JPS6387370A - パワ−ステアリングの油圧制御装置 - Google Patents

パワ−ステアリングの油圧制御装置

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JPS6387370A
JPS6387370A JP61231578A JP23157886A JPS6387370A JP S6387370 A JPS6387370 A JP S6387370A JP 61231578 A JP61231578 A JP 61231578A JP 23157886 A JP23157886 A JP 23157886A JP S6387370 A JPS6387370 A JP S6387370A
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steering
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Ko Uchida
内田 耕
Makoto Miyoshi
良 三好
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、パワーステアリングの油圧制御装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、自動車等の車両のパワーステアリングの油圧制御
装置としては、例えば社団法人自動車技術全編「最近の
シャシ技術と車両運動性能に関するシンポジウム」 (
昭和59年6月29日)におイテ、「パワーステアリン
グのエレクトロニクス制御」として発表された流量制御
方式(いすず自動車装ビアフツアに採用)及び油圧反力
制御方式(三菱自動車製ギヤランに採用)によるものが
知られている。さらに、特開昭61−139563号に
開示されているように、四方切換弁としての油圧ブリッ
ジ回路を2組並列に配設し、一方のブリッジ回路の特性
に対し、他方のブリッジ回路の特性をステアリング入力
トルクとは独立して制御可能な可変絞りの開度を変化さ
せて付加することによって可変特性としたパワーステア
リングの油圧制御装置が知られている。前記3方式とも
に、据切り時の操舵力を軽(、高速走行時は適度な操舵
反力を持たせて安定した走行を可能にし、一義的な絞り
特性しか得られない一般形式のパワーステアリングの油
圧制御装置より優れた操舵特性が得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記流量制御方式のように、車速に対応
した所定の比率で作動油流量の増減を制御するものにお
いては、高速走行中の急転舵時に必要な油量が確保でき
るように設定すると、これに伴って据切り時の油量も必
要以上に過分に供給されることになり、油圧ボンプノ吐
出容量を必要以上に大きくせざるを得ない。すなわち、
油圧制御弁に導入される作動油量の多少で操舵力を軽く
したり或いは重くするに際し、例えば高速走行中の操舵
力が余り軽過ぎないように適度な重さとするために油量
を少なくすると、急転舵時に油圧制御弁に供給される油
量の絶対量が不足し、ステアリングホイール転舵時の操
舵力が非常に重くなって安全走行性の面で好ましくない
。この不具合を解消するために、急転舵時に必要とする
油量を確保すると、比例制御であるために据切り時の油
量も不本意に過分に増大してしまう。その結果、上記し
たように油圧ポンプの吐出容量が大きくなって、油圧制
御装置全体の発熱量増加に伴う過分な熱対策の必要性が
生じて、製造コスト等の高騰を招来するという問題点が
あった。
また、上記油圧反力制御方式によるパワーステアリング
の油圧制御装置においては、油圧反力を発生させるため
に、反力室及び反力ビストンに相当する部品、さらに油
圧の切換えのために作動油を還流させる油圧切換弁など
を油圧制御弁の他に必要とする。その結果、構造全体や
配管系が大きく且つ複雑化することから、大きな組付ス
ペースを必要とし且つ油圧制御装置全体のコストの高騰
を招来するという問題点があった。
また、上記特開昭61−139563号に開示されてい
るパワーステアリングの油圧制御装置においては、2&
llのブリフジ回路を独立して設けるために、油圧制御
装置としてのロータリバルブの溝群を軸方向に直列に並
べており、溝の下降、特に円筒形状であるバルブポデー
の内径部に設ける溝の下降が非常に困難で、加工工数が
増加してしまう。また、2組のブリッジ回路を構成する
溝群のそれぞれ対応する溝と溝とは中心が一致していな
ければならないため、2組の溝群は互いに正確な周方向
