JPS63270635A - 1,4−ナフトキノンの製造法 - Google Patents

1,4−ナフトキノンの製造法

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JPS63270635A
JPS63270635A JP10476687A JP10476687A JPS63270635A JP S63270635 A JPS63270635 A JP S63270635A JP 10476687 A JP10476687 A JP 10476687A JP 10476687 A JP10476687 A JP 10476687A JP S63270635 A JPS63270635 A JP S63270635A
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naphthoquinone
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organic solvent
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憲明 池田
Noboru Sugishima
昇 杉島
Yasushi Fujii
靖士 藤井
Shinji Ikuta
生田 伸治
Akira Inoue
明 井上
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ナフタリンを第2Lyリウムイオンを含む酸
性水溶液を用いて液相酸化し、1,4−ナフトキノンを
工業的に有利に製造する方法に関する。1,4−ナフト
キノンはアントラキノンの原料等として工業的に有用で
ある。
〈従来の技術〉 ナフタリンを第2セリウムイオンを含む酸性水溶液を用
いて液相酸化し、1.4−ナフトキノンを製造する方法
はよく知られている。例えば、■水と混和しない有機溶
媒に溶解したナフタリンを第2セリウムイオン−酸性水
溶液を用いて酸化し、1,4−ナフトキノンを製造する
方法(特公昭49−34978号公報)、■粉末状のナ
フタリンを分散剤によって第2セリウム塩の水溶液中に
懸濁させることを特徴とする1、4−ナフトキノンの製
造方法(特開昭56−61327@公報)等がある。こ
れら酸化反応に用いられる第2セリウムイオンを含む酸
性水溶液としては硝酸セリウムアンモニウム−硝酸水溶
液や硫酸セリウム−硫酸水溶液が一般的に用いられる。
また、従来の第2セリウムイオンによる酸化反応では温
度は通常40〜80℃が好ましいとされている。
次いで、得られた液相酸化生成物から1,4−ナフトキ
ノンを分離精製する方法としては、一般的には溶媒を濃
縮後、濾過、洗浄、再結晶するなどの方法が行われる。
また、前記液相酸化反応のプロセスとしては液相酸化反
応後に生成する第1セリウムイオンの第2セリウムイオ
ンへの再生法として電気化学的再生法の工程が含まれる
のが通常である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 前述した従来の第2セリウムイオンを含む酸性水溶液を
用いる液相酸化による1、4−ナフトキノンの製造法で
は、通常第2セリウムイオンを含む酸性水溶液中の第2
セリウムイオンの濃度が高I!度であるほど、あるいは
酸化反応温度が高温であるほど反応速度が速くなる点で
有利である。反面、目的とする1、4−ナフトキノンの
選択性の面からは、第2セリウムイオンを含む酸性水溶
液中の第2セリウムイオンの濃度が低濃度であること、
あるいは酸化反応温度が低温であることが好ましい。ま
た、第2セリウムイオンを含む酸性水溶液として、硫酸
セリウムの硫酸水溶液を用いた場合には、5A′M第2
セリウムによる酸化反応で生成する硫酸第1セリウムの
溶解度が小さいために必然的に該硫酸水溶液中の第2セ
リウムイオンの濃度が低濃度になり反応速度が遅くなる
欠点を有し、一方、硝酸セリウムアンモニウムの硝酸水
溶液を用いた場合には、硝酸セリウムアンモニウムの溶
解度が高くて反応速度の点では有利であるが副生成物の
生成量が多く選択性の点で欠点がある。
従って、工業的には反応速度を上げることによる生産性
と7.4−ナフトキノンの選択性による精製工程の複雑
さや製品品質とを考慮し、それらの妥協点において第2
セリウムイオンを含む酸性水溶液の種類、第2セリウム
イオンの濃度、酸化反応温度等の条件が設定される。更
には、温度が高すぎると第2セリウム塩の加水分解が生
