JPS6396191A - セリウム酸化剤 - Google Patents

セリウム酸化剤

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JPS6396191A JP62046915A JP4691587A JPS6396191A JP S6396191 A JPS6396191 A JP S6396191A JP 62046915 A JP62046915 A JP 62046915A JP 4691587 A JP4691587 A JP 4691587A JP S6396191 A JPS6396191 A JP S6396191A
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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の、iT 111flな説明 本発明は、新規な固体のセリウム(IV)生成物、およ
び芳香族化合物およびアルキル芳香族化合物をそれらの
対応するカルボニル基含有化合物に酸化するときの酸化
剤としてそれを使用することに関する。ざらに詳しくは
、ここに記載しかつ特1許1情求すする固体の生成物は
水酸化メタンスルホン酸セリウム(IV)水和物(ce
riummethansulfonate  hydr
oxide  hydrate)である。
セリウム(IV)は芳香族カルボニル化合物を製造する
ためのよく知られた酸化剤である。しかしながら、従来
知られたセリウム(IV)のいずれも、芳香族化合物の
急速な選択的酸化の目的に理想的ではない0例えば、あ
る種のセリウム11!類(例えば、塩化物、硝酸塩、過
塩素酸塩)の陰イオン類は、大r1(の望ましくない副
生物を生成するか、あるいはそれらを商業的規模で使用
することを妨害する不安定な条件を示す方法で、有機入
(質と高度に反応性である。これより反応性に劣る陰イ
オン類(例えば、硫耐塩、酢酸塩、フッ化物、フッ化ホ
ウ素、フッ化ケイ素)は、一般に、溶解度が低い塩類を
形成し、反応速度を阻害しおよび/または使用済み酸化
剤の容易に再生される能力を阻害する。さらに、ある種
の有aFIH2類(例えば、ベンゼンスルホン酸)iり
は有機化合物の酸化において有用であるてめに十分な安
定性をもたない。
セリウム(I I I) /セリウム(IV)イオンは
知られておりかつ酸化反応において使用されてきている
が、酸化条件下に十分に安定であって、間接電気化学的
酸化法において有用であり、高度の効率でセリウム(I
 I I)種とセリウム(IV)種との間の反復サイク
リングを実施でき、所望のカルボニル基含有化合物の生
成において高度に選択的である酸化剤であり、それらが
使用される方法を商業的に魅力的とする高い反応速度を
示すごとができ、必要ら:で容易に輸送、貯蔵および1
;ド、フすることができる1、’、I体の安定な物質で
あり、そして水中に容易に濱解して水溶液を形成するこ
とができる、セリウム(IV)酸化剤が要求されている
1986年5 Jl 511に提出された同時係属出願
859.548号において、少なくとも1.5モルの濃
度の遊離のメタンスルホン酸と組み合わせてメタンスル
ホン酸のセリウム塩の水溶液を酸化手段として使用して
、芳香族カルボニル基含有化合物の生成において高い収
率および選択率を達成することを記載した。ここに記載
する国体のセリウム(IV)物質は、同一の目的に使用
して同一の結果を達成することができる。それは使用前
延長した期間にわたって貯蔵できる、固体の輸送容易な
物質という利点を有する。使用するとき、それは容易に
溶解して酸化剤溶液を形成する。
本発明は、後に詳しく説明する、固体の安定な生成物で
ある水酸化メタンスルホン酸セリウ゛ム(IV)水和物
、および芳香族化合物およびアルキル芳香族化合物を高
い選択率でカルボニル含有化合物に転化する酸化法にそ
れを使用することに関する0本発明のセリウム(IV)
酸化剤は、所望の性質の組み合わせ(安定性、溶解度、
反応性、カルボニル生成物の生成の選択性、高い電流密
度で高い効率での生成、およびセリウム(II工)とセ
リウム(IV)との間の反復サイクリングの能力を示し
て高度に魅力的な生成物およびそれを使用する方法を提
供することが発見された。
本発明は、それぞれの芳香族化合物からカルボニル含有
化合物を選択的に生成するための酸化剤に関する。
この明fH書および特許請求の範囲において使用するあ
る用語を、本発明のFJIMな説明の提供を促進する目
的で下に定義する: 用語「芳香族」は、特記しないかぎり、ベンゼン環式化
合物および融合したベンゼン環式化合物、例えば、ベン
ゼン、ナフタレン、アントラセンなどを意味する。これ
らの化合物は置換されていないか、あるいは酸化に対し