の相対位置関係が要求され、加工のコストが増加してし
まうという問題点があった。
そこで、この発明は、上記従来のパワーステアリングの
油圧制御装置の問題点に着目してなされたものであり、
据切り時の操舵力は軽く、走行中は低中速度から高速度
領域までの車速に対応して好適な操舵力が得られ、しか
も従来の流量制御方式のように油圧ポンプの吐出容量を
必要以上に大きくすることがな(、またそれに伴う過分
な熱対策の必要もな(、しかも油圧反力制御方式及び特
開昭61−139563号に開示されている装置のよう
に?j[雑な構造を必要としない、簡素且つ廉価なパワ
ーステアリングの油圧制御装置を提供すること、及び、
操舵力特性を自由に設定可能なパワーステアリングの油
圧制御装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明は、4つの流路を
環状に接続して油圧ブリッジ回路を構成し、前記流路に
操舵トルクに応動する第1の可変絞りを設けると共に、
前記油圧プリフジ回路の−方の対角線上の接続点間にパ
ワーシリンダの左右の油圧室を接続し、他方の対角線上
の接続点を油圧源に接続したコントロールバルブを有す
るパワーステアリングの油圧制御装置において、前記コ
ントロールバルブと並列に操舵トルク以外の外部信号に
よって制御される外部制御可変絞りと差圧発生用固定絞
りとの直列回路が接続され、該差圧発生用固定絞りの差
圧がこれに応動するアクチュエータに供給され、且つ前
記コントロールバルブが、前記パワーシリンダを挟む上
流側及び下流側の少なくとも一方の第1の可変絞りと直
列に前記操舵トルクに応動する第2の可変絞りを介挿し
且つ当該筒1の可変絞りのバイパス流路に前記アクチュ
エータによって絞り面積が制御される第3の可変絞りを
介挿した構成を有することを特徴としている。
〔作用〕
この発明においては、コントロールバルブと並列に介挿
した外部制御可変絞りを閉状態とすることにより、これ
と直列に介挿された差圧発生用固定絞りに対する供給油
量を零とし、これに応じてアクチュエータが非作動状態
を維持し、コントロールバルブの第1の可変絞りをバイ
パスするバイパス流路に介挿された第3の可変絞りを例
えば全閉として、第1の可変絞り及び第2の可変絞りを
直列関係とする。この絞り面積の少ない方の可変絞りの
絞り特性が支配的となる剛性された絞り特性により、パ
ワーシリンダの左右の油圧室間の差圧を発生させ、それ
に応じた操舵補助トルクを発生させる。
一方、外部制御可変絞りを全開状態とすることにより、
差圧発生用固定絞りでの差圧が大きくなり、これに応じ
てアクチュエータが作動状態となって、コントロールバ
ルブに介挿された第3の可変絞りを前述とは逆に全開状
態に制御する。これによって、第3の可変絞りと第1の
可変絞りとが並列関係となるので、これら第3及び第1
の可変絞りを両者の絞り面積の和で表される即ち第1の
可変絞りの絞り特性に比較して大きい絞り面積の単一の
可変絞りとみることができ、この単一可変絞りと第2の
絞りとが直列関係となる絞り特性により、パワーシリン
ダの左右の油圧室間の差圧が発生し、それに応じた操舵
補助トルクを発生することになる。
さらに、外部制御絞りの絞り面積を全開及び全閉の中間
の絞り面積とすることにより、パワーシリンダで前記両
操舵補助トルクの中間の操舵補助トルクを発生すること
ができる。
以上の結果、外部制御可変絞りを制御することにより、
パワーシリンダで発生する操舵補助トルクを広範囲に制
御することができる。
(実施例〕 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す油圧系統図である。
図中、10は油圧ポンプ、11はリザーバタンクであり
、これら油圧ポンプ10及びリザーバタンク11で油圧
源が構成されている。
油圧ポンプ10及びリザーバタンク11間には、ステア
リングギヤ機構に対して操舵補助トルクを発生するパワ
ーシリンダ12を制御するコントロールバルブ13が介
挿されている。
このコントロールバルブ13は、4つの流路L1〜L4
を環状に接続した油圧ブリッジ回路14を有し、その一
方の対角線上の接続点CAI及びCA2が油圧ポンプ1
0及びリザーバタンク11にそれぞれ接続され、他方の
対角線上の接続点C0及びC0がパワーシリンダ12の
左右の油圧室12L及び12Hにそれぞれ接続され、ス
テアリングホイール15の右転舵又は左転舵操作に対応
して、油圧ポンプ10からの作動油が接続点CAIと接
続点C11l及びC0との間の流路L+及びt、zを介
して左右の油圧室12L及び12Rに圧力差をもって作
