーサ収容室13は、端子収容室12に端子金具30を挿入する方向に対して側方から、端子収容室12に交差するように形成されている。係止腕14は、インナハウジング10Aの後端に後方に向かって延設され、先端に係止突起14aが設けられている。
スペーサ収容室13に挿嵌されるスペーサ20は、スペーサ収容室13内に設定された仮係止位置と本係止位置で係止され、保持されるように構成されている。また、スペーサ20には、端子金具30が挿通される端子挿通孔21が設けられている。
アウタハウジング10Bは、筒形状を有する周壁15と、周壁15の後端側を閉止する底壁16とで構成され、周壁15と底壁16とで形成される内部空間は、インナハウジング10Aが収容されるインナ収容室17に設定されている。また、底壁16には、端子金具30が貫通する底通孔18と、インナハウジング10Aの係止腕14が挿入されつつ、係止腕14先端に設けられた係止突起14aと係合可能に形成された係合受部19が形成されている。
端子金具30は、係止部31を備え、本係止位置に変位したスペーサ20に係止部31が係合することで、端子金具30は端子収容室12内に保持される。
シール材40は、弾力性のある柔軟な素材をモールド成型することによって、アウタハウジング10Bの底壁16内面側に一体に成形されている。また、シール材40には、端子金具30が貫通する貫通孔41と、インナハウジング10Aの係止腕14が挿入される腕孔42が形成されている。
上記構成において、雌側コネクタ2を組立てる手順として、まず、インナハウジング10Aにスペーサ20を組付け、仮係止位置に保持する。次に、係止腕14先端を、シール材40の貫通孔41と、アウタハウジング10Bの底通孔18とを挿通させ、インナハウジング10Aの後端面11aとアウタハウジング10Bの底壁16との間に、シール材40を圧縮、狭持した状態で、先端の係止突起14aを係合受部19に係合させる。
スペーサ20を仮係止位置に保持した状態のままで、アウタハウジング10Bの底壁16外面側から挿入し、底通孔18と貫通孔41を通じて、端子金具30を端子収容室12に配設する。次に、端子金具30を端子収容室12内に配置した状態で、スペーサ20を仮係止位置から本係止位置に移動させて、スペーサ20を端子金具30に係合させ、端子金具30を端子収容室12内に保持し、雌側コネクタ2の組立てが完了する。
そして、インナハウジング10Aとアウタハウジング10Bとの間に形成される空間に、相手側ハウジング3を挿入することで、相手側ハウジング3の開口端内面3aにシール材40が密着し、コネクタハウジング10と相手側ハウジング3との間の水密性が発揮される。
以上のように、本実施形態のコネクタ1によれば、スペーサ20を仮係止した状態でインナハウジング10Aをアウタハウジング10Bに組付けることで、仮係止位置で係止できずに本係止位置まで押込んでしまう作業ミスの発生を防止し、スペーサ20の組付作業性を改善することができる。
また、アウタハウジング10Bの側面に開口部を備えない上に、アウタハウジング10Bの開口端から奥まった部位にシール材40が配置されるため、シール材40への埃やゴミの付着が防止されるとともに、シール材40に埃やゴミが付着した場合にも、インナハウジング10Aを取外すことで、簡単に埃やゴミを取除くことができる。これにより、コネクタハウジング10と相手側ハウジング3との嵌合不良を防ぐことができるとともに、シール材40の傷付きを防止することができるため、高い防水信頼性を発揮することができる。
1…コネクタ
10…コネクタハウジング
10A…インナハウジング
10B…アウタハウジング
11a…インナハウジングの後端面
12…端子収容室
13…スペーサ収容室
15…周壁
16…底壁
17…インナ収容室
20…スペーサ
30…端子金具
40…シール材

Claims (2)

  1. コネクタハウジングが、インナハウジングとアウタハウジングとで構成され、
    該インナハウジングは、
    内部に端子金具が挿入される端子収容室と、
    該端子収容室に該端子金具を挿入する方向に対して側方から該端子収容室に交差するスペーサ収容室と、
    該スペーサ収容室に挿嵌されるスペーサとを備え、
    該アウタハウジングは、
    筒形状を有する周壁と、
    該周壁の後端側を閉止する底壁と、
    該周壁と該底壁とで形成され、内部に該インナハウジングが収容されるインナ収容室とを備え、
    該スペーサは該スペーサ収容室内の所定の位置まで挿入され、仮係止された状態で、インナハウジングとともに該インナ収容室に収容され、
    該端子金具が該底壁を介して該端子収容室に挿入され、
    該スペーサが更に挿入され、該スペーサ収容室内に本係止された状態で、該端子金具が該スペーサとを係合し、該端子金具が該端子収容室内に保持されることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタにおいて、
    前記インナハウジングの後端面と前記アウターハウジングの前記底壁との間に挟持されるシール材を備えることを特徴とするコネクタ。
JP2010097355A 2010-04-20 2010-04-20 コネクタ Abandoned JP2011228140A (ja)

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