て不活性である置換基1例えば、ハロゲン、アルコキシ
、ニトロ、スルホニル、アミド、第三アミノ、第三アル
キルおよびカルボキシレートエステル基を含有すること
ができる。
用語「アルキル芳香族」は、c、−c6アルキル置換の
ベンゼン環式化合物および融合ベンゼン環式化合物を意
味する。これらの化合物は、芳香族環に結合したlまた
は2以」;の第一または第二c、−c6アルキル基を含
有しそして、さらに、酸化に対して不活性である置換7
.k、例えば、ノ\ロゲン、アルコキシ、ニトロ、スル
ホニル、アミド、第三アミノ、第三アルキルおよびカル
ボキシレートエステル基を含有することができる。この
ような化合物の例は、トルエン、(0、mまたはp)キ
シレン、トリメチルベンゼン、(o、mまたはp)エチ
ルトルエン、(o、 mまたはp)プロピルトルエン、
(o、mまたはp)メトキシエチルベンゼン、(o、 
mまたはp)エトキシエチルベンゼン、1.2−ジメチ
ルナフタレン、(0、mまたはp)メチル−N、N−ジ
メチルアニリン、(o、mまたはp)クロロトルエンな
どを包含する。
′  用語「間接電気化学的酸化」は、2つの工程にお
いて、第1工程が陽極電化の交換により金属イオンの酸
化剤(例えば、Ce”)を提供し、そして第2工程が金
属イオンの酸化剤を芳香族化合物またはアルキル芳香族
化合物と反応させてカルボニル含有化合物を生成するよ
うに進行する、芳香族化合物またはアルキル芳香族化合
物の酸化を意味する。芳香族化合物またはアルキル芳香
族化合物の酸化は、金属イオンの不存在下において選択
的に起こらない。有機基質の間接電気化学的酸化は、電
気化学的反応器内(槽内)であるいは電気化学的反応器
外(槽外)で実施することができ■ る。
用語「セリウム(III)(cerouS)」、セリウ
ム(IV)(ceric)Jおよび「セリウム(cer
ium)Jは、それぞれ、その低い原子−価状Jg?、
 (+ 3) 、その高い原子価状jg; (+ 4 
)および低いおよび高い原子価状態の種の混合物として
のセリウムイオンまたはセリウムイオンの塩を意味する
本発明のセリウム(IV)酸化剤は、水酸化メタンスル
ホン酸セリウム(IV)水和物と表示すべき固体の化合
物である。この化合物は原子式CeC2H+ o S2
0g で表わされ、これはCe(CH3SO2)20 
拳2H20またはCe(CH3302)2  (OH)
 ・H20に翻訳スルコトができる。追加の水をこの化
合物に会合(aSSociate)させることができる
。この固体は次の元素分析を有する:36.2重7.H
%(理論値36.65重量%)のセリウム、6.6玉S
11%(6,3重呈%)の炭素、17.0料量%(16
,75重量%)のイ才つ、2.6玉r%(2゜62重量
%)の水素および37.6重量%(37,7重量%)の
酸素。この化合物は(示唆走査、I?8量計により)1
95.6℃の溶融勾配の開始を示し、215.5℃のビ
ーク再々を有する0本発明の化合物赤外スペクトル分析
(KBrのベレットを使用して実施した)を第1図に示
す。
本発明の水酸化メタンスルホン酸セリウム(工V)水和
物は、有機化合物、とくに芳香族化合物およびアルキル
置換芳香族化合物のためのきわめて優れたl電子酸化剤
である0本発明の化合物は、酸化剤種を再生する能力を
もつために、11な1工程レドックス反応またはサイク
ル的仲介方法において使用することができる。前述のよ
うに、同時係属米国特許出願第859.548号におい
て、ある種のセリウム塩類は、その酸化または還元され
た形態で1反応系に対して悪影響を及ぼす陰イオンを有
する0例えば、硫酸のセリウム塩およびトリフルオロ酢
酸のセリウム塩は1弱酸中で低い溶解度を有し、そして
酸濃度の増加とともに溶解度を減少することが知られて
いる。
本発明のセリウム(IV)化合物は、ある種のセリウム
(I I I) 4類をメタンスルホン酸と接触させて
メタンスルホン酸のセリウム(I I I)n1中間体
を形成し、この中間体を小過剰rlX−の遊離酸の存在
下に電気化学的に酸化し、そして得られた水酸化メタン
スルホン酸セリウム(IV)水和物を回収することによ
って形成することができる。詳しくは、セリウム(IV
)化合物は、水溶液中で、酸化セリウム(III)、炭
酸セリウム(I I I) 、水酸化セリウム(I I
 I)またはそれらの混合物を、初期のセリウム(I 
I I) ti!の中和に必要量より小過剰量のメタン
スルホン酸と接触させることによって形成される。した
がって、セリウム(III)[例えば、炭酸セリウム(
I I I)など]の1モルにつき、この溶液は2モル
より多い遊離酸を含有すべきである。酸の過剰一覧ヨ、
メタンスルホン酸セリウム(I I I)の形成に要求
される化学量論的:1″Lよりも、小過剰、例えば、約
0.1〜1.3モル過剰、好ましくは約0.5〜約1.