用するように構成されている。
流路L1及びL2には、可変オリフィスで構成される第
1の可変絞りIL、IRが介挿され、流路L3及びL4
には、同様に可変オリフィスで構成される、第1の可変
絞り2L、2Rと第2の可変絞り3L、3Rとが可変絞
り2L、2R側を上流側として直列に介挿され、且つ可
変絞り2L及び3L間と可変絞り2R及び3L間との間
にバイパス流路り、が形成され、このバイパス流路り。
に後述するアクチュエータによって作動され且つスプー
ルバルブの構成を有する第3の可変絞り4が介挿されて
いる。
前記第1及び第2の各可変絞りは、ステアリングホイー
ル15の例えば一方向の操舵によって第1の可変絞りI
L、2L及び第2の可変絞り3Lの3つが、他方向の操
舵によって第1の可変絞りIR,2R及び第2の可変絞
り3Rの3つがそれぞれ連動して後述する操舵トルクT
に対応してその絞り面積が縮小する方向に変化するよう
に構成されている。すなわち、ステアリングホイール1
5の転舵操作によって発生するトーションバー(図示せ
ず)等の涙り弾性力による操舵トルクTに基づいて、各
可変絞りIL、IR;2L、2R及び3L、3Rの絞り
面積A+;At及びA3が変化する。ここで、各可変絞
りIL、IR:2L。
2R及び3L、3Rの操舵トルクTに対する絞り面積の
関係を表す絞り特性は、それぞれ第2図(a)。
(b)及び(C)に示すように選定されている。
すなわち、可変絞りIL、IR及び3L、3Rのそれぞ
れについては、第2図(a)及び(C)に示す如く、操
舵トルクTの値が所定値TIに達するまでは、直線ll
lで示す如く操舵トルクTの増加に伴って絞り面積が比
較的急峻に低下し、所定値T1を越えると所定値T2ま
での問直線II□で示す如く比較的緩やかに低下し、所
定値T、を越えると略零に近い絞り面積となるように選
定されている。
また、可変絞り2L、2Rについては、第2図cb>に
示す如く、操舵トルクTの所定値T1より大きい所定値
TI ’に達するまでは、前記可変絞りIL、IRの直
線111に比較して緩やかな直線11で示す如(比較的
急峻に絞り面積が低下し、所定値T+’から所定値T2
より大きい所定値T2′までの間は前記直線11+tに
比較して緩やかな直線1.で示す如く比較的緩やかに低
下し、所定値T2 ゛以上では、零より大きい所定絞り
面積A3で一定となるように選定されている。
一方、コントロールバルブ13と並列にコントロールバ
ルブ13の第1及び第2の可変絞りとは関連せず独立し
て車速に応じて絞り面積A、が制御される電磁流量制御
弁で構成される外部制御可変絞り5と差圧発生用固定絞
り6との直列回路が接続されている。ここで、外部制御
可変絞り5は、車速センサ16からの車速検出信号VD
が制御ユニフ)Uに供給され、この制御ユニットUで車
速検出信号■、の値に応じた電流値の励磁電流1vに変
換され、この励磁電流■9が外部制御可変絞り5に供給
されることによって、その絞り面積A、が第2図(d)
に示す如く車速■の増加に伴って緩やかなS字曲線的に
増加するように選定されている。
また、差圧発生用固定絞り6の両端間には、アクチュエ
ータとしてのスプリングオフセット型の複動油圧シリン
ダ7の左右の油圧室7L、7Rが接続され、この油圧シ
リンダ7のピストンロッド7Pがコントロールバルブ1
3の第3の可変絞り4に連結されている。したがって、
第3の可変絞り4の絞り面積A4は、第2図(e)に示
す如(、差圧発生用固定絞り6の両端間の差圧P0の増
加に伴ってライン圧まで緩やかなS字曲線的に増加する
ように選定されている。
そして、コントロールバルブ13の具体的構成は、第3
図(a)及び(b)に示す如く、ロータリバルブ20で
構成され、例えばラックアンドピニオン式ステアリング
ギヤのピニオンに接続されたバルブボデー21と、その
内周面に回動自在に配設され且つステアリングホイール
15に連結された円筒状のバルブシャフト22と、その
内周面に配設され且つ一端がステアリングホイール15
に、他端がラックアンドピニオン式ステアリングギヤの
ピニオンにそれぞれ連結されたトーションバー23とを
備えている。そして、ロータリバルブ20に3組のコン
トロールバルブ12が120度の角間隔を保って並列に
形成されている。
すなわち、各コントロールバルブ13のそれぞれは、バ
ルブボデー21の内周面に軸方向に延長して形成された
4個の油溝C2〜C4と、バルブシャフト22の外周面
に形成された油濁01〜C4に対向する突条D1〜D4
とで構成され、油溝C,及び突条り、の反時計方向端縁
て第1の可変絞り2Lが、油溝C2及び突条D2の反時
計方向端縁で第2の可変絞り3Lが、油溝C2及び突条