じるうえ生成物の着色、あるいは装置の腐蝕性の面から
不利を生じる。これらの結果として前述の如く、酸化反
応温度は通常40〜80℃が好ましいとされている。
次いで、生成した1、4−ナフトキノンを精製するには
単に溶媒を濃縮後、濾過、洗浄するなどの方法では未反
応のナフタリンや副生物の除去が充分になされず、満足
できる純度のものは得られず、再結晶が不可欠で工程が
複雑になったり、収率の低下が避けられない。
更に、回収した第1セリウムイオンを含む酸性水溶液を
電解酸化し、第1セリウムイオンを第2セリウムイオン
に再生する場合において、該酸性水溶液中に溶解してい
る1、4−ナフトキノンは電解酸化におけるN流動帯の
低五や電極寿命の低下などをもたらす。従って、第1セ
リウムイオンを含む酸性水溶液を回収するときに1.4
−ナフトキノンが実質的に含まれない程度にしなければ
ならない。
本発明は上記の欠点を解消し、第2セリウムイオンの濃
度が低濃度であっても反応速度を促進することが可能で
あり、その結果、目的物の選択性を高め得るとともに、
生成した1、4−ナフトキノンから高純度の製品を得る
方法を提供するものである。
〈問題を解決するための手段〉 本発明者等は前記従来法の欠点について鋭意検肘の結果
、ナフタリンを第2セリウムイオンを含む酸性水溶液を
用いて酸化し1,4−ナフトキノンを得る方法において
、超音波照射下に液相酸化反応を行なうことにより、低
い反応温度であっても、あるいは第2セリウムイオンの
濃度が低濃度であっても反応速度が促進され、1,4−
ナフトキノンが選択性よく得られることを見出した。そ
して更に該液相酸化反応から1,4−ナフトキノンを抽
出するのに使用する有機溶媒や1,4−ナフトキノンの
分離精製法についても検討を重ねた結果、本発明を完成
したものである。即ち本発明は、ω第1セリウムイオン
を含む酸性水溶液を電解酸化し、該水溶液中の第1セリ
ウムイオンを第2セリウムイオンにして第2工程に供給
する第1工程、0第1工程で得られた第2セリウムイオ
ンを含む酸性水溶液を用いて超音波照射下にナフタリン
を液相酸化し、次いで水と非混和性でか゛つ第2セリウ
ムイオンに酸化されない有機溶媒を用いて1.4−ナフ
トキノンを抽出し、有機溶媒相と未反応の第2セリウム
イオンおよび酸化反応により生成した第1セリウムイオ
ンを含む酸性水溶液相とを分離する第2工程、(ハ)第
2工程で得られた有機溶媒相からナフタリン、1.4−
ナフトキノンおよび有機溶媒を分離精製し、1,4−ナ
フトキノンを製品として得る一方、ナフタリンおよび1
1機溶媒を各々回収して第1工程に戻す第3工程、から
なることを特徴とする1、4−ナフトキノンの製造法で
ある。以下に詳しく説明する。
本発明の第1工程において用いる第1セリウムイオンを
含む酸性水溶液としては硝酸第1t?リウムアンモニウ
ム、硝酸第1セリウムまたは硫酸第1セリウム等の各種
の第1セリウム塩の各種酸性水溶液が使用できる。酸と
しては、上記第1セリウムイオン供給源を形成する陰イ
オンに対応する酸を使用することができるが、それ以外
の酸を添加することもでき、例えば硫酸、硝酸等を単独
あるいは混合して使用することができる。該工程は主と
して第2工程のナフタリンの液相酸化で生成した第1セ
リウムイオンを再生し再度第2工程に供給する役割を有
するが、新規の仕込みゃ補充分の第1セリウムイオンを
第2セリウムイオンに酸化し第2工程に供給する役割を
も右する。電解酸化は従来性なわれている一般的な方法
を用いることができる。
得られた第2セリウムイオンを含む酸性水溶液は第2工
程に供給されナフタリンの液相酸化反応に使用される。
ここで該酸性水溶液中の第2セリウムイオン°濃度は好
ましくは0.05〜6モル/1、より好ましくは0.1
〜3モル/1の範囲である。
m度が低ずぎると酸化力が弱く、反応速度が遅くなるだ
けでなく反応液量も大となって不利である。
逆に高すぎると、前述の問題や、液の粘度が上昇してプ
ロセス上の開操作に支障をきたす恐れが生じる。また、
該酸性水溶液中の酸濃度については、B−IA度が低過
ぎると第2セリウムイオンが不安定になり、酸濃度が高
過ぎると第2セリウムイオンの溶解度が低下したり装置
の腐蝕の面から不利であるため、酸性水溶液中の酸濃度
は好ましくは0.3〜10モル/1、更に好ましくは0
.7〜2.0モル/iとする。
本発明において、第2工程の液相酸化反応は超音波照射
下に行われる。液相酸化反応は、従来法では通常撹拌機
、外部循環、ガスの吹込み等による強制撹拌下に行なわ