3モル過剰であるべきである。
溶液中のセリウム(I I I)イオンの濃度は、約0
.2モルに等しいかあるいはそれより大きく、好ましく
は約0.5〜1.5モルであるべきである。さらに、溶
液は他の無a#の無関係の陰イオン、例えば、硫酸、硝
酸、過塩素酸などの陰イオンを実質的に含有してはなら
ない、このような陰イオンが存在するとき、それらは、
本発明の化合物を回収するために溶液を使用する前に、
既知の手段により除去すべきである0例えば、硫酸イオ
ンが存在する場合、硫酸イオンは炭酸鉛(I I)で沈
殿させることによって除去できる。同様に、塩素イオン
は溶液を)々酸銀で処理することによって除去できる。
他の無関係のイオンは技術的に知られた同様な方法で除
去することができる。
そのように形成した溶液を電解槽へ導入する。
槽は分割されていないか、あるいは電極間の多孔質の仕
切の壁または膜で分割されていることができる。電極は
任意の適当な形態、例えば、板、格r−,エキスバンド
メタル、または1網状多孔質材料などであることができ
る。陽極は金属イオンの酸化を実施するために適当な既
知の材料のいずれであることもでき、そして、好ましく
は、鉛、酸化鉛、白金、白金化チタン、白金化ニオブま
たは金属耐化物−チタン複合体である。槽の陰極は酸水
溶液中で、金属イオン、例えば、鋼、銅およびニッケル
の存在下または不存在下に還元を実施するために適当な
任意の既知の金属であることができる。セリウム(I 
I I)の溶液を仕切られた槽の陽極液部分の中に導入
する。電解槽はセリウム(I I I)イオンをセリウ
ム(IV)イオンに酸化することを可能とするきわめて
優れた手段を提供し、そしてセリウム(IV)イオンは
2モルのメタンスルホン酸と結合して、ここに記載する
条件下に本発明の固体の生成物、水酸化メタンスルホン
酸セリウム(IV)水和物を生成する。さらに、セリウ
ム(I I I)の溶液は、この方法を妨害しかつ分離
を必要とする副生物を生成しないで、きれいな陰極の還
元を提供する能力を有する。
電解は約2〜20ポルトの範囲の電圧において、約0.