D2の時計方向端縁で第1の可変絞りIRが、油溝C5
及び突条D3の反時計方向端縁で第1の可変絞りILが
、油溝C1及び突条D3の時計方向端縁で第2の可変絞
り3Rが、油溝C4及び突条り、の時計方向端縁で第1
の可変絞り2Rがそれぞれ構成されている。
そして、バルブシャフト22の突条D2及び03間の油
溝E1がバルブボデー21の油路を介して油圧ポンプ1
0に、突条D4及びり3間の油溝E2がバルブシャフト
22の内部を通じてリザーバタンク11にそれぞれ接続
され、且つバルブボデー21の油溝02及びC1がそれ
ぞれパワーシリンダ12の左右の油圧室12L及び12
Rに、油溝CI及びC4が第3の可変絞り4にそれぞれ
接続されている。
次に、上記実施例の動作を説明する。今、車両停車状態
にあってステアリングホイール15を操舵しておらず転
舵輪が直進走行状態の中立位置にあるものとする。この
状態では、コントロールバルブ13の可変絞りIL、I
R〜3L、3Rの全てが全開状態となっていると共に、
車速センサ16で検出される車速■が零であり、したが
って、外部制御可変絞り5がその絞り面積が零となって
、全閉状態となっており、油圧ポンプ10から差圧発生
用固定絞り6に供給される作動油が遮断状態であるので
、その前後の差圧P0は零となっている。このため、ア
クチュエータフのピストンロッド7Pは復帰スプリング
7Sによって左方に付勢されているので、これに連結さ
れたコントロールバルブ13の第3の可変絞り4の絞り
面積A4も零となっており、バイパス路り、が閉塞状態
となっている。
したがって、油圧ポンプ10から供給される所定油圧の
作動油は、その全量がコントロールバルブ13の油圧ブ
リフジ回路14に供給されるが、この油圧ブリッジ回路
14の流路り、及びL4と流路L2及びL3とに等しい
流量で分流されるので、パワーシリンダ12の左右の油
圧室12L。
12Rは、同圧となって両者間に差圧を生じることがな
く、このパワーシリンダ12で操舵補助トルクは何ら発
生することはなく、転舵輪は直進走行状態を維持する。
この停車状態で、ステアリングホイール15を例えば右
切りして所謂据りり状態とすると、そのときの操舵トル
クに応じて可変絞りIR〜3Rが互いに連動してそれら
の絞り面積A、〜A3が縮小方向となるが、他方の可変
絞りIL〜3Lは全開状態を維持する。
したがって、流路L1については、可変絞りILが介挿
されていない状態と等価となり、同様に、流路り、につ
いても可変絞り2L、3Lが介挿されていない状態と等
価となり、油圧ブリッジ回路14の等価回路は第4図に
示すようになる。
そして、流路L4については、第3の可変絞り4が全開
状態であることにより、第1の可変絞り2R及び第2の
可変絞り3Rが直列に介挿されることになり、これらを
圧力損失が同等な単一の可変絞りとみなすことができる
。すなわち、2R及び3Rの可変絞りの圧力降下P 2
kg/cnl及びP akg/calは、それぞれ下記
+1)式及び(2)式で表すことができる。
P 2 = K−Q” / Az”・・・・・・・・・
・・・(11P、=K −Q” /A3”・・・・・・
・・・・・・(2)但し、Kは972g(ρ:油比重、
g:重力加速度)で求められる定数、Qは通過流量であ
る。
これら(11式及び(2)式から流路L4における全体
の圧力降下Pkg/cutは、次式で表すことができる
P”’P2+P3 したがって、上記(3)式の右辺の括弧で括った項が単
一可変絞りとみなした場合の等価絞り面積A、に対応す
ることになり、結局単一可変絞りの等価絞り面積Aaは
次式で表すことができる。
したがって、第2図(b)及び(C)の絞り特性を合わ
せた第5図のような絞り面積特性が得られる。このとき
、可変絞り2Rと可変絞り3Rとは、直列関係に接続さ
れているので、これらを単一可変絞りとみなしたときに
、絞り面積の小さい可変絞り即ち可変絞り3Rの絞り特
性が支配的となる。
また、等価絞り面積AAと第1の可変絞りIRとは、並
列関係にあるので、油圧ブリッジ回路14の全体からみ
た絞り面積Aは、両者の絞り面積AA及びA、を加算し
たものとなり、次式で表すことができる。
A=AA +A、  ・・・・・・・・・・・・(5)
このため、油圧ブリッジ回路14の全体の絞り面積特性
及び油圧特性は、第6図(a)及び(b)に示すように
なり、これらの図から明らかなように、据切り時のよう
に車速■が零若しくはその近傍の値となるときに、比較
的小さな操舵トルクTCで高い油圧P、が得られ、これ
によってパワーシリンダ12で転舵輪を右切りする操舵
補助トルクが発生するので、ステアリングホイール15
