JPS63166657A - パワ−ステアリングの油圧制御装置 - Google Patents

パワ−ステアリングの油圧制御装置

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JPS63166657A
JPS63166657A JP61313517A JP31351786A JPS63166657A JP S63166657 A JPS63166657 A JP S63166657A JP 61313517 A JP61313517 A JP 61313517A JP 31351786 A JP31351786 A JP 31351786A JP S63166657 A JPS63166657 A JP S63166657A
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JP
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variable
throttle
control device
power steering
steering
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JP61313517A
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Ko Uchida
内田 耕
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、自動車等の車両用のパワーステアリングの
油圧制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のパワーステアリングの油圧制御装置とし
ては、例えば、特公昭56−38430号公報Gこ開示
されたものが知られている。
この従来装置は、第20図に示すように、4つの流路L
1〜L4を環状に接続して油圧ブリッジ回路14を構成
し、その流路に操舵トルクに対応して絞り面積が変化す
る1対の第1の可変絞りIL、IR及び1対の第2の可
変絞り2L、2Rを設けるとともに、油圧ブリッジ回路
14の一方の対角線上の接続点B、C間にパワーシリン
ダ12の左右の圧力室12L、12Rを接続し、他方の
対角線上の接続点A、Dを油圧源10.11に接続した
コントロールバルブ13を有する。そして、パワーシリ
ンダ12の左右の圧力室12L、12Rを可変絞り4に
よりバイパスし、この可変絞り4を車速により制御して
いる。これにより、第21図に示すように、停車中の据
切り時や低速時にはバイパス量がほぼ零となって操舵補
助トルクが大きくなり、軽い操舵力が実現する。また、
高速時にはバイパス量が増加して油圧による操舵補助ト
ルクが減少し、高速安定性を向上させる油圧特性となっ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、そのような従来装置にあっては、バイパ
ス流路に設けられた可変絞りの面積は、車速により変化
するものではあるが、しかし車速が一定である場合は、
絞り面積は操舵トルクの変化には無関係に一定であるた
め、第1及び第2の可変絞りが閉じ切ってしまうと、油
圧による操舵補助トルクはそれ以上増加しなくなってし
まう(第21図のToが閉じ切る時の操舵トルクである
)。
この現象を右切り時について説明すると、第1及び第2
の可変絞りIL、IR,2L、2Rの中、IL、2Lは
右切り時に全開状態となり、IR。
2Rはそれぞれ第22図(a)に示すような操舵トルク
に対する絞り面積特性(s+ 、St )を有して右切
りで閉じ、バイパス流路の可変絞り4は第22図(b)
に示すような車速に対する絞り面積特性(S4)を有す
る。
右切り時には、可変絞りIL、2Lは全開状態となって
おり、可変絞りIR,2Rが閉じるので、第20図は第
22図のように書くことができ、この場合、3個の可変
絞りIR,2R,4は並列だから、これを1個の可変絞
りで置き換えると、その等価絞り面積Sは、後述する(
2)式に従って、S = S + + S z +S 
aとなる。これを図に表すと、第24図のようになる。
そして左切り時も同様であるから、右切り及び左切り時
の油圧特性は第21図のようになる。
従って、高速時に最適な操舵力とするために可変絞りの
絞りを大きくすると、車両の旋回状態において横加速度