1〜約500mA/cm2.好ましくは10〜400m
A/cm2.最も好ましくは30〜300mA/cm2
 (あらさ係数を排除する電極面積に基づく)の範囲の
電流密度で実施することができる。電解は約−20〜1
50℃、好ましくは0〜100°Cの温度において実施
できる。
前述の弱酸性のメタンスルホン酎セリウム(III)溶
液は、電解耐化すると、所望の水酸化メタンスルホン酸
セリウム(IV)水和物を生成することが発見された。
セリウム(IV)は、辿過などおよび水、アセトニトリ
ルまたは他の被溶媒の液体を使用する洗浄により、容易
に回収することができる。
本発明のセリウム(IV)化合物を使用して有効に酸化
できる有機化合物は、芳香族化合物およびアルキル芳香
族化合物である。芳香族化合物は、ベンジル環式化合物
および融合ベンジル環式化合物を包含し、これらの化合
物は置換されていないか、ああるいは酸化に対して実質
的に不活性である基で置換されていることができる。こ
のような化合物の例は、ベンゼン、ナフタレン、アント
ラセンなど、ならびに本発明の間接酸化に対して不活性
である環に結合した基を含有するこのような化合物を包
含する。このような基は、筒中な実験室の試験によって
筒単に決定することができ、そしテ(CI −Ca )
アルコキシ、−t e r t−アルキル((、+ −
Ca ) 、フェノキシ、ニトロ、tert−7ミノ、
スルホニル、アミド、およびカルボン酸エステル基など
を包含する。アルキル置換芳香族化合物は、さらに少な
くとも1つの第一アルキルまたは第二アルキル基あるい
は両者を含有する。上に定義した芳香族化合物を包含す
る。
前述の有機化合物は、本発明の水酸化メタンスルホン酸
セリウム(IV)水和物を含有する溶液または−a濁液
を有機化合物と接触させることによって、それらのそれ
ぞれのカルボニル含有化合物に酸化される。酸化手段と
して有用な本発明の水酸化メタンスルホン酸セリウム(
IV)水和物の懸濁液または分散液は、固体のセリウム
(工V)塩を含有する最初に形成した弱酸系を使用する
か、あるいは固体のセリウム(IV)塩を水性弱酸系中
に分散させることによって容易に形成できる。セリウム
(IV)化合物の溶液はこの化合物を水中に溶解するこ
とによって形成できる。本発明の化合物は弱い酸性の水
溶液(例えば、0゜1−1.3モルの濃度のメタンスル
ホン酸を含有する溶液)中に実質的に不溶性であるが、
驚くべきことには、この化合物は実質的に中性(pH6
,5〜7.5)の水または脱イオン(D。
1、)水中に非常に高度に可溶性であることが発見され
た。こうして、水酸化メタンスルホン酸セリウム(IV
)水和物の水溶液は、本発明の化合物を淡水中に溶解す
ることによって容易に形成することができる。イJ機化
合物の酸化は、強い酸性の溶液、すなわち、少なくとも
1.5モルの遊蕩のメタンスルホン酸の濃度を有する溶
液中で実施することができる。これらの溶液は、必要へ
:の酸をセリウム(IV)化合物−水の溶液中に急速に
添加して、要求する少なくとも1.5モルの濃度を発生
させることによって形成することができる。
セリウム(IV)酸化剤と芳香族化合物およびアルキル
芳香族化合物との接触は、セリウム(IV)酸化剤を含
有する水性系中に前記化合物をtliに溶解または分散
させることによって実施することができる。芳香族化合
物およびアルキル芳香族化合物は、水相中に溶解または
分散させて、あるいは有機溶媒中に溶解させて反応器へ
導入することができる。
セリウム(IV)酸化剤と芳香族化合物およびアルキル
芳香族化合物とはバッチ方法で接触させることができる
。好ましくは、セリウム(IV)酸化剤は、芳香族化合
物およびアルキル芳香族化合物およびセリウム(IV)
酸化剤を反応器内で攪拌下に接触させる、連続の仲介(
mediatea)法において使用できる。この化合物
および酸化剤を反応器中に連続的に導入する。使用済み
[セリウム(I I I) ]酸化剤および生成したカ
ルボニル含有芳香族化合物およびアルキル芳香族化合物
を含有する溶液を取り出し、そしてカルボニル化合物を
許通の手段、例えば、蕪留、相分離、沈殿あるいは適当
な溶媒、ジクロロアルカン、シクロヘギサンなどを使用
する抽出によって回収する0分離の特定のモードは形成
する生成物の同一性に依存し、そして当業者によって容
易に決定されうる0次いで、残留する溶液を電気化学的
槽へ移し、ここでセリウム(I I I)イオンに富ん
だ水性酸性媒質を電気化学的に再生してセリウム(IV
)に富んだ系にする。酸化系は少なくとも0.2モル、
好ましくは少なくとも0.5モルの濃度でセリウムイオ
ンを含有すべきである。
セリウム(IV)酸化剤の出発減として使用する本発明
の醇化剤お使用する前述の方法(とくに仲介された方法
)は、セリウム(IV)イオンを高い濃度および高い溶