の転舵操作を軽く行うことができる。
また、ステアリングホイール15を左切りした場合も、
上記とは逆に可変絞りlL〜3Lが操舵トルクに応じて
縮小方向となり、可変絞りIR〜3Rが全開状態となり
、パワーシリンダ12によって転舵輪を左操舵補助トル
クを発生して、ステアリングホイール15の転舵操作を
軽く行うことができる。
一方、車両が高速で定速走行しているときには、車速セ
ンサ16から高車速検出信号■ゎが出力されるので、制
御ユニッ)Uから比較的高電流値の励磁電流1vが出力
される。このため、電磁ソレノイド等のアクチュエータ
によってコントロールバルブ13と並列に接続された外
部制御可変絞り5の絞り面積ASが第7図に示すように
比較的大きい絞り面積に維持される。このとき、ステア
リングホイール15を転舵していない状態で操舵トルク
が零であるときには、コントロールバルブ13の各可変
絞りが前記据切り時と同様に全開状態を維持し、パワー
シリンダ12の両油圧室12L及び12R間には、差圧
が生じることはなく、このパワーシリンダ12で操舵補
助トルクを発生することはない。
しかしながら、このステアリングホイール15の非転舵
状態から、例えば右切りして右旋回状態とすると、前述
したように、コントロールバルブ13の可変絞りIR〜
3Rの絞り面積が縮小方向となり、可変絞りIL〜3L
が全開状態となる。
したがって、油圧ブリッジ回路14の等価油圧回路は、
第8図に示すようになる。
すなわち、第2の可変絞り3Rと第3の可変絞り4とが
並列関係となるので、これら両可変絞りを単一の可変絞
りとみなすと、この単一可変絞りの等価絞り面積Amは
、第9図に示す如く、両可変絞りの絞り面積A3及びA
4を合算したものとなり、次式で表すことができる。
A m  = A 3  + A a   ・・・・・
・・・・・・・(6)そして、上記単一絞りと第2の可
変絞り2Rとが直列関係となるので、これらを単一の可
変絞りとみなすと、流路L4での等価絞り面積ACは、
第10図に示すようになり、次式で表すことができる。
このとき、可変絞り2Rの絞り面積A2と可変絞り3R
及び4の単一可変絞りの絞り面積A、とは、可変絞り2
Rの絞り面積A2の方が小さくな 。
るので、波路L4での等価絞り面積ACは、可変絞り2
Rの絞り面積特性が支配的となる。
そして、流路L4における等価絞り面積ACと流路し!
の第1の可変絞りIRとが並列関係となるので、油圧ブ
リフジ回路14全体の等価絞り面積Aは、第11図(a
)に示すように、等価絞り面積ACと可変絞りIRの絞
り面積A、との和となり、次式で表される。
A−AC+AI  −・・・・・・・・・・・(8)そ
の結果、前記据切り時に比較して絞り面積特性が緩和さ
れるので、第11図!′b)に示す如くパワーシリンダ
12で発生する操舵補助トルクが据切り時に比較して小
さくなり、ステアリングホイール15の操舵が重(なる
。このとき、可変絞り2R及び4の絞り面積A2及びA
4の何れか一方又は双方を適当に設定することにより、
高速走行時における操舵補助トルクを適宜選定すること
ができ、高速走行時にステアリングホイール15の転舵
操作を適度の反力をもって行うことができ、急操舵を防
止して操縦安定性を向上させることができる。
そして、この高速走行時の旋回状態において、さらにス
テアリングホイール15を右切りして操舵トルクを大き
くすると、コントロールバルブ13の可変絞りIR〜3
Rの絞り面積A、〜A3が縮小するので、油圧ブリッジ
回路14の入力側及び出力側間の差圧PCが高(なり、
これに応じて外部制御可変絞り5及び差圧発生用固定絞
り6に分流する流量Q3が増大する。このように、流量
Q、が増大すると、差圧発生用固定絞り6の両端間の差
圧P、もさらに大きくなり、アクチュエータフのピスト
ンロンドアPがさらに右方に移動し、コントロールバル
ブ13の第3の可変絞り4の絞り面積A4が大きくなる
。このため、前記(7)式において、右辺の分母が小さ
くなり、流路L4における全体の絞り面積ACが増大す
ることになるので、パワーシリンダ12の右油圧室12
Rに供給される作動油圧力が第11図で鎖線図示の如く
低下し、発生する操舵補助トルクがさらに小さくなって
、ステアリングホイール15の転舵操作がより重くなり
、しかも操舵トルクTに対する圧力の関係を線形性の良
い特性とすることができる。そのうえ、悪路走行時のよ
うに、路面状況に基づく振動入力が転舵輪及びステアリ
ングギヤ機構を介してパワーシリンダ12に負荷変動と
して伝達され、その負荷変動に応じてコントロールバル
ブ13の差圧Plが変動する場合にも、その差圧P。