が小さく、操舵補助トルクが小さくてよい時には最適の
状態になるが、しかし、第25図(a)に示すように、
横加速度が大きくなって、必要操舵補助トルク(実線)
が増大する状態となった時には、実際の操舵補助トルク
(破線)が不足し、操舵力が極度に増加してしまう。こ
のような操舵力の極度の増加は、高速走行中における事
故回避等の操向操作の際、ステアリングホイールの引っ
掛かりのような現象として現れ、好ましくないという問
題点があった。
このような現象が発生しないようにするためには、操舵
補助トルクが増加しなくなる領域(第25図(a)のG
)が走行中に使用されないように、第25図(b)に破
線で示すように、Gの領域の油圧が高速走行中に使用す
る油圧最大値P0より高くなるような油圧特性としなけ
ればならない。しかし、こうすると、油圧特性が高速走
行時に必要とされる油圧特性を実現できなくなるという
問題点がある。
結局、閉じ切り操舵トルクT0は据切り時も高速時も同
じになるため、据切り時に軽い操舵力で高い油圧が発生
するようにToを小さく設定すると、高速時もそのTo
で最大油圧が発生することになる。従って、高速時の最
適油圧特性である第25図(b)の太実線のような特性
を得ようとすると、一点鎖線で示すように、10以上の
操舵トルクを加えてもそれ以上油圧が上昇しない油圧特
性となってしまう。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、据切り時の操舵力が軽く、走行中は低中速領
域から高速領域までの車速に対して好適な操舵力が得ら
れるとともに、高速走行中の大きな旋回走行の際に操舵
力が極度に増加することに起因するステアリングホイー
ルの引っ掛かり現象が発生することのないパワーステア
リングの油圧制御装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この発明に係わるパワーステアリングの油圧制
御装置は、4つの流路を環状に接続して油圧ブリッジ回
路を構成し、その油圧ブリッジ回路の一方の対角線上の
接続点間にパワーシリンダの左右の圧力室を接続し、他
方の対角線上の接続点を油圧源に接続するとともに、流
路の圧油の流入側流路及び流出側流路にそれぞれ操舵ト
ルクに対応して絞り面積が変化する1対の第1の可変絞
り及び1対の第2の可変絞りを設けたコントロールパル
プを有するパワーステアリングの油圧制御装置において
、コントロールパルプの高圧側と低圧側との間をバイパ
スするバイパス流路に、操舵トルクに対応して絞り面積
が変化する第3の可変絞りと操舵トルク以外の外部信号
によって制御される第4の可変絞りとを直列に設けたこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
操舵トルク以外の条件(例えば車速)に基づく外部信号
により、第4の可変絞りの絞り面積が制御される。そし
て、その操舵トルク以外の条件の各状態において、ステ
アリングホイールの転舵操作により操舵トルクに応じて
3対の第1〜第3の可変絞りの中の各一方何が全開状態
となり、かつ各他方側の絞り面積が小さくなり、各種の
条件に応じて広範囲に最適な操舵補助トルクが発生し、
最適な操舵力が得られる。
〔実施例] 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず第1実施例の構成を第1図に基づいて説明する。
同図において、10は油圧ポンプ、11はリザーバタン
クであり、これら油圧ポンプ10及びリザーバタンク1
1で油圧源が構成されている。
油圧ポンプ10及びリザーバタンク11間には、ステア
リングギヤ機構に対して操舵補助トルクを発生するパワ
ーシリンダ12を制御するコントロールバルブ13が介
挿されている。
このコントロールバルブ13は、4つの流路り、〜L4
を環状に接続した油圧ブリッジ回路14を有し、その一
方の対角線上の接続点A及びDが油圧ポンプ10及びリ
ザーバタンク11にそれぞれ接続され、他方の対角線上
の接続点B及びCがパワーシリンダ12の左右の油圧室
12L及び12Rにそれぞれ接続され、ステアリングホ
イール15の右転舵又は左転舵操作に対応して、油圧ポ
ンプ10からの作動油が接続点Aと接続点B及びCとの
間の流路り、及びL2を介して左右の油圧室12L及び
12Rに圧力差をもって作用するように構成されている