れるが、本発明においては超音波照射下に、好ましくは
強制撹拌を組合せて行うことにより、低い反応温度であ
っても、あるいは第2セリウムイオンの濃度が低濃度で
あっても充分な反応速度が保持できる。その結果、第2
工程の液相酸化反応は好ましくは0〜80℃、更に好ま
しくは15〜35℃で行われる。80℃以上の温度では
前述の第2セリウム塩の加水分解、副反応生成物の混入
や着色、あるいは装置の腐蝕性の面から問題になること
が起こりうるし、0℃以下の温度では反応速度の減少を
きたす他、冷却のための費用がかかる。更に有利には1
5〜35℃で反応させることにより、適度な反応速度を
維持しつつ1.4−ナフトキノンの選択性を高めること
ができる。本発明において用いられる超音波は10KH
z以上の周波数のものであればよく、その照射方式は外
部照射方式、内部照射方式のいずれでもよく、また超音
波発生装置としても個々の周波数、出力を有する装置が
使用でき、超音波放射体としては平板型、リング型、円
板型等のいずれの型式でもよい。
本発明の第2工程において用いる水と非混和性でかつ第
2セリウムイオンに酸化されない有機溶媒の例としては
、ベンゼン、ターシャリ−ブチルベンゼン、クロルベン
ゼン等の芳香族炭化水素又はその置換体、シクロヘキサ
ン、n−ヘキサン、n−ペンタン、n−オクタン等の脂
肪族炭化水素、四塩化炭素、クロルメチレン、ジクロル
エタン等の塩素化脂肪族炭化水素等の有機溶媒が挙げら
れる。これらの有機溶剤はナフタリンおよび1,4−ナ
フトキノンを良く溶解し、第2工程後段の有機溶媒相と
酸性水溶液相とを抽出分離する操作において、酸性水溶
液相中の1,4−ナフトキノン濃度を低下せしめる。酸
性水溶液相中に含まれる酸化反応により生成した第1セ
リウムイオンは第1工程にて電解酸化し第2セリウムイ
オンに再生して循環使用されるが、前述した第1工程に
おける酸性水溶液相中の1.4−ナフトキノンの存在に
よる電解酸化時の電流効率低下や電極寿命低下なども実
質的に問題なくなる。
ナフタリンを第2セリウムイオンを含む酸性水溶液で酸
化する場合に、ナフタリンをこれらの有機溶媒に溶解せ
しめて酸化させても、あるいは溶媒を用いずに酸化させ
後から有機溶媒を添加してナフタリンおよび酸化生成物
の1,4−ナフトキノンを有機溶媒に溶解せしめてもよ
く、また該系は液状でもスラリー状でもよい。
本発明の第3工程においては、第2工程で得られた有機
溶媒相からナフタリン、1,4−ナフトキノンおよび有
機溶媒を分111i精製し、1./1−ナフトキノンを
製品として得る一方、ナフタリンおよび有機溶媒を各々
回収して第2工程に戻1゜有機溶媒相からナフタリン、
1.4−ナフトキノンおよび有機溶媒を分離精製する方
法としては、従来より行なわれている方法をとることが
できる。
しかし、有機溶媒相中の有機溶媒、ナフタリンおよび1
.4−ナフトキノンの蒸気圧差を利用して減圧下で水蒸
気蒸留することにより、各成分が容易に分離でき好まし
い方法である。水蒸気蒸留により、有機溶媒およびナフ
タリンはほぼ完全に除去され、高純度の1,4−ナフト
キノンを得ることができる。勿論、更に純度を上げるた
め洗浄や再結晶を行ってもよい。一方、有機溶媒および
ナフタリンは回収し、第2工程に戻され、再利用される
本発明の方法を第1工程から第3工程まで連続的に実施
する場合の一実施態様を示すフローシート図(第1図)
に基づき、以下に説明する。
く第2工程〉 ナフタリンタンク13よりライン35を経てナフタリン
を、陽極液タンク3よりライン18を経て陽極液を反応
器4に仕込み、超音波照射下に液相酸化反応を行う。次
いで反応混合物をライン19ケ経て抽出塔5に導入し、
該抽出塔にて溶媒タンク7よりライン30を経て導入さ
れた有機溶媒により反応混合物中の1,4−ナフトキノ
ンの抽出を行う。1゜4−ナフトキノンを溶解した有機
溶媒相はライン20を経て蒸留塔6へ、一方策1セリウ
ムイオンを含む酸性水溶液相はライン21を経て陽極液
タンク3へ送る。
く第3工程〉 1.4−ナフトキノンを溶解した有機溶媒相はまず蒸留
塔6で有機溶媒相中に溶解したナフタリンが析出しない
程度に濃縮する。留出した有機溶媒は熱交換器22で冷
却し、溶媒タンク7に回収する。蒸留は常圧でもよいが
、1.4−ナフトキノンが80〜90℃にて変質するた
め、使用する溶媒によっては減圧下に蒸留するのが好ま
しい。次に、純水タンク12からライン34を経て水を
蒸留塔6に添加して水蒸気蒸留を行う。留分は熱交換器
22で冷却して分離タンク11に貯蔵し、ここで水相と