解度でに提供して、有機化合物を高い反応速度で酸化す
ることができる。さらに、p期せざることには、本発明
の方法は、副生物を実質的に生成しないで、キノン類(
芳香族化合物から)およびアルデヒド類またはケトン(
アルキル芳香族化合物から)容易にかつ選択的に生成す
る手段を提供する。
有機酸化は周囲の温度反応および圧力の条件下に実施す
ることができる。温度は約θ〜100℃で変化すること
ができ、20〜75℃は好ましい。圧力は方法の理由で
高いかあるいは低くあることができる。
次の実施例により本発明を説明するが、特許請求の範囲
によって規定される本発明はこれらの実施例によって限
定されない。特記しないかぎり、すべての部および百分
率は重量による。
実施例I 276部のメタンスルホン酸を、150部の水中の21
9部の炭酸セリウム(III)(五水和物として得られ
た)の攪拌した懸濁液にゆっくり添加した。二耐化炭素
の発生が完結したとき、水を添加して、1.8モルのメ
タンスルホン酸セリウム(III)[Ce (CH3S
O3)3]および1モルの遊離のメタンスルホン酸を含
有する450m1の体積にした。
」−の溶液を板およびフレーム型の電解槽の陽極室に導
入した。陽極は63.5uLmの白金が被覆された表面
(合計の表面積約50cm’)を有する白金クラッド−
ニオブであった。陽極室は、商用パーフルオロイオン交
換樹脂の膜[ナフィオン(Naf i o n)390
]によって陰極室と分離されていた。陽極液の温度は4
0℃であり、そして5アンペアの一定電流を54分間流
して1次いで3アンペアを211分間流した。スラリー
が陽極室に生じた。スラリーは合計のCe(IV)含1
1;、が0.53モルであった(理論的収量は0.56
である;94.6%の電流効率)。陰極室はステンレス
鋼の陰極を含有し、そしてプロトンを水素ガスにきれい
に二元させた。
陽極液のスラリーを周囲温度で一夜攪拌した。
固体の生成物を症過により分離し、そして60℃で約1
5時間真空乾燥した。回収された生成物を15m1のア
セトニトリルで洗浄し、次いでilTび60°Cで約1
5時間真空乾燥すると、97.3部の黄色固体が得られ
た。この黄色固体は、Ce(CH3SO2)2  (O
H) ・H2Oに合致する、次の元素分析値を有した。
計算値:Ce、36.65%;C,6,28%;S、1
6.75%;H12,62%。実測値:Ce、36.2
%;C,6,59%;s、16.97%:H12,57
%。示差走査8量計は195.6℃に溶融勾配の傾斜の
開始を示し、そしてピーク最大は215.5℃であった
。赤外スペクトル(KBrペレット)を第1図に示す。
実施例lI 23部のce (CH3S02 )2  (OH) ・
H2Oを120?Bの水中に導入し、そして攪拌して固
体を溶解した。次いで、この溶液を60℃に加熱した。
30容量部のメタンスルホン酸をほぼ15秒にわたって
滴々添加した。この溶液を窒素でパージし、そして30
容量部の1.2−ジクロロエタン中の1.28部のナフ
タレンの溶液を添加した。45分間激しく攪拌した後、
生ずる混合物を冷却し、そして300部の塩化メチレン
で抽出した。ガスクロマトグラフィーによる定量分析は
、90%のナフタレンの転化率および90%の1.4−
ナフトキノンの選択率を示した。
実施例llI 23部のCe (CH3502)20−2H20を14
0部の水中に導入し、そしてこの混合物を攪拌して固体
を溶解した0次いで、この溶液を60℃に加熱した。3
0容呈部のメタンスルホン酸をほぼ45秒にわたって滴
々添加した。この溶液を窒素でパージし、次いで2.0
容II!部のp−キシレンを添加した。30分間激しく
攪拌した後、生ずる混合物を冷却し、そして300部の
塩化メチレンで抽出した。ガスクロマトグラフィーによ
る定量分析は、90%のp−キシレンの転化率および8
6%のp−)ルアルデヒドの選択率を示した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の化合物赤外スペクトル分析(KBr
のベレットを使用して実施した)を示す。 特許出願人 ダブリュー・アール・ブレイス・1、事件
の表示 昭和62年特許願第46915号 2、発明の名称 セリウム酸化剤 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称   ダブリュー・アール・ブレイス・アンド・
カンパニー 4、代理人 住 所 〒107  東京都港区赤坂1丁目9番15号
日本自転車会館 5、手続補正指令の日付   昭和62年5月26日(
発送日)6、補正の対象 7、補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の特性: a)セリウム(IV)原子、 b)2つのメタンスルホネート(CH_3SO_3)基