流路り、及びL2には、可変オリフィスで構成される1
対の第1の可変絞りIL、IRが介挿され、流路L3及
びL4には、同様に可変オリフィスで構成される1対の
第2の可変絞り2L、2Rが介挿される。パワーシリン
ダ12の左右の油圧室12L、12Rの間にバイパス流
路り、が形成され、このバイパス流路り、に可変オリフ
ィスで構成される1対の第3の可変絞り3L、3Rと、
ソレノイドバルブで構成される第4の可変絞り4が、例
えば図示のように、圧力室12L側から圧力室1”2R
側へ3L、4.3Hの順序で直列に介挿される。
第1〜第3の可変絞りIL、IR,2L、2R。
3L、3Rは、ステアリングホイール15の転舵操作に
よって発生するトーションバー(図示しない)等の捩り
弾性力による操舵トルクTに基づいて、その絞り面積S
+ 、St 、S3が変化し、操舵トルクTと絞り面積
SI”’S3との関係は、第2図(a)〜(f)に示す
ように設定されている。すなわち可変絞りLL、2L、
3Lは左切りで絞り面積が小さくなる方向に変化し、I
R,2R,3Rは右切りで絞り面積が小さくなる方向に
変化する。
そして、第1及び第2の可変絞りIL、IR,2L、2
Rは据切り専用であって小さな操舵トルクにて閉じ切る
絞り面積特性を有し、第3の可変絞り3L、3Rは高速
専用であって、lL、IR。
2L、2Rに比べて大きな操舵トルクにて閉じ切る絞り
面積特性を有する。
また、第4の可変絞り4は、ステアリング操舵とは独立
し、他のパラメータ(本実施例では車速)によって制御
されて開閉する絞りであり、第2図(aに示す絞り面積
特性を有する。ここで、第4の可変絞り4は、車速セン
サ16からの車速検出11号Dvが制御ユニット17に
供給され、この制御ユニット17で車速検出信号Dvの
値に応じた電流値の励磁電流■9に変換され、この励磁
電流1vが第4の可変絞り4に供給されることによって
、その絞り面積S4が第2図(幻に示すごとく車速■の
増加に伴って緩やかなS字曲線的に増加するように設定
されている。
第3図乃至第5図は、コントロールバルブ13の第1具
体例としてのロータリバルブ型のコントロールバルブ1
3を示し、このロータリバルブ型コントロールバルブ1
3は、ステアリングギヤ側に連結されるバルブボデー1
9と、そのバルブボデー19の内周面に回動自在に配置
され、かつステアリングホイール15側に連結される円
筒状のバルブシャフト20とを含む。
第4図は第3図のIV’−IV線で切断し、バルブボデ
ー19の内周面とバルブシャフト20の外周面とを展開
した図であり、第5図は第4図のV−V線における断面
図である。第4図において実線はバルブボデー19の溝
穴を示し、破線はバルブシャツ)20の溝穴を示す。ま
た、第4図におけるIL、IR,2L、2R,3L、3
Rは前述した第1〜第3の可変絞りを示す。なお、この
ロータリバルブ型コントロールバルブ13は、120゜
の等角間隔をもって3Miのコントロールバルブを並列
に有するものである。
第6図はこのコントロールバルブ13と第4の可変絞り
4との関連構成を示す図である。第4の可変絞り4はコ
ントロールバルブ13に形成された第3の可変絞り3L
と3Rとの間に直列に配置されるとともに、ギヤハウジ
ング内に一体に組み込まれる。
第7図及び第8図はコントロールバルブ13の第2具体
例としてのスプールバルブ型のコントロールバルブ13
を示し、このスプールバルブ型コントロールバルブ13
は、バルブボデー22と、ステアリングホイール15側
に連結1されるビニオン23と、ビニオン23の回転に
伴って回転する作動ロフト24と、作動ロッド24の回
転によりバルブボデー22に沿って往復移動するスプー
ルバルブ25と、ビニオン23に噛み合うラック26と
、ラック26を抑えるラックガイド27等を含む。図中
、IL、IR,2L、2R,3L、3Rはそれぞれ第1
〜第3の可変絞りを示し、4は第4の可変絞りを示す。
図示の通り、第4の可変絞り4はバルブボデー22と一
体に組み込まれている。なお、第8図の5は、どんな操
舵トルクによっても閉じ切らない絞りを示す。
次に、上記第1実施例の動作を、右切り転舵の場合につ
いて説明する。
右切りの時、可変絞りIL、2L、3Lの絞り面積は、
ステアリングホイール15の転舵により入力される操舵
トルクが増加すると比例的に増加し、十分な大きさを持
つようになるので絞りと考えなくてよく、全開状態と考
えて差支えない。従って、第1図の油圧回路は右切り時