の変動によって、外部制御可変絞り5及び差圧発生用固
定絞り6に流れる流量Q、が変化するので、ステアリン
グホイール15の操舵感覚が路面状況に対応して変化し
、運転者が的確に路面状況を把握することができる。
さらに、据切り及び高速走行時の操舵の中間の車速状態
では、そのときの車速に応じて外部制御可変絞り5及び
コントロールバルブ13の第4の可変絞り4の絞り面積
が高速走行時の第7図に示す状態から縮小することにな
るので、第6図世)と第11図世)の中間の油圧特性が
得られる。
次に、この発明の第2実施例を第12図について説明す
る。
この第2実施例は、前記第1実施例におけるコントロー
ルバルブ13の第2の可変絞り3L、3Rに対するバイ
パス流路り、が省略され、これに代えて、各可変絞り3
L、3Rと並列にバイパス流路り、、Lt影形成れ、こ
れらバイパス流路り8.L7にアクチュエータフによっ
て作動される第3の可変絞り4L、4Rが介挿されてい
ることを除いては前記第1実施例と同様の構成を有し、
したがって第1実施例との対応部分には同一符号を付し
その詳細説明はこれを省略する。
この第2実施例によると、据切り時には、第3の可変絞
り4L、4Rが閉状態に制御されるので、バイパス路L
6.L?が遮断状態となり、油圧ブリッジ回路14が第
1実施例の第4図と同様の等価油圧回路となる。したが
って、据切り時においては、上記第1の実施例と同様に
パワーシリンダ12で大きな操舵補助トルクを発生させ
て、ステアリングホイール15の転舵操作を軽く行うこ
とができる。
一方、高車速走行時で、ステアリングホイール15を右
切りした場合には、流路L4については上記第1実施例
と全く等しい等価絞り面積特性が得られ、他方の流路り
、において、全開状態の第2の可変絞り3Lと並列に第
3の可変絞り4Lとが並列関係となり、これらを単一の
可変絞りとみなしたときに、その等価絞り面積ADは第
2の可変絞り3Lの絞り面積A3と第3の可変絞り4L
の絞り面積A4とを加算したものとなり、第1の実施例
における流路L3の絞り面積とは異なるものとなるが、
この流路し、においては、第1の可変絞り2Lが全開状
態にあり、流路L3全体の等価絞り面積は第1の可変絞
り2Lの絞り面積特性が支配的となり、実質的に前記第
1実施例と等価となる。その結果、高車速走行時におけ
るステアリングホイール15の操舵時にも、上記第1実
施例と同様にパワーシリンダ12で小さな操舵補助トル
クを発生して、ステアリングホイール15の転舵操作を
重くすることができる。
なお、上記第2実施例においては、可変絞り2L、2R
の下流側に第2の可変絞り3L、3Rと第3の可変絞り
4L、4Rとの並列回路を介挿する場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、第1の可変絞り
IL、IRの上流側(符号a位置)、第1の可変絞りL
L、IRと接続点C□、CaWとの間(符号す位置)及
び第1の可変絞り2L、2Rと接続点CII+ cw2
との間(符号C位置)の何れかに介挿するようにしても
よい。但し、a又はb位置に介挿する場合には、第1の
可変絞りIL、IRと第1の可変絞り2L。
2Rとの絞り面積特性を交互に入れ換えたものとする必
要がある。
次に、この発明の第3実施例を第13図について説明す
る。
この第3実施例においては、上記第2実施例における油
圧ブリフジ回路14の第1の可変絞り2L、2Rを第2
の可変絞り3L、3Rと直列に介挿して流路り、t、L
zに設け、第1の可変絞りIL、IRを流路L3.L4
に設け、これら第1の可変絞り2L、2R及び第2の可
変絞り3I7,3Rとの接続点と接続点CA2との間に
それぞれバイパス流路L@、L9を形成し、これらバイ
パス流路L1.L、に第3の可変絞り4L、4Rを介挿
したことを除いては前記第2実施例と同様の構成を有す
る。
したがって、この第3実施例によると、車速が零近傍で
の右据切り時には、第3の可変絞り4L。
4Rが閉状態となり、且つ可変絞りIL〜3Lが開状態
を維持し、可変絞りIR〜3Rが操舵トルクに応じて縮
小状態となるので、これを等価油圧回路で表すと第14
図に示すようになる。
このとき、流路L2については第1の可変絞り2Rと第
2の可変絞り3Rとが直列関係であるので、これらを単
一の可変絞りとみなすと、その等価絞り面積A、は、 で表され、絞り面積の小さい可変絞り3Rの絞り面積特
性が支配的となり、油圧プリフジ回路14全体の等価絞
り面積特性は第1及び第2実施例と全く等しくなるので
、第1及び第2実施例と同様の作用効果を得ることがで
きる。