ナフタリン及び有機溶媒からなる油相とに分離する。水
相はライン33を経て純水タンク12に、油相はライン
32を経てナフタリンタンク13にそれぞれ回収する。
水蒸気蒸留によりナフタリン及び有機溶媒はほぼ完全に
除去でき、高純度の1,4−ナフトキノンが得られるが
、更に純度を上げるため、該1.4−ナフトキノンの結
晶を新しい有機溶媒を用いて濾過器8で洗浄し、乾燥器
10で乾燥し、製品とすることもできる。
く第1工程〉 電解1ff2は中央にイオン交換膜の隔膜を備えており
、これを境に陽極室と陰極室とが隔てられている。陽極
液タンク3から第1セリウムイオンを含む酸性水溶液を
ライン16を経て電解槽2の陽極室に導入し、ライン1
7を経て陽極液タンク3に循環する。一方、陰極液タン
ク1から電解質の溶液からなる陰極液をライン14を経
て電解槽2の陰極室に導入し、ライン15を経て陰極液
タンク1に循環する。電解槽2に電気を通じ、第1セリ
ウムイオンを電解酸化して第2セリウムイオンに酸化す
る。
第1図の場合、陽極液タンクは1基設置しであるだけで
あるが、2基設置して電解酸化前の液と電解酸化後の液
とを別々のタンクに分けて貯蔵してもよい。
〈実施例〉 次に、実施例により本発明の詳細な説明するが、本発明
はこの実施例に限定されるものではない。
実施例1 陽極に白金メッキチタン電極、陰極に5IIS 316
1電極を用い、電流密度15A/dm2にてイオン交換
膜で隔てられた2室型電解槽で硫酸第1セリウムの硫酸
水溶液を電解した。得られた硫酸水溶液中の第2セリウ
ムイオン濃度は0.20モル/f!であった。
この第2セリウムイオンを含む硫酸水溶液88.680
Kgとシクロヘキサン517Kgに溶解したナフタリン
300 Kgとを反応器に仕込み、28Kl−1z14
00Wの超音波を内部照射し、25℃にて約40分間反
応させた。反応混合物を抽出塔に送り、シクロヘキサン
12.99(lyを用いて未溶解の1.4−ナフトキノ
ンを溶解するとともに、水相中に溶解している1、4−
ナフトキノンを抽出した。シクロヘキサン相を蒸留塔へ
送り、60℃、400 imHgにて減圧蒸留し、約5
0倍に濃縮した後、60℃、150 lllmHgにて
水蒸気蒸留を行なった。水180Kgを添加し終わった
時点で水蒸気蒸留を終えた。
次に、残った1、4−ナフトキノンの結晶を乾燥器に送
り、80℃、300 mmHgで3時間乾燥して純度9
9.2%の結晶342.9 Kyを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を第1工程から第3工程まで連
続的に実施する場合の一実施態様を示すフローシート図
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ナフタリンを第2セリウムイオンを含む酸性水溶
    液を用いて液相酸化する1,4−ナフトキノンの製造法
    において、 (イ)第1セリウムイオンを含む酸性水溶液を電解酸化
    し、該水溶液中の第1セリウムイオンを第2セリウムイ
    オンにして第2工程に供給する第1工程。 (ロ)第1工程で得られた第2セリウムイオンを含む酸
    性水溶液を用いて超音波照射下にナフタリンを液相酸化
    し、次いで水と非混和性でかつ第2セリウムイオンに酸
    化されない有機溶媒を用いて1,4−ナフトキノンを抽
    出し、有機溶媒相と未反応の第2セリウムイオンおよび
    酸化反応により生成した第1セリウムイオンを含む酸性
    水溶液相とを分離する第2工程。 (ハ)第2工程で得られた有機溶媒相からナフタリン、
    1,4−ナフトキノンおよび有機溶媒を分離精製し、1
    ,4−ナフトキノンを製品として得る一方、ナフタリン
    および有機溶媒を各々回収して第2工程に戻す第3工程
    。 からなることを特徴とする1,4−ナフトキノンの製造
    法。
  2. (2)第3工程において有機溶媒相からナフタリン、1
    ,4−ナフトキノンおよび有機溶媒を分離精製する操作
    を水蒸気蒸留によって行うことを特徴とする特許請求の
    範囲(1)に記載の方法。
JP10476687A 1987-04-30 1987-04-30 1,4−ナフトキノンの製造法 Granted JPS63270635A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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