は第9図のように表される。そして、この第9図を各可
変絞り7 の接続が直列か並列かをわかり易く書き直す
と第10図のようになる。
ここで一般に、絞り面積SXの可変絞りと絞り面積SY
の可変絞りがあった場合、両者を直列に接続した時にそ
の2個の可変絞りを1個の等価な可変絞りに置き直した
時の絞り面積S2は、で表される。また、上記2個の可
変絞りSX、S7を並列に接続した時の等価な絞り面積
S2は、Sz =Sx + Sv          
    (2)で表される。
今、車両が停車中で右方向に据切りを行う場合は、車速
■=0であるため、第1O図は第11図(a)に示すよ
うに、第4の可変絞り4の絞り面積54=0となり、第
3の可変絞り3Rと第4の可変絞り4の直列回路の絞り
面積SAは(1)式から、となり、第11図(a)は第
11図(b)と等価となる。
従って第11図(b)の絞り面積8つは、(2)式から
、Sl =SI +Sz             (
3)となって、第11図(C)と等価となる。従って右
方向据切り時の油圧特性は第13図の右半分の細実線の
ようになり、比較的小さな操舵トルクで高い油圧が得ら
れ、これにより大きな操舵補助トルクが発生するので、
ステアリングホイール15の転舵操作を軽く行うことが
できる。
高速時に右切りした場合は、第1θ図において車速Vが
大きな値であるため第4の可変絞り4の絞り面積S4が
大きな値をとり、従って、第1O図は第12図(a)に
示すようになり、第3の可変絞り3Rと第4の可変絞り
4の直列回路の絞り面積SAは(1)式から、 となり、第12図(a)は第12図(b)と等価となる
そして、第11図(blにおいてSA+  sl 、S
zが並列であるから、その等価絞り面積Slは、となっ
て、第12図(C)のようになる。従って、高速時の右
方向転舵の油圧特性は第13図の右半分の大実線のよう
になる。すなわち、据切り時に比較して高速時の右方向
転舵においては、絞り面積特性が緩和され、同程度の操
舵トルクにおいて油圧が低くなり、これにより小さな操
舵補助トルクしか発生しないので、ステアリングホイー
ル15の転舵操作が重くなり、高速時の安定性が向上す
る。そして、この時、従来装置におけるような操舵トル
クの増大に伴う油圧不足とこれに起因する操舵補助トル
クの不足及び操舵力の極度の増加が全く発生しないので
、ステアリングホイール15の引っ掛かり現象が発生す
ることがないものである。
上述した右切りにおける動作は、左切りの場合も同様で
あって、左切りの時は、可変絞りIR。
2R,3Rの絞り面積は十分に大きくて全開状態となり
、可変絞りIL、2L、3Lの絞り面積が小さくなると
ともに、第4の可変絞り4の絞り面積が車速に応じて変
化し、従って第9図において、可変絞りIR,2R,3
Rに代えてIL、2L。
3Lの絞り面積特性が有効となる油圧回路となる。
そして、左切り時にも上述した第10−12図に類似す
る等価絞り面積特性が得られ、第13図の左半分に示す
油圧特性が得られる。
この左切りの場合の据切り時及び高速時の作用効果は右
切りの場合と同じである。
次に、この発明の第2実施例を第14図を参照して説明
する。
この第2実施例は、第1図に示す第1実施例におけるパ
ワーシリンダ12の左右の油圧室12L。
12Rの間のバイパス流路り、及びこのバイパス流路り
、に直列に介挿される第3の可変絞り3L。
3R及び第4の可変絞り4に代えて、油圧ブリッジ回路
14の高圧側の接続点A及び低圧側の接続点りの間にバ
イパス流路り、を設け、このバイパス流路り、に1対の
第3の可変絞り3L、3Rと第4の可変絞り4とを、例
えば図示のように、接続点Aから接続点りへ、3L、4
.3Rの順序で直列に介挿される。
その他の構成は第1実施例と同じでよく、また、この第
2実施例の動作は第1実施例の場合と同様である。
次に、この発明の第3実施例を第15図乃至第19図を
参照して説明する。
この第3実施例は、第15図に示すごとく、第4の可変
絞り4を第3の可変絞り3L、3Rよりも上流側に設け
るとともに、第16図のX■−X■線で切断し、バルブ
ボディ19の内周面とバルブシャフト20の外周面とを
展開した図である第17図及び第17図のX■−X■線
における断面図である第18図に示すごとく、溝穴は全
て周方向にならべて設けられるため、加工は非常に簡単
かつ低コストである。なお、第19図にはこのコントロ