また、高車速走行時には、第3の可変絞り4L。
4Rの絞り面積A4が大きくなるので、等価的に表すと
第15図に示すようになり、流路L2については、その
等価絞り面積A、が、 となり、絞り面積の少ない第1の可変絞り2Rの絞り面
積特性が支配的となり、流路L4については、可変絞り
IL、4Lが並列関係であるので、等価絞り面積AGは
、 Aa =AI +A4  ・・・・・・・・・・・・(
9)となり、このときの可変絞り4Lの絞り面積特性を
適宜選定することにより、第1及び第2実施例における
流路L4の等価絞り面積A、及びAtと等価なものとす
ることができる。
したがって、高車速走行時においても第1及び第2実施
例と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記第3実施例においては、バイパス路Lll、
L9の一端が接続点CAzに接続されている場合につい
て説明したが、これに代えて第16図に示すように、パ
ワーシリンダ12の油圧室12L、12Rと第2の可変
絞り3L、3Rとの間に欅掛けで接続するようにしても
上記と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記第1〜第3実施例においては、コントロール
バルブ13の具体例としてロークリパルプ20を適用し
た場合について説明したが、これに限定されるものでは
なく、操舵トルクに応動するスプールバルブを適用する
こともできることは°勿論である。
さらに、上記第1〜第3実施例においては、差圧発生用
固定絞り6とアクチュエータとしての油圧シリンダ7と
が別体に構成されている場合について説明したが、これ
に限定されるものではなく、第17図に示すように、油
圧シリンダ7のピストン7Pに固定絞り6を形成して両
者を一体化することもでき、また第18図に示す如(外
部制御絞り5、固定絞り6及び油圧シリンダ7の3者を
一体に構成することもでき、さらには、第19図に示す
ように、外部制御絞り5、固定絞り6、油圧シリンダ7
及びコントロールバルブ13の可変絞り4を一体に構成
することもでき、このようにすることにより、部品点数
を減少させて製造コストをより軽減することができる利
点がある。
またさらに、上記第1〜第3実施例においては、外部制
御可変絞り5を車速に応じて制御する場合について説明
したが、これに限らず例えばステアリングホイール15
の操舵角を操舵角検出器で検出し、この検出信号に基づ
き所定操舵角以上のときには、パワーシリンダ12での
操舵補助トルクの発生を低下させ、過度の転舵を防止す
るようにしてもよい。
また、上記第1〜第3実施例においては、コントロール
バルブの第1及び第2の可変絞りIL。
IR及び3L、3Rの絞り面積特性が等しい場合につい
て説明したが、これらを異なる絞り面積特性とすること
もできる。
さらに、上記第1〜第3実施例においては、ステアリン
グギヤ機構としてラックアンドピニオン式を適用した場
合について説明したが、これに限定されるものではな(
、他の形式のステアリングギヤ機構を適用し得ることは
言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、操舵トルクに
応動する第1及び第2の可変絞りを設けた油圧ブリッジ
回路に、その第2の可変絞りをバイパスするバイパス流
路に第3の可変絞りを介挿してコントロールバルブを構
成し、その第3の可変絞りを、コントロールバルブと並
列に接続した外部制御可変絞り及び差圧発生用固定絞り
の直列回路の差圧発生用固定絞りの両端間の差圧に応じ
て制御するようにしているので、パワーシリンダで発生
する操舵補助トルクを広範囲に変更することが可能であ
ると共に、パワーシリンダで発生する操舵補助トルクを
第3の可変絞りの絞り面積の変化によって制御し、油量
を変化させることがないので、据切り時に必要な最小源
の油量を確保しておけば、据切り時以外で油量不足を生
じることがなく、従来の流量制御方式のものに比較して
、油圧ポンプを必要最小限の吐出容量のものに抑えるこ
とができるから、油圧ポンプの吐出容量増大に伴う油圧
制御装置全体の熱対策を軽減し、且つ大型化を防止して
コスト低減を図ることができる。
また、従来の油圧反力制御方式に比較しても、油圧制御
バルブの他に油圧切換バルブを必要としていないから、
この油圧切換バルブに付帯する部材などの削減に伴い油
圧制御装置全体のコンパクト化が可能となる。また、特
開昭61−139563号に開示されるパワーステアリ
ングの油圧制御装置に比較しても、油圧ブリッジ回路が
1組のみでも可変操舵力特性を得ることができるため、