    、 c)少なくとも1つの酸化物または水酸化物の基、およ
    び d)少なくとも1つの会合した水和物水分子、を有する
    ことを特徴とする固体の生成物。 2、生成物は原子式CeC_2H_1_0S_2O_9
    とCe(CH_3SO_3)_2O・2H_2Oまたは
    Ce(CH_3SO_3)_2(OH)_2・H_2O
    から選択される構造式を有する特許請求の範囲第1項記
    載の生成物。 3、構造式はCe(CH_3SO_3)_2O・2H_
    2Oである特許請求の範囲第2項記載の生成物。 4、構造式はCe(CH_3SO_3)_2(OH)_
    2・H_2Oである特許請求の範囲第2項記載の生成物
    。 5、生成物は第1図に実質的に示されているような赤外
    スペクトルを示すことができる特許請求の範囲第1項記
    載の生成物。 6、生成物は第1図に実質的に示されているような赤外
    スペクトルを示すことができる特許請求の範囲第2項記
    載の生成物。 7、生成物は第1図に実質的に示されているような赤外
    スペクトルを示すことができる特許請求の範囲第3項記
    載の生成物。 8、生成物は第1図に実質的に示されているような赤外
    スペクトルを示すことができる特許請求の範囲第4項記
    載の生成物。 9、水性媒質中で、酸化セリウム(III)、炭酸セリ
    ウム(III)、水酸化セリウム(III)またはそれ
    らの混合物から選択されるセリウム(III)塩を、メ
    タンスルホン酸セリウム(III)を生成するに十分な
    0.1〜1.3モル過剰のメタンスルホン酸と接触させ
    、その際前記セリウム(III)陽イオンは少なくとも
    0.2モルの濃度で存在し;セリウム(III)イオン
    をセリウム(IV)イオンに酸化し;そして固体の水酸
    化メタンスルホン酸セリウム(IV)水和物を水性媒質
    から分離することによって生成した水酸化メタンスルホ
    ン酸セリウム(IV)水和物を含んでなることを特徴と
    する生成物。 10、前記セリウム(III)イオンのセリウム(IV
    )イオンへの酸化を電気化学的に実施する特許請求の範
    囲第9項記載の生成物。 11、カルボニル基含有化合物を芳香族化合物およびア
    ルキル芳香族化合物から選択されるそれらのそれぞれの
    有機基質から生成する方法であって、前記有機基質を少
    なくとも0.2モル濃度の特許請求の範囲第1項記載の
    化合物を有する水性酸性媒質中で接触させることを特徴
    とする方法。 12、カルボニル基含有化合物を芳香族化合物およびア
    ルキル芳香族化合物から選択されるそれらのそれぞれの
    有機基質から生成する方法であって、前記有機基質を少
    なくとも0.2モル濃度の特許請求の範囲第2項記載の
    化合物を有する水性酸性媒質中で接触させることを特徴
    とする方法。 13、カルボニル基含有化合物を芳香族化合物およびア
    ルキル芳香族化合物から選択されるそれらのそれぞれの
    有機基質から生成する方法であって、前記有機基質を少
    なくとも0.2モル濃度の特許請求の範囲第3項記載の
    化合物を有する水性酸性媒質中で接触させることを特徴
    とする方法。 14、カルボニル基含有化合物を芳香族化合物およびア
    ルキル芳香族化合物から選択されるそれらのそれぞれの
    有機基質から生成する方法であって、前記有機基質を少
    なくとも0.2モル濃度の特許請求の範囲第4項記載の
    化合物を有する水性酸性媒質中で接触させることを特徴
    とする方法。 15、カルボニル基含有化合物を芳香族化合物およびア
    ルキル芳香族化合物から選択されるそれらのそれぞれの
    有機基質から生成する方法であって、前記有機基質を少
    なくとも0.2モル濃度の特許請求の範囲第5項記載の
    化合物を有する水性酸性媒質中で接触させることを特徴
    とする方法。 16、遊離のメタンスルホン酸の濃度が約1.5〜9モ
    ルである特許請求の範囲第11項記載の方法。 17、遊離のメタンスルホン酸の濃度が約1.5〜9モ
    ルである特許請求の範囲第12項記載の方法。 18、遊離のメタンスルホン酸の濃度が約1.5〜9モ
    ルである特許請求の範囲第13項記載の方法。 19、遊離のメタンスルホン酸の濃度が約1.5〜9モ
    ルである特許請求の範囲第14項記載の方法。 20、遊離のメタンスルホン酸の濃度が約1.5〜9モ
    ルである特許請求の範囲第15項記載の方法。
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