ールバルブ13と第4の可変絞り4との関連構成を示す
図である。
その他の構成及び動作は第1及び第2実施例の場合と同
様である。
以上説明した第1乃至第3実施例において、バイパス流
路り、に介挿する1対の第3の可変絞り3L、3R及び
第4の可変絞り4の順序は、図示のものには限定されず
、任意でよいとともに、第3の可変絞り3L、3Rを形
成する溝は、バルブシャフト20上に最低1組あればよ
い。
また、第4の可変絞りの絞り面積は車速に応じて制御さ
れるものを例示したが、この発明はこれには限定されず
、■ワイパスイッチと連動する切換えスイッチを設け、
その信号によりワイパ速度に応じた電流値を制御する制
御ユニットを設け、又は、雨量感知センサからの信号に
より雨の強さに応じた電流値を制御する制御ユニットを
設け、ワイパ速度すなわち雨の強さに応じて第4の可変
絞りの絞り面積を制御するもの、■車両の前輪と後輪の
回転数を検出する回転数センサと、両センサにより検出
された回転数の差を電流値に変換する制御ユニットを設
け、前後輪の回転数差に応じて第4の可変絞りの絞り面
積を制御するもの、■車両の加速状態及び減速状態を検
出するセンサと、その検出信号より加速状態及び減速状
態の頻度を計算し、その頻度から車両の走行状態を判断
して第4の可変絞りの車速感応パターンを変化させる制
御ユニットを設け、その加速状態及び減速状態の頻度及
び車速に応じて第4の可変絞りの絞り面積を制御するも
の、■ステアリングの転舵角センサと、その信号から転
舵速度を計算する回路と、その転舵角及び転舵速度の中
の少なくとも1つにより第4の可変絞りの車速感応パタ
ーンを変化させる制御ユニットを設け、転舵角及び転舵
速度の中の少なくとも1つ及び車速に応じて第4の可変
絞りの絞り面積を制御するもの、■車両の前輪荷重を検
出するセンサと、その前輪荷重に応じた電流値を制御す
る制御ユニットを設け、前輪荷重に応じて第4の可変絞
りの絞り面積を制御するもの、■車両が4輪駆動車であ
る場合に、駆動輪の切換えに応じて第4の可変絞りの絞
り面積を制御するもの、■ドライバが切り換えることの
できる切換えスイッチと、その切換え信号により第4の
可変絞りの車速感応パターンを変化させる制御ユニット
を設け、ドライバの好み及び車速に応じて第4の可変絞
りの絞り面積を制御するもの、等々、操舵トルク以外の
条件の検出信号に基づく外部信号によって、第4の可変
絞りの絞り面積を制御することができる。
また、コントロールバルブの第1及び第3の可変絞りI
L、IR及び3L、3Rの絞り面積特性は等しい場合に
ついて説明したが、これらは異なる絞り面積特性であっ
てもよく、また、第3の可変絞りは1個でもよく、一方
向操舵時のみ制御される構成であっても構わない。
さらに、この発明が適用されるステアリングギヤ機構と
しては、ラックアンドピニオン式あるいはボールスクリ
ュ一式等、特に限定されない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明に係わるパワーステアリ
ングの油圧制御装置によれば、コントロ−ルバルブの高
圧側と低圧側との間をバイパスするバイパス流路に、操
舵トルクに対応して絞り面積が変化する第3の可変絞り
と操舵トルク以外の外部信号によって制御される第4の
可変絞りとを直列に設けたので、裾切り時の操舵力が軽
く、走行中は低中速領域から高速領域までの車速に対し
て好適な操舵力が得られるとともに、高速走行中の大き
な旋回走行の際に操舵力が極度に増加するようなことが
なく、そのような操舵力の極度の増加に起因するステア
リングホイールの引っ掛かり現象が発生することがない
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わるパワーステアリングの油圧制
御装置の第1実施例を示す油圧回路図、第2図はそれぞ
れこの発明に適用し得る第1〜第4の可変絞りの絞り面
積特性線図、第3図はコントロールバルブ第1具体例と
してロークリバルブを適用した場合の正面図、第4図は
第3図の■−■線において切断したコントロールバルブ
の展開図、第5図は第4図のV−V線における断面図、
第6図は上記コントロールバルブと第4の可変絞りとの
関連構成を示す断面図、第7図はコントロールバルブの
第2具体例としてスプールバルブを適用した場合の切断
正面図、第8図は第7図の■−■線における断面図、第
9図は右切り転舵の場合の第1図の等価油圧回路図、第