バルブの加工コスト低減が可能となる。しかも、コント
ロールバルブの入側及び出側の差圧がこれと並列に接続
された外部制御可変絞り及び差圧発生用固定絞りにフィ
ードバックされるので、急操舵の抑制或いは路面状況の
把握等を的確に行うことができ、優れた操舵感覚を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるパワーステアリングの油圧制御
装置の一実施例を示す油圧回路図、第2図(a)〜(e
)はそれぞれこの発明に適用し得る第1〜第3の可変絞
りの絞り面積特性を示す特性線図、第3図(a)及び(
blはそれぞれコントロールバルブとしてロータリバル
ブを適用した場合の縦断面図及びそのB−B線上の断面
図、第4図は据切り時の油圧ブリッジ回路の等価回路を
示す油圧回路図、第5図は据切り時の第1の可変絞り2
Rと第2の可変絞り3Rとを単一可変絞りとみなしたと
きの等価絞り面積特性線図、第6図(a)及び(′b)
はそれぞれ据切り時の油圧ブリッジ回路全体の等価絞り
面積及び油圧と操舵トルクとの関係を示す特性線図、第
7図は高車速時の第3の可変絞りの絞り面積特性線図、
第8図は高車速時の油圧ブリッジ回路の等価回路を示す
油圧回路図、第9図は高車速時の第2の可変絞り3R及
び第3の可変絞り4の等価絞り面積特性線図、第1O図
は高車速時の油圧ブリフジ回路の流路L4における等価
絞り面積特性線図、第11図(a)及び(b)はそれぞ
れ高車速時の油圧ブリッジ回路全体の等価絞り面積及び
油圧と操舵トルクとの関係を示す特性線図、第12図は
この発明の第2実施例を示す油圧回路図、第13図はこ
の発明の第3実施例を示す油圧回路図、第14図は第3
実施例の据切り時の等価回路を示す油圧回路図、第15
図は第3実施例の高車速走行時の等価回路を示す油圧回
路図、第16図は第3実施例の変形例を示す油圧回路図
、第17図〜第19図はそれぞれ差圧発生用固定絞り及
び油圧シリンダの組み合わせ構成例、外部制御可変絞り
、差圧発生用固定絞り及び油圧シリンダの組み合わせ構
成例及び外部制御可変絞り、差圧発生用固定絞り、油圧
シリンダ及びコントロールパルプの可変絞りの組み合わ
せ構成例を示す図である。 図中、IL、IRは第1の可変絞り、2L、2Rは第2
の可変絞り、3L、3Rは第3の可変絞り、4は第4の
可変絞り、5は外部制御可変絞り、6は差圧発生用固定
絞り、7は油圧シリンダ(アクチュエータ)、10は油
圧ポンプ、11はリザーバタンク、12はパワーシリン
ダ、13はコントロールパルプ、14は油圧ブリッジ回
路、15はステアリングホイール、16は車速センサ、
Uは制御ユニット、20はロータリパルプである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)4つの流路を環状に接続して油圧ブリッジ回路を
    構成し、前記流路に操舵トルクに応動する第1の可変絞
    りを設けると共に、前記油圧ブリッジ回路の一方の対角
    線上の接続点間にパワーシリンダの左右の油圧室を接続
    し、他方の対角線上の接続点を油圧源に接続したコント
    ロールバルブを有するパワーステアリングの油圧制御装
    置において、前記コントロールバルブと並列に操舵トル
    ク以外の外部信号によって制御される外部制御可変絞り
    と差圧発生用固定絞りとの直列回路が接続され、該差圧
    発生用固定絞りの差圧がこれに応動するアクチュエータ
    に供給され、且つ前記コントロールバルブが、前記パワ
    ーシリンダを挟む上流側及び下流側の少なくとも一方の
    第1の可変絞りと直列に前記操舵トルクに応動する第2
    の可変絞りを介挿し且つ当該第2の可変絞りのバイパス
    流路に前記アクチュエータによって絞り面積が制御され
    る第3の可変絞りを介挿した構成を有することを特徴と
    するパワーステアリングの油圧制御装置。
  2. (2)前記外部制御可変絞りは、その絞り面積が車速に
    よって制御されるように構成されている特許請求の範囲
    第1項記載のパワーステアリングの油圧制御装置。
  3. (3)前記アクチュエータは、複動型油圧シリンダで構
    成され、そのピストンロッドにスプール弁で構成される
    第3の可変絞りのスプールが連結されている特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載のパワーステアリング油圧制
    御装置。
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