10図は第9図の等価油圧回路図、第11図は据切り時
の動作を説明するための等価油圧回路図、第12図は高
速時の動作を説明するための等価油圧回路図、第13図
は操舵トルク−油圧特性線図、第14図はこの発明の第
2実施例を示す油圧回路図、第15図はこの発明の第3
実施例を示す油圧回路図、第16図は第3実施例として
のコントロールバルブの正面図、第17図は第16図の
X■−X■線における断面図、第18図は第17図のX
■−XW線にける断面図、第19図は第3実施例におけ
るコントロールバルブと第4の可変絞りとの関連構成を
示す断面図、第20図は従来のパワーステアリングの油
圧制御装置の一例を示す油圧回路図、第21図はその従
来装置の油圧特性線図、第22図はその従来装置の絞り
面積特性線図、第23図は第20図の等価油圧回路図、
第24図は上記従来装置の操舵トルク、車速と絞り面積
との関係を示す特性線図、第25図はその従来装置の油
圧特性線図である。 IL、IR・・・第1の可変絞り、2L、2R・・・第
2の可変絞り、3L、3R・・・第3の可変絞り、4・
・・第4の可変絞り、10・・・油圧ポンプ、11・・
・リザーバタンク、12・・・パワーシリンダ、12L
。 12R・・・油圧室、13・・・コントロールバルブ、
14・・・油圧ブリッジ回路、15・・・ステアリング
ホイール、16・・・車速センサ、17・・・制御ユニ
ット、L、−L、・・・流路、L5・・・バイパス流路
、A−D・・・接続点。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)4つの流路を環状に接続して油圧ブリッジ回路を
    構成し、該油圧ブリッジ回路の一方の対角線上の接続点
    間にパワーシリンダの左右の圧力室を接続し、他方の対
    角線上の接続点を油圧源に接続するとともに、前記流路
    の圧油の流入側流路及び流出側流路にそれぞれ操舵トル
    クに対応して絞り面積が変化する1対の第1の可変絞り
    及び1対の第2の可変絞りを設けたコントロールバルブ
    を有するパワーステアリングの油圧制御装置において、
    前記コントロールバルブの高圧側と低圧側との間をバイ
    パスするバイパス流路に、操舵トルクに対応して絞り面
    積が変化する第3の可変絞りと操舵トルク以外の外部信
    号によって制御される第4の可変絞りとを直列に設けた
    ことを特徴とするパワーステアリングの油圧制御装置。
  2. (2)第4の可変絞りは、その絞り面積が車速に応じて
    制御される特許請求の範囲第1項記載のパワーステアリ
    ングの油圧制御装置。
  3. (3)第4の可変絞りは、その絞り面積が雨の強さに応
    じて制御される特許請求の範囲第1項記載のパワーステ
    アリングの油圧制御装置。
  4. (4)第4の可変絞りは、その絞り面積が前輪の回転数
    と後輪の回転数の差に応じて制御される特許請求の範囲
    第1項記載のパワーステアリングの油圧制御装置。
  5. (5)第4の可変絞りは、その絞り面積が車両の加速状
    態及び減速状態の頻度及び車速に応じて制御される特許
    請求の範囲第1項記載のパワーステアリングの油圧制御
    装置。
  6. (6)第4の可変絞りは、その絞り面積がステアリング
    の転舵角及び転舵速度の中の少なくとも1つ及び車速に
    応じて制御される特許請求の範囲第1項記載のパワース
    テアリングの油圧制御装置。
  7. (7)第4の可変絞りは、その絞り面積が前輪荷重に応
    じて制御される特許請求の範囲第1項記載のパワーステ
    アリングの油圧制御装置。
  8. (8)第4の可変絞りは、その絞り面積が4輪駆動車の
    駆動輪切換えに応じて制御される特許請求の範囲第1項
    記載のパワーステアリングの油圧制御装置。
  9. (9)第4の可変絞りは、その絞り面積がドライバの好
    み及び車速に応じて制御される特許請求の範囲第1項記
    載のパワーステアリングの油圧制御装置。
  10. (10)第4の可変絞りをギヤハウジング内に一体に組
    み込んだ特許請求の範囲第1項から第9項の何れか一つ
    の項に記載のパワーステアリングの油圧制御装置。
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